JPH06341250A - 工事現場用フェンスの組付具 - Google Patents

工事現場用フェンスの組付具

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JPH06341250A
JPH06341250A JP393A JP393A JPH06341250A JP H06341250 A JPH06341250 A JP H06341250A JP 393 A JP393 A JP 393A JP 393 A JP393 A JP 393A JP H06341250 A JPH06341250 A JP H06341250A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外力に対して安定した立設状態を維持でき、
かつ、過酷な作業を強いられることなく、その作業能率
を良好にできる。 【構成】 両側の嵌合部Aにパイプからなるフェンス単
体10の縦桟12を嵌合させ、両嵌合部Aを連結する本
体部Bによって両者を連繋し、前記本体部Bに設けた取
付部Cによって、フェンスを立設するに必要な安定性を
得る控柱22Aを接続し、控柱22Aをフェンスの支え
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、工事現場で使
用するフェンスの取付具に関するもので、特に、複数枚
のフェンス単体を連繋して仮設する際に、各フェンス単
体間を連繋して固着する工事現場用フェンスの組付具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の工事現場用フェンスとしては、パ
イプ材で枠体を形成し、その枠体に板材、網材等を取付
けたフェンス単体が多用されている。
【0003】図10は従来の工事現場用フェンスの仮設
状態を示す説明図である。
【0004】図において、フェンス単体10は上横棧1
1、左右の縦棧12、下横棧13、中間棧14からな
り、上横棧11と中間棧14との間には、金属製の金網
15が張設されている。また、中間棧14と下横棧13
との間には、金属薄板材からなる板材16が張設されて
いる。
【0005】この種のフェンス単体10は、複数のパイ
プ(管)材で柵20を組立てておき、その柵20に取付
けられ、工事現場用フェンスとして使用されている。
【0006】即ち、所定の間隔でパイプ材からなる縦パ
イプ柱21を埋設し、その縦パイプ柱21の安定性を確
保し、倒れ難いように控パイプ柱22を埋設し、その間
を、パイプ材の止め金具として市販されている直交クラ
ンプ26で固着している。更に、控パイプ柱22の埋設
をより強固なものにするために、パイプ材からなる根止
杭23を地中に打込み、その根止杭23と控パイプ柱2
2との間も直交クランプ26で固着している。また、縦
パイプ柱21と根止杭23との間も根がらみ24を介し
て直交クランプ26で固着している。縦パイプ柱21に
は上下にパイプ材からなる上横パイプ25と下横パイプ
27を垂直クランプ26で固着している。このように形
成した柵20の上横パイプ25と下横パイプ27に対し
て、フェンス単体10を番線29で結束し、フェンス単
体10による工事現場用フェンスを仮設している。ま
た、フェンス単体10の左右の縦棧12の下端は、コン
クリート製ブロック28に挿着して位置決めしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の工事現
場用フェンスの仮設には、フェンス単体10自体が通常
の風、外力等に耐えられるように製造されていたにもか
わらず、複数のパイプ材で柵20を組立てる必要性があ
り、その仮設施工に手間を要していた。また、複数のパ
イプ材で柵20を組立てる必要性があり、非常に過酷な
作業を強いられていた。
【0008】そこで、本発明は、外力に対して安定した
立設状態を維持でき、かつ、過酷な作業を強いられるこ
となく、その作業能率を良好にできる工事現場用フェン
スの組付具の提供を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
工事現場用フェンスの組付具は、フェンス単体に嵌合自
在な嵌合部と、前記嵌合部を両側に設け、両嵌合部を連
結する本体部とを具備するものである。
【0010】請求項2の発明にかかる工事現場用フェン
スの組付具は、フェンス単体に嵌合自在な嵌合部と、前
記嵌合部を両側に設け、両嵌合部を連結する本体部と、
前記本体部に設けた取付部とを具備するものである。
【0011】請求項3の発明にかかる工事現場用フェン
スの組付具は、フェンス単体に嵌合自在な嵌合部と、前
記嵌合部を両側に設け、両嵌合部を連結する本体部と、
前記本体部に設けた取付部と、前記取付部に設けた控柱
とを具備するものである。
【0012】請求項4の発明にかかる請求項1乃至請求
項3のいずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付
具は、フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた嵌合部
は、フェンス単体の横桟に嵌合自在で、その一部で横桟
を挾持するものである。
【0013】請求項5の発明にかかる請求項1乃至請求
項3のいずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付
具は、フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた嵌合部
は、両嵌合部を連結する本体部を中心に180度開いた
両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設けたものであ
る。
【0014】請求項6の発明にかかる請求項1乃至請求
項4のいずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付
具は、フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた嵌合部
は、両嵌合部を連結する本体部を中心に90度開いた両
側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設けたものである。
【0015】請求項7の発明にかかる工事現場用フェン
スの組付具は、フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた
嵌合部と、前記両側に設けた嵌合部を連結する本体部
と、前記本体部に設けた取付部とを具備する工事現場用
フェンスの組付具において、前記嵌合部とその嵌合部を
連結する前記本体部は2部材で形成し、その一方に取付
部を設け、他方に取付部を挿入する貫通孔を設け、前記
貫通孔を挿通した取付部を引出すことにより、フェンス
単体に嵌合部を取付けるものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、両側の嵌合部にフ
ェンス単体に嵌合させ、両嵌合部を連結する本体部によ
って両者を連繋する。
【0017】請求項2の発明においては、両側の嵌合部
にフェンス単体に嵌合させ、両嵌合部を連結する本体部
によって両者を連繋し、前記本体部に設けた取付部によ
って、フェンスを立設するに必要な安定性を得る控柱を
接続したり、他の部材との間の接続を行なうことができ
る。
【0018】請求項3の発明においては、両側の嵌合部
にフェンス単体に嵌合させ、両嵌合部を連結する本体部
によって両者を連繋し、前記本体部に設けた取付部によ
ってフェンスを立設するに必要な安定性を得る控柱を接
続し、控柱をフェンスの支えとするものである。
【0019】請求項4の発明にかかる請求項1乃至請求
項3のいずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付
具は、嵌合部はフェンス単体の縦桟に嵌合させ、挾持部
でフェンス単体の横桟を挾持するものであるから、フェ
ンスを一直線状に立設させる場合に好適であり、安定し
た取付状態が維持できる。
【0020】請求項5の発明にかかる請求項1乃至請求
項3のいずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付
具は、両嵌合部を連結する本体部を中心に180度開い
た両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設けたものであ
るから、フェンスを一直線状に立設させるのに好適とな
る。
【0021】請求項6の発明にかかる請求項1乃至請求
項4のいずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付
具は、両嵌合部を連結する本体部を中心に90度開いた
両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設けたものである
から、フェンス相互を直角に立設させるのに好適とな
る。
【0022】請求項7の発明にかかる工事現場用フェン
スの組付具は、フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた
嵌合部と、その嵌合部を連結する前記本体部は2部材で
形成し、その一方に取付部を設け、他方に取付部を挿入
する貫通孔を設けて、前記貫通孔に取付部を挿通し、そ
の取付部を引出すことにより、フェンス単体に嵌合部を
取付ける。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて詳述す
る。
【0024】図1は本発明の第一実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)
は図2の切断線X−Xによる断面図で、また、図2
(a)は正面図、(b)は側面図である。図3は本発明
の第一実施例の工事現場用フェンスの組付具の斜視図を
示すものである。図中、従来例と同一符号及び記号は従
来例の構成部分と同一または相当する構成部分を示すも
のであるから、ここでは重複する説明を省略する。
【0025】本実施例の工事現場用フェンスの組付具1
00は、市販のフェンス単体10は、左右の縦桟12の
パイプ材は太く、上横棧11及び下横棧13及び中間棧
14のパイプ材は細く形成されており、それに適合させ
たものである。
【0026】図1乃至図3において、嵌合部Aは、フェ
ンス単体10のパイプ材からなる左右の縦桟12に垂直
上部から挿着可能なように、嵌合孔51は左右の縦桟1
2に若干の隙間を有して嵌合できるように形成されてい
る。特に、本実施例においては、嵌合した後、縦桟12
に密着できるように、嵌合孔51がテーパーとなってい
る。この嵌合部Aは、両側に形成されていて、その両嵌
合孔51の外側には切欠溝52が形成されている。切欠
溝52はフェンス単体10のパイプ材からなる上横棧1
1に、縦桟12と同時に挿着可能なように、切欠溝52
は上横棧11に嵌合できるように形成されている。切欠
溝52は左右の縦桟12が離脱しない程度の開口幅とな
っている。嵌合部Aは両側に形成し、それらを本体部B
によって連続して一体化している。この嵌合部Aと本体
部Bは、本実施例においては、取立てて境界線を有する
ものではない。特に、嵌合部Aと本体部Bは、本実施例
のように、嵌合部Aと本体部Bとが明確に分離できない
場合も存在し、或いは、嵌合部Aと本体部Bとが明確に
分離できるように所定の幅で接続された態様も存在す
る。
【0027】本実施例の本体部Bは、両嵌合部Aの隔壁
53を有しており、更に、本体部Bから突出した取付部
Cが一体に形成されている。取付部Cには取付孔54が
設けられていて、支えとして使用する控柱22の端部を
ボルト、或いは他の取付手段等で接続可能になってい
る。この種の取付部Cは、必ずしも必要とするものでは
なく、フェンス単体10の左右の縦桟12の最上部に垂
直上部から挿着して、フェンス単体10相互間の位置合
せを行ない、その中段で控柱22で支持するものにおい
ては具備することを要しない。しかし、このフェンス単
体10の左右の縦桟12の最上部の挿着位置において
も、取付部Cを有していても何等支障があるものではな
い。本発明を実施する場合、両嵌合部Aと本体部Bは上
面で接続されているから、隔壁53を省略することもで
きる。
【0028】なお、両嵌合部Aの上面に貫通させた貫通
孔55は、嵌合孔51に縦桟12が密着され、錆付き等
で結合されてしまった場合の結合状態を解除する場合に
使用される。
【0029】図4は本発明の第二実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)
は図5の切断線Y−Yによる断面図で、また、図5
(a)は正面図、(b)は側面図である。図6は本発明
の第二実施例の工事現場用フェンスの組付具の斜視図を
示すものである。図中、従来例及び第一実施例と同一符
号及び記号は従来例及び第一実施例の構成部分と同一ま
たは相当する構成部分を示すものであるから、ここでは
重複する説明を省略する。
【0030】図4乃至図6において、嵌合部Aは、フェ
ンス単体10のパイプ材からなる左右の縦桟12に垂直
上部から挿着可能なように、嵌合孔51は左右の縦桟1
2に若干の隙間を有して嵌合できるように形成されてい
る。この嵌合部Aは両側に形成されていて、更に、その
両嵌合孔51の外側には互いに外方に対向して突出した
延出部61を有していて、所定の長さを持った挾持部D
が形成されている。挾持部Dはフェンス単体10のパイ
プ材からなる上横棧11に、縦桟12と同時に挿着され
たとき、上横棧11を弾接挾持できる程度に、挾持部D
は上横棧11に密接または若干の隙間を有して嵌合でき
るように形成されている。当然ながら、挾持部Dは左右
の縦桟12が離脱しない程度の開口となっている。両側
の嵌合部Aは、それらを本体部Bによって連続して一体
化している。特に、挾持部Dの長さ、即ち、両嵌合孔5
1の外側に突出した延出部61は、土木、建築分野にお
けるフェンス単体10の繰返しの使用状態で、上横棧1
1の直線性を維持することが困難なことに起因し、上横
棧11の彎曲によって弾接する程度の長さに形成されて
いる。
【0031】本実施例の本体部Bにおいても、両嵌合部
Aには隔壁53を有しており、更に、本体部Bから突出
した取付部Cが一体に形成されている。取付部Cには取
付孔54が設けられていて、支えとして使用する控柱2
2の端部をボルト等で接続可能になっている。
【0032】次に、この種の工事現場用フェンスの組付
具100を使用して工事現場用フェンスを組付ける場合
について説明する。
【0033】図7は本発明の第二実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具の使用状態を示す工事現場用フェンスの
斜視図を示すものである。
【0034】まず、フェンス単体10の左右の縦棧12
の下端を立設する鋳物製ブロック70を、所望の工事現
場用フェンスの仮設希望位置に配置する。この鋳物製ブ
ロック70は、搬送及び取扱上使用しているが、コンク
リート製ブロックを使用することもできる。
【0035】前記鋳物製ブロック70の嵌合孔に対して
フェンス単体10の左右の縦棧12の下端を挿入し、こ
のとき、第二実施例の工事現場用フェンスの組付具10
0の取付部Cに対して控柱22Aを軸支しておき、その
控柱22Aを軸支した組付具100をフェンス単体10
の左右の縦桟12に垂直上部から挿着する。同時に、両
嵌合孔51の外側に突出した延出部61からなる挾持部
Dは、フェンス単体10のパイプ材からなる上横棧11
を弾接挾持する。これによって、フェンス単体10は鋳
物製ブロック70に支持され、フェンス単体10の左右
の縦棧12は、工事現場用フェンスの組付具100によ
って互いに連結されているから、複数のフェンス単体1
0を鋳物製ブロック70に立設させることができる。
【0036】ここで、所定長の根がらみ24Aの一方の
端部を鋳物製ブロック70に係合させ、前記根がらみ2
4Aのリング状に形成した他端の移動を拘束するよう
に、リング状に形成した他端にパイプ材からなる根止杭
23Aを地中に打込む。そして、根止杭23Aにクラン
プ71を取付け、控柱22Aに設けてあった嵌合孔22
aとクランプ71との係止部71aとを係合させ、これ
によって、フェンス単体10を鋳物製ブロック70に対
して垂直に立設する。
【0037】当然ながら、フェンス単体10の背丈が低
い場合には、控柱22Aを必要としないし、また、特
に、フェンス単体10の背丈が低い場合には、控柱22
Aの一端を鋳物製ブロック70に固定することもでき
る。
【0038】このように、フェンス単体10は組付具1
00によって互いに連結されているから、外力に対して
安定した立設状態を維持でき、かつ、従来のように、複
数のパイプ材で柵20を組立てておき、その柵20に番
線でフェンス単体10を取付けるものでないから、重い
複数のパイプ材を運んだり、組立てたりする作業がなく
なり、過酷な作業を強いられることなく、工事現場用フ
ェンスの仮設が可能となる。また、番線を用いて結束す
るものでないから、仮設施工経験が乏しい作業者でも容
易に仮設作業ができる。
【0039】なお、本発明の実施例では、控柱22Aの
本数が1本の事例を示しているが、これは環境条件に応
じて任意の本数使用されることになる。特に、図7の実
施例のように、第一実施例及び第二実施例では、フェン
ス単体10の最上部に組付具100を取付けるものであ
るから、控柱22Aを設けた場合には、安定性が良くな
る。
【0040】ところで、第一実施例及び第二実施例で
は、フェンス単体10の最上部に組付具100を取付け
るものについて説明したが、本発明の主旨を尊重する場
合には、次のようにすることもできる。
【0041】図8は本発明の第三実施例の工事現場用フ
ェンスの組付具の垂直方向に切断した要部断面図、図9
は本発明の第三実施例の工事現場用フェンスの組付具の
水平方向に切断した要部平面図である。図中、従来例及
び前記各実施例と同一符号及び記号は従来例及び前記各
実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示す
ものであるから、ここでは重複する説明を省略する。
【0042】本実施例の工事現場用フェンスの組付具
は、市販のフェンス単体10の左右の縦桟12のパイプ
材のみを使用するものである。
【0043】本実施例のフェンス単体10に嵌合自在に
両側に設けた嵌合部Aと、前記両側に設けた嵌合部Aを
連結する本体部Bと、前記本体部Bに設けた取付部Cと
を具備する工事現場用フェンスの組付具100におい
て、嵌合部A及び本体部Bは、背面嵌合部材aと表面嵌
合部材bとそれらの背面嵌合部材aと表面嵌合部材bを
連結する2部材とし、その一方の背面嵌合部材aに取付
部Cを設け、他方の表面嵌合部材bに取付部Cを挿入す
る貫通孔Eを設け、前記貫通孔Eを挿通した取付部Cを
引出すことにより、フェンス単体10の縦桟12に背面
嵌合部材aと表面嵌合部材bからなる嵌合部Aを取付け
るものである。
【0044】ここで、背面嵌合部材aと表面嵌合部材b
との両端部の開口52Aは、取付部Cの取付孔54(図
示せず)にワッシャを介した鋲止め82によって軸支し
た操作杆Fの表面嵌合部材b側に形成されたカム部81
と表面嵌合部材bとの接合によって決定される。例え
ば、図8の仮想線に示すように、操作杆Fが表面嵌合部
材bの面に対して垂直状態となったとき、鋲止め82か
らカム部81の端部までの距離が最短となり、背面嵌合
部材aと表面嵌合部材bとの開口52Aは最大に開口す
る。また、図8の実線に示すように、操作杆Fが表面嵌
合部材bの面に対して60〜45度以内の角度状態とな
ったとき、鋲止め82からカム部81の端部までの距離
が最長となり、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの開
口52Aは最小の開口状態となる。
【0045】したがって、図8の仮想線に示す操作杆F
の位置で、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの両端部
の開口52Aに一方または両側のフェンス単体10の縦
桟12を嵌め込み、図8の実線に示す操作杆Fのよう
に、表面嵌合部材bの面に対して60〜45度以内の角
度状態とし、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの開口
52Aを最小状態とし、一方または両側のフェンス単体
10の縦桟12を背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとで
挾持する。特に、本実施例では、背面嵌合部材aと表面
嵌合部材bとの内面に凹凸を設けて縦桟12に対する単
位面積当りの押圧力を大きくし、縦桟12の表面を滑る
ことがないようにしている。
【0046】なお、この操作杆Fは、本実施例において
は控柱22Aに接続されて使用されるが、直接、控柱2
2Aとして使用してもよい。
【0047】このように構成された本実施例の工事現場
用フェンスの組付具は、次のように使用することができ
る。
【0048】まず、図8の仮想線に示す操作杆Fの位置
とし、背面嵌合部材aと表面嵌合部材bとの両端部の開
口52Aにフェンス単体10の縦桟12の中間部に嵌め
込み、そして、所定の取付け位置に位置決めを行なう。
そこで、図8の実線に示す操作杆Fのように、表面嵌合
部材bの面に対して60〜45度以内の角度状態になる
まで回動させ、表面嵌合部材bを押圧して背面嵌合部材
aと表面嵌合部材bとの開口52Aを最小状態とし、フ
ェンス単体10の縦桟12を背面嵌合部材aと表面嵌合
部材bとで挾持する。ここで、控柱22Aを操作杆Fに
挿入固着して容易に分離不可能とし、以下、図7の第二
実施例と同様の組み立てを行なう。
【0049】このとき、操作杆Fが表面嵌合部材bの面
に対して60〜45度以内の角度状態になると、表面嵌
合部材bを押圧して背面嵌合部材aと表面嵌合部材bと
の開口52Aを最小状態となり、その操作杆Fの重心位
置が支点から下部の位置にあるので、控柱22Aの取付
け操作の際及び取付位置によって、縦桟12の挾持力が
解除されることがない。
【0050】この実施例によれば、フェンス単体10の
縦桟12の中間部の何れにも接続可能であるから、第一
実施例或いは第二実施例の工事現場用フェンスの組付具
100と同時に使用することもできる。或いは、本実施
例の工事現場用フェンスの組付具100に上面を形成
し、第一実施例或いは第二実施例のように、フェンス単
体10の縦桟12の最上部用とすることもできる。
【0051】なお、本実施例の操作杆Fは、控柱22A
に接続することを前提とするものであるが、本発明を実
施する場合には、手動操作のみを前提とするつまみ或い
はグリップとすることもできる。勿論、両者共用とする
こともできる。
【0052】このように、第一実施例及び第二実施例の
工事現場用フェンスの組付具は、パイプ材からなるフェ
ンス単体10に嵌合自在に両側に設けた嵌合部Aと、そ
の両側に設けた嵌合部Aを連結する本体部Bとを具備
し、これを請求項1の発明とすることができる。
【0053】したがって、パイプ材で枠体を構成したフ
ェンス単体10に、嵌合部Aを嵌合するだけで、フェン
ス単体10相互間が接続でき、煩しい柵20の仮設及び
番線29による結束作業から解放され、工事現場用フェ
ンスの仮設が極めて容易になる。また、外力に対して安
定した立設状態を維持できる。更に、柵20を仮設する
骨組となるパイプ材の移動から解放されるので、過酷な
作業を強いられることなく、その作業能率を良好にでき
る。
【0054】また、第一実施例及び第二実施例の工事現
場用フェンスの組付具は、パイプ材からなるフェンス単
体10に嵌合自在に両側に設けた嵌合部Aと、その両側
に設けた嵌合部Aを連結する本体部Bと、前記本体部B
に設けた取付部Cとを具備するものであり、これを請求
項2の発明とすることができる。
【0055】したがって、これは請求項1の構成の本体
部Bに取付部Cを設けたものであるから、請求項1の効
果に加えて、更に、控柱22A等を接続したり、他の部
材に接続可能であるから、パイプ材からなるフェンス単
体10を連結したフェンスが外力に対して安定した立設
状態を維持できることになる。
【0056】そして、第一実施例及び第二実施例の工事
現場用フェンスの組付具は、パイプ材からなるフェンス
単体10に嵌合自在に両側に設けた嵌合部Aと、その両
側に設けた嵌合部Aを連結する本体部Bと、前記本体部
Bに設けた取付部Cと、前記取付部Cに設けた控柱22
Aとを具備するものであり、これを請求項3の発明とす
ることができる。
【0057】したがって、請求項3の発明の工事現場用
フェンスの組付具は、請求項2の構成の取付部Cに控柱
22Aを設けたものであるから、請求項2の効果に加え
て、更に、控柱22Aを具備することにより、パイプ材
からなるフェンス単体10を連結したフェンスが外力に
対して安定した立設状態を維持できることとなる。
【0058】更に、第一実施例及び第二実施例の工事現
場用フェンスの組付具は、その嵌合部Aを、パイプ材か
らなるフェンス単体10の縦桟12に嵌合自在で、その
一部にフェンス単体10の上横棧11に延設し、その上
横棧11を挾持する挾持部Dを設けたものであるから、
フェンス単体10相互間の連結が部分的に行なわれるこ
となく、所定の幅をもって行なわれるから、フェンス単
体10相互間に大きな偶力が加わっても、それに耐える
ことができる。これを請求項4の発明とすることができ
る。
【0059】更にまた、第一実施例及び第二実施例の工
事現場用フェンスの組付具は、その嵌合部Aを、両嵌合
部Aを連結する本体部Bを中心に180度開いた両側の
嵌合部Aの外側の位置に切欠溝52を設けたものである
から、フェンス単体10を仮設する場合の直線性を良く
することができる。これを請求項5の発明とすることが
できる。しかし、両嵌合部Aを連結する本体部Bを中心
に90度開いた両側の嵌合部Aの外側の位置に切欠溝5
2を設け、パイプ材からなるフェンス単体10を直角に
交差させる場合のコーナの取付けに使用することもでき
る。これを請求項6の発明とすることができる。
【0060】加えて、第三実施例の工事現場用フェンス
の組付具は、フェンス単体10に嵌合自在に両側に設け
た嵌合部Aと、前記両側に設けた嵌合部Aを連結する本
体部Bと、前記本体部Bを設けた取付部Cとを具備し、
しかも、前記嵌合部Aとその嵌合部Aを連結する本体部
Bは2部材で形成し、その一方に取付部Cを設け、他方
に取付部Cを挿入する貫通孔Eを設け、前記貫通孔Eを
挿通した取付部Cを操作杆で引出すことにより、フェン
ス単体10に嵌合部Aを取付けるものである。これを請
求項7の発明とすることができる。
【0061】したがって、フェンス単体10の最上部で
なくとも、その中間部に配設でき、立設したフェンス単
体10の高さに拘束されることなく、フェンス単体10
相互間が接続可能となり、煩しい柵20の仮設及び番線
29による結束作業から解放され、工事現場用フェンス
の仮設が極めて容易になる。また、外力に対して安定し
た立設状態を維持できる。更に、柵20を仮設するパイ
プ材の移動から解放されるので、過酷な作業を強いられ
ることなく、その作業能率を良好にできる。
【0062】なお、本実施例の工事現場用フェンスとし
ては、パイプ材でフェンス単体を形成し、そのフェンス
単体に板材、網材等を取付けたものの事例で説明した
が、本発明を実施する場合には、フェンス単体に板材、
網材の何れか1つ以上を取付けたものであればよく、ま
た、金属、木材、合成樹脂、布の何れの材料から構成さ
れていてもよい。フェンス単体についてもパイプ材に限
定されるものでなく、T鋼等の鋼材も使用できる。しか
し、フェンス単体10の枠をパイプ材で形成した場合に
は、軽量、堅固で廉価とすることができる。
【0063】また、本発明を実施する場合の工事現場用
フェンスの組付具100は、アルミニウムの鋳込みで製
造したものであるが、本発明を実施する場合には、鉄ま
たは鋳物、インサート入り合成樹脂または合成ゴムとす
ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の工事現
場用フェンスの組付具は、フェンス単体に嵌合自在に両
側に設けた嵌合部と、その両側に設けた嵌合部を連結す
る本体部とを具備するものにおいては、フェンス単体の
縦桟に嵌合部を嵌合するだけで、フェンス単体相互間が
接続可能となり、煩しい柵の仮設及び番線による結束作
業から解放され、工事現場用フェンスの仮設が極めて容
易になる。また、外力に対して安定した立設状態を維持
できる。更に、柵を仮設するパイプ材の移動から解放さ
れるので、過酷な作業を強いられることなく、その作業
能率を良好にできる。
【0065】請求項2の発明の工事現場用フェンスの組
付具は、請求項1の構成の本体部に取付部を設けたもの
であるから、請求項1の効果に加えて、更に、控柱等を
接続したり、他の部材に接続可能であるから、フェンス
単体を連結してなるフェンスが外力に対して安定した立
設状態を維持できる。
【0066】請求項3の発明の工事現場用フェンスの組
付具は、請求項2の構成の取付部に控柱部を設けたもの
であるから、請求項2の効果に加えて、更に、控柱を具
備することにより、フェンス単体を連結してなるフェン
スが外力に対して安定した立設状態を維持できる。
【0067】請求項4の発明の工事現場用フェンスの組
付具は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の
嵌合部を、フェンス単体の縦桟に嵌合自在で、その一部
をフェンス単体の横棧に沿って延設し、横棧を挾持する
挾持部を設けたものであるから、フェンス単体相互間の
連結が部分的に行なわれず、所定の幅をもって行なわれ
るから、フェンス単体相互間に大きな偶力が加わって
も、それに耐えることができる。
【0068】請求項5の発明の工事現場用フェンスの組
付具は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の
嵌合部は、両嵌合部を連結する本体部を中心に180度
開いた両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設けたもの
であるから、フェンス単体を仮設する場合の直線性を良
くすることができる。
【0069】請求項6の発明の工事現場用フェンスの組
付具は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の
嵌合部は、両嵌合部を連結する本体部を中心に90度開
いた両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝を設けたもので
あるから、フェンス単体を直角に交差させる場合のコー
ナの取付性を良くすることができる。
【0070】請求項7の発明の工事現場用フェンスの組
付具は、フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた嵌合部
と、前記両側に設けた嵌合部を連結する本体部と、前記
本体部に設けた取付部とを具備し、しかも、前記嵌合部
とその嵌合部を連結する前記本体部は2部材で形成し、
その一方に取付部を設け、他方に取付部を挿入する貫通
孔を設け、前記貫通孔を挿通した取付部を操作杆で引出
すことにより、フェンス単体に嵌合部を取付けるもので
あるから、フェンス単体の最上部でなくとも、その中間
部に配設でき、立設したフェンス単体の高さに拘束され
ることなく、フェンス単体相互間が接続可能となり、煩
しい柵の仮設及び番線による結束作業から解放され、工
事現場用フェンスの仮設が極めて容易になる。また、外
力に対して安定した立設状態を維持できる。更に、柵を
仮設するパイプ材の移動から解放されるので、過酷な作
業を強いられることなく、その作業能率を良好にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例の工事現場用フェン
スの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)は図
1の切断線X−Xによる断面図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例の工事現場用フェン
スの組付具を示すもので、(a)は正面図、(b)は側
面図である。
【図3】図3は本発明の第一実施例の工事現場用フェン
スの組付具の斜視図を示すものである。
【図4】図4は本発明の第二実施例の工事現場用フェン
スの組付具を示すもので、(a)は平面図、(b)は図
5の切断線Y−Yによる断面図である。
【図5】図5は本発明の第二実施例の工事現場用フェン
スの組付具を示すもので、(a)は正面図、(b)は側
面図である。
【図6】図6は本発明の第二実施例の工事現場用フェン
スの組付具の斜視図を示すものである。
【図7】図7は本発明の第二実施例の工事現場用フェン
スの組付具の使用状態を示す工事現場用フェンスの斜視
図を示すものである。
【図8】図8は本発明の第三実施例の工事現場用フェン
スの組付具の垂直方向に切断した要部断面図である。
【図9】図9は本発明の第三実施例の工事現場用フェン
スの組付具の水平方向に切断した要部平面図である。
【図10】図10は従来の工事現場用フェンスの組付具
の使用状態を示す工事現場用フェンスの斜視図を示すも
のである。
【符号の説明】
A 嵌合部 B 本体部 C 取付部 D 挾持部 E 貫通孔 F 操作杆 a 背面嵌合部材 b 表面嵌合部材 10 フェンス単体 11 上横棧 12 縦桟 52 切欠溝 22A 控柱 52A 開口 100 工事現場用フェンスの組付具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンス単体を構成する縦桟に嵌合自在
    に両側に設けた嵌合部と、 前記両側に設けた嵌合部を連結する本体部とを具備する
    工事現場用フェンスの組付具。
  2. 【請求項2】 フェンス単体を構成する縦桟に嵌合自在
    に両側に設けた嵌合部と、 前記両側に設けた嵌合部を連結する本体部と、 前記本体部に設けた取付部とを具備する工事現場用フェ
    ンスの組付具。
  3. 【請求項3】 フェンス単体を構成する縦桟に嵌合自在
    に両側に設けた嵌合部と、 前記両側に設けた嵌合部を連結する本体部と、 前記本体部に設けた取付部と、 前記取付部に設けた支柱部とを具備する工事現場用フェ
    ンスの組付具。
  4. 【請求項4】 フェンス単体を構成する縦桟に嵌合自在
    に両側に設けた嵌合部は、フェンス単体を構成する縦桟
    に嵌合自在で、フェンス単体を構成する横桟に延設し、
    前記横桟を挾持する挾持部を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の工事現場用
    フェンスの組付具。
  5. 【請求項5】 フェンス単体を構成する縦桟に嵌合自在
    に両側に設けた嵌合部は、両嵌合部を連結する本体部を
    中心に180度開いた両側の嵌合部の外側の位置に切欠
    溝を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれか1つに記載の工事現場用フェンスの組付具。
  6. 【請求項6】 フェンス単体を構成する縦桟に嵌合自在
    に両側に設けた嵌合部は、両嵌合部を連結する本体部を
    中心に90度開いた両側の嵌合部の外側の位置に切欠溝
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れか1つに記載の工事現場用フェンスの組付具。
  7. 【請求項7】 フェンス単体に嵌合自在に両側に設けた
    嵌合部と、前記両側に設けた嵌合部を連結する本体部
    と、前記本体部に設けた取付部とを具備する工事現場用
    フェンスの組付具において、 前記嵌合部とその嵌合部を連結する前記本体部は2部材
    で形成し、その一方に取付部を設け、他方に取付部を挿
    入する貫通孔を設け、前記貫通孔を挿通した取付部を操
    作杆で引出すことにより、フェンス単体に嵌合部を取付
    けることを特徴とする工事現場用フェンスの組付具。
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JP2019060077A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 株式会社けんせつパーク 仮設フェンスの基台
JP2021008724A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 東日本旅客鉄道株式会社 仮設防護壁

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