JPH0634421Y2 - 水中にコンクリートを打設するときのトレミー管の先端位置測定装置 - Google Patents

水中にコンクリートを打設するときのトレミー管の先端位置測定装置

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JPH0634421Y2
JPH0634421Y2 JP17573887U JP17573887U JPH0634421Y2 JP H0634421 Y2 JPH0634421 Y2 JP H0634421Y2 JP 17573887 U JP17573887 U JP 17573887U JP 17573887 U JP17573887 U JP 17573887U JP H0634421 Y2 JPH0634421 Y2 JP H0634421Y2
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concrete
tremie pipe
tremie
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暁 原田
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Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、水中にコンクリートを打設するときのトレ
ミー管の先端位置測定装置に関し、特に、分離低減剤を
添加混合したコンクリートの天端とこれを打設するトレ
ミー管の先端位置との間隔を測定する装置に関する。
《従来の技術》 周知のように、例えば、連続地中壁や橋梁脚部などのコ
ンクリート構造物を構築する場合に、水海中ないしは泥
水中にコンクリートを打設する方法として、トレミー管
を用いるトレミー工法がある。
この工法では、打設するコンクリートが水に洗われセメ
ント、骨材などの構成物質が分離することなく施工する
のが、良質なコンクリート構造物を得るための重要な要
件となる。
ところで、近年特殊な高分子化合物をコンクリートに添
加して、コンクリートの粘度を増加させて、コンクリー
トが水に洗われても構成物質の分離が少ない水中コンク
リートが開発され、現実に使用されている。
この種の水中コンクリートをトレミー工法で打設する際
には、コンクリートの粘度が大きいことなどから、トレ
ミー管の先端は、従来の方法と異なり、既に打設された
コンクリートの天端面から離間させた状態で行うことが
可能となり、広範囲の連続打設が容易にできる。
しかし、この種の水中コンクリートは、その分離が抑制
されているが、水中での落下距離があまり大きくなる
と、構成物質が分離して、構造物の欠陥となる。
従って、トレミー管と打設コンクリートの天端面との間
隔は、所定の間隔を保持しながら打設することが望まし
い。
このため、従来は、例えば実開昭60−85332号公報に見
られるように、トレミー管の先端部分に超音波センサー
を取付け、超音波を打設コンクリートに投射し、その反
射波を受信することでトレミー管と打設コンクリート天
端面との間隔を測定していたが、このような測定装置に
は以下に説明する問題があった。
《考案が解決しようとする問題点》 すなわち、上記公報の測定装置では、超音波センサーを
トレミー管の先端下面に配置しているが、トレミー管か
ら排出されるコンクリートが山状になるのでその斜面の
部分を測定することになり、正確に天端面が測定できな
かった。
また、トレミー管の先端から排出されたコンクリート
は、若干構成物質が分離した状態で放出され、これによ
り水中には濁りや気泡が生じ、これらのために正確な天
端測定が阻害されていた。
さらに、コンクリートの打設深さが大きくなると、トレ
ミー管が潮海流などの影響により傾斜するので、トレミ
ー管の先端と打設コンクリートの天端だけを測定したの
では、これらの間隔を正確に求められなかった。
この考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、正確にトレミー管と打
設コンクリートの天端面との間隔が測定できる装置を提
供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案は、水中に打設さ
れる分離低減剤が添加されたコンクリートの天端とコン
クリート打設用のトレミー管の先端位置との間隔を測定
する装置において、前記トレミー管の側面に設置された
傾斜計と、前記トレミー管の先端近傍に設置され、前記
トレミー管の軸に対して所定の角度だけ外方に傾斜して
超音波信号を投射し、かつ、前記コンクリートからの反
射信号を受信する超音波センサーと、前記傾斜計とこの
超音波センサーとの出力信号を受けて前記トレミー管の
先端と打設されたコンクリートの天端面との距離を算出
する演算装置とで構成した。
《作用》 上記構成の測定装置によれば、打設されたコンクリート
面に超音波を投射してその反射信号を受信する超音波セ
ンサーが、トレミー管軸に対して所定の角度だけ外方に
傾斜して設置されているので、トレミー管から排出され
るコンクリートの影響や、濁り,気泡の影響を受けな
い。
また、トレミー管には傾斜計が設置されているので、そ
の傾斜角度が検出され、その検出値を使用して、トレミ
ー管と打設コンクリートの天端面との間隔を補正でき
る。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例について添付図面を参照
にして詳細に説明する。
第1図から第4図はこの考案にかかる水中にコンクリー
トを打設するときのトレミー管の先端位置測定装置の一
実施例を示している。
同図に示す測定装置は、中空筒状のトレミー管10を介し
て打設するコンクリートCに高分子系の分離低減剤が添
加されているものに使用され、トレミー管10の側面に
は、その軸方向に沿って間隔を置いて設置された複数の
2軸式の傾斜計12,12と、先端近傍に周方向に間隔を置
いて設置された複数の超音波センサー14,14とを備えて
いる。
これらの傾斜計12および超音波センサー14は、それぞれ
船上に設置される演算装置15に接続されている。
上記超音波センサー14には、所定の周波数、例えば、40
〜400KHZの周波数の超音波を所定の周期、例えば、200c
/secで発信し、コンクリートCからの反射波を受信する
送受信器17が接続されており、トレミー管10の軸に対し
て所定の角度だけ外方に傾斜して超音波信号sを投射す
るように設置されている。
超音波センサー14は、耐圧型のものが使用され、その取
付け構造の詳細を第2図に示している。
超音波センサー14は、その本体14aが円筒状に形成さ
れ、本体14aの外周には円筒状のゴム製保護板16,16を介
在させて取付けバンド19が装着され、取付けバンド19の
外側面には取付け用のブラケット18が固着されている。
一方、上記トレミー管10の外周には固定バンド20が装着
され、固定バンド20には一対の挟持片22が突設されてい
る。
そして、超音波センサー14はブラケット18を挟持片22間
に挿入してボルトナット24により、超音波信号sの投射
角度が変更できるように、揺動自在に取付けられてい
る。
超音波信号sの投射角度θは、第1図に示すように、ト
レミー管10の先端位置からの取付け長さl1が0.5〜1m程
度であれば例えば30度程度が適当であり、この場合、超
音波信号sの指向性を、トレミー管10の中心軸Oから約
1mの位置で約20cm程度に拡がる6度程度とすれば、トレ
ミー管の先端位置を測定するのに十分な強度の反射波が
得られた。
上記演算装置15の詳細を第3図に示している。
演算装置15は、上記傾斜計12および送受信器17にそれぞ
れ接続されたA/D変換器26,26と、これでデジタル信号に
変換された傾斜角信号θ1と、超音波センサー14と打設
されたコンクリートCとの間を超音波が往復する時間の
信号t1とを入力信号として、第4図に示すトレミー管10
の先端と打設コンクリートCの天端面との間隔xを算出
するマイクロコンピュータ28と、演算結果を表示する表
示器30とを備えている。
上記マイクロコンピュータ28では、第3図(b)に示す
手順で間隔xが計算される。
まず、プログラムがスタートするとステップS1で傾斜角
信号θ1と当該傾斜角に対する複数の受信信号t1とがそ
れぞれ読み込まれ、同S2でそれぞれの受信信号t1の雑音
処理、例えば、超音波センサー14で超音波信号sを発射
した後一定時間までは受信信号を0レベルにするとか、
あるいは受信信号の大きさを一定レベルでカットする、
さらには受信した信号を重合して雑音信号を顕在化して
これを除去するといった処理をした後、ステップ3で全
ての受信信号t1の波形を平均化し、平均化した受信信号
の最大出力値に対応した時間を求め、この時間を1/2と
した片道時間tを算出する。
次いで、ステップS4では、超音波信号sの周波数に基づ
いて計算された速度vに片道時間tを乗算し、超音波セ
ンサー14とこれから発射された信号sが打設されたコン
クリートCの天端面に投射された位置との間の距離l2
計算される。
ステップS5では、距離l2と、超音波信号sの投射角度θ
と、傾斜角θ1とに基づき超音波センサー14の取付け位
置の垂直距離l3が求められる。
そして、ステップS6では、垂直距離l3からl1cosθ1を減
算して間隔xが計算され、同ステップS7でその計算結果
を表示器30に出力してスタートに戻る。
さて、以上のように構成されたトレミー管10の先端位置
測定装置では、打設されたコンクリートC面に超音波信
号sを投射してその反射信号を受信する送受信器17に接
続された超音波センサー14が、トレミー管10軸Oに対し
て角度θだけ外方に傾斜して設置されているので、トレ
ミー管10から排出されるコンクリートの影響や、濁り,
気泡の影響を受けない。
また、トレミー管10には傾斜計12が設置されているの
で、その傾斜角度θ1が検出され、その検出値を使用し
て、トレミー管10の先端と打設コンクリートCの天端面
との間隔xを補正でき、これにより正確な間隔xが測定
できる。
《考案の効果》 以上実施例で詳細に説明したように、この考案にかかる
水中にコンクリートを打設するときのトレミー管の先端
位置測定装置によれば、打設されるコンクリートに分離
低減剤を添加した場合に、濁りや気泡の影響を受けず、
また、トレミー管の傾斜も補正できるので、正確にトレ
ミー管と打設コンクリートの天端面との間隔が測定でき
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の使用状態の全体説明図、第2図は
超音波センサーの取付け状態の詳細図、第3図は演算装
置の構成図とその処理手順を示すフローチャート図、第
4図はトレミー管の先端部とコンクリート天端面との関
係を示す説明図である。 10……トレミー管 12……傾斜計 14……超音波センサー C……打設コンクリート s……超音波信号 θ……傾斜角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水中に打設される分離低減剤が添加された
    コンクリートの天端とコンクリート打設用のトレミー管
    の先端位置との間隔を測定する装置において、前記トレ
    ミー管の側面に設置された傾斜計と、前記トレミー管の
    先端近傍に設置され、前記トレミー管の軸に対して所定
    の角度だけ外方に傾斜して超音波信号を投射し、かつ、
    前記コンクリートからの反射信号を受信する超音波セン
    サーと、前記傾斜計とこの超音波センサーとの出力信号
    を受けて前記トレミー管の先端と打設されたコンクリー
    トの天端面との距離を算出する演算装置とからなること
    を特徴とする水中にコンクリートを打設するときのトレ
    ミー管の先端位置測定装置。
JP17573887U 1987-11-19 1987-11-19 水中にコンクリートを打設するときのトレミー管の先端位置測定装置 Expired - Lifetime JPH0634421Y2 (ja)

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JPH0179633U JPH0179633U (ja) 1989-05-29
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