JPH0634087A - 分岐管継手の製造方法 - Google Patents
分岐管継手の製造方法Info
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- JPH0634087A JPH0634087A JP4190731A JP19073192A JPH0634087A JP H0634087 A JPH0634087 A JP H0634087A JP 4190731 A JP4190731 A JP 4190731A JP 19073192 A JP19073192 A JP 19073192A JP H0634087 A JPH0634087 A JP H0634087A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同径の主管と枝管を溶着して分岐管継手を製
造する方法において、ビードの除去作業も容易にする。 【構成】 主管1の管壁を、主管1の中心に達する深さ
まで直角なV字形に切除して分岐孔11を形成する主管
加工工程と、主管1と同径の枝管2の端部を、枝管2の
外周のほぼ180度離れた2箇所に頂が設けられるよう
に直角な山形に切除して山形部21を形成する枝管加工
工程とを行なった後、主管1の分岐孔11の端面と枝管
2の山形部21の端面とを加熱して溶融させる加熱溶融
工程を行ない、その後に、山形部21の内面全域にコア
4を当接させた状態で分岐孔11の端面と山形部21の
端面とを所定の圧力をかけて融着させる融着工程を行な
い、その後に、コア4を枝管2から引き抜き、主管1に
挿入させた切削工具によって主管1の内面に形成された
ビードBを除去するビード除去工程を行なう。
造する方法において、ビードの除去作業も容易にする。 【構成】 主管1の管壁を、主管1の中心に達する深さ
まで直角なV字形に切除して分岐孔11を形成する主管
加工工程と、主管1と同径の枝管2の端部を、枝管2の
外周のほぼ180度離れた2箇所に頂が設けられるよう
に直角な山形に切除して山形部21を形成する枝管加工
工程とを行なった後、主管1の分岐孔11の端面と枝管
2の山形部21の端面とを加熱して溶融させる加熱溶融
工程を行ない、その後に、山形部21の内面全域にコア
4を当接させた状態で分岐孔11の端面と山形部21の
端面とを所定の圧力をかけて融着させる融着工程を行な
い、その後に、コア4を枝管2から引き抜き、主管1に
挿入させた切削工具によって主管1の内面に形成された
ビードBを除去するビード除去工程を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チーズやダブルチーズ
などの分岐管継手の製造方法に関する。
などの分岐管継手の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分岐管継手を製造する場合、一般
に射出成形法が採用されているが、特殊サイズになると
少量生産になるので、設備費節約のために管を後加工し
て製造する方法が採用されていた。加工の方法として
は、引き抜き加工、ブロー成形、溶接がある。
に射出成形法が採用されているが、特殊サイズになると
少量生産になるので、設備費節約のために管を後加工し
て製造する方法が採用されていた。加工の方法として
は、引き抜き加工、ブロー成形、溶接がある。
【0003】引き抜き加工を用いる場合には、主管の管
壁に分岐孔を設け、その分岐孔の周縁部を加熱軟化させ
て立ち上げた後、その立ち上げ部に枝管を嵌着あるいは
接着により固定するが(特開昭48−62868号公報
参照)、この方法は、主管に主管の口径とほぼ大きさの
分岐孔を設けると、その後の立ち上げが不可能になるの
で、主管と枝管が同径の分岐管継手を製造する場合には
適用できない。
壁に分岐孔を設け、その分岐孔の周縁部を加熱軟化させ
て立ち上げた後、その立ち上げ部に枝管を嵌着あるいは
接着により固定するが(特開昭48−62868号公報
参照)、この方法は、主管に主管の口径とほぼ大きさの
分岐孔を設けると、その後の立ち上げが不可能になるの
で、主管と枝管が同径の分岐管継手を製造する場合には
適用できない。
【0004】また、ブロー成形を用いる場合には、主管
の管壁にブロー成形によって上面が平らな凸部を形成
し、その凸部に枝管の口径よりやや大きめの分岐孔を設
け、それから、その分岐孔に枝管を挿通させて嵌着や接
着により固定するが(実公昭58−2955号公報参
照)、この方法は、最も荷重が集中する凸部の根元部分
がブロー成形によって薄肉になるので、耐久性への信頼
度が低い。
の管壁にブロー成形によって上面が平らな凸部を形成
し、その凸部に枝管の口径よりやや大きめの分岐孔を設
け、それから、その分岐孔に枝管を挿通させて嵌着や接
着により固定するが(実公昭58−2955号公報参
照)、この方法は、最も荷重が集中する凸部の根元部分
がブロー成形によって薄肉になるので、耐久性への信頼
度が低い。
【0005】更に、溶接を用いる場合には、主管の管壁
に分岐孔を設けると共に、枝管の一端部を前記分岐孔に
符合する形状に切削し、前記主管の分岐孔の縁に、切削
した枝管の端部を突き合せ溶接するが、この方法では、
溶接に高等技術が必要になるため、熟練者でなければ枝
管の固定強度が安定して得られないし、非常に手間もか
かる。
に分岐孔を設けると共に、枝管の一端部を前記分岐孔に
符合する形状に切削し、前記主管の分岐孔の縁に、切削
した枝管の端部を突き合せ溶接するが、この方法では、
溶接に高等技術が必要になるため、熟練者でなければ枝
管の固定強度が安定して得られないし、非常に手間もか
かる。
【0006】そこで、本願出願人は、主管と枝管が同径
の分岐管継手を、十分な耐久性を持たせて製造すること
ができる分岐管継手の製造方法を先に出願した(特願平
3−325636号)。
の分岐管継手を、十分な耐久性を持たせて製造すること
ができる分岐管継手の製造方法を先に出願した(特願平
3−325636号)。
【0007】つまり、この方法は、主管の管壁に、主管
の口径とほぼ等しい大きさの分岐孔を設け、前記主管と
口径が等しい枝管の一端部に、前記分岐孔に符合する形
状の山形部を設け、前記主管の分岐孔の縁と前記枝管の
山形部とを加熱溶融すると共に、所定の圧力をかけて融
着する方法である。この場合、融着後は、主管と枝管の
接合部の内面にビードが生じるので、最後にビードを取
り除く作業を行なう必要がある。
の口径とほぼ等しい大きさの分岐孔を設け、前記主管と
口径が等しい枝管の一端部に、前記分岐孔に符合する形
状の山形部を設け、前記主管の分岐孔の縁と前記枝管の
山形部とを加熱溶融すると共に、所定の圧力をかけて融
着する方法である。この場合、融着後は、主管と枝管の
接合部の内面にビードが生じるので、最後にビードを取
り除く作業を行なう必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
使用されている回転刃や押切り刃などの切削工具でビー
ドを取り除こうとすると、主管の内面に形成されたビー
ドは切削工具を主管に挿入して取り除き、枝管の内面に
形成されたビードは切削工具を枝管に挿入して取り除く
必要があるものの、枝管のビードを全て取り除く深さま
で切削工具を挿入すると切削工具で主管の内面を傷付け
てしまうので、枝管のビードは手作業で取り除かなけれ
ばならなかった。従って、作業が非常に煩雑になり、時
間を要すると共に、仕上りにばらつきが生じ易い。
使用されている回転刃や押切り刃などの切削工具でビー
ドを取り除こうとすると、主管の内面に形成されたビー
ドは切削工具を主管に挿入して取り除き、枝管の内面に
形成されたビードは切削工具を枝管に挿入して取り除く
必要があるものの、枝管のビードを全て取り除く深さま
で切削工具を挿入すると切削工具で主管の内面を傷付け
てしまうので、枝管のビードは手作業で取り除かなけれ
ばならなかった。従って、作業が非常に煩雑になり、時
間を要すると共に、仕上りにばらつきが生じ易い。
【0009】また、管の端部は結晶性高分子材料(例え
ばPE樹脂の場合)の応力緩和のために少なからず変形
するので、主管の分岐孔の縁と前記枝管の山形部との突
き合せ精度を確保するために何らかの工夫が必要であっ
た。
ばPE樹脂の場合)の応力緩和のために少なからず変形
するので、主管の分岐孔の縁と前記枝管の山形部との突
き合せ精度を確保するために何らかの工夫が必要であっ
た。
【0010】なお、特公昭51−32671号公報や、
イギリス特許公報1549169号公報に記載されてい
る方法を採用して、接合部の内側に3方向からコアを挿
入させてから融着を行う場合には、3か所で主管あるい
は枝管を保持する保持具の他に、コアを挿入及び抜き取
りするための支持具が必要になる。また、主管及び枝管
の変形やコア自身の製造誤差等によりコア同士が必ずし
も密着するとは限らず隙間ができ、そこに溶融樹脂が流
れ込んでビードが形成される恐れもある。
イギリス特許公報1549169号公報に記載されてい
る方法を採用して、接合部の内側に3方向からコアを挿
入させてから融着を行う場合には、3か所で主管あるい
は枝管を保持する保持具の他に、コアを挿入及び抜き取
りするための支持具が必要になる。また、主管及び枝管
の変形やコア自身の製造誤差等によりコア同士が必ずし
も密着するとは限らず隙間ができ、そこに溶融樹脂が流
れ込んでビードが形成される恐れもある。
【0011】本発明は、上記のような問題に着目し、同
径の主管と枝管を溶着して分岐管継手を製造する方法に
おいて、ビードの除去作業も容易にすることを目的とし
ている。
径の主管と枝管を溶着して分岐管継手を製造する方法に
おいて、ビードの除去作業も容易にすることを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分岐管継手の製造方法では、主管の管壁
を、主管の中心に達する深さまで直角なV字形に切除し
て分岐孔を形成する主管加工工程と、前記主管と同径の
枝管の端部を、枝管の外周のほぼ180度離れた2箇所
に頂が設けられるように直角な山形に切除して山形部を
形成する枝管加工工程とを行なった後、主管の分岐孔の
端面と枝管の山形部の端面とを加熱して溶融させる加熱
溶融工程を行ない、この加熱溶融工程後に、山形部の内
面全域にコアを当接させた状態で分岐孔の端面と山形部
の端面とを所定の圧力をかけて融着させる融着工程を行
ない、この融着工程後に、前記コアを枝管から引き抜
き、主管に挿入させた切削工具によって主管の内面に形
成されたビードを除去するビード除去工程を行なう方法
にした。
に、本発明の分岐管継手の製造方法では、主管の管壁
を、主管の中心に達する深さまで直角なV字形に切除し
て分岐孔を形成する主管加工工程と、前記主管と同径の
枝管の端部を、枝管の外周のほぼ180度離れた2箇所
に頂が設けられるように直角な山形に切除して山形部を
形成する枝管加工工程とを行なった後、主管の分岐孔の
端面と枝管の山形部の端面とを加熱して溶融させる加熱
溶融工程を行ない、この加熱溶融工程後に、山形部の内
面全域にコアを当接させた状態で分岐孔の端面と山形部
の端面とを所定の圧力をかけて融着させる融着工程を行
ない、この融着工程後に、前記コアを枝管から引き抜
き、主管に挿入させた切削工具によって主管の内面に形
成されたビードを除去するビード除去工程を行なう方法
にした。
【0013】
【作用】本発明の分岐管継手の製造方法では、融着工程
では、山形部の内面全域にコアを当接させているので、
枝管の山形部は、結晶性高分子材料の応力緩和のために
変形していてもその変形が補正され、その結果、主管の
分岐孔の端面と枝管の山形部の端面との突き合せ精度が
高くなる。また、主管の分岐孔の端面と枝管の山形部の
端面との間の接合部には、圧力をかけることにより溶融
樹脂が押し出されてビードが形成されるが、枝管の山形
部の内面全域にコアを当接させているので管内面に押し
出される溶融樹脂は全て主管側に押しやられ、主管1の
内面のみにビードが形成される。従って、次のビード除
去工程で、主管の内面に形成されたビードを除去すれ
ば、管内面のビードは全て除去されることになる。
では、山形部の内面全域にコアを当接させているので、
枝管の山形部は、結晶性高分子材料の応力緩和のために
変形していてもその変形が補正され、その結果、主管の
分岐孔の端面と枝管の山形部の端面との突き合せ精度が
高くなる。また、主管の分岐孔の端面と枝管の山形部の
端面との間の接合部には、圧力をかけることにより溶融
樹脂が押し出されてビードが形成されるが、枝管の山形
部の内面全域にコアを当接させているので管内面に押し
出される溶融樹脂は全て主管側に押しやられ、主管1の
内面のみにビードが形成される。従って、次のビード除
去工程で、主管の内面に形成されたビードを除去すれ
ば、管内面のビードは全て除去されることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て詳述する。図1〜図6は本実施例の分岐管継手の製造
方法を示す説明図で、この製造方法は、後述する主管加
工工程、枝管加工工程、加熱溶融工程、融着工程、ビー
ド除去工程を順に行なう方法である。なお、主管加工工
程と枝管加工工程は、どちらを先行させてもよいし両方
を同時に行ってもよい。また、主管加工工程及び枝管加
工工程は、先願の特願平3−325636号に詳細が記
載されている。
て詳述する。図1〜図6は本実施例の分岐管継手の製造
方法を示す説明図で、この製造方法は、後述する主管加
工工程、枝管加工工程、加熱溶融工程、融着工程、ビー
ド除去工程を順に行なう方法である。なお、主管加工工
程と枝管加工工程は、どちらを先行させてもよいし両方
を同時に行ってもよい。また、主管加工工程及び枝管加
工工程は、先願の特願平3−325636号に詳細が記
載されている。
【0015】(主管加工工程)この工程では、図1に示
すように、主管1の管壁を、主管1の中心に達する深さ
まで直角なV字形に切除して分岐孔11を形成する。こ
こで、管壁を円盤刃や鋸刃で切断する時、2方向からの
切断面が交差しないようにするために、直角に入り込ん
だ角を有する当て板に刃を沿わせて管壁を切断するとよ
い。
すように、主管1の管壁を、主管1の中心に達する深さ
まで直角なV字形に切除して分岐孔11を形成する。こ
こで、管壁を円盤刃や鋸刃で切断する時、2方向からの
切断面が交差しないようにするために、直角に入り込ん
だ角を有する当て板に刃を沿わせて管壁を切断するとよ
い。
【0016】(枝管加工工程)この工程では、図2に示
すように、前記主管1と同径の枝管2の端部に、枝管2
の外周のほぼ180度離れた2箇所に頂が設けられるよ
うに直角な山形に切除して山形部21を形成する。
すように、前記主管1と同径の枝管2の端部に、枝管2
の外周のほぼ180度離れた2箇所に頂が設けられるよ
うに直角な山形に切除して山形部21を形成する。
【0017】(加熱溶融工程)この工程では、図3に示
すように、加熱装置3で主管1の分岐孔11の端面と枝
管2の山形部21の端面とを加熱して溶融させる。加熱
装置3は、ヒーター31に直角な底を有するV字溝32
1が形成された溝形アタッチメント32と、直角な頂を
有する山形部331が形成された山形アタッチメント3
3が設けられているものを使用することができる。つま
り、この加熱装置3を使用する場合には主管1の分岐孔
11の端面を山形アタッチメント33の山形部331に
嵌合状態で圧着させると同時に、枝管2の山形部21の
端面を溝形アタッチメント32のV字溝321に嵌合状
態で圧着させ、主管1の分岐孔11の端面と枝管2の山
形部21の端面を溶融状態が得られるまで所定時間加熱
させる。
すように、加熱装置3で主管1の分岐孔11の端面と枝
管2の山形部21の端面とを加熱して溶融させる。加熱
装置3は、ヒーター31に直角な底を有するV字溝32
1が形成された溝形アタッチメント32と、直角な頂を
有する山形部331が形成された山形アタッチメント3
3が設けられているものを使用することができる。つま
り、この加熱装置3を使用する場合には主管1の分岐孔
11の端面を山形アタッチメント33の山形部331に
嵌合状態で圧着させると同時に、枝管2の山形部21の
端面を溝形アタッチメント32のV字溝321に嵌合状
態で圧着させ、主管1の分岐孔11の端面と枝管2の山
形部21の端面を溶融状態が得られるまで所定時間加熱
させる。
【0018】図中4はコアで、枝管2の内面に密着して
設けられている。また、このコア4は、先端部が枝管2
の一端部と同様に直角な山形に形成されており、枝管2
の山形部21の先端より僅かにへこんだ位置に配設され
ている。なお、このコア4の外面と枝管2の内面との間
に、平均約0.25mmほどのクリアランスを設ける
と、枝管2への差し込みならびに枝管2からの引き抜き
の操作性が良好となり好ましい。また、このコア4の材
質は、金属などの剛性体でもよいし、天然ゴムや合成ゴ
ムなどの弾性体でもよいが、離型性をよくするために、
金属の場合には表面をクロムメッキし、また、ゴムの場
合には表面をテフロン加工しておくことが好ましい。コ
ア4の形状は、棒状体でも筒状体でもよい。
設けられている。また、このコア4は、先端部が枝管2
の一端部と同様に直角な山形に形成されており、枝管2
の山形部21の先端より僅かにへこんだ位置に配設され
ている。なお、このコア4の外面と枝管2の内面との間
に、平均約0.25mmほどのクリアランスを設ける
と、枝管2への差し込みならびに枝管2からの引き抜き
の操作性が良好となり好ましい。また、このコア4の材
質は、金属などの剛性体でもよいし、天然ゴムや合成ゴ
ムなどの弾性体でもよいが、離型性をよくするために、
金属の場合には表面をクロムメッキし、また、ゴムの場
合には表面をテフロン加工しておくことが好ましい。コ
ア4の形状は、棒状体でも筒状体でもよい。
【0019】(融着工程)この工程では、図4に示すよ
うに、コア4の先端部が枝管2の山形部21の先端から
僅かに突出する位置までコア4を移動させ、山形部21
の内面全域にコア4を当接させた状態で主管1の分岐孔
11の端面と枝管2の山形部21の端面とを所定の圧力
をかけて融着させる。圧力をかける方向は、枝管2の管
軸方向とする。
うに、コア4の先端部が枝管2の山形部21の先端から
僅かに突出する位置までコア4を移動させ、山形部21
の内面全域にコア4を当接させた状態で主管1の分岐孔
11の端面と枝管2の山形部21の端面とを所定の圧力
をかけて融着させる。圧力をかける方向は、枝管2の管
軸方向とする。
【0020】(ビード除去工程)この工程では、図5に
示すように、コア4を枝管2から引き抜き、主管1に回
転刃あるいは押切り刃などの切削工具5(図には回転刃
を示している)を挿入させて主管1の内面に形成された
ビードBを切除する。
示すように、コア4を枝管2から引き抜き、主管1に回
転刃あるいは押切り刃などの切削工具5(図には回転刃
を示している)を挿入させて主管1の内面に形成された
ビードBを切除する。
【0021】上述したように本実施例の分岐管継手の製
造方法では、加熱溶融工程ならびに融着工程において、
枝管2の山形部21の内面にコア4を当接させているの
で、枝管2の山形部21は、結晶性高分子材料の応力緩
和のために変形していても、正規の形状に補正される。
その結果、加熱溶融工程では、その山形部21の端面と
溝形アタッチメント32のV字溝321との突き合せ精
度が高まって均一な溶融状態が得られるし、また、融着
工程では、主管1の分岐孔11の端面と枝管2の山形部
21の端面との突き合せ精度が高まって均一な結合強度
が得られる。
造方法では、加熱溶融工程ならびに融着工程において、
枝管2の山形部21の内面にコア4を当接させているの
で、枝管2の山形部21は、結晶性高分子材料の応力緩
和のために変形していても、正規の形状に補正される。
その結果、加熱溶融工程では、その山形部21の端面と
溝形アタッチメント32のV字溝321との突き合せ精
度が高まって均一な溶融状態が得られるし、また、融着
工程では、主管1の分岐孔11の端面と枝管2の山形部
21の端面との突き合せ精度が高まって均一な結合強度
が得られる。
【0022】また、主管1の分岐孔11の端面と枝管2
の山形部21の端面とを突き合せると、その時の圧力に
より溶融樹脂が押し出されてビードが形成されるが、枝
管2の山形部21の内面全域にコア4を当接させている
ので、管の内面側に押し出された溶融樹脂は全て主管1
側に押しやられ(図4参照)、主管1の内面のみにビー
ドBが形成される。従って、次のビード除去工程では、
主管1の内面に形成されたビードBを除去すれば、図6
に示すように、管内面のビードBは全て除去されること
になる。
の山形部21の端面とを突き合せると、その時の圧力に
より溶融樹脂が押し出されてビードが形成されるが、枝
管2の山形部21の内面全域にコア4を当接させている
ので、管の内面側に押し出された溶融樹脂は全て主管1
側に押しやられ(図4参照)、主管1の内面のみにビー
ドBが形成される。従って、次のビード除去工程では、
主管1の内面に形成されたビードBを除去すれば、図6
に示すように、管内面のビードBは全て除去されること
になる。
【0023】また、本実施例の製造方法では、ブロー成
形や引き延ばし加工を行なわないようにしたので、主管
1あるいは枝管2の肉厚が部分的に薄くなることがない
し、また、溶接などの高等技術を必要とする作業を行な
わないようにしたので、熟練者でなくてもほぼ一定の結
合強度で枝管2を主管1に固定できるようになる。
形や引き延ばし加工を行なわないようにしたので、主管
1あるいは枝管2の肉厚が部分的に薄くなることがない
し、また、溶接などの高等技術を必要とする作業を行な
わないようにしたので、熟練者でなくてもほぼ一定の結
合強度で枝管2を主管1に固定できるようになる。
【0024】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、枝管が主管に対して直角に突設されている分岐管継
手の製造方法について説明したが、枝管が主管に対して
斜めに突設されている分岐管継手の製造方法にも適用で
きる。また、予め端部に受け口が形成されている主管あ
るいは枝管を使用したり、曲り管で形成された主管ある
いは枝管を使用したりして分岐管継手を製造してもよ
い。更に、コアの根元部分を折曲可能な弾性体で形成し
ておけば、コアを枝管に挿入させる時にその折り曲げ部
分が枝管の端部に当って位置決めされるようにできる
し、コアを引き抜く時には力が入れ易いので容易に引き
抜くことができるようになる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、枝管が主管に対して直角に突設されている分岐管継
手の製造方法について説明したが、枝管が主管に対して
斜めに突設されている分岐管継手の製造方法にも適用で
きる。また、予め端部に受け口が形成されている主管あ
るいは枝管を使用したり、曲り管で形成された主管ある
いは枝管を使用したりして分岐管継手を製造してもよ
い。更に、コアの根元部分を折曲可能な弾性体で形成し
ておけば、コアを枝管に挿入させる時にその折り曲げ部
分が枝管の端部に当って位置決めされるようにできる
し、コアを引き抜く時には力が入れ易いので容易に引き
抜くことができるようになる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分岐管継
手の製造方法にあっては、ビードの除去作業が非常に簡
単になるので、製造効率を向上させることができると共
に、管内面に生じる全ビードを切削工具で除去すること
ができるので、仕上り状態が均一になり、品質の安定化
を図ることができる。また、主管の分岐孔の端面と枝管
の山形部の端面との突き合せ精度が高くなるので、必要
な接合強度を確実に確保できるようになるという効果が
得られる。
手の製造方法にあっては、ビードの除去作業が非常に簡
単になるので、製造効率を向上させることができると共
に、管内面に生じる全ビードを切削工具で除去すること
ができるので、仕上り状態が均一になり、品質の安定化
を図ることができる。また、主管の分岐孔の端面と枝管
の山形部の端面との突き合せ精度が高くなるので、必要
な接合強度を確実に確保できるようになるという効果が
得られる。
【図1】実施例の分岐管継手の製造方法における主管加
工工程を示す側面図である。
工工程を示す側面図である。
【図2】実施例の分岐管継手の製造方法における枝管加
工工程を示す側面図である。
工工程を示す側面図である。
【図3】実施例の分岐管継手の製造方法における加熱溶
融工程を示す側面図である。
融工程を示す側面図である。
【図4】実施例の分岐管継手の製造方法における融着工
程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
【図5】実施例の分岐管継手の製造方法におけるビード
除去工程を示す断面図である。
除去工程を示す断面図である。
【図6】実施例の分岐管継手の製造方法で完成した分岐
管継手を示す断面図である。
管継手を示す断面図である。
1 主管 11 分岐孔 2 枝管 21 山形部 4 コア 5 切削工具 B ビード
Claims (1)
- 【請求項1】 主管の管壁を、主管の中心に達する深さ
まで直角なV字形に切除して分岐孔を形成する主管加工
工程と、前記主管と同径の枝管の端部を、枝管の外周の
ほぼ180度離れた2箇所に頂が設けられるように直角
な山形に切除して山形部を形成する枝管加工工程とを行
なった後、主管の分岐孔の端面と枝管の山形部の端面と
を加熱して溶融させる加熱溶融工程を行ない、この加熱
溶融工程後に、山形部の内面全域にコアを当接させた状
態で分岐孔の端面と山形部の端面とを所定の圧力をかけ
て融着させる融着工程を行ない、この融着工程後に、前
記コアを枝管から引き抜き、主管に挿入させた切削工具
によって主管の内面に形成されたビードを除去するビー
ド除去工程を行なうことを特徴とする分岐管継手の製造
方法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190731A JPH0634087A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 分岐管継手の製造方法 |
| CA002084965A CA2084965C (en) | 1991-12-10 | 1992-12-09 | Method for making a joint between a main pipe and a branch pipe and apparatus for use in the method |
| AT92121087T ATE167274T1 (de) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Verfahren zum erstellen einer verbindung zwischen einer hauptleitung und einem abzweigrohr |
| KR1019920023770A KR100207909B1 (ko) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | 분기관 이음매의 제조방법 |
| AU30010/92A AU668699B2 (en) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Method for making a joint between a main pipe and a branch pipe and apparatus for use in the method |
| DE69225872T DE69225872T2 (de) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Verfahren zum Erstellen einer Verbindung zwischen einer Hauptleitung und einem Abzweigrohr |
| US07/988,891 US5445309A (en) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Method for making a joint between a main pipe and a branch pipe and apparatus for use in the method |
| ES92121087T ES2117026T3 (es) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Metodo para hacer una junta entre una tuberia principal y un ramal de tuberia. |
| EP92121087A EP0546551B1 (en) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Method for making a joint between a main pipe and a branch pipe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190731A JPH0634087A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 分岐管継手の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634087A true JPH0634087A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16262852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4190731A Pending JPH0634087A (ja) | 1991-12-10 | 1992-07-17 | 分岐管継手の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634087A (ja) |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP4190731A patent/JPH0634087A/ja active Pending
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