JPH06339363A - カシュウアップルジュース - Google Patents
カシュウアップルジュースInfo
- Publication number
- JPH06339363A JPH06339363A JP5130743A JP13074393A JPH06339363A JP H06339363 A JPH06339363 A JP H06339363A JP 5130743 A JP5130743 A JP 5130743A JP 13074393 A JP13074393 A JP 13074393A JP H06339363 A JPH06339363 A JP H06339363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apple juice
- cashew apple
- weight
- cashew
- citric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カシュウアップルジュースの有する過度の甘
味を低減しかつ熱帯果実特有の油っぽい特異臭を除去し
たカシュウアップルジュースを提供する。 【構成】 カシュウアップルジュースに対して、0.0
5〜0.6重量%のアスコルビン酸と、0.05〜0.
4重量%のクエン酸とを添加する。
味を低減しかつ熱帯果実特有の油っぽい特異臭を除去し
たカシュウアップルジュースを提供する。 【構成】 カシュウアップルジュースに対して、0.0
5〜0.6重量%のアスコルビン酸と、0.05〜0.
4重量%のクエン酸とを添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カシュウアップルジュ
ースの有する過度の甘味を低減し、かつ熱帯果実特有の
油っぽさを除去したカシュウアップルジュースに関す
る。
ースの有する過度の甘味を低減し、かつ熱帯果実特有の
油っぽさを除去したカシュウアップルジュースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】カシュウ(Anacardium occidentale)は、
ブラジル原産のウルシ科に属する、樹高が12〜15メ
ートルの常緑高木である。この植物は、200年前にイ
ンドに移植されて、インドは、今日ではブラジルと並ぶ
世界的な産地として知られるに至っている。このカシュ
ウから得られる実は、褐色腎臓形の果実と、その上部に
あってリンゴを逆様にしたような部分(花托の膨大化し
たもの)とからなる。この褐色腎臓形の果実から、外果
皮と内果皮とを除去して得られた仁をローストしたもの
は、カシュウナッツと呼ばれ、販売されている。一方、
膨大化した花托の部分は、形や舌触りがリンゴに似てい
ることから、カシュウアップル(Cashew apple)と呼ば
れ、産地では、これに砂糖をかけてそのまま食したり、
ジャムや砂糖菓子として利用されたり、更にはジュース
として飲用されている。カシュウアップルは、特にビタ
ミンC含量が、100g当たり220mgであり、オレン
ジの約9倍と大変に高い。また、カルシウム含量も、1
00g当たり50mgであり、牛乳の約半分にもなってい
る。このため、カシュウアップルは、植物由来のカルシ
ウム源として、食品の分野では、貴重な存在となってい
る。更に、カシュウアップルは、ビタミンA、B1、B2、
鉄分、リンの含有量も高く、また糖分は、ブリックスで
13度程度であり、蔗糖、果糖からなっている。
ブラジル原産のウルシ科に属する、樹高が12〜15メ
ートルの常緑高木である。この植物は、200年前にイ
ンドに移植されて、インドは、今日ではブラジルと並ぶ
世界的な産地として知られるに至っている。このカシュ
ウから得られる実は、褐色腎臓形の果実と、その上部に
あってリンゴを逆様にしたような部分(花托の膨大化し
たもの)とからなる。この褐色腎臓形の果実から、外果
皮と内果皮とを除去して得られた仁をローストしたもの
は、カシュウナッツと呼ばれ、販売されている。一方、
膨大化した花托の部分は、形や舌触りがリンゴに似てい
ることから、カシュウアップル(Cashew apple)と呼ば
れ、産地では、これに砂糖をかけてそのまま食したり、
ジャムや砂糖菓子として利用されたり、更にはジュース
として飲用されている。カシュウアップルは、特にビタ
ミンC含量が、100g当たり220mgであり、オレン
ジの約9倍と大変に高い。また、カルシウム含量も、1
00g当たり50mgであり、牛乳の約半分にもなってい
る。このため、カシュウアップルは、植物由来のカルシ
ウム源として、食品の分野では、貴重な存在となってい
る。更に、カシュウアップルは、ビタミンA、B1、B2、
鉄分、リンの含有量も高く、また糖分は、ブリックスで
13度程度であり、蔗糖、果糖からなっている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、このように
カシュウアップルは、栄養的な観点から有用な素材であ
る。また、産地においては、これから製造したジュース
(以下、カシュウアップルジュースという)を飲料用と
して製造し、販売している。しかしながら、カシュウア
ップルジュースは、甘味が大変に強く、更に熱帯果実特
有の油っぽい臭いが強いため、カシュウアップルジュー
スは、そのままでは、日本人の嗜好に適合せず、カシュ
ウアップルジュースの有する栄養上の特性を十分に利用
することができない。従って、本発明は、カシュウアッ
プルジュースの有する過度の甘味を低減しかつ熱帯果実
特有の油っぽさを除去したカシュウアップルジュースを
提供することを目的とする。
カシュウアップルは、栄養的な観点から有用な素材であ
る。また、産地においては、これから製造したジュース
(以下、カシュウアップルジュースという)を飲料用と
して製造し、販売している。しかしながら、カシュウア
ップルジュースは、甘味が大変に強く、更に熱帯果実特
有の油っぽい臭いが強いため、カシュウアップルジュー
スは、そのままでは、日本人の嗜好に適合せず、カシュ
ウアップルジュースの有する栄養上の特性を十分に利用
することができない。従って、本発明は、カシュウアッ
プルジュースの有する過度の甘味を低減しかつ熱帯果実
特有の油っぽさを除去したカシュウアップルジュースを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため、鋭意検討した結果、カシュウアップルジ
ュースに、アスコルビン酸とクエン酸とを組合せて配合
することによって、カシュウアップルジュースの有する
過度の甘味の低減と、強い特異臭の除去とを同時に達成
でき、この結果、日本人の嗜好に合致したカシュウアッ
プルジュースが製造できることを見出し、本発明に到達
したものである。即ち、本発明は、カシュウアップルジ
ュースの重量に対して、0.05〜0.6重量%のアス
コルビン酸及び0.05〜0.4重量%のクエン酸を含
むカシュウアップルジュースに関する。
達成するため、鋭意検討した結果、カシュウアップルジ
ュースに、アスコルビン酸とクエン酸とを組合せて配合
することによって、カシュウアップルジュースの有する
過度の甘味の低減と、強い特異臭の除去とを同時に達成
でき、この結果、日本人の嗜好に合致したカシュウアッ
プルジュースが製造できることを見出し、本発明に到達
したものである。即ち、本発明は、カシュウアップルジ
ュースの重量に対して、0.05〜0.6重量%のアス
コルビン酸及び0.05〜0.4重量%のクエン酸を含
むカシュウアップルジュースに関する。
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。カ
シュウアップルジュースは、現在、インド及びブラジル
から濃縮(通常、5倍濃縮)された状態で輸入されてい
るが、カシュウアップルから、ジューサーや、搾汁機等
を使用して製造することもできる。本発明で使用される
カシュウアップルジュースの糖度は、ブリックス表示で
一般に60〜70°、pHは3.5〜4.5、酸度は1.
0〜1.4%、総蛋白量は0.6〜1.0g/100
g、ビタミン類は200〜230mg/100g、カルシ
ウム含量は40〜60mg/100g、リン含量は15〜
20mg/100g、鉄分は0.7〜1.2mg/100g
である。カシュウアップルジュースの固形分濃度は、日
本人の嗜好に合致するような口当たりや、味覚等の観点
から、一般に15〜20重量%、好ましくは16〜19
重量%である。このような固形分濃度は、例えば、10
0℃と、3時間の乾燥減量を秤量することによって、測
定することができる。
シュウアップルジュースは、現在、インド及びブラジル
から濃縮(通常、5倍濃縮)された状態で輸入されてい
るが、カシュウアップルから、ジューサーや、搾汁機等
を使用して製造することもできる。本発明で使用される
カシュウアップルジュースの糖度は、ブリックス表示で
一般に60〜70°、pHは3.5〜4.5、酸度は1.
0〜1.4%、総蛋白量は0.6〜1.0g/100
g、ビタミン類は200〜230mg/100g、カルシ
ウム含量は40〜60mg/100g、リン含量は15〜
20mg/100g、鉄分は0.7〜1.2mg/100g
である。カシュウアップルジュースの固形分濃度は、日
本人の嗜好に合致するような口当たりや、味覚等の観点
から、一般に15〜20重量%、好ましくは16〜19
重量%である。このような固形分濃度は、例えば、10
0℃と、3時間の乾燥減量を秤量することによって、測
定することができる。
【0006】アスコルビン酸及びクエン酸が添加される
カシュウアップルジュース原料は、無添加で調製された
カシュウアップルジュース濃縮液を所定の固形分濃度と
なるように水で希釈して使用してもよいし、また、上記
のようにカシュウアップルをジューサー等に掛けてカシ
ュウアップルジュースを製造し、必要に応じて固形分濃
度を水で調整して使用してもよい。カシュウアップルジ
ュースに添加するアスコルビン酸は、遊離の酸の形態で
あっても、例えばナトリウム等の塩の形態、更にはこれ
らの組合せの形態として使用することができる。アスコ
ルビン酸は、カシュウアップルジュースの重量に基づい
て、一般に0.05〜0.6重量%、好ましくは、0.
1〜0.4重量%の量で配合する。アスコルビン酸の配
合量が少なくなると、甘味の低減効果が低下する。一
方、アスコルビン酸の配合量がクエン酸の使用量に対し
て相対的に多くなると、特異臭を除去する効果が低下す
るだけでなく、酸味が過度に強くなり過ぎる。
カシュウアップルジュース原料は、無添加で調製された
カシュウアップルジュース濃縮液を所定の固形分濃度と
なるように水で希釈して使用してもよいし、また、上記
のようにカシュウアップルをジューサー等に掛けてカシ
ュウアップルジュースを製造し、必要に応じて固形分濃
度を水で調整して使用してもよい。カシュウアップルジ
ュースに添加するアスコルビン酸は、遊離の酸の形態で
あっても、例えばナトリウム等の塩の形態、更にはこれ
らの組合せの形態として使用することができる。アスコ
ルビン酸は、カシュウアップルジュースの重量に基づい
て、一般に0.05〜0.6重量%、好ましくは、0.
1〜0.4重量%の量で配合する。アスコルビン酸の配
合量が少なくなると、甘味の低減効果が低下する。一
方、アスコルビン酸の配合量がクエン酸の使用量に対し
て相対的に多くなると、特異臭を除去する効果が低下す
るだけでなく、酸味が過度に強くなり過ぎる。
【0007】カシュウアップルジュースに添加するクエ
ン酸は、遊離の酸の形態であっても、例えばナトリウム
等の塩の形態、更にはこれらの組合せの形態として使用
することができる。クエン酸は、カシュウアップルジュ
ースの重量に基づいて、一般に0.05〜0.4重量
%、好ましくは0.2〜0.3重量%の量で配合する。
クエン酸の配合量が少なくなると、特異臭を無くす効果
が低下する。一方、クエン酸の配合量が多過ぎると、甘
味の低減効果が低下するとともに、苦みが強くなり過
ぎ、好ましくない。アスコルビン酸及びクエン酸の添加
時期は任意である。例えば、最終的なカシュウアップル
ジュースの重量に基づいて、上記配合割合になるよう
に、濃縮したカシュウアップルジュースにアスコルビン
酸及びクエン酸を添加してもよい。
ン酸は、遊離の酸の形態であっても、例えばナトリウム
等の塩の形態、更にはこれらの組合せの形態として使用
することができる。クエン酸は、カシュウアップルジュ
ースの重量に基づいて、一般に0.05〜0.4重量
%、好ましくは0.2〜0.3重量%の量で配合する。
クエン酸の配合量が少なくなると、特異臭を無くす効果
が低下する。一方、クエン酸の配合量が多過ぎると、甘
味の低減効果が低下するとともに、苦みが強くなり過
ぎ、好ましくない。アスコルビン酸及びクエン酸の添加
時期は任意である。例えば、最終的なカシュウアップル
ジュースの重量に基づいて、上記配合割合になるよう
に、濃縮したカシュウアップルジュースにアスコルビン
酸及びクエン酸を添加してもよい。
【0008】アスコルビン酸とクエン酸との合計量は、
カシュウアップルジュースの重量に基づいて、一般に
0.1〜1.0重量%、好ましくは0.3〜0.8重量
%である。合計量が0.1重量%より少ないと、過度の
甘味の低減及び特異臭の除去が十分に達成できないの
で、好ましくない。一方、合計量が1.0重量%より多
くなると、カシュウアップルジュースの酸味又は苦みが
強くなり過ぎるので、好ましくない。アスコルビン酸
と、クエン酸との使用割合は、一般に4対1〜1対4、
好ましくは3対1〜1対3である。アスコルビン酸の割
合が、4対1よりも多くなると、酸味が強くなり過ぎる
ので、好ましくない。一方、クエン酸の割合が、1対4
よりも多くなると、苦みが強くなり過ぎるので、好まし
くない。
カシュウアップルジュースの重量に基づいて、一般に
0.1〜1.0重量%、好ましくは0.3〜0.8重量
%である。合計量が0.1重量%より少ないと、過度の
甘味の低減及び特異臭の除去が十分に達成できないの
で、好ましくない。一方、合計量が1.0重量%より多
くなると、カシュウアップルジュースの酸味又は苦みが
強くなり過ぎるので、好ましくない。アスコルビン酸
と、クエン酸との使用割合は、一般に4対1〜1対4、
好ましくは3対1〜1対3である。アスコルビン酸の割
合が、4対1よりも多くなると、酸味が強くなり過ぎる
ので、好ましくない。一方、クエン酸の割合が、1対4
よりも多くなると、苦みが強くなり過ぎるので、好まし
くない。
【0009】カシュウアップルジュースの有する、この
ような特異臭を緩和又は除去するために、防臭剤又は着
香剤を使用することも考えられる。しかし、防臭剤又は
着香剤は、特異臭の低減又はマスキングには有効である
かも知れないが、過度の甘味を低減するという効果には
全く寄与しない。また、過度の甘味を低減する方法とし
ては、甘味成分(糖分)を除去する方法が考えられる
が、この操作は、費用が嵩むだけでなく、甘味成分とと
もに他の栄養成分まで除去してしまうので好ましくな
い。これに対して、アスコルビン酸又はクエン酸は、酸
化防止剤又は酸味付与剤としては公知であるが、防臭剤
又は着香剤としては全く知られていない。本発明におい
ては、アスコルビン酸とクエン酸とを併用することによ
って、初めて、甘味低減効果と特異臭の除去という両効
果が同時に達成される。特に興味深いのは、アスコルビ
ン酸及びクエン酸自体は、それぞれ単独では甘味低減効
果及び特異臭の除去効果の両方の効果を示さないことで
ある。両者を併用することによって、相乗的な効果とし
て両方の効果が現れるのである。本発明においては、甘
味成分を除去しないで、過度の甘味感を低減でき、しか
もアスコルビン酸自体も、カシュウアップルジュースに
ビタミンCを補充する機能を有しているので、栄養面に
おいても極めて優れている。なお、本発明のカシュウア
ップルジュースには、本発明の特徴を損なわない範囲内
で、従来より使用されている防腐剤や、着色剤、酸化防
止剤等の種々の添加剤を配合してもよい。
ような特異臭を緩和又は除去するために、防臭剤又は着
香剤を使用することも考えられる。しかし、防臭剤又は
着香剤は、特異臭の低減又はマスキングには有効である
かも知れないが、過度の甘味を低減するという効果には
全く寄与しない。また、過度の甘味を低減する方法とし
ては、甘味成分(糖分)を除去する方法が考えられる
が、この操作は、費用が嵩むだけでなく、甘味成分とと
もに他の栄養成分まで除去してしまうので好ましくな
い。これに対して、アスコルビン酸又はクエン酸は、酸
化防止剤又は酸味付与剤としては公知であるが、防臭剤
又は着香剤としては全く知られていない。本発明におい
ては、アスコルビン酸とクエン酸とを併用することによ
って、初めて、甘味低減効果と特異臭の除去という両効
果が同時に達成される。特に興味深いのは、アスコルビ
ン酸及びクエン酸自体は、それぞれ単独では甘味低減効
果及び特異臭の除去効果の両方の効果を示さないことで
ある。両者を併用することによって、相乗的な効果とし
て両方の効果が現れるのである。本発明においては、甘
味成分を除去しないで、過度の甘味感を低減でき、しか
もアスコルビン酸自体も、カシュウアップルジュースに
ビタミンCを補充する機能を有しているので、栄養面に
おいても極めて優れている。なお、本発明のカシュウア
ップルジュースには、本発明の特徴を損なわない範囲内
で、従来より使用されている防腐剤や、着色剤、酸化防
止剤等の種々の添加剤を配合してもよい。
【0010】実施例 以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説
明する。実施例1 以下の特性を有するカシュウアップルジュース原液(5
倍濃縮液)を準備した。 ブリックス 65° pH 3.9 酸度 1.2% 総蛋白 0.8g/100g ビタミンC 219.7mg/100g カルシウム 50mg/100g リン 18mg/100g 鉄分 1.0mg/100g このカシュウアップルジュース原液に対して、最終的に
得られるカシュウアップルジュース中のアスコルビン酸
(AS)及びクエン酸(結晶)(CI)の濃度がそれぞ
れ0.2重量%及び0.4重量%となるように、アスコ
ルビン酸及びクエン酸を添加し、良く攪拌した後、水で
5倍に薄めることによって、カシュウアップルジュース
を製造した。得られたカシュウアップルジュースの固形
分濃度は、アスコルビン酸及びクエン酸を除いた状態で
は、18.6重量%であった。
明する。実施例1 以下の特性を有するカシュウアップルジュース原液(5
倍濃縮液)を準備した。 ブリックス 65° pH 3.9 酸度 1.2% 総蛋白 0.8g/100g ビタミンC 219.7mg/100g カルシウム 50mg/100g リン 18mg/100g 鉄分 1.0mg/100g このカシュウアップルジュース原液に対して、最終的に
得られるカシュウアップルジュース中のアスコルビン酸
(AS)及びクエン酸(結晶)(CI)の濃度がそれぞ
れ0.2重量%及び0.4重量%となるように、アスコ
ルビン酸及びクエン酸を添加し、良く攪拌した後、水で
5倍に薄めることによって、カシュウアップルジュース
を製造した。得られたカシュウアップルジュースの固形
分濃度は、アスコルビン酸及びクエン酸を除いた状態で
は、18.6重量%であった。
【0011】実施例2〜5及び比較例1〜7 実施例1において、以下の表1に示すような割合で、ア
スコルビン酸(AS)及びクエン酸(CI)を添加した
ことを除いて実施例1と同様にしてカシュウアップルジ
ュースを製造した。
スコルビン酸(AS)及びクエン酸(CI)を添加した
ことを除いて実施例1と同様にしてカシュウアップルジ
ュースを製造した。
【0012】
【表1】 表1 ASの重量% CIの重量% AS対CI比 AS+CI 実施例1 0.2 0.4 1:2 0.6 実施例2 0.3 0.3 1:1 0.6 実施例3 0.4 0.2 2:1 0.6 比較例1 0.2 0.6 1:3 0.8 実施例4 0.4 0.4 1:1 0.8 実施例5 0.6 0.2 3:1 0.8 比較例2 0.2 0.8 1:4 1.0 比較例3 0.8 0.2 4:1 1.0 比較例4 0 1.0 ─ 1.0 比較例5 1.0 0 ─ 1.0 比較例6 1.0 1.0 1:1 2.0 比較例7 0 0 ─ 0
【0013】比較例8 最終的に得られるカシュウアップルジュースの重量に対
して、18重量%となるように、シクロデキストリン
(防臭剤)を添加したことを除いて(アスコルビン酸及
びクエン酸を添加せず)、実施例1と同様にしてカシュ
ウアップルジュースを製造した。比較例9 最終的に得られるカシュウアップルジュースの重量に対
して、0.5重量%となるように、シトラール(着香
剤)を添加したことを除いて(アスコルビン酸及びクエ
ン酸を添加せず)、実施例1と同様にしてカシュウアッ
プルジュースを製造した。
して、18重量%となるように、シクロデキストリン
(防臭剤)を添加したことを除いて(アスコルビン酸及
びクエン酸を添加せず)、実施例1と同様にしてカシュ
ウアップルジュースを製造した。比較例9 最終的に得られるカシュウアップルジュースの重量に対
して、0.5重量%となるように、シトラール(着香
剤)を添加したことを除いて(アスコルビン酸及びクエ
ン酸を添加せず)、実施例1と同様にしてカシュウアッ
プルジュースを製造した。
【0014】上記実施例1〜5及び比較例1〜9のカシ
ュウアップルジュースに対して、20才代の女性100
人によるパネル試験を行った。この結果を以下の表2に
示す。
ュウアップルジュースに対して、20才代の女性100
人によるパネル試験を行った。この結果を以下の表2に
示す。
【0015】
【表2】 表2 カシュウ 甘味度 特異臭の有無 アップル パネル試験 評価の パネル試験 評価のジュース の結果(%) 内容 の結果(%) 内容 備考 実施例1 100 適度 100 なし 実施例2 100 適度 100 なし 実施例3 100 適度 100 なし 比較例1 100 適度 100 なし 苦みあり 実施例4 100 適度 100 なし 実施例5 100 適度 100 なし 比較例2 100 適度 100 なし 苦み強い 比較例3 100 適度 100 なし 酸味強い 比較例4 100 過度 100 あり 苦み強い 比較例5 100 過度 100 あり 酸味強い 比較例6 100 適度 100 なし 苦み/酸味 比較例7 100 過度 100 あり 比較例8 100 過度 100 なし 粘性大 比較例9 100 過度 100 なし 粘性大
【0016】
【発明の効果】上記表1及び2から、カシュウアップル
ジュースに対して、所定の配合量でアスコルビン酸及び
クエン酸を配合することによって、甘味成分を除去する
ことなしに、適度に甘味を押さえかつ油っぽい特異臭が
除去されたカシュウアップルジュースが得られることが
分かる。また、アスコルビン酸又はクエン酸の一方のみ
を添加しても(比較例4及び5)、過度の甘味は低減せ
ず、しかも特異臭も緩和されない。
ジュースに対して、所定の配合量でアスコルビン酸及び
クエン酸を配合することによって、甘味成分を除去する
ことなしに、適度に甘味を押さえかつ油っぽい特異臭が
除去されたカシュウアップルジュースが得られることが
分かる。また、アスコルビン酸又はクエン酸の一方のみ
を添加しても(比較例4及び5)、過度の甘味は低減せ
ず、しかも特異臭も緩和されない。
Claims (1)
- 【請求項1】 カシュウアップルジュースの重量に対し
て、0.05〜0.6重量%のアスコルビン酸及び0.
05〜0.4重量%のクエン酸を含むカシュウアップル
ジュース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5130743A JPH06339363A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | カシュウアップルジュース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5130743A JPH06339363A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | カシュウアップルジュース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339363A true JPH06339363A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15041575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5130743A Pending JPH06339363A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | カシュウアップルジュース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06339363A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006103514A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-05 | Council Of Scientific And Industrial Research | A cashew apple beverage dry mix and a process for the preparation thereof |
| JP2012143162A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | House Foods Corp | 臭気が低減されたタマネギ飲料組成物 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP5130743A patent/JPH06339363A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006103514A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-05 | Council Of Scientific And Industrial Research | A cashew apple beverage dry mix and a process for the preparation thereof |
| JP2012143162A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | House Foods Corp | 臭気が低減されたタマネギ飲料組成物 |
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