JPH05212876A - 記録ヘッド用基板及び記録ヘッド及び記録装置 - Google Patents

記録ヘッド用基板及び記録ヘッド及び記録装置

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JPH05212876A
JPH05212876A JP20554792A JP20554792A JPH05212876A JP H05212876 A JPH05212876 A JP H05212876A JP 20554792 A JP20554792 A JP 20554792A JP 20554792 A JP20554792 A JP 20554792A JP H05212876 A JPH05212876 A JP H05212876A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/21Line printing

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェットノズルのマルチ化において、
基板上の配線を簡略化し高密度化、装置の低コストを図
る。 【構成】 基板上に一端子に複数色の画像データ信号が
シリアルに入力される駆動用集積回路を持つ。 【効果】 記録ヘッドの高密度、高集積化、長尺化が容
易に図れ、また信頼性も得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の記録素子を配列
し、選択的に記録電流を通電するための駆動用集積回路
を具備する記録ヘッド用板、記録ヘッド及び記録装置。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数個の記録素子を一列に配
列してなる記録装置が種々知られている。この種の記録
装置は、記録素子数十個を1ブロックとして駆動可能な
駆動用集積回路を同一基板上に数個または数十個搭載
し、画像データを各記録素子に対応させて整列すること
により、紙等の被記録材に任意の記録を行うことが可能
である。これらの記録装置は、高密度で、高速記録が可
能であるという点で現代のビジネスオフィスやその他の
事務処理部門、さらにはパーソナルユースにおけるプリ
ンタとして強く望まれている傍ら、更なるコストダウ
ン、あるいはカラー化等の開発、改良が計られている。
【0003】その様な記録装置の中で低騒音なノンイン
パクト記録としてインクを記録素子上に配置した吐出口
から吐出させて記録を行う液体噴射記録装置は、その構
造的な特徴から、高密度で、高速記録が十分可能であ
り、ローコストなカラープリンタ等の実現が熱望されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体噴
射記録装置のカラー化を実現するに当たっては、記録材
としてインクを使用するため、インクタンクの分離の必
要性から記録装置を複数色のカートリッジに分離して構
成しているのが現状であり、この結果記録装置が大型に
なり駆動回路等も繁雑化する。図14は、従来の液体噴
射記録装置をカラー対応にしたものの回路構成を示すロ
ック図である。1005C、1005Y、1005Mは
それぞれシアン、イエロー、マゼンタの記録を行う記録
素子であり、数十個程の配列がなされている。101
5、1016は、記録素子への通電を制御する機能素子
で、記録素子の数に対応している。そして、点線で示さ
れる領域が記録ヘッド用基板に作り込まれていた。10
25は画像データを記録素子に対応して整列するシフト
レジスタ回路で、記録素子分のデータを保持する102
4のラッチ回路と直結している。このラッチ回路の出力
と、記録素子の通電時間を制御する信号線1033、1
034のAND出力に対して、更にANDをとることに
より、その出力時間だけ記録素子を通電させることがで
きる。
【0005】しかしこの構成により、複数色のカートリ
ッジをプリンタ等のキャリッジに搭載すると、基板側と
ヘッドもしくは装置との接続が複雑化するためプリンタ
が大型化するばかりか、キャリッジの接点数の増加、駆
動回路の繁雑化などコストアップとなる要因が多く、記
録精度、および記録の確実性と耐久性等に直結する、記
録装置の設計上、生産上において解決される可き点が多
い。
【0006】また、飛翔液滴を形成するためにインクに
作用させる熱を発生させる手段としての記録素子が画素
密度に応じて多数配列され、これらを選択的に駆動する
ための機能素子アレイ、例えば、トランジスタアレイ、
あるいは信号増幅手段の付加されたダイオードアレイ等
が集積され、駆動用集積回路等が確実に実装されて効率
よく生産されることにより上記の記録装置の特徴を最大
限に引き出せるものであるが、現状においては、機能素
子アレイは歩留り、および製造の容易性から個別にチッ
プ化されて作成されるか、または機能素子を含む駆動用
ICを、記録素子を配置した基板上に実装し、その後、
飛翔液滴を形成するためにインクを吐出する吐出オリフ
ィス、および該オリフィスに連通する熱作用室部等のイ
ンクで満たされる空間を形成するための構成部材と接着
接合して記録装置の作製を行っているので煩雑さの著し
さと量産的効率の低さを避けることはできない。更に記
録装置の高密度、高集積化および長尺化に連れて上記の
点は、一層解決が測られる必要がある、また、設計通り
の所望特性が得られるための作製上における確実さと再
現性においても考慮され改善が計られる必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の諸点を
考慮し、複数色の記録装置をプリンタ等のキャリッジに
並べることなくカラープリンタを提供することができ
る。本発明の構成による記録装置は作製上における確実
さと安定的生産性および特性上の再現性において著しい
優位性を有するものである。
【0008】本発明の記録装置は、記録装置に搭載され
た駆動用集積回路の一端子である画像データ信号端子に
複数色の画像データ信号がシリアルに入力し、各色デー
タが各色の記録素子に対応するように配置する。また、
各色を1ブロックとして複数色分、分割して配置するこ
とにより各色分の記録素子を順に駆動することもでき
る。信頼性の高い記録装置を提供するために、複数の記
録素子と機能素子、および駆動用集積回路を同一の基板
の表面内部に構造的に設けることで記録素子の放熱効果
が著しくアップし、歩留まりの高いものとなる。このよ
うな記録装置をカスケード接続することにより、高密
度、高速印字可能な記録装置を提供することもできる。
【0009】
【実施例】図1は本発明を液体噴射記録装置に適用した
例であり、最も効果を呈している構成である。1001
は、飛翔液滴を形成するためにインクを吐出する吐出オ
リフィスであり、1002M、1002Y、1002C
はそれぞれ該オリフィス上に設けられたマゼンタ、イエ
ロー、シアンのインク吐出口である。1003は、複数
の記録素子と機能素子、および駆動用集積回路が同一基
板表面内部に構造的に設けられた半導体チップであり、
表面には、各色に対応した記録素子1005M、100
5Y、1005Cと駆動用集積回路の信号端子および電
源端子パッド1004が配置されている。オリフィスに
連通する熱作用室部にインクを供給する1006は各色
分を分離して供給する必要があるため、1006M、1
006Y、1006Cのように分かれて構成されてい
る。1006の各色インク供給部は、インクタンク10
07に各色分設けられた1007M、1007Y、10
07Cとそれぞれ連通することにより小型で、低廉なカ
ラー液体噴射記録装置を提供することができるものであ
る。
【0010】図3は、本発明によって実現可能な半導体
チップ1003の構成図である。記録素子1005を1
003の長手方向に配列し、記録素子の電源供給側共通
電極1014にスルーホールを介して接続される。10
39は、記録素子の電源(以下VHと称す)供給パッド
である。1015、1016は、記録素子の通電を制御
する機能素子アレイであり、高密度印字を可能にするた
めその配置に工夫がなされている。1017は、記録素
子の記録電流共通接地(以下GNDと称す)電極であ
り、記録素子に通電する電流値に依存してその面積が決
定する。1038は、その接地パッドである。本発明の
最も特徴的な構成が、機能素子アレイのほかに論理ゲー
トロッジ部1023、ラッチ回路1024、シフトレジ
スタ1025、1026等の駆動用集積回路を1003
の半導体チップ表面内部に構造的に設けることである。
この駆動用集積回路に接続される信号系列端子1004
を駆動用集積回路の両側に配置する。
【0011】図4は、図3を更に詳しく説明した構造模
式図である。1005は記録素子、1011は、記録素
子からVHに至る第2層配線である。1012は、記録
素子から機能素子に至る第2層配線で、1013は機能
素子の接地端子とGNDを結ぶ第2層配線である。前記
第2層配線は、アルミニウム等の導電材料からなるもの
である。1014はVH配線で、1015、1016は
それぞれ第1列、第2列機能素子を示す。1012は、
1015、1016に対して千鳥状に接続されることに
より高密度な記録素子の配列を達成している。1017
はGND配線、1018は、機能素子のベースまたはゲ
ート配線を示し、基板内部にポリシリコン等で作り込ま
れる。1019、1020、1021、1022はGN
D配線と同様、第1層目に作り込まれたイネーブル、ラ
ッチ、シリアルデータ、クロックの配線であり、第2層
の導電材料と同じもので構成されている。1023は論
理ゲートロジック、1024と1025、1026はそ
れぞれラッチ、シフトレジスタ回路を示す。1027
は、第1層目と第2層目を電気的に分離する、層間絶縁
膜であり、1028は蓄熱層、1029はシリコン基板
である。
【0012】図5および図6は、図2と図3で説明した
半導体チップを液体噴射記録装置に適用するためインク
吐出のために必要なノイズ構成を示す斜視図および断面
図である。1006のインク供給部の上面に1003の
半導体チップを載せて、吐出オリフィス1001によ
り、インクの熱作用室を構成し、記録電流の通電により
電気熱変換を行い、そのエネルギーにより気泡1009
を発生する。1010に示す液室はインクに満たされて
いるので1009の圧力により飛翔液滴1008がノズ
ル1002より吐出する。
【0013】この様に基板の裏面(記録素子が配され
た)からインクが回り込んで供給されるような構成にす
ることによって基板上での熱の不均一な分布が緩和さ
れ、安定した記録を行わせることができる。
【0014】又、記録素子が配された位置と、インク供
給室43との距離を非常に近くすることが可能であるた
め、リフィル速度も上げることができ、インク吐出の高
速応答性を達成することができる。さらに、発泡位置
(記録素子)から共通液室43までの距離が短いこと
と、流路から共通液室43につながる部位での広がりを
大きくすることができるために発泡時に生じたバック波
を分散することができるため、各ノズル間のバック波の
クロストークによる影響を緩和することができる。その
様な効果を生ずるために好ましい記録素子の配置は基板
端部から1000μm以内であり、さらに好ましくは3
00μm以内である(ただし、ここでの記録素子の配置
位置(距離)は流路の共通液室側端部から、記録素子の
流路に添った方向の中心までの距離をいう。)。
【0015】以上図5、図6に本発明の基板を用いたイ
ンクジェット記録ヘッドの例として、記録素子が配され
た面に垂直な方向にインクを吐出するタイプを示した
が、その他の記録ヘッドの形態として記録素子が配され
た面に添う方向にインクを吐出する記録ヘッドの例を図
18に示す。図18は、その部分断面図である。
【0016】図において、基板1に液流路47を形成す
るための溝を有した天板4が接合されている。共通液室
43からインクが液流路47内に供給され、毛管力によ
ってオリフィス5までインクが満される。液流路47に
対応した記録素子に電気信号が印加され発熱することに
よってインクが加熱発泡41し、この発泡によるエネル
ギーによって、吐出口5からインクが吐出される。尚、
シフトレジスタが配された本発明の素子基板には、ワイ
ヤボンディング45を介してプリント基板46から記録
に用する電気信号が供給される。
【0017】図12は、本発明を適用したカラー記録が
可能な記録装置の回路構成を示すブロック図である。1
005C、1005Y、1005Mはそれぞれシアン、
イエロー、マゼンタの記録を行う記録素子であり、数十
個程の配列がなされている。1015、1016は、記
録素子への通電を制御する機能素子で、記録素子の数に
対応している。1025は画像データを記録素子に対応
して整列するシフトレジスタ回路で、記録素子分のデー
タを保持する1024のラッチ回路と直結している。こ
のラッチ回路の出力と、記録素子の通電時間を制御する
ストローブ端子1033および各色に対応する機能素子
ブロックを独立してアクティブにすることができる。1
034C、1034Y、1034MのANDの出力に対
して、更にANDをとることにより、その出力時間だけ
記録素子を通電させることができるものである。本発明
により、ひとつの半導体チップに複数色の記録素子を配
列することで小型で低廉な記録装置を達成できる。
【0018】図15は、本発明を適用したカラー記録が
可能な記録装置の回路における、駆動タイミングチャー
トである。ここで最も特徴的なことは、画像データ信号
(SI)の入力に際し、複数色の画像データがシリアル
に整列していることである。つまり本発明においては、
複数色の画像データを別々に入力するのではなく、1つ
の画像データ信号入力端子17に、シアン、イエロー、
マゼンタ(ブラックを追加してもよい)の3色(又は4
色)に相当す画像データを順番シリアルに入力する。こ
の複数色のシリアル画像データを の画像データ転送ク
ロック(SCK)によってシフトレジスタ内で、順に転
送し、各色の画像データを記録ヘッドの各色の1ライン
分の記録素子に対応して整列させる。
【0019】図15に示すシフトレジスタ部はラッチ回
路部と接続されており、ラッチパルス信号(LAT)の
周期時間分画像データに合せて記録素子へ通電すること
が可能な状態となる。
【0020】実際には、その記録素子を駆動することが
可能な周期時間分に対して、色ごとに分割して駆動を行
う。このための分割を行う信号が、イネーブル信号(1
034C、1034Y、1034M)であり、この信号
と、各色の記録に最適な駆動時間(記録素子の特性にあ
ったパルス幅)を設定するためのストローブ信号14と
を入力することによって、前述のラッチパルスの周期時
間に、複数色に分割した記録素子ブロックを選択的にか
つ一定のパルス幅で駆動することができる。
【0021】以上説明したような駆動タイミングにより
複数色の記録を行う場合であっても、各色ごとに別の信
号線を設ける必要がなく、配線やパッド数を減らし、コ
ンパクトで低価格な記録ヘッド用基板、記録ヘッドを得
ることができる。尚、以上の説明においては、3色の場
合を示したが、さらに多くの色に対応した場合や1色で
も同様に駆動させることができる。モノクロ記録の場合
もカラーの記録装置と同じように構成することにより、
ひとつのプリンタにヘッドを載せ変えるだけでカラーと
モノクロの記録を行うことが可能である。記録装置のカ
ラーとモノクロの判別については、例えばシリアルデー
タ内に識別コードを入れて、記録装置のデータ出力から
プリンタにフィードバックさせることにより可能であ
る。記録装置に切りかけ等を設けてプリンタの検知機構
により判別してもよい。
【0022】(他の実施例)本発明により実現可能な記
録装置は、カラーの構成に限らずともその利点を柔軟に
引き出すことが可能である。
【0023】図2は、カラー記録が可能なプリンタのキ
ャリッジにモノクロのカートリッジを搭載することを想
定して構成した液体噴射記録装置の第2の実施例であ
る。構成部品についてはカラーの場合と同じで、複数色
のインク供給分離に関する部材が存在しない点が異な
る。
【0024】図16は、図2のように構成した記録装置
の駆動タイミングチャートである。カラーの場合に対し
てモノクロの画像データ入力はブラックのみのデータを
シリアルに入力すれば良い。分割駆動に関しては、記録
素子の配列を特定数に分割し1034(1)、1034
(2)、1034(3)のように入力する。
【0025】以上のようにカラーとモノクロの記録装置
を同じように構成することにより、ひとつのプリンタに
載せ変えるだけでカラーとモノクロの記録を行うことが
可能である。記録装置のカラーとモノクロの判別につい
ては、例えばシリアルデータ内に識別コードを入れて、
記録装置のデータ出力からプリンタにフィードバックさ
せることにより可能である。記録装置の切りかけ等を設
けてプリンタの検知機構により判別してもよい。
【0026】図10は、本発明が適用できる液体噴射記
録装置IJRAの外観図で、駆動モータの5013の正
逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011、5009を
介して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝50
04に対向して系合するキャリッジHCはピン(図示せ
ず)を有し、矢印a、b方向に往復移動される。500
2は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙
をプラテン5000に対して押圧する。5007、50
08はフオトカプラでキャリッジのレバー5006のこ
の域で存在を確認してモータの5013の回転方向切換
等を行うためのホームポジション検知手段である。50
16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5
022を支持する部材で5015はこのキャップ内を吸
引する吸引手段でキャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017は、クリーニングブ
レードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可
能にする部材であり、本体支持板5018にこれらは支
持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリ
ーニングブレードが本実施例に適用できることは言うま
でもない。また、5012は吸引回復の吸引を開始する
ためのレバーで、キャリッジと系合するカム5020の
移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッ
チ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0027】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本実施例にはいずれも適用できる。
【0028】更に図7は、本発明により実現可能な半導
体チップを各色、もしくは同色に対応させてカスケード
接続することにより、高速印字を可能にする他の実施例
である。
【0029】各色に対応した半導体チップ1003M、
1003Y、1003Cの接続端子パッド1004を接
続部材(ワイヤーボンディング等でも可)1030によ
りカスケード接続する。このような構成の回路ブロック
を示すものが図13である。基本的には、電源端子が共
有化され、信号系列配線端子がカスケード接続されるこ
とになる。カスケードに接続した際には、記録素子の総
数に対応した画像データをカラーの場合は各色データを
順にシリアルに入力し、モノクロの場合は記録素子の総
数分のモノクロデータをシリアル入力すれば良い。この
構成による記録装置を駆動するための駆動タイミングチ
ャートを図17に示す。
【0030】本発明の半導体チップ記録素子配列を千鳥
状に配置することにより、図8のような更に高速度、高
密度印字が可能な記録装置を構成することができる。1
030の接続部材を中継する部材または基板を、半導体
チップを保持する部材または基板上に配置する。このよ
うな構成を有する記録装置は、記録素子または半導体チ
ップが何らかの理由で破壊された時に、該当する半導体
チップごと交換できるという利点がある。
【0031】又、メンテナンスフリーになり得るという
点で、1ラインの記録幅に相当する記録素子と機能素
子、および駆動用集積回路を同一基板上表面内部に構造
的に設けることにより、信頼性の高い、高密度、高速印
字可能なフルライン記録装置を提供できる。
【0032】図9は、フルラインではないが、数十個の
半導体チップに相当する記録素子、機能素子、および駆
動用集積回路を同一基板上表面内部に構造的に設け、記
録素子の配列を複数色分に分割して液室1031M、1
031Y、1031Cを作ることにより、信頼性の高
い、高密度、高速印字可能な、カラー液体噴射記録装置
を提供できるものである。1032M、1032Y、1
032Cは、それぞれマゼンタ、イエロー、シアンのイ
ンク供給管である。図示しないが、この構成を基に液室
を分割しないでモノクロのフルライン液体噴射記録装置
を構成することもできる。
【0033】図11は、本発明における、数十個の半導
体チップに相当する記録素子、機能素子、および駆動用
集積回路を同一基板上表面内部に構造的に設けることに
よりフルライン液体噴射記録装置を構成し、これら4本
のライン記録装置にそれぞれシアン、イエロー、マゼン
タ、ブラックを対応させて構成した、高品位なフルカラ
ー記録装置である。201Aおよび201Bは、記録媒
体Rを副走査方向VSに挟持搬送するために設けた搬送
手段としてのローラ対である。202BK、202Y、
202Mおよび202Cは、それぞれ、記録媒体Rの全
幅にわたってノズルを配列したブラック、イエロー、マ
ゼンタおよびシアンの記録を行うフルラインタイプの記
録装置でありブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの
順に記録媒体搬送方向上流側より配置されて記録装置集
合体を構成している。200は吐出回復手段であり、吐
出回復処理にあたっては記録媒体Rに代わって記録装置
集合体に対向する構成で、キャップ、インク吸収体、ワ
イピングブレード等を含む。
【0034】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンテイユニアス型のいずれにも適用可能であるが、特
にオンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持さ
れているシートや液路に対応して配置されている電気熱
変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速
な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加す
ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的に
この駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を
形成出来るので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国
特許第4313124号明細書に記載されている条件を
採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0035】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換対に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号後方や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。
【0036】更に、記録装置が記録できる最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満た
す構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果を一
層有効に発揮することができる。
【0037】加えて、装置本体に装置されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0038】又、本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手
段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記
録ヘッドに対しての、キャピング手段、クリーニング手
段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或は、これとは別
の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行なうために有効である。
【0039】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
よいが、異なる色の複色カラーまたは、混色によるフル
カラーの少なくとも1つを備えた装置にも本発明は極め
て有効である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
は、記録装置に搭載された駆動用集積回路の一端子であ
る画像データ信号端子に複数色の画像データ信号をシリ
アルに入力し、各色データが各色の記録素子に対応する
ように配置することにより容易にカラー化に対応でき
る。また、各色を1ブロックとして複数色分、分割して
配置することにより各色分の記録素子を順に駆動するこ
ともできる。
【0041】本発明の目的とするところである信頼性の
高い記録装置を提供するために、複数の記録素子と機能
素子、および駆動用集積回路を同一の基板の表面内部に
構造的に設けることで記録素子の放熱効果が著しくアッ
プし、歩留まりの高い記録装置を提供できる。またこの
ような記録装置をカスケード接続することにより、高密
度、高速印字可能な記録装置を提供することができ、ロ
ーコストなカラープリンタ等の実現が可能である。
【0042】本発明が上記の効果を呈する以上、記録装
置の用途、および解像度等に限定されるものではない。
また実施例に記載したカラー化において、シアン、マゼ
ンタ、イエローの3色により構成例を示したが、モノク
ロ部分はブラックのみで記録するように、シアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラックの4色で構成しても同様の効
果を得ることは言うまでもない。
【0043】又、従来基板から離れた位置に配されてい
たシフトレジスタやドライバトランジスタ等を基板上に
作り込むことにより、配線抵抗を減少させることができ
ます。つまり従来の構成に比べ、エネルギー損失をおさ
えることができる。特に熱を用いるインクジェットにお
いてはその駆動電流として数百ミリアンペアという大き
な電流を液体を発泡させるという原理上必要とするた
め、非常に有効である。又バッテリー駆動を行う装置に
おいても、その効果は特に大きなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なカラー液体噴射記録装置の
構成模式図。
【図2】本発明を適用可能なモノクロ液体噴射記録装置
の構成模式図。
【図3】本発明を適用可能な記録装置の半導体チップ構
成図。
【図4】本発明を適用可能な記録装置の半導体チップ構
成模式図。
【図5】本発明を適用可能な液体噴射記録装置のインク
吐出口付近の構成模式図。
【図6】本発明を適用可能な液体噴射記録装置のインク
吐出口付近の断面図。
【図7】本発明を適用可能な記録装置の半導体チップを
カスケード接続した構成図。
【図8】本発明を適用可能な記録装置の半導体チップを
千鳥状にカスケード接続した構成図。
【図9】本発明を適用可能な記録装置の半導体チップ部
分を長尺化した構成図。
【図10】本発明を適用可能な液体噴射記録ヘッドを搭
載可能なシリアルプリンタの構成模式図。
【図11】本発明を適用可能な液体噴射記録ヘッドを搭
載可能なラインプリンタの構成模式図。
【図12】本発明を適用可能なカラー記録装置の回路ブ
ロック図。
【図13】本発明を適用可能なカラー記録装置をカスケ
ード接続した場合の回路ブロック図。
【図14】従来のカラー記録装置を示す回路ブロック
図。
【図15】本発明を適用可能なカラー記録装置の駆動タ
イミングチャート。
【図16】本発明を適用可能なモノクロ記録装置の駆動
タイミングチャート。
【図17】本発明を適用可能なカラー記録装置をカスケ
ード接続した場合の駆動タイミングチャート。
【図18】本発明の記録ヘッド用基板が適用可能な記録
ヘッドの部分断面図。
【符号の説明】
1001 オリフイスプレート 1002 吐出口 1003 半導体チップ 1004 接続パッド 1005 記録素子 1006 インク供給部材 1007 インクタンク 1008 飛翔液滴 1009 気泡 1010 インク液室 1011 VH−記録素子配線(A12) 1012 VH−機能素子配線(A12) 1013 機能素子−GND配線(A12) 1014 VH配線(A11) 1015 機能素子(第1列) 1016 機能素子(第2列) 1017 GND配線(A11) 1018 機能素子ベース(ゲート)配線(ポリシリコ
ン) 1019 イネーブル配線(A11) 1020 ラッチ配線(A11) 1021 シリアルデータ配線(A11) 1022 クロック配線(A11) 1023 論理ゲートロジック 1024 ラッチ回路 1025 シフトレジスタ1 1026 シフトレジスタ2 1027 層間絶縁膜 1028 蓄熱層 1029 シリコン層 1030 接続部材 1031 共通液室 1032 インク供給管 1033 ストローブ入力端子 1034 イネーブル入力端子 1035 ラッチ入力端子 1036 シリアルデータ入力端子 1037 クロック入力端子 1038 GND端子 1039 VH端子 1040 ストローブ出力端子 1041 イネーブル出力端子 1042 ラッチ出力端子 1043 シリアルデータ出力端子 1044 クロック出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8804−2C B41J 29/00 C (72)発明者 村上 修一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松田 弘人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子と、前記記録素子に電気
    的に接続された複数の機能素子を搭載した記録ヘッド用
    基板において、該基板は画像データに対応して前記記録
    素子へ選択的に記録電流を通電するための駆動用集積回
    路を有し、該駆動用集積回路はシリアルに入力される画
    像データを、記録素子側に与えるパラレル信号に変換す
    る機能を有する。
  2. 【請求項2】 請求項1の記録ヘッド用基板と、前記記
    録素子にインクを供給する流路とを有する記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 複数の記録素子と、前記記録素子に電気
    的に接続された複数の機能素子を搭載した記録装置にお
    いて、画像データに対応して前記記録素子へ選択的に記
    録電流を通電するための駆動用集積回路を有し、 前記記録装置に搭載された駆動用集積回路の一端である
    画像データ信号端子に複数色の画像データ信号がシリア
    ルに入力されることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の記録素子と駆動用集積回路
    は、各色の記録に対応する記録素子と前記複数色の画像
    データ信号内に含まれる各色データが、一対一に対応す
    るように配置されていることを特徴とする、請求項3に
    記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の記録素子は、各色を1ブロッ
    クとして、複数色分、分割して配置されることを特徴と
    する、請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の記録素子と機能素子、および
    駆動用集積回路を同一の基板の表面内部に構造的に設け
    てあることを特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録装置の複数をカスケード接続し
    て構成することを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録装置各々を各色に対応させて、
    複数をカスケード接続して構成することを特徴とする記
    録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録素子を、インク吐出のための電
    気熱変換素子として用いることを特徴とする記録装置。
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