JPH06341424A - バーチカルクランク軸エンジン - Google Patents
バーチカルクランク軸エンジンInfo
- Publication number
- JPH06341424A JPH06341424A JP12963693A JP12963693A JPH06341424A JP H06341424 A JPH06341424 A JP H06341424A JP 12963693 A JP12963693 A JP 12963693A JP 12963693 A JP12963693 A JP 12963693A JP H06341424 A JPH06341424 A JP H06341424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- engine
- valve
- supported
- balancer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/007—Other engines having vertical crankshafts
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バーチカルクランク軸エンジンのクランク軸
の組付性を確保しながら該クランク軸を両持ち支持可能
にし、振動軽減及び搭載性の向上を図る。 【構成】 一対のジャーナル部82 ,85 によって両持
ち支持されたクランク軸8は、シリンダブロック4に対
する組付性を確保すべくピン部84 の下側にのみバラン
サーウエブ部83 を備える。エンジンEの搭載性を確保
すべくクランク軸8の出力部81 の反対側に設けられた
フライホイール22は、その外周の一部に前記バランサ
ーウエブ部83 と協働するバランスウエイト223 を備
えており、これらバランサーウエブ部83 及びバランス
ウエイト223 によってエンジンEの振動が効果的に軽
減される。
の組付性を確保しながら該クランク軸を両持ち支持可能
にし、振動軽減及び搭載性の向上を図る。 【構成】 一対のジャーナル部82 ,85 によって両持
ち支持されたクランク軸8は、シリンダブロック4に対
する組付性を確保すべくピン部84 の下側にのみバラン
サーウエブ部83 を備える。エンジンEの搭載性を確保
すべくクランク軸8の出力部81 の反対側に設けられた
フライホイール22は、その外周の一部に前記バランサ
ーウエブ部83 と協働するバランスウエイト223 を備
えており、これらバランサーウエブ部83 及びバランス
ウエイト223 によってエンジンEの振動が効果的に軽
減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダヘッドを一体
に有するシリンダブロック内に、出力部とジャーナル部
とピン部とバランサーウエブ部とを有するクランク軸
を、前記出力部が下向きとなるように上下方向に配設し
てなるバーチカルクランク軸エンジンに関する。
に有するシリンダブロック内に、出力部とジャーナル部
とピン部とバランサーウエブ部とを有するクランク軸
を、前記出力部が下向きとなるように上下方向に配設し
てなるバーチカルクランク軸エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、芝刈機等に用いられるバーチカ
ルクランク軸エンジンには、部品点数を削減するために
シリンダヘッドを一体に有するシリンダブロックが多く
採用されており、このシリンダヘッド一体型のシリンダ
ブロックに出力部を下向きにした状態でクランク軸が片
持ち支持される(例えば、特公昭64−2780号公報
参照)。
ルクランク軸エンジンには、部品点数を削減するために
シリンダヘッドを一体に有するシリンダブロックが多く
採用されており、このシリンダヘッド一体型のシリンダ
ブロックに出力部を下向きにした状態でクランク軸が片
持ち支持される(例えば、特公昭64−2780号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバーチカルクランク軸エンジンは、クランク軸を片
持ち支持するためにシリンダブロックの軸受部の形状が
複雑化するだけでなく、軸受部の強度を確保するために
シリンダブロックの重量が増加する問題がある。また、
片持ち式のクランク軸を採用したことにより、クランク
軸のバランサーウエブ部がピン部の片側だけになって振
動吸収効果を充分に発揮させることが困難であるばかり
か、フライホイールをクランク軸の出力部側に設ける必
要があるためにエンジンの搭載性が低下する問題があ
る。
来のバーチカルクランク軸エンジンは、クランク軸を片
持ち支持するためにシリンダブロックの軸受部の形状が
複雑化するだけでなく、軸受部の強度を確保するために
シリンダブロックの重量が増加する問題がある。また、
片持ち式のクランク軸を採用したことにより、クランク
軸のバランサーウエブ部がピン部の片側だけになって振
動吸収効果を充分に発揮させることが困難であるばかり
か、フライホイールをクランク軸の出力部側に設ける必
要があるためにエンジンの搭載性が低下する問題があ
る。
【0004】上記不具合を解消するために、ピン部を挟
んで一対のバランサーウエブ部と一対のジャーナル部と
を有する両持ち式のクランク軸を採用することが考えら
れるが、かかる両持ち式のクランク軸を採用すると、そ
のバランサーウエブ部が邪魔になってシリンダブロック
に対するクランク軸の組付性が大幅に低下してしまう問
題が発生する。
んで一対のバランサーウエブ部と一対のジャーナル部と
を有する両持ち式のクランク軸を採用することが考えら
れるが、かかる両持ち式のクランク軸を採用すると、そ
のバランサーウエブ部が邪魔になってシリンダブロック
に対するクランク軸の組付性が大幅に低下してしまう問
題が発生する。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、シリンダヘッド一体型のシリンダブロックに両持ち
式のクランク軸を採用することを可能とし、前述した種
々の不具合を解消することを目的とする。
で、シリンダヘッド一体型のシリンダブロックに両持ち
式のクランク軸を採用することを可能とし、前述した種
々の不具合を解消することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、シリンダヘッドを一体に有するシリンダ
ブロック内に、出力部とジャーナル部とピン部とバラン
サーウエブ部とを有するクランク軸を、前記出力部が下
向きとなるように上下方向に配設してなるバーチカルク
ランク軸エンジンにおいて、クランク軸を一対のジャー
ナル部によってシリンダブロックに両持ち支持し、バラ
ンサーウエブ部をピン部の下側にのみ設けるとともに、
前記バランサーウエブ部と協働するバランスウエイトを
クランク軸の上部に支持したフライホイールに設けたこ
とを特徴とする。
に、本発明は、シリンダヘッドを一体に有するシリンダ
ブロック内に、出力部とジャーナル部とピン部とバラン
サーウエブ部とを有するクランク軸を、前記出力部が下
向きとなるように上下方向に配設してなるバーチカルク
ランク軸エンジンにおいて、クランク軸を一対のジャー
ナル部によってシリンダブロックに両持ち支持し、バラ
ンサーウエブ部をピン部の下側にのみ設けるとともに、
前記バランサーウエブ部と協働するバランスウエイトを
クランク軸の上部に支持したフライホイールに設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0008】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はエンジンの縦断面図(図2の1−1線断面
図)、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3方
向矢視図、図4は図1の4−4線拡大断面図、図5は図
1の5−5線拡大断面図、図6は図5の6−6線図、図
7は図1の7−7線拡大断面図、図8は図7の8−8線
断面図である。
で、図1はエンジンの縦断面図(図2の1−1線断面
図)、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3方
向矢視図、図4は図1の4−4線拡大断面図、図5は図
1の5−5線拡大断面図、図6は図5の6−6線図、図
7は図1の7−7線拡大断面図、図8は図7の8−8線
断面図である。
【0009】先ず、図1〜図3に基づいて単気筒4サイ
クルエンジンEの全体構造を説明する。
クルエンジンEの全体構造を説明する。
【0010】エンジンEはクランクケース1、シリンダ
2及びシリンダヘッド3を一体に形成してなるシリンダ
ブロック4を備えており、シリンダブロック4の下面に
はオイルパン5が結合され、またシリンダブロック4の
クランクケース1側の側面及びシリンダヘッド3側の側
面には各々第1リコイルスタータケーシング6及びヘッ
ドカバー7が結合される。
2及びシリンダヘッド3を一体に形成してなるシリンダ
ブロック4を備えており、シリンダブロック4の下面に
はオイルパン5が結合され、またシリンダブロック4の
クランクケース1側の側面及びシリンダヘッド3側の側
面には各々第1リコイルスタータケーシング6及びヘッ
ドカバー7が結合される。
【0011】シリンダブロック4に上下方向に支持され
るクランク軸8は、その下端側から上端側に向けて、出
力部81 、第1ジャーナル部82 、バランサーウエブ部
83、ピン部84 、第2ジャーナル部85 及びフライホ
イール取付部86 を備えており、第1ジャーナル部82
がオイルパン5の中央に立設した軸受部51 に支持され
るとともに、第2ジャーナル部85 がクランクケース1
の上壁に設けた軸受部11 に支持される。シリンダ2の
内周に埋設されたシリンダスリーブ9に摺動自在に嵌合
するピストン10は、クランク軸8のピン部84 にコネ
クティングロッド11を介して接続される。
るクランク軸8は、その下端側から上端側に向けて、出
力部81 、第1ジャーナル部82 、バランサーウエブ部
83、ピン部84 、第2ジャーナル部85 及びフライホ
イール取付部86 を備えており、第1ジャーナル部82
がオイルパン5の中央に立設した軸受部51 に支持され
るとともに、第2ジャーナル部85 がクランクケース1
の上壁に設けた軸受部11 に支持される。シリンダ2の
内周に埋設されたシリンダスリーブ9に摺動自在に嵌合
するピストン10は、クランク軸8のピン部84 にコネ
クティングロッド11を介して接続される。
【0012】上述のように、クランク軸8を両持ち支持
したことにより、片持ち支持した場合に比べてクランク
軸8の支持強度を高め、耐久性の向上と振動の低減を図
ることができる。また、オイルパン5をクランクケース
1に結合する下側の開口部からクランク軸8を組み付け
る際に、クランク軸8のバランサーウエブ部83 がピン
部84 の下側だけに設けられているため、クランク軸8
とクランクケース1の内周との干渉を最小限に抑えて組
付性を向上させることができる。
したことにより、片持ち支持した場合に比べてクランク
軸8の支持強度を高め、耐久性の向上と振動の低減を図
ることができる。また、オイルパン5をクランクケース
1に結合する下側の開口部からクランク軸8を組み付け
る際に、クランク軸8のバランサーウエブ部83 がピン
部84 の下側だけに設けられているため、クランク軸8
とクランクケース1の内周との干渉を最小限に抑えて組
付性を向上させることができる。
【0013】シリンダヘッド3には点火プラグ12、吸
気弁13及び排気弁14が設けられており、吸気弁13
及び排気弁14は動弁機構15を介してクランク軸8に
接続される。吸気弁13に連なる吸入ポート16にはエ
ンジンEの一側面に配設されたキャブレタ17及びエア
クリーナ18が接続され、また排気弁14に連なる排気
ポート19にはエンジンEの他側面に配設されたマフラ
ー20が接続される。キャブレタ17及びエアクリーナ
18には、エンジンEの調速操作及びチョーク操作を司
る調速・チョーク機構21が設けられる。
気弁13及び排気弁14が設けられており、吸気弁13
及び排気弁14は動弁機構15を介してクランク軸8に
接続される。吸気弁13に連なる吸入ポート16にはエ
ンジンEの一側面に配設されたキャブレタ17及びエア
クリーナ18が接続され、また排気弁14に連なる排気
ポート19にはエンジンEの他側面に配設されたマフラ
ー20が接続される。キャブレタ17及びエアクリーナ
18には、エンジンEの調速操作及びチョーク操作を司
る調速・チョーク機構21が設けられる。
【0014】クランク軸8のフライホイール取付部86
に複数の羽根221 …を有する冷却ファン一体型のフラ
イホイール22が支持される。第1リコイルスタータケ
ーシング6及び第2リコイルスタータケーシング23に
覆われたリコイルスタータ24は、前記フライホイール
22の外周に形成した外歯ギヤ222 を駆動してエンジ
ンEを始動させる。第1リコイルスタータケーシング6
とクランクケース1との間には、ブローバイガスを吸気
系に還流させるとともに、該ブローバイガスに含まれる
オイルを分離するためのブリーザ機構25が設けられ
る。
に複数の羽根221 …を有する冷却ファン一体型のフラ
イホイール22が支持される。第1リコイルスタータケ
ーシング6及び第2リコイルスタータケーシング23に
覆われたリコイルスタータ24は、前記フライホイール
22の外周に形成した外歯ギヤ222 を駆動してエンジ
ンEを始動させる。第1リコイルスタータケーシング6
とクランクケース1との間には、ブローバイガスを吸気
系に還流させるとともに、該ブローバイガスに含まれる
オイルを分離するためのブリーザ機構25が設けられ
る。
【0015】フライホイール22の周縁の1か所には、
その肉厚を他の部分よりも大きくすることによりバラン
スウエイト223 が形成されており、このバランスウエ
イト23 の位相はクランク軸8に設けたバランサーウエ
ブ部83 の位相と同位相に設定される。
その肉厚を他の部分よりも大きくすることによりバラン
スウエイト223 が形成されており、このバランスウエ
イト23 の位相はクランク軸8に設けたバランサーウエ
ブ部83 の位相と同位相に設定される。
【0016】上述のように、クランク軸8の下端側及び
上端側にそれぞれバランサーウエブ部83 及びバランス
ウエイト223 を配設したことにより、クランク軸8の
回転に伴う振動を効果的に抑制することができるばかり
か、バランサーウエブ部83だけでは不足するウエイト
重量を補うことができる。また、フライホイール22が
クランク軸8の出力部81 側に設けられていないので、
エンジンEの搭載性が阻害される虞がない。
上端側にそれぞれバランサーウエブ部83 及びバランス
ウエイト223 を配設したことにより、クランク軸8の
回転に伴う振動を効果的に抑制することができるばかり
か、バランサーウエブ部83だけでは不足するウエイト
重量を補うことができる。また、フライホイール22が
クランク軸8の出力部81 側に設けられていないので、
エンジンEの搭載性が阻害される虞がない。
【0017】シリンダブロック4、キャブレタ17、エ
アクリーナ18、マフラー20、リコイルスタータ24
及びフライホイール22の上面は、平面視で矩形状に形
成されたエンジン本体カバー26によって覆われる。
アクリーナ18、マフラー20、リコイルスタータ24
及びフライホイール22の上面は、平面視で矩形状に形
成されたエンジン本体カバー26によって覆われる。
【0018】次に、エンジンEの動弁機構15の構造を
詳述する。
詳述する。
【0019】クランク軸8には第1ジャーナル部82 と
バランサーウエブ部83 との間に位置するように駆動ネ
ジギヤ87 が一体に形成されており、この駆動ネジギヤ
87はオイルパン5の軸受部51 の上部に一体に形成さ
れた断面馬蹄形状のギヤハウジング52 に収納される。
ギヤハウジング52 の上面はクランク軸8のバランサー
ウエブ部83 の下面に摺接しており、従って、ボールベ
アリングやスラストメタルを用いることなく、クランク
軸8に作用する下向きのスラスト力をオイルパン5によ
って受止させることができる。
バランサーウエブ部83 との間に位置するように駆動ネ
ジギヤ87 が一体に形成されており、この駆動ネジギヤ
87はオイルパン5の軸受部51 の上部に一体に形成さ
れた断面馬蹄形状のギヤハウジング52 に収納される。
ギヤハウジング52 の上面はクランク軸8のバランサー
ウエブ部83 の下面に摺接しており、従って、ボールベ
アリングやスラストメタルを用いることなく、クランク
軸8に作用する下向きのスラスト力をオイルパン5によ
って受止させることができる。
【0020】上述のように、オイルパン5に一体に形成
した断面馬蹄形状のギヤハウジング52 にクランク軸8
のスラスト力を受止させているので、特別のボールベア
リングやスラストメタルが不要になって部品点数の削減
及び組付性の向上が可能になる。しかも、ギヤハウジン
グ52 の摺動面の面積を充分に確保することにより、該
摺動面の面圧を低下させて耐久性を向上させることがで
きる。
した断面馬蹄形状のギヤハウジング52 にクランク軸8
のスラスト力を受止させているので、特別のボールベア
リングやスラストメタルが不要になって部品点数の削減
及び組付性の向上が可能になる。しかも、ギヤハウジン
グ52 の摺動面の面積を充分に確保することにより、該
摺動面の面圧を低下させて耐久性を向上させることがで
きる。
【0021】クランクケース1にクランク軸8と直交す
るように支持されたカム軸31には、前記駆動ネジギヤ
87 に噛合する従動ネジギヤ32と、吸気カム33と、
排気カム34とが設けられる。図4に示すように、シリ
ンダ2の下面に突設した一対のガイド突起21 ,21 に
は、吸気カム33及び排気カム34に摺接する一対のバ
ルブリフタ35,35が摺動自在に支持される。
るように支持されたカム軸31には、前記駆動ネジギヤ
87 に噛合する従動ネジギヤ32と、吸気カム33と、
排気カム34とが設けられる。図4に示すように、シリ
ンダ2の下面に突設した一対のガイド突起21 ,21 に
は、吸気カム33及び排気カム34に摺接する一対のバ
ルブリフタ35,35が摺動自在に支持される。
【0022】ところで、カム軸31をクランク軸8と平
行に配設すると、このカム軸31をクランク軸8のバラ
ンサーウエブ部83 及びピン部84 の回転半径の外側に
支持する必要があり、そのためにクランクケース1の寸
法が大型化する問題がある。しかしながら、本実施例に
如くカム軸31をクランク軸8と直交するように配設す
れば、カム軸31をクランク軸8のバランサーウエブ部
83 及びピン部84 の回転半径の内側に支持し、クラン
クケース1の小型化を図ることができる。
行に配設すると、このカム軸31をクランク軸8のバラ
ンサーウエブ部83 及びピン部84 の回転半径の外側に
支持する必要があり、そのためにクランクケース1の寸
法が大型化する問題がある。しかしながら、本実施例に
如くカム軸31をクランク軸8と直交するように配設す
れば、カム軸31をクランク軸8のバランサーウエブ部
83 及びピン部84 の回転半径の内側に支持し、クラン
クケース1の小型化を図ることができる。
【0023】従動ネジギヤ32はオイルパン5に形成し
た断面馬蹄形状のギヤハウジング5 2 の開口部において
駆動ネジギヤ87 に噛合する。このように、ギヤハウジ
ング52 の内部で駆動ネジギヤ87 に従動ネジギヤ32
を噛合させることにより、両ギヤ87 ,32の歯形に特
別のものを用いて低騒音化を図ることなく、噛合部に発
生するギヤ音の放散を防止して騒音を低下させることが
できる。しかも、ギヤハウジング52 に保持されるオイ
ルにより、両ギヤ87 ,32の潤滑を効果的に行わせる
ことができる。
た断面馬蹄形状のギヤハウジング5 2 の開口部において
駆動ネジギヤ87 に噛合する。このように、ギヤハウジ
ング52 の内部で駆動ネジギヤ87 に従動ネジギヤ32
を噛合させることにより、両ギヤ87 ,32の歯形に特
別のものを用いて低騒音化を図ることなく、噛合部に発
生するギヤ音の放散を防止して騒音を低下させることが
できる。しかも、ギヤハウジング52 に保持されるオイ
ルにより、両ギヤ87 ,32の潤滑を効果的に行わせる
ことができる。
【0024】シリンダヘッド3に螺入した一対のピボッ
トボルト36,36に一対のロッカアーム37,37の
中央部が揺動自在に枢支される。各ロッカアーム37,
37の一端と各バルブリフタ35,35とが一対のプッ
シュロッド38,38を介して接続されるとともに、弁
ばね39,39で閉弁方向に付勢された吸気弁13及び
排気弁14の軸部先端に前記ロッカアーム37,37の
他端が当接する。プッシュロッド38,38は、クラン
クケース1の下部に一体に形成されてオイルパン5に連
通するプッシュロッド収納室14 に水平姿勢で収納され
る。
トボルト36,36に一対のロッカアーム37,37の
中央部が揺動自在に枢支される。各ロッカアーム37,
37の一端と各バルブリフタ35,35とが一対のプッ
シュロッド38,38を介して接続されるとともに、弁
ばね39,39で閉弁方向に付勢された吸気弁13及び
排気弁14の軸部先端に前記ロッカアーム37,37の
他端が当接する。プッシュロッド38,38は、クラン
クケース1の下部に一体に形成されてオイルパン5に連
通するプッシュロッド収納室14 に水平姿勢で収納され
る。
【0025】而して、クランク軸8の回転は駆動ネジギ
ヤ87 及び従動ネジギヤ32を介してカム軸31に伝達
され、カム軸31をクランク軸8の2分の1の回転数で
駆動する。カム軸31の回転は吸気カム33及び排気カ
ム34を介してバルブリフタ35,35の往復動に変換
され、バルブリフタ35,35の往復動はプッシュロッ
ド38,38及びロッカアーム37,37を介して吸気
弁13及び排気弁14に伝達される。これにより、吸気
弁13及び排気弁14は、吸気カム33及び排気カム3
4の位相に応じたタイミングで開閉駆動される。
ヤ87 及び従動ネジギヤ32を介してカム軸31に伝達
され、カム軸31をクランク軸8の2分の1の回転数で
駆動する。カム軸31の回転は吸気カム33及び排気カ
ム34を介してバルブリフタ35,35の往復動に変換
され、バルブリフタ35,35の往復動はプッシュロッ
ド38,38及びロッカアーム37,37を介して吸気
弁13及び排気弁14に伝達される。これにより、吸気
弁13及び排気弁14は、吸気カム33及び排気カム3
4の位相に応じたタイミングで開閉駆動される。
【0026】このとき、オイルパン5及びプッシュロッ
ド収納室14 に貯留されたオイルの油面は水平方向に延
びるプッシュロッド38,38と略等しい高さに設定さ
れる(図1の鎖線a参照)。このようにオイルパン5に
加えてプッシュロッド収納室14 をオイル貯留空間とし
て利用することにより、オイルパン5の小型化を図りな
がらオイルの貯留量を充分に確保することができる。エ
ンジンEが傾斜すると油面は図1の鎖線b,cのように
傾斜するが、シリンダ2の下面に突設した一対のガイド
突起21 ,21 が堰として機能することにより、オイル
の油面の急激な変動を防止することができる。
ド収納室14 に貯留されたオイルの油面は水平方向に延
びるプッシュロッド38,38と略等しい高さに設定さ
れる(図1の鎖線a参照)。このようにオイルパン5に
加えてプッシュロッド収納室14 をオイル貯留空間とし
て利用することにより、オイルパン5の小型化を図りな
がらオイルの貯留量を充分に確保することができる。エ
ンジンEが傾斜すると油面は図1の鎖線b,cのように
傾斜するが、シリンダ2の下面に突設した一対のガイド
突起21 ,21 が堰として機能することにより、オイル
の油面の急激な変動を防止することができる。
【0027】図5及び図6を併せて参照すると明らかな
ように、板体よりなるプッシュロッドガイド40は、シ
リンダヘッド3に吸気弁13及び排気弁14の軸部外周
を囲繞するように突設した一対のボス部31 ,31 に嵌
合する孔401 ,401 と、ピボットボルト36,36
の螺入部外周を囲繞するように突設した一対のボス部3
2 ,32 に嵌合する孔402 ,402 とが開設される。
プッシュロッドガイド40は孔401 ,401 をボス部
31 ,31 に嵌合させ、且つ孔402 ,402をボス部
32 ,32 に嵌合させた状態でシリンダヘッド3に支持
され、吸気弁13及び排気弁14の軸部先端に設けたば
ね座41,41との間に縮設した前記弁ばね39,39
の弾発力によって固定される。プッシュロッドガイド4
0には周縁を円弧状に折り返した一対のガイド溝4
03 ,403 が形成されており、これらガイド溝4
03 ,403 によって一対のプッシュロッド38,38
がそれぞれ案内される。
ように、板体よりなるプッシュロッドガイド40は、シ
リンダヘッド3に吸気弁13及び排気弁14の軸部外周
を囲繞するように突設した一対のボス部31 ,31 に嵌
合する孔401 ,401 と、ピボットボルト36,36
の螺入部外周を囲繞するように突設した一対のボス部3
2 ,32 に嵌合する孔402 ,402 とが開設される。
プッシュロッドガイド40は孔401 ,401 をボス部
31 ,31 に嵌合させ、且つ孔402 ,402をボス部
32 ,32 に嵌合させた状態でシリンダヘッド3に支持
され、吸気弁13及び排気弁14の軸部先端に設けたば
ね座41,41との間に縮設した前記弁ばね39,39
の弾発力によって固定される。プッシュロッドガイド4
0には周縁を円弧状に折り返した一対のガイド溝4
03 ,403 が形成されており、これらガイド溝4
03 ,403 によって一対のプッシュロッド38,38
がそれぞれ案内される。
【0028】上述のように、プッシュロッドガイド40
をシリンダヘッド3のボス部31 ,31 ;32 ,32 に
嵌合させて弁ばね39,39で固定することにより、プ
ッシュロッドガイド40を固定するために専用のボルト
を用いたりピボットボルト36,36の形状を特別に変
更する必要がなくなり、部品点数及びコストが削減、並
びに組付性の向上を図ることができる。しかも、プッシ
ュロッドガイド40に弁ばね39,39のばね座の機能
を持たせることが可能になり、部品点数及びコストの一
層の削減が達成される。
をシリンダヘッド3のボス部31 ,31 ;32 ,32 に
嵌合させて弁ばね39,39で固定することにより、プ
ッシュロッドガイド40を固定するために専用のボルト
を用いたりピボットボルト36,36の形状を特別に変
更する必要がなくなり、部品点数及びコストが削減、並
びに組付性の向上を図ることができる。しかも、プッシ
ュロッドガイド40に弁ばね39,39のばね座の機能
を持たせることが可能になり、部品点数及びコストの一
層の削減が達成される。
【0029】次に、エンジンEのブリーザ機構25の構
造を説明する。
造を説明する。
【0030】図7及び図8を併せて参照すると明らかな
ように、クランクケース1と第1リコイルスタータケー
シング6との接合面にはメタルガスケット51が挟持さ
れており、このメタルガスケット51と第1リコイルス
タータケーシング6との間にブリーザチャンバ52が画
成される。クランクケース1の上部には、図示せぬ通路
を介して動弁室に連通するブリーザ通路12 が形成され
ており、このブリーザ通路12 の端部に形成された弁座
13 に、前記メタルガスケット51の周縁の一部をU字
状に切欠くことによって形成した弁体511 が対向す
る。前記弁座13及び弁体511 はブリーザ弁53を構
成する。
ように、クランクケース1と第1リコイルスタータケー
シング6との接合面にはメタルガスケット51が挟持さ
れており、このメタルガスケット51と第1リコイルス
タータケーシング6との間にブリーザチャンバ52が画
成される。クランクケース1の上部には、図示せぬ通路
を介して動弁室に連通するブリーザ通路12 が形成され
ており、このブリーザ通路12 の端部に形成された弁座
13 に、前記メタルガスケット51の周縁の一部をU字
状に切欠くことによって形成した弁体511 が対向す
る。前記弁座13及び弁体511 はブリーザ弁53を構
成する。
【0031】従って、ブリーザ弁53の弁体511 がブ
リーザチャンバ52側に撓んで弁座13 から離間すると
ブリーザ通路12 がブリーザチャンバ52に連通し、ま
た弁体511 が弁座13 に着座するとブリーザ通路12
とブリーザチャンバ52との間の連通が遮断される。
リーザチャンバ52側に撓んで弁座13 から離間すると
ブリーザ通路12 がブリーザチャンバ52に連通し、ま
た弁体511 が弁座13 に着座するとブリーザ通路12
とブリーザチャンバ52との間の連通が遮断される。
【0032】ブリーザチャンバ52の下部は図示せぬ通
路を介してオイルパン5の内部に連通する。また、ブリ
ーザチャンバ52の側部に設けた継手54とエアクリー
ナ18に設けた継手55とが、ブリーザチューブ56を
介して接続される。
路を介してオイルパン5の内部に連通する。また、ブリ
ーザチャンバ52の側部に設けた継手54とエアクリー
ナ18に設けた継手55とが、ブリーザチューブ56を
介して接続される。
【0033】而して、クランク室から動弁室に漏れたブ
ローバイガスは図示せぬ通路を介してブリーザ通路12
に達し、そこからブリーザ弁53を通過してブリーザチ
ャンバ52に流入する。ブリーザチャンバ52において
ブローバイガスに含まれるオイルが分離され、分離され
たオイルは図示せぬ通路を介してオイルパン5に戻され
る。一方、オイルを分離されたブローバイガスはブリー
ザチューブ56を介してエアクリーナ18に戻され、燃
料成分の大気への放出が防止される。ブリーザチャンバ
52側の圧力がブリーザ通路12 側の圧力よりも高くな
ると、弁体51 1 が弁座13 に着座してブリーザ弁53
が閉弁し、ブローバイガスの動弁室への逆流が阻止され
る。
ローバイガスは図示せぬ通路を介してブリーザ通路12
に達し、そこからブリーザ弁53を通過してブリーザチ
ャンバ52に流入する。ブリーザチャンバ52において
ブローバイガスに含まれるオイルが分離され、分離され
たオイルは図示せぬ通路を介してオイルパン5に戻され
る。一方、オイルを分離されたブローバイガスはブリー
ザチューブ56を介してエアクリーナ18に戻され、燃
料成分の大気への放出が防止される。ブリーザチャンバ
52側の圧力がブリーザ通路12 側の圧力よりも高くな
ると、弁体51 1 が弁座13 に着座してブリーザ弁53
が閉弁し、ブローバイガスの動弁室への逆流が阻止され
る。
【0034】上述のように、クランクケース1と第1リ
コイルスタータケーシング6との接合面をシールするメ
タルガスケット51に切欠きを設けることによってブリ
ーザ弁53の弁体511 を構成しているので、弁体51
1 に充分な弾力性及び耐久性を持たせることが可能にな
るばかりか、ブリーザ弁53の弁体511 に専用の部材
を用いる必要がなくなり、これにより部品点数が減少し
て製造コスト及び組付工数の削減が可能となる。また、
第1リコイルスタータケーシング6を利用してブリーザ
チャンバ52を画成しているので、部品点数のより一層
の削減が可能となる。
コイルスタータケーシング6との接合面をシールするメ
タルガスケット51に切欠きを設けることによってブリ
ーザ弁53の弁体511 を構成しているので、弁体51
1 に充分な弾力性及び耐久性を持たせることが可能にな
るばかりか、ブリーザ弁53の弁体511 に専用の部材
を用いる必要がなくなり、これにより部品点数が減少し
て製造コスト及び組付工数の削減が可能となる。また、
第1リコイルスタータケーシング6を利用してブリーザ
チャンバ52を画成しているので、部品点数のより一層
の削減が可能となる。
【0035】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クランク
軸を一対のジャーナル部によってエンジン本体に両持ち
支持したことにより、クランク軸の支持強度を高めて軸
受部の耐久性を向上させ、且つエンジン本体の重量を削
減することができる。また、クランク軸のバランサーウ
エブ部をピン部の下側に設けたことにより、クランク軸
を両持ち支持しながらシリンダブロックへの組付性を確
保することができる。更に、フライホイールをクランク
軸の上部に支持したことにより、フライホイールによっ
てエンジンの搭載性が阻害されることがなくなり、しか
もクランク軸のバランサーウエブ部と協働するバランス
ウエイトをフライホイールに設けたことにより、下側の
バランサーウエブ部では不足する防振効果をフライホイ
ールのバランスウエイトで補い、クランク軸の回転に伴
う振動を効果的に抑制することができる。
軸を一対のジャーナル部によってエンジン本体に両持ち
支持したことにより、クランク軸の支持強度を高めて軸
受部の耐久性を向上させ、且つエンジン本体の重量を削
減することができる。また、クランク軸のバランサーウ
エブ部をピン部の下側に設けたことにより、クランク軸
を両持ち支持しながらシリンダブロックへの組付性を確
保することができる。更に、フライホイールをクランク
軸の上部に支持したことにより、フライホイールによっ
てエンジンの搭載性が阻害されることがなくなり、しか
もクランク軸のバランサーウエブ部と協働するバランス
ウエイトをフライホイールに設けたことにより、下側の
バランサーウエブ部では不足する防振効果をフライホイ
ールのバランスウエイトで補い、クランク軸の回転に伴
う振動を効果的に抑制することができる。
【図1】エンジンの縦断面図(図2の1−1線断面図)
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図3は図1の3方向矢視図
【図4】図1の4−4線拡大断面図
【図5】図1の5−5線拡大断面図
【図6】図5の6−6線図
【図7】図1の7−7線拡大断面図
【図8】図7の8−8線断面図
3 シリンダヘッド 4 シリンダブロック 8 クランク軸 81 出力部 82 第1ジャーナル部(ジャーナル部) 83 バランサーウエブ部 84 ピン部 85 第2ジャーナル部(ジャーナル部) 22 フライホイール 223 バランスウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16F 15/26 A 9030−3J
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダヘッド(3)を一体に有するシ
リンダブロック(4)内に、出力部(81 )とジャーナ
ル部(82 ,85 )とピン部(84 )とバランサーウエ
ブ部(83 )とを有するクランク軸(8)を、前記出力
部(81 )が下向きとなるように上下方向に配設してな
るバーチカルクランク軸エンジンにおいて、 クランク軸(8)を一対のジャーナル部(82 ,85 )
によってエンジン本体に両持ち支持し、バランサーウエ
ブ部(83 )をピン部(84 )の下側に設けるととも
に、前記バランサーウエブ部(83 )と協働するバラン
スウエイト(22 3 )をクランク軸(8)の上部に支持
したフライホイール(22)に設けたことを特徴とす
る、バーチカルクランク軸エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12963693A JPH06341424A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | バーチカルクランク軸エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12963693A JPH06341424A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | バーチカルクランク軸エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341424A true JPH06341424A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15014404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12963693A Pending JPH06341424A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | バーチカルクランク軸エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06341424A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009167974A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12963693A patent/JPH06341424A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009167974A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関およびその製造方法 |
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