JPH06340101A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH06340101A
JPH06340101A JP12974193A JP12974193A JPH06340101A JP H06340101 A JPH06340101 A JP H06340101A JP 12974193 A JP12974193 A JP 12974193A JP 12974193 A JP12974193 A JP 12974193A JP H06340101 A JPH06340101 A JP H06340101A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
storage layer
layer
resin
thermal head
Prior art date
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Pending
Application number
JP12974193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Michihiro
利昭 道廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH06340101A publication Critical patent/JPH06340101A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性が高く熱効率の良いサーマルヘッドを
提供する。 【構成】 基板11上に熱分解開始温度が450℃以上
の樹脂から成る蓄熱層12を形成し、その上に熱伝導率
が8×10-4cal/cm・sec℃以上の樹脂から成
る蓄熱層12bが形成される。さらにその上には、発熱
抵抗体層3が形成され、その上には個別電極14aおよ
び共通電極14bがエッチングなどによって画素単位で
断面垂直方向に多数形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやプリン
タなどの感熱記録装置に用いられるサーマルヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のサーマルヘッドの一例を
示す部分断面図である。従来のサーマルヘッドは、アル
ミナAl23などの電気絶縁性のセラミック基板1の上
に、断面が凸状であって、エポキシまたは芳香族ポリイ
ミド等の樹脂から成る蓄熱層2が形成され、さらにその
上に窒化タンタルTa34などから成る発熱抵抗体層3
が形成され、その上には、アルミニウム、銅などから成
る個別電極4aおよび共通電極4bがエッチングなどに
よって画素単位で断面垂直方向に多数形成されることに
よって、印画領域5において多数の発熱抵抗体が主走査
線方向に形成される。また、個別電極4aおよび共通電
極4bの上に、窒化ケイ素などから成る保護層が形成さ
れる場合がある。
【0003】このようなサーマルヘッドにおいて、個別
電極4aと共通電極4bとの間に電流を画素毎に選択的
に流すことによって、印字領域5における発熱抵抗体層
3にジュール熱が発生し、感熱紙などの記録媒体を加熱
するとともに、熱の一部は蓄熱層2に伝わって、蓄熱が
行われる。このような動作によって、発熱抵抗体のジュ
ール熱を効率よく感熱紙などへ伝達し、印画を行うこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の蓄熱層では、エ
ポキシまたは芳香族ポリイミドなどの樹脂が用いられて
いる。しかし、実際のサーマルヘッドの蓄熱層に用いら
れる材料の条件としては、200℃〜400℃の温度の
中で動作するサーマルヘッドの動作条件に耐え得る高耐
熱性を有し、かつ熱効率を良くするために熱伝導率が低
いことが必要である。しかしながら、従来から用いられ
ているエポキシまたは芳香族ポリイミドなどの樹脂は、
前述の蓄熱層の材料の条件を満足しておらず、また他の
樹脂においてもこれらの条件を満足するものは無いとい
う課題がある。
【0005】本発明の目的は、高耐熱性を有し、かつ熱
効率の良い蓄熱層を有するサーマルヘッドを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気絶縁性の
基板上に蓄熱層が設けられ、その上に発熱抵抗体層と、
個別電極および共通電極が形成されるサーマルヘッドに
おいて、前記蓄熱層は少なくとも2層の樹脂層から成
り、前記発熱抵抗体側の樹脂層が熱分解開始温度450
℃以上の樹脂から成り、前記基板側の樹脂層が熱伝導率
8×10-4cal/cm・sec℃以下の樹脂から成る
ことを特徴とするサーマルヘッドである。
【0007】
【作用】本発明に従えば、発熱抵抗体層の下層には、熱
分解温度が450℃以上の樹脂層を用いているため、サ
ーマルヘッドの動作中に発生する熱によって、その樹脂
層の破壊が生じない。また、前述の樹脂層の下層には、
熱伝導率が8×10-4cal/cm・sec℃以下であ
る熱伝導率の低い樹脂層を用いているので、この樹脂層
は、発熱抵抗体が発生した熱を良好に蓄熱する。したが
って耐熱性が高く、熱効率の良い蓄熱層を構成すること
ができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のサーマルヘッド
における部分断面図である。従来のサーマルヘッドは、
アルミナAl23などの電気絶縁性のセラミック基板1
1の上に、厚みt1=20μm、幅w1=1.5mmの第
1蓄熱層12a、厚みt2=10μm、幅w2=4mmの
第2蓄熱層12bの2層から成る蓄熱層12が長さ28
0mmにわたって順次形成され、さらにその上には、窒
化タンタルTa34などから成る発熱抵抗体層13が形
成され、その上には、アルミニウム、銅などから成る個
別電極14aおよび共通電極14bがエッチングなどに
よって画素単位で断面垂直方向に多数形成されることに
よって、印画領域15において多数の発熱抵抗体が主走
査線方向に形成される。また、個別電極14aおよび共
通電極14bの上に、窒化ケイ素などから成る保護層が
形成される場合がある。
【0009】このようなサーマルヘッドにおいて、個別
電極14aと共通電極14bとの間に電流を画素毎に選
択的に流すことによって、印字領域15における発熱抵
抗体層13にジュール熱が発生し、感熱紙などの記録媒
体を加熱するとともに、熱の一部は蓄熱層12に伝わっ
て、蓄熱が行われる。このような動作によって、発熱抵
抗体のジュール熱を効率よく感熱紙などへ伝達し、印画
を行うことができる。
【0010】ここで、第1蓄熱層の材料には、たとえば
特開昭61−287926号公報に開示されているポリ
アミド酸の末端にアミノシリコン化合物を含まない樹脂
(下記,式(10))が用いれられ、第2蓄熱層の材料
には、たとえば前述の公報に開示されているポリアミド
酸の末端にアミノシリコン化合物を含む樹脂{下記,式
(8),式(9)}が用いられている。
【0011】これらの樹脂の製造方法は、下記の式
(1)で表されるテトラカルボン酸二無水物Aモル、式
(2)で表されるジアミンBモル、式(3)で表される
アミノシリコン化合物Cモルを、式(4)および式
(5)の関係をもって反応を行う。この場合の溶媒中温
度は、30±0.01℃で、濃度0.5重量%で測定さ
れた固有粘度が0.05〜5dl/gである。
【0012】
【化1】
【0013】〔式(1)〜式(3)においてR1は4価
の炭素環式芳香族基を表し、R2は炭素数2〜12個の
脂肪族基、炭素数4〜30個の脂環式基、炭素数6〜3
0個の芳香脂肪族基、炭素数6〜30個の炭素環式芳香
族基、次式(4)で表されるポリシロキサン基または式
【0014】
【化2】
【0015】であり(ただし、ここにsは1〜4の整数
を表す。)、R4は独立に炭素数1〜6のアルキル基、
フエニル基、または炭素数7〜12個のアルキル置換フ
エニル基を表し、Xは独立にアルコキシ基、アセトキシ
基またはハロゲンを表し、kは1≦k≦3の値をとる。
【0016】
【化3】
【0017】であり(ただし、sは1〜4の整数を表
す。)、R6は独立に炭素数1〜6のアルキル基、フェ
ニル基、または炭素数7〜12個のアルキル置換フェニ
ル基を表し、Xは独立にアルコキシ基、アセトキシ基ま
たはハロゲンを表し、Lは1≦L≦100の値をと
る。}〕
【0018】
【化4】
【0019】{式(8)〜式(10)においてR1
2,R3,R4およびXは既述とおりであり、m1,m2
およびm3は0または正の整数である。} ここで、式(6)において、L≒1のとき、第1蓄熱層
の材料である式(10)のポリアミド酸の末端にアミノ
シリコン化合物を含まない樹脂が得られ、L≒100の
とき、第2蓄熱層の材料である式(8),式(9)のポ
リアミド酸の末端にアミノシリコン化合物を含む樹脂が
得られる。
【0020】前述の第1蓄熱層の材料は、熱伝導率が8
×10-4cal/cm・sec℃以下であり、熱伝導率
が低いので、サーマルヘッドの動作時、発熱抵抗体が発
生するジュール熱を良好に蓄熱し、サーマルヘッドの熱
効率を向上させる。第1蓄熱層の材料の熱効率は、好ま
しくは6×10-4cal/cm・sec℃以下が良い。
【0021】また、前述の第2蓄熱層の材料は、熱分解
温度が450℃である。したがって、サーマルヘッドの
動作中の発熱抵抗体から発生する温度は、400℃にも
達するけれども、前述の材料を使用すれば、耐熱性が向
上し、熱による破壊が生じず、長期的信頼性が向上す
る。第2蓄熱層の材料の熱分解温度は、好ましくは50
0℃以上が良い。
【0022】以上のような材料を用いた第1蓄熱層12
aおよび第2蓄熱層12bから蓄熱層12を構成するこ
とによって、耐熱性が高く、熱効率の良い蓄熱層12を
実現することができる。
【0023】次に本発明の一実施例のサーマルヘッドの
製造方法について説明する。前記基板11は、たとえば
アルミナ、シリカ、マグネシア等のセラミックス材料粉
末を適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して泥漿状と成す
とともに、これを従来のドクターブレード法を採用する
ことによって、セラミックグリーンシートを形成し、そ
のセラミックグリーンシートを所定形状に打ち抜き加工
を施すとともに高温(約1600℃)で焼成することに
よって製作される。
【0024】次に、第1蓄熱層12aを形成する。この
第1蓄熱層12aの形成方法は、前述の第1蓄熱層の材
料である樹脂の前駆体ワニス(固形分44%、粘度10
000cp、溶媒はニトロメチルピロリドンを用い
る。)をディスペンサーによって塗布する。
【0025】次に、図2で示されるように、温調器3に
よって100℃に設定されたホットプレート32上に基
板11の前述の塗布面を上向きにして2〜3分間、上向
き乾燥させた後、図3で示されるように基板11の塗布
面を下向きにして100℃に設定されたホットプレート
において、30分間下向き乾燥させる。このとき、基板
11は押さえクリップ34で固定され、ホットプレート
32は固定金具35によって固定される。
【0026】次に第1蓄熱層12aの上に、第2蓄熱層
の材料である樹脂の前駆体ワニス(固形分25%,粘度
10000cp、溶媒はニトルメチルピロリドンを用い
る。)をディスペンサーにより塗布し、前述の第1蓄熱
層と同様の方法で乾燥させる。
【0027】以上のようにして形成された蓄熱層12を
オーブンによって240℃で30分間、300℃で60
分間、順次焼成することによって、蓄熱層12が完成す
る。
【0028】図4は、前述の方法で下向き乾燥した場合
の、蓄熱層12の断面図の例であり、図5は、下向き乾
燥せずに、乾燥開始から終了まで上向き乾燥した場合の
蓄熱層12の断面図の例である。このように、上向き乾
燥の場合、中央がくぼんだ形状となり、この部分に発熱
抵抗体を形成するため、印字において紙当たりが悪くな
り、印字効率が低下する。したがって、下向き乾燥した
場合、上向き乾燥に比べて、蓄熱層12の断面形状が改
善され、印字における紙当たりが良くなり、印字効率が
向上する。
【0029】次に、蓄熱層12の上に窒化タンタルから
成る発熱抵抗体層13を、スパッタリング法、フォトリ
ソグラフィー法などを用いて形成され、さらにその上に
アルミニウム、銅などから成る個別電極14a、共通電
極14bが蒸着やスパッタリング法などの薄膜形成法お
よびフォトリソグラフィー法を用いて形成される。さら
にその上には、保護膜が形成される場合があり、以上の
ようにしてサーマルヘッドが完成する。
【0030】図6は本発明の他の実施例のサーマルヘッ
ドにおける部分断面図であり、図5の実施例に類似し、
対応する部分には同一の参照符を付す。この実施例で
は、第1蓄熱層12aの方が第2蓄熱層12bより幅広
く形成されているため、基板11と蓄熱層13の段差が
少なくなるため、配線パターンの断線が少なくなるとい
う利点がある。
【0031】図7は、本発明のさらに他の実施例のサー
マルヘッドにおける部分断面図であり、図5の実施例に
類似し、対応する部分には、同一の参照符を付す。この
実施例では、発熱抵抗体の部分を他の部分より突出させ
ているため、印字を行う場合は紙当たりが良くなり、印
字効率が向上するという利点がある。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発熱抵抗
体層の下層には、熱分解温度が450℃以上の樹脂層を
用いているため、サーマルヘッドの動作中に発生する熱
によってその樹脂層の破壊が生じない。また、前述の樹
脂層の下層には、熱伝導率が8×10-4cal/cm・
sec℃以下である熱伝導率の低い樹脂層を用いている
ので、この樹脂層は、良好に発熱抵抗体から発生した熱
を蓄熱する。
【0033】したがって、耐熱性が高く、熱効率の良い
サーマルヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサーマルヘッドにおける部
分断面図である。
【図2】蓄熱層12の塗布面の上向き乾燥の方法を示す
図である。
【図3】蓄熱層12の塗布面の下向き乾燥の方法を示す
図である。
【図4】下向き乾燥における蓄熱層12の形状の変化を
示す図である。
【図5】上向き乾燥における蓄熱層12の形状の変化を
示す図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるサーマルヘッドの
部分断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例におけるサーマルヘ
ッドの部分断面図である。
【図8】従来のサーマルヘッドの部分断面図である。
【符号の説明】
11 基板熱装置 12 蓄熱層 12a 第1蓄熱層 12b 第2蓄熱層 13 発熱抵抗体層 14a 個別電極 14b 共通電極 15 印画領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性の基板上に蓄熱層が設けら
    れ、その上に発熱抵抗体層と、個別電極および共通電極
    が形成されるサーマルヘッドにおいて、 前記蓄熱層は少なくとも2層の樹脂層から成り、前記発
    熱抵抗体側の樹脂層が熱分解開始温度450℃以上の樹
    脂から成り、前記基板側の樹脂層が熱伝導率8×10-4
    cal/cm・sec℃以下の樹脂から成ることを特徴
    とするサーマルヘッド。
JP12974193A 1993-05-31 1993-05-31 サーマルヘッド Pending JPH06340101A (ja)

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JP12974193A JPH06340101A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 サーマルヘッド

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JP12974193A JPH06340101A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 サーマルヘッド

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ID=15017066

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JP (1) JPH06340101A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118369214A (zh) * 2021-12-24 2024-07-19 京瓷株式会社 热敏头以及热敏打印机

Cited By (1)

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