JPH06344575A - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents
液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置Info
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- JPH06344575A JPH06344575A JP7624294A JP7624294A JPH06344575A JP H06344575 A JPH06344575 A JP H06344575A JP 7624294 A JP7624294 A JP 7624294A JP 7624294 A JP7624294 A JP 7624294A JP H06344575 A JPH06344575 A JP H06344575A
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- JP
- Japan
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- substrate
- head
- liquid
- element substrate
- substrates
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機能素子と電気熱変換体とを同一基板上に形
成してなる素子基板を複数並べて長尺化を図ったヘッド
にて、各素子基板間の電気的接続をコンパクトに、かつ
良好に行なう。 【構成】 記録ヘッドの有するアルミプレートの基台1
0上面には、複数個の素子基板11が基台10の一端に
揃えられ、かつ吐出方向が同一となるように配置される
とともに、配線パターン17や外部と信号を授受するた
めの信号端子19が形成されたPCB基板16が配置さ
れている。素子基板11とPCB基板16とは、素子基
板11上のパッド15とボンディングワイヤー18を介
して電気的に接続されている。素子基板11は、複数の
電気熱変換素子とこれらに対応する機能素子とを同一基
板上に形成したものである。素子基板11上には、ノズ
ル13が形成された液室部材12、インクを供給する供
給パイプ14がこの順で形成されている。
成してなる素子基板を複数並べて長尺化を図ったヘッド
にて、各素子基板間の電気的接続をコンパクトに、かつ
良好に行なう。 【構成】 記録ヘッドの有するアルミプレートの基台1
0上面には、複数個の素子基板11が基台10の一端に
揃えられ、かつ吐出方向が同一となるように配置される
とともに、配線パターン17や外部と信号を授受するた
めの信号端子19が形成されたPCB基板16が配置さ
れている。素子基板11とPCB基板16とは、素子基
板11上のパッド15とボンディングワイヤー18を介
して電気的に接続されている。素子基板11は、複数の
電気熱変換素子とこれらに対応する機能素子とを同一基
板上に形成したものである。素子基板11上には、ノズ
ル13が形成された液室部材12、インクを供給する供
給パイプ14がこの順で形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体噴射方式の記録ヘ
ッド、および記録装置に係り、特に、電気熱変換素子
と、駆動用トランジスター、シフトレジスター等の機能
素子とが同一基板上に形成されてなる素子基板を用いた
インクジェット記録ヘッド、および記録装置に関する。
尚、以下の説明においては、液体として記録用インクを
用いて説明するが、これに限られるものではない。
ッド、および記録装置に係り、特に、電気熱変換素子
と、駆動用トランジスター、シフトレジスター等の機能
素子とが同一基板上に形成されてなる素子基板を用いた
インクジェット記録ヘッド、および記録装置に関する。
尚、以下の説明においては、液体として記録用インクを
用いて説明するが、これに限られるものではない。
【0002】
【従来の技術】図10は、ヘッド用基板を用いた従来の
インクジェット記録ヘッドの斜視図である。
インクジェット記録ヘッドの斜視図である。
【0003】インクを吐出するための電気熱変換素子
(不図示)が設けられた素子基板33上にインクが流通
する液室部材82と、インクを供給するための供給パイ
プ84とが順に形成されて記録ヘッドが構成されてい
る。素子基板33に形成されたパット85と、IC基板
やPCB基板等の配線基板32に形成された配線パター
ン87は、ボンディングワイヤー38を介して電気的に
接続されている。
(不図示)が設けられた素子基板33上にインクが流通
する液室部材82と、インクを供給するための供給パイ
プ84とが順に形成されて記録ヘッドが構成されてい
る。素子基板33に形成されたパット85と、IC基板
やPCB基板等の配線基板32に形成された配線パター
ン87は、ボンディングワイヤー38を介して電気的に
接続されている。
【0004】このようなインクジェット記録ヘッドで
は、外部からの信号は信号ラインである配線パターン8
7を通じ、ボンディングワイヤー38を介して基板側パ
ット85に伝わる。インクは供給パイプ84を介して液
室部材82に通じており、その外部信号によって電気熱
変換素子が駆動され、このときに生じた熱エネルギーに
よりインクが発砲し、その発砲時の圧力によりノズル8
3からインクが飛翔する。
は、外部からの信号は信号ラインである配線パターン8
7を通じ、ボンディングワイヤー38を介して基板側パ
ット85に伝わる。インクは供給パイプ84を介して液
室部材82に通じており、その外部信号によって電気熱
変換素子が駆動され、このときに生じた熱エネルギーに
よりインクが発砲し、その発砲時の圧力によりノズル8
3からインクが飛翔する。
【0005】図11は、このようなインクジェット記録
ヘッドに用いられる記録ヘッド用基板の一例を示すもの
で、このヘッド用基板は、アルミプレートの基台41を
有し、基台41上にはそれぞれ、電気熱変換素子をアレ
イ状に配置した電気熱変換素子基板44と、トランジス
タアレイ46、ラッチ47およびシフトレジスター48
等の機能素子とが同一基板上に形成されてなるIC基板
43と、外部からの信号を入力するための入力信号端子
49、外部へ信号を出力するための出力信号端子50、
および電源供給端子51の各々が配置されてなるPCB
基板42とが所定の位置に配置されている。
ヘッドに用いられる記録ヘッド用基板の一例を示すもの
で、このヘッド用基板は、アルミプレートの基台41を
有し、基台41上にはそれぞれ、電気熱変換素子をアレ
イ状に配置した電気熱変換素子基板44と、トランジス
タアレイ46、ラッチ47およびシフトレジスター48
等の機能素子とが同一基板上に形成されてなるIC基板
43と、外部からの信号を入力するための入力信号端子
49、外部へ信号を出力するための出力信号端子50、
および電源供給端子51の各々が配置されてなるPCB
基板42とが所定の位置に配置されている。
【0006】このような構成のヘッド用基板を用いる、
従来のインクジェット記録ヘッドは図12のヘッド側面
図に示すように構成される。
従来のインクジェット記録ヘッドは図12のヘッド側面
図に示すように構成される。
【0007】電気熱変換素子基板44上には、インクが
流通する液室52とインクを供給するためのパイプ53
とが順に形成されている。電気熱変換素子基板44、I
C基板43、PCB基板42は、互いにボンディングワ
イヤー45を介して電気的に接続され、電気熱変換素子
基板44の素子に選択的に通電を行うことにより、イン
クが吐出される。
流通する液室52とインクを供給するためのパイプ53
とが順に形成されている。電気熱変換素子基板44、I
C基板43、PCB基板42は、互いにボンディングワ
イヤー45を介して電気的に接続され、電気熱変換素子
基板44の素子に選択的に通電を行うことにより、イン
クが吐出される。
【0008】上記構造の記録ヘッドは、素子基板と外部
との電気的接続を行なうワイヤーの数が電気熱変換素子
の素子数に比例し、一般的に数百に及ぶワイヤーボンデ
ィングが行なわれている。このような多数点におけるワ
イヤーボンディングは、実装上の不良発生を増やす要因
となり、製品歩留り低下、コストアップをもたらしてい
る。このため、特開昭57−72867号公報、特開昭
57−72868号公報に開示されているような、電気
熱変換素子と駆動用トランジスタ等の機能素子とを同一
基板上に組み込んだ構成の記録ヘッドが近年開発されて
いる。
との電気的接続を行なうワイヤーの数が電気熱変換素子
の素子数に比例し、一般的に数百に及ぶワイヤーボンデ
ィングが行なわれている。このような多数点におけるワ
イヤーボンディングは、実装上の不良発生を増やす要因
となり、製品歩留り低下、コストアップをもたらしてい
る。このため、特開昭57−72867号公報、特開昭
57−72868号公報に開示されているような、電気
熱変換素子と駆動用トランジスタ等の機能素子とを同一
基板上に組み込んだ構成の記録ヘッドが近年開発されて
いる。
【0009】図13は、このような機能素子と電気熱変
換素子とが同一基板上に形成されてなる素子基板を用い
たヘッド用基板の模式的構造図である。
換素子とが同一基板上に形成されてなる素子基板を用い
たヘッド用基板の模式的構造図である。
【0010】上記課題を鑑みて構成された図13に示す
記録ヘッド用基板は、前述と同様にアルミプレートの基
台31を有する。基台31上にはそれぞれ、アレイ状に
配置された電気熱変換素子34と、電気熱変換素子34
を駆動するための機能素子、すなわちトランジスタアレ
イ35、ラッチ36およびシフトレジスター37とが同
一基板上に形成されてなる素子基板33と、外部からの
信号を入力するための入力信号端子39、外部へ信号を
出力するための出力信号端子40、電源供給端子41の
各々が形成されてなるPCB基板32とが所定の位置に
配置されている。そして、素子基板33とPCB基板3
2とはボンディングワイヤー38を介して電気的に接続
されている。
記録ヘッド用基板は、前述と同様にアルミプレートの基
台31を有する。基台31上にはそれぞれ、アレイ状に
配置された電気熱変換素子34と、電気熱変換素子34
を駆動するための機能素子、すなわちトランジスタアレ
イ35、ラッチ36およびシフトレジスター37とが同
一基板上に形成されてなる素子基板33と、外部からの
信号を入力するための入力信号端子39、外部へ信号を
出力するための出力信号端子40、電源供給端子41の
各々が形成されてなるPCB基板32とが所定の位置に
配置されている。そして、素子基板33とPCB基板3
2とはボンディングワイヤー38を介して電気的に接続
されている。
【0011】上記構成では、PCB基板32上の入力信
号端子39に外部から画像信号が入力され、画像信号は
シフトレジスター37に転送された後、ラッチ36に蓄
えられる。この画像信号をもとに、トランジスターアレ
イ35がスイッチングされ、トランジスター37に接続
された電気熱変換素子34に流れる電流が制御される。
このとき、電気変換素子34への電流供給は電源供給端
子41を介して外部より行なわれる。尚、図中、GND
端子は表示していない。
号端子39に外部から画像信号が入力され、画像信号は
シフトレジスター37に転送された後、ラッチ36に蓄
えられる。この画像信号をもとに、トランジスターアレ
イ35がスイッチングされ、トランジスター37に接続
された電気熱変換素子34に流れる電流が制御される。
このとき、電気変換素子34への電流供給は電源供給端
子41を介して外部より行なわれる。尚、図中、GND
端子は表示していない。
【0012】上記のような機能素子と電気熱変換素子と
を同一基板上に形成してなる素子基板を用いることによ
り、数百に及ぶワイヤーボンディングに起因する実装上
の不良から生じる歩留り低下は大幅に防ぐことが可能と
なった。しかしながら、トランジスタやシフトレジスタ
等の機能素子が電気熱変換素子と同一基板上に形成され
る為、基板プロセスの歩留りは機能素子と電気熱変換素
子の各々の歩留りの積となる。従って、ヘッドが長尺化
し、電気熱変換素子の数に対応して、トランジスタ数、
シフトレジスターやラッチのビット数が増加するにつれ
て、基板プロセスの歩留りが低下してしまい大きな問題
となってきた。
を同一基板上に形成してなる素子基板を用いることによ
り、数百に及ぶワイヤーボンディングに起因する実装上
の不良から生じる歩留り低下は大幅に防ぐことが可能と
なった。しかしながら、トランジスタやシフトレジスタ
等の機能素子が電気熱変換素子と同一基板上に形成され
る為、基板プロセスの歩留りは機能素子と電気熱変換素
子の各々の歩留りの積となる。従って、ヘッドが長尺化
し、電気熱変換素子の数に対応して、トランジスタ数、
シフトレジスターやラッチのビット数が増加するにつれ
て、基板プロセスの歩留りが低下してしまい大きな問題
となってきた。
【0013】この素子歩留りについては、従来、種々の
研究がなされており、ポアソンモデル等の指数関数で歩
留りをシュミレートできることがわかっているが、これ
らのシュミレートによると、例えば、ビット数を2倍に
することにより、当初歩留り80%のものが、50%以
下に落ちることがわかっている。
研究がなされており、ポアソンモデル等の指数関数で歩
留りをシュミレートできることがわかっているが、これ
らのシュミレートによると、例えば、ビット数を2倍に
することにより、当初歩留り80%のものが、50%以
下に落ちることがわかっている。
【0014】このような観点から、シフトレジスターや
ラッチといった機能素子を作り込んだ素子基板を用いて
長尺のヘッドを作成する場合、一つの基板で長尺な素子
基板を作成するのではなく、小さな素子基板を複数並べ
ることで、長尺ヘッドを作成していた。
ラッチといった機能素子を作り込んだ素子基板を用いて
長尺のヘッドを作成する場合、一つの基板で長尺な素子
基板を作成するのではなく、小さな素子基板を複数並べ
ることで、長尺ヘッドを作成していた。
【0015】図14にそのような長尺用基板の例を示
す。
す。
【0016】ここでは、三つの素子基板1003を並べ
て長尺ヘッド化した例を示しており、符号1005は各
素子基板での電気熱変換体を設けた領域を示している。
個々の素子基板1003は、互いの電極パッド1004
にてワイヤボンディング等を行なうことにより、接続さ
れている。
て長尺ヘッド化した例を示しており、符号1005は各
素子基板での電気熱変換体を設けた領域を示している。
個々の素子基板1003は、互いの電極パッド1004
にてワイヤボンディング等を行なうことにより、接続さ
れている。
【0017】図15は、図14で示した長尺ヘッド用基
板を構成する素子基板上での各素子の配置を示したもの
である。
板を構成する素子基板上での各素子の配置を示したもの
である。
【0018】符号1025は素子基板に入力されるシリ
アル画像データを各電気熱変換体に対応したパラレル信
号に変換するためのラッチ、シフトレジスター等の機能
素子を配した領域を示している。符号1015は電気熱
変換体への通電を制御するための機能素子であり、この
制御機能素子1015によって選択された電気熱変換体
1005に対して、電圧供給側の共通電極1014から
電圧が印加される。
アル画像データを各電気熱変換体に対応したパラレル信
号に変換するためのラッチ、シフトレジスター等の機能
素子を配した領域を示している。符号1015は電気熱
変換体への通電を制御するための機能素子であり、この
制御機能素子1015によって選択された電気熱変換体
1005に対して、電圧供給側の共通電極1014から
電圧が印加される。
【0019】このような長尺ヘッド用基板においては、
上述の各素子基板の各パッドをワイヤボンディング等で
接続することで、各素子基板を介して信号が伝達されて
いる。
上述の各素子基板の各パッドをワイヤボンディング等で
接続することで、各素子基板を介して信号が伝達されて
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように素子基板同士を接続する形態においては、次のよ
うな解決すべき課題があった。
ように素子基板同士を接続する形態においては、次のよ
うな解決すべき課題があった。
【0021】素子基板同士の電気的接続は、ワイヤボン
ディング等で行なわれるが、Au等の材質のワイヤーで
接続する場合、ワイヤーの一端部の接続時に基板に大き
な力が作用する。このため、ワイヤーが接続される両側
が共に素子基板である場合には、素子基板を傷つけてし
まう虞がある。
ディング等で行なわれるが、Au等の材質のワイヤーで
接続する場合、ワイヤーの一端部の接続時に基板に大き
な力が作用する。このため、ワイヤーが接続される両側
が共に素子基板である場合には、素子基板を傷つけてし
まう虞がある。
【0022】一方、ヘッドの長尺化だけでなく、ヘッド
の小型化、ノズルの高密度配列を図ることがヘッドの開
発上望まれている。このため、各素子基板間の間隔を狭
くし、ノズルピッチに対応すべく素子基板を並べる必要
があるが、ワイヤボンディングで接続を行なう場合、接
続点の間隔が最低でも300μm程度必要であるため、
70μmピッチで電気熱変換体を配するように素子基板
を密に並べることは困難である。
の小型化、ノズルの高密度配列を図ることがヘッドの開
発上望まれている。このため、各素子基板間の間隔を狭
くし、ノズルピッチに対応すべく素子基板を並べる必要
があるが、ワイヤボンディングで接続を行なう場合、接
続点の間隔が最低でも300μm程度必要であるため、
70μmピッチで電気熱変換体を配するように素子基板
を密に並べることは困難である。
【0023】また、この接続を行なうためにパッドを素
子基板の端部に設けない場合には、素子基板の大型化を
招いたり、素子基板上の素子に害を与えてしまう虞があ
る。本発明は上述の課題を解決すべくなされたもので、
機能素子と電気熱変換体とを同一基板上に形成してなる
素子基板を複数並べて長尺化を図ったヘッドにおいて、
各素子基板間の電気的接続をコンパクトに、かつ良好に
行なうことができる液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
を提供することを目的としている。
子基板の端部に設けない場合には、素子基板の大型化を
招いたり、素子基板上の素子に害を与えてしまう虞があ
る。本発明は上述の課題を解決すべくなされたもので、
機能素子と電気熱変換体とを同一基板上に形成してなる
素子基板を複数並べて長尺化を図ったヘッドにおいて、
各素子基板間の電気的接続をコンパクトに、かつ良好に
行なうことができる液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の液体噴射ヘッドは、液体を吐出するための熱
エネルギーを発生する電気熱変換体と該電気熱変換体を
駆動させるための機能素子とが同一基板上に形成されて
なる複数の素子基板と、前記機能素子が外部と信号の入
出力を行なうための配線が設けられてなる配線基板とを
有しており、前記素子基板からの出力信号が前記配線基
板を介して隣接する素子基板に入力されるように電気的
接続がなされていることを特徴とする。
の本発明の液体噴射ヘッドは、液体を吐出するための熱
エネルギーを発生する電気熱変換体と該電気熱変換体を
駆動させるための機能素子とが同一基板上に形成されて
なる複数の素子基板と、前記機能素子が外部と信号の入
出力を行なうための配線が設けられてなる配線基板とを
有しており、前記素子基板からの出力信号が前記配線基
板を介して隣接する素子基板に入力されるように電気的
接続がなされていることを特徴とする。
【0025】また、前記液体噴射ヘッドにおいて、前記
液体はインクであることを特徴とするものや、前記機能
素子は、基板外部からシリアル画像信号を受け、電気熱
変換体側にパラレル画像信号として出力する機能素子で
あることを特徴とするものや、前記複数の素子基板と前
記配線基板は、基台上に配置されており、素子基板と配
線基板との電気的接続を行なう面の高さは、同じか若し
くは素子基板の方が高いことを特徴とするものであって
もよい。
液体はインクであることを特徴とするものや、前記機能
素子は、基板外部からシリアル画像信号を受け、電気熱
変換体側にパラレル画像信号として出力する機能素子で
あることを特徴とするものや、前記複数の素子基板と前
記配線基板は、基台上に配置されており、素子基板と配
線基板との電気的接続を行なう面の高さは、同じか若し
くは素子基板の方が高いことを特徴とするものであって
もよい。
【0026】そして、上記いずれかの液体噴射ヘッド
と、被記録媒体搬送手段とを有し、液体を吐出して記録
を行なう液体噴射装置も本発明に属する。
と、被記録媒体搬送手段とを有し、液体を吐出して記録
を行なう液体噴射装置も本発明に属する。
【0027】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、液体噴
射ヘッドを複数の素子基板に分け、各素子基板を同一基
台上に配置することにより、同一基板上に機能素子およ
び電気熱変換素子が形成されてなる素子基板の歩留りを
下げることなく、記録ヘッドの多ノズル化およびカラー
化への対応が可能となる。
射ヘッドを複数の素子基板に分け、各素子基板を同一基
台上に配置することにより、同一基板上に機能素子およ
び電気熱変換素子が形成されてなる素子基板の歩留りを
下げることなく、記録ヘッドの多ノズル化およびカラー
化への対応が可能となる。
【0028】さらに、素子基板どうしの接続をこれらと
同一基台上の配線基板を介して行うことにより、ワイヤ
ーボンディングにおいて、ボンディング方向の一方向化
が可能となり、ワイヤー接続時の作業の効率化が図れ
る。また、前段の素子基板からの出力信号が配線基板を
介して、次段の素子基板への入力信号となるように接続
されていることで、ワイヤーボンディング時の素子基板
への悪影響は少なくなる。
同一基台上の配線基板を介して行うことにより、ワイヤ
ーボンディングにおいて、ボンディング方向の一方向化
が可能となり、ワイヤー接続時の作業の効率化が図れ
る。また、前段の素子基板からの出力信号が配線基板を
介して、次段の素子基板への入力信号となるように接続
されていることで、ワイヤーボンディング時の素子基板
への悪影響は少なくなる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。また、以下の説明においては、液体噴射ヘ
ッドおよび液体噴射装置としてインクジェット記録ヘッ
ドおよびインクジェット記録装置を例に採る。
て説明する。また、以下の説明においては、液体噴射ヘ
ッドおよび液体噴射装置としてインクジェット記録ヘッ
ドおよびインクジェット記録装置を例に採る。
【0030】図1は、本発明の液体噴射ヘッドの一実施
例の概略構成を示す斜視図である。
例の概略構成を示す斜視図である。
【0031】本実施例のインクジェット記録ヘッドは、
図1に示すようにアルミプレートの基台支持体10を有
しており、アルミプレートの基台10上面には、複数個
の素子基板11が基台10の一端に揃えられ、かつ吐出
方向が同一となるように配置されるとともに、配線パタ
ーン17や外部と信号を授受するための信号端子19が
形成されたPCB基板16が配置されている。素子基板
11と配線基板であるPCB基板16とは、素子基板1
1上のパッド15とボンディングワイヤー18を介して
電気的に接続されている。素子基板11は、複数の電気
熱変換素子とこれらに対応する機能素子とを同一基板上
に形成したものである。素子基板11上には、ノズル1
3が形成された液室部材12、インクを供給する供給パ
イプ14がこの順で形成されている。インクは、供給パ
イプ14を通じて液室内に供給されており、PCB基板
16の信号端子19を通じて素子基板11の機能素子お
よび電気熱変換素子が駆動され、その電気熱変換素子が
熱エネルギーを発生することにより、インクは膨張して
ノズル13より吐出される。
図1に示すようにアルミプレートの基台支持体10を有
しており、アルミプレートの基台10上面には、複数個
の素子基板11が基台10の一端に揃えられ、かつ吐出
方向が同一となるように配置されるとともに、配線パタ
ーン17や外部と信号を授受するための信号端子19が
形成されたPCB基板16が配置されている。素子基板
11と配線基板であるPCB基板16とは、素子基板1
1上のパッド15とボンディングワイヤー18を介して
電気的に接続されている。素子基板11は、複数の電気
熱変換素子とこれらに対応する機能素子とを同一基板上
に形成したものである。素子基板11上には、ノズル1
3が形成された液室部材12、インクを供給する供給パ
イプ14がこの順で形成されている。インクは、供給パ
イプ14を通じて液室内に供給されており、PCB基板
16の信号端子19を通じて素子基板11の機能素子お
よび電気熱変換素子が駆動され、その電気熱変換素子が
熱エネルギーを発生することにより、インクは膨張して
ノズル13より吐出される。
【0032】図2は、本発明の液体噴射ヘッドの一実施
例に用いられるヘッド用基板の構成を示す概略構成図で
ある。
例に用いられるヘッド用基板の構成を示す概略構成図で
ある。
【0033】図2に示す記録ヘッド用基板は、アルミプ
レートの基台101を有し、基台101上には、アレイ
状に配置された電気熱変換素子104、および電気熱変
換素子104を駆動するための機能素子、すなわちトラ
ンジスタアレイ105、ラッチ106およびシフトレジ
スター107が同一基板上に形成されてなる複数の素子
基板103と、外部からの信号を入力するための入力信
号端子110、外部へ信号を出力するための出力信号端
子112、電源供給端子113および配線パターン11
1が形成されてなるPCB基板102とが所定の位置に
それぞれ配置されている。そして、素子基板103とP
CB基板102とはボンディングワイヤー108を介し
て電気的に接続されている。
レートの基台101を有し、基台101上には、アレイ
状に配置された電気熱変換素子104、および電気熱変
換素子104を駆動するための機能素子、すなわちトラ
ンジスタアレイ105、ラッチ106およびシフトレジ
スター107が同一基板上に形成されてなる複数の素子
基板103と、外部からの信号を入力するための入力信
号端子110、外部へ信号を出力するための出力信号端
子112、電源供給端子113および配線パターン11
1が形成されてなるPCB基板102とが所定の位置に
それぞれ配置されている。そして、素子基板103とP
CB基板102とはボンディングワイヤー108を介し
て電気的に接続されている。
【0034】上記構成では、PCB基板102上の入力
信号端子109,110に外部から画像信号が入力さ
れ、画像信号はボンディングワイヤー108を介して、
シフトレジスター107に転送された後、ラッチ106
に蓄えられる。この画像信号をもとに、トランジスター
アレイ105がスイッチングされ、トランジスターに接
続された電気熱変換素子104に流れる電流が制御され
る。このとき、電気熱変換素子104への電流供給は電
源供給端子113を介して外部より行なわれる。また、
各素子基板103の機能素子どうしは、PCB基板10
2上の配線パターン111を介して、前段の素子基板1
03からの出力信号が次段の素子基板103への入力信
号となるように接続されている。このように、各素子基
板103のシフトレジスター107はそれぞれシリアル
接続されている。もちろん各電気熱変換素子を駆動する
ための機能素子ごとに印字データなどの画像信号を並列
に入力することも可能であるが、このような接続は信号
ラインが増えるため、ここでは実装上の利点を考慮して
シリアル接続している。尚、図中、電気熱変換素子を駆
動する為の機能素子以外、例えば温度センサー等は図示
されていない。また、GND端子も表示していないが、
これらは通常のレイアウト設計により配置可能なことは
明白である。
信号端子109,110に外部から画像信号が入力さ
れ、画像信号はボンディングワイヤー108を介して、
シフトレジスター107に転送された後、ラッチ106
に蓄えられる。この画像信号をもとに、トランジスター
アレイ105がスイッチングされ、トランジスターに接
続された電気熱変換素子104に流れる電流が制御され
る。このとき、電気熱変換素子104への電流供給は電
源供給端子113を介して外部より行なわれる。また、
各素子基板103の機能素子どうしは、PCB基板10
2上の配線パターン111を介して、前段の素子基板1
03からの出力信号が次段の素子基板103への入力信
号となるように接続されている。このように、各素子基
板103のシフトレジスター107はそれぞれシリアル
接続されている。もちろん各電気熱変換素子を駆動する
ための機能素子ごとに印字データなどの画像信号を並列
に入力することも可能であるが、このような接続は信号
ラインが増えるため、ここでは実装上の利点を考慮して
シリアル接続している。尚、図中、電気熱変換素子を駆
動する為の機能素子以外、例えば温度センサー等は図示
されていない。また、GND端子も表示していないが、
これらは通常のレイアウト設計により配置可能なことは
明白である。
【0035】このように本発明においては、隣接した素
子基板どうしの接続は、PCB基板102上の配線パタ
ーン111を介してなされている。
子基板どうしの接続は、PCB基板102上の配線パタ
ーン111を介してなされている。
【0036】したがって、素子基板とワイヤーとの接続
時に基板に荷重がかからない側の接続を行ない、ワイヤ
ーとPCB基板との接続を行なう時に荷重がかかる側の
接続を行なうことができるので、素子基板を傷つける虞
がない。
時に基板に荷重がかからない側の接続を行ない、ワイヤ
ーとPCB基板との接続を行なう時に荷重がかかる側の
接続を行なうことができるので、素子基板を傷つける虞
がない。
【0037】また、素子基板の両端に電気的接続用パッ
ドを設ける必要がないので、素子基板を小型化でき、ま
た、素子基板上の発熱抵抗体ピッチを維持したまま、複
数の素子基板を配列し、電気的に接続することができ
る。
ドを設ける必要がないので、素子基板を小型化でき、ま
た、素子基板上の発熱抵抗体ピッチを維持したまま、複
数の素子基板を配列し、電気的に接続することができ
る。
【0038】特に、外部からシリアル画像データを受
け、電気熱変換体側へこの電気熱変換体に対応したパラ
レルデータに変換する、シフトレジスターやラッチとい
ったデータ変換機能素子を有する素子基板では、従来技
術の説明の欄で述べたように、素子基板どうしを直接接
続した方がデータの転送上好ましいが、上述のように、
あえてPCB基板を介して接続することで上述のような
効果を得ることができる。
け、電気熱変換体側へこの電気熱変換体に対応したパラ
レルデータに変換する、シフトレジスターやラッチとい
ったデータ変換機能素子を有する素子基板では、従来技
術の説明の欄で述べたように、素子基板どうしを直接接
続した方がデータの転送上好ましいが、上述のように、
あえてPCB基板を介して接続することで上述のような
効果を得ることができる。
【0039】また、本発明においては、PCB基板と各
素子基板との電気的接続を行なうパッドの高さを等しく
したが、PCB基板と素子基板のパッドの高さが等しい
か、もしくは素子基板の方が高くなっていればよい。た
だ、この高低差も1.7mm以下であることが望まし
い。
素子基板との電気的接続を行なうパッドの高さを等しく
したが、PCB基板と素子基板のパッドの高さが等しい
か、もしくは素子基板の方が高くなっていればよい。た
だ、この高低差も1.7mm以下であることが望まし
い。
【0040】次に、基台への上記素子基板の配置につい
て説明する。図3は、本発明の液体噴射ヘッドの一実施
例が有する素子基板の配置寸法を示す図である。
て説明する。図3は、本発明の液体噴射ヘッドの一実施
例が有する素子基板の配置寸法を示す図である。
【0041】上述と同様、図3に示すように、基台12
1上には複数の素子基板123とPCB基板112とが
配置されている。各素子基板123はそれぞれ第1ノズ
ルから第nノズルまでの配列長をL1とし、素子基板1
23どうしの間隔を端部ノズル間隔で定義し、L2とし
ている。
1上には複数の素子基板123とPCB基板112とが
配置されている。各素子基板123はそれぞれ第1ノズ
ルから第nノズルまでの配列長をL1とし、素子基板1
23どうしの間隔を端部ノズル間隔で定義し、L2とし
ている。
【0042】次に、上記の記録ヘッドを用いて、印字す
る場合の動作を説明する。
る場合の動作を説明する。
【0043】図4は、本発明の液体噴射ヘッドの一実施
例を用いた場合の印字動作を示す摸式図である。
例を用いた場合の印字動作を示す摸式図である。
【0044】図4に示すように、印字用紙151の送り
方向を主走査方向(Y方向)とし、この方向と直交する
図中X方向を副走査方向として、インクジェット記録ヘ
ッドは走査される。ここで、アルミプレート基台上の素
子基板はY方向に配置される。モノクロプリンターにお
いて、このような配置および走査方向をとる場合、図3
に示した寸法L1、L2の関係をL1=L2とし、紙送り量
をL1(=L2)とすることにより、全ノズルが駆動可能
となり、印字処理能力が向上する。
方向を主走査方向(Y方向)とし、この方向と直交する
図中X方向を副走査方向として、インクジェット記録ヘ
ッドは走査される。ここで、アルミプレート基台上の素
子基板はY方向に配置される。モノクロプリンターにお
いて、このような配置および走査方向をとる場合、図3
に示した寸法L1、L2の関係をL1=L2とし、紙送り量
をL1(=L2)とすることにより、全ノズルが駆動可能
となり、印字処理能力が向上する。
【0045】また、数種類のインクを利用するカラープ
リンターの場合には、L1、L2を一致させる必要がな
い。
リンターの場合には、L1、L2を一致させる必要がな
い。
【0046】ここで、基台に素子基板を前記L2の値が
ノズルピッチと同一となるように復数個配設することに
より、各素子基板からなるインクジェット記録ヘッドの
全ノズルが同一ピッチとなる。このため、紙送りのため
に複雑なコントロールが必要ないのでさらに高速な印字
が可能となる。
ノズルピッチと同一となるように復数個配設することに
より、各素子基板からなるインクジェット記録ヘッドの
全ノズルが同一ピッチとなる。このため、紙送りのため
に複雑なコントロールが必要ないのでさらに高速な印字
が可能となる。
【0047】図5は、本発明の液体噴射ヘッドの一実施
例をカラープリンターとして使用する場合の素子基板の
配置寸法を示す図である。
例をカラープリンターとして使用する場合の素子基板の
配置寸法を示す図である。
【0048】図5に示すように、基台141上には複数
の素子基板143とPCB基板142とが配置されてお
り、カラープリンターの場合、素子基板どうしの配置間
隔L 3、L4およびノズル配列長L1、L2が各々異なるこ
とも可能である。
の素子基板143とPCB基板142とが配置されてお
り、カラープリンターの場合、素子基板どうしの配置間
隔L 3、L4およびノズル配列長L1、L2が各々異なるこ
とも可能である。
【0049】上述した図2に示す構成に加えて、電気検
査用パターンを設けたものが考えられる。図6は、図2
に示したヘッド用基板に電気検査用パターンを設けた構
成を示す概略構成図である。
査用パターンを設けたものが考えられる。図6は、図2
に示したヘッド用基板に電気検査用パターンを設けた構
成を示す概略構成図である。
【0050】図6に示すように、上述した図2に示す構
成に加えて、PCB基板102上に形成された、各機能
素子103どうしをシリアル接続する配線パターン11
1には、電気検査用パターン174が設けられている。
このような電気検査用パターン174を設けることによ
り、多数の素子基板103をシリアル接続した構成で、
機能素子が不良になった場合、どの素子が不良かの検査
が可能となる。そして、実装ヘッドの検査、不良ブロッ
クの交換による修正を行なうことにより、不良品数の低
下が可能となる。
成に加えて、PCB基板102上に形成された、各機能
素子103どうしをシリアル接続する配線パターン11
1には、電気検査用パターン174が設けられている。
このような電気検査用パターン174を設けることによ
り、多数の素子基板103をシリアル接続した構成で、
機能素子が不良になった場合、どの素子が不良かの検査
が可能となる。そして、実装ヘッドの検査、不良ブロッ
クの交換による修正を行なうことにより、不良品数の低
下が可能となる。
【0051】次に、他の実施例について説明する。
【0052】図7は、本発明の液体噴射ヘッドの他の実
施例の概略構成を示す斜視図である。
施例の概略構成を示す斜視図である。
【0053】本実施例のインクジェット記録ヘッドにお
いて、図7に示すように基台180上には、複数の素子
基板183、PCB基板184がそれぞれ所定の位置に
配置され、PCB基板184と各素子基板183とは、
ボンディングワイヤー185により電気的に接続されて
いる。各基板素子183上には液室部材186が形成さ
れ、液室部材186の上面にはインクを吐出するための
ノズル開口部182が形成されている。この構造は、い
わゆるサイドシューター構造と呼ばれているものであ
る。
いて、図7に示すように基台180上には、複数の素子
基板183、PCB基板184がそれぞれ所定の位置に
配置され、PCB基板184と各素子基板183とは、
ボンディングワイヤー185により電気的に接続されて
いる。各基板素子183上には液室部材186が形成さ
れ、液室部材186の上面にはインクを吐出するための
ノズル開口部182が形成されている。この構造は、い
わゆるサイドシューター構造と呼ばれているものであ
る。
【0054】液室部材186へのインクの供給は、素子
基板183に基台180と液室部材186とを貫通する
孔を設け、基台186内に設けたインクタンクより孔を
通じて行なわれる。
基板183に基台180と液室部材186とを貫通する
孔を設け、基台186内に設けたインクタンクより孔を
通じて行なわれる。
【0055】上述した各実施例は、各素子基板とPCB
基板とをワイヤーボンディングにて接続した構成を示し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、フィルム
を用いたTAB方式などのワイヤレスボンディングや導
電性部材を圧着したもの等、その接続は電気的接続が満
足されれば、方法はいずれでもよい。
基板とをワイヤーボンディングにて接続した構成を示し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、フィルム
を用いたTAB方式などのワイヤレスボンディングや導
電性部材を圧着したもの等、その接続は電気的接続が満
足されれば、方法はいずれでもよい。
【0056】また、上述した各実施例は基板上に機能素
子としてシフトレジスターを形成して素子基板とした
が、本発明は素子基板に限られるものでなく、ダイオー
ドマトリックス基板でも同様の歩留り向上が期待でき
る。以下にダイオードマトリックス基板について説明す
る。
子としてシフトレジスターを形成して素子基板とした
が、本発明は素子基板に限られるものでなく、ダイオー
ドマトリックス基板でも同様の歩留り向上が期待でき
る。以下にダイオードマトリックス基板について説明す
る。
【0057】図8は、本発明の液体噴射ヘッドが有する
素子基板の他の変形例を示す概略構成図である。
素子基板の他の変形例を示す概略構成図である。
【0058】前記ダイオードマトリックス基板上には、
図8に示すようにN個の各セグメント(S)に電気熱変
換素子191およびダイオード192をそれぞれ直列接
続したものがM個のブロック(B)に並列に構成されて
いる。各電気熱変換素子191にそれぞれ流す電流は、
ブロックMーセグメントN間の通電が任意に切り換えら
れることで制御される。このようなダイオードマトリッ
クス基板を有する記録ヘッドでも、本実施例と同様に基
板プロセスの歩留りを下げることなく製造できる。
図8に示すようにN個の各セグメント(S)に電気熱変
換素子191およびダイオード192をそれぞれ直列接
続したものがM個のブロック(B)に並列に構成されて
いる。各電気熱変換素子191にそれぞれ流す電流は、
ブロックMーセグメントN間の通電が任意に切り換えら
れることで制御される。このようなダイオードマトリッ
クス基板を有する記録ヘッドでも、本実施例と同様に基
板プロセスの歩留りを下げることなく製造できる。
【0059】図9は、本発明における、数十個の半導体
チップに相当する記録素子、機能素子、および駆動用集
積回路を同一基板上表面内部に構造的に設けることによ
りフルライン液体噴射記録装置を構成し、これら4本の
ライン記録装置にそれぞれシアン、イエロー、マゼン
ダ、ブラックを対応させて構成した、高品位なフルカラ
ー記録装置である。符号201Aおよび201Bは、記
録媒体Rを副走査方向V Sに狭持搬送するために設けた
搬送手段としてのローラ対を示している。符号202B
K、202Y、202Mおよび202Cは、それぞれ、
記録媒体Rの全幅にわたってノズルを配列したブラッ
ク、イエロー、マゼンダおよびシアンの記録を行なうフ
ルラインタイプの記録装置を示し、ブラック、イエロ
ー、マゼンダ、シアンの順に記録媒体搬送方向上流側よ
り配置されて記録装置集合体を構成している。符号20
0は吐出回復手段を示し、吐出回復処理にあたっては記
録媒体Rに代って記録装置集合体に対向する構成で、キ
ャップ、インク吸収体、ワイピングブレード等を含む。
チップに相当する記録素子、機能素子、および駆動用集
積回路を同一基板上表面内部に構造的に設けることによ
りフルライン液体噴射記録装置を構成し、これら4本の
ライン記録装置にそれぞれシアン、イエロー、マゼン
ダ、ブラックを対応させて構成した、高品位なフルカラ
ー記録装置である。符号201Aおよび201Bは、記
録媒体Rを副走査方向V Sに狭持搬送するために設けた
搬送手段としてのローラ対を示している。符号202B
K、202Y、202Mおよび202Cは、それぞれ、
記録媒体Rの全幅にわたってノズルを配列したブラッ
ク、イエロー、マゼンダおよびシアンの記録を行なうフ
ルラインタイプの記録装置を示し、ブラック、イエロ
ー、マゼンダ、シアンの順に記録媒体搬送方向上流側よ
り配置されて記録装置集合体を構成している。符号20
0は吐出回復手段を示し、吐出回復処理にあたっては記
録媒体Rに代って記録装置集合体に対向する構成で、キ
ャップ、インク吸収体、ワイピングブレード等を含む。
【0060】尚、以上の実施例において、各機能素子や
電気熱変換体は素子基板上に設けられていると説明した
が、ここでの基板上とは、基板の表面、表面上、基板の
内部等をも含めて指し示している。
電気熱変換体は素子基板上に設けられていると説明した
が、ここでの基板上とは、基板の表面、表面上、基板の
内部等をも含めて指し示している。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、液体噴射
ヘッドであるインクジェット記録ヘッドを複数の素子基
板に分け、各素子基板を同一基台上に配置することによ
り、同一基板上に機能素子および電気熱変換素子が形成
された記録ヘッド用基板の歩留りを下げることなく、記
録ヘッドの多ノズル化およびカラー化への対応が可能と
なり、記録ヘッドのコストが低減できる。
ヘッドであるインクジェット記録ヘッドを複数の素子基
板に分け、各素子基板を同一基台上に配置することによ
り、同一基板上に機能素子および電気熱変換素子が形成
された記録ヘッド用基板の歩留りを下げることなく、記
録ヘッドの多ノズル化およびカラー化への対応が可能と
なり、記録ヘッドのコストが低減できる。
【0062】さらに、素子基板どうしの接続をこれらと
同一基台上の配線基板を介して行うことにより、ワイヤ
ーボンディングにおいて、チップどうしの接続を必要と
せず、ボンディング方向の一方向化が可能となり、ワイ
ヤー接続時の作業の効率化が図れる。また、前段の素子
基板からの出力信号が回路基板を介して、次段の素子基
板への入力信号となるように接続されていることで、ワ
イヤーボンディング時の素子基板への悪影響を防止する
ことができる。また、素子基板およびヘッドの小型化を
達成することができると共に、長尺ヘッドにおける高密
度ノズル配置を達成することができる。
同一基台上の配線基板を介して行うことにより、ワイヤ
ーボンディングにおいて、チップどうしの接続を必要と
せず、ボンディング方向の一方向化が可能となり、ワイ
ヤー接続時の作業の効率化が図れる。また、前段の素子
基板からの出力信号が回路基板を介して、次段の素子基
板への入力信号となるように接続されていることで、ワ
イヤーボンディング時の素子基板への悪影響を防止する
ことができる。また、素子基板およびヘッドの小型化を
達成することができると共に、長尺ヘッドにおける高密
度ノズル配置を達成することができる。
【図1】本発明の液体噴射ヘッドの一実施例の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明の液体噴射ヘッドの一実施例に用いられ
るヘッド用基板の構成を示す概略構成図である。
るヘッド用基板の構成を示す概略構成図である。
【図3】本発明の液体噴射ヘッドの一実施例が有する素
子基板の配置寸法を示す図である。
子基板の配置寸法を示す図である。
【図4】本発明の液体噴射ヘッドの一実施例を用いた場
合の印字動作を示す摸式図である。
合の印字動作を示す摸式図である。
【図5】本発明の液体噴射ヘッドの一実施例をカラープ
リンターとして使用する場合の素子基板の配置寸法を示
す図である。
リンターとして使用する場合の素子基板の配置寸法を示
す図である。
【図6】図2に示したヘッド用基板に電気検査用パター
ンを設けた構成を示す概略構成図である。
ンを設けた構成を示す概略構成図である。
【図7】本発明の液体噴射ヘッドの他の実施例の概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図8】本発明の液体噴射ヘッドの有する素子基板の他
の変形例を示す概略構成図である。
の変形例を示す概略構成図である。
【図9】本発明の液体噴射ヘッドを用いた記録装置を示
す図である。
す図である。
【図10】液体噴射ヘッドを示す摸式図である。
【図11】記録ヘッド用基板の構成を示す摸式図であ
る。
る。
【図12】記録ヘッドの側面図である。
【図13】ヘッド基板の構造を示す図である。
【図14】素子基板を複数接続したヘッドの形態を説明
するための図である。
するための図である。
【図15】素子基板を説明するための図である。
10,101,121,141,180 基台 11,103,123,143,183 素子基板 12,186 液室部材 13 ノズル 14 供給パイプ 15 パッド 16,102,122,142,184 PCB基板 17,111 配線パターン 18,108,185 ボンディングワイヤー 19 信号端子 104,191 電気熱変換素子 105 トランジスタアレイ 106 ラッチ 107 シフトレジスター 108 ボンディングワイヤー 109,110 入力信号端子 112 出力信号端子 113 電源供給端子 150 インクジェット記録ヘッド 151 印字用紙 174 電気検査用パターン 182 ノズル開口部 192 ダイオード 200 吐出回復手段 201A,201B ローラ対 202C,202M,202Y,202Bk 記録装
置
置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/00 C
Claims (5)
- 【請求項1】 液体を吐出するための熱エネルギーを発
生する電気熱変換体と該電気熱変換体を駆動させるため
の機能素子とが同一基板上に形成されてなる複数の素子
基板と、前記機能素子が外部と信号の入出力を行なうた
めの配線が設けられてなる配線基板とを有しており、 前記素子基板からの出力信号が前記配線基板を介して隣
接する素子基板に入力されるように電気的接続がなされ
ていることを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 【請求項2】 前記液体はインクであることを特徴とす
る請求項1に記載の液体噴射ヘッド。 - 【請求項3】 前記機能素子は、基板外部からシリアル
画像信号を受け、電気熱変換体側にパラレル画像信号と
して出力する機能素子であることを特徴とする請求項1
に記載の液体噴射ヘッド。 - 【請求項4】 前記複数の素子基板と前記配線基板は、
基台上に配置されており、素子基板と配線基板との電気
的接続を行なう面の高さは、同じか若しくは素子基板の
方が高いことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘ
ッド。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
液体噴射ヘッドと、被記録媒体搬送手段とを有し、液体
を吐出して記録を行なう液体噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7624294A JPH06344575A (ja) | 1993-04-16 | 1994-04-15 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001693 | 1993-04-16 | ||
| JP5-90016 | 1993-04-16 | ||
| JP7624294A JPH06344575A (ja) | 1993-04-16 | 1994-04-15 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06344575A true JPH06344575A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=26417402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7624294A Pending JPH06344575A (ja) | 1993-04-16 | 1994-04-15 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06344575A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003034032A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-04 | Sony Corp | プリントヘッド |
| JP2010069890A (ja) * | 2000-07-10 | 2010-04-02 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド |
| JP2012000834A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Fujifilm Corp | ヘッド制御装置及びインクジェット記録装置 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP7624294A patent/JPH06344575A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010069890A (ja) * | 2000-07-10 | 2010-04-02 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド |
| JP2003034032A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-04 | Sony Corp | プリントヘッド |
| JP2012000834A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Fujifilm Corp | ヘッド制御装置及びインクジェット記録装置 |
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