JPH06344445A - 管路内管の形成方法 - Google Patents
管路内管の形成方法Info
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Abstract
製のパイプ1を扁平に折畳むと共に、当該合成樹脂パイ
プ1の両端を気密に閉塞し、又は当該合成樹脂パイプ1
内を減圧しつつ、その合成樹脂パイプ1を扁平状態のま
まで断面略V字状乃至U字状に彎曲せしめ、その彎曲し
た合成樹脂パイプ1を管路2内に挿通し、次いでその合
成樹脂パイプ1内に加熱加圧流体を送入して膨ませ、管
路2内面に沿わせる。 【効果】 合成樹脂パイプ1内に外気の流入を阻止し又
は積極的に減圧することにより、合成樹脂パイプ1の円
筒形の形状記憶の発現による膨みを防止し、容易に断面
略V字状乃至U字状に彎曲させることができ、管路2へ
の挿通が容易で合成樹脂パイプ1が傷付くことがない。
Description
道管、通信線や電力線の敷設管路などの、主として地中
に埋設された管路に対し、その管路内に合成樹脂パイプ
を挿通して、当該管路内に新たに硬質の管を形成して補
修又は補強するための方法に関するものである。
質の合成樹脂パイプを管路内に挿通することにより行わ
れるが、硬質の合成樹脂パイプを円筒形のままで管路内
に挿通することは極めて困難であり、また長尺の合成樹
脂パイプを円筒形のままで取扱うのも、大きなスペース
を必要とするなど容易ではない。
し得る形状に縮小変形し、これを管路内に挿通した後加
熱加圧して管路内で円筒形に膨ませ、管路内面に沿わせ
ることが行われている。
許第4867921号明細書に記載された方法が知られ
ている。すなわち合成樹脂パイプを押出し成型した後、
その合成樹脂パイプを扁平に折畳み、さらにその扁平状
態の合成樹脂パイプを二つ折りにし、そのままの状態で
合成樹脂パイプをコイル状に巻回して収納しておき、施
工現場においてそのまま引出して管路に挿通し、然る後
合成樹脂パイプ内に水蒸気を送入して加熱加圧し、管路
内面に沿わせるのである。
脂パイプが成型直後に扁平に折畳まれ且つ二つ折りにさ
れているので、合成樹脂パイプはその形状に固定され、
癖がついてしまう。従ってこれを管路に挿通した後加熱
加圧することにより、一時的には円筒形に膨むが、その
合成樹脂パイプの素材には前記折畳み状態における癖が
記憶されており、歪がかかっている。
入し、合成樹脂パイプに外圧が加わると、合成樹脂パイ
プには扁平状態でさらに二つ折りにされた状態に戻ろう
とする癖がついるため、部分的に内側に凹んで容易に断
面略凹字状に変形し、円筒形のままで外圧に耐えること
ができず、長期間のうちには合成樹脂パイプが断面略凹
字状に変形し、内部の流路を狭めてしまう。
6531号公報に、円筒状の合成樹脂パイプの一部を内
方に押込んで断面略凹字状とすることが記載されている
が、この方法においても合成樹脂パイプに断面略凹字状
の癖がつき、外圧によって当該形状に戻ろうとする。
プを扁平に折畳んだ状態でコイル状に巻回しておき、こ
れを管路に挿入する直前に加温し、図4に示されるよう
に合成樹脂パイプ1の断面形状を略V字状乃至U字状に
彎曲させて縮小し、管路2に挿通し、然る後合成樹脂パ
イプ1内に加熱加圧流体を送入して膨ませ、管路2内面
に沿わせる方法を発明し、先に特許出願している。
樹脂パイプ1に二つ折りや略凹字状の癖がついていない
ため、外圧がかかったときにも部分的に内側に凹んで略
凹字状となることがなく、耐外圧性能に優れたものとな
る。
イプ1は元来円筒形に成型されたものを扁平に折畳んで
いるため、その合成樹脂パイプ1は円筒形の形状を記憶
して癖がついている。
も巻かれた合成樹脂パイプ1に締付けられて拘束され、
偏平形状を保持することができるが、リールから繰出す
ことによりその拘束が解かれ、形状記憶が発現して膨む
のである。
イプ1を彎曲させ且つ管路2への挿通を容易ならしめる
ために加温するが、そのとき加温の熱によって円筒形の
形状記憶がさらに強く発現し、図5に示されるように合
成樹脂パイプ1は断面略紡錘形に膨んでしまうのであ
る。
し潰されてその内側の空間が一応無くなってはいるが、
その折畳み部の内側などに僅かの空隙があり、かかる空
隙を通じて合成樹脂パイプ1の端末から空気が供給され
るため、合成樹脂パイプ1が膨むことは避けられない。
断面略V字状乃至U字状に彎曲させて断面形状を縮小さ
せようとしても、自由に彎曲させることができず、断面
形状を縮小させることができない。また外方から形状を
拘束して一時的に縮小させても、管路2内に入って拘束
が解かれると再度断面形状が拡大してしまう。そのため
管路2内面に摩擦されて傷付いたり、摩擦抵抗により管
路2への挿通に大きな力を必要とする。
あって、合成樹脂パイプ1を加熱することにより膨むの
を防止し、容易に断面略V字状乃至U字状に彎曲させる
ことができ、その形状を保持して管路2内に容易に挿通
することのできる方法を提供することを目的とするもの
である。
明は、円筒形に成型された硬質の熱可塑性合成樹脂製の
パイプを扁平に折畳むと共に、当該合成樹脂パイプの両
端を気密に閉塞し、その合成樹脂パイプを扁平状態のま
まで断面略V字状乃至U字状に彎曲せしめ、その彎曲し
た合成樹脂パイプを管路内に挿通し、次いでその合成樹
脂パイプ内に加熱加圧流体を送入して膨ませ、管路内面
に沿わせることを特徴とするものである。
された硬質の熱可塑性合成樹脂製のパイプを扁平に折畳
み、当該合成樹脂パイプの端末から合成樹脂パイプ内を
減圧し、その合成樹脂パイプを扁平形状を保持した状態
で断面略V字状乃至U字状に彎曲せしめ、その彎曲した
合成樹脂パイプを管路内に挿通し、次いでその合成樹脂
パイプ内に加熱加圧流体を送入して膨ませ、管路内面に
沿わせることを特徴とするものである。
る。図1は、第一の発明により合成樹脂パイプ1を管路
2に挿通する状態を示すものである。図1において合成
樹脂パイプ1は円筒形に成型されており、それが扁平に
折畳まれた状態でリール3に巻回されている。
3に示されるように充填材4によって気密に閉塞されて
いる。合成樹脂パイプ1の端末を閉塞する手段として
は、充填材に限らず他の手段によってもよいが、合成樹
脂パイプ1内に外部の空気が流入することがないよう
に、気密に閉塞する必要がある。
合成樹脂パイプ1が外圧により容易に変形しない程度の
剛性を有する熱可塑性の合成樹脂であることを必要と
し、硬質のポリエチレンやポリ塩化ビニルなどが適当で
ある。特に高密度ポリエチレン又は線状低密度ポリエチ
レンが好適である。
ら繰出して管路2に挿通するのであるが、リール3から
引出された合成樹脂パイプ1は、先ず加温装置5に通さ
れて加温される。加温装置5は柔軟な筒状体であって、
その一部に温風送入管6が設けられている。
装置5に通し、温風送入管6から合成樹脂パイプ1と加
温装置5との間に温風を送入することにより、合成樹脂
パイプ1を加温して軟化させる。
扁平状態のままで断面略V字状乃至U字状に彎曲せしめ
られる。合成樹脂パイプ1は加温装置5で加温されてお
り、図1に示すように合成樹脂パイプ1の中央部を回転
ローラー7で押圧することにより、断面略V字状乃至U
字状に彎曲させることができる。
められた合成樹脂パイプ1は、管路2に挿通される。予
め管路2に挿通された牽引索8を合成樹脂パイプ1の先
端に結合し、当該牽引索8を管路2の先端側から牽引す
ることにより、合成樹脂パイプ1を管路2に挿通するこ
とができる。
状に彎曲せしめられているので、図6に示すように管路
2内形状よりも小さくなっており、管路2内面との間に
過度の摩擦抵抗を生じることなく挿通される。
て加温されて柔かくなっているので、管路2に多少の屈
曲があっても、その屈曲に沿って曲りながら挿通される
ことができる。
挿通したならば、合成樹脂パイプ1の端末を切断してそ
の気密を解除し、その合成樹脂パイプ1内に加圧水蒸気
を送入し、当該合成樹脂パイプ1を加熱すると共に内圧
をかけ、円筒形に膨ませて管路2内面に沿わせる。
イプ1を管路2に挿通する状態を示すものである。リー
ル3から引出された合成樹脂パイプ1は、その先端に予
め管路2に挿通されたホース9の先端を挿入され、気密
に閉塞されると共に、牽引索8の先端に結合される。
してその内部を減圧される。そして前記牽引索8を管路
2の先端側から牽引することにより、合成樹脂パイプ1
はリール3から引出され、加温装置5で軟化せしめら
れ、扁平形状を保持した状態で断面略V字状乃至U字状
に彎曲せしめられ、管路2に挿通される。なおこの実施
例では合成樹脂パイプ1はその先端側から減圧されてい
るが、リール3の巻き芯を介して後端側から減圧するこ
ともできる。
パイプ1の一端側から減圧し、他端は気密に閉塞してお
くのが好ましいが、そこから流入した空気をも減圧によ
り排除するので、必ずしも閉塞しておく必要はない。
挿通したならば、先の実施例と同様合成樹脂パイプ1内
に加圧水蒸気を送入し、当該合成樹脂パイプ1を加熱す
ると共に内圧をかけ、円筒形に膨ませて管路2内面に沿
わせる。
プ1の両端が気密に閉塞されているので、外部の空気が
合成樹脂パイプ1内に流入することがない。
成樹脂パイプ1が加温されて軟化することにより形状記
憶が発現し、断面紡錘形に膨もうとしても、合成樹脂パ
イプ1の端末から空気が流入することがないため紡錘形
に膨んだ内部に空気が補給されず、膨むことができな
い。
樹脂パイプ1内の空気を積極的に減圧しているので、紡
錘形に膨もうとする合成樹脂パイプ1を内部から減圧
し、膨むのを防止することができる。
プ1内に形成された微細な空隙などに残留した空気が加
温部分に集中するため、完全に扁平状態を保つことが困
難であり、多少膨むことが避けられないが、第二の発明
においてはかかる空隙内の空気をも排除するので、より
完全に扁平に保つことができる。
1を管路2に引込む直前に加温して軟化しても、合成樹
脂パイプ1は扁平状態を維持して膨むことがなく、容易
に図4に示されるように断面V字状乃至U字状に彎曲さ
せ、断面形状を縮小することができる。また管路2内に
引込んだ状態においても、合成樹脂パイプ1は縮小した
断面形状を維持することができ、管路2内面との摩擦に
より傷付いたり、摩擦抵抗により引込みに大きな力を要
するということがない。
2に引込む状態を示す縦断面図
2に引込む状態を示す縦断面図
の閉塞状態の一例を示す中央縦断面図
状態の横断面図
断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒形に成型された硬質の熱可塑性合成
樹脂製のパイプ(1)を扁平に折畳むと共に、当該合成
樹脂パイプ(1)の両端を気密に閉塞し、その合成樹脂
パイプ(1)を扁平状態のままで断面略V字状乃至U字
状に彎曲せしめ、その彎曲した合成樹脂パイプ(1)を
管路(2)内に挿通し、次いでその合成樹脂パイプ
(1)内に加熱加圧流体を送入して膨ませ、管路(2)
内面に沿わせることを特徴とする、管路内管の形成方法 - 【請求項2】 円筒形に成型された硬質の熱可塑性合成
樹脂製のパイプ(1)を扁平に折畳み、当該合成樹脂パ
イプ(1)の端末から合成樹脂パイプ(1)内を減圧
し、その合成樹脂パイプ(1)を扁平形状を保持した状
態で断面略V字状乃至U字状に彎曲せしめ、その彎曲し
た合成樹脂パイプ(1)を管路(2)内に挿通し、次い
でその合成樹脂パイプ(1)内に加熱加圧流体を送入し
て膨ませ、管路(2)内面に沿わせることを特徴とす
る、管路内管の形成方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16416793A JP3166954B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 管路内管の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16416793A JP3166954B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 管路内管の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06344445A true JPH06344445A (ja) | 1994-12-20 |
| JP3166954B2 JP3166954B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=15788006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16416793A Expired - Lifetime JP3166954B2 (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 管路内管の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3166954B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP16416793A patent/JP3166954B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3166954B2 (ja) | 2001-05-14 |
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