JPH06338841A - 送受信機システム - Google Patents

送受信機システム

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JPH06338841A
JPH06338841A JP5129568A JP12956893A JPH06338841A JP H06338841 A JPH06338841 A JP H06338841A JP 5129568 A JP5129568 A JP 5129568A JP 12956893 A JP12956893 A JP 12956893A JP H06338841 A JPH06338841 A JP H06338841A
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Tetsuhiro Maeda
哲宏 前田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 混合回路に線形領域の広い素子を使用する必
要のない送受信システムを提供する。 【構成】 包絡線検波回路13の入力側に、アンテナス
イッチ36によって、アンテナ31と送信機10とを接
続する時、送信機の高周波出力信号を包絡線検波回路に
入力し、アンテナと受信機20とを接続する時、アンテ
ナからの受信信号を包絡線検波回路に入力するよう切り
換える第一のスイッチ32が設けられ、一方、レベル比
較回路14の出力側に、第一のスイッチによって、送信
機の高周波出力信号を包絡線検波回路に入力している
時、レベル比較回路の出力によって送信出力レベルを制
御するよう切り換わり、第一のスイッチによって受信信
号を包絡線検波回路に入力している時、レベル比較回路
の出力によって受信機側における高周波増幅器の増幅率
を制御するよう切り換わる第二のスイッチ33が設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相変調した搬送波で
通信を行う送受信機、例えばデジタルセルラー電話機、
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の送受信機システムとしては、従
来、図3に示すような、アンテナスイッチ36を介し
て、アンテナ31と択一的に接続される送信機10、と
受信機20からなっていた。送信機10は、高周波増幅
器11、疎結合回路12、包絡線検波回路13、及びレ
ベル比較回路14を備えている。
【0003】受信機20は、いわゆるスーパーへテロダ
イン方式で、高周波増幅器21と、混合回路22を備え
ている。送信時(アンテナスイッチ36が、送信機10
とアンテナ31とを接続している状態)においては、疎
結合回路12が、高周波増幅器11から出力される高周
波信号を、アンテナ31出力に影響を与えない程度にそ
の一部を取り出し、包絡線検波回路13に送り、包絡線
検波し、この検波出力レベルと、レベル比較回路14に
設けてある所定の大きさの固定電圧との大きさを比べ、
その差を高周波増幅器11に入力する。
【0004】ここで、前記高周波増幅器11は、レベル
比較回路14から送られてくる出力レベルにより増幅率
を変えるバイアス方式が採用してあり、前記差の変化で
増幅率を制御し、高周波信号出力を所定の大きさに調整
する。一方、受信時(アンテナスイッチ36が、受信機
20とアンテナ31とを接続している状態)において
は、アンテナ31からの受信信号を高周波増幅器21で
増幅して後、混合回路22が、局部発振出力(不図示)
と混合し、両者の差の周波数の信号を取り出す。
【0005】ここで、送受信機のアンテナ31から受け
取る受信信号のレベルは、一定していないもので、例え
ば、受信位置が、信号を発振する基地局に近ければ近い
ほど、受信信号のレベルも大きなものとなる。そのた
め、上記従来のものでは、アンテナ31に大きなレベル
の受信信号が入ってくる場合、アンテナ31からの受信
信号は、その信号レベルの大きさに関係なく、高周波増
幅器21により一律の増幅率で増幅するから、後段の混
合回路22には大きなレベルの信号を送ることになる。
【0006】しかるに、位相変調方式においては、受信
信号が歪むと情報も変わってしまから、それを防ぐため
には、混合回路22で、その大きなレベルの信号を、そ
のレベルに比例した大きさで出力しなければならない。
従って、上記従来のシステムにおける混合回路22で
は、線形性領域(入力レベルと出力レベルとが線形とな
る領域)の広い素子を用いざる得ないものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、線形性領域
の広い素子は高価であり、この素子を使用するシステム
は高価なものになってしまう不具合があった。本発明
は、上記実情に鑑みなしたもので、受信信号レベルが大
きくても、混合回路に線形性領域の広い素子を使用する
ことなく、歪のない受信信号の処理が可能な送受信機シ
ステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、送信機と受信機がアンテナスイッチを介して、ア
ンテナと択一的に接続され、送信機側は、高周波出力を
包絡線検波回路で検波して後、レベル比較回路で基準レ
ベルと比較し、その比較結果で送信出力レベルを制御す
るよう構成された送受信機システムにおいて、前記包絡
線検波回路の入力側に、アンテナスイッチによって、ア
ンテナと送信機とが接続されているとき、送信機の高周
波出力信号を包絡線検波回路に入力し、アンテナと受信
機とが接続されているとき、アンテナからの受信信号を
前記包絡線検波回路に入力するよう切り換える第一のス
イッチが設けられ、一方、レベル比較回路の出力側に、
第一のスイッチによって、送信機の高周波出力信号が包
絡線検波回路に入力されているとき、レベル比較回路の
出力によって送信出力レベルを制御するよう切り換わ
り、第一のスイッチによって受信信号が包絡線検波回路
に入力されているとき、レベル比較回路の出力によって
受信機側における高周波増幅器の増幅率を制御するよう
切り換わる第二のスイッチが設けられていることを特徴
とする。
【0009】
【作用】アンテナと受信機とが接続されていると、アン
テナからの受信信号は、第一のスイッチを介して包絡線
検波回路に入り、包絡線検波され、レベル比較回路で、
基準レベルと比較され、その比較結果を、第二のスイッ
チを介して高周波増幅器に出力され、その増幅率を制御
する。
【0010】ここで、この増幅率を、受信信号レベルと
基準レベルの差が大きければ、小さくするよう制御する
とすれば、大きなレベルの信号がアンテナに入ってきた
場合、高周波増幅器は、小さな増幅率で受信信号を増幅
し、混合回路にレベルの大きな信号を送ることを妨げ
る。従って、混合回路として、線形領域の小さな素子を
使用することが可能となる。
【0011】尚、アンテナと送信機とが接続されている
場合は、、送信機の高周波信号は、第一のスイッチを介
して包絡線検波回路に入り、包絡線検波され、レベル比
較回路で、基準レベルと比較され、その比較結果を、第
二のスイッチを介して送信機側に送られ、送信出力レベ
ルを制御される。
【0012】
【実施例】本発明の送受信機システムの一実施例を図面
に基づいて説明する。送受信機システムは、大きく分け
ると、送信機10、受信機20、この送信機10と受信
機20との経路の切り替えを行う第一のスイッチ32、
第二のスイッチ33、及び、受信信号の増幅を制御する
バイアス切替回路34から構成してある。
【0013】尚、送受信信号は、特に説明しないが、位
相変調方式の一例として、(π/4)QPSKで変調さ
れているものとする。先ず、送信機10と受信機20の
構成について説明していく。図1に示すように、送信機
10は、高周波増幅器11、疎結合回路12、検波回路
の1つである包絡線検波回路13、及びレベル比較回路
14を備え、受信機20は、高周波増幅器21、混合回
路22、を備え、アンテナスイッチ36を介して、アン
テナ31に択一的に接続されている。
【0014】高周波増幅器11、21は、入力信号のレ
ベルを所定の増幅度で増幅するもので、例えば、FET
素子が用いられる。このうち、特に受信機20側の高周
波増幅器11は、後で詳細するバイアス切替回路34の
出力によって増幅率が制御される。疎結合回路12は、
高周波増幅器11で増幅された高周波信号のレベルに影
響しない程度の疎結合で、信号を取り出す、例えば低容
量のコンデンサーからなる。
【0015】包絡線検波回路13は、高周波信号の包絡
線に相当する波形を検波出力する公知の回路である。レ
ベル比較回路14は、送られてくる信号レベルを、予め
設けてある固定電圧とレベル比較するコンパレータが用
いられる。混合回路22は、受信信号を局部発振出力
(不図示)と混合し、両者の差の周波数の信号を取り出
す公知の回路である。
【0016】第一のスイッチ32は、図1に示すよう
に、2接点を択一的に切替えるスイッチであり、共通接
点を包絡線検波回路13の入力側に接続し、2接点の内
の一方を高周波増幅器11の疎結合回路12と、他方
を、アンテナ31側と接続してある。第二のスイッチ3
3は、第一のスイッチ32と同様の構成で、共通接点を
レベル比較回路14の出力側に、2接点を高周波増幅器
11側と、バイアス切替回路34側とに接続してある。
【0017】バイアス切替回路34は、図2に示すよう
に、2つのトランジスタQ22、Q23と、出力回路を
構成する2つの抵抗R1、R2を含む。レベル比較回路
14において、受信信号と基準電圧の差が設定範囲内で
あると判断されると、その信号が、トランジスタQ22
をベース回路に加えられる。ベース回路は、受信信号と
基準電圧との差が設定範囲内であると、ほとんどベース
電流を流さず、トランジスタQ22を非導通に保つ。
【0018】トランジスタQ22が非導通になると、ト
ランジスタQ23も非導通となり、そのコレクタ回路に
は電流は流れない。従って、高周波増幅回路21のゲー
ト回路には、高電圧Veが直に印加されことになる。こ
のため、増幅率は通常の高い状態に維持される。一方、
レベル比較回路14において、受信信号と基準電圧の差
が設定範囲外であると判断されると、その信号がトラン
ジスタQ22のベース回路に加えられ、トランジスタQ
22を導通させる。
【0019】トランジスタQ23が導通すると、トラン
ジスタQ23も導通し、2つの抵抗R1、R2を通じて
コレクタ電流を流す。この結果、高周波増幅器21のゲ
ート回路の電圧は、(R2/(R1+R2))Veと減
ぜられる。従って、高周波増幅器21の増幅率は低下す
る。以下に、送信時と受信時の動作を説明していく。、
送信時において、アンテナスイッチ36、第一のスイッ
チ32、第二のスイッチ33は、図1に示した状態に切
り替わっている。
【0020】従って、高周波増幅器11に入力されてく
る高周波信号は増幅され、アンテナスイッチ36を介し
て、アンテナ31から送信される。このとき、増幅後の
高周波信号の一部を、疎結合回路12、第一のスイッチ
32を介して、包絡線検波回路13に入力させ、包絡線
検波する そして、検波した高周波信号を、レベル比較回路14
で、基準レベルてある固定電圧と比較し、比較結果によ
って高周波増幅器11の増幅率を変更する。
【0021】受信時においては、アンテナスイッチ3
6、第一のスイッチ32、第二のスイッチ33は、図1
に示している状態とは逆の接続状態に切り替わる。即
ち、アンテナスイッチ36は、アンテナ31と疎結合回
路35とを接続し、第一のスイッチ32は、包絡線検波
回路13と35の疎結合回路を接続し、第二のスイッチ
33も、レベル比較回路14とバイアス切替回路34を
接続する。
【0022】先ず、アンテナ31から入ってきた受信信
号は、疎結合回路35、第一のスイッチ32を介して、
包絡線検波回路13に入力されて、包絡線検波され、レ
ベル比較回路14に送られる。レベル比較回路14で
は、受信信号のレベルと固定電圧との差をとり、差信号
を、後段のバイアス切替回路34に送る。
【0023】既述したようにバイアス切り替え回路34
では、受信信号レベルと基準電圧の差が大きいと、高周
波増幅器21のゲート電圧を減じて、増幅率を低下させ
るので、アンテナ31に大信号が入力した場合には、高
周波増幅器21が、受信信号をそれ程大きく増幅するこ
となく、後段の混合回路22に送る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、混合回
路にレベルの大きな信号を送ることを妨げ、混合回路と
して、線形性能の低い素子を使用することが可能とな
り、経済性を向上できる。そして、上記効果を実現する
ための構成を、従来から備えてある包絡線検波回路、及
び、レベル比較回路を利用できるから、新たに設けるも
のに比べ、更に、経済性及び、コンパクト化において優
れたものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信機システムの回路図
【図2】バイアス切替回路周辺の回路図
【図3】従来の送受信機システムの回路図
【符号の説明】
10 送信機 11 高周波増幅器 12 疎結合回路 13 包絡線検波回路 14 レベル比較回路 20 受信機 21 高周波増幅器 22 混合回路 31 アンテナ 32 第一のスイッチ 33 第二のスイッチ 34 バイアス切替回路 35 疎結合回路 36 アンテナスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機と受信機がアンテナスイッチを介
    して、アンテナと択一的に接続され、 送信機側は、位相変調された高周波出力を包絡線検波回
    路で検波して後、レベル比較回路で基準レベルと比較
    し、 その比較結果で送信出力レベルを制御するよう構成され
    た送受信機システムにおいて、 前記包絡線検波回路の入力側に、アンテナスイッチによ
    って、アンテナと送信機とが接続されているとき、送信
    機の高周波出力信号を包絡線検波回路に入力し、 アンテナと受信機とが接続されているとき、アンテナか
    らの受信信号を前記包絡線検波回路に入力するよう切り
    換える第一のスイッチが設けられ、 一方、レベル比較回路の出力側に、第一のスイッチによ
    って、送信機の高周波出力信号が包絡線検波回路に入力
    されているとき、レベル比較回路の出力によって送信出
    力レベルを制御するよう切り換わり、 第一のスイッチによって受信信号が包絡線検波回路に入
    力されているとき、 レベル比較回路の出力によって受信機側における高周波
    増幅器の増幅率を制御するよう切り換わる第二のスイッ
    チが設けられていることを特徴とする送受信機システ
    ム。
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