JPH01261440A - 熱可塑性樹脂用着色剤組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂用着色剤組成物

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JPH01261440A
JPH01261440A JP8828788A JP8828788A JPH01261440A JP H01261440 A JPH01261440 A JP H01261440A JP 8828788 A JP8828788 A JP 8828788A JP 8828788 A JP8828788 A JP 8828788A JP H01261440 A JPH01261440 A JP H01261440A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱可塑性樹脂、特にポリエチレン。
ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂。
ABS樹脂、ポリ塩化ビニルなどの着色に有用なマスタ
ーバッチ状着色剤組成物に関するものである。
[従来の技術および問題点] 一般には、熱可塑性樹脂と着色剤を混合するために、パ
ンへリミキサーあるいは押出機などにより、着色剤樹脂
組成物を製造し、さらにこれを用いて各種成形品が成形
されている。この方法は、着色加工費が高く、在庫管理
が面倒であるなどの欠点を有している。
また、顔料および充填剤の合計含有量として最高値で約
75重量%の量を添加した着色剤のマスターバッチを、
ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン樹
脂と混合して製造することが知られている。この方法は
、製造したマスターバッチを被着色樹脂と同一の樹脂で
混練することによって、ペレット状に賦形後、各種成形
品に成形される。したがって、操作が簡便であるという
利点を有しているが、顔料の含有量を約30重に%以上
にすると、混練性や賦型性が困難になってくるという問
題点が発生する。また顔料の分散性が悪くなり、色むら
なども起ってくるので1着色加工費を合理化するという
目的からすると、マスターバッチ中により高濃度の顔料
を分散させることが望まれている。
高濃度顔料の分散性改良方法としては、成形機スクリュ
のデザイン変更による方法も提案されているが、多大な
設備投資を必要とする」−1大幅な高濃度顔料を効率良
く分散させる効果も期待される程、大きくない。
一方、マスターバッチの担体樹脂としてアタクチックポ
リプロピレンを使用する方法が提案されている。この場
合は、アタクチックポリプロピレンがポリプロピレンを
製造する時の副生物であるため、安価であるという利点
がある半面、触媒や溶媒の残渣が多いために、カラーマ
スターバッチを調製する時に色合せが困難であったり、
着臭の原因にもなっていた。また、副生物であるため、
物性値、例えば溶融粘度の変動が大きく、混練時、流動
性が不安定となり、操業性が悪くなる。さらに溶剤を含
んでいるので、加熱による溶剤然気発生に伴う環境汚染
の問題がある。
アタクチックポリプロピレンを担体として、帯電防止用
マスターバッチを製造する方法(特開昭62−6283
6号)、着色または改質用マスターバッチを製造する方
法(特開昭52−126449号、特開昭53−677
50号)などが提案されている。これらの方法は、いず
れも原ネ゛]としてポリプロピレン製造時の副生品であ
るアタクチックポリプロピレンを使用するため、前述の
欠点を内包していた。
[問題を解決するための手段] そこで、従来公知のマスターパッチの欠点を解決するた
めに、鋭意研究の結果、顔料、滑剤および充填剤が35
〜90重量%、非晶性ポリオレフィンが65〜10重量
%であることを特徴とする着色剤組成物を使用すること
により、上記の欠点が十分に解決されることを見い出し
、未発り1に到達した。
熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン
などのポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレンなどの樹脂を挙げることができる。
本発明の顔料としては、二酸化チタン、カーボンブラッ
ク、有機染料、有機ピグメントおよび無機ピグメントな
どで、熱可塑性樹脂の着色に使用されている公知の染料
および顔料の全てが挙げられる。これら染顔料の使用量
は着色剤組成物の5〜90重量%、特に10〜45重捕
%が好ましい、5%未満では、マスターバッチとしての
着色加工費の合理化効果が少なくなり、90重量%を超
えると、着色剤組成物の製造、特にペレット化が困難と
なる。
本発明の滑剤としては、ステアリン酸金属塩。
ワックスおよび高級アルコール、これらのエステルなど
の可塑剤などが用いられる。使用にはO〜6!I!漬%
である。6重量%より多くなるとペレット化は容易にな
るが、染顔料の使用量が少なくなるので、好ましくない
、非晶性ポリオレフィンの溶融流動性が良好な場合には
、滑剤を全く使用しなくてもよい。
充填剤としては、炭醜カルシウム、クレイ、シリカまた
はタルクなどがある。その使用量は1着色剤組成物の0
〜40重量%である。特に粒径0.5〜15ミクロンの
範囲の粒径を有する炭酸カルシウムが、この発明に係る
充填剤として有利に使用される。
非晶性ポリオレフィンが粘着性を有する場合には、炭酸
カルシウムの使用は粘着防止効果があるので、好適に用
いられる。粘着性が殆んどない場合には、充填剤を全く
使用しなくても、ペレット化の操作には、支障はない、
また炭酸カルシウムは、非晶性ポリオレフィンの増量剤
としても、好適に使用される。充填剤の使用量が40重
量%以上になると染顔料の使用量が少なくなり、着色加
工費の合理化にとってh−rましくない。
本発明における非晶性ポリマーとは、結晶化することな
く常に非晶状態(結晶度または層理に欠けている構造状
態)を保っている重合体をn、味する〔英和プラスチッ
ク工業辞典(工業調査発行19814F4月IO日、3
6ページ)〕が、製造時において結晶化されたブロック
的セグメントを有するコポリマーおよびターポリマーを
も包含する。簡便的な一つの尺度として、ポリマーを沸
11n−ヘプタンで抽出し、未抽出ポリマーの残存量が
40重量%以下であるコポリマーおよびターポリマーは
未発UJ1の非晶質ポリマーに含まれる。
非晶性ポリオレフィンとしては、プロピレンとエチレン
、フロピレンとブテン−1、プロピレンとα−オレフィ
ンから成るコポリマー、プロピレンとエチレンとブテン
−1,プロピレンとエチレンとα−オレフィンから成る
ターポリマーが使用される。
プロピレンとエチレン、プロピレンとブテン−1、プロ
ピレンとα−オレフィンとのコポリマーにおいては、プ
ロピレン含有量が70〜95重量%であり、副生品でな
く目的生産物であるコポリマーである。
プロピレンとエチレンとブテン−1、プロピレンとエチ
レンとα−オレフィンとのターポリマーにおいては、プ
ロピレン含有量40〜55重量%。
エチレン含有量30〜40重量%であり、副生品でなく
目的生産物であるターポリマーである。
非晶性ポリオレフィンの数平均分子量は4,000〜3
0.000の範囲にあるコポリマーおよびターポリマー
であって、これらの混合物も好適に使用される。また沸
騰n−へブタンによる抽出残分の割合が401i%以下
であるコポリマーおよびターポリマーである。
一般に非晶性ポリオレフィンの製造は、チーグラー・ナ
ツタ触媒を用いて行なわれる。11ム化マグネシウムな
どの無機担体にハロゲン化チタンを担持させた担持型触
媒−トリアルキルアルミニウム系により製造した非晶性
ポリオレフィンの沸騰n−へブタンによる抽出残分の割
合は、通常、約10重量り6以下であるが、三塩化チタ
ン−トリアルキルアルミニウム系の場合には、30重量
%以上になる場合もある。
製造された非晶性ポリオレフィンには、通常のフェノー
ル系の抗酸化剤を添加したり、粘着性がある場合には、
粘着防止剤を添加することも可能である。また、非晶性
ポリオレフィンは酸などで変性されたものも使用するこ
とができる。非晶性ポリオレフィンの使用量は1着色剤
組成物中の全量に対して10〜65重量%が好ましい。
従来のマスターバッチでは、被着色樹脂としてポリエチ
レンやポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂を担体
樹脂に用いると、顔料濃度の限界は約30重量%であっ
た。これ以上、顔料を混入して着色加工費の合理化をは
かろうとすると、混練などが困難になり、顔料の分散を
満足に達成することが出来なかった。
担体樹脂として、低分子量のポリエチレンやポリプロピ
レンを使用すれば、顔料濃度の限界を30重量%以上に
高めることは可能であるが、最終的には、操作上、ペレ
ット化することが非常に困難となった。また、担体樹脂
として、副生ずるアタクチックポリプロピレンを使用す
ると、顔料濃度の限界をやはり30重量%にすることは
充分可能であったが、ペレット化することが困難になっ
た。
本発明において難燃性を付与するために、三酸化アンチ
モン、塩素化パラフィン、水酸化マグネシウムあるいは
水酸化アルミニウムなどを着色剤組成物製造時に混練し
て添加することもできる。
本発明の熱可塑性樹脂用着色剤組成物は、通常の方法に
従って加熱溶融して製造される。すなわち、顔料、滑剤
、充填剤および非晶性ポリオレフィンを単に混合し、通
常の押出機で押出し、ペレット化するのみで製造II)
能である。勿論、非常に強力な剪断力を与える混合方法
として、/ヘン/ヘリミキサーが用いられる。
本発明の着色剤組成物は、類似の未着色熱可塑性樹脂に
適用されることが好ましいが、異種の未着色熱可塑性樹
脂にも適用することができる。
V −ポリオレフ ンのノ) 去 本発明における非晶性ポリオレフィンの$IIAn−へ
ブタン不溶分の割合は、ソックスレー抽出器で20時間
抽出した時の仕込量に対する不溶分ポリマー量の1百分
率(%)として表現される。
非晶性ポリオレフィン中の七ツマー組成は、Hl・NM
RおよびC10・NMRを用いて定量した。
非晶性ポリオレフィンの数平均分子量は、ポリスチレン
を標準物質とするGPC法によって算出した。
以下に本発明を実施例で説明するが、未発11はこれら
実施例によって何ら制限を受けるものではない。
[実施例] 実施例1 川1 ・ポリオレフ ンの゛11′ 11!化マグネシウムに40持したTi担持型触媒(T
i含有量2.4重量%)とトリエチルアルミニウム触媒
系を用いて(AM/Tiモル比=100)、分子量調節
剤としての水素存在下、80°Cで液化プロピレン中に
エチレンを導入し、非晶性プロピレン−エチレンコポリ
マーを製造した。このコポリマーにはフェノール系の抗
酸化剤としてIrganoxl 010 (商品名)を
0 、1 phr添加した。コポリマー中のプロピレン
含有量は89.6重量%、エチレン含有量は10.4重
量%であった。GPCによる数平均分子(iは。
7400であった。m騰n−へブタンに対する不溶分コ
ポリマーの割合は、9.1%であった。
L色皿■虚1m 二酸化チタン60部、炭酸カル99610部。
ステアリン酸カルシウム5部および上記製造のコポリマ
ー25部を高速混合機で均一に温合後、押出機により押
出し、ペレット化した。この操作において、押出機によ
る溶融混練およびペレット化については、側ら問題は発
生しなかった。
■−゛へ (ポリエチレンへの使用〉 低密度ポリエチレン(宇部興産株製UBEポリエチレン
J2522)98部と上記着色剤組成物2部を混合し、
射出成形機により温度190〜200℃、背圧10Kg
/cm’の条件下でプレートを作成した。このプレート
は、顔11および充填剤が均一かつ微細に分散しており
、凝集粒子や色むらはrIl察されなかった。
〈ポリプロピレンへの使用) ポリプロピレン(宇部興産■製UBEポリプロピレンJ
109G)98部と上記着色剤組成物2部を混合し、射
出成形機により温度210〜230°C9背圧10Kg
/cm’の条件下でプレートを作成したところ、顔料と
充填剤の分散性および拡散性はきわめて良好であり、色
むらは認められなかった。
(ABSへの使用) 未着色ABS樹脂(宇部サイコン株製サイコラックT)
98部と上記着色剤MIJ&物2部を混合し、射出成形
機により温度220〜240℃、背圧5 K g / 
c m’の条件下でプレートを作成したところ、顔ネ1
および充填剤が均一かつ微細に分散しており、色むらは
認められなかった。
実施例2 J゛■  ポリオレフ ン 1゛′1 塩化マグネシウムに担持したTi担持型触媒(Ti含有
量2.4重量%)とトリエチルアルミニウムを用いて(
A交/Tiモル比=100)。
水素存在下、ブテン−1と液化プロピレンを85°Cで
重合し、プロピレン−ブテン−iのコポリマーを製造し
た。コポリマーには抗酸化剤Irganox l 01
0 (商品名)を0 、1 phr添加した。コポリマ
ー中のプロピレン含有量は65爪量%、ブテン惨1含有
量は35重量%であった。このコポリマーの数平均分子
量は6700であった。
Nll協n−へブタンによるこのコポリマーの不溶分の
割合は、9.5%であった。
L匹M狙戒局」l光 銅フタロシアニンブルー30部、タルク部。
ステアリン酸カルシウム5部、プロピレン−ブテン−1
のコポリマー55部をヘンシェルミキサーで混合後、押
出機により押出し、ペレット化した。
この操作において、押出機による溶融混練およびペレッ
ト化は、特に問題は発生しなかった。
ハ11卸に二にζへ −1 〈ポリプロピレンへの使用〉 ポリプロピレン(宇部興+IU製UBEポリプロピレン
J309G)98部と実施例2の着色剤組成物2部を混
合し、射出成形機により温度210〜230°C2背圧
10Kg/am’の条件下でプレートを作成した。この
プレートの外観を観察したところ、顔料と充填剤の分散
性および拡散性はきわめて良好であり1色むらは認めら
れなかった。
実施例3 、二日 ポリオレフ ン 1゛′1 AA型三塩化チタンとトリエチルアルミニウムを用いて
(AM/Tiモル比=3)、ミネラルスピリット溶媒中
に水素存在下、ブテン・1.液化プロピレンおよびエチ
レンを導入し、70℃で非晶性プロピレン−エチレン−
ブテン・lのターポリマーを製造した。ターポリマーに
は、抗醜化剤Irganox l 010 (商品名)
を0 、1 phr添加した。このターポリマーの組成
分析をしたところ、プロピレン含有量は50.4重量%
、エチレン含有量は32.1重量%、ブテン・1は17
.5玉量%であった。Mtn−へブタンによるこのター
ポリマーの不溶分の割合は、37.5%であった。
互ム鼠狙虚物五製コ カーポンブラック30部、タルク10部、ステアリン酸
カルシウム5部、非晶性プロピレン−エチレン−ブテン
・lのターポリマー55部をヘンシェルミキサーで混合
後、押出機により押出し、ペレット化した。押出機によ
る溶融混練およびペレット化の操作においては、何ら問
題は発生しなかった。
上方−へ  1 〈ポリエチレンへの使用〉 低密度ポリエチレン(宇部興産輛製UBEポリエチレン
J1019)98部と実施例3の着色剤組成物2部を混
合し、射出成形機により温度190〜200’O,背圧
10 K g/ am’(7)条件下でカラープレート
を作成した。顔料と充填剤の分散性および拡散性はきわ
めて良好であった。
比較例1 実施例1に於ける着色剤組成物の製造において、本願の
非晶性ポリオレフィンに代えて副生の出版アタクチック
ポリプロピレン(千葉ファインケミカル■製、商品名ビ
スタックL)を使用した以外は同様にペレット化した。
押出機で押出しする時。
脈流が時々発生し、ペレット化も容易でなかった。
また、製造した着色剤組成物のベレットは、全体的に淡
灰色に着色していた。
この着色剤組成物2部とポリプロピレン(宇部興産■製
UBEポリプロピレンJ309G)98部を混合し、射
出成形機により温度210〜230 ’0 、背圧10
Kg/cm’の条件下でプレートを作成したところ、微
淡灰色の着色が観察された。
[発明の効果] 本発明の熱可塑性樹脂用着色剤組成物は、目的生産され
た非晶性ポリオレフィンな担体樹脂として使用すること
で、優れた顔料分散性と賦型性を保持し、高濃度の染顔
料を添加することができるなどの効果がある。
特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顔料、滑剤および充填剤が35〜90重量%、非
    晶性ポリオレフィンが65〜10重量%であることを特
    徴とする熱可塑性樹脂用着色剤組成物。
  2. (2)非晶性ポリオレフィンがプロピレンとエチレン、
    プロピレンとブテン−1、プロピレンとα−オレフィン
    から成るコポリマー、プロピレンとエチレンとブテン−
    1、プロピレンとエチレンとα−オレフィンから成るタ
    ーポリマーである特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性
    樹脂用着色剤組成物。
  3. (3)プロピレンとエチレン、プロピレンとブテン−1
    、プロピレンとα−オレフィンとのコポリマーが、プロ
    ピレン含有量が70〜95重量%であり、副生品でなく
    目的生産物からなるコポリマーである特許請求の範囲第
    2項記載の熱可塑性樹脂用着色剤組成物。
  4. (4)プロピレンとエチレンとブテン−1、プロピレン
    とエチレンとα−オレフィンとのターポリマーが、プロ
    ピレン含有量40〜55重量%、エチレン含有量30〜
    40重量%である目的生産物からなるターポリマーであ
    る特許請求の範囲第2項記載の熱可塑性樹脂用着色剤組
    成物。
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