JPH06340448A - ガラスのエッチング処理方法 - Google Patents
ガラスのエッチング処理方法Info
- Publication number
- JPH06340448A JPH06340448A JP5146899A JP14689993A JPH06340448A JP H06340448 A JPH06340448 A JP H06340448A JP 5146899 A JP5146899 A JP 5146899A JP 14689993 A JP14689993 A JP 14689993A JP H06340448 A JPH06340448 A JP H06340448A
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- JP
- Japan
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- etching
- glass
- hydrofluoric acid
- haze
- acid
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- Pending
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】エッチングに際し、フッ酸系エッチング液、無
機酸、アルカリおよび有機酸からなる群から選ばれる少
なくとも1種のエッチング液により前エッチングするこ
とを特徴とするガラスのエッチング処理方法。 【効果】デバイス作製のエッチング工程においてガラス
に生じるヘイズを減らすエッチング処理方法として好適
である。
機酸、アルカリおよび有機酸からなる群から選ばれる少
なくとも1種のエッチング液により前エッチングするこ
とを特徴とするガラスのエッチング処理方法。 【効果】デバイス作製のエッチング工程においてガラス
に生じるヘイズを減らすエッチング処理方法として好適
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種ディスプレイ作製時
におけるフッ酸系薬液によるエッチング工程において、
その際ガラスに生じるヘイズを小さくする、エッチング
処理方法に関する。
におけるフッ酸系薬液によるエッチング工程において、
その際ガラスに生じるヘイズを小さくする、エッチング
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス基板上に直接薄膜トランジ
スタ等のデバイスを形成させた液晶ディスプレイが増え
てきている。このデバイス作製工程ではSiOx やSi
Nx 等の薄膜のエッチングのため、ガラス基板はフッ酸
を含有したエッチャントにさらされることが多い。
スタ等のデバイスを形成させた液晶ディスプレイが増え
てきている。このデバイス作製工程ではSiOx やSi
Nx 等の薄膜のエッチングのため、ガラス基板はフッ酸
を含有したエッチャントにさらされることが多い。
【0003】ガラスはフッ酸系薬液にさらされると、表
面に難溶性の反応生成物が生じ、これがマスキング材と
なって、エッチングむらを生じさせ、反応生成物除去後
も、ガラス表面に0.01μmから1 μmの高さの凹凸
が残り、ヘイズ模様を生じさせる。このヘイズ模様はデ
ィスプレイにしたとき画面上にむらとして現れ、使用で
きないという課題があった。
面に難溶性の反応生成物が生じ、これがマスキング材と
なって、エッチングむらを生じさせ、反応生成物除去後
も、ガラス表面に0.01μmから1 μmの高さの凹凸
が残り、ヘイズ模様を生じさせる。このヘイズ模様はデ
ィスプレイにしたとき画面上にむらとして現れ、使用で
きないという課題があった。
【0004】このようなヘイズを生じさせない方法とし
て2つのアプローチ方法がある。1つはガラスの組成を
耐久性のある組成とすること、もう1つはエッチャント
の組成をガラスに対してダメージの少ない組成とするこ
とである。
て2つのアプローチ方法がある。1つはガラスの組成を
耐久性のある組成とすること、もう1つはエッチャント
の組成をガラスに対してダメージの少ない組成とするこ
とである。
【0005】ガラスの組成をフッ酸系薬液、特に緩衝剤
としてフッ化アンモニウム等を加えたバッファードフッ
酸に対して、耐久性のある組成を考えた場合、B2 O3
を多く含有するガラスであることが望ましい。しかし、
B2 O3 を多く含有するガラスは歪点が低いため、デバ
イス作製工程で行われる熱処理に対し、変形しやすい、
熱収縮が大きいなど耐熱性に問題があった。また、B2
O3 を多く含有するガラスは製造時のB2 O3 の揮散が
激しく、脈理を生じさせる等製造上問題があった。
としてフッ化アンモニウム等を加えたバッファードフッ
酸に対して、耐久性のある組成を考えた場合、B2 O3
を多く含有するガラスであることが望ましい。しかし、
B2 O3 を多く含有するガラスは歪点が低いため、デバ
イス作製工程で行われる熱処理に対し、変形しやすい、
熱収縮が大きいなど耐熱性に問題があった。また、B2
O3 を多く含有するガラスは製造時のB2 O3 の揮散が
激しく、脈理を生じさせる等製造上問題があった。
【0006】ガラスに対するダメージの少ないエッチャ
ントの組成を考えた場合、フッ酸濃度が薄い組成が望ま
しい。しかし、フッ酸濃度の薄いエッチャントではエッ
チングを目的としているSiOx やSiNx 等の薄膜の
エッチングレートが遅くなり、生産性が悪くなるなど、
問題があった。
ントの組成を考えた場合、フッ酸濃度が薄い組成が望ま
しい。しかし、フッ酸濃度の薄いエッチャントではエッ
チングを目的としているSiOx やSiNx 等の薄膜の
エッチングレートが遅くなり、生産性が悪くなるなど、
問題があった。
【0007】既述のように、B2 O3 の含有量が充分多
い組成のガラスではヘイズが生じず、逆にB2 O3 の含
有量が少ない組成のガラスではヘイズが全面に生じ、す
りガラスのようになる。しかし、B2 O3 の含有量が両
者の間の組成となると、エッチング液への浸漬前のガラ
スの表面状態が浸漬、乾燥後のヘイズの強さに影響を与
える。
い組成のガラスではヘイズが生じず、逆にB2 O3 の含
有量が少ない組成のガラスではヘイズが全面に生じ、す
りガラスのようになる。しかし、B2 O3 の含有量が両
者の間の組成となると、エッチング液への浸漬前のガラ
スの表面状態が浸漬、乾燥後のヘイズの強さに影響を与
える。
【0008】エッチング液は表面張力を下げるために、
しばしば、特開昭58−55323および特開昭58−
55324に開示されているような、酢酸あるいは硝酸
あるいは界面活性剤が添加される。このような添加剤を
添加すると浸漬後のヘイズが悪化することがありあり、
問題となることがあった。
しばしば、特開昭58−55323および特開昭58−
55324に開示されているような、酢酸あるいは硝酸
あるいは界面活性剤が添加される。このような添加剤を
添加すると浸漬後のヘイズが悪化することがありあり、
問題となることがあった。
【0009】また、エッチング液浸漬後のガラスの表面
に生じるヘイズを小さくする方法として、SiO2 を表
面にコートしたガラスを用いる方法も考えらる。しかし
この方法ではSiO2 層が薄すぎて保護層としての役割
が不充分であったり、エッチング工程が何段も行われる
ことも多く、この場合には最初の段のエッチングで既に
SiO2 層がなくなってしまい使用に耐えられないとい
う問題があった。
に生じるヘイズを小さくする方法として、SiO2 を表
面にコートしたガラスを用いる方法も考えらる。しかし
この方法ではSiO2 層が薄すぎて保護層としての役割
が不充分であったり、エッチング工程が何段も行われる
ことも多く、この場合には最初の段のエッチングで既に
SiO2 層がなくなってしまい使用に耐えられないとい
う問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エッ
チング液に浸漬することによってガラス表面に生成する
凹凸のヘイズを小さくする、エッチング処理方法を提供
することにある。
チング液に浸漬することによってガラス表面に生成する
凹凸のヘイズを小さくする、エッチング処理方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラスをエッ
チングする際に、フッ酸系エッチング液、無機酸、アル
カリおよび有機酸からなる群から選ばれる少なくとも1
種のエッチング液により前エッチングすることを特徴と
するガラスのエッチング処理方法である。
チングする際に、フッ酸系エッチング液、無機酸、アル
カリおよび有機酸からなる群から選ばれる少なくとも1
種のエッチング液により前エッチングすることを特徴と
するガラスのエッチング処理方法である。
【0012】フッ酸系エッチング液としては特に限定さ
れないが、HF、NH4 FおよびHBF4 からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種が好ましい。
れないが、HF、NH4 FおよびHBF4 からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種が好ましい。
【0013】特にHFを用いる場合には、重量%表示で
0.1〜65%の濃度のHFを用いることが好ましい。
0.1〜65%の濃度のHFを用いることが好ましい。
【0014】無機酸としては特に限定されないが、HN
O3 、H2 SO4 およびHClからなる群から選ばれる
少なくとも1種が好ましい。
O3 、H2 SO4 およびHClからなる群から選ばれる
少なくとも1種が好ましい。
【0015】アルカリとしては特に限定されないが、N
aOHおよび/またはNH3 が好ましい。
aOHおよび/またはNH3 が好ましい。
【0016】有機酸としては特に限定されないが、酢酸
が好ましい。
が好ましい。
【0017】
【実施例】ガラス表面にヘイズを生じさせるフッ酸系エ
ッチング液としては市販の19BHF(50%HFと4
0%NH4 Fを1:9で混合したもの)と100%の試
薬酢酸を、室温で体積比で4:1に混合したものを用い
た。エッチング液へのガラスの浸漬は、表面を鏡面に研
磨したガラスを用い、5分間、室温下で行った。
ッチング液としては市販の19BHF(50%HFと4
0%NH4 Fを1:9で混合したもの)と100%の試
薬酢酸を、室温で体積比で4:1に混合したものを用い
た。エッチング液へのガラスの浸漬は、表面を鏡面に研
磨したガラスを用い、5分間、室温下で行った。
【0018】浸漬した後、ガラス板を洗浄、乾燥し、ガ
ラスに残ったヘイズの度合いを測定した。ヘイズの度合
いは、触針式の表面あらさ計にて表面あらさRa として
評価した。
ラスに残ったヘイズの度合いを測定した。ヘイズの度合
いは、触針式の表面あらさ計にて表面あらさRa として
評価した。
【0019】エッチング前処理方法は市販の50%フッ
酸とイオン交換水を重量比で1:49の割合で混ぜた、
1%フッ酸を用い、30秒行った。その結果、表面あら
さRa が前処理を行わなかった場合には136Åとな
り、ヘイズが生じたものが、1%HF30秒の前処理を
したことにより、浸漬しないガラス表面と同じ24Åと
なり、ヘイズがなくなった。
酸とイオン交換水を重量比で1:49の割合で混ぜた、
1%フッ酸を用い、30秒行った。その結果、表面あら
さRa が前処理を行わなかった場合には136Åとな
り、ヘイズが生じたものが、1%HF30秒の前処理を
したことにより、浸漬しないガラス表面と同じ24Åと
なり、ヘイズがなくなった。
【0020】
【発明の効果】本発明はデバイス作製のエッチング工程
においてガラスに生じるヘイズを減らすエッチング処理
方法として好適である。
においてガラスに生じるヘイズを減らすエッチング処理
方法として好適である。
Claims (6)
- 【請求項1】ガラスをエッチングする際に、フッ酸系エ
ッチング液、無機酸、アルカリおよび有機酸からなる群
から選ばれる少なくとも1種のエッチング液により前エ
ッチングすることを特徴とするガラスのエッチング処理
方法。 - 【請求項2】フッ酸系エッチング液がHF、NH4 Fお
よびHBF4 からなる群から選ばれる少なくとも1種で
ある請求項2のエッチング処理方法。 - 【請求項3】無機酸がHNO3 、H2 SO4 およびHC
lからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項
2のエッチング処理方法。 - 【請求項4】アルカリがNaOHおよび/またはNH3
である請求項2のエッチング処理方法。 - 【請求項5】有機酸が酢酸である請求項2のエッチング
処理方法。 - 【請求項6】前エッチング液が、重量%表示で0.1〜
65%の濃度のHFである請求項2または3記載のエッ
チング処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146899A JPH06340448A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ガラスのエッチング処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146899A JPH06340448A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ガラスのエッチング処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340448A true JPH06340448A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15418093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5146899A Pending JPH06340448A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | ガラスのエッチング処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06340448A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100325067B1 (ko) * | 1998-08-24 | 2002-07-31 | 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 | 박막트랜지스터의제조방법 |
| US6815720B2 (en) | 2001-08-24 | 2004-11-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Substrate having buried structure, display device including the substrate, method of making the substrate and method for fabricating the display device |
| US7727407B2 (en) | 2000-09-13 | 2010-06-01 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Amorphous material processing method |
| US7824564B2 (en) | 2006-03-06 | 2010-11-02 | Casio Computer Co., Ltd. | Method for flattening glass substrate |
| US8273262B2 (en) | 2007-11-19 | 2012-09-25 | Asahi Glass Company, Limited | Method for etching glass substrate |
| CN103951270A (zh) * | 2014-04-17 | 2014-07-30 | 苏州凯利昂光电科技有限公司 | 一种tft玻璃薄化预处理方法 |
| CN104415800A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-18 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 一种防止液体暴沸的玻璃棒及其制作和使用方法 |
| CN105293934A (zh) * | 2014-07-11 | 2016-02-03 | 东京应化工业株式会社 | 玻璃加工方法、玻璃蚀刻液、及玻璃基板 |
| CN115385336A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-11-25 | 中国石油大学(华东) | 一种基于SiOx与超声波联合强化的二维纳米MXene材料快速制备方法 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP5146899A patent/JPH06340448A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100325067B1 (ko) * | 1998-08-24 | 2002-07-31 | 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 | 박막트랜지스터의제조방법 |
| US7727407B2 (en) | 2000-09-13 | 2010-06-01 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Amorphous material processing method |
| US6815720B2 (en) | 2001-08-24 | 2004-11-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Substrate having buried structure, display device including the substrate, method of making the substrate and method for fabricating the display device |
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| US8273262B2 (en) | 2007-11-19 | 2012-09-25 | Asahi Glass Company, Limited | Method for etching glass substrate |
| CN104415800A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-18 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 一种防止液体暴沸的玻璃棒及其制作和使用方法 |
| CN104415800B (zh) * | 2013-08-27 | 2016-03-16 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 一种防止液体暴沸的玻璃棒及其制作和使用方法 |
| CN103951270A (zh) * | 2014-04-17 | 2014-07-30 | 苏州凯利昂光电科技有限公司 | 一种tft玻璃薄化预处理方法 |
| CN105293934A (zh) * | 2014-07-11 | 2016-02-03 | 东京应化工业株式会社 | 玻璃加工方法、玻璃蚀刻液、及玻璃基板 |
| CN105293934B (zh) * | 2014-07-11 | 2019-11-29 | 东京应化工业株式会社 | 玻璃加工方法、玻璃蚀刻液、及玻璃基板 |
| CN115385336A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-11-25 | 中国石油大学(华东) | 一种基于SiOx与超声波联合强化的二维纳米MXene材料快速制备方法 |
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