JPH06344410A - ポリビニルアルコール系樹脂成形物の製造方法 - Google Patents

ポリビニルアルコール系樹脂成形物の製造方法

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JPH06344410A
JPH06344410A JP5134714A JP13471493A JPH06344410A JP H06344410 A JPH06344410 A JP H06344410A JP 5134714 A JP5134714 A JP 5134714A JP 13471493 A JP13471493 A JP 13471493A JP H06344410 A JPH06344410 A JP H06344410A
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JP
Japan
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resin
polyvinyl alcohol
pva
mesh
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JP5134714A
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English (en)
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Takashi Gonda
貴司 権田
Yusuke Morita
雄介 森田
Masami Fukushima
正巳 福島
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Shin-Etsu Polymer Co Ltd
Shin-Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin-Etsu Polymer Co Ltd
Shin-Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】(1)粒度分布が 3.5メッシュオンカット、3.
5 〜50メッシュの範囲で95重量%以上、安息角 10〜40
度、ケン化度 5.0〜98.0モル%、重合度 100〜 600の範
囲内であるポリビニルアルコール系樹脂、または(2)
粒度分布が 3.5メッシュオンカット、 3.5〜50メッシュ
の範囲で95重量%以上、安息角 10〜40度、ケン化度
5.0〜98.0モル%、重合度 100〜2000の範囲内であるポ
リビニルアルコール系樹脂 100重量部に対して多価アル
コールを0.01〜30重量部配含してなる組成物を実質的に
無水の状態で溶融押出成形することを特徴とするポリビ
ニルアルコール系樹脂成形物の製造方法。 【効果】PVA系樹脂に水を添加することなく、またペ
ッレト化せずに実質的に無水の状態で単軸押出機を用い
て定量的に溶融押出成形を行うことができ、泡、未溶融
物、熱分解による変色等のないPVA系樹脂成形物が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の粒度分布と安息
角を有するポリビニルアルコール系樹脂(以下PVA系
樹脂と略称する)をペッレト化することなく、単軸押出
機により定量的に未溶融物がなく熱分解による変色も引
き起こすことなしに実質的に無水の状態で溶融押出成形
することができるPVA系樹脂成形物の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般にPVA系樹脂組成物の溶融押出成
形は、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリ塩化ビ
ニル等の熱可塑性樹脂とは異なり、融点より熱分解温度
の方が低いのでPVA系樹脂単独で行うのは非常に困難
であった。そこで、従来からPVA系樹脂の溶融押出成
形は、水を可塑剤とした成形法が行われていた。
【0003】従来より一般的なPVA系樹脂の成形方法
である流延成形法および溶融押出成形法は、水を可塑剤
として使用するため、成形後の乾燥および熱処理等には
複雑な工程を必要とする。また、溶融押出成形法の場合
は樹脂のペレット化を必要とし、また成形物に内蔵され
た泡や未溶融物を防ぐため押出機および金型内の温度管
理を厳密にコントロールしなければならない。無水の状
態でPVA系樹脂の溶融押出成形を行う方法としては、
特公昭42-26930号、特公昭44-28588号、特公昭53-24975
号、特公昭56-49733号及び特開昭50-22049号が提案され
ているが、これらの方法で単軸押出機を用いた溶融押出
成形を行った場合、ホッパー内で樹脂がブリッジを形成
し易くなるため、単軸押出機内への樹脂の供給が円滑に
行われなくなる。そのため押出機から樹脂の定量押出が
困難になると共に溶融押出成形物中に未溶融物が生じ
る。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】PVA系樹脂は、融
点より熱分解温度の方が低いために溶融押出成形物中に
熱分解物あるいは着色が生じるため、一般的な熱可塑性
樹脂で用いられている方法では溶融押出成形を行うこと
はできない。しかしながら、PVA系樹脂に多価アルコ
ールを添加した場合、流動開始温度を低下できることが
知られている[長野浩一、山根三郎、豊島賢太郎、ポバ
ール、高分子刊行会 221〜 224(1989)]。そこで、本
発明者らは、この点に着目し鋭意検討した結果、PVA
系樹脂の粒度分布と安息角を調整することによりペレッ
ト化することなく単軸押出機で未溶融物がなく熱分解に
よる変色も引き起こすことなしに実質的に無水の状態で
溶融押出成形が可能なことを見い出し、本発明に到達し
た。従って、本発明の目的は、PVA系樹脂をペッレト
化することなく、実質的に無水の状態で溶融押出成形で
きるPVA系樹脂成形物、とくには単軸押出機で未溶融
物がなく熱分解による変色も引き起こすことなく定量押
出が可能な成形物の製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる課題
を解決するためにPVA系樹脂の物性と押出成形条件と
の関連に着目し、検討を続けた結果、最適条件を確立す
ることに成功し、本発明を完成したもので、その要旨
は、(1)粒度分布が 3.5メッシュオンカット、 3.5〜
50メッシュの範囲で95重量%以上、安息角 10〜40度、
ケン化度 5.0〜98.0モル%、重合度 100〜 600の範囲内
であるポリビニルアルコール系樹脂、または(2)粒度
分布が 3.5メッシュオンカット、 3.5〜50メッシュの範
囲で95重量%以上、安息角 10〜40度、ケン化度 5.0〜
98.0モル%、重合度 100〜2000の範囲内であるポリビニ
ルアルコール系樹脂 100重量部に対して多価アルコール
を0.01〜30重量部配含してなる組成物を実質的に無水の
状態で溶融押出成形することを特徴とするポリビニルア
ルコール系樹脂成形物の製造方法にあり、特に組成物
(2)は、多価アルコールをポリビニルアルコール系樹
脂の温度を70〜 120℃に加熱して含浸させた後、室温ま
で冷却したものとする、というものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いられるPVA系樹脂としては、ポリ酢酸ビニルをケ
ン化して得られるケン化度 5.0〜98.0モル%、重合度 1
00から2000の範囲内のものである。ケン化度が98.0モル
%を越えと、多価アルコールを含浸させても溶融押出成
形時に樹脂が熱分解を引き起こす。ケン化度5.0 モル%
未満ではPVAの特性が完全に失われてしまい使用でき
ない。重合度が 100未満のものは溶融押出成形後の成形
物の機械的強度が小さく、重合度が2000を越えるものは
多価アルコールを含浸させても樹脂の熱分解を引き起こ
すことなく溶融押出成形を行うことはできない。
【0007】押出機に供給されるPVA系樹脂の形態と
しては、粒度分布が 3.5メッシュオンカット、 3.5〜50
メッシュの範囲が95重量%以上と粗く、かつ安息角が10
〜40度のものを使用するのが良い。樹脂の上記粒度分布
が95重量%未満と細かく、または安息角が40度を越える
場合は、押出機のホッパー内で樹脂がブリッジを形成し
易く、単軸押出機への樹脂の供給が円滑に行われなくな
り、樹脂の定量押出が困難となると共に溶融押出成形物
中に未溶融物が生じる。 3.5メッシュオンの粗粒もまた
押出機への供給が困難となり、未溶融物を生じ易い。P
VA系樹脂としては、上記の他、これらのポリビニルア
ルコールをリン酸化、硫酸化、エーテル化させたポリビ
ニルアルコール誘導体、さらに酢酸ビニルモノマーとア
リールアルコールあるいはアクリル酸、クロトン酸、マ
レイン酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸を共重合さ
せた共重合体をケン化することにより得られる変性ポリ
ビニルアルコールも使用可能である。
【0008】使用される多価アルコールとしては、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコールあるいはグリセリン
等のポリビニルアルコールの可塑剤として一般的に知ら
れているものが例示される。多価アルコールの添加量
は、PVA系樹脂の重合度によって異なる。重合度 100
〜 600、ケン化度 5.0〜98モル%のPVA系樹脂で含水
率がPVA系樹脂製造上不可避の量以下の範囲内であれ
ば水分が可塑剤として働くために特に多価アルコールを
添加する必要はない。多価アルコールを添加する場合
は、PVA系樹脂 100重量部に対して0.01〜30重量部、
好ましくは、 1.0〜20重量部である。特に重合度が 600
を越える場合は、多価アルコールを添加しないと溶融押
出成形に適した流動性が得られない。多価アルコールの
添加量が30重量部を越える場合は成形物から多価アルコ
ールがブリーディングするので実用的でない。
【0009】さらに必要に応じて、ポリエチレン、ポロ
プロピレン等の熱可塑性樹脂、澱粉、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキエチルセルロース等のセルロース
誘導体、キサンタンガム、カラギナン、キチン、キトサ
ン等の多糖類、ステアリン酸、リン酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン酸脂肪酸エステル等の
滑剤、タルク、炭酸カルシウム等の充填剤、発泡剤、硫
酸マグネシウム、硫酸亜鉛または特公昭 35-1669号公報
等に記載されている硫酸銅、硫酸コバルト、酢酸第1す
ず蟻酸鉛及び臭化マンガン等の着色防止剤、有機または
無機の酸、酸化チタン、カーボンブラック等の各種顔料
または染料等の補強または着色物質等を添加することも
できる。
【0010】次に成形物の製造方法について述べる。P
VA系樹脂に多価アルコールを含浸させる場合は、加熱
されたミキサー内で樹脂の温度を70〜 120℃、好ましく
は80〜 110℃の範囲内に設定して30分間から4時間かけ
て行うのが望ましい。樹脂の温度が70℃未満の場合は多
価アルコールの含浸を完全に行うことができず、また12
0℃を越える場合は樹脂が溶融凝集するので好ましくな
い。30分間未満の場合は多価アルコールの含浸が不十分
となり、実用上4時間以内で十分である。含浸後は押出
安定化のため含浸混合物を室温まで冷却する。多価アル
コールの含浸が不十分な場合は、樹脂のべとつきが激し
く樹脂同士の密着、あるいは押出機のホッパー内に樹脂
がこびり着きブリッジを形成して単軸押出機への樹脂の
供給が円滑に行われ難くなり、押出機からの定量押出が
困難となる。ここで含浸とは、PVA系樹脂粒子構造中
の隙間に多価アルコールを取り込ませた状態で、多価ア
ルコールが樹脂粒子表面の一部分でも覆っていない状態
を言う。
【0011】この含浸に用いられるミキサーとしては、
混合時に樹脂の破壊或は剪断発熱による樹脂の溶融凝集
を防ぐ目的で剪断応力のかからないナウターミキサー、
リボンブレンダー或はこれと同種のものが適当である。
溶融押出成形を行う場合は、金型の温度を 120〜 200
℃、押出機のシリンダー温度は 120〜 200℃に設定して
行うことが望ましい。金型の温度が 120℃未満の場合は
樹脂の流動性が低下し、 200℃を越える場合は樹脂の熱
分解が起こる。押出機のシリンダー温度が 110℃未満の
場合には樹脂の溶融混練が十分に行われず、 200℃を越
える場合は樹脂の熱分解が起こるので好ましくない。
なお、本発明で実質的な無水状態とは、PVA系樹脂に
多価アルコールを配合後にこのPVA系樹脂組成物に水
を添加しないことを言う。以上のようにして得られたP
VA系樹脂組成物は、粒子状のままで、ペッレト化の必
要はなく、単軸押出機を用いて定量的に熱分解や変色を
引き起こすことなしに実質的に無水の状態で溶融押出成
形を行うことができる。また、多軸押出機を用いても単
軸押出機と同様に溶融押出成形を行うことができる。
【0012】次にPVA系樹脂成形物の製造方法の一例
として単軸押出機、金型としてT−ダイを用いたT−ダ
イ押出成形法によるシート、フィルム成形を説明する。
前述の多価アルコール含浸配合樹脂組成物粒子を冷却
後、単軸押出機のホッパーに投入し、シリンダーの温度
(C1 〜C4 )を 120〜 200℃とした押出機に連続的に
供給して溶融混練し、 120〜 200℃に加熱されたT−ダ
イ(D1 〜D3 )より吐出させ、第1ロールとの間で種
々の厚みのシート或はフィルムを成形させる。本発明に
なるPVA系樹脂成形物は、T−ダイ押出成形法に限ら
ず、インフレーション成形法、射出成形法あるいはブロ
ー成形法等の従来公知の成形法にも適用できる。
【0013】
【作用】
(1)本願発明の製造方法によれば、特定物性を持つP
VA系樹脂粒子を実質的に無水状態で押出成形機へ供給
することができ、PVA系樹脂のペッレト化が不要とな
る。 (2)押出機内へ円滑に供給することができるため、単
軸押出機でも定量押出が可能となり、また未溶融物の発
生も防止することができる。 (3)水を添加することなく溶融押出成形が可能なた
め、成形後の乾燥工程が不要となり、製造工程の簡素化
が図れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施態様を実施例により具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 (実施例1)表1に示す各PVA系樹脂をL/D=28、
圧縮比 2.5倍のフルフライトスクリューを使用したシリ
ンダー内径50mmφ汎用単軸押出機に供給して表2に示す
条件で溶融混練を行い、表1に示す条件で幅 600mmのT
−ダイ2より吐出し、PVA系樹脂のシートおよびフィ
ルムを得た。押出時の樹脂圧の変動は5kg/cm2未満で定
量的に供給され押出されていた。また得られたPVA系
樹脂のシートおよびフィルムには、熱分解物、変色およ
び未溶融物などは全く認められなかった。
【0015】(比較例1)表1に示すPVA系樹脂を、
実施例1と同様のスクリュー、押出機、T−ダイを用い
て表1に示す条件により溶融押出を行った。試料番号1
〜3は溶融押出時の樹脂圧が著しく変動しており定量押
出は困難であった。また得られたPVA系樹脂のシート
およびフィルムには多数の未溶融物が認められた。試料
番号4は成形後の機械的強度が小さく成形物を得ること
ができなかった。試料番号5は押出機のシリンダー温度
が 215℃未満の場合は溶融押出成形を行うことができな
かった。一方、 215℃を越える場合は、得られたシート
中に多数の熱分解物および変色が認められた。
【0016】(実施例2)PVA系樹脂、多価アルコー
ルからなる表2に示す各試料をナウターミキサーに投入
した。投入後表2に示す条件下で攪拌した。攪拌後室温
まで冷却し、実質的に無水の状態で溶融押出成形が可能
なPVA系樹脂成形物を得た。得られたPVA系樹脂成
形物中には多価アルコールの未含浸物、樹脂同士の密着
あるいは溶融凝集物は全く認められなかった。ここで得
られた実質的に無水の状態で溶融可能なPVA系成形物
を実施例1と同様のスクリュー、押出機、T−ダイを用
いて表2に示す条件により溶融押出を行った。押出時の
樹脂圧の変動は5kg/cm2未満で定量的に供給され押出さ
れていた。また得られたPVA系樹脂のシートおよびフ
ィルムには、熱分解物、変色および未溶融物などは全く
認められなかった。
【0017】(比較例2)PVA系樹脂、多価アルコー
ルからなる表3に示す各試料をナウターミキサーに投入
した。投入後表3に示す条件下で攪拌した。試料番号
1、2は多価アルコールの未含浸物および樹脂同士の密
着が認められた。試料番号3、4は樹脂が溶融凝集して
しまった。ここで得られたPVA系成形物を実施例1と
同様のスクリュー、押出機、T−ダイを用いて表3に示
す条件により溶融押出を行った。試料番号1、2はホッ
パー内に樹脂がこびり着きつブリッジを形成するため、
樹脂圧が激しく変動し、得られたシート中には多数の未
溶融物が存在していた。試料番号3、4は溶融凝集物が
押出機内へ供給することが出来なかった。従って、成形
物を得ることが出来なかった。
【0018】試料番号5〜8は、溶融押出時の樹脂圧が
著しく変動しており、定量押出は困難であった。また、
得られたシートおよびフィルムには多数の未溶融物が認
められた。試料番号9は押出機のシリンダー温度が220
℃未満の場合は溶融押出成形を行うことが出来なかっ
た。一方、220 ℃を越える場合は、得られたシート中に
多数の熱分解物および変色が認められた。試料番号10
も同様に押出機のシリンダー温度が 215℃未満の場合は
溶融押出成形を行うことが出来ず、215 ℃を越える場合
は、得られたシート中に多数の熱分解物および変色が認
められた。試料番号11、12および13は、得られた
フィルムあるいはシート成形物中には多数の熱分解物お
よび変色が認められた。
【0019】[註]本発明の実施例および比較例にに使
用される単軸押出機のシリンダー及びT−ダイの温度測
定位置は次の通りである。 シリンダーC1 :原料供給口中心より31cmの位置。 C2 :圧縮部−C1 より25cmの位置。 C3 :圧縮部−C1 より50cmの位置。 C4 :計量部−C1 より75cmの位置。 金型 D1 :押出機側から見てT−ダイ左側1/3 、
D2 より20cmの位置。 D2 :押出機側から見てT−ダイ中央1/3 、溶融樹脂流
入口より0cmの位置。 D3 :押出機側から見てT−ダイ右側1/3 、D2 より20
cmの位置。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、従来のようにPVA系
樹脂に水を添加することなく、またペッレト化せずに実
質的に無水の状態で単軸押出機を用いて定量的に溶融押
出成形を行うことができ、泡、未溶融物、熱分解による
変色等のないPVA系樹脂成形物が得られる。従って、
従来の製造工程からペッレト化工程、乾燥工程および熱
処理工程等の複雑な工程を省略することができるので生
産性が向上し、しかも汎用の単軸押出機で溶融押出成形
が可能なためポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル等の汎用熱可塑性樹脂用の製造ラインでも製造す
ることが可能である。また、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の熱可塑性樹脂との共押出あるいはポリマーブレ
ンド化も可能となり、工業上その利用価値は極めて高
い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)粒度分布が 3.5メッシュオンカッ
    ト、3.5 〜50メッシュの範囲で95重量%以上、安息角
    10〜40度、ケン化度 5.0〜98.0モル%、重合度 100〜 6
    00の範囲内であるポリビニルアルコール系樹脂、または
    (2)粒度分布が3.5メッシュオンカット、 3.5〜50メ
    ッシュの範囲で95重量%以上、安息角 10〜40度、ケン
    化度 5.0〜98.0モル%、重合度 100〜2000の範囲内であ
    るポリビニルアルコール系樹脂 100重量部に対して多価
    アルコールを0.01〜30重量部配含してなる組成物を実質
    的に無水の状態で溶融押出成形することを特徴とするポ
    リビニルアルコール系樹脂成形物の製造方法。
  2. 【請求項2】組成物(2)は、多価アルコールをポリビ
    ニルアルコール系樹脂の温度を70〜 120℃に加熱して含
    浸させた後、室温まで冷却したものから成る請求項1に
    記載のポリビニルアルコール系樹脂成形物の製造方法。
  3. 【請求項3】溶融押出成形条件として金型の温度を 120
    〜 200℃、押出機のシリンダー温度を 120〜 200℃に設
    定して行う請求項1に記載のポリビニルアルコール系樹
    脂成形物の製造方法。
JP5134714A 1993-06-04 1993-06-04 ポリビニルアルコール系樹脂成形物の製造方法 Pending JPH06344410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016515653A (ja) * 2013-03-25 2016-05-30 ピーター モリス リサーチ アンド デベロップメント リミテッド 水溶性ポリマーおよびポリマー内部潤滑剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016515653A (ja) * 2013-03-25 2016-05-30 ピーター モリス リサーチ アンド デベロップメント リミテッド 水溶性ポリマーおよびポリマー内部潤滑剤

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