JPH0634396A - 車両運行情報収集解析システム - Google Patents

車両運行情報収集解析システム

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JPH0634396A
JPH0634396A JP18827092A JP18827092A JPH0634396A JP H0634396 A JPH0634396 A JP H0634396A JP 18827092 A JP18827092 A JP 18827092A JP 18827092 A JP18827092 A JP 18827092A JP H0634396 A JPH0634396 A JP H0634396A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載装置において収集した速度データに基づ
いて解析装置において速度グラフを描いたとき、短い時
間又は運行の開始時と終了時の停止状態をグラフ上に表
示できるようにした車両運行情報収集解析システムを提
供する。 【構成】 車載装置3で可搬型の記録媒体4に書き込ん
で収集した1分時系列データを解析装置5が読み込む。
1分時系列データは、計測した速度に基づいて単位時間
当たりの最大値又は平均値と最小値又は速度0とを速度
データ処理手段31−1が求め、書き込み手段31−2
が作成して可搬型の記録媒体4に書き込んだものであ
る。解析装置5の描画手段51a−1が最大値又は平均
値を単位時間毎にプロットし、かつ速度0があるとき又
は運行の開始時と終了時に速度0がある該速度0と前記
最大値又は平均値とを垂直に結んで速度グラフを描く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時々刻々変化する車両
の速度を示す情報を含む車両運行情報をデジタルデータ
の形で収集し、該収集したデジタルデータを解析する車
両運行情報収集解析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両運行情報収集解析システム
は、車両に搭載され、時々刻々変化する速度及び走行距
離などを監視し、この監視により得られる信号をデジタ
ルデータに変換し、これをICメモリカードなどの記録
媒体に記録する一般にデジタルタコグラフと呼ばれる車
載装置と、車両を管理する事務所などに配置され、車載
装置によって記録された記録媒体中のデジタルデータを
読み取り、この読み取ったデジタルデータを解析して車
両管理に必要な車両運行情報を収集する解析装置とによ
って、図15に示すように構成されている。
【0003】同図において、1は車両のトランスミッシ
ョン2から車軸の回転数に応じた回転を入力し、この回
転を回転数に比例した周波数のパルス信号に変換して出
力する回転センサ、3は回転センサ1からのパルス信号
をサンプリングして入力し、演算により瞬時速度及び走
行距離を求めると共に所定のデータ圧縮処理を行って記
録する車載装置である。この車載装置3には、可搬性の
記録媒体であるICメモリカード4が着脱自在に装着で
きるようになっている。ICメモリカード4には、これ
を車載装置3に装着することによって、上記速度、距離
などがデジタルデータの形で記録されるようになってい
る。
【0004】また、同図において、5は車両の運行を管
理する事務所などに設置される解析装置であり、この解
析装置5に対して車載装置3から取外したICメモリカ
ード4を装着することによって、ICメモリカード4か
らデジタルデータを読み取ってフロッピディスクなどの
記録媒体にセーブすると共に、このセーブしたデジタル
データを解析して得た車両運行情報を収集する他、印字
や表示を行ったり、デジタルデータを記録するため車載
装置3に装着して使用するICメモリカード4の初期化
や設定データなどの記録を行う。
【0005】上述した構成のシステムにおいては、時間
とともに変化する走行速度を、解析装置側において1画
面に例えば24時間分描画しようとした場合、時間軸の
分解能が1分以上になってしまうが、このような描画を
行う方法として従来次の2つが考えられていた。
【0006】第1の方法は分解能に相当する単位時間の
間の最大値又は平均値を求めてその点を結んで図16に
示すようなグラフを描くものであり、第2の方法は分解
能に相当する単位時間の最大値及び最小値を求めて両方
の点を垂直(縦)に結んで図17に示すようなグラフを
描くものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記第2の方法によっ
て描いたグラフでは、速度変化が激しい場合に図17か
ら分かるように隣同士の直線が重なって非常に見にくく
なり、このため第1の方法によってグラフを描くことが
多かった。
【0008】しかし、第1の方法により描いたグラフの
場合、分解能以下の短い時間の停止(速度が0)のとき
には、0表示が行われず表示が不自然であるという問題
があった。
【0009】また、車両の運行開始或いは終了時には実
際に0ではじまり0で終わっているにもかかわらず、図
16のように0が表示されない場合があり、非常に違和
感のあるグラフとなっていた。
【0010】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、時々刻々変化する車両の速度を示す情報を含む車
両運行情報をデジタルデータの形で収集し、該収集した
デジタルデータを解析する車両運行情報収集解析システ
ムにおいて、車載装置において収集した速度データに基
づいて解析装置において速度グラフを描いたとき、短い
時間の停止状態をグラフ上に表示できるようにした車両
運行情報収集解析システムを提供することを第1の目的
としている。
【0011】本発明はまた、上述した従来の問題点に鑑
み、時々刻々変化する車両の速度を示す情報を含む車両
運行情報をデジタルデータの形で収集し、該収集したデ
ジタルデータを解析する車両運行情報収集解析システム
において、車載装置において収集した速度データに基づ
いて解析装置において速度グラフを描いたとき、運行の
開始時と終了時の停止状態をグラフ上に表示できるよう
にした車両運行情報収集解析システムを提供することを
第2の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため本発明により成された車両運行情報収集解析シス
テムは、図1の基本構成図に示すように、一定時間毎に
計測した速度に基づいて単位時間毎に速度の最大値又は
平均値と最小値又は速度0のデータからなる速度時系列
データを可搬型の記録媒体4に書き込んで車両運行情報
を収集する車載装置3と、前記記憶媒体4に書き込まれ
ている速度時系列データを読み込み、該読み込んだ速度
時系列データの最大値又は平均値を単位時間毎にプロッ
トし、かつ速度0があるとき該速度0と前記最大値又は
平均値とを垂直に結んで速度グラフを描く解析装置5と
を備えることを特徴としている。
【0013】前記車載装置3が、計測した速度に基づい
て単位時間当たりの最大値又は平均値と最小値又は速度
0とを求める速度データ処理手段31−1と、該速度デ
ータ処理手段31−1により算出した最大値又は平均値
と最小値又は速度0とにより速度時系列データを作成し
て可搬型の記録媒体4に書き込んで書き込み手段31−
2とを備えることを特徴としている。
【0014】前記解析装置5が、前記記録媒体4から読
み込んだ速度時系列データの最大値又は平均値を単位時
間毎にプロットし、かつ速度0があるとき該速度0と前
記最大値又は平均値とを垂直に結んで速度グラフを描く
描画手段51a−1を備えることを特徴としている。
【0015】上記第2の目的を達成するため本発明によ
り成された車両運行情報収集解析システムは、図1の基
本構成図に示すように、一定時間毎に計測した速度に基
づいて単位時間毎に速度の最大値又は平均値と最小値又
は速度0のデータからなる速度時系列データを可搬型の
記録媒体4に書き込んで車両運行情報を収集する車載装
置3と、前記記憶媒体4に書き込まれている速度時系列
データを読み込み、該読み込んだ速度時系列データの最
大値又は平均値を単位時間毎にプロットし、かつ運行の
開始時と終了時に速度0があるとき該速度0と前記最大
値又は平均値とを垂直に結んで速度グラフを描く解析装
置5とを備えることを特徴としている。
【0016】前記車載装置3が、計測した速度に基づい
て単位時間当たりの最大値又は平均値と最小値又は速度
0とを求める速度データ処理手段31−1と、該速度デ
ータ処理手段31−1により算出した最大値又は平均値
と最小値又は速度0とにより速度時系列データを作成し
て可搬型の記録媒体4に書き込んで書き込み手段31−
2とを備えることを特徴としている。
【0017】前記解析装置5が、前記記録媒体4から読
み込んだ速度時系列データの最大値又は平均値を単位時
間毎にプロットし、かつ運行の開始時と終了時に速度0
があるとき該速度0と前記最大値又は平均値とを垂直に
結んで速度グラフを描く描画手段51a−1を備えるこ
とを特徴としている。
【0018】
【作用】上記構成において、車載装置3において記録媒
体4に書き込んで収集した一定時間毎に計測した速度に
基づいて単位時間毎に速度の最大値又は平均値と最小値
又は速度0のデータからなる速度時系列データを解析装
置5が読み込み、この読み込んだ速度時系列データの最
大値又は平均値を単位時間毎にプロットし、かつ速度0
があるとき該速度0と前記最大値又は平均値とを垂直に
結んで速度グラフを描いているので、停止時間が短い時
間であっても速度グラフを0にすることができる。
【0019】また、車載装置3において記録媒体4に書
き込んで収集した一定時間毎に計測した速度に基づいて
単位時間毎に速度の最大値又は平均値と最小値又は速度
0のデータからなる速度時系列データを解析装置5が読
み込み、この読み込んだ速度時系列データの最大値又は
平均値を単位時間毎にプロットし、かつ運行の開始時と
終了時に速度0があるとき該速度0と前記最大値又は平
均値とを垂直に結んで速度グラフを描いているので、運
行の開始時と終了時に速度グラフを0にすることができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による車両運行情報収集解析システ
ムの一部分を構成する車載装置の具体的な構成を示し、
同図において、車載装置3は予め定めた制御プログラム
に従って動作するマイクロコンピュータ(CPU)31
を有する。CPU31は制御プログラムを格納するRO
M31a及び信号処理のための各種のデータを格納する
RAM31bを内蔵している。
【0021】CPU31には、インタフェース(I/
F)32を介して回転センサ1からの距離パルス信号及
びイグニッション(IGN)スイッチのアクセサリ(A
CC)スイッチの状態を示す信号が入力され、また図示
しないコネクタを介してICメモリカード4が着脱自在
に接続されるようになっている。なお、33は接続され
る回転センサ1からの信号によって速度や走行距離を演
算するため、例えばその種類に応じた所定の値などを設
定するための設定スイッチ、34はICメモリカード4
を挿脱するための開口に設けられた蓋の開を検出する蓋
開検出スイッチである。
【0022】上述した構成の車載装置3は、カードを識
別するためのカードIDが予め書き込まれているICメ
モリカード4が装着されることによって、このICメモ
リカード4に対し、カードが装着されて蓋が閉じられて
から蓋が開かれるまでの期間として定義される各運行を
識別するめの運行IDとともに、各運行の間の圧縮した
速度データと1分時系列データとを書き込む。
【0023】このために、CPU31は車両の走行に応
じて回転センサ1が発生する信号を入力してこれを処理
し、車両の走行速度を0.5秒毎に計測し、この計測によ
り得た速度データを圧縮してICメモリカード4に書き
込む。また、1分毎の速度最大値及び最小値と走行距離
とを計測し、この計測により得た1分時系列データをI
Cメモリカード4に書き込む。
【0024】図3はICメモリカード4への書き込みフ
ォーマットを示し、同図において、ICメモリカード4
の書込エリアは、カードID書込エリア41と、運行I
Dエリア421 乃至42nと、1分時系列データエリア
431 乃至43nと、速度圧縮データエリア441 乃至
44nと、オプションデータエリア45とからなってい
る。
【0025】上記1分時系列データエリア431 乃至4
3nは、各運行の開始から1分間の走行毎の最大速度V
max 、最小速度Vnmin 及び所定の分解能、例えば1
00m単位からなる走行距離Dnからなっている。
【0026】上記0.5秒毎の速度圧縮データは1画面に
描画する時間が短く拡大率の大きな場合に、1分時系列
データは1画面に描画する時間が長く拡大率の小さな場
合に解析装置においてそれぞれ選択されて使用される。
【0027】車載装置3が図3に示すフォーマットでデ
ータを書き込むための動作を、CPU31が行う仕事を
示す図5乃至図7のフローチャートを参照して以下説明
する。CPU31はその電源の投入によって動作を開始
し、その最初のステップS1においてイニシャライズを
行う。このステップS1のイニシャライズにおいては、
後述する各種のフラグを0にしたり、各種処理に使用す
るエリアをクリアする。その後、ステップS2に進んで
IGNスイッチのACCがオン状態であるか否かを判定
する。ステップS2の判定がYESのときにはステップ
S3に進み、ここでICメモリカード4を挿脱するため
の開口に設けられた蓋の開を検出する蓋開検出スイッチ
34の状態によってICメモリカード4への書き込みが
可能であるか否かを判定する。
【0028】上記ステップS3の判定がYESのときに
はステップS4に進んでIDOKF(フラグ)が1であ
るか否かを判定し、この判定がNOのときにはステップ
S5に進んでIDOKFを1にしてからステップS6に
進み、ここでICメモリカード5が装着されたことに関
連するカードに対する読み出し書き込みを伴うカード開
始処理を行ってからステップS7に進む。上記ステップ
S4の判定がYESのときには、ステップS5及びステ
ップS6を飛ばしてステップS7に進む。
【0029】上記ステップS7においては、CPU31
のRAM31b内に構成した年月日時分秒の時間を刻む
時計について時計処理を行ってからステップS8に進
む。ステップS8においては、0.5秒経過したか否かを
判定し、この判定がYESのときにはステップS9に進
んで回転センサ1から入力している距離パルスに基づい
て速度を算出し、次のステップS10においてこの算出
した速度について時系列データ処理を行う。
【0030】続いてステップS11に進み、上記算出し
た速度についての圧縮処理を行ってからステップS14
に進む。なお、上記ステップS8の判定がNOのとき、
すなわち0.5秒経過していないときには上記ステップS
9乃至S11を飛ばしてステップS14に進む。上記ス
テップS14においては時計表示を行ってから上記ステ
ップS2に戻る。
【0031】上記ステップS2の判定がNO、すなわ
ち、IGNスイッチのACCがオフ状態のときには、ス
テップS15に進んでCPU31をスリープ状態にして
からステップS16に進み、ここで上記ステップS7と
同様の時計処理を行い、次のステップS17において上
記2と同様の判断を行い、ステップS17の判定がNO
のときには上記ステップS15に戻り、IGNスイッチ
のACCがオン状態になってステップS17の判定がY
ESとなるまでステップS15乃至S17を繰り返し、
ステップS17の判定がYESになったら上記ステップ
S2に戻る。
【0032】上記ステップS3の判定がNOのとき、す
なわち、ICメモリカード4を挿脱するための開口に設
けられた蓋の開を検出する蓋開検出スイッチ34の状態
によってICメモリカード4への書き込みが不可能であ
ると判定されたときには、ステップS18に進んでID
OKFが1であるか否かを判定し、このステップS18
の判定がYESのときにはステップS19においてID
OKFを0にし、次のステップS20においてカード終
了処理を行ってから上記ステップS2に戻る。また、上
記ステップS18の判定がNOのときにはステップS1
9及びS20を飛ばして上記ステップS2に戻る。
【0033】上記ステップS10の時系列データ処理
は、具体的には、図6及び図7に示すフローチャートの
実行により行われる。このフローチャートを実行するた
め、RAM31bの所定の領域には、図8に示すような
各種のエリアが用意されている。すなわち、速度最大値
を格納するVMAX 、速度最小値を格納するVMIN 、1分
カウンタエリアTIME、カードアドレスポインタA
P、距離エリアDSP、100mカウントエリアSPが
用意されている。
【0034】上記時系列データ処理においては、その最
初のステップS10aにおいて、上記ステップS9にお
いて算出した今回速度がRAM31b中のVMAX に格納
されている値よりも大きいか否かを判定し、この判定が
YESのときにはステップS10bに進んでVMAX にそ
れまでの値に代えて今回速度を格納してからステップS
10cに進み。一方、上記ステップS10aの判定がN
OのときにはステップS10bを飛ばしてステップS1
0cに進む。
【0035】上記ステップS10cにおいては、上記ス
テップS9において算出した今回速度がRAM31b中
のVMIN に格納されている値よりも小さいか否かを判定
し、この判定がYESのときにはステップS10dに進
んでVMIN にそれまでの値に代えて今回速度を格納して
からステップS10eに進む。一方、上記ステップS1
0cの判定がNOのときにはステップS10dを飛ばし
てステップS10eに進む。
【0036】上記ステップS10eにおいては、後述す
る100mF(フラグ)が1であるか否かを判定し、こ
の判定がYESのときにはステップS10fに進んで1
00mFを0にする。次にステップS10gに進み、こ
こでDSPをインクリメント、すなわち、DSPをDS
P+1にしてからステップS10iに進む。一方、上記
ステップS10eの判定がNOのときにはステップS1
0f乃至S10gを飛ばしてステップS10iに進む。
【0037】上記ステップS10iにおいては1分経過
したか否かを判定する。このステップS10iの判定が
YESのときにはステップS10jに進み、ここでIC
メモリカード4のカードアドスポインタAPによって指
定されているアドレスM(AP)にVMAX に格納されて
いる値を、次のアドレスM(AP+1)にVMIN に格納
されている値を、更に次のアドレス(AP+2)にDS
Pの内容をそれぞれ書き込む。そして、次のステップS
10kにおいてAPにAP+3を格納して次の書き込み
アドレスを用意してから上記ステップS11に進む。一
方、上記ステップS10iの判定がNOのとき、すなわ
ち、1分経過していないときには上記ステップS10j
及びS10kを飛ばして上記ステップS11に進む。
【0038】上述した図5及び図6のフローチャートの
実行の過程において回転センサ1から距離パルスが入力
されると、図7の割り込みフローチャートを実行し、そ
の最初のステップS21においてSPをインクリメント
する。すなわち、SPをSP+1にする。その後ステッ
プS22に進んでSPの内容によって100m走行した
か否かを判定し、このステップS22の判定がYESの
ときにはステップS23に進んでSPを0にし、続くス
テップS24において100mFを1にして元のステッ
プに戻る。一方、ステップS22の判定がNOのとき、
すなわち、まだ100m走行していないときにはステッ
プS23及びS24を飛ばして直ちに元のステップに戻
る。
【0039】上述した図6及び図7のフローチャートの
説明から明らかなように、車載装置3のCPU3は、計
測した速度に基づいて単位時間当たりの最大値又は平均
値と最小値又は速度0とを求める速度データ処理手段3
1−1と、該速度データ処理手段31−1により算出し
た最大値又は平均値と最小値又は速度0とにより速度時
系列データを作成して可搬型の記録媒体4に書き込んで
書き込み手段31−2として働いている。
【0040】上記ステップS11の圧縮処理は、0.5秒
毎に上記ステップS9において算出した速度をアドレス
ポインタによって指定されているICメモリカード4中
のアドレスに運行ID時系列データと逆方向に、アドレ
スの大きな位置から書き込むが、この圧縮の具体的な方
法としては、例えば特公平3−53673号公報におい
て提案されているものを適用することができる。
【0041】以上の動作によって、車載装置3において
ICメモリカード4内には、図3に示すような圧縮され
た速度データと1分時系列データからなるデータが書き
込まれ、このデータが後述する解析装置5によって読み
取られて解析される。
【0042】一方、車両の運行を管理する運送会社の車
両管理事務所などに設置される解析装置5は、具体的に
は、図9に示すような構成となっており、予め定めたプ
ログラムに従って動作するパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)51を有する。パソコン51には、パソコン本
体51aと、これに接続されたキーボード51b、CR
T51c、フロッピディスク(FD)ドライバ51d、
プリンタ51e及びカードリーダ・ライタ(R/W)5
1fが接続されている。
【0043】この解析装置5においては、フロッピディ
スクドライバ51dに解析プログラムなどを格納したプ
ログラムフロッピディスク(FD)51g1 を装着して
起動することによって、車載装置3から取外してカード
R/W51fに装着されたICメモリカード4から運行
データを読み取り、これをFDドライバ51dに装着れ
ているデータフロッピディスク(FD)51g2 にセー
ブしたり、ICメモリカード4から読み取った運行デー
タを直接解析するか或いはデータFD51g2に一度セ
ーブしている運行データを解析し、この解析の結果得ら
れる一覧表、運行管理表、グラフ、安全管理表などをC
RT51cに表示したり或いはプリンタ51eによって
印字したりする他、運行データを記録するため車載装置
3に装着して使用するICメモリカード4の初期化や設
定データなどの記録を行う。
【0044】上述した構成の解析装置5は、そのパソコ
ン本体51aが図10のフローチャートに示す仕事を実
行する。すなわち、パソコン本体51aはプログラムF
D51g1 を装着することによって起動し、その最初の
ステップS31において処理メニュー画面をCRT51
cに表示させる。その後ステップS32に進み、ここで
キーボード51bのテンキーによる選択を待つ。
【0045】今、キーボード51bのテンキーによって
カード読み取りが選択されると、ステップS33に進ん
でカードR/W51fに装着されているICメモリカー
ド4から運行データを読み取るカード読み取り処理を行
い、続くステップS34において運行データを読み取っ
た運行データの保存処理を行ってからステップS35に
進んでカードの初期化処理を行い、次のステップS36
において設定データによる選択を待つ。
【0046】キーボード51bのテンキーによってFD
読み取りが選択されると、ステップS37に進んでFD
ドライバ51dに装着されているデータFD51g2
ら運行データを読み取るFD読み取り処理を行ってから
上記ステップS36に進んで設定データによる選択を待
つ。
【0047】キーボード51bのテンキーによってカー
ド確認処理が選択されると、ステップS38に進んでカ
ードR/W51fに装着されているICメモリカード4
を確認するカード確認処理を行う。その後ステップS3
9に進んでフリーワード(FW)を変更するFW変更処
理を行い、続くステップS40においてカード再利用処
理を行ってから上記ステップS31のメニュー画面に戻
る。また、ステップS32において終了が選択されたと
きにはステップS41において終了処理を行って動作を
終了する。
【0048】上記ステップS36においては、ステップ
S42の一覧表作成表示処理、ステップS43の運行管
理表作成表示処理、ステップS44のグラフ作成表示処
理、ステップS45の安全管理表作成表示処理の何れか
の選択処理を行う。ステップS42乃至S45の実行後
はステップS46に進んでキーボード51bのファンク
ションキーによる選択を待つ。
【0049】上記ステップS46におけるファンクショ
ンキーによる選択によって、ステップS47の一覧表作
成表示処理、ステップS48の運行管理表作成表示処
理、ステップS49の安全管理表作成表示処理、ステッ
プS50のグラフ作成表示処理、ステップS51の印字
処理をそれぞれ行ってからステップS46に戻り、無選
択によって上記ステップS31に戻る。
【0050】上記ステップS44及びS50のグラフ作
成表示処理では、速度グラフなどをCRT61c或いは
プリンタ61eに描かせるためのデータ出力処理を行
う。その一例として、描画の際に単位時間の速度の最小
値が0のときにその時間軸上で最大値(平均値)と0を
垂直に結んだ図11に示す速度グラフがあり、他の一例
として、運行の開始時と終了時にのみ最大値(平均値)
と0を垂直に結んだ図12に示す速度グラフがある。
【0051】上述したように圧縮速度データを使用して
図11及び図12に示す速度グラフを作成して表示する
際の動作を、グラフ作成表示処理のフローチャートを示
す図13及び図14を参照して以下詳細に説明する。
【0052】図13のフローチャートによるグラフ作成
表示処理では、その最初のステップS101においてデ
ータの番号を指定するレジスタnを0にし、続くステッ
プS102においてICメモリカード4から読み込んだ
1分時系列データからレジスタnにより指定されるV
n max を読み出し出力してプロットさせる。その後ステ
ップS103に進んでレジスタnにより指定されるV
n min が0であるか否かを判定し、このステップS10
3の判定がYESのときにはステップS104に進んで
n max とVn min を結ばせる信号を出力してステップ
S105に進む。一方、ステップS103の判定がNO
のときにはステップS104を飛ばしてステップS10
5に進む。
【0053】ステップS105においてはレジスタnを
インクリメント、すなわちn+1にし、その後ステップ
S106に進んでnがN+1に等しいか否か、すなわち
最後のデータまで処理が進んだか否かを判定する。この
ステップS106の判定がYESのときにはグラフ作成
表示処理を終了して元に戻り、判定がNOのときには上
記ステップS102に戻って上記ステップS102乃至
S106を繰り返し実行する。
【0054】上述した図13のフローチャートの説明か
ら明らかなように、解析装置5のパソコン51の本体5
1aは、前記記録媒体4から読み込んだ速度時系列デー
タの最大値又は平均値を単位時間毎にプロットし、かつ
速度0があるとき該速度0と前記最大値又は平均値とを
垂直に結んで速度グラフを描く描画手段51a−1とし
て働いている。
【0055】図14のフローチャートによるグラフ作成
表示処理では、その最初のステップS201においてデ
ータの番号を指定するレジスタnを1にしてからステッ
プS202に進み、ここでV0 min が0であるか否かを
判定する。
【0056】ステップS202の判定がYESのときに
は、ステップS203に進んでV0 max とV0 min を結
んでステップS204に進み、ステップS202の判定
がNOのときにはステップS205に進んでV0 max
プロットしてからステップS204に進む。ステップS
204においては、nがNに等しいか否かを判定し、こ
の判定がNOのときにはステップS206に進んでV
n max をプロットしてからステップS207に進んでn
をインクリメント、すなわち、nをn+1にする。その
後ステップS208に進んでnがN+1に等しいか否
か、すなわち、最後のデータまでの処理が終了したか否
かを判定し、この判定がYESのときには元のフローチ
ャートに戻り、NOのときは上記ステップS204に戻
る。
【0057】上記ステップS204の判定がYESのと
き、すなわち、、最後のデータであるとき、ステップS
209に進んでVN min が0であるか否かを判定し、こ
の判定がNOのときには上記ステップS206に進み、
判定がYESのときにはステップS210に進んでV
N max とVN min を結んでから上記ステップS207に
進む。
【0058】上述した図14のフローチャートの説明か
ら明らかなように、解析装置5のパソコン51の本体5
1aは、前記記録媒体4から読み込んだ速度時系列デー
タの最大値又は平均値を単位時間毎にプロットし、かつ
運行の開始時と終了時に速度0があるとき該速度0と前
記最大値又は平均値とを垂直に結んで速度グラフを描く
描画手段51a−1として働いている。
【0059】なお、上述の実施例では、1分時系列デー
タとして最小値データを最大値データと別個に収集する
ようにしているが、最大値データの最上位ビットをフラ
グビットとして使用し、該フラグの0によって最小値の
速度0を表し、1によって最小値が0でないことを表し
てもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本考案によれば、一
定時間毎に計測した速度に基づいて単位時間毎に速度の
最大値又は平均値と最小値又は速度0のデータからなる
速度時系列データを収集し、この速度時系列データの最
大値又は平均値を単位時間毎にプロットし、かつ速度0
がるとき又は運行の開始時と終了時に速度0があるとき
該速度0と前記最大値又は平均値とを垂直に結んで速度
グラフを描いて運行の開始時と終了時の速度グラフを確
実に0にしているので、違和感のない自然な速度グラフ
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両運行情報収集解析システムの
基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるシステムの車載装置の具体的な構
成を示す図である。
【図3】図2の車載装置によってICメモリカードに書
き込まれるデータのフォーマットの一例を示す図であ
る。
【図4】時系列データの構成例を示す図である。
【図5】図2の車載装置のCPUが行う仕事を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5中の一部分の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図7】図5中の他の部分の詳細を示すフローチャート
である。
【図8】図6のフローチャートの実行のためにRAM中
に用意された各種のエリアを示す図である。
【図9】本発明によるシステムの解析装置の具体的な構
成を示す図である。
【図10】図9の解析装置のパソコン本体が行う仕事を
示すフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートの実行により描かれ
る速度グラフの一例を示す図である。
【図12】図10のフローチャートの実行により描かれ
る速度グラフの他の例を示す図である。
【図13】図10中の一部分の詳細の一例を示すフロー
チャートである。
【図14】図11中の一部分の詳細の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図15】従来一般の車両運行情報収集解析システムの
概略構成を示す図である。
【図16】図15中の解析装置により描かれる速度グラ
フの一例を示す図である。
【図17】図15中の解析装置により描かれる速度グラ
フの他の例を示す図である。
【符号の説明】
3 車載装置 4 記録媒体(ICメモリカード) 5 解析装置 31−1 速度データ処理手段(CPU) 31−2 書き込み手段(CPU) 51a−1 描画手段(パソコン本体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間毎に計測した速度に基づいて単
    位時間毎に速度の最大値又は平均値と最小値又は速度0
    のデータからなる速度時系列データを可搬型の記録媒体
    に書き込んで車両運行情報を収集する車載装置と、 前記記憶媒体に書き込まれている速度時系列データを読
    み込み、該読み込んだ速度時系列データの最大値又は平
    均値を単位時間毎にプロットし、かつ速度0があるとき
    該速度0と前記最大値又は平均値とを垂直に結んで速度
    グラフを描く解析装置とを備えることを特徴とする車両
    運行情報収集解析システム。
  2. 【請求項2】 前記車載装置が、計測した速度に基づい
    て単位時間当たりの最大値又は平均値と最小値又は速度
    0とを求める速度データ処理手段と、該速度データ処理
    手段により算出した最大値又は平均値と最小値又は速度
    0とにより速度時系列データを作成して可搬型の記録媒
    体に書き込んで書き込み手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の車両運行情報収集解析システム。
  3. 【請求項3】 前記解析装置が、前記記録媒体から読み
    込んだ速度時系列データの最大値又は平均値を単位時間
    毎にプロットし、かつ速度0があるとき該速度0と前記
    最大値又は平均値とを垂直に結んで速度グラフを描く描
    画手段を備えることを特徴とする請求項1記載の車両運
    行情報収集解析システム。
  4. 【請求項4】 一定時間毎に計測した速度に基づいて単
    位時間毎に速度の最大値又は平均値と最小値又は速度0
    のデータからなる速度時系列データを可搬型の記録媒体
    に書き込んで車両運行情報を収集する車載装置と、 前記記憶媒体に書き込まれている速度時系列データを読
    み込み、該読み込んだ速度時系列データの最大値又は平
    均値を単位時間毎にプロットし、かつ運行の開始時と終
    了時に速度0があるとき該速度0と前記最大値又は平均
    値とを垂直に結んで速度グラフを描く解析装置とを備え
    ることを特徴とする車両運行情報収集解析システム。
  5. 【請求項5】 前記車載装置が、計測した速度に基づい
    て単位時間当たりの最大値又は平均値と最小値又は速度
    0とを求める速度データ処理手段と、該速度データ処理
    手段により算出した最大値又は平均値と最小値又は速度
    0とにより速度時系列データを作成して可搬型の記録媒
    体に書き込んで書き込み手段とを備えることを特徴とす
    る請求項4記載の車両運行情報収集解析システム。
  6. 【請求項6】 前記解析装置が、前記記録媒体から読み
    込んだ速度時系列データの最大値又は平均値を単位時間
    毎にプロットし、かつ運行の開始時と終了時に速度0が
    あるとき該速度0と前記最大値又は平均値とを垂直に結
    んで速度グラフを描く描画手段を備えることを特徴とす
    る請求項4記載の車両運行情報収集解析システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6701234B1 (en) 2001-10-18 2004-03-02 Andrew John Vogelsang Portable motion recording device for motor vehicles

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193311A (ja) * 1983-04-19 1984-11-01 Mitsubishi Motors Corp 車両用運行記録装置

Patent Citations (1)

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