JPH0634439A - 高分解能分光装置 - Google Patents
高分解能分光装置Info
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- JPH0634439A JPH0634439A JP21240992A JP21240992A JPH0634439A JP H0634439 A JPH0634439 A JP H0634439A JP 21240992 A JP21240992 A JP 21240992A JP 21240992 A JP21240992 A JP 21240992A JP H0634439 A JPH0634439 A JP H0634439A
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高分解能で、かつ測定可能領域が広く、しか
も装置,制御等が簡単な高分解能分光装置を提供するこ
と。 【構成】 ファブリーペロー干渉計5の出射側にフーリ
エ分光器8を配置している。そして、そのファブリーペ
ロー干渉計の自由スペクトル領域とフーリエ分光器8の
分解波数とが等しくなるように調整されている。この状
態で自由スペクトル領域をn分割し、それぞれに対して
掃引して得られたn回分のスペクトルデータをメモリ1
8に一時格納し、n回分の掃引が終了したなら、全スペ
クトルデータを演算部19に送り、そこにおいて合成し
出力するようにした。
も装置,制御等が簡単な高分解能分光装置を提供するこ
と。 【構成】 ファブリーペロー干渉計5の出射側にフーリ
エ分光器8を配置している。そして、そのファブリーペ
ロー干渉計の自由スペクトル領域とフーリエ分光器8の
分解波数とが等しくなるように調整されている。この状
態で自由スペクトル領域をn分割し、それぞれに対して
掃引して得られたn回分のスペクトルデータをメモリ1
8に一時格納し、n回分の掃引が終了したなら、全スペ
クトルデータを演算部19に送り、そこにおいて合成し
出力するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分解能分光装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来の高分解能分光装置と
しては、例えばファブリーペロー(以下、「FP」と称
する)干渉計を用いたものがある。これは分解能が10
6 程度と非常に高いが、測定可能なレンジ幅である自由
スペクトル領域(以下、「FSR」と称する)が非常に
狭く、広範囲な波長領域での測定はできない。
しては、例えばファブリーペロー(以下、「FP」と称
する)干渉計を用いたものがある。これは分解能が10
6 程度と非常に高いが、測定可能なレンジ幅である自由
スペクトル領域(以下、「FSR」と称する)が非常に
狭く、広範囲な波長領域での測定はできない。
【0003】これを改良するものとして、例えば「分光
研究 第34巻 第2号(1985)」の第96頁以降
に示された「FP干渉計とダブルモノクロメータの同期
掃引による高分解能分光システム」がある。この装置
は、その題名からも明らかなように、FP干渉計の出射
側にダブルモノクロメータを配置する。そして、周知の
ようにFP干渉計の分光特性は図6(A)に示すごとく
周期的構造をもっているため、ダブルモノクロメータの
透過ピークを同図(B)に示すようにFP干渉計のピー
クの1つの一致させる。これにより、ダブルモノクロメ
ータを透過するとFP干渉計のピークのうち上記透過ピ
ーク以外のピークは除去される。そしてこれら2つの分
光器の透過ピークを互いに一致させたまま両者を同じ速
さで同期掃引する。これにより同図(C)に示すよう
に、周期構造のない鋭い分光特性が得られる。そして、
掃引方法を鋸状のように工夫することにより、高分解能
かつ広い波長範囲での測定が可能となる。
研究 第34巻 第2号(1985)」の第96頁以降
に示された「FP干渉計とダブルモノクロメータの同期
掃引による高分解能分光システム」がある。この装置
は、その題名からも明らかなように、FP干渉計の出射
側にダブルモノクロメータを配置する。そして、周知の
ようにFP干渉計の分光特性は図6(A)に示すごとく
周期的構造をもっているため、ダブルモノクロメータの
透過ピークを同図(B)に示すようにFP干渉計のピー
クの1つの一致させる。これにより、ダブルモノクロメ
ータを透過するとFP干渉計のピークのうち上記透過ピ
ーク以外のピークは除去される。そしてこれら2つの分
光器の透過ピークを互いに一致させたまま両者を同じ速
さで同期掃引する。これにより同図(C)に示すよう
に、周期構造のない鋭い分光特性が得られる。そして、
掃引方法を鋸状のように工夫することにより、高分解能
かつ広い波長範囲での測定が可能となる。
【0004】しかし、上記の例では、実際には同期をと
ることが非常に煩雑で、しかも掃引が一定でないため、
その同期制御の煩雑さはより顕著なものとなる。よっ
て、制御を非常に高精度に行わざるを得ず、仮に係る分
光装置が製造できたとしても、その組立精度や各部品間
の位置合わせ精度などに非常に高精度なものを要求され
るので、その作業が煩雑でかつ高価なものとなり、その
結果、実用に供し得ないものとなる。
ることが非常に煩雑で、しかも掃引が一定でないため、
その同期制御の煩雑さはより顕著なものとなる。よっ
て、制御を非常に高精度に行わざるを得ず、仮に係る分
光装置が製造できたとしても、その組立精度や各部品間
の位置合わせ精度などに非常に高精度なものを要求され
るので、その作業が煩雑でかつ高価なものとなり、その
結果、実用に供し得ないものとなる。
【0005】また、フーリエ分光器のみでこのような高
分解能を得ようとすると、フーリエ分光器の波数(波
長)分解は光路差の逆数に比例するため、干渉計の可動
鏡の走査を1m以上にもわたって安定に行なわなければ
ならず、システムが複雑かつ大型化し、しかも高価なも
のとなる。また、現時点ではFP干渉計で得られる分解
能は、フーリエ分光器では達成できていない。また仮に
達成できたとしても、実質的に受光立体角が小さくなる
ため、あまり明るくならない。回折格子分光器では、も
ちろんこのような分解能には遠く及ばず、仮に達成でき
たとしても非常に大型化しかつ非常に暗くなる。
分解能を得ようとすると、フーリエ分光器の波数(波
長)分解は光路差の逆数に比例するため、干渉計の可動
鏡の走査を1m以上にもわたって安定に行なわなければ
ならず、システムが複雑かつ大型化し、しかも高価なも
のとなる。また、現時点ではFP干渉計で得られる分解
能は、フーリエ分光器では達成できていない。また仮に
達成できたとしても、実質的に受光立体角が小さくなる
ため、あまり明るくならない。回折格子分光器では、も
ちろんこのような分解能には遠く及ばず、仮に達成でき
たとしても非常に大型化しかつ非常に暗くなる。
【0006】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、高分解能で、かつ測
定可能領域が広く、しかも装置,制御等が簡単かつ小型
で明るい高分解能分光装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、高分解能で、かつ測
定可能領域が広く、しかも装置,制御等が簡単かつ小型
で明るい高分解能分光装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る高分解能分光装置では、ファブリ
ーペロー干渉計と、そのファブリーペロー干渉計の出射
側に配置されたフーリエ分光器とを備えるとともに、そ
のフーリエ分光器の波数或いは波長分解は、前記ファブ
リーペロー干渉計の自由スペクトル領域と略等しく設定
され、さらに、前記自由スペクトル領域をn分割して掃
引し、それぞれの位置で得られたn回分のフーリエ分光
器によるスペクトル測定結果を記憶する手段と、その記
憶する手段に格納されたn回分の測定結果を合成し出力
する手段とを備えた。
ために、本発明に係る高分解能分光装置では、ファブリ
ーペロー干渉計と、そのファブリーペロー干渉計の出射
側に配置されたフーリエ分光器とを備えるとともに、そ
のフーリエ分光器の波数或いは波長分解は、前記ファブ
リーペロー干渉計の自由スペクトル領域と略等しく設定
され、さらに、前記自由スペクトル領域をn分割して掃
引し、それぞれの位置で得られたn回分のフーリエ分光
器によるスペクトル測定結果を記憶する手段と、その記
憶する手段に格納されたn回分の測定結果を合成し出力
する手段とを備えた。
【0008】
【作用】FP干渉計のFSRをn分割し、それぞれにつ
いてステップ掃引する。すると1回目の位置では、測定
対象となるスペクトルデータ上の、FSRのステップ幅
ごとのデータがFP干渉計から出射され、その出射され
たスペクトルデータがフーリエ分光器を介して取り出さ
れ、それを記憶する手段に一時格納する。次いで、2回
目の位置では、上記1回目の位置で得られたデータから
(FSR/n)分だけずれた位置のFSRのステップ幅
ごとのスペクトルデータが得られるため、やはりそれを
フーリエ分光器を介して取り出すとともに記憶する手段
に格納する。そして、以後係る処理をn回目まで行う。
すると、記憶する手段には、n種分のスペクトルデータ
が格納されることになり、n回の掃引処理が終了したな
ら、記憶したすべてのデータを合成する。これにより合
成して得られたスペクトルデータは、測定対象となる元
のスペクトルデータを(FSR/n)のステップ幅の分
解能で検出して得られたものとなり、測定すべき元のス
ペクトルの高分解のスペクトルが作成される。そして、
分解能はFP干渉計で決定される高分解能が得られ、か
つ、その測定領域はフーリエ分光器で決定される広い波
長(波数)領域となる。
いてステップ掃引する。すると1回目の位置では、測定
対象となるスペクトルデータ上の、FSRのステップ幅
ごとのデータがFP干渉計から出射され、その出射され
たスペクトルデータがフーリエ分光器を介して取り出さ
れ、それを記憶する手段に一時格納する。次いで、2回
目の位置では、上記1回目の位置で得られたデータから
(FSR/n)分だけずれた位置のFSRのステップ幅
ごとのスペクトルデータが得られるため、やはりそれを
フーリエ分光器を介して取り出すとともに記憶する手段
に格納する。そして、以後係る処理をn回目まで行う。
すると、記憶する手段には、n種分のスペクトルデータ
が格納されることになり、n回の掃引処理が終了したな
ら、記憶したすべてのデータを合成する。これにより合
成して得られたスペクトルデータは、測定対象となる元
のスペクトルデータを(FSR/n)のステップ幅の分
解能で検出して得られたものとなり、測定すべき元のス
ペクトルの高分解のスペクトルが作成される。そして、
分解能はFP干渉計で決定される高分解能が得られ、か
つ、その測定領域はフーリエ分光器で決定される広い波
長(波数)領域となる。
【0009】
【実施例】以下本発明に係る高分解能分光装置について
添付図面を参照にして詳述する。図1は本発明に係る装
置の第1実施例を示している。同図に示すように、被測
定対象の光源1から出射された光が、収束レンズ2,ア
パーチャー3並びにコリメートレンズ4を介して平行光
束にされた後、FP干渉計5に光軸に平行に入射される
ようになっている。そして、本例では、FP干渉計5と
して、高い面精度と高い反射率をもつ2枚の半透明鏡
(エタロン対)6a,6bを互いに平行になるように配
置したものを用い、一方の平面鏡6bにスキャンドライ
バー7を接続し、両平面鏡6a,6b間の距離dを調整
できるようになっている。なお、このスキャンドライバ
ー7は、ピエゾ素子から構成される。
添付図面を参照にして詳述する。図1は本発明に係る装
置の第1実施例を示している。同図に示すように、被測
定対象の光源1から出射された光が、収束レンズ2,ア
パーチャー3並びにコリメートレンズ4を介して平行光
束にされた後、FP干渉計5に光軸に平行に入射される
ようになっている。そして、本例では、FP干渉計5と
して、高い面精度と高い反射率をもつ2枚の半透明鏡
(エタロン対)6a,6bを互いに平行になるように配
置したものを用い、一方の平面鏡6bにスキャンドライ
バー7を接続し、両平面鏡6a,6b間の距離dを調整
できるようになっている。なお、このスキャンドライバ
ー7は、ピエゾ素子から構成される。
【0010】また、このFP干渉計5の出射側には、フ
ーリエ分光器8を設置している。このフーリエ分光器8
自体は従来のものと基本的に同様であり、ビームスプリ
ッタ9の直交する2方向に固定鏡10と可動鏡11を設
置している。そして、この可動鏡11は、ドライバ12
によりビームスプリッタ9に対して前後進移動するよう
になっている。
ーリエ分光器8を設置している。このフーリエ分光器8
自体は従来のものと基本的に同様であり、ビームスプリ
ッタ9の直交する2方向に固定鏡10と可動鏡11を設
置している。そして、この可動鏡11は、ドライバ12
によりビームスプリッタ9に対して前後進移動するよう
になっている。
【0011】そして、このドライバ12並びに上記した
スキャンドライバ7は、それぞれコントローラ13に接
続されており、コントローラ13からの制御信号により
可動鏡11並びに平面鏡6bを所定距離だけ移動させる
ようになっている。
スキャンドライバ7は、それぞれコントローラ13に接
続されており、コントローラ13からの制御信号により
可動鏡11並びに平面鏡6bを所定距離だけ移動させる
ようになっている。
【0012】さらに、固定鏡10並びに可動鏡11にて
反射して戻ってきた光がビームスプリッタ9で合成され
て出射される位置に収光レンズ14が配置され、さらに
その収光レンズ14の焦点距離上に検出器15が配置さ
れ、その検出器で検出したデータが信号処理部16に入
射され、そこにおいてフーリエ変換等の所定の演算処理
が行われるようになっている。
反射して戻ってきた光がビームスプリッタ9で合成され
て出射される位置に収光レンズ14が配置され、さらに
その収光レンズ14の焦点距離上に検出器15が配置さ
れ、その検出器で検出したデータが信号処理部16に入
射され、そこにおいてフーリエ変換等の所定の演算処理
が行われるようになっている。
【0013】そして、その様にして算出された検出デー
タが、コントローラ13を介してコンピュータ17内の
記憶手段たるメモリ18に格納するようになっている。
タが、コントローラ13を介してコンピュータ17内の
記憶手段たるメモリ18に格納するようになっている。
【0014】さらに、上記コンピュータ17内には、メ
モリ18内に格納した検出データを合成する演算部19
も備えている。また、上記FP干渉計5のFSRとフー
リエ分光器8の分解波数とが等しくなるように調節・設
定されている。すなわち、フーリエ分光器8の分解波数
は、可動鏡11の移動距離をs[cm]とすると、矩形
のアボダイゼーション関数を使用した場合、 (1/2s)[cm-1] となるため、 1/2s=FSR と設定する。
モリ18内に格納した検出データを合成する演算部19
も備えている。また、上記FP干渉計5のFSRとフー
リエ分光器8の分解波数とが等しくなるように調節・設
定されている。すなわち、フーリエ分光器8の分解波数
は、可動鏡11の移動距離をs[cm]とすると、矩形
のアボダイゼーション関数を使用した場合、 (1/2s)[cm-1] となるため、 1/2s=FSR と設定する。
【0015】次に、上記した装置の作用について説明す
るが、その説明に先立ちFP干渉計の透過特性について
説明する。まず、透過率特性TF は、干渉計(一対の半
透明鏡6a,6b(エタロン))5を構成する半透明鏡
の透過度(強度)をT、反射度をRとすると、 TF =T2 /((1−R)2 +4Rsin 2 δ) となる。
るが、その説明に先立ちFP干渉計の透過特性について
説明する。まず、透過率特性TF は、干渉計(一対の半
透明鏡6a,6b(エタロン))5を構成する半透明鏡
の透過度(強度)をT、反射度をRとすると、 TF =T2 /((1−R)2 +4Rsin 2 δ) となる。
【0016】ここでδは、下記式で与えられる。
【0017】
【数1】δ=(π/λ)2ndcos i−φ 但し、 n:エタロン間のスペーサ物質の屈折率 d:エタロン間隔 i:入射角 φ:エタロン内部での反射による振幅の位相変化 λ:波長 これより、δ=mπのとき明るくなる。ここでmは正の
整数であり干渉の次数を与える。よって、 2ndcos i=(m+(φ/π))λ が成り立つ。
整数であり干渉の次数を与える。よって、 2ndcos i=(m+(φ/π))λ が成り立つ。
【0018】そして、φは定数と仮定してφ=0とお
き、さらに、上記したごとく本例ではエタロンに対して
真っ直ぐに光が入射されるため、i=0となる。よっ
て、それらφ並びにiを上記式に代入すると、 2nd=mλ となる。したがってnまたはdを変化させると、一定の
m(次数)に対しては、λが変化する。そして、本例で
は、スキャンドライバー7によりdが変化し、nは空気
中で一定(n=1)であるため、 2d=mλ となる。よって、dをある一定値に固定した場合、図2
に示すような特性となる。
き、さらに、上記したごとく本例ではエタロンに対して
真っ直ぐに光が入射されるため、i=0となる。よっ
て、それらφ並びにiを上記式に代入すると、 2nd=mλ となる。したがってnまたはdを変化させると、一定の
m(次数)に対しては、λが変化する。そして、本例で
は、スキャンドライバー7によりdが変化し、nは空気
中で一定(n=1)であるため、 2d=mλ となる。よって、dをある一定値に固定した場合、図2
に示すような特性となる。
【0019】そして、本例ではFP干渉計5のFSRを
n分割し、エタロン間隔をd1,d2,…,dnと変化
させてステップ掃引する。すると、例えば測定すべきス
ペクトルが図3(A)に示すようになっているとする
と、同図(B)に示すように、所定のエタロン間隔d1
にて1回目の測定を行うと、FP干渉計5の各透過率特
性のピーク値に対応する測定すべきスペクトルの部位
(図中黒丸)がフーリエ分光器8により測定・検出され
る(同図(C)参照)。そしてそのフーリエ分光器8で
検出されたスペクトルデータをメモリ18に格納する。
n分割し、エタロン間隔をd1,d2,…,dnと変化
させてステップ掃引する。すると、例えば測定すべきス
ペクトルが図3(A)に示すようになっているとする
と、同図(B)に示すように、所定のエタロン間隔d1
にて1回目の測定を行うと、FP干渉計5の各透過率特
性のピーク値に対応する測定すべきスペクトルの部位
(図中黒丸)がフーリエ分光器8により測定・検出され
る(同図(C)参照)。そしてそのフーリエ分光器8で
検出されたスペクトルデータをメモリ18に格納する。
【0020】同様にエタロン間隔d2にて2回目の測定
を行うことにより、測定すべきスペクトルのうち、黒三
角で示されたスペクトルデータがフーリエ分光器8によ
って読取られ、メモリ18に格納される。以下順に、n
回目まで測定を繰り返し行い、各エタロン間隔di(i
=1〜n)のFP干渉計5の設定に対してフーリエ分光
器8で測定を行い、合計n種のスペクトルデータをメモ
リ18に格納する。
を行うことにより、測定すべきスペクトルのうち、黒三
角で示されたスペクトルデータがフーリエ分光器8によ
って読取られ、メモリ18に格納される。以下順に、n
回目まで測定を繰り返し行い、各エタロン間隔di(i
=1〜n)のFP干渉計5の設定に対してフーリエ分光
器8で測定を行い、合計n種のスペクトルデータをメモ
リ18に格納する。
【0021】この様にして、n回の測定が終了したな
ら、メモリ18に格納されたすべてのスペクトルデータ
を読み出すと共に、演算部19にてそれらを合成(編
集)する。これにより、測定すべき元のスペクトルの高
分解のスペクトルが作成される(同図(D)参照)。そ
して、この例では、分解能はFP干渉計で決定される高
分解能が得られ、かつ、その測定領域はフーリエ分光器
で決定される広い波長(波数)領域となる。
ら、メモリ18に格納されたすべてのスペクトルデータ
を読み出すと共に、演算部19にてそれらを合成(編
集)する。これにより、測定すべき元のスペクトルの高
分解のスペクトルが作成される(同図(D)参照)。そ
して、この例では、分解能はFP干渉計で決定される高
分解能が得られ、かつ、その測定領域はフーリエ分光器
で決定される広い波長(波数)領域となる。
【0022】なお、上記した実施例並びに変形例では、
FP干渉計として、一対の平面鏡から構成されたものに
ついて説明したが、本発明では、図3に示すように所定
の球面鏡対(コンフォーカル エタロン)からなる、コ
ンフォーカルFP干渉計5′を用いるようにしても良
い。係る干渉計を用いると、光学系の調整が容易にな
る。
FP干渉計として、一対の平面鏡から構成されたものに
ついて説明したが、本発明では、図3に示すように所定
の球面鏡対(コンフォーカル エタロン)からなる、コ
ンフォーカルFP干渉計5′を用いるようにしても良
い。係る干渉計を用いると、光学系の調整が容易にな
る。
【0023】なおまた、掃引は、上記したごとく距離d
を変えるのではなく、エタロン間に高圧ガスを入れると
共に、そのガス圧を変化させることにより、屈折率を変
化させるようにしても良いのはもちろんである。
を変えるのではなく、エタロン間に高圧ガスを入れると
共に、そのガス圧を変化させることにより、屈折率を変
化させるようにしても良いのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る高分解能分
光装置では、分解能としてはFP干渉計の有する高分解
能を発揮しつつ、測定可能な波長領域は、フーリエ分光
器で規定される広範囲の領域となり、高分解能分光装置
となる。しかも、FP干渉計の掃引の際にフーリエ分光
器側を同期させる必要がないため、各種制御計も簡単で
装置も簡略,小形化され、安価なものとなる。また、フ
ーリエ分光器単独で同様の高分解能を得ようとすると、
可動鏡の移動距離が非常に長くなり、装置が大型化する
とともに暗くなるが、本発明ではそれらの問題も解決さ
れる。
光装置では、分解能としてはFP干渉計の有する高分解
能を発揮しつつ、測定可能な波長領域は、フーリエ分光
器で規定される広範囲の領域となり、高分解能分光装置
となる。しかも、FP干渉計の掃引の際にフーリエ分光
器側を同期させる必要がないため、各種制御計も簡単で
装置も簡略,小形化され、安価なものとなる。また、フ
ーリエ分光器単独で同様の高分解能を得ようとすると、
可動鏡の移動距離が非常に長くなり、装置が大型化する
とともに暗くなるが、本発明ではそれらの問題も解決さ
れる。
【0025】そして、測定可能な領域は紫外領域から赤
外領域まであり、測定の汎用性が向上し、利用分野とし
ては、各種条件を適宜設定することにより、気体の吸収
測定,レーザのスペクトルプロフィル測定,赤外スペク
トル,ラマン散乱,ブリルアン散乱などの各種の測定が
可能となる。
外領域まであり、測定の汎用性が向上し、利用分野とし
ては、各種条件を適宜設定することにより、気体の吸収
測定,レーザのスペクトルプロフィル測定,赤外スペク
トル,ラマン散乱,ブリルアン散乱などの各種の測定が
可能となる。
【図1】本発明に係る高分解能分光装置の好適な一実施
例を示すブロック構成図である。
例を示すブロック構成図である。
【図2】FP干渉計の透過特性を示す図である。
【図3】作用を説明するための図である。
【図4】本発明に係る高分解能分光装置のさらに他の変
形例を示すブロック構成図である。
形例を示すブロック構成図である。
【図5】従来の高分解能分光装置の動作原理を説明する
ための図である。
ための図である。
5 FP干渉計 7 スキャンドライバー 8 フーリエ分光器 14 メモリ(記憶する手段) 15 演算部(検出結果を合成し出力する手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 ファブリーペロー干渉計と、 そのファブリーペロー干渉計の出射側に配置されたフー
リエ分光器とを備えるとともに、そのフーリエ分光器の
波数或いは波長分解は、前記ファブリーペロー干渉計の
自由スペクトル領域と略等しく設定され、 さらに、前記自由スペクトル領域をn分割して掃引し、
それぞれの位置で得られたn回分のフーリエ分光器によ
るスペクトル測定結果を記憶する手段と、 その記憶する手段に格納されたn回分の測定結果を合成
し出力する手段とを備えた高分解能分光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21240992A JPH0634439A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 高分解能分光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21240992A JPH0634439A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 高分解能分光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634439A true JPH0634439A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16622112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21240992A Withdrawn JPH0634439A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 高分解能分光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634439A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007537425A (ja) * | 2004-05-14 | 2007-12-20 | シェモメテック・アクティーゼルスカブ | 試料を評価する方法およびシステム |
| JP2014178410A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Seiko Epson Corp | 光学フィルターデバイス、光学モジュール、及び電子機器 |
| JP2015535939A (ja) * | 2012-10-08 | 2015-12-17 | シーウェア システムズSi−Ware Systems | 空間的にシフトした干渉波形バーストに基づくフーリエ変換微小分光計 |
| WO2022102685A1 (ja) | 2020-11-11 | 2022-05-19 | 株式会社Moresco | 分光分析システム、計算装置、および計算プログラム |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP21240992A patent/JPH0634439A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007537425A (ja) * | 2004-05-14 | 2007-12-20 | シェモメテック・アクティーゼルスカブ | 試料を評価する方法およびシステム |
| JP2015535939A (ja) * | 2012-10-08 | 2015-12-17 | シーウェア システムズSi−Ware Systems | 空間的にシフトした干渉波形バーストに基づくフーリエ変換微小分光計 |
| JP2014178410A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Seiko Epson Corp | 光学フィルターデバイス、光学モジュール、及び電子機器 |
| WO2022102685A1 (ja) | 2020-11-11 | 2022-05-19 | 株式会社Moresco | 分光分析システム、計算装置、および計算プログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |