JPH06344509A - Vカット用化粧板の製造方法 - Google Patents

Vカット用化粧板の製造方法

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JPH06344509A
JPH06344509A JP14056193A JP14056193A JPH06344509A JP H06344509 A JPH06344509 A JP H06344509A JP 14056193 A JP14056193 A JP 14056193A JP 14056193 A JP14056193 A JP 14056193A JP H06344509 A JPH06344509 A JP H06344509A
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JP
Japan
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decorative
cut
resin
base material
sheet
Prior art date
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Application number
JP14056193A
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English (en)
Inventor
Yukio Suzuki
幸雄 鈴木
Yukio Fujie
幸男 藤江
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、Vカット加工が可能な化粧板で、し
かも廃棄の際、燃やしても塩素ガスが発生しない非塩化
ビニル系樹脂によるVカット化粧板の製造方法を提供す
る。 【構成】50g/m2 〜200g/m2 の樹脂を含浸さ
せた原紙上に、木目柄層を形成し、この柄層上に硬化型
樹脂によるトップコート層を形成した化粧シートと、こ
の化粧シートを木質系基材に貼り合わせ、この基材の裏
面にV字型の切削溝を形成し、該切削溝を折り曲げ接着
することを特徴とするVカット化粧板の製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具部材、オーディオ
の外装部材、扉部材などに使用されるVカット用化粧板
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、家具部材、オーディオの外装
部材或いは扉部材などに用いられるVカット化粧板は、
表面材にダブリングエンボスやダブリングエンボス/ワ
イピングを施した塩化ビニルシートが使用され、このシ
ートを木質系基材に接着し、この基材の裏面側にV字型
の切削溝を形成し、この切削溝に接着剤を塗布してV字
型の最深部頂点から折り曲げて接着したVカット化粧板
が知られている。この表面材の塩化ビニルシートは、基
材にVカットの切削溝を形成して、例えば90度の直角
に折り曲げても表面が伸びて、ひび割れや切れが発生し
にくいためVカット化粧板やその他の化粧板の表面材と
しも多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年環
境問題が大きく取り上げられいるなかで、特に塩化ビニ
ルを使用した化粧板は、廃棄処理が難しく、例えば焼却
する際発生する塩素ガスの問題が大きな障害となってい
ると共に、表面材としての塩化ビニルシートに替わるV
カット加工に耐えられる化粧シートの要求が高まってい
る。
【0004】そこで本発明は、Vカット加工が可能化粧
板で、しかも廃棄の際、燃やしても塩素ガスが発生しな
い非塩化ビニル系の樹脂によるVカット用化粧板の製造
方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、50g/m2 〜200g/m2 の樹脂を含浸さ
せた原紙(12)上に、印刷による木目柄層(11)を形成し、
この柄層上に硬化型樹脂によるトップコート層(10)を形
成した化粧シートと、この化粧シートを木質系基材(15)
に貼り合わせ、この基材の裏面にV字型の切削溝(H) を
形成したことを特徴とするVカット用化粧板(20)の製造
方法である。また、トップコート層が、ウレタン樹脂、
ウレタンアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート
樹脂、などの電離放射線硬化型樹脂からなり、この電離
放射線硬化型樹脂を6g/m2 〜60g/m2 塗布し、
紫外線の照射により硬化させて、トップコート層を形成
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、樹脂を含浸させた原紙上にウレタン
樹脂等の電離放射線硬化型樹脂によるトップコート層を
形成した化粧シートを、木質系基材に貼り合わせた化粧
板で、この化粧板の基材にVカット加工を行って、折り
曲げても表面材のトップコート層にひび割れや、切れの
発生が少なく、しかもこの表面にエンボスやワイピング
も可能であり、また焼却の際の塩素ガスの発生を抑える
ことができる。
【0007】
【実施例】本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の
実施例におけるVカット用の化粧板の一例を示す側面図
である。
【0008】本発明にかかわる原紙は、坪量100〜1
60g/m2 の薄葉紙に、エチルビニルアセテート、ポ
リビニルアセテート、エポキシ樹脂などを50〜200
g/m2 を含浸させたものである。この樹脂を含浸させ
た原紙の破断伸び率は、3%〜10%であり、また破断
強度は、3〜8kgf/cmになる。この原紙上に通常
のグラビアインキにより木目柄などの柄印刷を施した
後、電離放射線硬化型樹脂、例えばウレタン樹脂、ウレ
タンアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂
のいずれかを6〜60g/m2 塗布し、紫外線の照射に
より硬化させて化粧シートとする。
【0009】次に、MDFやパーチクルボードの基材上
に、上記の化粧シートを貼り合わせるが、接着剤として
は酢酸ビニル系の接着剤で、塗布量50〜100g/m
2 程度を基材上に塗布して化粧シートを熱圧着すること
でVカット加工が可能な化粧板が得られる。
【0010】次に、化粧板の裏面(基材の裏面)から基
材にVカット切削機によりV字型の切削溝(H) を形成す
る。この切削溝は、図2に示すように化粧シートの裏面
からVカットの最深部先端までの距離(K) を0〜30μ
mとすることで鋭角に折り曲げることが可能となる。こ
の場合、図3に示すように、Vカットの切削方向は化粧
シートの柄層方向に対して、クロス方向と縦方向があ
る。
【0011】<実施例1>原紙(GRACE社、End
ura、160g/m2 )上に、ニトロセルロース系イ
ンキで木目柄印刷を行った。次に、ウレタンアクリレー
ト樹脂(粘度1200cps)に開始剤ベンゾインエチ
ルエーテルを3部入れて、前記の柄層上に6g/m2
塗布し、紫外線を3J/cm2 照射し硬化させトップコ
ート層を形成した化粧シートを得た。次に、厚さ2.7
mmのMDFに酢酸ビニルエマルジョン系の接着剤を7
0g/m2 wet塗布し、上記化粧シートを60℃、1
5kgf/cm2 、20秒の条件で接着し化粧板を得
た。
【0012】<実施例2>前記柄層上にウレタンアクリ
レート樹脂(粘度1200cps)に、開始剤ベンゾイ
ンエチルエーテルを3部入れた前記ウレタンアクリレー
ト樹脂を、50g/m2 塗布し紫外線を照射して硬化さ
せてトップコート層を形成した。その他は実施例1と同
様にして化粧板を得た。
【0013】<比較評価テスト>実施例1と実施例2で
得られた化粧板の裏面から、Vカット切削機を用いて縦
方向とクロス方向の2種類のVカット加工を行った。こ
の際、シート裏面からVカットの最深部頂点までの距離
(K) を、0μmと30μmの2種類を作り、温度5℃と
20℃の雰囲気中に24時間放置した後、Vカット面に
接着剤を塗布し、折り曲げてセロハンテープで固定して
折り曲げた外側の化粧シート角面を比較評価した。尚、
比較例として、トップコート層のないVカット化粧板
と、従来からの塩化ビニルシートのVカット化粧板を上
記と同条件に作り比較評価した。この比較評価表を表1
に示す。
【0014】
【表1】
【0015】比較評価の結果は表1に示すとおり、トッ
プコート層の厚さが薄くても(6g/m2 よい結果を得
ることができた。Vカットの方向がクロス方向の場合少
し劣るが、厚く(50g/m2 )トップコート層を形成
した場合は、いずれの条件においても良い結果が得られ
た。
【0016】
【発明の効果】本発明のVカット用化粧板は、トップコ
ート層を形成する電離放射線硬化型樹脂の塗布量が、5
0g/m2 程度になると、表面に塩化ビニルシートを貼
り合わせた化粧板と同様にVカット加工を行っても表面
材にひび割れや、切れの発生が少ない化粧板を得ること
ができる。また、塩化ビニルシートを使用した化粧板と
異なり、燃やしても塩素ガスなどの有害ガスが発生しな
い等の優れた効果が得られるVカット加工が可能な化粧
板である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるVカット用化粧板の一
例を示す部分側面図である。
【図2】化粧シート裏面よりVカットの先端までの距離
を示す説明図である。
【図3】Vカット切削における切削方向を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 10 …トップコート層 11 …木目柄層 12 …原紙(樹脂含浸紙) 15 …基材 20 …Vカット用化粧板 H …切削溝 K …化粧紙の裏面からのVカット先端までの距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】50g/m2 〜200g/m2 の樹脂を含
    浸させた原紙上に柄層を形成し、この柄層上に硬化型樹
    脂によるトップコート層を形成した化粧シートと、該化
    粧シートを木質系基材に貼り合わせ、該基材の裏面にV
    字型の切削溝を形成したことを特徴とするVカット用化
    粧板の製造方法。
  2. 【請求項2】前記トップコート層が、ウレタン樹脂、ウ
    レタンアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹
    脂、などの電離放射線硬化型樹脂からなることを特徴と
    する請求項1に記載のVカット用化粧板の製造方法。
  3. 【請求項3】前記トップコート層は、電離放射線硬化型
    樹脂を6g/m2 〜60g/m2 塗布し、紫外線を照射
    し硬化形成したことを特徴とする請求項1に記載のVカ
    ット用化粧板の製造方法。
JP14056193A 1993-06-11 1993-06-11 Vカット用化粧板の製造方法 Pending JPH06344509A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086657A (ja) * 2000-09-13 2002-03-26 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧材
CN105415957A (zh) * 2015-10-29 2016-03-23 安徽省俞金海漆器工艺有限公司 漆器用木胎结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002086657A (ja) * 2000-09-13 2002-03-26 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧材
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