JPH06340531A - 経口投与用制がん剤組成物 - Google Patents
経口投与用制がん剤組成物Info
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- JPH06340531A JPH06340531A JP15106093A JP15106093A JPH06340531A JP H06340531 A JPH06340531 A JP H06340531A JP 15106093 A JP15106093 A JP 15106093A JP 15106093 A JP15106093 A JP 15106093A JP H06340531 A JPH06340531 A JP H06340531A
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- fatty acid
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 一般式(I)により表される2’−デオキシ
−2’−メチリデンシチジン化合物(DMDC)、その
酸付加塩またはその水和物とショ糖脂肪酸エステルを含
有することを特徴とする経口投与用制がん剤組成物。 (式中、Rは水素またはハロゲンを示し、R1 ,R2 は
同一または異なって水素、ハロゲンまたは炭素数1〜4
のアルキルを示す。) 【効果】 固型腫瘍に対し著しい縮退作用を示すなど、
制がん剤として有用なDMDC化合物を含有する経口吸
収の改善された医薬組成物を提供する。
−2’−メチリデンシチジン化合物(DMDC)、その
酸付加塩またはその水和物とショ糖脂肪酸エステルを含
有することを特徴とする経口投与用制がん剤組成物。 (式中、Rは水素またはハロゲンを示し、R1 ,R2 は
同一または異なって水素、ハロゲンまたは炭素数1〜4
のアルキルを示す。) 【効果】 固型腫瘍に対し著しい縮退作用を示すなど、
制がん剤として有用なDMDC化合物を含有する経口吸
収の改善された医薬組成物を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固型腫瘍に対し、著しい
縮退作用を示すなど制がん剤として有用な2’−デオキ
シ−2’−メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩ま
たはその水和物を含有する経口吸収が改善された医薬組
成物に関するものであり、医療分野で利用される。
縮退作用を示すなど制がん剤として有用な2’−デオキ
シ−2’−メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩ま
たはその水和物を含有する経口吸収が改善された医薬組
成物に関するものであり、医療分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】2’−デオキシ−2’−メチリデンシチ
ジン(2'-deoxy-2'-methylidenecytidine, 以下DMD
Cと称することもある)、その酸付加塩またはその水和
物が制がん剤として有用であることが知られている(特
開昭63−258818号公報、特開平2−13829
2号公報、特開平3−240794号公報)。
ジン(2'-deoxy-2'-methylidenecytidine, 以下DMD
Cと称することもある)、その酸付加塩またはその水和
物が制がん剤として有用であることが知られている(特
開昭63−258818号公報、特開平2−13829
2号公報、特開平3−240794号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DMDC2水和物は優
れた抗腫瘍効果を示すことが確認されており、現在、注
射剤(特開平3−240731号公報)として臨床に供
されている。しかしながら、注射による投与は患者に苦
痛を強いるだけでなく、注射部位における局所傷害の問
題、また通院治療が必要であるなど難点が多い。これら
問題点を解決すべく、経口剤の開発が望まれている。本
発明者らはDMDC2水和物の経口剤を開発すべく、基
礎実験を重ねたところ、投与量を多くすると経口吸収率
が顕著に低下し、その結果DMDC2水和物の生体内利
用率が低くなることが判明した。すなわち、DMDC2
水和物の経口吸収率を測定するために、放射能で標識し
たDMDC2水和物をラットに経口投与し、その24時
間以内の尿中排泄率(投与量に対する%)を調べたとこ
ろ、3mg/kg投与量で74.4±1.4%であった
のに対し、30mg/kgの高投与量では47.2±
9.6%に低下した。従って、経口投与によって十分な
る薬理作用を発揮させるためには、適切な製剤処理を施
すことよって、DMDC2水和物の経口吸収性を向上さ
せる方法が望まれる。ところで、経口吸収性を改善する
ために用いられる吸収促進剤としては、炭素数8〜14
個の脂肪酸(たとえばカプリン酸ナトリウム)などが報
告されている。そこで、DMDC2水和物にカプリン酸
ナトリウムを配合させた組成物を検討したが、経口吸収
の改善は認められなかった。また、界面活性剤は薬物の
水への濡れを改善する目的で液剤ないしは半固型剤に用
いられている。しかし、本発明のように固型製剤であっ
て、しかも水に濡れやすいDMDC2水和物に界面活性
剤を配合することは一般には行われないことである。ま
た、非イオン性界面活性剤でもポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油やポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
オレートなどを配合しても経口吸収の改善などの効果は
認められなかった。一方、オレイン酸ナトリウムやラウ
リル硫酸ナトリウムを配合した場合、in situ における
吸収率は向上したが、in vivo での尿中排泄率の点で劣
り問題点があった。また、これらを配合した製剤は安定
性や粘膜障害性の面で問題がある。本発明は、DMDC
2水和物に代表される2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン化合物を含有する経口吸収が改善された制が
ん剤組成物を提供することを目的とする。
れた抗腫瘍効果を示すことが確認されており、現在、注
射剤(特開平3−240731号公報)として臨床に供
されている。しかしながら、注射による投与は患者に苦
痛を強いるだけでなく、注射部位における局所傷害の問
題、また通院治療が必要であるなど難点が多い。これら
問題点を解決すべく、経口剤の開発が望まれている。本
発明者らはDMDC2水和物の経口剤を開発すべく、基
礎実験を重ねたところ、投与量を多くすると経口吸収率
が顕著に低下し、その結果DMDC2水和物の生体内利
用率が低くなることが判明した。すなわち、DMDC2
水和物の経口吸収率を測定するために、放射能で標識し
たDMDC2水和物をラットに経口投与し、その24時
間以内の尿中排泄率(投与量に対する%)を調べたとこ
ろ、3mg/kg投与量で74.4±1.4%であった
のに対し、30mg/kgの高投与量では47.2±
9.6%に低下した。従って、経口投与によって十分な
る薬理作用を発揮させるためには、適切な製剤処理を施
すことよって、DMDC2水和物の経口吸収性を向上さ
せる方法が望まれる。ところで、経口吸収性を改善する
ために用いられる吸収促進剤としては、炭素数8〜14
個の脂肪酸(たとえばカプリン酸ナトリウム)などが報
告されている。そこで、DMDC2水和物にカプリン酸
ナトリウムを配合させた組成物を検討したが、経口吸収
の改善は認められなかった。また、界面活性剤は薬物の
水への濡れを改善する目的で液剤ないしは半固型剤に用
いられている。しかし、本発明のように固型製剤であっ
て、しかも水に濡れやすいDMDC2水和物に界面活性
剤を配合することは一般には行われないことである。ま
た、非イオン性界面活性剤でもポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油やポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
オレートなどを配合しても経口吸収の改善などの効果は
認められなかった。一方、オレイン酸ナトリウムやラウ
リル硫酸ナトリウムを配合した場合、in situ における
吸収率は向上したが、in vivo での尿中排泄率の点で劣
り問題点があった。また、これらを配合した製剤は安定
性や粘膜障害性の面で問題がある。本発明は、DMDC
2水和物に代表される2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン化合物を含有する経口吸収が改善された制が
ん剤組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究した結果、ショ糖脂肪酸エス
テル、特にHLB価〔Hydrophilic-lipophilic balanc
e: Journal of the Society of Cosmetic Chemists, 13
11-1326(1949)〕約10〜20のショ糖脂肪酸エステル
が高投与量におけるDMDC2水和物の経口吸収性改善
に著しく優れた効果を発揮することを見出し、本発明を
完成させるに至った。
を解決するために鋭意研究した結果、ショ糖脂肪酸エス
テル、特にHLB価〔Hydrophilic-lipophilic balanc
e: Journal of the Society of Cosmetic Chemists, 13
11-1326(1949)〕約10〜20のショ糖脂肪酸エステル
が高投与量におけるDMDC2水和物の経口吸収性改善
に著しく優れた効果を発揮することを見出し、本発明を
完成させるに至った。
【0005】すなわち、本発明は次の通りである。 (1)一般式
【化2】 (式中、Rは水素またはハロゲンを示し、R1 ,R2 は
同一または異なって水素、ハロゲンまたは炭素数1〜4
のアルキルを示す。)により表される2’−デオキシ−
2’−メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩または
その水和物とショ糖脂肪酸エステルを含有することを特
徴とする経口投与用制がん剤組成物。 (2)HLB価が約10〜20のショ糖脂肪酸エステル
を含有する前記(1)記載の経口投与用制がん剤組成
物。 (3)ショ糖脂肪酸エステルの含有量が一般式(I)の
化合物、その酸付加塩またはその水和物に対して重量比
で0.1〜20倍である前記(1)記載の経口投与用制
がん剤組成物。 (4)一般式(I)の2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水和物が
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物、
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン塩酸塩1/
2水和物、2’−デオキシ−2’−メチリデン−5−フ
ルオロシチジン、2’−デオキシ−2’−フルオロメチ
リデンシチジンおよび2’−デオキシ−2’−エチリデ
ンシチジンから選ばれる化合物である前記(1)記載の
経口投与用制がん剤組成物。 (5)一般式(I)の2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水和物が
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物で
ある前記(1)記載の経口投与用制がん剤組成物。
同一または異なって水素、ハロゲンまたは炭素数1〜4
のアルキルを示す。)により表される2’−デオキシ−
2’−メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩または
その水和物とショ糖脂肪酸エステルを含有することを特
徴とする経口投与用制がん剤組成物。 (2)HLB価が約10〜20のショ糖脂肪酸エステル
を含有する前記(1)記載の経口投与用制がん剤組成
物。 (3)ショ糖脂肪酸エステルの含有量が一般式(I)の
化合物、その酸付加塩またはその水和物に対して重量比
で0.1〜20倍である前記(1)記載の経口投与用制
がん剤組成物。 (4)一般式(I)の2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水和物が
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物、
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン塩酸塩1/
2水和物、2’−デオキシ−2’−メチリデン−5−フ
ルオロシチジン、2’−デオキシ−2’−フルオロメチ
リデンシチジンおよび2’−デオキシ−2’−エチリデ
ンシチジンから選ばれる化合物である前記(1)記載の
経口投与用制がん剤組成物。 (5)一般式(I)の2’−デオキシ−2’−メチリデ
ンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水和物が
2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物で
ある前記(1)記載の経口投与用制がん剤組成物。
【0006】一般式(I)において、ハロゲンとは塩
素、臭素、フッ素、ヨウ素を示し、炭素数1〜4のアル
キルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、第3級ブチルなどを示す。酸付加塩
としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩な
どの無機酸塩、またはマレイン酸塩、フマル酸塩、酒石
酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩、パモ酸塩などの有機酸塩が、水和物としては1/2
水和物、1水和物、3/2水和物、2水和物などがあげ
られる。一般式(I)の2’−デオキシ−2’−メチリ
デンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水和物と
しては、たとえば2’−デオキシ−2’−メチリデンシ
チジン2水和物(DMDC2水和物)、2’−デオキシ
−2’−メチリデンシチジン塩酸塩1/2水和物、2’
−デオキシ−2’−メチリデン−5−フルオロシチジン
(5F−DMDC)、2’−デオキシ−2’−フルオロ
メチリデンシチジン(FMdC)、2’−デオキシ−
2’−エチリデンシチジンなどが含まれる。
素、臭素、フッ素、ヨウ素を示し、炭素数1〜4のアル
キルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、第3級ブチルなどを示す。酸付加塩
としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩な
どの無機酸塩、またはマレイン酸塩、フマル酸塩、酒石
酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩、パモ酸塩などの有機酸塩が、水和物としては1/2
水和物、1水和物、3/2水和物、2水和物などがあげ
られる。一般式(I)の2’−デオキシ−2’−メチリ
デンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水和物と
しては、たとえば2’−デオキシ−2’−メチリデンシ
チジン2水和物(DMDC2水和物)、2’−デオキシ
−2’−メチリデンシチジン塩酸塩1/2水和物、2’
−デオキシ−2’−メチリデン−5−フルオロシチジン
(5F−DMDC)、2’−デオキシ−2’−フルオロ
メチリデンシチジン(FMdC)、2’−デオキシ−
2’−エチリデンシチジンなどが含まれる。
【0007】吸収促進剤として用いられるショ糖脂肪酸
エステルは、一般にはシュガーエステルと呼ばれてお
り、食品添加物として汎用されている安全な物質であ
る。本発明において用いられるショ糖脂肪酸エステル
は、脂肪酸の炭素数が8〜25個のものが好ましく用い
られ、天然に得られるもの、合成によって得られるもの
でもよいが、好適には、天然に得られるもが使用され
る。該脂肪酸としては直鎖状・分枝状のものがあるが、
好ましくは直鎖状のものが使用される。好ましく用いら
れる脂肪酸としてはカプロン酸、カプリン酸、ミリスチ
ン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、オレ
イン酸などである。ショ糖には1級アルコールが3個存
在し、脂肪酸が1個(モノエステル型)、2個(ジエス
テル型)、3個(トリエステル型)結合したものが存在
するが、モノエステル、ジエステル、トリエステルの混
合物であってもよく、また、上記脂肪酸の2〜3種の混
合エステルでもよい。本発明においては、モノエステル
型の比率の高いほど経口吸収性がよい。すなわち、HL
B価の大きいものほど、特にHLB価約10〜20のも
のが経口吸収促進性のよいことが、本発明によって明ら
かにされた。具体的には、たとえば、三菱化成食品
(株)製リョートーシュガーエステルS−1170、同
S−1570、同S−1670、同P−1570、同P
−1670、同OWA−1570、第一工業製薬(株)
製DKエステルF−110、同F−140、同F−16
0、同SSなどが挙げられる。また、上記ショ糖脂肪酸
エステルおよびHLB価が約10〜20以外の、たとえ
ばリョートーシュガーエステルS−970、同LWA−
1570などを2種または2種以上混合して、HLB価
が約10〜20になるように調製して用いることもでき
る。ショ糖脂肪酸エステルは、一般式(I)の2’−デ
オキシ−2’−メチリデンシチジン化合物に対して重量
比0.1〜20倍の範囲で用いることができ、好ましく
は、0.5〜10倍であるが、これに限定されるもので
はなく適宜定めることができる。本発明組成物におい
て、一般式(I)の化合物は一製剤中に約5〜500m
g含まれる。
エステルは、一般にはシュガーエステルと呼ばれてお
り、食品添加物として汎用されている安全な物質であ
る。本発明において用いられるショ糖脂肪酸エステル
は、脂肪酸の炭素数が8〜25個のものが好ましく用い
られ、天然に得られるもの、合成によって得られるもの
でもよいが、好適には、天然に得られるもが使用され
る。該脂肪酸としては直鎖状・分枝状のものがあるが、
好ましくは直鎖状のものが使用される。好ましく用いら
れる脂肪酸としてはカプロン酸、カプリン酸、ミリスチ
ン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、オレ
イン酸などである。ショ糖には1級アルコールが3個存
在し、脂肪酸が1個(モノエステル型)、2個(ジエス
テル型)、3個(トリエステル型)結合したものが存在
するが、モノエステル、ジエステル、トリエステルの混
合物であってもよく、また、上記脂肪酸の2〜3種の混
合エステルでもよい。本発明においては、モノエステル
型の比率の高いほど経口吸収性がよい。すなわち、HL
B価の大きいものほど、特にHLB価約10〜20のも
のが経口吸収促進性のよいことが、本発明によって明ら
かにされた。具体的には、たとえば、三菱化成食品
(株)製リョートーシュガーエステルS−1170、同
S−1570、同S−1670、同P−1570、同P
−1670、同OWA−1570、第一工業製薬(株)
製DKエステルF−110、同F−140、同F−16
0、同SSなどが挙げられる。また、上記ショ糖脂肪酸
エステルおよびHLB価が約10〜20以外の、たとえ
ばリョートーシュガーエステルS−970、同LWA−
1570などを2種または2種以上混合して、HLB価
が約10〜20になるように調製して用いることもでき
る。ショ糖脂肪酸エステルは、一般式(I)の2’−デ
オキシ−2’−メチリデンシチジン化合物に対して重量
比0.1〜20倍の範囲で用いることができ、好ましく
は、0.5〜10倍であるが、これに限定されるもので
はなく適宜定めることができる。本発明組成物におい
て、一般式(I)の化合物は一製剤中に約5〜500m
g含まれる。
【0008】本発明の経口投与用制がん剤組成物は、た
とえばシロップ剤、懸濁液剤などの液剤、および顆粒
剤、細粒剤、カプセル剤、錠剤などの固型製剤に製剤化
して用いられるが、固型製剤がより好ましい。上記製剤
は常法に従って製造することができる。たとえば、シロ
ップ剤、懸濁液剤は一般式(I)の化合物とショ糖脂肪
酸エステルを水または適当な水溶液(ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース溶液、カルボキシメチルセルロース
溶液など)に溶解または懸濁することによって得られ
る。顆粒剤、細粒剤は一般式(I)の化合物とショ糖脂
肪酸エステルを粉末状で混合し、必要により白糖、乳糖
などの賦形剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロースな
どの結合剤を加えて練合後、径0.5〜1mmのスクリ
ーンを取り付けた押し出し造粒機で造粒し、乾燥後、篩
過分級することによって製造される。カプセル剤は上記
のようにして得られた粉末または顆粒剤、細粒剤をカプ
セルに充填することによって得ることができる。錠剤は
一般式(I)の化合物とショ糖脂肪酸エステルの混合物
に通常用いられる補助成分、たとえば乳糖、トウモロコ
シデンプン、微結晶セルロースなどの賦形剤、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ポリビニルピロリドンなどの結合剤、低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースカルシウムなどの崩壊剤を添加し、湿式造粒法ま
たは乾式造粒法で練合造粒し、造粒物に軽質無水ケイ
酸、ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤を添加し、
打錠することよって得ることができる。さらに、錠剤は
常法に従って、糖衣錠、フィルムコーティング錠とする
ことができる。
とえばシロップ剤、懸濁液剤などの液剤、および顆粒
剤、細粒剤、カプセル剤、錠剤などの固型製剤に製剤化
して用いられるが、固型製剤がより好ましい。上記製剤
は常法に従って製造することができる。たとえば、シロ
ップ剤、懸濁液剤は一般式(I)の化合物とショ糖脂肪
酸エステルを水または適当な水溶液(ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース溶液、カルボキシメチルセルロース
溶液など)に溶解または懸濁することによって得られ
る。顆粒剤、細粒剤は一般式(I)の化合物とショ糖脂
肪酸エステルを粉末状で混合し、必要により白糖、乳糖
などの賦形剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロースな
どの結合剤を加えて練合後、径0.5〜1mmのスクリ
ーンを取り付けた押し出し造粒機で造粒し、乾燥後、篩
過分級することによって製造される。カプセル剤は上記
のようにして得られた粉末または顆粒剤、細粒剤をカプ
セルに充填することによって得ることができる。錠剤は
一般式(I)の化合物とショ糖脂肪酸エステルの混合物
に通常用いられる補助成分、たとえば乳糖、トウモロコ
シデンプン、微結晶セルロースなどの賦形剤、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ポリビニルピロリドンなどの結合剤、低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースカルシウムなどの崩壊剤を添加し、湿式造粒法ま
たは乾式造粒法で練合造粒し、造粒物に軽質無水ケイ
酸、ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤を添加し、
打錠することよって得ることができる。さらに、錠剤は
常法に従って、糖衣錠、フィルムコーティング錠とする
ことができる。
【0009】
【作用】本発明の組成物は、制がん剤として有用な一般
式(I)の化合物にショ糖脂肪酸エステルを配合含有さ
せることにより、消化管からの吸収性を顕著に改善する
ものである。特に、一般式(I)の化合物の高投与量に
おける経口吸収性が改善された組成物であるため、生体
内利用率が高く、内服用制がん剤としてより優れた特徴
が付与される。しかも、ショ糖脂肪酸エステルは食品添
加物として広く用いられている安全な物質であって、実
用上望ましい。本発明の組成物は、DMDC2水和物な
ど一般式(I)の化合物の経口投与を可能にするもので
あり、固型腫瘍などの治療または予防、あるいは在宅療
法、治療後の維持療法等に簡便に用いられる。成人1日
当り有効成分として約50〜500mgを投与すること
ができるが、適宜、増量してもよい。
式(I)の化合物にショ糖脂肪酸エステルを配合含有さ
せることにより、消化管からの吸収性を顕著に改善する
ものである。特に、一般式(I)の化合物の高投与量に
おける経口吸収性が改善された組成物であるため、生体
内利用率が高く、内服用制がん剤としてより優れた特徴
が付与される。しかも、ショ糖脂肪酸エステルは食品添
加物として広く用いられている安全な物質であって、実
用上望ましい。本発明の組成物は、DMDC2水和物な
ど一般式(I)の化合物の経口投与を可能にするもので
あり、固型腫瘍などの治療または予防、あるいは在宅療
法、治療後の維持療法等に簡便に用いられる。成人1日
当り有効成分として約50〜500mgを投与すること
ができるが、適宜、増量してもよい。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらにより何ら限定されるものではな
い。 実施例1 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル
(結合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約
30%であり、エステル組成比はモノエステル約100
%の組成比を有するもの)4.0mgに、0.5%ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース水溶液0.8mlを加
えて溶解し、水溶液とする。
が、本発明はこれらにより何ら限定されるものではな
い。 実施例1 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル
(結合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約
30%であり、エステル組成比はモノエステル約100
%の組成比を有するもの)4.0mgに、0.5%ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース水溶液0.8mlを加
えて溶解し、水溶液とする。
【0011】実施例2 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価15のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジ
トリエステル約25%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価15のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジ
トリエステル約25%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0012】実施例3 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価11のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約50%、ジ
トリエステル約50%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価11のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約50%、ジ
トリエステル約50%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0013】実施例4 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約20%、パルミチン酸約80
%であり、エステル組成比はモノエステル約80%、ジ
トリエステル約20%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約20%、パルミチン酸約80
%であり、エステル組成比はモノエステル約80%、ジ
トリエステル約20%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0014】実施例5 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン約70%、パルミチン酸約30%
であり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジト
リエステル約25%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン約70%、パルミチン酸約30%
であり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジト
リエステル約25%の組成比を有するもの)90mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0015】実施例6 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)30mgに、0.5%ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)30mgに、0.5%ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
【0016】実施例7 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)90mgに、0.5%ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)90mgに、0.5%ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
【0017】実施例8 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)150mgに、0.5%ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)150mgに、0.5%ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
【0018】実施例9 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)300mgに、0.5%ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
0mgおよびHLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結
合脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30
%であり、エステル組成比はモノエステル約100%の
組成比を有するもの)300mgに、0.5%ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース水溶液5mlを加えて溶解
し、水溶液とする。
【0019】実施例10 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約100%の組成
比を有するもの)1重量部、さらに白糖2重量部を加え
て、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.2重量部
を結合剤とし、練合後、径1mmのスクリーンを取り付
けた押し出し造粒機で造粒し、30℃以下の温度で乾燥
し、篩過分級して顆粒剤を得る。
重量部、HLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約100%の組成
比を有するもの)1重量部、さらに白糖2重量部を加え
て、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.2重量部
を結合剤とし、練合後、径1mmのスクリーンを取り付
けた押し出し造粒機で造粒し、30℃以下の温度で乾燥
し、篩過分級して顆粒剤を得る。
【0020】実施例11 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジトリ
エステル約25%の組成比を有するもの)3重量部、さ
らに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース2重量部を
加えて、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.2重
量部を結合剤とし、練合・造粒した後、製した粒をカプ
セルに充填する。
重量部、HLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジトリ
エステル約25%の組成比を有するもの)3重量部、さ
らに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース2重量部を
加えて、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.2重
量部を結合剤とし、練合・造粒した後、製した粒をカプ
セルに充填する。
【0021】実施例12 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価11のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約50%、ジトリ
エステル約50%の組成比を有するもの)2重量部、さ
らに乳糖8重量部を加えて、ヒドロキシプロピルセルロ
ース0.2重量部を結合剤とし、練合後、径0.5mm
のスクリーンを取り付けた押し出し造粒機で造粒し、3
0℃以下の温度で乾燥し、篩過分級して細粒剤を得る。
重量部、HLB価11のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約50%、ジトリ
エステル約50%の組成比を有するもの)2重量部、さ
らに乳糖8重量部を加えて、ヒドロキシプロピルセルロ
ース0.2重量部を結合剤とし、練合後、径0.5mm
のスクリーンを取り付けた押し出し造粒機で造粒し、3
0℃以下の温度で乾燥し、篩過分級して細粒剤を得る。
【0022】実施例13 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価値16のショ糖脂肪酸エステル(結合
脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%
であり、エステル組成比はモノエステル約80%、ジト
リエステル約20%の組成比を有するもの)5重量部、
さらに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース2重量部
を加えて、ポリビニルピロリドン0.2重量部を結合剤
とし、練合・造粒した後、製した粒をカプセルに充填す
る。
重量部、HLB価値16のショ糖脂肪酸エステル(結合
脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%
であり、エステル組成比はモノエステル約80%、ジト
リエステル約20%の組成比を有するもの)5重量部、
さらに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース2重量部
を加えて、ポリビニルピロリドン0.2重量部を結合剤
とし、練合・造粒した後、製した粒をカプセルに充填す
る。
【0023】実施例14 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約100%の組成
比を有するもの)1重量部、さらに乳糖0.2重量部、
微結晶セルロース0.8重量部を加えて、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース0.2重量部を結合剤とし練合
後、解砕、乾燥、篩過(24メッシュ)して、造粒物を
得る。次いで、ステアリン酸マグネシウムを加えて、混
合後、打錠して、錠剤を得る。
重量部、HLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約100%の組成
比を有するもの)1重量部、さらに乳糖0.2重量部、
微結晶セルロース0.8重量部を加えて、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース0.2重量部を結合剤とし練合
後、解砕、乾燥、篩過(24メッシュ)して、造粒物を
得る。次いで、ステアリン酸マグネシウムを加えて、混
合後、打錠して、錠剤を得る。
【0024】実施例15 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジトリ
エステル約25%の組成比を有するもの)0.5重量
部、さらに粉糖1重量部を加えて、ヒドロキシプロピル
セルロース0.2重量部を結合剤として練合後、解砕、
乾燥、篩過(24メッシュ)して、造粒物を得る。次い
で、カルボキシメチルセルロースカルシウム1重量部、
ステアリン酸マグネシウムを加えて、混合後、打錠し
て、錠剤を得る。
重量部、HLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約75%、ジトリ
エステル約25%の組成比を有するもの)0.5重量
部、さらに粉糖1重量部を加えて、ヒドロキシプロピル
セルロース0.2重量部を結合剤として練合後、解砕、
乾燥、篩過(24メッシュ)して、造粒物を得る。次い
で、カルボキシメチルセルロースカルシウム1重量部、
ステアリン酸マグネシウムを加えて、混合後、打錠し
て、錠剤を得る。
【0025】実施例16 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価11のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約50%、ジトリ
エステル約50%の組成比を有するもの)2重量部、さ
らに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース2重量部を
加えて、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.2重
量部を結合剤とし練合後、解砕、乾燥、篩過(24メッ
シュ)して、造粒物を得る。次いで、ステアリン酸マグ
ネシウムを加えて、混合後、打錠して、錠剤を得る。
重量部、HLB価11のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約50%、ジトリ
エステル約50%の組成比を有するもの)2重量部、さ
らに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース2重量部を
加えて、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.2重
量部を結合剤とし練合後、解砕、乾燥、篩過(24メッ
シュ)して、造粒物を得る。次いで、ステアリン酸マグ
ネシウムを加えて、混合後、打錠して、錠剤を得る。
【0026】実施例17 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物を
1重量部、HLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結合
脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%
であり、エステル組成比はモノエステル約80%、ジト
リエステル約20%の組成比を有するもの)3重量部、
さらに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース6重量
部、ステアリン酸マグネシウムを混合し、常法により打
錠した後、解砕し、篩過する。このようにして製した粒
をとり、再度打錠して、錠剤を得る。
1重量部、HLB価16のショ糖脂肪酸エステル(結合
脂肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%
であり、エステル組成比はモノエステル約80%、ジト
リエステル約20%の組成比を有するもの)3重量部、
さらに低置換度ヒドロキシプロピルセルロース6重量
部、ステアリン酸マグネシウムを混合し、常法により打
錠した後、解砕し、篩過する。このようにして製した粒
をとり、再度打錠して、錠剤を得る。
【0027】実施例18 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物1
重量部、HLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約100%の組成
比を有するもの)1重量部、さらに乳糖8重量部を入
れ、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース0.2重量
部を結合剤として、湿式造粒により顆粒を製造する。得
られた顆粒をコーティングパンに入れ、顆粒の10%重
量増量せしめるようにオイドラギッドLのアルコール溶
液を用いて、常法によりスプレーコーティングを行い、
腸溶製剤を得る。実施例1〜18と同様の処理を行うこ
とにより、2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン
塩酸塩1/2水和物、2’−デオキシ−2’−メチリデ
ン−5−フルオロシチジン、2’−デオキシ−2’−フ
ルオロメチリデンシチジンまたは2’−デオキシ−2’
−エチリデンシチジンを含有する組成物を製造すること
ができる。
重量部、HLB価19のショ糖脂肪酸エステル(結合脂
肪酸はステアリン酸約70%、パルミチン酸約30%で
あり、エステル組成比はモノエステル約100%の組成
比を有するもの)1重量部、さらに乳糖8重量部を入
れ、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース0.2重量
部を結合剤として、湿式造粒により顆粒を製造する。得
られた顆粒をコーティングパンに入れ、顆粒の10%重
量増量せしめるようにオイドラギッドLのアルコール溶
液を用いて、常法によりスプレーコーティングを行い、
腸溶製剤を得る。実施例1〜18と同様の処理を行うこ
とにより、2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン
塩酸塩1/2水和物、2’−デオキシ−2’−メチリデ
ン−5−フルオロシチジン、2’−デオキシ−2’−フ
ルオロメチリデンシチジンまたは2’−デオキシ−2’
−エチリデンシチジンを含有する組成物を製造すること
ができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の作用効果を示すために、上記実
施例(本発明組成物)について、代表的な試験結果を挙
げる。なお、比較用組成物として以下に示す参考例を用
いた。 参考例1 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgに、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース水溶液0.8mlを加えて溶解し、水溶液とす
る。
施例(本発明組成物)について、代表的な試験結果を挙
げる。なお、比較用組成物として以下に示す参考例を用
いた。 参考例1 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgに、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース水溶液0.8mlを加えて溶解し、水溶液とす
る。
【0029】参考例2 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびカプリン酸ナトリウム6.9mgに、
0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶液
0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
6.9mgおよびカプリン酸ナトリウム6.9mgに、
0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶液
0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0030】参考例3 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノオレート4.0mgに、0.5%ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース水溶液0.8mlを加えて溶解
し、水溶液する。
6.9mgおよびポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノオレート4.0mgに、0.5%ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース水溶液0.8mlを加えて溶解
し、水溶液する。
【0031】参考例4 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油4.
0mgに、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス水溶液0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
6.9mgおよびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油4.
0mgに、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス水溶液0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0032】参考例5 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物3
0mgに、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス水溶液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
0mgに、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス水溶液5mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0033】参考例6 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびオレイン酸ナトリウム6.9mgに、
0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶液
0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
6.9mgおよびオレイン酸ナトリウム6.9mgに、
0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶液
0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0034】参考例7 2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水和物
6.9mgおよびラウリル硫酸ナトリウム4.0mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
6.9mgおよびラウリル硫酸ナトリウム4.0mg
に、0.5%ヒドロキシプロピルメチルセルロース水溶
液0.8mlを加えて溶解し、水溶液とする。
【0035】試験1:in situ ループ試験 実施例1および比較例1〜4、6、7で得られた水溶液
を検体とした。試験動物として、一夜絶食した7〜8週
齢のスプラグドゥリー系雄性ラット(体重200〜25
0g)を1群4匹で用いた。各ラットを軽いエーテル麻
酔下、十二指腸部に、10cmの長さのループ1と10
cmの長さのループ2を作成した。1群4匹の内の2匹
のループ1にはDMDC2水和物単独(参考例1)、ル
ープ2にはDMDC2水和物+吸収促進剤(実施例1、
参考例2〜4、6、7)を、残りの2匹のループ1には
DMDC2水和物+吸収促進剤(実施例1、参考例2〜
4、6、7)、ループ2にはDMDC2水和物単独(参
考例1)を投与した。投与後2時間に各ループ中残存量
を算出し、ループ内への投与量とループ中残存量との差
から吸収率を求めた。結果を第1表に示す。吸収率は平
均値±標準偏差で示す。
を検体とした。試験動物として、一夜絶食した7〜8週
齢のスプラグドゥリー系雄性ラット(体重200〜25
0g)を1群4匹で用いた。各ラットを軽いエーテル麻
酔下、十二指腸部に、10cmの長さのループ1と10
cmの長さのループ2を作成した。1群4匹の内の2匹
のループ1にはDMDC2水和物単独(参考例1)、ル
ープ2にはDMDC2水和物+吸収促進剤(実施例1、
参考例2〜4、6、7)を、残りの2匹のループ1には
DMDC2水和物+吸収促進剤(実施例1、参考例2〜
4、6、7)、ループ2にはDMDC2水和物単独(参
考例1)を投与した。投与後2時間に各ループ中残存量
を算出し、ループ内への投与量とループ中残存量との差
から吸収率を求めた。結果を第1表に示す。吸収率は平
均値±標準偏差で示す。
【0036】
【表1】
【0037】上記の試験結果から、この発明のショ糖脂
肪酸エステルを添加した経口投与用製剤(実施例1)で
は、吸収促進剤を添加しない製剤(参考例1)と比較し
てDMDC2水和物の吸収率が大きく改善されているこ
とがわかる。また、従来の吸収促進剤を添加した製剤
(参考例2〜4)ではDMDC2水和物の吸収改善を認
めなかった。一方、オレイン酸ナトリウムや、特にラウ
リル硫酸ナトリウムには著しい吸収率の向上が観察され
たが、これらを配合した製剤は次の試験例2で示すよう
に尿中排泄率において劣り、問題がある。
肪酸エステルを添加した経口投与用製剤(実施例1)で
は、吸収促進剤を添加しない製剤(参考例1)と比較し
てDMDC2水和物の吸収率が大きく改善されているこ
とがわかる。また、従来の吸収促進剤を添加した製剤
(参考例2〜4)ではDMDC2水和物の吸収改善を認
めなかった。一方、オレイン酸ナトリウムや、特にラウ
リル硫酸ナトリウムには著しい吸収率の向上が観察され
たが、これらを配合した製剤は次の試験例2で示すよう
に尿中排泄率において劣り、問題がある。
【0038】試験2:吸収排泄試験 試験動物として一夜絶食した7〜8週齢のスプラグドゥ
リー系雄性ラット(体重200〜250g)を、1群4
匹で用いた。各ラットに実施例2〜9で得られた本発明
の製剤を試験製剤として、ならびに、参考例5で得られ
た製剤を対照製剤として経口投与した。各ラットは、投
与後24時間までの尿を採取し、尿中のDMDC2水和
物濃度を高速液体クロマトグラフィーにより測定した。
DMDC2水和物の尿中排泄率は次の式により求めた。 結果を第2表に示す。尿中排泄率は平均値±標準偏差で
示す。
リー系雄性ラット(体重200〜250g)を、1群4
匹で用いた。各ラットに実施例2〜9で得られた本発明
の製剤を試験製剤として、ならびに、参考例5で得られ
た製剤を対照製剤として経口投与した。各ラットは、投
与後24時間までの尿を採取し、尿中のDMDC2水和
物濃度を高速液体クロマトグラフィーにより測定した。
DMDC2水和物の尿中排泄率は次の式により求めた。 結果を第2表に示す。尿中排泄率は平均値±標準偏差で
示す。
【0039】
【表2】
【0040】上記の試験結果から、本発明の吸収促進剤
(ショ糖脂肪酸エステル)を添加した経口投与用製剤
(実施例2〜9)では、吸収促進剤を添加しない製剤
(参考例5)と比較して、DMDC2水和物の尿中排泄
率が大きく改善されていることがわかる。なお、ショ糖
脂肪酸エステルの代わりにオレイン酸ナトリウム(組成
比×1)およびラウリル硫酸ナトリウム(組成比×0.
2)を用いて同様の吸収排泄試験を行ったところ、いず
れも顕著な効果が認められなかった。 オレイン酸ナトリウム :51.6±6.3(%) ラウリル硫酸ナトリウム:46.4±7.6(%) これら試験例を含む種々の実験結果から、ショ糖脂肪酸
エステルを配合させることにより、DMDC2水和物の
特に高含量製剤において消化管からの吸収率が向上し、
かつ尿中排泄率も大きく改善した。従って、本発明組成
物は経口吸収性の改善されたDMDC2水和物製剤とし
て有用である。
(ショ糖脂肪酸エステル)を添加した経口投与用製剤
(実施例2〜9)では、吸収促進剤を添加しない製剤
(参考例5)と比較して、DMDC2水和物の尿中排泄
率が大きく改善されていることがわかる。なお、ショ糖
脂肪酸エステルの代わりにオレイン酸ナトリウム(組成
比×1)およびラウリル硫酸ナトリウム(組成比×0.
2)を用いて同様の吸収排泄試験を行ったところ、いず
れも顕著な効果が認められなかった。 オレイン酸ナトリウム :51.6±6.3(%) ラウリル硫酸ナトリウム:46.4±7.6(%) これら試験例を含む種々の実験結果から、ショ糖脂肪酸
エステルを配合させることにより、DMDC2水和物の
特に高含量製剤において消化管からの吸収率が向上し、
かつ尿中排泄率も大きく改善した。従って、本発明組成
物は経口吸収性の改善されたDMDC2水和物製剤とし
て有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 祀行 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社中央研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、Rは水素またはハロゲンを示し、R1 ,R2 は
同一または異なって水素、ハロゲンまたは炭素数1〜4
のアルキルを示す。)により表される2’−デオキシ−
2’−メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩または
その水和物とショ糖脂肪酸エステルを含有することを特
徴とする経口投与用制がん剤組成物。 - 【請求項2】 HLB価が約10〜20のショ糖脂肪酸
エステルを含有する請求項1記載の経口投与用制がん剤
組成物。 - 【請求項3】 ショ糖脂肪酸エステルの含有量が一般式
(I)の化合物、その酸付加塩またはその水和物に対し
て重量比で0.1〜20倍である請求項1記載の経口投
与用制がん剤組成物。 - 【請求項4】 一般式(I)の2’−デオキシ−2’−
メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水
和物が2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水
和物、2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン塩酸
塩1/2水和物、2’−デオキシ−2’−メチリデン−
5−フルオロシチジン、2’−デオキシ−2’−フルオ
ロメチリデンシチジンおよび2’−デオキシ−2’−エ
チリデンシチジンから選ばれる化合物である請求項1記
載の経口投与用制がん剤組成物。 - 【請求項5】 一般式(I)の2’−デオキシ−2’−
メチリデンシチジン化合物、その酸付加塩またはその水
和物が2’−デオキシ−2’−メチリデンシチジン2水
和物である請求項1記載の経口投与用制がん剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5151060A JP2993321B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 経口投与用制がん剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5151060A JP2993321B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 経口投与用制がん剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06340531A true JPH06340531A (ja) | 1994-12-13 |
| JP2993321B2 JP2993321B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=15510427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5151060A Expired - Lifetime JP2993321B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 経口投与用制がん剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2993321B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996001834A1 (en) * | 1994-07-12 | 1996-01-25 | Yamasa Corporation | 2'-deoxy-2'-(substituted or unsubstituted methylidene)-4'-thionucleoside |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151060A patent/JP2993321B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996001834A1 (en) * | 1994-07-12 | 1996-01-25 | Yamasa Corporation | 2'-deoxy-2'-(substituted or unsubstituted methylidene)-4'-thionucleoside |
| US5811408A (en) * | 1994-07-12 | 1998-09-22 | Yamasa Corporation | 2'-deoxy-2'-(substituted or unsubstituted)methylidene-4'-thionucleosides |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2993321B2 (ja) | 1999-12-20 |
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