JPH06337939A - 画像識別方法および装置 - Google Patents
画像識別方法および装置Info
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- JPH06337939A JPH06337939A JP12756793A JP12756793A JPH06337939A JP H06337939 A JPH06337939 A JP H06337939A JP 12756793 A JP12756793 A JP 12756793A JP 12756793 A JP12756793 A JP 12756793A JP H06337939 A JPH06337939 A JP H06337939A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 26
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 claims description 7
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 14
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 4
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】処理時間を有効に短縮できる新規な画像識別方
法を実現する。 【構成】互いに直交する基準軸X,Yの各方向に付き、
参照パターンの情報値を積分操作し、各積分結果を積分
方向と直交する方向に就き微分操作して、X方向微分参
照データと、Y方向微分参照データとを用意する。識別
サーチ領域画像に就いて、上記基準軸X,Y方向に就き
情報値を積分操作し、各積分結果を、積分方向と直交す
る方向に就き微分操作してX方向微分データとY方向微
分データを算出する。上記X方向微分参照データとX方
向微分データ、上記Y方向微分参照データとY方向微分
データを、それぞれパターンマッチング操作する。
法を実現する。 【構成】互いに直交する基準軸X,Yの各方向に付き、
参照パターンの情報値を積分操作し、各積分結果を積分
方向と直交する方向に就き微分操作して、X方向微分参
照データと、Y方向微分参照データとを用意する。識別
サーチ領域画像に就いて、上記基準軸X,Y方向に就き
情報値を積分操作し、各積分結果を、積分方向と直交す
る方向に就き微分操作してX方向微分データとY方向微
分データを算出する。上記X方向微分参照データとX方
向微分データ、上記Y方向微分参照データとY方向微分
データを、それぞれパターンマッチング操作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像識別方法および画
像識別装置に関する。
像識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元的な画像を識別する方法の一つと
して「パターンマッチング」が知られている。パターン
マッチングでは、「基準画像」の一部で、基準画像の特
徴を良く表している領域を抽出してサーチ領域とし、こ
のサーチ領域内にある画像、即ち「サーチ領域画像」の
一部を「参照パターン」として設定する。
して「パターンマッチング」が知られている。パターン
マッチングでは、「基準画像」の一部で、基準画像の特
徴を良く表している領域を抽出してサーチ領域とし、こ
のサーチ領域内にある画像、即ち「サーチ領域画像」の
一部を「参照パターン」として設定する。
【0003】識別対象となる画像が読取りにより取込ま
れると、取込み画像のうち上記サーチ領域に対応する部
分の画像が「識別サーチ領域画像」として抽出され、こ
の識別サーチ領域画像に対して参照パターンを2次元的
に移動させ、参照パターンの各移動位置において「参照
パターンと重なる識別サーチ領域画像部分」と参照パタ
ーンとの相関を演算する。
れると、取込み画像のうち上記サーチ領域に対応する部
分の画像が「識別サーチ領域画像」として抽出され、こ
の識別サーチ領域画像に対して参照パターンを2次元的
に移動させ、参照パターンの各移動位置において「参照
パターンと重なる識別サーチ領域画像部分」と参照パタ
ーンとの相関を演算する。
【0004】相関の演算には種々の式が考えられるが、
基本的には、参照パターンの各画素の「情報値」と、こ
の画素に重なる識別サーチ領域内の画素の情報値との積
を、参照パターン内の全画素に就いて加え合わせ、必要
に応じて定数倍すれば良い。この値を「相関値」とよぶ
と、サーチ領域内に「参照パターンと同一のパターン」
があり、参照パターンがこのパターンに重なったとき、
相関値は参照パターンの「自己相関値」となって最大値
を取る。
基本的には、参照パターンの各画素の「情報値」と、こ
の画素に重なる識別サーチ領域内の画素の情報値との積
を、参照パターン内の全画素に就いて加え合わせ、必要
に応じて定数倍すれば良い。この値を「相関値」とよぶ
と、サーチ領域内に「参照パターンと同一のパターン」
があり、参照パターンがこのパターンに重なったとき、
相関値は参照パターンの「自己相関値」となって最大値
を取る。
【0005】そこで、自己相関値に近く自己相関値より
も小さい「閾値レベル」を設定し、識別サーチ領域内に
おける相関値の最大値が上記閾値レベルよりも大きいと
き、取り込まれた取込み画像は参照パターンと同一のパ
ターンを含み、従って基準画像と同一の画像の一部であ
ると識別できる。
も小さい「閾値レベル」を設定し、識別サーチ領域内に
おける相関値の最大値が上記閾値レベルよりも大きいと
き、取り込まれた取込み画像は参照パターンと同一のパ
ターンを含み、従って基準画像と同一の画像の一部であ
ると識別できる。
【0006】このようなパターンマッチングによる画像
識別は識別性が良く、識別の信頼性も高いが、相関値の
算出に参照パターンの全画素の情報が用いられるため識
別に到る演算量が多量となり処理時間が長いという問題
があった。
識別は識別性が良く、識別の信頼性も高いが、相関値の
算出に参照パターンの全画素の情報が用いられるため識
別に到る演算量が多量となり処理時間が長いという問題
があった。
【0007】演算量を減らすには識別サーチ領域のサイ
ズを小さくしたり、あるいは識別サーチ領域と参照パタ
ーンのサイズを共に小さくする等の方法が考えられる
が、これらのサイズの縮小にともない、識別精度も低下
するので好ましい方法でない。
ズを小さくしたり、あるいは識別サーチ領域と参照パタ
ーンのサイズを共に小さくする等の方法が考えられる
が、これらのサイズの縮小にともない、識別精度も低下
するので好ましい方法でない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、処理時間を有効に短
縮できる新規な画像識別方法およびこの方法を実施する
ための装置を提供することである。
情に鑑みてなされたものであって、処理時間を有効に短
縮できる新規な画像識別方法およびこの方法を実施する
ための装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像識別
方法は「画像読取りにより取込まれた2次元的な取込み
画像から抽出された識別サーチ領域画像と、予め用意さ
れた2次元参照パターンとのパターンマッチングによ
り、上記取込み画像中に参照パターンが含まれるか否か
を識別する方法」であって、以下の点を特徴とする。
方法は「画像読取りにより取込まれた2次元的な取込み
画像から抽出された識別サーチ領域画像と、予め用意さ
れた2次元参照パターンとのパターンマッチングによ
り、上記取込み画像中に参照パターンが含まれるか否か
を識別する方法」であって、以下の点を特徴とする。
【0010】即ち、予め用意された参照パターンに就
き、互いに直交する基準軸X,Yの各方向において参照
パターンの情報値の積分操作を行い、各積分結果を積分
方向と直交する方向において微分操作して、X方向微分
参照データと、Y方向微分参照データとを用意する。ま
た、識別サーチ領域画像に就いて上記基準軸X,Y方向
に就き情報値の積分操作を行い、各積分結果を積分方向
と直交する方向に就き微分操作してX方向微分データと
Y方向微分データを算出する。X方向微分参照データと
X方向微分データ、Y方向微分参照データとY方向微分
データを、それぞれパターンマッチング操作する。
き、互いに直交する基準軸X,Yの各方向において参照
パターンの情報値の積分操作を行い、各積分結果を積分
方向と直交する方向において微分操作して、X方向微分
参照データと、Y方向微分参照データとを用意する。ま
た、識別サーチ領域画像に就いて上記基準軸X,Y方向
に就き情報値の積分操作を行い、各積分結果を積分方向
と直交する方向に就き微分操作してX方向微分データと
Y方向微分データを算出する。X方向微分参照データと
X方向微分データ、Y方向微分参照データとY方向微分
データを、それぞれパターンマッチング操作する。
【0011】請求項2記載の画像識別装置は上記請求項
1記載の画像識別方法を実施する装置であって、画像取
り込み手段と、参照パターン抽出手段と、演算手段とを
有する。
1記載の画像識別方法を実施する装置であって、画像取
り込み手段と、参照パターン抽出手段と、演算手段とを
有する。
【0012】「画像取り込み手段」は、識別対象となる
画像を読取り、サーチ対象となる特徴部分領域の画像情
報を抽出する。このようにして抽出される領域は「識別
サーチ領域」であるが、取り込まれた画像が「基準画
像」である場合には、サーチ領域である。上記抽出され
た画像情報を、識別サーチ領域に対して「識別サーチ領
域画像」、サーチ領域に対して「サーチ領域画像」と呼
ぶ。「参照パターン抽出手段」は、基準画像が取り込ま
れた場合に上記特徴部分(サーチ領域画像)内の所望の
部分を参照パターンとして抽出する。「演算手段」は、
識別対象となる画像が取り込まれたとき、識別サーチ領
域として抽出された領域の識別サーチ領域画像および参
照パターンの画像情報のそれぞれの情報値に就き、互い
に直交するX,Y軸の各方向につき積分操作し、各積分
結果を積分方向と直交する方向につき微分操作して、X
方向微分データ,Y方向微分データおよびX方向微分参
照データ,Y方向微分参照データを算出し、X方向微分
参照データとX方向微分データ、Y方向微分参照データ
とY方向微分データを、それぞれパターンマッチング操
作する手段である。パターンマッチング操作は、相関を
調べることにより行われる。
画像を読取り、サーチ対象となる特徴部分領域の画像情
報を抽出する。このようにして抽出される領域は「識別
サーチ領域」であるが、取り込まれた画像が「基準画
像」である場合には、サーチ領域である。上記抽出され
た画像情報を、識別サーチ領域に対して「識別サーチ領
域画像」、サーチ領域に対して「サーチ領域画像」と呼
ぶ。「参照パターン抽出手段」は、基準画像が取り込ま
れた場合に上記特徴部分(サーチ領域画像)内の所望の
部分を参照パターンとして抽出する。「演算手段」は、
識別対象となる画像が取り込まれたとき、識別サーチ領
域として抽出された領域の識別サーチ領域画像および参
照パターンの画像情報のそれぞれの情報値に就き、互い
に直交するX,Y軸の各方向につき積分操作し、各積分
結果を積分方向と直交する方向につき微分操作して、X
方向微分データ,Y方向微分データおよびX方向微分参
照データ,Y方向微分参照データを算出し、X方向微分
参照データとX方向微分データ、Y方向微分参照データ
とY方向微分データを、それぞれパターンマッチング操
作する手段である。パターンマッチング操作は、相関を
調べることにより行われる。
【0013】識別対象である画像を読み込んだ取り込み
画像も参照パターンも、画素ごとに分解された画像情報
であるから、画素ごとに分離した情報でその情報値は空
間的には不連続である。上記説明において、画像情報を
X,Y方向につき積分操作するとは、これらの方向に配
列した画素情報の情報値を上記各方向において加算する
操作を意味する。また、各積分結果を微分操作すると
は、積分方向と直交する方向において、隣接する画素列
の積分値の差(もしくは、その定数倍)を取ること、あ
るいは後述するように、上記「差もしくはその定数倍」
の絶対値を取ることを意味する。
画像も参照パターンも、画素ごとに分解された画像情報
であるから、画素ごとに分離した情報でその情報値は空
間的には不連続である。上記説明において、画像情報を
X,Y方向につき積分操作するとは、これらの方向に配
列した画素情報の情報値を上記各方向において加算する
操作を意味する。また、各積分結果を微分操作すると
は、積分方向と直交する方向において、隣接する画素列
の積分値の差(もしくは、その定数倍)を取ること、あ
るいは後述するように、上記「差もしくはその定数倍」
の絶対値を取ることを意味する。
【0014】なお、参照パターンおよび識別サーチ領域
画像は何れもデジタル化され、積分操作・微分操作はデ
ジタル的に行われる。
画像は何れもデジタル化され、積分操作・微分操作はデ
ジタル的に行われる。
【0015】
【作用】図1において、(a)は予め用意された参照パ
ターンを示している。図のように互いに直交するX,Y
方向を設定する。説明の簡単のため、参照パターンは図
示のように「白」と「黒」からなる2値情報であると
し、各画素の情報値は、上記「白」に対して1、「黒」
に対して0とする。
ターンを示している。図のように互いに直交するX,Y
方向を設定する。説明の簡単のため、参照パターンは図
示のように「白」と「黒」からなる2値情報であると
し、各画素の情報値は、上記「白」に対して1、「黒」
に対して0とする。
【0016】参照パターンの情報値分布を、f(X,
Y)(実際には、各画素毎の情報値:f(Xi,Yj)の
集合である)とし、これをX方向に就いて積分すると、
積分結果:∫f(X,Y)dX(=Σf(Xi,Yj);
和は添字:iに就き取る)は、Yの関数:F(Y)(実
際には、X方向の画素列のY方向における序列:Yjに
関する上記和の集合である)となり、図1(b)に示す
如きものとなる。横軸:F(Y)は「輝度レベル
(「白」の情報値の和)」を表す。この操作がX方向に
就いての積分操作である。
Y)(実際には、各画素毎の情報値:f(Xi,Yj)の
集合である)とし、これをX方向に就いて積分すると、
積分結果:∫f(X,Y)dX(=Σf(Xi,Yj);
和は添字:iに就き取る)は、Yの関数:F(Y)(実
際には、X方向の画素列のY方向における序列:Yjに
関する上記和の集合である)となり、図1(b)に示す
如きものとなる。横軸:F(Y)は「輝度レベル
(「白」の情報値の和)」を表す。この操作がX方向に
就いての積分操作である。
【0017】同様に、上記f(X,Y)をY方向に就い
て積分すると、積分結果:∫f(X,Y)dY(=Σf
(Xi,Yj);和は添字:jに就き取る)はXの関数:
G(X)で図1(c)に示す如きものとなる。縦軸:G
(X)は「輝度レベル」を表す。この操作はY方向に就
いての積分操作である。
て積分すると、積分結果:∫f(X,Y)dY(=Σf
(Xi,Yj);和は添字:jに就き取る)はXの関数:
G(X)で図1(c)に示す如きものとなる。縦軸:G
(X)は「輝度レベル」を表す。この操作はY方向に就
いての積分操作である。
【0018】次に、上記F(Y)を、F(Y)を得るた
めの積分方向であるX方向に直交するY方向に就いて微
分操作すると、微分結果:d{F(Y)}/dY(実際
には、差:F(Yj+1)−F(Yj)もしくは、この差に
定数を掛けたもの)の絶対値=fy(Y)は図1(d)
に示す如きものとなる。fy(Y)は「Y方向微分参照
データ」である。
めの積分方向であるX方向に直交するY方向に就いて微
分操作すると、微分結果:d{F(Y)}/dY(実際
には、差:F(Yj+1)−F(Yj)もしくは、この差に
定数を掛けたもの)の絶対値=fy(Y)は図1(d)
に示す如きものとなる。fy(Y)は「Y方向微分参照
データ」である。
【0019】同様にG(X)をX方向に就いて微分操作
すると、微分結果:d{G(X)}/dY(実際には、
差:G(Xi+1)−G(Xi)もしくは、この差に定数を
掛けたもの)の絶対値=fx(X)は図1(e)に示す
如きものとなる。fx(X)は「X方向微分参照デー
タ」である。
すると、微分結果:d{G(X)}/dY(実際には、
差:G(Xi+1)−G(Xi)もしくは、この差に定数を
掛けたもの)の絶対値=fx(X)は図1(e)に示す
如きものとなる。fx(X)は「X方向微分参照デー
タ」である。
【0020】図2において、(a)は、識別対象として
取込まれた取込み画像から抽出された識別サーチ領域画
像を示している。参照パターン(図1(a))に対応し
て、互いに直交するX,Y方向を設定する。参照パター
ンと同様、識別サーチ領域画像も「白」と「黒」からな
る2値情報であり、各画素の情報値は、「白」に対して
1、「黒」に対して0である。
取込まれた取込み画像から抽出された識別サーチ領域画
像を示している。参照パターン(図1(a))に対応し
て、互いに直交するX,Y方向を設定する。参照パター
ンと同様、識別サーチ領域画像も「白」と「黒」からな
る2値情報であり、各画素の情報値は、「白」に対して
1、「黒」に対して0である。
【0021】識別サーチ領域画像の情報値分布を、P
(X,Y)(実際には、各画素毎の情報値:P(Xm,
Yn)の集合である)とし、これをX方向に就いて積分
操作すると、積分結果:∫P(X,Y)dX(=ΣP
(Xm,Yn):和は添字:mに就き取る)はYの関数:
Q(Y)(実際には、X方向の画素列のY方向における
序列:Ynに関する上記和の集合である)となり、図1
(b)に示す如きものとなる。横軸:Q(Y)は「輝度
レベル」を表す。
(X,Y)(実際には、各画素毎の情報値:P(Xm,
Yn)の集合である)とし、これをX方向に就いて積分
操作すると、積分結果:∫P(X,Y)dX(=ΣP
(Xm,Yn):和は添字:mに就き取る)はYの関数:
Q(Y)(実際には、X方向の画素列のY方向における
序列:Ynに関する上記和の集合である)となり、図1
(b)に示す如きものとなる。横軸:Q(Y)は「輝度
レベル」を表す。
【0022】同様に、上記P(X,Y)をY方向に就い
て積分操作すると、積分結果:∫P(X,Y)dY(=
ΣP(Xm,Yn):和は添字:nに就き取る)はXの関
数:R(X)で、図1(c)に示す如きものとなる。縦
軸:R(X)は「輝度レベル」を表す。
て積分操作すると、積分結果:∫P(X,Y)dY(=
ΣP(Xm,Yn):和は添字:nに就き取る)はXの関
数:R(X)で、図1(c)に示す如きものとなる。縦
軸:R(X)は「輝度レベル」を表す。
【0023】次に、Q(Y)をY方向に就いて微分操作
すると、微分結果:d{Q(Y)}/dY(実際には、
差:Q(Yn+1)−F(Yn)もしくは、この差に定数を
掛けたもの)の絶対値=Py(Y)は図2(d)に示す
如きものとなる。Py(Y)は「Y方向微分データ」で
ある。
すると、微分結果:d{Q(Y)}/dY(実際には、
差:Q(Yn+1)−F(Yn)もしくは、この差に定数を
掛けたもの)の絶対値=Py(Y)は図2(d)に示す
如きものとなる。Py(Y)は「Y方向微分データ」で
ある。
【0024】同様にR(X)をX方向に就いて微分操作
すると、微分結果:d{R(X)}/dY(実際には、
差:G(Xm+1)−G(Xm)もしくは、この差に定数を
掛けたもの)の絶対値=Px(X)は図1(e)に示す
如きものとなる。Px(X)は「X方向微分データ」で
ある。
すると、微分結果:d{R(X)}/dY(実際には、
差:G(Xm+1)−G(Xm)もしくは、この差に定数を
掛けたもの)の絶対値=Px(X)は図1(e)に示す
如きものとなる。Px(X)は「X方向微分データ」で
ある。
【0025】かくして、4つの1次元データ、即ち、X
方向微分参照データ:fx(X)、Y方向微分参照デー
タ:fy(Y)、X方向微分データ:Px(X)、Y方
向微分データ:Py(Y)である。
方向微分参照データ:fx(X)、Y方向微分参照デー
タ:fy(Y)、X方向微分データ:Px(X)、Y方
向微分データ:Py(Y)である。
【0026】図1(a)に示す参照パターンのサイズを
(I×J)画素、図2(a)に示す識別サーチ領域画像
のサイズを(M×N)画素とすると、fx(X)はI−
1個の要素:fx(Xi)からなり、fy(Y)はJ−
1個の要素:fy(Yj)からなる。また、Px(X)
はM−1個の要素:Px(Xm)からなり、Py(Y)
はN−1個の要素:Py(Yn)からなる。
(I×J)画素、図2(a)に示す識別サーチ領域画像
のサイズを(M×N)画素とすると、fx(X)はI−
1個の要素:fx(Xi)からなり、fy(Y)はJ−
1個の要素:fy(Yj)からなる。また、Px(X)
はM−1個の要素:Px(Xm)からなり、Py(Y)
はN−1個の要素:Py(Yn)からなる。
【0027】そこで、fx(X)をPx(X)に重ねて
1画素分ずつずらしながら、ずらすごとに、重なる画素
の情報値の積の和(もしくはその定数倍)を相関値とし
て算出するパターンマッチング操作を行う。これは、定
数値をK、演算パラメータをkとして、演算:K・Σi
fx(Xi)・Px(Xi+k)(i=1〜I−1)を、演
算パラメータ:kに就いて、k=1〜(M−I)の範囲
で繰り返すことを意味する。算出された相関値の最大値
(最大値を与えるX座標(fx(X)の中央座標に対応
する位置)をX0とする)を予め設定された閾値と比較
する。
1画素分ずつずらしながら、ずらすごとに、重なる画素
の情報値の積の和(もしくはその定数倍)を相関値とし
て算出するパターンマッチング操作を行う。これは、定
数値をK、演算パラメータをkとして、演算:K・Σi
fx(Xi)・Px(Xi+k)(i=1〜I−1)を、演
算パラメータ:kに就いて、k=1〜(M−I)の範囲
で繰り返すことを意味する。算出された相関値の最大値
(最大値を与えるX座標(fx(X)の中央座標に対応
する位置)をX0とする)を予め設定された閾値と比較
する。
【0028】同様に、fy(Y)をPy(Y)に重ねて
1画素分ずつずらしながら、ずらすごとに、重なる画素
の情報値の積の和(もしくはその定数倍)を相関値とし
て算出する。これは、定数値をL、演算パラメータをl
として、演算:L・Σj,nfy(Yj)・Py(Yj+l)
(j=1〜J−1)を、演算パラメータ:lに就いて、
l=1〜(N−I)の範囲で繰り返すことを意味する。
算出された相関値の最大値(最大値を与えるY座標(f
y(Y)の中央座標に対応する位置)をY0とする)を
予め設定された閾値と比較する。
1画素分ずつずらしながら、ずらすごとに、重なる画素
の情報値の積の和(もしくはその定数倍)を相関値とし
て算出する。これは、定数値をL、演算パラメータをl
として、演算:L・Σj,nfy(Yj)・Py(Yj+l)
(j=1〜J−1)を、演算パラメータ:lに就いて、
l=1〜(N−I)の範囲で繰り返すことを意味する。
算出された相関値の最大値(最大値を与えるY座標(f
y(Y)の中央座標に対応する位置)をY0とする)を
予め設定された閾値と比較する。
【0029】上記2つの最大値が共に閾値以上である場
合には、取込み画像から抽出された識別サーチ領域画像
は、その内に参照パターンと同一のパターンを有し、そ
の位置は(X0,Y0)である。そしてこの場合、取込ま
れた画像は、基準画像と同一であることが識別される。
合には、取込み画像から抽出された識別サーチ領域画像
は、その内に参照パターンと同一のパターンを有し、そ
の位置は(X0,Y0)である。そしてこの場合、取込ま
れた画像は、基準画像と同一であることが識別される。
【0030】なお、d{F(Y)}/dY=d{∫f
(X,Y)dX}/dy=∫[d{f(X,Y)}/d
y]dX 等であるから、積分操作と微分操作の順序を入れ替える
ことが可能であることを付記しておく。また、上に説明
した例では、微分操作において、演算結果の絶対値を取
ったが、微分演算の結果(正・負のデータを含む)をそ
のまま用いても良い。
(X,Y)dX}/dy=∫[d{f(X,Y)}/d
y]dX 等であるから、積分操作と微分操作の順序を入れ替える
ことが可能であることを付記しておく。また、上に説明
した例では、微分操作において、演算結果の絶対値を取
ったが、微分演算の結果(正・負のデータを含む)をそ
のまま用いても良い。
【0031】
【実施例】図3に、請求項2記載の画像識別装置の1実
施例を示す。この装置は、例えばIC等の電子部品の配
線パターン等を識別する装置であって、CCDカメラ1
0、A/Dコンバータ12、前処理部14、特徴抽出部
16、参照パターン抽出部20、識別部18および制御
部22を有する。
施例を示す。この装置は、例えばIC等の電子部品の配
線パターン等を識別する装置であって、CCDカメラ1
0、A/Dコンバータ12、前処理部14、特徴抽出部
16、参照パターン抽出部20、識別部18および制御
部22を有する。
【0032】先ず、被検体0として「基準画像」をもっ
たものがCCDカメラ10により読み取られ、画素ごと
に電気信号化される。この電気信号はA/Dコンバータ
12によりデジタル化され、前処理部14に送られる。
前処理部14はコンパレータであって、制御部22(具
体的はコンピュータ等である)に制御され、設定された
閾値と入力信号を比較することによりノイズの除去を行
う。
たものがCCDカメラ10により読み取られ、画素ごと
に電気信号化される。この電気信号はA/Dコンバータ
12によりデジタル化され、前処理部14に送られる。
前処理部14はコンパレータであって、制御部22(具
体的はコンピュータ等である)に制御され、設定された
閾値と入力信号を比較することによりノイズの除去を行
う。
【0033】ノイズを除去されたデータは特徴抽出部1
6に送られる。特徴抽出部はメモリを有し、入力された
データは2次元の情報としてメモリに展開される。制御
手段22は特徴抽出部16のメモリに展開された2次元
情報に所定のサーチ領域を設定し、その内部の情報をサ
ーチ領域画像として抽出する。従って、CCDカメラ1
0、A/Dコンバータ12、前処理分14、特徴抽出部
16および制御分22は「画像取込み手段」を構成す
る。
6に送られる。特徴抽出部はメモリを有し、入力された
データは2次元の情報としてメモリに展開される。制御
手段22は特徴抽出部16のメモリに展開された2次元
情報に所定のサーチ領域を設定し、その内部の情報をサ
ーチ領域画像として抽出する。従って、CCDカメラ1
0、A/Dコンバータ12、前処理分14、特徴抽出部
16および制御分22は「画像取込み手段」を構成す
る。
【0034】制御手段22はまた、抽出されたサーチ領
域画像中の所望の部分を参照パターンとして指定抽出
し、参照パターン抽出部20に格納する。従って、制御
部22と参照パターン抽出部16とは「参照パターン抽
出手段」を構成する。
域画像中の所望の部分を参照パターンとして指定抽出
し、参照パターン抽出部20に格納する。従って、制御
部22と参照パターン抽出部16とは「参照パターン抽
出手段」を構成する。
【0035】次に、識別対象となる被検体を読み取っ
て、特徴抽出部16において「識別サーチ領域画像」を
抽出する。抽出方法は上記「サーチ領域画像」の抽出の
場合と同様である。
て、特徴抽出部16において「識別サーチ領域画像」を
抽出する。抽出方法は上記「サーチ領域画像」の抽出の
場合と同様である。
【0036】制御部22は、参照パターン抽出部20を
制御して、同抽出部20に格納してある「参照パター
ン」を読み出し、識別部18に送る。それとともに、特
徴抽出部16を制御し、同抽出部16において抽出され
た識別サーチ領域画像も識別部18に送る。
制御して、同抽出部20に格納してある「参照パター
ン」を読み出し、識別部18に送る。それとともに、特
徴抽出部16を制御し、同抽出部16において抽出され
た識別サーチ領域画像も識別部18に送る。
【0037】識別部18は、制御部22の制御を受け、
参照パターンおよび識別サーチ領域画像の双方に対し上
述した積分操作・微分操作およびパターンマッチング操
作を行う。従って、識別部18と制御部22とは演算手
段を構成する。
参照パターンおよび識別サーチ領域画像の双方に対し上
述した積分操作・微分操作およびパターンマッチング操
作を行う。従って、識別部18と制御部22とは演算手
段を構成する。
【0038】かくして、読み取られた被検体が基準画像
と同一のパターンを含むか否かが、識別部18の出力と
して得られる。
と同一のパターンを含むか否かが、識別部18の出力と
して得られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
新規な画像識別方法および装置を提供できる。この発明
は上述した構成となっているので、パターンマッチング
に必要な演算量が有効に減少され、高速の画像識別が可
能となる。
新規な画像識別方法および装置を提供できる。この発明
は上述した構成となっているので、パターンマッチング
に必要な演算量が有効に減少され、高速の画像識別が可
能となる。
【図1】参照パターンに対する積分操作と微分操作を説
明するための図である。
明するための図である。
【図2】識別サーチ領域画像に対する積分操作と微分操
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図3】請求項2記載の画像識別装置の1実施例を説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
フロントページの続き (72)発明者 渡邊 洋和 長野県伊那市上の原6100番地・株式会社三 協精機製作所伊那工場内 (72)発明者 中村 幸喜 長野県伊那市上の原6100番地・株式会社三 協精機製作所伊那工場内
Claims (2)
- 【請求項1】画像読取りにより取込まれた2次元的な取
込み画像から抽出された識別サーチ領域画像と、予め用
意された2次元参照パターンとのパターンマッチングに
より、上記取込み画像中に参照パターンが含まれるか否
かを識別する方法において、 互いに直交する基準軸X,Yの各方向に付き、参照パタ
ーンの情報値を積分操作し、各積分結果を積分方向と直
交する方向に就き微分操作して、X方向微分参照データ
と、Y方向微分参照データとを用意し、 識別サーチ領域画像に就いて、上記基準軸X,Y方向に
就き情報値を積分操作し、各積分結果を、積分方向と直
交する方向に就き微分操作してX方向微分データとY方
向微分データを算出し、 上記X方向微分参照データとX方向微分データ、上記Y
方向微分参照データとY方向微分データを、それぞれパ
ターンマッチング操作することを特徴とする画像識別方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の画像識別方法を実施する装
置であって、 識別対象となる画像を読取り、特徴部分を抽出してサー
チ領域画像とする画像取込み手段と、 上記サーチ領域画像内から参照パターンを抽出する参照
パターン抽出手段と、 抽出されたサーチ領域画像の情報値および参照パターン
の情報値をそれぞれに就き、互いに直交するX,Y軸の
各方向につき積分操作し、各積分結果を、積分方向と直
交する方向につき微分操作して、X方向微分データ,Y
方向微分データと、X方向微分参照データ,Y方向微分
参照データを算出し、上記X方向微分参照データとX方
向微分データ、上記Y方向微分参照データとY方向微分
データを、それぞれパターンマッチング操作する演算手
段とを有する画像識別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12756793A JPH06337939A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 画像識別方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12756793A JPH06337939A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 画像識別方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06337939A true JPH06337939A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14963241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12756793A Pending JPH06337939A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 画像識別方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06337939A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7856146B2 (en) | 2005-03-10 | 2010-12-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing device, image forming device, image processing method and program |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12756793A patent/JPH06337939A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7856146B2 (en) | 2005-03-10 | 2010-12-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing device, image forming device, image processing method and program |
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