JPH0634165Y2 - ドアフレームの構造 - Google Patents

ドアフレームの構造

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JPH0634165Y2
JPH0634165Y2 JP1988116176U JP11617688U JPH0634165Y2 JP H0634165 Y2 JPH0634165 Y2 JP H0634165Y2 JP 1988116176 U JP1988116176 U JP 1988116176U JP 11617688 U JP11617688 U JP 11617688U JP H0634165 Y2 JPH0634165 Y2 JP H0634165Y2
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door frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両特に自動車に用いて好適なドアフレー
ムの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第3図に示すように、自動車のドアパネル(フロ
ントドア)15にドアミラー17が装着されており、ドアミ
ラー17が装着されるドアパネル15は、第4図に示される
ように、ドアパネル15にコーナブラケット18付の曲がり
部16を有するドアフレーム1が取付けられているが、こ
のドアフレーム1のフレーム断面形状は、第8図及び第
9図に示されるように、ロール成形された開き断面に形
成されており、この開き断面に形成されるドアフレーム
1のドアガラスラン保持凹部8が開口設定されている第
2のチャンネル5の他方の底部12に、ドアミラー17(第
3図図示)を装着するコーナブラケット18の一側縁18a
が溶接Wにより固着され、第8図から第10図までの図面
に示すように、コーナブラケット18がドアフレーム1に
対し、段差21が生じて溶着されるようになっている。
なお、第11図は第4図XI−XI線のドアフレーム1と各種
アウエザストリップ等との関係を示す断面図であって、
ドアフレーム1の第2のチャンネル5のドアガラスラン
保持凹部8にドアガラスラン4を保持させ、このドラガ
ラスラン4によりドアガラス22を車室Rに対し水密に保
つ状態を示したものである。
また、第12図は、実開昭61-41021号公報に開示される
「自動車ドアのドアフレーム構造」であって、本願のド
アフレームと略同一断面形状のドアフレームが開示され
ており、詳しくは、『ドアウエザストリップ30を保持す
るための第1のチャンネル31と、この第1のチャンネル
31の車外側に隣接して配置されたドアガラスラン32保持
のための第2のチャンネル33と、を有してなり、前記第
1及び第2のチャンネル31、33は板部材を連続的に折曲
げて形成され、且つ、前記第1チャンネル31の底部は2
枚重ねであって、裏面が車室に臨んで配置され、前記第
2のチャンネル33は、前記第1のチャンネル31における
2枚重ねの底部をその外側端位置から相互に離間する2
方向に折曲げ延在された一対の折曲げ延長部により形成
された自動車ドアのドアフレーム構造において、前記一
対の折曲げ延長部34、35を、前記第1のチャンネル31の
底部の、外側端位置におけるそれぞれの折曲げ角部にア
ーク溶接して一体的に連結した』ものである。
さらにまた、第13図は、実開昭59-151724号公報に開示
される「自動車のドア構造」であり、これまた、本願の
ドアフレームと略同一断面形状のドアフレームが開示さ
れており、詳しくは、 ドアフレーム41外側面とドアガラス42外側面と略面一と
されるとともに、このドアフレーム41内周にドアガラス
ウエザストリップ43が、また、ドアフレーム41とボデー
側との間にドアウエザストリップがそれぞれ配置された
自動車のドア構造において、 『前記ドアガラスウエザストリップ43の裏面側位置にメ
インドアウエザストリップ44を前記ドアフレーム41に配
設するとともに、前記ドアフレーム41の外周における少
なくとも上側であって、前記ドアフレーム41外側面に接
触した位置に、ドア閉時に、ボデー45側に接近してドア
フレーム41とボデー間をシールするサブドアウエザスト
リップ46を設けて、このサブドアウエザストリップ46の
シール突部47は、ドア閉時において形成されるドアフレ
ーム41とボデー45間の空隙に介装させ、そのシール突部
47の突端面をドアフレーム41外側面と略面一と成したも
のである。
その上また、第14図は、実開昭63-24020号公報に開示さ
れる「車両用ドア構造」であって、ドアフレームにコー
ナブラケットが開示されており、詳しくは、 『主要部がドアインナパネル51とドアアウタパネル52と
で構成されるドアパネル53の上部にドアフレーム54が固
着されるとともにドアフレーム54をドアインナパネル51
とがリインフオースメント55を介して固着連結される車
両用ドアの構造であって、前記ドアアウタパネル52の上
端部に上方へ突出するアウタパネル突出部56を形成し、
このアウタパネル突出部56にリインフオースメント55を
固着した』ものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第8図及び第9図に示されるように、ドアフレ
ーム1の第2のチャンネル5の他方の底部12に、ドアミ
ラー装着用のコーナブラケット18の一側縁18aが溶接に
より固着されている場合、第4図に示す曲がり部16を有
する開き断面形状のドアフレーム1は、車両横方向(ド
アフレームの外向き)の力に対して剛性の確保に難があ
る。つまり、ドアフレーム1が第8図(第9図)のよう
に開き断面の場合は、第1図(本願考案)図示の塞ぎ板
19による閉じ断面形成のドアフレーム1に比して捩じり
剛性が極端に低く、従って、ドアフレーム1に車両横方
向の力が加わった場合、第4図図示のドアパネル15との
接合部近くのドアフレーム1の曲がり部16に捩じりトル
クが生じ、開き断面のドアフレーム1は剛性上不利とな
る。
そこで、この考案は上記問題を解決するため、ドアミラ
ーを装着するコーナブラケット接合部位のドアフレーム
の断面形状を改良強化して、重量増加を最小限に抑えた
状態でドアフレームの捩じり剛性を向上させることにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この考案は上述の課題を、ドアミラー装着用
のコーナブラケット接合部位のドアフレームの開断面部
に、塞ぎ板を固着して閉じ断面を形成することにより解
決しようとするものである。
さらに詳しくは、この考案は、プライマリドアウエザス
トリップを保持する第1のチャンネルと、この第1のチ
ャンネルの車外側に隣接して配設されドアガラスランを
保持する第2のチャンネルと、セカンダリドアウエザス
トリップを保持する第3のチャンネルとが、それぞれ外
側に向けて開放した断面形状となるように板部材を連続
的に折曲げて形成され、かつその前端側のドアパネル連
結部付近に、ドアパネル方向に向けて折曲する曲がり部
を有するドアフレームを備え、このドアフレームの前端
側とドアパネルの上端部との間の三角形状のコーナ部
に、ドアミラー装着用のコーナブラケットが接合される
ドアフレームの構造において、前記コーナブラケットと
実質的に一体の塞ぎ板が、前記ドアフレームの前記曲が
り部の部分に、このドアフレームを構成する前記第2の
チャンネルの開口両側縁間にかけ渡され、かつ固着され
て閉じ断面部を形成するものである。
〔作用〕
ドアガラスラン保持凹部8が形成されるドアフレーム1
の第2のチャンネル5の第1及び第2の開口端部13、14
にドアフレーム1に沿うコーナブラケット18の設定長さ
相当分だけ、ドアガラスラン保持凹部8を斜めに塞ぐ塞
ぎ板19(第7図では塞ぎ板部180a)が溶接Wにより固着
され、この塞ぎ板19(180a)とドアフレーム1の第2の
チャンネル5とで閉じ断面を形成して、この塞ぎ板19に
コーナブラケット18を溶接Wする。
このように、ドアフレーム1の断面を閉じ断面化する
と、ドアフレーム1のコーナブラケット18接合部位に曲
がり部16が形成されていても、前記曲がり部16に作用す
る捩じりトルクに対する捩じり剛性が画期的に向上し
て、ドアフレーム1の変形が少なく抑えられ、しかも、
重量増加を最小限に抑えることができる。
〔実施例〕
第1図から第6図までの図面は、この考案の第1実施例
を示しており、ドアフレーム1は板部材を連続的に折曲
げてロール成形されているが、第11図の従来例を引用し
て、まず、ドアフレーム1と各種ウエザストリップ等と
の関係を説明する。
ドアフレーム1は、プライマリドアウエザストリップ2
を保持する第1のチャンネル3と、この第1のチャンネ
ル3の車外側に隣接して配置され、ドアガラスラン4を
保持する第2のチャンネル5と、セカンダリドアウエザ
ストリップ6を保持する第3のチャンネル7から成って
おり、しかも、ドアガラスラン保持凹部(開き断面部)
8が開口設定される前記第2のチャンネル5の車室R側
の側壁9と車外側の側壁10のうち、車室R側の側壁9が
車外側の側壁10より長く形成されている。
そして、前記第1のチャンネル3は、車室R側の側壁9
と一方の底部11によりプライマリドアウエザストリップ
2を保持するようになっており、また、第2のチャンネ
ル5には、車室R側の側壁9と他方の底部12によって形
成されるドアガラスラン保持凹部8にドアガラスラン4
を嵌装し、第1の開口端部13及び第2の開口端部14によ
り、ドアガラスラン4を保持するようになっている。な
お、第11図図示の符号23はフロントピラーを示す。
なおまた、第4図に示すように、ドアパネル15に近接す
るドアフレーム1の車両前方端には、曲がり部16が形成
されている。
このように、ドアフレーム1は、開き断面形状にロール
成形されて、各種ウエザストリップ等(2、4、6)を
保持するのであるが、この開き断面のドアフレーム1に
第3図図示のドアミラー17装着用のコーナブラケットの
固着の仕方について、以下に説明する。
第1図、第2図及び第5図、第6図に示すドアフレーム
1の第2のチャンネル5の第1の開口端部13及び第2の
開口端部14には、ドアフレーム1の曲がり部16の部分を
含むコーナブラケット18の設定長さ相当分だけ、第2の
チャンネル5のドアガラスラン保持凹部8を斜めに塞ぐ
塞ぎ板19をかけ渡して、この塞ぎ板19の両端部を溶接W
により固着し、ドアフレーム1のコーナブラケット18の
接合部分に塞ぎ板19とドアフレーム1の第2のチャンネ
ル5とで閉じ断面を形成するようになっている。
そして、第1図図示の塞ぎ板19に第3図図示のドアミラ
ー17を装着するコーナブラケット18の一側縁18aを溶接
Wにより固着する。
このように、コーナブラケット18の一側縁18aを塞ぎ板1
9に固着するので、従来例の第8図及び第10図で示すよ
うな、ドアフレーム1とコーナブラケット18の結合部の
段差21をなくすことができる。
なお、第1図図示のコーナブラケット18の他側縁18bに
は、ドアミラー17固定用のリテーナ20が溶接により固着
されており、また、コーナブラケット18は第6図に示す
ように、図示してないドアパネルにスポット溶接SWされ
ている。
ところで、高速走行時ドアガラス22には、空気の流れに
よる負圧が発生し、その結果、ドアは外向きに吸い出さ
れる。しかし、応力が集中するドアフレーム1の曲り部
16の部分を含むコーナブラケット18の接合部分をドアフ
レーム1の断面形状を、本願のように閉じ断面化するこ
とによって、ドアフレーム1のコーナブラケット18の接
合部位近傍で、かつドアパネル15に近接して形成される
曲がり部16に、車両外向きのドア吸い出し力により捩じ
りトルクが作用しても、その捩じりトルクに対する捩じ
り剛性を画期的に向上させ、高速走行時にドアフレーム
1の変形を抑えて、ドア吸い出され量を減少させること
ができる。
第7図は、この考案の第2実施例を示しており、第1実
施例と異なるところは、第1実施例の構成部品であるコ
ーナブラケット18と塞ぎ板19とを一体形成したコーナブ
ラケット180を形成し、このコーナブラケット180も塞ぎ
板部180aを、第1実施例の塞ぎ板19の役目をさせて、ド
アフレーム1の第2のチャンネル5のドアガラスラン保
持凹部8を斜めに塞ぐようにかけ渡し、このコーナブラ
ケット180の塞ぎ板部180aをドアフレーム1に溶接によ
り固着して、ドアフレーム1の第2のチャンネル5とで
閉じ断面を形成したものである。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、ドアミラー装着用コーナブラ
ケット接合部位のドアフレームの曲がり部の開き断面部
に塞ぎ板を固着して閉じ断面部を形成したため、ドアミ
ラー装着用コーナブラケット接合部位のドアフレーム
に、高速走行時にドア外向きに捩じりトルクが作用して
も、その捩じりトルクに対する捩じり剛性が画期的に向
上し、高速走行時のドアフレームの変形を大幅に抑える
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図までの図面は、この考案の第1実施例
を示しており、 第1図は第4図のI−I線断面図、 第2図は第1図のII矢視で示す斜視図、 第3図は自動車全体の斜視図、 第4図はフロントドアの側面図、 第5図は、ドアフレームと塞ぎ板とコーナブラケットの
分解斜視図、 第6図は、第5図の部材組付斜視図、 第7図は、この考案の第2実施例を示す第1図相当の断
面図、 第8図から第14図までの図面は、それぞれの従来例を示
しており、第8図は第1図相当の従来例の断面図、 第9図は他の従来例の断面図、 第10図は、第8図の斜視図、 第11図は、ドアフレームと各種ウエザストリップ等との
関係を示す断面図、 第12図は、公開公報に開示の従来例(1)を示す第11図
相当の断面図、 第13図は公開公報に開示の従来例(2)を示す第11図相
当の断面図、 第14図は、公開公報に開示の従来例(3)を示す斜視図
である。 1……ドアフレーム 2……プライマリドアウエザストリップ 3……第1のチャンネル 4……ドアガラスラン 5……第2のチャンネル 6……セカンダリドアウエザストリップ 7……第3のチャンネル 8……ドアガラスラン保持凹部 9……車室側の側壁 10……車外側の側壁 18……コーナブラケット 19……塞ぎ板 R……車室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プライマリドアウエザストリップを保持す
    る第1のチャンネルと、この第1のチャンネルの車外側
    に隣接して配設されドアガラスランを保持する第2のチ
    ャンネルと、セカンダリドアウエザストリップを保持す
    る第3のチャンネルとが、それぞれ外側に向けて開放し
    た断面形状となるように板部材を連続的に折曲げて形成
    され、かつその前端側のドアパネル連結部付近に、ドア
    パネル方向に向けて折曲する曲がり部を有するドアフレ
    ームを備え、このドアフレームの前端側とドアパネルの
    上端部との間の三角形状のコーナ部に、ドアミラー装着
    用のコーナブラケットが接合されるドアフレームの構造
    において、 前記コーナブラケットと実質的に一体の塞ぎ板が、前記
    ドアフレームの前記曲がり部の部分に、このドアフレー
    ムを構成する前記第2のチャンネルの開口両側縁間にか
    け渡され、かつ固着されて閉じ断面部を形成されるよう
    に設けられていることを特徴とするドアフレームの構
    造。
JP1988116176U 1988-09-02 1988-09-02 ドアフレームの構造 Expired - Lifetime JPH0634165Y2 (ja)

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JPH0238215U JPH0238215U (ja) 1990-03-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141021U (ja) * 1984-08-21 1986-03-15 トヨタ自動車株式会社 自動車ドアのドアフレ−ム構造
JPH0230330Y2 (ja) * 1984-11-20 1990-08-15

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JPH0238215U (ja) 1990-03-14

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