JPH063371B2 - 被検査物の円形度の評価方法 - Google Patents

被検査物の円形度の評価方法

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JPH063371B2 JP12026188A JP12026188A JPH063371B2 JP H063371 B2 JPH063371 B2 JP H063371B2 JP 12026188 A JP12026188 A JP 12026188A JP 12026188 A JP12026188 A JP 12026188A JP H063371 B2 JPH063371 B2 JP H063371B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被検査物の円形度の評価方法、特に紡糸口
金に設けられた円形孔の円形度を画像処理により適正に
評価することができる円形度の評価方法に関する。
(従来の技術とその課題) 合成繊維業界においては、繊維を紡出するために用いる
紡糸口金に設けられた円形孔の円形度を測定,判定する
必要がある。すなわち、前記円形孔の一部に付着物が付
着すること(以下「ツマリ」という)によりその円形度
が低下すると、合成繊維の品質が低下する。したがっ
て、円形孔の円形度を適時測定し、ツマリの有無の判定
を適正に行う必要がある。
従来、上記の判定は顕微鏡を用いた目視判定が主流であ
ったが、近年上記の判定を自動化したいという要望が高
まり、画像処理技術による自動判定が提案されている。
例えば、従来より周知の画像処理技術により検査対象物
たる円形孔の画像データを記憶し、そのデータを基に円
形孔の面積Aと周囲長Lをそれぞれ求め、さらに次式に
代入することにより円形度を評価する方法が提案されて
いる。
(円形度)=4πA/L…(1) この方法においては、(1)式からわかるように、記憶さ
れた円形孔の画像が真円であるならば、円形度は1とな
る。
また、記憶された画像データを基に円形度を評価する方
法として上記方法以外に2つの方法がさらに挙げられ
る。そのうちのひとつは、半径データの範囲を用いる方
法であり、前記画像データから求める半径データの最大
値と最小値との差により円形孔の円形度を評価するもの
である。もうひとつは、前記画像データから求まる半径
データの変動係数CV(=coefficient of variation)
を用いる方法である。すなわち、(2)式に示すように、
半径データの標準偏差sを半径データの平均値xで割っ
た値により円形度を評価するものである。
CV=s/x…(2) この方法においては、記憶された円形孔の画像が真円で
あるならば、標準偏差sは0となるので、変動係数CV
も0となる。
言い換えれば、上記提案技術は、画像処理技術により円
形孔の画像データを記憶し、その画像データより求まる
円形度,半径データの最大値と最小値との差あるいは半
径データの変動係数CVから円形孔の円形度を評価し、
ツマリの有無を判別しようとするものである。
ところで、従来より周知の画像処理技術を用いて記憶さ
れた画像は、照明,光学系,TVカメラ等の影響により
歪んでおり、仮に真円(円形度=1)の画像を記憶した
としても、記憶された画像は楕円(円形度≠1)とな
る。しかるに、上記の円形度を評価する方法は記憶され
た円形孔の画像が真円であることを前提とするものであ
り、その記憶された画像が真円である場合には上記方法
は有効なものであるが、その記憶された画像が楕円であ
る場合には微妙なツマリの有無の判別が困難となる。
ここで、このことを第8図に基づいて説明する。第8図
(a)はツマリを円形孔を示す図である。第8図(a)に示す
ように、紡糸口金2に設けられた円形孔5の一部に付着
物81が付着している。第8図(b)は従来より周知の画
像処理技術より記憶された円形孔5の画像83を示して
いる。同図に示すように、照明等の影響により円形孔5
の画像83は全体的に楕円状に歪んでおり、その一部に
付着物81に対応する凹部82が形成されている。な
お、r,…,r,…,rはそれぞれこの画像83
の各周上の点における半径を示すものである。
第8図(b)に示すように、記憶された画像83がX,Y
方向にそれぞれ長軸、短軸を有するものである場合に
は、半径データの最大値は半径rとなる。一方、半径
データの最小値は凹部82における半径rにより異な
る。すなわち、半径rが半径rよりも長い場合に
は、半径データの最小値は半径rになり、半径r
半径rよりも短い場合には、半径データの最小値は半
径rになる。
したがって、半径rが半径rよりも長くなるような
場合には、付着物81により画像83に凹部82が形成
されているにもかかわらず、半径データの差(=半径r
−半径r)は、凹部82が形成されていない場合の
それと同じ値となる。その結果、半径データの範囲を用
いる方法によりツマリの有無を判別することは困難であ
る。
また、円形孔5にツマリがなくとも記憶された画像は楕
円であり、半径データは半径rから半径rの間でば
らついているので、変動係数CVは0以上の一定の値を
有している。したがって、ツマリにより変動係数CVが
変動したとしても、それを適正に評価することは困難で
ある。
また、上記円形度を用いる方法は、画像が真円であるこ
とを前提とするため、画像が楕円状になった場合には、
上記円形度を適応することは妥当ではない。
(発明の目的) 本発明はかかる従来技術の課題を解決するためになされ
たものであり、画像のひずみの影響をおさえ、ツマリの
有無の判別能力を向上させることを目的とするものであ
る。
(目的を達成するための手段) この発明は、被検査物を撮像して画像データとして記憶
する第1の工程と、前記画像データに基づき前記第1の
工程において記憶された被検査物画像の中心位置を求め
る第2の工程と、前記被検査物画像の周上における複数
の点と前記中心位置との距離で表わされる半径を求める
第3の工程と、 前記複数の周上の点のうち近接する周上の2点に対応す
るそれぞれの半径の差を、求める第4の工程と、前記第
4の工程において求められた前記複数の差の統計量を求
める第5の工程と、前記統計量に基づいて前記被検査物
の円形度を評価する第6の工程とを含む。
(作用) この発明によれば、前記複数の周上の点のうち近接する
周上の2点に対応するそれぞれの半径の差を求め、さら
にそれらの差の値に基づいて統計量を求めている。した
がって、前記第1の工程において記憶された前記被検査
物画像のひずみの影響をおさえることができる。
(実施例) A.実施例の概略 第2図はこの発明の一実施例を適用可能な画像読取り装
置1の構成図である。この装置1は、紡糸口金2を載置
する検査台3を有している。この検査台3の下側には投
光器4が設けられており、この投光器4より照射された
光が紡糸口金2の下面に入射され、紡糸口金2に設けら
れた円形孔5を介して検査台3の上側に設けられたイメ
ージセンサ6に投影される。そして、イメージセンサ6
により紡糸口金2が撮像されて出力信号Sとして画像
処理回路7に入力され、所定の画像処理が行われる。さ
らに、画像処理回路7において所定の画像処理がなされ
た画像データが画像処理回路7から演算回路8に供給さ
れ、その画像データに基づいて種々の演算がなされると
ともに、円形孔5にツマリがあるか否かの判定がなされ
る。そして、この判定結果が表示器やプリンター等の出
力機器9に出力されるように構成されている。
次に、本発明の一実施例の概要について説明する。本実
施例においては、まず検査対象物たる円形孔5の画像デ
ータを撮り込んで画像処理回路7に記憶し、その画像デ
ータを基に円形孔5の中心位置および周上の点を演算回
路8において求める。そして、各周上の点における半径
の値を求め、さらに近接する周上の2点における半径の
差を演算し、それらの差の各種統計量(例えば最大値,
平均値,標準偏差等)を求める。その後、上記のように
して求めた統計量より円形孔5の円形度を評価する。す
なわち、本実施例が従来の提案例と大きく異なる点は、
提案例では半径データを求め、そのデータの各種統計量
により円形度を評価していたのに対して、本実施例では
近接する周上の2点における半径の差を求め、その差の
各種統計量により円形度を評価している点である。
したがって、本実施例では、画像処理の結果、記憶され
た画像のひずみによって半径データが大きくばらついた
としても、近接する周上の2点における半径の差を求
め、これを円形度の評価の基礎とするので画像のひずみ
による影響を押えて実体に即した円形度の評価が可能と
なる。
B.実施例の詳細な動作 第1図は本発明の一実施例を第2図に示す装置1を用い
て実施する場合の動作フローを示す図である。
まず最初に、投光器4を点灯させながらイメージセンサ
6により検査対象物たる円形孔5の画像データを撮り込
んで画像処理回路7に記憶する(ステップS1)。
そして、記憶された画像データに基づいて円形孔5のお
よその中心位置P′(x′,y′)を求める(ス
テップS2)。その方法の一例としては、以下のような
ものがある。
(i)第3図に示すように、所定間隔dごとにX方向にス
キャニングして円形孔画像とその円形孔画像に最初に交
差するスキャニングラインとの交点におけるX座標値x
,xを求める。
(ii)(i)において求まったX座標値x,xを次式に
代入することにより、X座標値x′を求める。
′=(x+x)/2…(3) (iii)X座標をX座標値x′に設定し、Y方向にスキ
ャニングしてそのスキャニングラインと円形孔画像との
交点におけるY座標値y,yを求める。
(iv)(iii)において求まったy座標値y,yを次式
に代入することによりy座標値y′を求める。
′=(y+y)/2…(4) 以上によりツマリの有無を判定しようとする円形孔5の
およその中心座標P′(x′,y′)が求まる。
なお、上記の方法ではX座標値x′を求めるためにX
座標値x,xをそれぞれ1点ずつ求めているが、X
座標値x,xをそれぞれ2点以上ずつ求め、さらに
統計処理(例えば平均値Ix′を求める等)を行うこ
とによりX座標値x′を求めてもよく、この場合はX
座標値x′を高精度で求めることができるというメリ
ットを有する。
次に、ステップS2において求めた中心位置P′と円
形孔5の孔径より、第4図に示すように、水平方向およ
び垂直方向にサンプリングするエリアおよびサンプリン
グする間隔を定め、水平方向のスキャニングラインと円
形孔画像との交点および垂直方向のスキャニングライン
と円形孔画像との交点の各座標(x,y)(ただ
し、i=1,2,…,n)を求める(ステップS3)。ここで、
周上の点の座標(x,y)を求めるにあたっては、
第4図に示すように、サンプリングエリアをX方向およ
びY方向にそれぞれ45゜とするとともに、サンプリン
グの間隔を一定のサンプリング間隔dとする。この場
合、隣り合った周上の点の間隔は等角度間隔とは言えな
いが、本発明を実施するにあたっては、十分、使用に耐
え得るものである。なお、円形度を評価する段階におい
ては円形孔5の孔径は既知であるが、仮にこの値が既知
でないとしても、前記ステップS2中の(iii)におい
て求められるy座標値y,yの差をその円形孔5の
孔径としてもよいことはいうまでもない。
そして、これらの周上の点の座標(x,y)を次式
に代入することによって、ステップS2において求めた
中心位置P′よりも精度の高い中心位置P(x
)を求める(ステップS4)。
さらに、ステップS4において得られた中心位置P
(x,y)と各周上の点の座標(x,y)を
次式に代入することにより、各周上の点における半径r
(i=1,2,…,n)をそれぞれ求める(ステップS5)。
そして、ステップS5において求めた半径rを次式に
代入して隣り合う周上の点における半径の差Δr(=Δ
12,Δr23,…,Δri1)を求める(ステップS
6)。
最後に、ステップS6において求めた隣り合う周上の点
における半径の差Δrの各種統計量(例えば、最大値,
平均値,標準偏差等)を求め(ステップS7)、その統
計量に基づいて円形孔5の円形度を評価するとともに、
ツマリの有無の判別を行う(ステップS8)。
以上のように、本実施例では、近接する周上の2点とし
て隣り合う周上の点を選んでいる。そして、隣り合う周
上の点における半径の差Δrを求め、その差の各種統計
量により円形度を評価しているので、画像処理によって
発生する画像のひずみによる影響を押えることができ
る。すなわち、画像のひずみによりツマリのない円形孔
5の画像が楕円になり、各周上の点における半径r
大きくばらついても、隣り合う周上の点における半径の
差Δrのばらつきは、半径rのばらつきに比べてかな
り小さなものとなる。したがって、円形孔5にツマリが
存在する場合には、隣り合う周上の点における半径の差
Δrのばらつきがツマリのない場合のそれと異なったも
のとなる。ただし、そのばらつきは付着物の形状や大き
さに左右される。
そこで次に、ツマリの一般的なモデルを挙げて、それら
のモデルに上記実施例を適用した場合、どのようにして
円形度、すなわちツマリの有無の判別がなされるかにつ
いて説明する。
第5図(a)はツマリの第1のモデルであって、円形孔5
の一部に針状の付着物51が付着している。また、第5
図(b)は第5図(a)に示す円形孔5に対して上記実施例を
適用した場合の隣り合う周上の点における半径の差Δr
の分布を示す図であり、横軸は隣り合う周上の点におけ
る半径の差Δrの値を示し、縦軸はその値に対する頻度
を示すものである。同図(b)からわかるように、第1の
モデルの場合には、大小2つのピークp,pを有し
ている。大きい方のピークpは、隣り合う周上の点に
おける半径の差Δrが0である領域に近い領域で形成さ
れており、小さい方のピークpは、隣り合う半径の差
Δrが比較的大きな値である領域に形成されている。す
なわち、小さい方のピークpは第5図(a)中に示され
た範囲Rに存在する周上の点における半径の差に対応
するものであり、言い換えれば、付着物51の存在によ
り小さい方のピークpが形成されていると言える。し
たがって、付着物51が存在しなければ小さい方のピー
クpは形成されず、大きい方のピークpのみにな
る。
以上のことから、第1のモデルの場合には、隣り合う周
上の点における半径の差Δrの最大値Δrmaxによりツ
マリの有無を判別することができる。すなわち、上記の
ようにして隣り合う半径の差Δrを求め、その最大値Δ
maxと所定値(ツマリ有無の判別基準)との大小関係
を調べることによりツマリの有無の判別が可能である。
次に、第2のモデルについて説明する。第6図(a)は第
2のモデルを示す図であり、同図(b)は同図(a)に示す円
形孔5に対して上記実施例を適用した場合の隣り合う周
上の点における半径の差Δrの分布を示す図である。同
図(b)の横軸,縦軸は第5図(b)のそれらとそれぞれ同じ
である。第6図(b)からわかるように、第2のモデルの
場合には、1つのピークのみを有し、そのピークp
中心値は隣り合う周上の点における半径の差Δrの平均
値IΔrとほぼ一致し、平均値IΔrあるいは最大値Δ
maxによりツマリの有無を判別することが可能であ
る。すなわち、上記のようにして隣り合う周上の点にお
ける半径の差Δrを求め、その最大値Δrmaxあるいは
その平均値IΔrと所定値(ツマリ有無の判別基準)と
の大小関係を調べることによりツマリの有無の判別が可
能である。
次に、第3のモデルについて説明する。第7図(a)は第
3のモデルを示す図であり、付着物71の付着により円
形孔5の形状が円弧状になったものである。また、同図
(b)は同図(a)に示す円形孔5に対して上記実施例を適用
した場合の隣り合う周上の点における半径の差Δrの分
布を示す図である。同図(b)の横軸,縦軸は第5図(b)の
それらとそれぞれ同じである。第7図(b)からわかるよ
うに、第3のモデルの場合には、ピークの数は1つであ
り、そのピークpの形状は第1あるい第2のモデルの
場合のピークp,p,pに比べてブロードなもの
となる。このような場合には、隣り合う周上の点におけ
る半径の差Δrの標準偏差σを求め、その値によりツマ
リの有無を判別することができる。すなわち、上記のよ
うにして隣り合う周上の点における半径の差Δrを求
め、その標準偏差σと所定値(ツマリ有無の判別基準)
との大小関係を調べることによりツマリの有無の判別が
可能である。
ところで、統計処理上、その事象の特徴を判定する際の
信頼性の面からいうと、処理データの数が10を越える
と、処理データから求められる最大値は同じ処理データ
から求められる平均値や標準偏差に比べて劣るというこ
とが一般的に知られている。また、平均値 と標準偏差σとを比べてどちらがその事象の特徴を判定
する上で有効な手段であるかということは明確でない。
そこで、上記の平均値 と標準偏差σを次式に代入し、得られた値を所定値と比
較してツマリの有無を判別する方法が考えられる。
この方法は、(8)式に示すように、平均値 の要素と標準偏差σのそれとを加味するとともに、平均
を1,標準偏差σを3の重みづけを行うものであり、実
際に即した円形度の評価が可能となる。
なお、上記実施例では、近接する周上の2点として隣り
合う周上の点を選んだが、これ以外に1つおきに隣り合
う周上の点を選び全体として全ての点について半径の差
を求めてもよい。この場合には、(7)式により求められ
る半径の差Δr(=Δr12,Δr23,…,Δri1)の代
わりに次式により求められる半径の差Δr′(=Δ
13,Δr24,…,Δri2)を用いて上記のごとく各種
統計量を求め、円形孔5の円形度を評価するとともに、
ツマリの有無の判別を行えばよい。
また、近接する周上の2点として隣り合う周上の点ある
いは1つおきに隣り合う周上の点を選ぶ代わりにn(n
≧2)おきに隣り合う周上の点を選び全体として全ての
点について半径の差を求めてもよいことはいうまでもな
い。すなわち、被検査物の大きさやステップS3におい
て求められる座標の数等に応じて適当に選択すればよ
い。また、この選択方法としては、第2図に示す装置1
内において被検査物の大きさや上記座標の数等に応じて
自動的に適当に設定するように構成することあるいは外
部より適当な信号等を与える等が挙げられる。
また、上記実施例では、ステップS6において近接する
周上の2点の半径の差を全ての点について求める例を示
したが、近接する周上の2点の半径の差をいくつかの点
を隔て、例えば、(7)式のΔr12,Δr23,Δr34,Δ
45.Δr56,Δr67,Δr78…をΔr12,Δr45,Δ
78として半径の差を求め、さらにその半径の差を用い
て、上記のごとく各種統計量を求め、円形孔5の円形度
を評価するとともに、ツマリの有無の判別を行ってもよ
い。
また、上記実施例ではステップS2においておよその中
心位置p′を求め、さらにステップS4において再び
中心位置pを求めなおしているが、ステップS2にお
いて充分な精度を有する中心位置が求まればステップS
4の動作は不要である。
また、一般的に、紡糸口金には複数の円形孔が設けられ
ており、それら円形孔のすべてにツマリの有無の判別を
行う必要があるが、上記の方法によりツマリの有無を判
別していく段階でツマリを有する円形孔の数が一定以上
になった場合にツマリの有無の判別を中止して紡糸口金
を洗浄するようにすれば、上記判定に要する時間を短縮
することができる。
また、上記の方法において求められる各種統計量(例え
ば最大値,平均値,標準偏差等)に対する円形孔の数を
紡糸口金ごとに出力することにより製造工程における品
質管理の有効な情報となる。
(発明の効果) 以上のように、この発明によれば、複数の周上の点のう
ち近接する周上の2点に対応するそれぞれの半径の差を
さらにそれらの差の値に基づいて統計量を求め、その総
計量より円形度の評価を行うことにより、前記第1の工
程において記憶された前記被複製画像のひずみの影響を
おさえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の動作フローを示す図であ
り、 第2図は本発明の一実施例を適用可能な画像読取り装置
の構成図であり、 第3図は本実施例において、円形孔の画像データよりそ
の円形孔のおよその中心位置を求める方法の一例を示す
図であり、 第4図は本実施例において、各周上の点を求める方法の
一例を示す図であり、 第5図(a)はツマリの第1のモデルを示す図であり、 第5図(b)は第5図(a)に示す円形孔に対して本実施例を
適用した場合の隣り合う周上の点における半径の差の分
布を示す図であり、 第6図(a)はツマリの第2のモデルを示す図であり、 第6図(b)は第6図(a)に示す円形孔に対して本実施例を
適用した場合の隣り合う周上の点における半径の差の分
布を示す図であり、 第7図(a)はツマリの第3のモデルを示す図であり、 第7図(b)は第7図(a)に示す円形孔に対して本実施例を
適用した場合の隣り合う周上の点における半径の差の分
布を示す図であり、 第8図は従来方法の問題点を説明するための図である。 5…円形孔、S1〜S8…ステップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物を撮像して画像データとして記憶
    する第1の工程と、 前記画像データに基づき前記第1の工程において記憶さ
    れた被検査物画像の中心位置を求める第2の工程と、 前記被検査物画像の周上における複数の点と前記中心位
    置との距離で表わされる半径を求める第3の工程と、 前記複数の周上の点のうち近接する周上の2点に対応す
    るそれぞれの半径の差を、求める第4の工程と、 前記第4の工程において求められた前記複数の差の統計
    量を求める第5の工程と、 前記統計量に基づいて前記被検査物の円形度を評価する
    第6の工程とを含むことを特徴とする被検査物の円形度
    の評価方法。
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