JPH06338735A - ミキシング装置 - Google Patents

ミキシング装置

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JPH06338735A
JPH06338735A JP5148307A JP14830793A JPH06338735A JP H06338735 A JPH06338735 A JP H06338735A JP 5148307 A JP5148307 A JP 5148307A JP 14830793 A JP14830793 A JP 14830793A JP H06338735 A JPH06338735 A JP H06338735A
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Yasuhiro Tai
康裕 田井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レベルオーバーやオーバーフローを起こすこ
とがなく、ミキシングの割合を変えても出力信号レベル
が変化せず、かつ聴感上の音量も変化しないミキシング
装置を提供する。 【構成】 第1の信号と第2の信号をミキシグするミキ
シング装置において、第1の信号と第2の信号のミキシ
ング割合を設定する操作部11と、操作部11からの出
力を受けてポテンショメータ4、5により、設定された
割合に第1の信号のレベルおよび第2の信号のレベルを
制御すると共に、第1の信号と第2の信号のミキシング
割合にかかわらずミキシング出力信号レベルをほぼ一定
に制御し、かつミキシング割合にかかわらず出力信号レ
ベルを第1または第2の信号による音量が聴感上変わら
ないようにミキシング割合に基づいてメインボリューム
部8を制御することにより出力信号レベルを制御する制
御部12とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミキシング装置に係り、
特にその出力レベルの制御を行うミキシング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のミキシング装置は2つの信号をそ
のまま加算しているため、出力信号レベルがレベルオー
バーしたり、オーバーフローする可能性があった。この
オーバーフローを防止するために2つの信号のレベルを
それぞれ減衰させてから加算したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のミキシング装置によるときは、一方の信号が例えば環
境音の信号であり、他方の信号が例えば音楽信号である
ような場合、環境音の信号をミキシングすると、音楽信
号の出力音量レベルが聴感上下がるので、メインボリュ
ームを上げて出力音量レベルを補正しなければならなか
った。
【0004】本発明はレベルオーバーやオーバーフロー
を起こすことがなく、ミキシングの割合を変えても出力
信号レベルが変化しないミキシング装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のミキシング装置
は、第1の信号と第2の信号をミキシグするミキシング
装置において、第1の信号と第2の信号のミキシング割
合を設定する設定手段と、設定手段からの出力を受けて
設定された割合に第1の信号のレベルおよび第2の信号
のレベルを制御すると共に、第1の信号と第2の信号の
ミキシング割合にかかわらずミキシング出力信号レベル
をほぼ一定に制御し、かつミキシング割合にかかわらず
出力信号レベルを第1または第2の信号による音量が聴
感上変わらないようにミキシング割合に基づいて出力信
号レベルを制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】本発明のミキシング装置において、制御手
段は第1の信号と第2の信号のミキシングの割合が、第
1の信号の方が大きい時は第1の信号による音量が聴感
上変わらないように制御し、第2の信号の方が大きい時
は第2の信号による音量が聴感上変わらないように制御
することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のミキシング装置は、第1の信号と第2
の信号とが設定手段によって設定されたミキシング割合
でミキシングされ、設定手段による設定によってミキシ
ング割合が可変される。さらにミキシング割合にかかわ
らず、ミキシング出力信号のレベルはほぼ一定レベルに
制御される。そのうえ、第1の信号または第2の信号に
よる音量が制御手段によって聴感上変わらないように出
力信号レベルが制御される。したがってミキシング割合
が変更されてもミキシング出力信号レベルが変化するこ
ともなくオーバーフローなどは生ずることはなくなり、
さらに、ミキシング割合が変更されても第1の信号また
は第2の信号による音量が聴感上変化させられることも
なくなる。
【0008】また、第1の信号と第2の信号のミキシン
グの割合において、第1の信号の方が大きい時は第1の
信号による音量が聴感上変わらないように、第2の信号
の方が大きい時は第2の信号による音量が聴感上変わら
ないように制御手段によって制御されて、出力音量が聴
感上変わらないことになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。図
1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0010】本実施例のミキシング装置1は、第1の信
号が入力端子2に、第2の信号が入力端子3に入力さ
れ、第1の信号が印加されるポテンショメータ4と第2
の信号が印加されるポテンショメータ5とポテンショメ
ータ4および5の出力を加算する加算器6とからなるミ
キシング部7と、ミキシング部7の出力が印加されるポ
テンショメータからなるメインボリューム部8と、メイ
ンボリューム部8の出力を増幅する増幅部10と、第1
の信号と第2の信号とのミキシング割合を指定する操作
部11と、操作部11からのミキシング割合の信号に基
づいてポテンショメータ4および5の摺動子位置を制御
してミキシング割合を制御すると共に加算出力レベルが
ほぼ一定となるように制御し、かつメインボリューム部
8の摺動子位置を制御して第1の信号または第2の信号
による音量レベルを聽感上変わらないように制御する制
御部12とを備えている。
【0011】ミキシング部7におけるミキシング割合の
制御は例えば第1の信号のレベルを小さくすると、第2
の信号のレベルが大きく制御されて、ミキシング部7の
出力が常にほぼ一定のレベルとなるように制御される。
加算器6の出力はメインボリューム部8に加えられて出
力レベル調整され、増幅部10で増幅のうえ出力され
る。
【0012】操作部11にて第1の信号と第2の信号の
ミキシングの割合を指定すると、その情報信号が制御部
12へ伝えられ、制御部12はミキシング部7の加算割
合を制御すると同時にメインボリューム部8の出力信号
レベルを調整する。ミキシング部7の加算割合の制御
は、例えば第1の信号のレベルを小さくすると、その分
だけ第2の信号のレベルを大きくして加算結果のレベル
が常に一定のレベルになってオーバーフローを起こさな
い様になっている。
【0013】上記のように構成されたミキシング装置1
において、入力端子2に第1の信号が印加され、入力端
子3に第2の信号が印加される。印加された第1および
第2の信号は夫々ポテンショメータ4および5によって
各別にレベル制御がなされ、ポテンショメータ4および
5の出力は加算器6によって加算される。
【0014】この場合に、操作部11によってミキシン
グ割合が指示される。この指示に基づいて制御部12に
よって、ポテンシショメータ4および5の摺動子位置は
指示されたミキシング割合に制御されると共に、加算器
6の出力信号レベル、すなわちミキシング部7の出力信
号レベルがミキシング割合にかかわらずほぼ一定に制御
される。一方、ミキシング部7からの出力信号はメイン
ボリューム部8によって、制御部12の制御により第1
の信号または第2の信号による音量レベルが聽感上変わ
らないように制御され、増幅器10によって増幅のうえ
出力される。
【0015】入力端子2に第1の信号を加え、入力端子
3に第2の信号を加えるとその加算結果がミキシング部
7から出力として得られる。2種類の信号を加算するこ
のミキシング部7は、通常の2倍のダイナミックレンジ
を必要とするが、もしそれだけのダイナミックレンジが
とれない場合は各信号レベルを減衰させてから加算して
レベルオーバーになるのを防止しなければならない。ま
た通常ミキシング出力のダイナミックレンジはその前後
段部とも同じである。したがって、各入力のレベルを減
衰させてから加算し、ミキシング部7の出力信号レベル
がミキシング割合にかかわらずほぼ一定に制御される。
【0016】しかし、第1の信号を減衰させると聴感上
音量が下がってしまうため、その下がった音量を元に戻
すようにメインボリューム部8のボリュームが上げられ
る。第1の信号と第2の信号のミキシングの割合に応じ
て、その主となる方の信号の音量が聴感上変化しない様
に第1と第2の信号のミキシングの割合にかかわらずメ
インボリューム部8のボリュームが自動的に補正され
る。
【0017】一例として第1の信号を音楽信号とし、そ
れに第2の信号を波の音の信号としてミキシングする場
合のミキシング部7におけるミキシング割合とメインボ
リューム部8の制御値の例を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1においては簡単のためにミキシング部
7におけるミキシング割合を10%きざみにしてある
が、さらに細かい割合についても同様である。また、メ
インボリューム部8の制御が連続的に出来ない場合はこ
の補正値に近い値を補正すればよい。これから第1の信
号に基づく音楽と第2の信号に基づく波の音のミキシン
グ割合が50%の場合は音量を倍にすれば補正できるこ
とが判る。また音楽の割合が50%より大きいときは主
たる信号は第1の信号であるとして、第1の信号に基づ
く音楽の音量が変化しない様に補正し、50%より小さ
いときは主たる信号は第2の信号に基づく波の音である
として、波の音量が変化しない様に補正される。
【0020】ここで、ミキシング部7とメインボリュー
ム部8の一方または両方をアナログ回路で構成しても、
デジタル信号処理回路等を用いたディジタル回路で構成
してもよい。
【0021】上記した一実施例の適用例について説明す
る。図2は本発明の適用例を示すブロック図である。
【0022】環境音信号を発生する環境音信号発生器1
3が設けられて入力端子3に供給するように構成された
ミキシング装置1Aの入力端子2には、車載ステレオ装
置からの出力信号が供給される。この車載テレオ装置は
通常のカセットプレーヤー、チューナ、コンパクトデイ
スクプレーヤ等のオーデイオ信号再生装置である。ま
た、ミキシング装置1Aの出力信号は電力増幅器15に
供給し、電力増幅器15の出力によってスピーカ16を
駆動して音を発生させる。
【0023】ミキシング装置1Aでミキシングされる環
境音信号発生器13からの出力に基づく音が波の音の場
合を例に動作を説明する。
【0024】環境音信号発生器13からの波の音の出力
信号が出力され、入力端子1に入力された車載ステレオ
装置で再生されたオーディオ信号とミキシング部7にお
いてミキシングされる。操作部11でミキシング割合が
設定されると、設定割合に基づく指示が制御部12へ伝
えられ、制御部12は設定されたミキシング割合になる
ようにミキシング割合が制御される。このときミキシン
グ部7において一方の入力信号のレベルをそのままにし
て他方の入力信号のレベルのみを調整してミキシングレ
ベルを設定するのではなく、両方の入力信号のレベルが
調整されて、ミキシング部7の出力レベルがオーバーレ
ベルにならないように、すなわち一定レベル、例えば許
容最大レベルとなるように調整される。
【0025】したがって波の音をミキシングするために
は、音楽のレベルを波の音の分下げることになる。この
ままであると、波の音の音量の割合が増えるにつれて音
楽の音量が下がっていくので音楽の音量レベルを下げた
分だけメインボリューム部8の音量が上げられ、音楽の
音量レベルの補正がされて、音楽の音量が変化しないよ
うに制御部12によって制御される。
【0026】制御部12では、このメインボリューム部
8の補正も同時に行っているため、ミキシング割合を変
化させても音楽の音量が変化しない。このような制御が
されることによって、2つの音をミキシングしてもアナ
ログ回路のミキシング部7の場合はミキシング結果がダ
イナミックレンジを超えることはない。また、デジタル
信号処理回路等を用いたディジタル回路のミキシング部
7の場合はミキシング結果がオーバーフローすることは
ない。しかも音楽の音量が変化することもない。
【0027】ところで、波の音の割合が50%を超えた
場合は音楽の音量を一定に保つのは無意味である。波の
音が50%以上の時は波の音が主と考え、波の音が10
0%の時の波の音量となるようにボリューム部8で補正
を行う。すなわち、この場合は波の音の音量が変化しな
いことになる。したがって、ミキシング割合の大きい方
の音を主の音としてその音が100%の時の音量と変化
しない様にメインボリューム部8において補正が行われ
る。
【0028】また、環境音信号発生器13はミキシング
装置1A外に設けてあっても同様である。さらのこの場
合の変形実施例として、外部に設けた環境音信号発生器
13に代わってマイクロフォンまたはマイク増幅器から
の出力信号を入力しても、音楽の音量を変化させずに、
かつミキシング部7がオーバーレベルとなることのない
ミキシング装置となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の信号と第2の信号をミキシングして、一方の信号に
基づく音を聞いている雰囲気を得る場合に、両信号のミ
キシングの割合を変化させても主たる信号に基づく音の
音量が聴感上変化せず、ミキシング割合を変えてもボリ
ューム部を操作をしなくてよいという効果がある。また
ミキシング装置のダイナミックレンジは特別に大きなも
のでなくてよく、レベルオーバーすることもないという
効果もある。さらに制御手段にマイクロコンピユーター
を用いれば特別なハードウェアの追加の必要はなく、プ
ログラム上の追加だけで音量補正が実現できる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の適用例の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1および1A ミキシング装置 4および5 ポテンショメータ 6 加算器 7 ミキシング部 8 メインボリューム部 10 増幅器 11 操作部 12 制御部 13 環境音信号発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の信号と第2の信号をミキシグする
    ミキシング装置において、第1の信号と第2の信号のミ
    キシング割合を設定する設定手段と、設定手段からの出
    力を受けて設定された割合に第1の信号のレベルおよび
    第2の信号のレベルを制御すると共に、第1の信号と第
    2の信号のミキシング割合にかかわらずミキシング出力
    信号レベルをほぼ一定に制御し、かつミキシング割合に
    かかわらず出力信号レベルを第1または第2の信号によ
    る音量が聴感上変わらないようにミキシング割合に基づ
    いて出力信号レベルを制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするミキシング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のミキシング装置におい
    て、制御手段は第1の信号と第2の信号のミキシング割
    合が、第1の信号の方が大きい時は第1の信号による音
    量が聴感上変わらないように制御し、第2の信号の方が
    大きい時は第2の信号による音量が聴感上変わらないよ
    うに制御することを特徴とするミキシング装置。
JP05148307A 1993-05-28 1993-05-28 ミキシング装置 Expired - Lifetime JP3102727B2 (ja)

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