JPH0634377Y2 - 紡機における自動機の移動制御装置 - Google Patents

紡機における自動機の移動制御装置

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JPH0634377Y2
JPH0634377Y2 JP8551489U JP8551489U JPH0634377Y2 JP H0634377 Y2 JPH0634377 Y2 JP H0634377Y2 JP 8551489 U JP8551489 U JP 8551489U JP 8551489 U JP8551489 U JP 8551489U JP H0634377 Y2 JPH0634377 Y2 JP H0634377Y2
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spinning machine
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automatic machine
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正裕 藤井
郁夫 伊藤
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、紡機群を構成する多数の紡機の機台端に沿
って移動する自動機の移動制御に関するものである。
従来の技術 従来、キャリヤと作業機(精、粗紡機の玉揚機、精紡機
の篠交換機など)から成る自動機、あるいは、作業機が
キャリヤの機能を一体に有している自動機は、多数の紡
機から成る紡機群の機台端に沿って移動し、紡機からの
作業要求信号を検出して減速走行し、その紡機に対応し
て設けた停止用ドックを検出しての機台端に停止し、そ
の後、紡機前面に沿って移動、停止を繰り返しながら、
玉揚げ等、所定の作業を行うようにしてある。
このような自動機を用いて、多数の紡機に作業を行う場
合、従来からよく用いられているのは、紡機群を成す各
紡機が、作業機の紡機1台の作業に要する時間を考慮し
て、一定時間間隔を持って、作業要求信号を出力できる
ように、予め紡出の段取りを決めておく、いわゆるテー
パ段取りと呼ばれる方法である。この方法によれば、各
紡機の作業要求信号の出力タイミングが、時間的に重な
らず、しかも作業機の紡機1台あたりに要する作業時間
を考慮してあるので、1台の移動式自動機を効率良く使
用することができ、また、紡機の作業が順番に行われる
ため、それに付随する作業を予め準備しておくことがで
きるなどの利点がある。
考案が解決しようとする課題 しかし、このテーパ段取りにおいて、紡機群の両端で移
動方向を変え、しかも、何れの方向でも作業を行うよう
にした場合、例えば、第3図にように最初に精紡機SF2,
4,6,8に対し、右行移動中に順に作業を行い、移動方向
を変更して、引き続き左行中に精紡機SF7,5,3,1と順に
行う場合には、作業機の動作ミス等が生じると、予め予
定していた精紡機1台あたりの作業時間が延びる。その
結果、例えば精紡機SF6での作業中に、精紡機SF8の次に
作業要求信号を出力するように段取りしてある精紡機SF
7の紡機からも作業要求信号が出力されてしまう場合が
生じ、自動機は精紡機SF6の作業後、精紡機SF7の作業要
求信号を検出して減速走行後、その紡機に接台してしま
い、先に作業要求信号を出力している精紡機SF8の機台
が後回しとなり、テーパ段取りの作業順が狂ってしまう
問題があった。また、左行中に作業すべき精紡機SF7
に、右行で検出される停止用ドッグを装着していない場
合には、減速のまま、次の機台、つまり、精紡機SF8ま
で減速走行して、停止ドッグを検出して停止するので、
走行時間にロスが生じる問題があった。
課題を解決するための手段 前記問題を解決するために、この考案では、自動機の所
定の移動方向において、自動機の減速、停止動作を禁止
すべき紡機に対応して動作禁止部材を配設し、自動機に
は、前記所定の移動方向において、自動機の信号検出装
置と動作禁止の紡機の出力装置が対向する前に、前記動
作禁止部材を検出する位置に禁止部材検出装置を設ける
と共にその解除信号の出力装置を装備し、更に、禁止部
材検出装置からの検出信号入力後、解除信号入力まで、
前記信号検出装置からの入力信号の有無に係らず通常走
行を続けるように構成した走行制御装置を備えたことを
特徴とする。
作用 前記によれば、所定の移動方向において、自動機の動作
(減速、停止)を禁ずる紡機に配設した動作禁止部材を
自動機の禁止部材検出装置が検出すると、それ以降、解
除信号が入力するまでは信号検出装置からの入力信号の
有無に係らず、前記各動作を行わない。
実施例 以下、精紡機群とその玉揚機で説明する。第3図に示す
ように、複数(8台)の精紡機SF1〜SF8が並設されて、
精紡機群Gを構成している。精紡機群Gの各精紡機機台
端に沿ってレール1が敷設され、このレール1上をキャ
リヤ3と玉揚機4とからなる自動機2が精紡機SF1の機
台端に対応して設けた自動機2の待機ステーションSTよ
り発進して往復移動するようになっている。各精紡機
は、夫々機台制御用のコントローラと、精紡糸の紡出量
を検出する紡出量検出器(図示せず)を備え、精紡コッ
プが玉揚げに適当な分玉近くになった時に、作業要求信
号として玉揚予報信号を、出力装置として機台端に設け
た玉揚予報ランプLa1の点灯という形で出力させるよう
にしてある。この玉揚予報ランプLa1が、ステーションS
Tから発進した自動機2の第3図における右行移動中に
は精紡機SF2,4,6,8の順に、また、群端で自動機2が左
行に方向を変更した後には精紡機SF7,5,3,1の順に点灯
し、しかも、玉揚げ中の精紡機の玉揚げ完了までに次に
玉揚げすべき精紡機の玉揚予報ランプLa1が点灯する、
というように各精紡機の玉揚予報信号の出力タイミング
が精紡コップの巻量と関連して設定されている。また、
La2は玉揚開始を指示する玉揚開始ランプである。
各精紡機のピラー5からは第1図に示すように支持体6
を前記レール1上へ突出し、この支持体6は相互がレー
ル1に沿った連結バー7で連結され、支持体6の下部に
は自動機2への給電用のトロリーワイヤ8がレール1に
沿って延設されている。
この連結バー7の下面には、自動機2の第3図における
右行移動中に作業される精紡機SF2,4,6,8に対応して、
自動機2を停止位置決めする近接片9Rが固着され、ま
た、左行移動中に作業される精紡機SF7,5,3,1に対応し
て近接片9Lが固着してある。これらは、第2図に示すよ
うに精紡機長手方向に位相をずらして配設してある。ま
た、連結バー7の左右両端部からは、補助支持部材(図
示せず)が突出され、夫々精紡機群の群端を確認するリ
ミットドッグ10R,10Lが装着してある。また、精紡機SF7
は、精紡機SF2,4,6と玉揚げし、この動作中に玉揚げト
ラブルがあると、精紡機SF6で玉揚げ動作中に精紡機SF8
に続いて精紡機SF7の玉揚予報ランプLa1が点灯する可能
性が高いために、自動機2の右行中に自動機2の動作
(減速)を禁ずる精紡機であり、この精紡機SF7に対応
して、動作禁止部材(リミットドッグ)11Rが前記連結
バー7から突出された補助支持部材12の下面に装着して
ある。左行移動中における同様の理由で精紡機SF2にも
動作禁止部材11Lが設けられる。これらの動作禁止部材1
1R,11Lは精紡長手方向において、位相を違えて取付けて
ある。
次に、自動機2のキャリヤ3は、上部に制御箱31を備
え、その前面には前記玉揚予報ランプLa1と対向する光
電検出器(信号検出装置)PH1R,PH1Lが、玉揚開始ラン
プLa2を検出する光電検出器PH2の下方、両側に夫々右行
用、左行用として配設してある。制御箱31の上面には前
記近接片9R,9Lを検出する近接スイッチ32R,32Lが自動機
2の移動方向及び前後方向に夫々右行用、左行用停止位
置決めスイッチとして位相をずらして取付けてある。こ
の近接スイッチ32R,32Lは夫々右行、左行時に対応して
停止位置決めを行うと共に、その一方が所定の移動方法
において停止位置決めスイッチとして作用している時、
他方は後述の禁止信号の解除信号の出力装置として作用
するようにしてある。そして、所定の移動方向(例えば
右行)において停止位置決めスイッチとして作用しない
近接スイッチ(右行中なら32L)は、その移動方向に対
応した光電検出機PH1Rが精紡機SF7の玉揚予報ランプLa1
と対応した後に、近接体9Lを検出するような位置関係に
取付けてある。更にこの制御箱31の上面には、4つのリ
ミットスイッチLS1〜LS4が自動機2の前後方向に並設し
てあり、リミットスイッチLS1は前記群Gの右端に装着
したリミットドッグ10Rを検出するもの、リミットスイ
ッチLS2は群Gの左端のリミットドッグ10Lを検出するも
の、また、リミットスイッチLS3は前記右行中の動作禁
止部材11Rを検出するもの、リミットスイッチLS4は左行
中の動作禁止部材11Lを検出するものである。リミット
スイッチLS3,LS4は、禁止部材検出装置で右行、左行に
対応して光電検出器PH1R(PH1L)が動作禁止の精紡機
(本実施例ではSF7,SF2)の玉揚予報ランプLa1と対向す
る手前で夫々動作禁止部材11R(11L)を検出する位置に
配設してある。これらの各検出器、リミットスイッチ等
は、制御箱31内の走行制御装置33に接続されている。
走行制御装置33は、シーケンサを中心とした構成で、自
動機2の走行用モータ34の駆動制御を行う。走行制御装
置33のシーケンサ内には第4図のフローチャートに従う
自動機2の走行制御プログラムが記憶されている。
このフローチャートにおいて、ステップ1は通常の高速
走行指令出力手段、ステップ2は所定の移動方向におい
て、その移動方向と対応した禁止部材検出装置(リミッ
トスイッチLS3又はLS4)から禁止信号が入力されたかど
うかの判別手段、ステップ3はその移動方向に対応した
光電検出器PH1R(又はPH1L)からの入力信号の有無を判
別する手段、ステップ4は群端に来たことの判別手段、
ステップ5は禁止信号の解除信号の入力があったか否か
の判別手段、ステップ6,7は減速、停止指令出力手段、
ステプ8は走行用モータ34をそれまでの回転方向と逆方
向に回転させる指令を出力する自動機2の走行方向切換
手段である。
次に動作を説明する。ステーションSTに停止していた自
動機2は、精紡機SF2が玉揚予報信号を出すと移動開始
指令で動き出す。自動機2は、制御プログラムがステッ
プ2から4までの判別を繰り返しながら一旦左行する。
すると、ステップ4で左端のリミットドッグ10Lをリミ
ットスイッチLS2が確認してステップ8で方向を右行に
切換える。そして精紡機2の玉揚予報ランプLa1の点灯
を右行用の光電検出器PH1Rが検出すると(ステップ
3)、走行用モータ34を高速走行から減速し(ステップ
6)、右行用の近接スイッチ32Rが近接片9Rを検出して
停止する(ステップ7)。そして、玉揚開始ランプLa2
の点灯を光電検出器PH2が検出すると、玉揚機4が精紡
機2の前面に沿って移動、停止を繰り返しながら玉揚げ
を行う。玉揚げ完了すると玉揚機4はキャリヤ3へ戻
り、次の機台SF4へ向かう。こうして精紡機SF2,4,6と順
に玉揚予報ランプLa1が点灯し玉揚げが行われるが精紡
機SF6までの玉揚動作中にミスが生じ、予め設定してあ
る1台当りの玉揚時間をオーバーすると、精紡機SF6ま
での玉揚動作中に精紡機SF8の玉揚予報ランプLa1に続い
て精紡機SF7の玉揚予報ランプLa1が点灯することがあ
る。この場合、自動機2は精紡機SF6から通常の高速走
行で右行し、精紡機SF7の端部で、そのリミットスイッ
チLS3が動作禁止部材11Rを検出する。すると、第4図の
フローチャートのステップ2で禁止信号が走行制御装置
33に入力され、ステップ5へ進み、自動機2は高速走行
を続け、解除信号の入力を待っている状態となる。右行
中に、精紡機SF7の玉揚予報ランプLa1と右行用の光電検
出器PH1Rが対向するが、走行制御装置33はステップ5で
解除信号を待っているので、光電検出器PH1Rが精紡機SF
7のランプの点灯を検出しても、この入力信号は無視さ
れ、減速指令を出すことなく高速走行する。そして光電
検出器PH1Rが精紡機SF7の玉揚予報ランプLa1の前を通過
した後、左行用の近接スイッチ32Lが左行用の近接片9L
を確認すると解除信号を出力し、これによりステップ5
からステップ3へ進む。そして高速走行のまま精紡機SF
8の端部に至り、玉揚予報ランプLa1の点灯を確認し減速
して停止する。
尚、右行中には右行用光電検出器PH1Rのみが検出可能と
してあるので左行用のPH1Lは玉揚予報ランプLa1の点灯
を検出しない。このように玉揚作業遅れで精紡機SF6で
の玉揚作業中に精紡機SF8に続いて精紡機SF7の玉揚予報
ランプLa1が点灯しても、自動機2はこの動作禁止精紡
機SF7からの作業要求信号を無視してその機台端で減速
することなく、また、停止することもなく高速走行する
ため、移動ロスが無く、しかも、精紡機の玉揚順が狂う
こともなくなる。
考案の効果 以上のようにこの考案の装置によれば、自動機の動作
(減速、停止)を禁ずる紡機に配設した動作禁止部材を
自動機の禁止部材検出装置が検出すると、それ以降、解
除信号が入力するまでは信号検出装置からの入力信号の
有無に係らず、前記各動作を行わせないようにできる。
従って、自動機の所定の移動方向において、減速、停止
不要な紡機から作業要求信号が検出されることがあって
も、その紡機に対応して減速走行や、停止動作が行われ
ず、自動機の移動ロスやテーパ段取りの順番ミスを排除
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動機と精紡機の関係図、第2図は第1図の平
面図、第3図は精紡機群の平面図、第4図は自動機の走
行制御プログラムを示すフローチャートである。 2…自動機、SF1〜SF8…精紡機、G…精紡機群、La1…
玉揚予報ランプ(作業要求信号の出力装置)、PH1R、PH
1L…光電検出器(信号検出装置)、11R、11L…動作禁止
部材、LS3,LS4…リミットスイッチ(禁止部材検出装
置)、32R,32L…近接スイッチ(解除信号の出力装
置)、33…走行制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業要求信号の出力装置を備えた紡機を多
    数並設して成る紡機群と、この紡機群の機台端部に沿っ
    て往復走行し、前記出力装置と対向可能な信号検出装置
    によって作業要求信号を検出して減速、停止動作を行う
    自動機とから成る自動機の作業システムにおいて、自動
    機の所定の移動方向において、自動機の前記動作を禁止
    すべき紡機に対応して動作禁止部材を配設し、自動機に
    は、前記所定の移動方向において、前記信号検出装置と
    動作禁止の紡機の出力装置が対向する前に、前記動作禁
    止部材を検出する位置に禁止部材検出装置を設けると共
    にその解除信号の出力装置を装備し、更に、禁止部材検
    出装置からの検出信号入力後、解除信号入力まで、前記
    信号検出装置からの入力信号の有無に係らず通常走行を
    続けるように構成した走行制御装置を備えたことを特徴
    とする紡機における自動機の移動制御装置。
JP8551489U 1989-07-20 1989-07-20 紡機における自動機の移動制御装置 Expired - Lifetime JPH0634377Y2 (ja)

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JPH0325576U JPH0325576U (ja) 1991-03-15
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