JPH06337316A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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- JPH06337316A JPH06337316A JP15152293A JP15152293A JPH06337316A JP H06337316 A JPH06337316 A JP H06337316A JP 15152293 A JP15152293 A JP 15152293A JP 15152293 A JP15152293 A JP 15152293A JP H06337316 A JPH06337316 A JP H06337316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hologram
- light
- angle
- light guide
- incident
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラスブロックを用いずホログラムが露光で
きる表示装置とする。 【構成】 ライトガイド1の入射部36、出射部37
が、それぞれウエッジ状に斜めにカットされ、このウエ
ッジ部2、3にホログラム4、5が設置されている。そ
の上にプリズム6、7が貼布され、全体として表面と裏
面がほぼ平行な1枚の板状となっている。ライトガイド
の入射部には光源装置10が配置されている。 ホログ
ラムを傾斜させて設置したから、ホログラムの露光時
に、ホログラム感光材料へのレーザ光の入射角をガラス
ブロックなどを使用せず空気中でのホログラムの臨界角
以下とすることができる。これにより、ホログラムの露
光系が単純化される。
きる表示装置とする。 【構成】 ライトガイド1の入射部36、出射部37
が、それぞれウエッジ状に斜めにカットされ、このウエ
ッジ部2、3にホログラム4、5が設置されている。そ
の上にプリズム6、7が貼布され、全体として表面と裏
面がほぼ平行な1枚の板状となっている。ライトガイド
の入射部には光源装置10が配置されている。 ホログ
ラムを傾斜させて設置したから、ホログラムの露光時
に、ホログラム感光材料へのレーザ光の入射角をガラス
ブロックなどを使用せず空気中でのホログラムの臨界角
以下とすることができる。これにより、ホログラムの露
光系が単純化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入射部あるいは出射部
にホログラムを備えたライトガイドを用いた表示装置に
関する。
にホログラムを備えたライトガイドを用いた表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入射部や出射部にホログラムを設
置した透明体のライトガイドを用いて、その一端から光
束を入射し、ライトガイド中を導光してライトガイドの
他の部位に設けられたホログラムから光束を出射するよ
うにした表示装置が知られている。このような、従来の
表示装置として、例えば特開平1−502465号公報
や特開平2−241849号公報に開示され、図11に
示すような、センターハイマウントストップランプに利
用されたものがある。
置した透明体のライトガイドを用いて、その一端から光
束を入射し、ライトガイド中を導光してライトガイドの
他の部位に設けられたホログラムから光束を出射するよ
うにした表示装置が知られている。このような、従来の
表示装置として、例えば特開平1−502465号公報
や特開平2−241849号公報に開示され、図11に
示すような、センターハイマウントストップランプに利
用されたものがある。
【0003】すなわち、ライトガイド101の下端近傍
に光源装置102が設置され、ライトガイド101の上
部にはホログラム106が、下部にはホログラム107
がそれぞれ設けられている。光源装置102は、白熱球
等のバルブ103と、放物面鏡104およびフィルタ1
05よりなり、バルブ103は放物面鏡104の焦点位
置に配置されて、放物面鏡104で反射された光が平行
光束となる。この平行光束がフィルタ105で赤色光な
ど所定の波長成分にフィルタリングされる。
に光源装置102が設置され、ライトガイド101の上
部にはホログラム106が、下部にはホログラム107
がそれぞれ設けられている。光源装置102は、白熱球
等のバルブ103と、放物面鏡104およびフィルタ1
05よりなり、バルブ103は放物面鏡104の焦点位
置に配置されて、放物面鏡104で反射された光が平行
光束となる。この平行光束がフィルタ105で赤色光な
ど所定の波長成分にフィルタリングされる。
【0004】このようにして、光源装置102から出力
される所定波長の平行光束は、ライトガイド101の下
部からライトガイド内に入射され、ホログラム107に
よって回折される。そして、ライトガイド101の空気
との境界面108で全反射を繰り返して進行し、ライト
ガイド101の上部に設けられたホログラム106に入
射する。ホログラム106は、入射した光束を車両後方
へ回折して、センターハイマウントストップランプ表示
を行う。
される所定波長の平行光束は、ライトガイド101の下
部からライトガイド内に入射され、ホログラム107に
よって回折される。そして、ライトガイド101の空気
との境界面108で全反射を繰り返して進行し、ライト
ガイド101の上部に設けられたホログラム106に入
射する。ホログラム106は、入射した光束を車両後方
へ回折して、センターハイマウントストップランプ表示
を行う。
【0005】図12に、出射部に設置されたホログラム
106の露光系を示す。露光は公知の技術に従って行わ
れる。すなわち、自動車の後方から見ることのできるセ
ンターハイマウントストップランプの物体光に対応する
レーザ光が、光のモードを選択するとともに光束を広げ
る作用をするスペーシャルフィルター111によって発
散光の出力光110とされ、光学ガラスからなるガラス
ブロック112を介して未感光の感光材料116に入射
される。また同時に、レーザ光がスペーシャルフィルタ
ー114で点光源とされた後、凸レンズ115で平行光
の参照光113とされて、ガラスブロック117を介し
て感光材料116にホログラム106の臨界角以下の角
度で入射される。そして、出力光110と参照光113
とは互いにコヒーレントであるので、感光材料116に
は一種の干渉縞が記録される。
106の露光系を示す。露光は公知の技術に従って行わ
れる。すなわち、自動車の後方から見ることのできるセ
ンターハイマウントストップランプの物体光に対応する
レーザ光が、光のモードを選択するとともに光束を広げ
る作用をするスペーシャルフィルター111によって発
散光の出力光110とされ、光学ガラスからなるガラス
ブロック112を介して未感光の感光材料116に入射
される。また同時に、レーザ光がスペーシャルフィルタ
ー114で点光源とされた後、凸レンズ115で平行光
の参照光113とされて、ガラスブロック117を介し
て感光材料116にホログラム106の臨界角以下の角
度で入射される。そして、出力光110と参照光113
とは互いにコヒーレントであるので、感光材料116に
は一種の干渉縞が記録される。
【0006】図13には、入射部に設置されたホログラ
ム107の露光系を示す。出射部のホログラム106の
露光と同様に、ホログラム回折光に対応するレーザ光1
18がスペーシャルフィルター119で点光源とされた
後、凸レンズ120で平行光とされる。そして、ガラス
ブロック121を介して、感光材料122にホログラム
107の臨界角以下で入射する。また同時に、参照光と
してスペーシャルフィルタ124で点光源とされ、凸レ
ンズ125で平行光となったレーザ光123が、ガラス
ブロック126を介してホログラム107の臨界角以下
の角度で感光材料122に入射する。レーザ光118と
123とは互いにコヒーレントであるので、感光材料1
22には干渉縞が記録される。
ム107の露光系を示す。出射部のホログラム106の
露光と同様に、ホログラム回折光に対応するレーザ光1
18がスペーシャルフィルター119で点光源とされた
後、凸レンズ120で平行光とされる。そして、ガラス
ブロック121を介して、感光材料122にホログラム
107の臨界角以下で入射する。また同時に、参照光と
してスペーシャルフィルタ124で点光源とされ、凸レ
ンズ125で平行光となったレーザ光123が、ガラス
ブロック126を介してホログラム107の臨界角以下
の角度で感光材料122に入射する。レーザ光118と
123とは互いにコヒーレントであるので、感光材料1
22には干渉縞が記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示装置にあっては、ホログラムの露光に
は、ホログラム表面での全反射を避けるため、ガラスブ
ロックの使用が必要であった。ところがそのガラスブロ
ックを使用するときには、ガラスブロックを固定するた
めの治具が必要となり、感光材料を担持するホログラム
乾板の周囲が煩雑になるという問題がある。加えて、ガ
ラスブロックそのものに厚さがあるため、スペーシャル
フィルタをホログラム乾板に近づけることができない。
そのため、ホログラムを露光するためのレーザ光の広が
り角を大きくすることができないこととなる。
うな従来の表示装置にあっては、ホログラムの露光に
は、ホログラム表面での全反射を避けるため、ガラスブ
ロックの使用が必要であった。ところがそのガラスブロ
ックを使用するときには、ガラスブロックを固定するた
めの治具が必要となり、感光材料を担持するホログラム
乾板の周囲が煩雑になるという問題がある。加えて、ガ
ラスブロックそのものに厚さがあるため、スペーシャル
フィルタをホログラム乾板に近づけることができない。
そのため、ホログラムを露光するためのレーザ光の広が
り角を大きくすることができないこととなる。
【0008】したがって、配光に制限が生じ、この制限
以上に配光を広げる場合には、さらなる対策が必要であ
った。例えば、表示装置をセンターハイマウントストッ
プランプとして使用する場合には、車両の後方正面から
±45度の範囲で表示が見えなければならない。そのた
め、ホログラムの露光にも±45度に広がったレーザ光
を使用する必要がある。そのため、図14に示すよう
に、例えばホログラムのサイズ(レンズ1枚分)を10
mm角としても、ガラスブロック127の厚さが10m
m以上の場合には、ガラスブロック127内に点光源が
位置しなくてはならないことになる。このように、単に
ガラスブロックを使用するだけでは、スペーシャルフィ
ルタの出射光のように点光源から所定範囲に発散する光
を直接入射することが不可能な場合が多い。
以上に配光を広げる場合には、さらなる対策が必要であ
った。例えば、表示装置をセンターハイマウントストッ
プランプとして使用する場合には、車両の後方正面から
±45度の範囲で表示が見えなければならない。そのた
め、ホログラムの露光にも±45度に広がったレーザ光
を使用する必要がある。そのため、図14に示すよう
に、例えばホログラムのサイズ(レンズ1枚分)を10
mm角としても、ガラスブロック127の厚さが10m
m以上の場合には、ガラスブロック127内に点光源が
位置しなくてはならないことになる。このように、単に
ガラスブロックを使用するだけでは、スペーシャルフィ
ルタの出射光のように点光源から所定範囲に発散する光
を直接入射することが不可能な場合が多い。
【0009】また、図15に示したように、凸レンズな
どで一旦光を収束させてホログラムを露光することも考
えらるが、その場合には、ガラスブロック128と凸レ
ンズ129との距離L1が、ガラスブロックを使用しな
い場合のホログラム130と凸レズ131との距離L2
に比べて小さくなり、露光系の設計組立が難しくなると
いう制約がある。この対策として、大型の凸レンズを使
用すれば、ガラスブロック128と凸レンズ129との
距離L1を大きくすることは可能であるが、光学部品の
大型化は、その固定治具の大型化を伴うため、実質的な
効果が少ない。 しかも、光学部品を大型化した場合、
空気の対流などの影響を受け易くなるなどにより、振動
が発生することがあり、そうなると実際上ホログラムの
露光はできない。
どで一旦光を収束させてホログラムを露光することも考
えらるが、その場合には、ガラスブロック128と凸レ
ンズ129との距離L1が、ガラスブロックを使用しな
い場合のホログラム130と凸レズ131との距離L2
に比べて小さくなり、露光系の設計組立が難しくなると
いう制約がある。この対策として、大型の凸レンズを使
用すれば、ガラスブロック128と凸レンズ129との
距離L1を大きくすることは可能であるが、光学部品の
大型化は、その固定治具の大型化を伴うため、実質的な
効果が少ない。 しかも、光学部品を大型化した場合、
空気の対流などの影響を受け易くなるなどにより、振動
が発生することがあり、そうなると実際上ホログラムの
露光はできない。
【0010】以上のように、従来の表示装置において
は、そのホログラムの露光にガラスブロックの使用が必
要であり、そのため露光に工数がかかること、また露光
光の拡がりを大きくするのが困難で、敢えて大きくしよ
うとするとさらに工数が増大し、またコストもアップす
るという問題があった。したがって、本発明は、従来の
このような問題点に着目し、用いられるホログラムがガ
ラスブロックを使用せずに露光できるようにした表示装
置を提供することを目的とする。
は、そのホログラムの露光にガラスブロックの使用が必
要であり、そのため露光に工数がかかること、また露光
光の拡がりを大きくするのが困難で、敢えて大きくしよ
うとするとさらに工数が増大し、またコストもアップす
るという問題があった。したがって、本発明は、従来の
このような問題点に着目し、用いられるホログラムがガ
ラスブロックを使用せずに露光できるようにした表示装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、光源
と、入射部と出射部とを有し入射部に入射する光束を出
射部へ略平行の反射面間で反射させて導光するライトガ
イドと、前記の入射部と出射部の少なくともいずれかに
設けられたホログラムとを備えた表示装置において、ホ
ログラムがライトガイドの反射面に対して斜めにカット
されたウエッジ部に設置され、当該ホログラムが空気中
において臨界角以下で露光可能に構成されているものと
した。
と、入射部と出射部とを有し入射部に入射する光束を出
射部へ略平行の反射面間で反射させて導光するライトガ
イドと、前記の入射部と出射部の少なくともいずれかに
設けられたホログラムとを備えた表示装置において、ホ
ログラムがライトガイドの反射面に対して斜めにカット
されたウエッジ部に設置され、当該ホログラムが空気中
において臨界角以下で露光可能に構成されているものと
した。
【0012】
【作用】ライトガイドの入射部あるいは出射部をウエッ
ジ状とし、このウエッジ部にホログラムを設置したか
ら、ホログラムの露光時に、ホログラム感光材料へのレ
ーザ光の入射角をガラスブロックなどを使用せず空気中
でのホログラムの臨界角以下とすることができる。これ
により、ホログラムの露光系が単純化される。
ジ状とし、このウエッジ部にホログラムを設置したか
ら、ホログラムの露光時に、ホログラム感光材料へのレ
ーザ光の入射角をガラスブロックなどを使用せず空気中
でのホログラムの臨界角以下とすることができる。これ
により、ホログラムの露光系が単純化される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明を自動車のセンターハイマウントストップラ
ンプに適用した実施例を示す。ライトガイド1が、自動
車の図示しないリアウィンドウガラスに添わせて、傾斜
して配置されている。ライトガイド1は、アクリル等の
透明材で作製された厚さ数mmから数十mmの平行平板
で形成されている。ライトガイド1は、その下端部を入
射部36、上端部を出射部37とされ、それぞれウエッ
ジ状に斜めにカットしてウエッジ部2、3が形成されて
いる。
1は本発明を自動車のセンターハイマウントストップラ
ンプに適用した実施例を示す。ライトガイド1が、自動
車の図示しないリアウィンドウガラスに添わせて、傾斜
して配置されている。ライトガイド1は、アクリル等の
透明材で作製された厚さ数mmから数十mmの平行平板
で形成されている。ライトガイド1は、その下端部を入
射部36、上端部を出射部37とされ、それぞれウエッ
ジ状に斜めにカットしてウエッジ部2、3が形成されて
いる。
【0014】上方のウエッジ部2にホログラム4が設置
され、下方のウエッジ部3にはホログラム5が設置され
ている。また、これらホログラム4、5にはそれぞれプ
リズム6、7が貼布されている。プリズム6および7
は、ライトガイド1と同様の透明材で形成され、ライト
ガイド1と同じ角度のウエッジ形状とされている。これ
により、ライトガイド1の上下端においてホログラム
4、5、そしてプリズム6、7が順次接合され、全体と
して表面と裏面がほぼ平行な1枚の板状となっている。
また、ライトガイド1は表面保護膜8で表面を保護され
るとともに、エッジから不要な光がライトガイド1に入
射しないように、ライトガイド1とプリズム6、7のウ
エッジ部を除く全てのエッジ部に黒色塗装などによる遮
光層9が施されている。
され、下方のウエッジ部3にはホログラム5が設置され
ている。また、これらホログラム4、5にはそれぞれプ
リズム6、7が貼布されている。プリズム6および7
は、ライトガイド1と同様の透明材で形成され、ライト
ガイド1と同じ角度のウエッジ形状とされている。これ
により、ライトガイド1の上下端においてホログラム
4、5、そしてプリズム6、7が順次接合され、全体と
して表面と裏面がほぼ平行な1枚の板状となっている。
また、ライトガイド1は表面保護膜8で表面を保護され
るとともに、エッジから不要な光がライトガイド1に入
射しないように、ライトガイド1とプリズム6、7のウ
エッジ部を除く全てのエッジ部に黒色塗装などによる遮
光層9が施されている。
【0015】ライトガイド1の下端近傍には、白熱球等
の光源11、放物面鏡12およびカラーフィルタ13か
らなる光源装置10が配置されている。光源11は放物
面鏡12の焦点位置に配置され、放物面鏡12で反射さ
れた光は平行光束となる。この平行光束がカラーフィル
タ13で所定の波長成分にフィルタリングされる。これ
により、本実施例においては、センターハイマウントス
トップランプの赤色表示のため、赤色光14を得てい
る。
の光源11、放物面鏡12およびカラーフィルタ13か
らなる光源装置10が配置されている。光源11は放物
面鏡12の焦点位置に配置され、放物面鏡12で反射さ
れた光は平行光束となる。この平行光束がカラーフィル
タ13で所定の波長成分にフィルタリングされる。これ
により、本実施例においては、センターハイマウントス
トップランプの赤色表示のため、赤色光14を得てい
る。
【0016】赤色光14は、ライトガイド1の入射部3
6に設置されているホログラム5により回折される。こ
こでは、回折された光15がライトガイド1内を全反射
を繰り返して進行するように、進行角θL がライトガイ
ド1の臨界角より大きく設定されている。ライトガイド
1内を進行した光15は出射部37に設置されているホ
ログラム4に到達し、ホログラム4により回折される。
ここで回折後の光は進行角が臨界角より小さくなり、ラ
イトガイド1の外部へセンターハイマウントストップラ
ンプの表示光16として出射される。
6に設置されているホログラム5により回折される。こ
こでは、回折された光15がライトガイド1内を全反射
を繰り返して進行するように、進行角θL がライトガイ
ド1の臨界角より大きく設定されている。ライトガイド
1内を進行した光15は出射部37に設置されているホ
ログラム4に到達し、ホログラム4により回折される。
ここで回折後の光は進行角が臨界角より小さくなり、ラ
イトガイド1の外部へセンターハイマウントストップラ
ンプの表示光16として出射される。
【0017】図2には、出射部37に設置されたホログ
ラム4周辺の各種角度が示される。センターハイマウン
トストップランプ表示方向とライトガイド1の傾斜角と
の外的条件から決定される表示光16の出射角をθD 、
ライトガイド1内を進行する光15の進行角をθL とす
る。ライトガイド1の表面に対する法線18を基準とし
て、ライトガイド内を進行する光15のホログラム4へ
の入射角θin1 、およびホログラム4により回折される
再生光17の出射角θout1 は、ライトガイド1の屈折
率をnLG、ホログラム4の平均屈折率をnH とし、nH
がほぼnLGに等しいとしたとき、 θin1 =90−θL (1) θout1=sin-1(sin(θD )/nLG) (2) となる。なお、角度単位は(°)である(以下、同
じ)。
ラム4周辺の各種角度が示される。センターハイマウン
トストップランプ表示方向とライトガイド1の傾斜角と
の外的条件から決定される表示光16の出射角をθD 、
ライトガイド1内を進行する光15の進行角をθL とす
る。ライトガイド1の表面に対する法線18を基準とし
て、ライトガイド内を進行する光15のホログラム4へ
の入射角θin1 、およびホログラム4により回折される
再生光17の出射角θout1 は、ライトガイド1の屈折
率をnLG、ホログラム4の平均屈折率をnH とし、nH
がほぼnLGに等しいとしたとき、 θin1 =90−θL (1) θout1=sin-1(sin(θD )/nLG) (2) となる。なお、角度単位は(°)である(以下、同
じ)。
【0018】ホログラム4の傾斜角をθH1とすると、ホ
ログラム4の表面に対する法線19を基準とする入射角
θin1 ’と出射角θout1’は、 θin1 ’=θin1 −θH1 (3) θout1’=θout1−θH1 (4) となる。いま、再生光の波長とホログラムを露光するレ
ーザ光の波長とが等しいとすると、露光するレーザ光の
入射角は、再生光の入射角θin1 ’、および出射角θou
t1’と同じである。
ログラム4の表面に対する法線19を基準とする入射角
θin1 ’と出射角θout1’は、 θin1 ’=θin1 −θH1 (3) θout1’=θout1−θH1 (4) となる。いま、再生光の波長とホログラムを露光するレ
ーザ光の波長とが等しいとすると、露光するレーザ光の
入射角は、再生光の入射角θin1 ’、および出射角θou
t1’と同じである。
【0019】ここでガラスブロックを使用せずに露光で
きる条件は、|θin1 ’|と|θout1’|とがともにホ
ログラム表面における臨界角θcより小さいこと、およ
び |θL |<90−θc を満足することである。ただし、 θc=sin-1(1/nH ) (5) である。なお、ここではガラスブロックの屈折率をライ
トガイド1の屈折率nLGにほぼ等しいものとする。
きる条件は、|θin1 ’|と|θout1’|とがともにホ
ログラム表面における臨界角θcより小さいこと、およ
び |θL |<90−θc を満足することである。ただし、 θc=sin-1(1/nH ) (5) である。なお、ここではガラスブロックの屈折率をライ
トガイド1の屈折率nLGにほぼ等しいものとする。
【0020】上記の条件によれば、 |θin1 −θH1 |<θc (6) |θout1−θH1 |<θc (7) したがって、 θin1 −θc<θH1<θin1 +θc (8) θout1−θc<θH1<θout1+θc (9) が得られる。
【0021】なお、図2のレイアウトと逆に傾斜させた
場合は、角度は負として計算する。また、θin1 ’>9
0となるので、その場合には、|180−θin1 ’|<
θcがガラスブロックを必要としない条件となる。
場合は、角度は負として計算する。また、θin1 ’>9
0となるので、その場合には、|180−θin1 ’|<
θcがガラスブロックを必要としない条件となる。
【0022】次に上記に基づき、具体的な数値例を説明
する。ここで、nH =1.5とするとき、 θc=sin-1(1/1.5)=41.8 である。図2に示した例において、θD =60、 θL
=25、 nLG=1.5としたときには、 θin1 =65 θout1=35.3 θin1 ’=35 θout1’=5.3 となる。
する。ここで、nH =1.5とするとき、 θc=sin-1(1/1.5)=41.8 である。図2に示した例において、θD =60、 θL
=25、 nLG=1.5としたときには、 θin1 =65 θout1=35.3 θin1 ’=35 θout1’=5.3 となる。
【0023】式(8)および(9)から、 23.2<θH1<106.8 −6.5<θH1<77.1 したがって、 23.2<θH1<77.1 が得られる。これより、ホログラム4の傾斜角θH1とし
て、例えば30°、50°、あるいは75°を選択すれ
ば、ガラスブロックを用いないでホログラムが露光でき
る。ただし、傾斜角θH1をおおきくするとホログラム面
積が非常に小さくなってしまうから、一般にはθH1の値
はなるべく小さくするほうがよい。
て、例えば30°、50°、あるいは75°を選択すれ
ば、ガラスブロックを用いないでホログラムが露光でき
る。ただし、傾斜角θH1をおおきくするとホログラム面
積が非常に小さくなってしまうから、一般にはθH1の値
はなるべく小さくするほうがよい。
【0024】次の図3には、光入射部36に設置された
ホログラム5周辺の各種角度を示す。 ライトガイド1
への光源装置10からの光14の入射角をθA 、ライト
ガイド1内を進行する光、すなわちホログラム5の再生
光15の進行角をθL ’とする。このθL ’は図2にお
いて説明したライトガイド中を進行する光15の進行角
θL と絶対値が等しい。ホログラム5へ入射する光22
のライトガイド1の表面の法線20に関する入射角θin
2 と、ホログラム5の再生光15の出射角θout2は、 θin2 =sin-1(sin(θA )/nLG) (10) θout2=90−θL ’ (11) となる。
ホログラム5周辺の各種角度を示す。 ライトガイド1
への光源装置10からの光14の入射角をθA 、ライト
ガイド1内を進行する光、すなわちホログラム5の再生
光15の進行角をθL ’とする。このθL ’は図2にお
いて説明したライトガイド中を進行する光15の進行角
θL と絶対値が等しい。ホログラム5へ入射する光22
のライトガイド1の表面の法線20に関する入射角θin
2 と、ホログラム5の再生光15の出射角θout2は、 θin2 =sin-1(sin(θA )/nLG) (10) θout2=90−θL ’ (11) となる。
【0025】ホログラム5の傾斜角をθH2とすると、ホ
ログラム5表面の法線21についての入射角θin2 ’お
よび出射角θout2’は、 θin2 ’=θin2 +θH2 (12) θout2’=θout2−θH2 (13) となる。ホログラム5についても、前述したホログラム
4のときと同様に、|θin2 ’|と|θout2’|がとも
に空気中でのホログラム5の臨界角θcより小さいこと
が、ガラスブロックを使用せずにホログラム5を露光で
きる条件となる。すなわち、次式を満足すればよい。 −θin2 −θc<θH2<−θin2 +θc (14) θout2−θc<θH2<θout2+θc (15)
ログラム5表面の法線21についての入射角θin2 ’お
よび出射角θout2’は、 θin2 ’=θin2 +θH2 (12) θout2’=θout2−θH2 (13) となる。ホログラム5についても、前述したホログラム
4のときと同様に、|θin2 ’|と|θout2’|がとも
に空気中でのホログラム5の臨界角θcより小さいこと
が、ガラスブロックを使用せずにホログラム5を露光で
きる条件となる。すなわち、次式を満足すればよい。 −θin2 −θc<θH2<−θin2 +θc (14) θout2−θc<θH2<θout2+θc (15)
【0026】なお、図3のレイアウトと逆に傾斜させた
ときは、角度を負として計算する。また、θout2’>9
0となるので、この場合には、|180−θout2’|<
θcがガラスブロックを使用せずにホログラム5を露光
できる条件となる。
ときは、角度を負として計算する。また、θout2’>9
0となるので、この場合には、|180−θout2’|<
θcがガラスブロックを使用せずにホログラム5を露光
できる条件となる。
【0027】次に具体的な数値例を説明する。図3に示
した例において、θA =0、θL ’=25とする。nLG
=1.5である。この場合には θin2 =0 θout2=65 θin2 ’=30 θout2’=35 となる。
した例において、θA =0、θL ’=25とする。nLG
=1.5である。この場合には θin2 =0 θout2=65 θin2 ’=30 θout2’=35 となる。
【0028】式(14)および(15)から、 −41.8<θH2<41.8 23.2<θH2<106.8 したがって、 23.2<θH2<41.8 が得られる。これより、ホログラム5の傾斜角θH2とし
て、例えば30°あるいは40°を選択すれば、ガラス
ブロックを用いないでホログラムが露光できる。ただ
し、ホログラム面積を大きく確保するためには、θH2は
小さくするほうがよい。
て、例えば30°あるいは40°を選択すれば、ガラス
ブロックを用いないでホログラムが露光できる。ただ
し、ホログラム面積を大きく確保するためには、θH2は
小さくするほうがよい。
【0029】次に上述したホログラムの露光について説
明する。図4に、出射素子としてのホログラム4の露光
系を示す。ここでは、露光するときの光の波長と再生す
るときの光の波長は同じとする。露光は、公知の技術に
従って行われる。すなわち、再生光17に対応するレー
ザ光23は、スペーシャルフィルタ24による点光源光
として、未露光のホログラム感光材料25に、入射角s
in-1((sinθout1’)/n)で入射する。一方、
参照光のレーザ光26は、スペーシャルフィルタ27お
よび凸レンズ28による平行光として、感光材料25に
入射角sin-1((sinθin1 ’)/n)で入射す
る。ここで、θH1が式(8)および(9)を満足する範
囲内にあれば、参照光のレーザ光26が全反射すること
はない。
明する。図4に、出射素子としてのホログラム4の露光
系を示す。ここでは、露光するときの光の波長と再生す
るときの光の波長は同じとする。露光は、公知の技術に
従って行われる。すなわち、再生光17に対応するレー
ザ光23は、スペーシャルフィルタ24による点光源光
として、未露光のホログラム感光材料25に、入射角s
in-1((sinθout1’)/n)で入射する。一方、
参照光のレーザ光26は、スペーシャルフィルタ27お
よび凸レンズ28による平行光として、感光材料25に
入射角sin-1((sinθin1 ’)/n)で入射す
る。ここで、θH1が式(8)および(9)を満足する範
囲内にあれば、参照光のレーザ光26が全反射すること
はない。
【0030】レーザ光23と26とは、互いにコヒーレ
ントであるので、感光材料25には一種の干渉縞が記録
される。その際、参照光のレーザ光26に対するレーザ
光23の位相の変化が干渉縞の横ずれとなって、振幅の
変化がコントラストの変化として記録され、感光材料2
5にレーザ光23の位相、振幅の情報が全て記録され
る。この露光された感光材料25を現像したものがホロ
グラム4となる。
ントであるので、感光材料25には一種の干渉縞が記録
される。その際、参照光のレーザ光26に対するレーザ
光23の位相の変化が干渉縞の横ずれとなって、振幅の
変化がコントラストの変化として記録され、感光材料2
5にレーザ光23の位相、振幅の情報が全て記録され
る。この露光された感光材料25を現像したものがホロ
グラム4となる。
【0031】そして、図1および図2に示したように、
再生用照明光である光15でホログラム4を照射する
と、明暗の形でホログラム4に記録されている干渉縞が
光の進行方向を変える回折格子として作用して、再生光
17、したがってまたセンターハイマウントストップラ
ンプの表示光16が得られる。
再生用照明光である光15でホログラム4を照射する
と、明暗の形でホログラム4に記録されている干渉縞が
光の進行方向を変える回折格子として作用して、再生光
17、したがってまたセンターハイマウントストップラ
ンプの表示光16が得られる。
【0032】図5には、入射素子としてのホログラム5
の露光系を示す。光15に対応するレーザ光29はスペ
ーシャルフィルタ30と凸レンズ31とで平行光となっ
て、感光材料32に入射角度sin-1((sinθout
2’)/n)で入射する。一方参照光のレーザ光33
は、スペーシャルフィルタ34と凸レンズ35とで平行
光となってsin-1((sinθin2 ’)/n)の角度
で感光材料32に入射する。そして、レーザ光29と3
3とは互いにコヒーレントであるので、感光材料32に
は干渉縞が記録される。こうして露光された感光材料3
2を現像したものがホログラム5となる。
の露光系を示す。光15に対応するレーザ光29はスペ
ーシャルフィルタ30と凸レンズ31とで平行光となっ
て、感光材料32に入射角度sin-1((sinθout
2’)/n)で入射する。一方参照光のレーザ光33
は、スペーシャルフィルタ34と凸レンズ35とで平行
光となってsin-1((sinθin2 ’)/n)の角度
で感光材料32に入射する。そして、レーザ光29と3
3とは互いにコヒーレントであるので、感光材料32に
は干渉縞が記録される。こうして露光された感光材料3
2を現像したものがホログラム5となる。
【0033】このように露光し現像したホログラム4お
よび5を用いた本実施例の表示装置では、光源装置10
は光源11が点灯すると、ほぼ平行の赤色光14を出射
する。赤色光14は、ライトガイド1に入射し、ホログ
ラム5でライトガイド1の臨界角より大きい角度で回折
される。回折された光15はライトガイド1中を全反射
を繰り返して進行して、ホログラム4に入射する。ホロ
グラム4に入射した光15はホログラム4で臨界角より
小さい角度に回折され、回折した再生光17はセンター
ハイマウントストップランプの表示光16となってライ
トガイド1の外へと出射してストップランプ表示を行
う。
よび5を用いた本実施例の表示装置では、光源装置10
は光源11が点灯すると、ほぼ平行の赤色光14を出射
する。赤色光14は、ライトガイド1に入射し、ホログ
ラム5でライトガイド1の臨界角より大きい角度で回折
される。回折された光15はライトガイド1中を全反射
を繰り返して進行して、ホログラム4に入射する。ホロ
グラム4に入射した光15はホログラム4で臨界角より
小さい角度に回折され、回折した再生光17はセンター
ハイマウントストップランプの表示光16となってライ
トガイド1の外へと出射してストップランプ表示を行
う。
【0034】プリズム6、7は貼付しなくとも表示光の
進路が妨げられることはないが、この実施例ではライト
ガイド1の上方ウエッジ部2にプリズム6を、下方ウエ
ッジ部3にプリズム7を取り付け、全体として表面と裏
面がほぼ平行な1枚の板状となっているので、外観の見
栄えが良く、同時にエッジ部先端の破損が防止される効
果を有している。
進路が妨げられることはないが、この実施例ではライト
ガイド1の上方ウエッジ部2にプリズム6を、下方ウエ
ッジ部3にプリズム7を取り付け、全体として表面と裏
面がほぼ平行な1枚の板状となっているので、外観の見
栄えが良く、同時にエッジ部先端の破損が防止される効
果を有している。
【0035】図6、図7には本発明の第2の実施例を示
す。本実施例においては出射部の出射素子として透過型
のホログラムが使用されている。すなわち、ライトガイ
ド41の上部が前実施例とは逆方向に斜めにカットされ
てウエッジ部42が形成されている。このウエッジ部4
2の斜面に透過型のホログラム43が貼付され、ホログ
ラム43の外側にプリズム44が貼付されて、出射部6
3が形成されている。
す。本実施例においては出射部の出射素子として透過型
のホログラムが使用されている。すなわち、ライトガイ
ド41の上部が前実施例とは逆方向に斜めにカットされ
てウエッジ部42が形成されている。このウエッジ部4
2の斜面に透過型のホログラム43が貼付され、ホログ
ラム43の外側にプリズム44が貼付されて、出射部6
3が形成されている。
【0036】光の入射部45はライトガイド41下端を
光の入射角に合わせて部分的に厚さを増した形状となっ
ており、光の入射を容易にしている。また、ライトガイ
ド41の下方には、ライトガイド41の下端面に対向さ
せて、白熱球等の光源47、放物面鏡48およびカラー
フィルタ49よりなる光源装置46が配置されている。
またライトガイド41の外面は表面保護膜52で保護さ
れている。
光の入射角に合わせて部分的に厚さを増した形状となっ
ており、光の入射を容易にしている。また、ライトガイ
ド41の下方には、ライトガイド41の下端面に対向さ
せて、白熱球等の光源47、放物面鏡48およびカラー
フィルタ49よりなる光源装置46が配置されている。
またライトガイド41の外面は表面保護膜52で保護さ
れている。
【0037】プリズム44は、とくに図7に示すよう
に、ライトガイド41のウエッジの傾斜角θH3と同じ角
度θH3のウエッジ面をもって、そのウエッジ面でホログ
ラム43に貼付されているが、その反対側の面も角度θ
W のウエッジ形状をしている。これは、外来光を制御す
るものである。すなわち、後述するホログラム43に入
力するライトガイド内進行光50の軌跡と逆向きの軌跡
を有する光51がライトガイド外部から入射すると、ホ
ログラム43によって進行光50と逆向きに回折され
る。この回折された光は場合によっては不要光として作
用することがある。したがって、軌跡51の外来光が存
在しないように、プリズム44のウエッジ形状を軌跡5
1の光が存在しない条件として、 θR2=|90−θW −θL |>θc (16) を満足する角度θW を有するものとしてある。
に、ライトガイド41のウエッジの傾斜角θH3と同じ角
度θH3のウエッジ面をもって、そのウエッジ面でホログ
ラム43に貼付されているが、その反対側の面も角度θ
W のウエッジ形状をしている。これは、外来光を制御す
るものである。すなわち、後述するホログラム43に入
力するライトガイド内進行光50の軌跡と逆向きの軌跡
を有する光51がライトガイド外部から入射すると、ホ
ログラム43によって進行光50と逆向きに回折され
る。この回折された光は場合によっては不要光として作
用することがある。したがって、軌跡51の外来光が存
在しないように、プリズム44のウエッジ形状を軌跡5
1の光が存在しない条件として、 θR2=|90−θW −θL |>θc (16) を満足する角度θW を有するものとしてある。
【0038】図7中の角度の符号で前実施例と同じその
他の符号については前実施例と同様であるので説明を省
略する。この実施例によっても、ウエッジの角度θH3に
前実施例における角度θH1を適用することで同じ効果が
得られ、ガラスブロックを用いることなくホログラム4
3の露光ができる。そして、この実施例では光源装置4
6の光源47が点灯されると、ほぼ平行の赤色光61が
出射され、入射部45からりライトガイド41内に入射
する。ライトガイド41内を全反射を繰り返して進行し
た光50は、出射部63に設置されたホログラム43に
入射する。ホログラム43に入射した光50はホログラ
ム43で回折され、ライトガイド41外へ出射し、表示
光62となりセンターハイマウントストップランプの表
示を行う。
他の符号については前実施例と同様であるので説明を省
略する。この実施例によっても、ウエッジの角度θH3に
前実施例における角度θH1を適用することで同じ効果が
得られ、ガラスブロックを用いることなくホログラム4
3の露光ができる。そして、この実施例では光源装置4
6の光源47が点灯されると、ほぼ平行の赤色光61が
出射され、入射部45からりライトガイド41内に入射
する。ライトガイド41内を全反射を繰り返して進行し
た光50は、出射部63に設置されたホログラム43に
入射する。ホログラム43に入射した光50はホログラ
ム43で回折され、ライトガイド41外へ出射し、表示
光62となりセンターハイマウントストップランプの表
示を行う。
【0039】ところで、ホログラムは再生表示するとき
の波長と露光するときの波長を変えて露光することがで
きる。ホログラムの露光とは前述したようにレーザの2
光束が干渉してできる一種の干渉縞をホログラム感光材
料中に記録することである。そしてこの干渉縞が回折格
子として作用する。露光に使用したレーザ光は、この回
折格子に対し、ブラッグ条件が成り立っている。 再生
するときに、このブラッグ条件に合っていれば、入射角
や波長が変化しても回折される。したがってこの特性を
利用して、表示のレイアウトと露光のレイアウトを変え
ることができる。
の波長と露光するときの波長を変えて露光することがで
きる。ホログラムの露光とは前述したようにレーザの2
光束が干渉してできる一種の干渉縞をホログラム感光材
料中に記録することである。そしてこの干渉縞が回折格
子として作用する。露光に使用したレーザ光は、この回
折格子に対し、ブラッグ条件が成り立っている。 再生
するときに、このブラッグ条件に合っていれば、入射角
や波長が変化しても回折される。したがってこの特性を
利用して、表示のレイアウトと露光のレイアウトを変え
ることができる。
【0040】図6の構成をベースに、このブラッグ条件
を利用した例を第3の実施例として次に説明する。まず
図8により、ブラッグ条件を説明する。 回折格子への
入射角をθ1 、回折波長(露光波長)をλ1 とすると、
回折格子の格子間隔をd、屈折率をnとして、 λ1 /n=2d・cosθ1 (17) が成り立つ条件をブラッグ条件という。ここでdとn
は、ホログラムによって決まる定数である。
を利用した例を第3の実施例として次に説明する。まず
図8により、ブラッグ条件を説明する。 回折格子への
入射角をθ1 、回折波長(露光波長)をλ1 とすると、
回折格子の格子間隔をd、屈折率をnとして、 λ1 /n=2d・cosθ1 (17) が成り立つ条件をブラッグ条件という。ここでdとn
は、ホログラムによって決まる定数である。
【0041】図9に示すように再生時のライトガイド4
1表面の法線53からの角度θin3およびθout3から露
光時の入射角を計算する。ライトガイド表面の法線と回
折格子の法線のなす角φは、 φ=90−(θin3 −θout3)/2 (18) 回折格子へのレーザ光の入射角θ0 は、 θ0 =90−(θin3 +θout3)/2 (19) である。
1表面の法線53からの角度θin3およびθout3から露
光時の入射角を計算する。ライトガイド表面の法線と回
折格子の法線のなす角φは、 φ=90−(θin3 −θout3)/2 (18) 回折格子へのレーザ光の入射角θ0 は、 θ0 =90−(θin3 +θout3)/2 (19) である。
【0042】再生波長をλ0 、露光波長をλR とする
と、回折格子への露光時の光の入射角θ0 ’は、 θ0 ’=cos-1((λR /λ0 )×cosθ0 ) (20) となる。以下、ライトガイド表面の法線53に関する露
光時の入射角θR1、出射角θS1は、 θR1=180−φ−θ0 ’ (21) θS1=φ−θ0 ’ (22) ホログラム表面の法線54に関する露光時の入射角θR
1’、出射角θS1’は、 θR1’=θR1−θH3 (23) θS1’=θS1+θH3 (24) となる。
と、回折格子への露光時の光の入射角θ0 ’は、 θ0 ’=cos-1((λR /λ0 )×cosθ0 ) (20) となる。以下、ライトガイド表面の法線53に関する露
光時の入射角θR1、出射角θS1は、 θR1=180−φ−θ0 ’ (21) θS1=φ−θ0 ’ (22) ホログラム表面の法線54に関する露光時の入射角θR
1’、出射角θS1’は、 θR1’=θR1−θH3 (23) θS1’=θS1+θH3 (24) となる。
【0043】そして、|θR1’|と|θS1’|とがとも
にθcより小さくなるように設定されることにより、ガ
ラスブロックを使用せずホログラム43が露光される。
すなわち、次式がその条件となる。 θR1−θc<θH3<θR1+θc (25) −θS1−θc<θH3<−θS1+θc (26)
にθcより小さくなるように設定されることにより、ガ
ラスブロックを使用せずホログラム43が露光される。
すなわち、次式がその条件となる。 θR1−θc<θH3<θR1+θc (25) −θS1−θc<θH3<−θS1+θc (26)
【0044】次に具体的な数値例を説明する。図6図示
の構成で、θD =0、θL =15、nLG=1.5、λ0
=620、λR =488とする。この場合 θin3 =75、θout3=0 φ=52.5、 θ0 =52.5 θ0 ’=61.4 となり、 θR1=66.1 θS1=−8.9 となる。
の構成で、θD =0、θL =15、nLG=1.5、λ0
=620、λR =488とする。この場合 θin3 =75、θout3=0 φ=52.5、 θ0 =52.5 θ0 ’=61.4 となり、 θR1=66.1 θS1=−8.9 となる。
【0045】式(25)および(26)から、 24.3<θH3<107.9 −32.9<θH3<50.7 これより、 24.3<θH3<50.7 が得られる。したがって、ホログラム43の傾斜角θH3
を例えば30°あるいは40°とすることにより、ガラ
スブロックを使用せずにホログラム43を露光すること
ができる。
を例えば30°あるいは40°とすることにより、ガラ
スブロックを使用せずにホログラム43を露光すること
ができる。
【0046】図10にホログラム43の露光系を示す。
ホログラム出射光に対応するレーザ光55はスペーシ
ャルフィルタ56による点光源光とされ、未露光の感光
材料57に角度θS1’で入射される。一方参照光のレー
ザ光58は、スペーシャルフィルタ59および凸レンズ
60とで平行光とされて感光材料57に角度θR1’で入
射される。レーザ光55と58とは互いにコヒーレント
であるので、感光材料57には干渉縞が記録される。そ
してこれを現像処理してホログラム43が得られる。な
お、再生波長と露光波長を異ならせた上記第3の実施例
は透過型のホログラムについて示したが、同様にして反
射型のホログラムについても適用される。
ホログラム出射光に対応するレーザ光55はスペーシ
ャルフィルタ56による点光源光とされ、未露光の感光
材料57に角度θS1’で入射される。一方参照光のレー
ザ光58は、スペーシャルフィルタ59および凸レンズ
60とで平行光とされて感光材料57に角度θR1’で入
射される。レーザ光55と58とは互いにコヒーレント
であるので、感光材料57には干渉縞が記録される。そ
してこれを現像処理してホログラム43が得られる。な
お、再生波長と露光波長を異ならせた上記第3の実施例
は透過型のホログラムについて示したが、同様にして反
射型のホログラムについても適用される。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明はライトガイドの
端部をウエッジ状に斜めにカットし、そのウエッジ部に
ホログラムを設置するようにしたから、ホログラムへの
光の入射角を空気中でのホログラムの臨界角以下にする
ことができ、ホログラム感光材料をガラスブロックを使
わずに露光することができる。これにより、ホログラム
の露光系は単純化され、歩留りの向上と、ホログラム回
折光の広がり角を大きくすることができるという効果が
ある。
端部をウエッジ状に斜めにカットし、そのウエッジ部に
ホログラムを設置するようにしたから、ホログラムへの
光の入射角を空気中でのホログラムの臨界角以下にする
ことができ、ホログラム感光材料をガラスブロックを使
わずに露光することができる。これにより、ホログラム
の露光系は単純化され、歩留りの向上と、ホログラム回
折光の広がり角を大きくすることができるという効果が
ある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】出射部に設置されたホログラムに関する各種角
度を示す説明図である。
度を示す説明図である。
【図3】入射部に設置されたホログラムに関する各種角
度を示す説明図である。
度を示す説明図である。
【図4】出射部に設置されたホログラムの露光系を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】入射部に設置されたホログラムの露光系を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図7】出射部に設置されたホログラムに関する各種角
度を示す説明図である。
度を示す説明図である。
【図8】ホログラムのブラック条件を示す説明図であ
る。
る。
【図9】第3の実施例を示すホログラムの露光と再生と
の角度説明図である。
の角度説明図である。
【図10】ホログラムの露光系を示す説明図である。
【図11】従来例を示す断面図である。
【図12】出射部に設置されたホログラムの露光系を示
す説明図である。
す説明図である。
【図13】入射部に設置されたホログラムの露光系を示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】露光系におけるガラスブロック使用時と非使
用時の点光源の入射方法を比較して示す説明図である。
用時の点光源の入射方法を比較して示す説明図である。
【図15】露光系におけるガラスブロック使用時と非使
用時の凸レンズの位置を比較して示す説明図である。
用時の凸レンズの位置を比較して示す説明図である。
1、41 ライトガイド 2、3、42 ウエッジ部 4、5、43 ホログラム 6、7、44 プリズム 10、46 光源装置 14 赤色光 15 ライトガイド内を進行する光 16 センターハイマウントストップランプ 23、26、29、33、55、58 レーザ光 25、32、57 感光材料 36、45 入射部 37、63 出射部 θH1、θH2、θH3 ホログラム傾斜角 θL 進行角 θin1 、θin2 、θin3 ホログラムへの入射角 θout1、θout2、θout3 ホログラム回折光(再生
光)の出射角 θR1、θS1 露光時の入射角
光)の出射角 θR1、θS1 露光時の入射角
Claims (3)
- 【請求項1】 光源と、入射部と出射部とを有し前記入
射部に入射する光束を前記出射部へ略平行の反射面間で
反射させて導光するライトガイドと、前記入射部と出射
部の少なくともいずれかに設けられたホログラムとを備
えた表示装置において、前記ホログラムが前記ライトガ
イドの反射面に対して斜めにカットされたウエッジ部に
設置され、当該ホログラムが空気中において臨界角以下
で露光可能に構成されていることを特徴とする表示装
置。 - 【請求項2】 前記ホログラムは出射部に設けられ、前
記ライトガイドの屈折率をnLG、ホログラムの平均屈折
率をnH とし、ライトガイドの反射面の法線を基準とし
て、該ライトガイドから出射される表示光の出射角をθ
D 、前記ホログラムに入射する光の入射角をθin、該ホ
ログラムによる回折光の出射角をθout とし、ライトガ
イドの反射面に対するライトガイド内を進行する光束の
進行角をθL 、前記ウエッジ部の傾斜角をθH とすると
き、該傾斜角θH が θin−θc<θH <θin +θc θout −θc<θH <θout +θc |θL |<90−θc ただし、θin=90−θL θout =sin-1(sin(θD )/nLG) θc=sin-1(1/nH ) を満足するように設定されていることを特徴とする請求
項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記ホログラムは入射部に設けられ、前
記ライトガイドの屈折率をnLG、ホログラムの平均屈折
率をnH とし、ライトガイドの反射面の法線を基準とし
て、該ライトガイドに光源から入射される入射光の入射
角をθA 、前記ホログラムに入射する光の入射角をθi
n、該ホログラムによる回折光の出射角をθout とし、
ライトガイドの反射面に対するライトガイド内を進行す
る光束の進行角をθL 、前記ウエッジ部の傾斜角をθH
とするとき、該傾斜角θH が −θin−θc<θH <−θin +θc θout −θc<θH <θout +θc |θL |<90−θc ただし、θin=sin-1(sin(θA )/nLG) θout =90−θL θc=sin-1(1/nH ) を満足するように設定されていることを特徴とする請求
項1記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15152293A JPH06337316A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15152293A JPH06337316A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06337316A true JPH06337316A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15520358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15152293A Withdrawn JPH06337316A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06337316A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005018750A1 (de) * | 2005-04-22 | 2006-10-26 | Marcus Werner | Verfahren zur Herstellung von winkelreduzierter Hologrammen sowie der integrierten Wiedergabe winkelreduzierter Hologramme |
| JP2014215410A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 大日本印刷株式会社 | ホログラフィック光学素子の製造方法並びに当該製造方法によって製造されたホログラフィック光学素子を備えるホログラフィック光コンバイナ |
| US9738041B2 (en) | 2013-11-15 | 2017-08-22 | Seiko Epson Corporation | Optical element, image display device and method for manufacturing same |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP15152293A patent/JPH06337316A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005018750A1 (de) * | 2005-04-22 | 2006-10-26 | Marcus Werner | Verfahren zur Herstellung von winkelreduzierter Hologrammen sowie der integrierten Wiedergabe winkelreduzierter Hologramme |
| JP2014215410A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 大日本印刷株式会社 | ホログラフィック光学素子の製造方法並びに当該製造方法によって製造されたホログラフィック光学素子を備えるホログラフィック光コンバイナ |
| US9738041B2 (en) | 2013-11-15 | 2017-08-22 | Seiko Epson Corporation | Optical element, image display device and method for manufacturing same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |