JPH06339786A - レーザ加工用エネルギー分割装置 - Google Patents
レーザ加工用エネルギー分割装置Info
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- JPH06339786A JPH06339786A JP5129793A JP12979393A JPH06339786A JP H06339786 A JPH06339786 A JP H06339786A JP 5129793 A JP5129793 A JP 5129793A JP 12979393 A JP12979393 A JP 12979393A JP H06339786 A JPH06339786 A JP H06339786A
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- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
なく、しかも、エネルギー分割の調整が容易できるよう
にする。 【構成】 分割光学系は、コリメートレンズ11を通っ
た断面略円状のレーザ光の断面を分割して複数のレーザ
光に分割するミラー系14を有し、かつそのミラー系1
4をコリメートレンズ11を通ったレーザ光の光軸に対
して垂直な方向に微動させる調整手段の操作部20aを
装置の外部に設けてなるとともに、複数のアパーチャ1
3が、円形の断面が前記断面を分割された複数のレーザ
光の断面形状の略重心にくるよう配設されている。
Description
されたレーザ光を、溶接、切断、穴あけ等を行うレーザ
加工機に供給するに際して、複数のレーザ加工機にレー
ザ光を送ることができるレーザ加工用エネルギー分割装
置に関する。
発振器から出力されたレーザ光を結合レンズにより光フ
ァイバに入射してこの光ファイバの他端から加工用集光
レンズにレーザ光を導いている。この場合、単一のレー
ザ発振器からは単一の加工点にレーザ光を送ることがで
きるだけであるが、特公平3−9834号公報に示され
ているように、光ファイバによる伝送経路中に、中継器
1を設置するとともに、この中継器1中にレーザ光を分
割する半透過のビームスプリッタを配置することで、図
7に示すように、レーザ発振器2から出力されるレーザ
光を複数の加工用光学系3,3に送ることができる。
1は図8に示すように、入射用光ファイバ10から出る
レーザ光を平行なものとするコリメートレンズ11と、
平行なレーザ光を出射用光ファイバに入射するための集
光レンズ12とから構成されている。
るにあたっては、次の条件を満足しなくてはならない。
すなわち、レーザ光のスポット径をd、光ファイバのコ
ア径をdf、レーザ光の入射角をθ、光ファイバ固有の
開口数(ムメリカル・アパーチャー)をNAとする時、 d≦df (1) θ=2sin -1NA (2) また光ファイバから出た光は、図8に示す光学系におい
て、コリメートレンズ11の焦点距離をf1、集光レン
ズ12の焦点距離をf2、光ファイバ10からの出射角
をθ1、集光レンズ12の集光角をθ2、コリメートレ
ンズ11で平行とされたレーザ光のビーム径をD、光フ
ァイバ10のコア径をd1、集光径をd2とする時、 f1θ1=f2θ2=D (3) d2/d1=f2/f1 (4) ∴ d1θ1=d2θ2 (5) θ1=2sin -1NA (6) という条件を満足している。
に、出射用光ファイバ18の径を小さくしておくことが
レーザ光のエネルギー密度を高める点で好ましいのであ
るが、中継器1において、径の小さい出射用光ファイバ
18にレーザ光を入射させるのは非常に困難である。な
ぜなら、入射用光ファイバ10から出たレーザ光は、
(6)式のように、光ファイバ固有の開口数NAで決ま
る角度まで広がってしまうことから、これをコリメート
レンズ11で平行光とし、集光レンズ12で集光するに
あたり、集光径d2を小さくして径の小さい出射用光フ
ァイバ18に入射させるには、上記(3)(4)(5)
式から明らかなように、集光レンズ12として焦点距離
f2が小さく、従って集光角θ2が大きいものを用いな
くてはならず、この時、集光角θ2が出射用光ファイバ
18の開口数NAを越えてしまって、(2)式を満足し
なくなることが生ずる。つまり、レーザ光の一部しか利
用できなくなってしまうものであり、これを避けるに
は、開口数NAが大きく、径が大きい光ファイバを用い
なくてはならない。
レンズ系を用いて再び同じ開口数NAの光ファイバに入
射する場合、(2)式を満足するには入射用光ファイバ
10として出射用光ファイバ18と同じ径以上の径をも
つものとしなくてはならないが、レンズには収差がつき
ものであるために、同じ径の光ファイバに完全に再入射
させるのは難しく、またレーザ加工に用いるレーザ光は
非常にエネルギー密度が高いために、きちんと光ファイ
バに入射させないと光ファイバの端面を損傷破損してし
まう場合があり、実際上、径の小さい光ファイバを出射
側(つまりはレーザ加工側)に用いることができない。
て、特願平4−262205号を提案している。このも
のは図6に示すように、アパーチャ13を用いてレーザ
光の一部をカットして、レーザ光の径を小さくして入射
側のレーザ光側のコリメートレンズ11よりも短い焦点
距離を有する集光レンズ12で光ファイバにレーザ光を
集光して入射できるものである。これにより、出射用光
ファイバ18に損傷を与えることなく、レーザ光を分割
して伝送できるものである。しかし、前述のものはビー
ムスプリッタ14で分割されたレーザ光の径すなわち断
面積は、分割される前と略同じである。つまり、出射用
光ファイバ18の端面で、レーザ光のスポット径を光フ
ァイバのコア径の0.8〜0.9倍程度に集光しようと
すれば、前記アパーチャ13で、コリメートレンズで平
行にされたレーザ光の径を0.8〜0.9倍にしなけれ
ばならず、面積では0.64〜0.81倍となる。すな
わち、19〜36%はアパーチャ13でカットされるこ
とになる。カットされたレーザ光はロスとなる。エネル
ギー分割装置を用いた場合、1箇所の加工には、レーザ
発振器の数分の1のものであるので、ロスはできる限り
低いものが望ましいとともに、レーザ出力が大きくなる
と、アパーチャの温度が非常に高くなって、光学レンズ
やミラーに悪影響を及ぼすことも生じる。
を用いて分割を行っているが、ビームスプリッタ14は
実際には設計した分割比通りには製作することは困難
で、ある程度のばらつきを有している。しかし、ビーム
スプリッタ14の位置は固定されているので、加工上の
ばらつきが問題になる場合、分割された後のエネルギー
の最も小さいものに合わせるように、エネルギーを減少
させて略同じ程度になるようにしていた。
で、その目的とするところは、ロスが少なく、温度上昇
の影響がなく、しかも、エネルギー分割の調整が容易な
レーザ加工用エネルギー分割装置を提供することにあ
る。
ために、請求項1記載のものは、レーザ発振器から出力
されたレーザ光を導く入射用光ファイバと、この入射用
光ファイバから出たレーザ光を平行光とするコリメート
レンズと、レーザ光を分割する分割光学系と、分割され
たレーザ光を絞る複数のアパーチャと、コリメートレン
ズより短い焦点距離をもち前記入射用光ファイバと同じ
コア径を有する複数の出射用光ファイバにレーザ光を集
光させるための複数の集光レンズと、を備えたレーザ加
工用エネルギー分割装置において、前記分割光学系は、
前記コリメートレンズを通った断面略円状のレーザ光の
断面を分割して複数のレーザ光に分割するミラー系を有
し、かつそのミラー系をコリメートレンズを通ったレー
ザ光の光軸に対して垂直な方向に微動させる調整手段の
操作部を装置の外部に設けてなるとともに、前記複数の
アパーチャは、円形の断面が前記断面を分割された複数
のレーザ光の断面形状の略重心にくるよう配設されてな
る構成としている。
段の操作部が、電気信号により駆動する駆動手段に連動
されてなる構成としている。
光がミラー系により分割された断面形状の略重心位置に
円形のアパーチャが配されているので、アパーチャでカ
ットされるレーザエネルギーが低く抑えられるととも
に、ミラー系に製作上のばらつきがあって所定の分割比
率になっていない場合であっても、コリメートレンズを
通ったレーザ光の光軸に対して垂直な方向にミラー系を
微動させる調整手段の操作部が装置の外部に設けられて
いるから、その操作部を操作することによって容易に容
易に所定の分割比率に調整することができる。
より駆動手段を駆動して調整手段の操作部を操作するこ
とによって、自動によりミラー系による分割比率を調整
することができる。
明する。図1において、中継器1の一端にはレーザ発振
器からのレーザ光を導く入射用光ファイバ10用のコネ
クタ16が設けられ、他端側にはレーザ光を加工用光学
系に導くための出射用光ファイバ18用のコネクタ17
が二つ設けられている。そして中継器1内には、光ファ
イバ10から出たレーザ光を平行光とするためのコリメ
ートレンズ11と、コリメートレンズ11から出た平行
なビーム径D1のレーザ光の断面を分割するためのミラ
ー系14と、ミラー系14で分割反射されたレーザ光の
向きを変換して、ミラー系14で分割された二つのレー
ザ光の向きを同じにする全反射ミラー15,15と、上
記D1よりも小さい開口径D2を持ち、断面を分割され
たレーザ光の断面形状の略重心位置0に配されたアパー
チャ13,13と、アパーチャ13,13を通過した二
つのレーザ光をそれぞれ出射用光ファイバ18,18に
入射させる二つの集光レンズ12,12とが納められて
いる。
示すように、レーザ光軸に対して二つの斜めの反射面1
4a,14bを有する5面体のミラーであって、図2に
示すように、透明な略コ字状の支持部材19の中央部1
9aの内側面に反射面14a,14bの2面と交わる他
の1面を固着し、対向部19b,19cからさらに外側
へ設けた三角柱状の支持部19d,19eの傾斜面に全
反射ミラー15,15を固着してある。
割比率の調整手段を有して構成されている。つまり、支
持部材19は平板状のスライド部材20上に固定され、
そのスライド部材20は、一端部に円板状の操作部20
aを有した操作軸20bの他端部を螺合されている。そ
して操作部20aは、図1に示すように、中継器1の外
枠1aから露出して配設されるとともに、図3に示すよ
うに、操作部20aの調整目盛りが外枠1aに設けられ
ており、外枠1aの外部から操作部20aを調整目盛り
に基づいて人が手で回転させると、スライド部材20は
操作軸20bの軸方向つまりコリメートレンズ11を通
ったレーザ光の光軸に対して垂直な方向に微動される。
そうすると、ミラー系14の二つの反射面14a,14
bで反射された二つのレーザ光は、所定の分割比率でも
って透明な支持部材19の対向部19b,19cを透過
した後、全反射ミラー15,15により反射されてその
向きを同じにしてアパーチャ13,13に送られる。
してレーザ光を反射する金属(例えば黄銅やアルミニウ
ム、あるいは金属に金メッキを施したもの)で形成され
ている。
2,12の焦点距離f2は、 f1θ1=D1 (7) f2θ2=D2 (8) d2/d1=f2/f1 (9) d2≦df (10) θ2=2sin -1NA (11) という条件を満足する範囲で、コリメートレンズ11の
焦点距離f1より小さく設定してある。集光レンズ12
に入るレーザ光のビーム径がアパーチャ13によって絞
られているために、焦点距離f2を長くすることと、集
光角θ2を小さくすることに有利になっているものであ
り、これ故に、出射用光ファイバ18として、開口数N
Aが小さく、径が小さいものを用いることができるよう
になっているものである。
の断面は、図4に示すように、直径がD1の円の半分の
半円形状をしており、その半円の断面積の略重心位置0
に円形の開口径D2の中心がくるようにアパーチャ13
が配されている。上記略重心位置0とは、直径D1の半
円に、直径D2の円を重ねた時に、重なった部分の面積
が最大となる位置のことであり、実際は、透過エネルギ
ーが最大となる位置を示している。これにより、アパー
チャ13を透過しないレーザエネルギーすなわちロスを
低く抑えることができるものである。
あっては、略円状のレーザ光がミラー系14により分割
された断面形状の略重心位置0に円形のアパーチャ13
が配されているので、アパーチャ13でカットされるレ
ーザエネルギーが低く抑えられるとともに、ミラー系1
4に製作上のばらつきがあって所定の分割比率になって
いない場合であっても、コリメートレンズ11を通った
レーザ光の光軸に対して垂直な方向にミラー系14を微
動させる調整手段の操作部20aが装置の外部に設けら
れているから、その操作部20aを操作することによっ
て容易に所定の分割比率に調整することができ、ひいて
は安定したレーザ加工を行うことができるようになる。
比率を調整する調整手段の操作部20aは、人が手で操
作するようになっているが、電気信号によりモータ等の
駆動手段を駆動して調整手段の操作部20aを操作する
ようにしてもよく、その場合には自動により調整可能と
することもできる。
光がミラー系により分割された断面形状の略重心位置に
円形のアパーチャが配されているので、アパーチャでカ
ットされるレーザエネルギーが低く抑えられるととも
に、ミラー系に製作上のばらつきがあって所定の分割比
率になっていない場合であっても、コリメートレンズを
通ったレーザ光の光軸に対して垂直な方向にミラー系を
微動させる調整手段の操作部が装置の外部に設けられて
いるから、その操作部を操作することによって容易に容
易に所定の分割比率に調整することができる。
動手段を駆動して調整手段の操作部を操作することによ
って、自動によりミラー系による分割比率を調整するこ
とができる。
の斜視である。
アパーチャの開口部との設定関係を示す説明図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザ発振器から出力されたレーザ光を
導く入射用光ファイバと、この入射用光ファイバから出
たレーザ光を平行光とするコリメートレンズと、レーザ
光を分割する分割光学系と、分割されたレーザ光を絞る
複数のアパーチャと、コリメートレンズより短い焦点距
離をもち前記入射用光ファイバと同じコア径を有する複
数の出射用光ファイバにレーザ光を集光させるための複
数の集光レンズと、を備えたレーザ加工用エネルギー分
割装置において、 前記分割光学系は、前記コリメートレンズを通った断面
略円状のレーザ光の断面を分割して複数のレーザ光に分
割するミラー系を有し、かつそのミラー系をコリメート
レンズを通ったレーザ光の光軸に対して垂直な方向に微
動させる調整手段の操作部を装置の外部に設けてなると
ともに、前記複数のアパーチャは、円形の断面が前記断
面を分割された複数のレーザ光の断面形状の略重心にく
るよう配設されてなることを特徴とするレーザ加工用エ
ネルギー分割装置。 - 【請求項2】 前記調整手段の操作部は、電気信号によ
り駆動する駆動手段に連動されてなることを特徴とする
請求項1記載のレーザ加工用エネルギー分割装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5129793A JPH06339786A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | レーザ加工用エネルギー分割装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5129793A JPH06339786A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | レーザ加工用エネルギー分割装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339786A true JPH06339786A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15018377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5129793A Pending JPH06339786A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | レーザ加工用エネルギー分割装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06339786A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6008469A (en) * | 1997-03-27 | 1999-12-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Laser beam branching apparatus |
| JP2002335035A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体レーザ装置 |
| KR100391226B1 (ko) * | 2001-04-27 | 2003-07-12 | 주식회사 한택 | 레이저 빔 분할 장치 및 이를 이용한 표면처리 방법 |
| JP2016175813A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | アウレアワークス株式会社 | レーザ光分割装置を有する単結晶育成装置 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5129793A patent/JPH06339786A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6008469A (en) * | 1997-03-27 | 1999-12-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Laser beam branching apparatus |
| KR100391226B1 (ko) * | 2001-04-27 | 2003-07-12 | 주식회사 한택 | 레이저 빔 분할 장치 및 이를 이용한 표면처리 방법 |
| JP2002335035A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体レーザ装置 |
| JP2016175813A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | アウレアワークス株式会社 | レーザ光分割装置を有する単結晶育成装置 |
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