JPH06337932A - 画像のコントラスト強調方法及び装置 - Google Patents

画像のコントラスト強調方法及び装置

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JPH06337932A
JPH06337932A JP5128572A JP12857293A JPH06337932A JP H06337932 A JPH06337932 A JP H06337932A JP 5128572 A JP5128572 A JP 5128572A JP 12857293 A JP12857293 A JP 12857293A JP H06337932 A JPH06337932 A JP H06337932A
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晃 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速でかつメモリ消費量が少なく、さらに、
画質を改善するためのコントラスト強調処理を自動的に
行い、又複雑なコントラスト調整を容易に行うことがで
きるコントラスト強調装置を提供すること。 【構成】 カラー画像の各画素におけるRGBの最大値
で定義された明度Iを算出する最大値算出手段2と、第
一の制御係数aと第二の制御係数cと明度Iを用いてa
+c/Iの演算を各画素ごとに施す演算手段3と、演算
結果を各画素のRGB値に乗算する乗算手段5とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン、スキャ
ナ、ファクシミリ等において、画像のコントラストを調
節する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像のコントラストを強調
するには、RGBのデータを明度と色度の成分に分解
し、明度成分のダイナミックレンジを広げるように明度
を変換し、その後色度の情報をもとに、RGBデータに
直す手段がとられていた。
【0003】例えば、図8のように入力画像メモリ80
のRGBデータを、YIQ変換手段によってYIQデー
タに変換し、明度信号はY画像メモリ82、色度信号は
I画像メモリ83とQ画像メモリ84に含まれるように
変換される。そしてY画像メモリ82のデータに、図9
の明度変換ルックアップテーブルによる明度変換を明度
変換手段85によって施した後、YIQ逆変換手段86
によってRGBに逆変換することにより、色相を変化さ
せずにコントラストを強調する。RGBからYIQへの
変換は通常3×3のマトリクス変換で行われ、例えば、
文献テレビジョン学会偏「テレビジョン画像解析ハンド
ブック」pp.581−593に詳しい。
【0004】また、従来のコントラスト強調装置は図9
の明度変換ルックアップテーブル90の他に、明度変換
関数を作用させることによってコントラストを強調す
る。このような関数のなかで従来最も単純な形は、入力
明度Iから出力明度I’への関数として、式(1)の一
次変換で表される。
【0005】 I’=aI+c (1) よってコントラスト強調では、少なくとも2つの制御係
数を調節することが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像のコ
ントラスト強調装置は、RGB信号を一度、マトリクス
変換または変換テーブルを参照するなどして、明度成分
と色度成分に分解する必要があり、計算時間とメモリが
余計にかかるという欠点がある。
【0007】また明度成分のとりかたによっては、処理
後に色相や彩度が変わってしまうという欠点がある。
【0008】また、従来のコントラスト強調装置は、コ
ントラストの制御パラメータとして、2つ以上の変数が
必要であり、人間が対話的に制御する際に、操作が複雑
であるという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、上記の課題を解決し、高
速で、かつメモリ消費量が少なくてすむカラー画像のコ
ントラスト強調装置を提供することである。さらに、画
質を改善するためのコントラスト強調処理の自動化方
法、そして、複雑なコントラスト強調の調整を容易に行
うことのできるコントラスト装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明である画像の
コントラスト強調方法は、カラー画像の各画素における
R,G,Bの最大値として定義された明度Iと、2つの
制御係数a,cを用いて各画素ごとにa+c/Iの演算
をし、この演算結果を各画素のR,G,Bにそれぞれ乗
ずることによってコントラストを調節することを特徴と
する。
【0011】第2の発明である画像のコントラスト強調
方法は、1つの制御係数aを用いてコントラスト強調す
る際に、入力画像の明度データの最大値及び最小値、及
び平均値を算出し、出力画像の明度範囲全体に明度が線
形変換されるときの変換特性直線を求め、この変換特性
直線上で入力画像の平均値が交わる交点を求め、平均値
との交点を通り傾きが制御係数aである変換特性直線を
用いてコントラストを調節することを特徴とする。
【0012】第3の発明である画像のコントラスト強調
方法は、第1又は第2の発明において、入力画像の明度
データに低減濾過作用を施した画像の明度の最大値及び
最小値、あるいは、最大値、最小値、平均値を算出し、
これらの値をもとに制御係数を求めることを特徴とす
る。
【0013】第4の発明である画像のコントラスト強調
装置は、カラー画像の各画素におけるR,G,Bの最大
値として定義された明度Iを算出する最大値算出手段
と、第一の制御係数aと第二の制御係数cと明度Iを用
いて、a+c/Iの演算を各画素ごとに施す演算装置
と、前記演算装置の出力値を各画素のR,G,Bにそれ
ぞれ乗ずる演算手段とからなることを特徴とする。
【0014】第5の発明である画像のコントラスト強調
装置は、第4の発明において、カラー画像の各画素にお
けるR,G,Bの最大値として定義された明度Iを算出
する最大値算出手段と、明度Iをストアする明度画像メ
モリと、明度画像の最大値である入力最大明度値と明度
画像の最小値である入力最小明度値を計算する明度画像
統計量算出装置と、入力最大明度値と入力最小明度値及
び、出力画像の最大明度値と出力画像の最小明度値を用
いて、第一の制御係数、と第二の制御係数を計算する演
算装置とからなる制御係数自動算出装置を更に有するこ
とを特徴とする。
【0015】第6の発明である画像のコントラスト強調
装置は、第4の発明において、カラー画像の各画素にお
けるR,G,Bの最大値として定義された明度Iを算出
する最大値算出手段と、明度Iをストアする明度画像メ
モリと、明度画像の最大値である入力最大明度値と明度
画像の最小値である入力最小明度値と明度画像の平均明
度値である入力平均明度値を計算する明度画像統計量算
出装置と、第一の制御係数を入力する強調量制御装置
と、前記明度画像統計量算出装置の出力及び第一の制御
係数、及び出力画像の最大明度値と出力画像の最小明度
値を用いて、第二の制御係数を計算する演算装置とから
なる制御係数半自動算出装置を更に有することを特徴と
する。
【0016】第7の発明である画像のコントラスト強調
装置は、入力画像メモリから入力画像の最大明度値と入
力画像の最小明度値と入力画像の平均明度値を計算する
明度画像統計量算出装置と、第一の制御係数を入力する
強調量制御装置と、前記明度画像統計量算出装置の出力
及び第一の制御係数、及び出力画像の最大明度値と出力
画像の最小明度値を用いて、第二の制御係数を計算する
演算装置と、第一の制御係数aと第二の制御係数cを用
い、入力画像の明度値Iに対し、画素事に、aI+cの
演算を施す画素演算装置を持つことを特徴とする。
【0017】第8の発明である画像のコントラスト強調
装置は、第5、第6又は第7の発明において、明度画像
統計量算出装置の前段に、低周波濾過装置をもつことを
特徴とする。
【0018】
【作用】以下に、第1の発明のコントラスト強調方法の
原理を説明する。
【0019】一般的な白黒画像のコントラスト強調方式
は、入力明度Iから出力明度I’への関数として、式
(2)の線形変換で表される。
【0020】 I’=aI+c (2) a,cは制御係数である。線形変換関数は、例えば図7
の変換関数70のように表示される。
【0021】線形変換関数をカラー画像にそのまま適用
し、RGBにそれぞれ式(2)を施すと、式(3)にな
るが、これだと出力画像の色の彩度が入力画像と異なっ
てしまうという欠点がある。
【0022】 {R,G,B}=a{R,G,B}+c (3) そこで第1の発明の画像のコントラスト強調方法は、処
理前後で画像の色度を変化させないようにする。カラー
画像の3つの色度r,g,bは、
【0023】
【0024】で表される。色度が変化しないということ
は、彩度と色相が変化しないということである。
【0025】色度を変化させないためには図6に示すよ
うに、処理前後のRGB値の比が不変である必要があ
る。よって第1の発明の画像のコントラスト強調方法
は、式(3)の代わりに、式(5)をRGBに施す。
【0026】 {R,G,B}=(a+c/I){R,G,B} (5) これによって処理前後で、RGB値の比は一定となり、
彩度と色相は変化しない。
【0027】線形変換式(2)の制御係数aと、cの求
め方は文献「画像解析ハンドブック」pp.475−4
81東京大学出版会、などに記されている。
【0028】図7を用いて制御係数の求め方の例を説明
する。まず入力画像の明度Iの画像内での最大値I
m a x 75と最小値Im i n 73を求める。そしてあら
かじめ分かっている出力画像の明度の最大値M78と最
小値m76を用い、制御係数a,cとして式(6)のa
0 ,c0 を求める事が出来る。
【0029】
【0030】これは、入力画像の明度のダイナミックレ
ンジを最大にするように、IからI’への関数として線
形変換式を求める方法である。これによって求められる
線形変換式はI’=g0 として変換関数70で表され
る。
【0031】また、上記方法によってカラー画像のコン
トラスト強調式(5)の制御係数も同様にして求められ
る。すなわち各画素のRGBの最大値をその画素の明度
Iと考え、明度Iの最大値と最小値から、制御係数a,
cが求めることができる。
【0032】以下に第2の発明のコントラスト強調方法
の原理を説明する。
【0033】第1のコントラスト強調方法で説明したよ
うに、入力明度Iから出力明度I’への変換関数として
一般的である線形変換は式(2)で表されるため、従来
2つの制御係数が必要であった。
【0034】第2のコントラスト強調方法は、1つの制
御係数a、すなわち式(2)の傾きの値を制御係数とし
て、コントラストを調整する。
【0035】図7を用いて説明する。入力画像の明度I
の最大値である入力最大明度値75及び最小値である入
力最小明度値73及び平均値である入力平均明度値74
を算出し、まず、出力画像の明度範囲全体に明度が線形
変換されるときの変換関数70を求める。次に変換関数
70上で入力平均値明度値74が交わる交点71を求め
る。そしてこの交点71を通り、傾きが制御係数aであ
るような変換関数72を用いて、コントラストを調節す
る。
【0036】具体的には、まず式(6)を用いて、変換
関数70における制御係数a0 とc0 を求める。よって
変換関数70は次式で表される。
【0037】 g0 (I)=a0 I+c0 (7) 次に式(8)を用い、入力画像の明度の平均値Ia v e
を、変換関数70で変換したときの値g0 (Ia v e
を求める。
【0038】 g0 (Ia v e )=a0 a v e +c0 (8) 点Aを(Ia v e ,g0 (Ia v e ))とすると、点A
を通り、傾きが制御係数ap であるような変換関数72
は、式(9)で表すことができる。
【0039】 g(I)=ap (I−Ia v e )+g0 (Ia v e ) (9) このとき、変換関数72の切片はcp は、 cp =g0 (Ia v e )−ap a v e (10) で表される。
【0040】以上の方法は、白黒画像に適用できるだけ
でなく、カラー画像の明度成分に適用すれば、カラー画
像のコントラスト強調にも使用できることは自明であ
る。また、本発明は第1の発明のコントラスト強調方法
の制御係数を算出する際にも使用することが出来る。
【0041】以下に第3の発明のコントラスト強調方法
の原理を説明する。本発明は、第1、第2の発明のコン
トラスト強調方法において、入力画像の明度の最大値I
m ax 、及び最小値Im i n 、または平均値Ia v e
求める際に、ノイズの影響を除去するため、入力画像の
明度に低周波濾過フィルタを通したものから求める方法
である。
【0042】画像のコントラストは、主観評価実験より
画像の明度成分の低周波成分に依存する心理量であるこ
とがわかっている。このことは、例えば画像に高周波ノ
イズを付加しても人間の感じるコントラストはほとんど
変化しないという事実から明らかである。よって、制御
係数を求める際に、このような心理学的な知験を取り入
れ、明度に低周波を濾過したものから制御係数を求め
る。
【0043】本発明により、画像のノイズに左右されず
にコントラスト強調を制御することが可能となる。
【0044】
【実施例】以下に、本発明の実施例である画像のコント
ラスト強調装置を図面を用いて説明する。
【0045】図1に第4の発明の画像のコントラスト強
調装置の一実施例を示す。入力画像メモリ1からカラー
画像データR,G,Bを、最大値算出手段2に送信し、
ここで各画素ごとに、R,G,Bの中の最大値である明
度Iを算出する。係数制御装置4から、第一の制御係数
aと第二の制御係数cが入力され、演算手段3におい
て、 a+c/I の演算を各画素ごとに施す。演算手段3の出力を、乗算
手段5において、RGBデータに各画素ごとに乗算す
る。このようにして得られた結果を出力画像メモリ7に
出力することで、コントラスト強調されたカラー画像を
得る。なお、6はコントラスト強調演算処理部を示す。
【0046】図2に第5の発明の画像のコントラスト強
調装置の一実施例を示す。本発明の画像のコントラスト
強調装置は、第4の発明のコントラスト強調装置におい
て、制御係数を自動的に計算するため、係数制御装置1
0の代わりに、以下のような係数自動算出装置20を持
つ。
【0047】係数自動算出装置20は、入力画像メモリ
1から最大値算出手段11によってカラー画像の明度画
像メモリ12に各画素のRGBの最大値の値をストアす
る。
【0048】そして明度画像メモリ12内での最大値で
ある入力最大明度値15(Imax)と明度画像メモリ
12内での最小値である入力最小明度値14(Imi
n)を、明度画像統計量算出装置13から計算する。
【0049】前記入力最大明度値15と入力最小明度値
14と、あらかじめ設定した出力画像の最大明度知であ
る出力最大明度値18(M)と出力画像の最小明度値で
ある出力最小明度値17(m)とを、演算装置19に入
力し、第一の制御係数aと第二の制御係数cを計算す
る。
【0050】なお第一の制御係数aと第二の制御係数c
は式(5)の線形変換のための係数である。
【0051】演算装置19における、線形変換の係数の
計算方法は、第1の発明のコントラスト強調方法の原理
の説明で述べた、式(6)などを用いればよい。
【0052】このようにして得られた第一の制御係数a
と第二の制御係数cの値をもとに、コントラスト強調演
算処理部6によって各画素に演算を施す。
【0053】図3に第6の発明の画像のコントラスト強
調装置の一実施例を示す。本発明の画像のコントラスト
強調装置は、第5の発明のコントラスト強調装置におい
て、係数自動算出装置20の代わりに係数半自動算出装
置30を持つ。
【0054】係数半自動算出装置30は、入力画像メモ
リ1から最大値算出手段11によって明度画像メモリ1
2に各画素のRGBの最大値Iの値をストアする。
【0055】そして明度画像統計量算出装置31を用い
て明度画像メモリ12内の最大値である入力最大明度値
15(Imax)と明度画像メモリ12内の最大値であ
る入力最小明度値14(Imin)と明度画像メモリ1
2内の平均値である入力平均明度値16(Iave)を
計算し、演算装置32に入力する。さらに強調量制御装
置33より、強調量として第一の制御係数aを演算装置
32に入力する。
【0056】前記入力最大明度値15、入力最小明度値
14、入力平均明度値16と、あらわじめ設定した出力
画像の最大明度値である出力最大明度値17(M)と出
力画像の最小明度値である出力最小明度値18(m)
と、第一の制御係数aから、演算装置32によって第二
の制御係数cを計算する。
【0057】演算装置32における計算手段の例として
は、第2の発明のコントラスト強調方法の原理の説明で
のべた、式(10)に従って計算する手段がある。
【0058】このようにして得られた第一の制御係数a
と第二の制御係数cの値をもとに、コントラスト強調演
算処理部6によって各画素に演算を施す。
【0059】図4に第7の発明の画像のコントラスト強
調装置の一実施例を示す。第7の発明の画像のコントラ
スト強調装置は、第6の発明の画像のコントラスト強調
装置を白黒の濃淡画像に適用したものである。
【0060】入力画像メモリ40から、白黒の濃淡画像
データを係数半自動算出装置43に入力し、明度画像統
計量算出装置31によって入力画像の最大値である入力
最大明度値15(Imax)と入力画像の最小値である
入力最小明度値14(Imin)と入力画像の平均値で
ある入力平均明度値16(Iave)を計算する。
【0061】そして前記入力最大明度値14と、入力最
小明度値15と、入力平均明度値16と、あらかじめ設
定した出力画像の最大明度値である出力最大明度値18
(M)とし出力画像の最小明度値である出力最小明度値
17(m)を、演算装置32に入力する。さらに強調量
制御装置33より、強調量として第一の制御aを演算装
置32に入力する。
【0062】以上の入力より、演算装置32は、第二の
制御係数cを算出する。演算装置32における、線形変
換の係数の計算方法は、第1の発明のコントラスト強調
方法の原理を説明で述べた、式(6)などを用いればよ
い。
【0063】このようにして得られた第一の制御係数a
と第二の制御係数cを用い、画素演算装置41におい
て、線形変換処理を行う。すなわち第一の制御係数を
a、第二の制御係数をbとし、入力画像の明度値をIと
すると、aI+cの演算を各画素ごとに行い、出力画像
メモリ42にストアする。
【0064】図5に第8の本発明の画像のコントラスト
強調装置の一実施例を示す。第8の発明の画像のコント
ラスト強調装置は、前記第4、第5、第6、第7のコン
トラスト強調装置において、明度画像統計量算出装置1
3、又は33の前に、低周波濾過装置50を付加した構
造をもつ。
【0065】明度画像メモリ32のデータを低周波濾過
装置50によって低域濾過し、その出力をもとに明度統
計量算出装置33によって、入力最小明度値14、入力
最小明度値15、入力平均明度値16を算出する。
【0066】または、明度画像メモリ12のデータを低
周波濾過装置50によって低域濾過し、その出力をもと
に明度統計量算出装置31によって、入力最小明度値1
4、入力最大明度値15を算出する。
【0067】以後の処理は、前記第4、第5、第6、第
7のコントラスト強調装置と同様である。
【0068】
【発明の効果】第1の発明の方法及び第4、第5、第6
の発明の装置は、RGB値のカラー画像を他の座標系に
変換することなく、色相や彩度を変化させずに、コント
ラストの強調ができる。また、処理時間が短くてすむ。
【0069】第5の発明の装置は、第4の発明の装置に
くらべ、RGBのカラー画像のコントラストを、見た目
に高画質となるよう自動的に強調できる。
【0070】第2の発明の方法及び第6、第7の発明の
装置は、コントラストの調整パラメータが一つだけで画
像のコントラストを調整でき、人間が対話的に調整する
際の操作性が著しく向上する。しかも画像の平均輝度に
応じて出力変換関数が変化するため、画像の種類によら
ずに人間の主観的コントラスト感覚に応じた自然な強調
が可能である。
【0071】第3の発明の方法、及び第8の発明の装置
は、補正係数を計算する際にノイズ成分を除去すること
になり、原画像のノイズ成分に左右されず、人間の主観
に応じた自動的なコントラスト強調が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第4の発明の画像のコントラスト強調装置の一
実施例を示すブロック図
【図2】第5の発明の画像のコントラスト強調装置の一
実施例を示すブロック図
【図3】第6の発明の画像のコントラスト強調装置の一
実施例を示すブロック図
【図4】第7の発明の画像のコントラスト強調装置の一
実施例を示すブロック図
【図5】第8の発明の画像のコントラスト強調装置の一
実施例を示すブロック図
【図6】第1の発明の画像のコントラスト強調方法の原
理を説明するための図
【図7】第2の発明の画像のコントラスト強調方法の原
理を説明するための図
【図8】従来の画像のコントラスト強調装置の例を示す
ブロック図
【図9】明度変換ルックアップテーブルの例
【符号の説明】
1,40,80 入力画像メモリ 2 最大値算出手段 3 演算手段 4 係数制御装置 5 乗算手段 6 コントラスト強調演算処理部 7,42,87 出力画像メモリ 11 最大値算出手段 12 明度画像メモリ 13,31 明度画像統計量算出装置 14,73 入力最小明度値 15,75 入力最大明度値 16,74 入力平均明度値 17,76 出力最小明度値 18,78 出力最大明度値 19,32 演算装置 20 係数自動算出装置 30 係数半自動算出装置 33 強調量制御装置 41 画素演算装置 50 低域濾過装置 60 コントラスト強調前RGB値 61 コントラスト強調後画素値 70,72 変換関数 71 交点 77 入力平均明度値の出力値 81 YIQ変換手段 82 Y画像メモリ 83 I画像メモリ 84 Q画像メモリ 85 明度変換手段 86 YIQ逆変換手段 90 明度変換ルックアップテーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像の各画素におけるR,G,B
    の最大値として定義された明度Iと、2つの制御係数
    a,cを用いて各画素ごとにa+c/Iの演算をし、こ
    の演算結果を各画素のR,G,Bにそれぞれ乗ずること
    によってコントラストを調節することを特徴とする画像
    のコントラスト強調方法。
  2. 【請求項2】 1つの制御係数aを用いてコントラスト
    強調する際に、入力画像の明度データの最大値及び最小
    値、及び平均値を算出し、出力画像の明度範囲全体に明
    度が線形変換されるときの変換特性直線を求め、この変
    換特性直線上で入力画像の平均値が交わる交点を求め、
    平均値との交点を通り傾きが制御係数aである変換特性
    直線を用いてコントラストを調節することを特徴とする
    画像のコントラスト強調方法。
  3. 【請求項3】 入力画像の明度データに低減濾過作用を
    施した画像の明度の最大値及び最小値、あるいは、最大
    値、最小値、平均値を算出し、これらの値をもとに前記
    制御係数を求めることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像のコントラスト強調方法。
  4. 【請求項4】 カラー画像の各画素におけるR,G,B
    の最大値として定義された明度Iを算出する最大値算出
    手段と、第一の制御係数aと第二の制御係数cと明度I
    を用いて、a+b/Iの演出を各画素ごとに施す演算装
    置と、前記演算装置の出力値を各画素のR,G,Bにそ
    れぞれ乗ずる乗算し手段とからなることを特徴とする画
    像のコントラスト強調装置。
  5. 【請求項5】 カラー画像の各画素におけるR,G,B
    の最大値として定義された明度Iを算出する最大値算出
    手段と、明度Iをストアする明度画像メモリと、明度画
    像の最大値である入力最大明度値と明度画像の最小値で
    ある入力最小明度値を計算する明度画像統計量算出装置
    と、入力最大明度値と入力最小明度値及び、出力画像の
    最大明度値と出力画像の最小明度値を用いて、第一の制
    御係数、と第二の制御係数を計算する演算装置とからな
    る制御係数自動算出装置を更に有することを特徴とする
    請求項4記載の画像のコントラスト強調装置。
  6. 【請求項6】 カラー画像の各画素におけるR,G,B
    の最大値として定義された明度Iを算出する最大値算出
    手段と、明度Iをストアする明度画像メモリと、明度画
    像の最大値である入力最大明度値と明度画像の最小値で
    ある入力最小明度値と明度画像の平均明度値である入力
    平均明度値を計算する明度画像統計量算出装置と、第一
    の制御係数を入力する強調量制御装置と、前記明度画像
    統計量算出装置の出力及び第一の制御係数、及び出力画
    像の最大明度値と出力画像の最小明度値を用いて、第二
    の制御係数を計算する演算装置とからなる制御係数半自
    動算出装置を更に有することを特徴とする請求項4記載
    の画像のコントラスト強調装置。
  7. 【請求項7】 入力画像メモリから入力画像の最大明度
    値と入力画像の最小明度値と入力画像の平均明度値を計
    算する明度画像統計量算出装置と、第一の制御係数を入
    力する強調量制御装置と、前記明度画像統計量算出装置
    の出力及び第一の制御係数、及び出力画像の最大明度値
    と出力画像の最小明度値を用いて、第二の制御係数を計
    算する演算装置と、第一の制御係数aと第二の制御係数
    cを用い、入力画像の明度値Iに対し、画素毎に、aI
    +cの演算を施す画素演算装置を持つことを特徴とする
    画像のコントラスト強調装置。
  8. 【請求項8】 前記明度画像統計量算出装置の前段に、
    低周波濾過装置をもつことを特徴とする請求項5,6又
    は7記載の画像のコントラスト強調装置。
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