JPH06338730A - 線形送信回路 - Google Patents

線形送信回路

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JPH06338730A
JPH06338730A JP12573293A JP12573293A JPH06338730A JP H06338730 A JPH06338730 A JP H06338730A JP 12573293 A JP12573293 A JP 12573293A JP 12573293 A JP12573293 A JP 12573293A JP H06338730 A JPH06338730 A JP H06338730A
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transmission
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Takashi Enoki
貴志 榎
Hiroaki Kosugi
裕昭 小杉
Takayuki Matsumoto
孝之 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信出力値に応じて電力増幅器の非線形性を
補償するか否かを切換え、より線形性の良い送信出力特
性を行う。 【構成】 送信出力信号の一部を出力モニタ回路13で
取り出して、可変高周波減衰器14で減衰させダイオー
ド検波回路15で検波する。この検波電流を可変負荷回
路16により包絡線検波電圧Vdaに変換し、基準包絡
線信号Vdbと誤差検出回路17で比較し、その誤差信
号を、送信出力値に応じて異なる制御信号に従ってサン
プルホールドするサンプルホールド回路18を通して利
得可変回路11を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機器などの
無線送信機器で用いられる送信回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12により、従来の線形送信回路につ
いて説明する。
【0003】図12は従来の線形送信回路のブロック図
を示すものであり、71は利得可変回路、72は電力増
幅器、73は出力モニタ回路、74は可変高周波減衰
器、75はダイオード検波回路、76は可変負荷回路、
77は誤差検出回路、78は変調信号入力端子、79は
送信出力端子、741は可変高周波減衰器74の制御端
子、751は可変負荷回路71の制御端子、70は基準
包絡線信号入力端子である。
【0004】以上のように構成された従来の線形送信回
路について、以下その動作を説明する。
【0005】変調信号入力端子78から入力された変調
信号は、電力増幅器72により増幅され出力モニタ回路
73により分岐される。分岐された信号は可変高周波減
衰器74で、可変高周波減衰器制御端子741に入力さ
れる制御信号によって定められた量だけ減衰され、ダイ
オード検波回路75に入力される。ダイオード検波器7
5から出力される検波電流は可変負荷回路76に入力さ
れ、この可変負荷回路76からは、制御端子751に入
力される制御信号によって定められる抵抗値に従った包
絡線検波電圧Vdaが発生する。
【0006】この検波電圧Vdaは、基準包絡線信号入
力端子70に入力された基準包絡線信号Vdbと共に誤
差検出回路77に入力される。この誤差検出回路77で
は検波電圧Vdaと基準包絡線信号Vdbとの誤差電圧
を検出増幅した後誤差信号として出力する。この誤差信
号を利得可変回路制御端子711を通り利得可変回路7
1に加えることにより、その利得を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の送信回路では、電力増幅器72を線形な領域
で用いている場合(例えば、送信出力の低い場合)にも
フィードバック制御がかかることにより、かえって送信
スペクトラムが劣化するという問題を有していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、全ての送信出
力信号において良好な送信出力特性を示す線形送信回路
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の線形送信回路は、変調器から出力される変
調信号を入力とし利得または減衰を可変することのでき
る利得可変回路と、前記利得可変回路の出力を入力とす
る電力増幅器と、前記電力増幅器の出力を送信出力信号
として出力すると共にその一部をモニタ信号として出力
する出力モニタ回路と、前記出力モニタ回路の出力を入
力とし高周波信号を減衰することができるとともに、外
部制御信号により減衰量を可変することができる可変高
周波減衰器と、前記可変高周波減衰器の出力を入力とし
この入力された高周波信号に比例した検波電流を出力す
る検波器と、前記検波器の出力を入力とし外部制御信号
により抵抗値を可変できる可変負荷回路と、前記可変負
荷回路の出力と基準包絡線信号とを比較しその誤差電圧
を検出する誤差検出回路と、前記誤差検出回路から出力
される誤差電圧をサンプルホールド信号に従ってサンプ
リングしホールドするサンプルホールド回路とを具備
し、前記サンプルホールド回路の出力信号で前記利得可
変回路の利得を制御し、前記送信信号に応じた制御信号
により前記サンプルホールド回路を常にサンプル状態も
しくはサンプルホールド状態に切換え制御するものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成により、送信出力信号の一
部を包絡線検波した検波信号と基準包絡線信号を誤差検
出回路で比較し、その誤差信号を送信出力信号に応じた
サンプリングホールド回路を制御信号により、常にサン
プル状態(フィードバック制御)にするか、あるいは誤
差検出回路の出力信号をあるタイミングでホールドし
て、利得可変回路に一定値の制御信号が入力されるよう
にするかを切換える。よって、全ての送信出力信号に対
して線形性の良好な送信出力特性を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0012】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例における線形送信回路のブロック図、図2は各信号
のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0013】図1において、11は変調信号入力端子1
9および制御端子111を有する利得可変回路、12は
利得可変回路11の出力側に接続された電力増幅器、1
3は電力増幅器12の出力側に接続した出力モニタ回
路、14は出力モニタ回路13から分岐された信号を制
御端子141から入力される制御信号に応じて減衰する
可変高周波減衰器である。15は可変高周波減衰器14
から出力される信号を検波するダイオード検波回路であ
り、このダイオード検波回路15には、制御端子161
から入力される制御信号によって定められた包絡線検波
電圧Vdaを発生する可変負荷回路16が接続されてい
る。
【0014】また、17は包絡線検波電圧Vdaと入力
端子171から入力される基準包絡線信号との誤差電圧
を検出する誤差検出回路である。18は誤差電圧を制御
端子181から入力されるサンプルホールド信号にした
がってサンプリングホールドするサンプルホールド回路
であり、このサンプルホールド回路18から出力される
信号は、利得可変回路11の利得制御信号として制御端
子111に入力される。
【0015】以上のように構成された第1の実施例の線
形送信回路において、その動作を図1および図2を用い
て説明する。
【0016】変調信号入力端子19から入力された、図
1の(A)に示す変調信号21は、利得可変回路11と
電力増幅器12によって増幅され、出力モニタ回路13
を介して送信出力信号として送信出力端子131に出力
される。
【0017】一方、出力モニタ回路13で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器14に入力され、制御端子141から入力される制御
信号により予め定めた量だけ減衰された後、ダイオード
検波回路15に入力される。ダイオード検波回路15で
は可変高周波減衰器14からの出力信号を検波し、その
検波電流を可変負荷回路16に出力する。この検波電流
は、可変負荷回路16においてこれを構成する可変抵抗
負荷値に従った包絡線検波電圧Vdaに変換され、誤差
検出回路17に入力される。誤差検出回路17では、基
準包絡線信号入力端子171に入力された基準包絡線信
号Vdbと検波電圧Vdaとの誤差電圧を検出増幅し、
誤差信号として出力する。この誤差信号はサンプルホー
ルド回路18に入力され、サンプルホールド回路制御端
子181に入力される制御信号によってサンプルあるい
はホールドされて、そのサンプルホールド信号は利得可
変回路制御端子111を通し利得可変回路11に加えら
れその利得を制御する。
【0018】可変高周波減衰器14の減衰器は、可変高
周波減衰器制御端子141に入力された制御信号によっ
て可変である。また、可変負荷回路16を構成する抵抗
負荷の抵抗値は、可変負荷回路制御端子161に入力さ
れた制御信号によって可変となっており、ある検波電圧
範囲ΔVに対するモニタ信号ΔPを拡大させることがで
きる構成となっている。
【0019】図2のタイミングチャートにおいて、制御
端子181に入力されるサンプルホールド信号22は、
電力増幅器12を非線形な領域で用いている場合(例え
ば、送信出力信号が高い場合)の信号で、図2(B)に
示す如く常にサンプル状態である。従って、利得可変回
路11には、サンプルホールド回路18から図2(C)
に示す波形の制御信号が入力されることにより、これに
伴い利得可変回路11は、可変負荷回路16の包絡線検
波電圧Vdaが基準包絡線信号Vdbと等しくなるよう
にフィードバック制御がなされ、包絡線に歪みのない送
信出力信号26(図2D参照)が送信出力端子131か
ら出力される。
【0020】一方、電力増幅器12を線形な領域で用い
ている場合、(例えば、送信出力信号が低い場合)上記
のようなフィードバック制御は必要ないので、図2
(D)に示す波形のサンプルホールド信号24により、
あるタイミングでホールドし、フィードバックループを
切り放している。これに伴い、サンプルホールド回路1
8から利得可変回路11に加えられる制御信号25は、
図2(E)に示す波形となる。
【0021】(第2の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例における線形送信回路のブロック図である。
【0022】図3において、図1と同一ないし均等の部
分には図1と同一符号を以て示し、重複した説明を省略
する。本実施例において第1の実施例と異なる点は、可
変高周波減衰器14とダイオード検波回路15間に高周
波増幅器31を設けたところにある。
【0023】以上のように構成された第2の実施例の線
形送信回路において、以下その動作を図3を用いて説明
する。
【0024】変調信号入力端子19から入力された変調
信号21は、利得可変回路11と電力増幅器12によっ
て増幅され、出力モニタ回路13を介して送信出力信号
として送信出力端子131に出力される。
【0025】また、出力モニタ回路13で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器14に入力され、制御端子141から入力される制御
信号により予め定めた量だけ減衰された後、高周波増幅
器31で増幅されて、ダイオード検波回路15に入力さ
れる。ダイオード検波回路15では高周波増幅器31で
増幅された出力信号を検波し、その検波電流を可変負荷
回路16に出力する。この検波電流は可変負荷回路16
において、これを構成する可変抵抗負荷値に従った包絡
線検波電圧Vdaに変換され、誤差検出回路17に入力
される。
【0026】誤差検出回路17では、基準包絡線信号入
力端子171に入力された基準包絡線信号Vdbと検波
電圧Vdaとの誤差電圧を検出増幅し、誤差信号として
出力する。この誤差信号はサンプルホールド回路18に
入力され、サンプルホールド回路制御端子181に入力
される制御信号によってサンプルあるいはホールドさ
れ、そのサンプルホールド信号は利得可変回路制御端子
111を通して利得可変回路11に加えられ、その利得
を制御する。
【0027】なお、各信号のタイミングを示すタイミン
グチャートは、図2と同一であるので、その説明は省略
する。
【0028】この第2の実施例では、可変高周波減衰器
14とダイオード検波回路15の間に高周波増幅器31
を接続しているので、出力モニタ回路13のモニタ信号
が小さい場合にも対応できるという効果を有す。
【0029】(第3の実施例)図4は、本発明の第3の
実施例における線形送信回路のブロック図である。
【0030】図4において、図3と同一ないし均等の部
分に図3と同一符号を以て示し、重複した説明を省略す
る。本実施例において第2の実施例と異なる点は、ダイ
オード検波回路15にバイアス入力端子41を付加した
ところにある。
【0031】このダイオード検波回路15バイアス入力
端子41に、外部よりバイアス電圧を加えることによ
り、ダイオード検波回路15の検波用ダイオードにバイ
アス電流が流れる。このようにバイアス電流を流すこと
により、出力モニタ回路13のモニタ信号が小さい場合
にもより大きな検波電圧が発生できる。
【0032】以上のように構成された第3の実施例の線
形送信回路において、その動作は第2の実施例と同一で
あるので、ここでは省略する。
【0033】また、各信号のタイミングを示すタイミン
グチャートも、図2と同一であるので、その説明は省略
する。
【0034】(第4の実施例)図5は、本発明の第4の
実施例における線形送信回路のブロック図である。
【0035】図5において、図4と同一ないし均等の部
分には図4と同一符号を以て示し、重複した説明を省略
する。本実施例において第3の実施例と異なる点は、サ
ンプルホールド回路18の利得可変回路11の制御端子
111間に固定電圧付加回路51を設けたところにあ
る。
【0036】以上のように構成された第4の実施例の線
形送信回路において、以下その動作を図5を用いて説明
する。
【0037】変調信号入力端子19から入力された変調
信号21は、利得可変回路11と電力増幅器12によっ
て増幅され、出力モニタ回路13を介して送信出力信号
として送信出力端子131に出力される。
【0038】また、出力モニタ回路13で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器14に入力され、制御端子141から入力される制御
信号により所定量だけ減衰された後、高周波増幅器31
で増幅されて、ダイオード検波回路15に入力される。
ダイオード検波回路15では高周波増幅器31で増幅さ
れた出力信号を検波し、その検波電流を可変負荷回路1
6に出力する。この検波電流は可変負荷回路16におい
て、これを構成する可変抵抗負荷値に従った包絡線検波
電圧Vdaに変換され、誤差検出回路17に入力され
る。
【0039】誤差検出回路17では、基準包絡線信号入
力端子171に入力された基準包絡線信号Vdbと、検
波電圧Vdaとの誤差電圧を検出増幅し、誤差信号とし
て出力する。この誤差信号はサンプルホールド回路18
に入力され、サンプルホールド回路制御端子181に入
力される制御信号によってサンプルあるいはホールドさ
れる。サンプルホールド回路18の出力信号には固定電
圧付加回路51において、固定電圧が重畳され、この出
力信号を利得可変回路制御端子111を通して利得可変
回路11に加えることにより、その利得を制御する。
【0040】なお、各信号のタイミングを示すタイミン
グチャートは、図2と同一であるので、その説明は省略
する。
【0041】このように第4の実施例においては、固定
電圧付加回路を付加し、適当な固定電圧を重畳すること
により、利得可変回路の動作点における基準包絡線信号
Vdbと検波電圧Vdaとの誤差を小さくすることがで
き、より線形性の良い送信回路が得られる。
【0042】(第5の実施例)図6、図7は、本発明の
第5の実施例における線形送信回路のブロック図及び各
信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0043】図6において、図5と同一ないし均等の部
分には図5と同一符号を以て示し、重複した説明を省略
する。本実施例において第4の実施例と異なる点は、誤
差検出回路17の基準包絡信号入力側に送信バースト制
御入力端子61と乗算器62を設けたところにある。
【0044】図7において、21は変調信号入力端子1
9に入力される変調信号、82は基準包絡線信号、83
は送信バースト制御信号、84は誤差検出回路基準入力
信号、26は送信出力端子131より出力される送信出
力信号、85はバースト立ち上がり区間、86はバース
ト送信区間、87はバースト立ち下がり区間である。
【0045】以上のように構成された第5の実施例の線
形送信回路において、以下その動作を図6、図7を用い
て説明する。
【0046】送信バースト制御信号83は、図7の
(C)に示すように送信バーストの立ち上がり区間85
で滑らかなカーブで立ち上がり、送信バーストの立ち下
がり区間87で滑らかなカーブで立ち下がるようにす
る。この送信バースト制御信号83を入力端子61から
入力することにより、入力端子171に入力された基準
包絡線信号Vdbとを乗算器62によって掛け合わせ
る。この乗算信号Vdbbは誤差検出回路17の基準入
力信号となる。
【0047】従って、上記基準入力信号Vdbbと検波
電圧Vdaとの誤差信号を基にして利得可変回路11を
フィードバック制御することにより、送信出力信号26
は、図7(E)に示すように、信号バースト平均電力波
形の立ち上がりと立ち下がりが滑らかなバースト状の波
形となる。
【0048】以上のように、この第5の実施例によれ
ば、上記の構成により立ち上がり立ち下がりの滑らかな
バースト状の送信出力信号を得ることができ、バースト
信号の立ち上がり立ち下がりの影響による周波数領域で
の不要なスペクトラムの広がりを抑えることができる。
【0049】(第6の実施例)図8、図9は本発明の第
6の実施例における線形送信回路のブロック図および各
信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0050】図8において、図6と同一ないし均等の部
分は図6と同一符号を以て示し、重複した説明を省略す
る。本実施例において第5の実施例と異なる点は、固定
電圧付加回路51に、電圧付加の有無及びそのタイミン
グを送信バースト制御信号に対応して制御する制御端子
81を付加したところにある。
【0051】図9において、21は変調信号入力端子1
9に入力される変調信号、83は送信バースト制御信
号、88は固定電圧付加回路制御信号、26は送信出力
端子131より出力される送信出力信号、85はバース
ト立ち上がり区間、86はバースト送信区間、87はバ
ースト立ち下がり区間である。
【0052】以上のように構成された第6の実施例の線
形送信回路において、以下その動作を図8、図9を用い
て説明する。
【0053】変調信号入力端子19から入力された変調
信号は、利得可変回路11と電力増幅器12によって増
幅され、出力モニタ回路13を介して送信出力信号とし
て送信出力端子131に出力される。
【0054】また、出力モニタ回路13で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器14に入力され、制御端子141から入力される制御
信号により所定量だけ減衰された後、高周波増幅器31
で増幅されて、ダイオード検波回路15に入力される。
ダイオード検波回路15では高周波増幅器31で増幅さ
れた出力信号を検波し、その検波電流を可変負荷回路1
6に出力する。この検波電流は可変負荷回路16におい
て、これを構成する可変抵抗負荷値に従った包絡線検波
電圧Vdaに変換され、誤差検出回路17に入力され
る。
【0055】一方、乗算器62では、入力端子61から
入力された送信バースト制御信号83と入力端子171
に、入力された基準包絡線信号Vdbとを掛け合わせる
ことにより信号Vdbbを求め、この信号Vdbbを誤
差検出回路17に入力する。従って、誤差検出回路17
からは、検波電圧Vdaと信号Vdbbとの差の電圧を
検出増幅した誤差信号が出力される。この誤差信号はサ
ンプルホールド回路18に入力され、サンプルホールド
回路制御端子181に入力される制御信号によってサン
プルあるいはホールドされる。サンプルホールド回路1
8の出力信号には固定電圧付加回路51において、固定
電圧付加回路制御電子81に入力される制御信号(図9
C参照)のタイミングで固定電圧が付加される。固定電
圧が付加された後、その出力信号を利得可変回路制御端
子111を通して利得可変回路11に加えることによ
り、その利得を制御する。
【0056】以上のように第6の実施例によれば、上記
の構成によりバーストオン時には適当な固定電圧を付加
することにより、利得可変回路11の動作点において基
準となる包絡線信号Vdbbと検波電圧Vdaとの誤差
を小さくすることができ、より線形性の良い送信回路が
できる。また、バーストオフ時には固定電圧が付加され
ないため、送信出力のダイナミックレンジが広くなる。
【0057】(第7の実施例)図10、図11は、本発
明の第7の実施例における線形送信回路のブロック図及
び各信号のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【0058】図10において、図8と同一ないし均等の
部分は図8と同一符号を以て示し、重複した説明を省略
する。本実施例において第6の実施例と異なる点は、利
得可変回路11と変調信号入力端子19間に制御電圧入
力端子92を有する前置利得可変回路91を設けたとこ
ろにある。
【0059】図11において、21は変調信号入力端子
19に入力される変調信号、83は送信バースト制御信
号、89はバースト状の前置利得可変回路制御信号、2
6は送信出力端子131より出力される送信出力信号、
85はバースト立ち上がり区間、86はバースト送信区
間、87はバースト立ち下がり区間である。
【0060】以上のように構成された第7の実施例の線
形送信回路において、以下その動作を図10、図11を
用いて説明する。
【0061】変調入力信号19から入力された変調信号
は、前置利得可変回路91と利得可変回路11と電力増
幅器12によって増幅され、出力モニタ回路13を介し
て送信出力信号として送信出力端子131に出力され
る。
【0062】また、出力モニタ回路13で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器14に入力され、制御端子141から入力される制御
信号により所定量だけで減衰された後、高周波増幅器3
1で増幅されてダイオード検波回路15に入力される。
ダイオード検波回路15では高周波増幅器31で増幅さ
れた出力信号を検波し、その検波電流を可変負荷回路1
6に出力する。この検波電流は可変負荷回路16におい
て、これを構成する可変抵抗負荷値に従った包絡線検波
電圧Vdaに変換され、誤差検出回路17に入力され
る。
【0063】一方、乗算器62では、送信バースト制御
信号入力端子61から入力された送信バースト制御信号
83と、基準包絡線信号入力端子171に入力された基
準包絡線信号Vdbとを掛け合わせることにより信号V
dbbを求め、この信号Vdbbを誤差検出回路17に
入力する。従って誤差検出回路17からは、検波電圧V
daとVdbとの差の電圧を検出増幅した誤差信号が出
力される。この誤差信号はサンプルホールド回路18に
入力され、サンプルホールド回路制御端子181に入力
される制御信号によってサンプルあるいはホールドされ
る。サンプルホールド回路18の出力信号には、固定電
圧付加回路51において固定電圧付加回路制御端子81
に入力される制御信号のタイミングで固定電圧が付加さ
れる。固定電圧が付加された後の出力は、利得可変回路
制御端子111を通して利得可変回路11に加えること
により、その利得を制御する。
【0064】送信バースト制御信号83とバースト状前
置利得可変回路制御信号89は、送信バーストの立ち上
がり区間85で滑らかなカーブで立ち上がり、送信バー
ストの立ち下がり区間87で滑らかなカーブで立ち下が
るようにする。送信バースト制御信号入力端子61から
入力された送信バースト信号と、基準包絡線信号入力端
子171に入力された基準包絡線信号Vdbとが、乗算
器62によって掛け合わされた信号Vdbbは、誤差検
出回路17の一方の基準入力となり、これによりフィー
ドバック制御が行われる。そして前置利得可変回路制御
電圧入力端子92よりバースト状前置利得可変回路制御
電圧を入力すると、送信出力信号26は、送信バースト
の平均電力波形の立ち上がり、立ち下がりの滑らかなバ
ースト状の波形となり、且つ、基準包絡線信号入力端子
171に入力された基準包絡線信号Vdbと、送信バー
スト制御信号入力端子61に入力されたバースト制御信
号とが、乗算器62によって掛け合わされた信号Vdb
bのみを誤差検出回路17に入力して、送信出力をバー
スト制御する場合と比べて、さらにダイナミックレンジ
が広くなる。
【0065】以上のように第7の実施例によれば、上記
の構成によりダイナミックレンジが広くなり、且つ、立
ち上がり立ち下がりの滑らかなバースト状の送信出力信
号を得ることができる。
【0066】なお、第7の実施例において、利得可変回
路11の前段に前置利得可変回路91を接続したが、利
得可変回路11の直後に別の利得可変回路を接続する構
成としても良い。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明は、送信出力信号の
一部を包絡線検波し、その検波信号と基準包絡線信号を
誤差検出回路で比較し、その誤差信号を送信出力信号に
応じたサンプルホールド回路制御信号により、常にサン
プル状態とするか、あるいはサンプルホールドするかを
切換え、そのサンプルホールド回路の出力で利得可変回
路を制御するように構成することにより、全ての送信出
力信号に対して線形性の良好な送信出力特性を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の線形送信回路の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における線形送信回路の
タイミングチャート
【図3】本発明の第2の実施例における線形送信回路の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における線形送信回路の
構成を示すブロック図
【図5】本発明の第4の実施例における線形送信回路の
構成を示すブロック図
【図6】本発明の第5の実施例における線形送信回路の
構成を示すブロック図
【図7】本発明の第5の実施例における線形送信回路の
タイミングチャート
【図8】本発明の第6の実施例における線形送信回路の
構成を示すブロック図
【図9】本発明の第6の実施例における線形送信回路の
タイミングチャート
【図10】本発明の第7の実施例における線形送信回路
の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第7の実施例における線形送信回路
のタイミングチャート
【図12】従来の線形送信回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 利得可変回路 12 電力増幅器 13 出力モニタ回路 14 可変高周波減衰器 15 ダイオード検波回路 16 可変負荷回路 17 誤差検出回路 18 サンプルホールド回路 19 変調信号入力端子 21 変調信号 22 サンプルホールド信号 23 利得可変回路制御信号 24 サンプルホールド信号 25 利得可変回路制御信号 26 送信出力信号 31 高周波増幅器 41 ダイオード検波回路バイアス入力端子 51 固定電圧付加回路 61 送信バースト制御入力端子 62 乗算器 70 基準包絡線信号入力端子 71 利得可変回路 72 電力増幅器 73 出力モニタ回路 74 可変高周波減衰器 75 ダイオード検波回路 76 可変負荷回路 77 誤差検出回路 78 変調信号入力端子 79 送信出力端子 81 固定電圧付加回路制御端子 82 基準包絡線信号 83 送信バースト制御信号 84 誤差検出回路基準入力信号 85 バースト立ち上がり区間 86 バースト送信区間 87 バースト立ち下がり区間 88 固定電圧付加回路制御信号 89 バースト状前置利得可変回路制御信号 91 前置利得可変回路 92 前置利得可変回路制御電圧入力端子 111 利得可変回路制御端子 131 送信出力端子 141 可変高周波減衰器制御端子 161 可変負荷回路制御端子 171 基準包絡線信号入力端子 181 サンプルホールド回路制御端子 711 利得可変回路制御端子 741 可変高周波減衰器制御端子 751 可変負荷回路制御端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調器から出力される変調信号を入力と
    し利得または減衰を可変することのできる利得可変回路
    と、 前記利得可変回路の出力を入力とする電力増幅器と、 前記電力増幅器の出力を送信出力信号として出力すると
    共に、その一部をモニタ信号として出力する出力モニタ
    回路と、 前記出力モニタ回路の出力を入力とし高周波信号を減衰
    することができるとともに、外部制御信号により減衰量
    を可変することができる可変高周波減衰器と、 前記可変高周波減衰器の出力を入力としこの入力された
    高周波信号に比例した検波電流を出力する検波器と、 前記検波器の出力を入力とし外部制御信号により抵抗値
    を可変できる可変負荷回路と、 前記可変負荷回路の出力と基準包絡線信号とを比較しそ
    の誤差電圧を検出する誤差検出回路と、 前記誤差検出回路から出力される誤差電圧をサンプルホ
    ールド信号に従ってサンプリングしホールドするサンプ
    ルホールド回路とを具備し、 前記サンプルホールド回路の出力信号で前記利得可変回
    路の利得を制御し、前記送信信号に応じた制御信号によ
    り前記サンプルホールド回路を常にサンプル状態もしく
    はサンプルホールド状態に切換え制御することを特徴と
    する線形送信回路。
  2. 【請求項2】 前記可変高周波減衰器と、検波器との間
    に高周波増幅器を接続したことを特徴とする請求項1記
    載の線形送信回路。
  3. 【請求項3】 前記検波器はダイオードとコンデンサか
    ら構成されるとともにバイアス端子を有し、このバイア
    ス端子に外部からバイアス電圧を供給してダイオードに
    バイアス電流を流すことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の線形送信回路。
  4. 【請求項4】 前記サンプルホールド回路と利得可変回
    路の間に固定電圧付加回路を設け、固定電圧を前記サン
    プルホールド回路の出力に付加することを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれかに記載の線形送信回路。
  5. 【請求項5】 前記基準包絡線信号として送信バースト
    信号出力に対応した立ち上がり及び立ち下がりの滑らか
    な送信オンオフ信号を前記誤差検出回路の入力信号とし
    て加えることにより立ち上がり及び立ち下がり特性の滑
    らかな送信バースト信号を出力することを可能とした請
    求項1から請求項4のいずれかに記載の線形送信回路。
  6. 【請求項6】 前記固定電圧付加回路は外部制御端子を
    もち、電圧付加の有無及びそのタイミングを送信バース
    ト制御信号に対応したオンオフ信号で行うことを特徴と
    する請求項4又は請求項5に記載の線形送信回路。
  7. 【請求項7】 利得または減衰を可変することができる
    第1の利得可変回路の入力側あるいは出力側に利得また
    は減衰を可変することができる第2の利得可変回路を接
    続し、前記第2の利得可変回路の制御信号として送信バ
    ースト信号出力に対応した立ち上がり及び立ち下がりの
    滑らかな送信オンオフ信号を加えることにより、立ち上
    がり及び立ち下がり特性の滑らかな送信バースト信号を
    出力することを可能とした請求項5または請求項6に記
    載の線形送信回路。
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JP2010093710A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kenwood Corp 無線送信機
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