JPH0634472A - 抵抗式圧力センサ素子 - Google Patents

抵抗式圧力センサ素子

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JPH0634472A
JPH0634472A JP4210696A JP21069692A JPH0634472A JP H0634472 A JPH0634472 A JP H0634472A JP 4210696 A JP4210696 A JP 4210696A JP 21069692 A JP21069692 A JP 21069692A JP H0634472 A JPH0634472 A JP H0634472A
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resistor
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resistors
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sensor element
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Yoshiyuki Ishikura
義之 石倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化などに影響されることなく、ダイア
フラム部に加わる圧力のみを高S/N比で検出可能とす
る。 【構成】 貫通穴1aが形成されたシリコン基板1Aの
表面にダイアフラム膜2Aを設け、このダイアフラム膜
2Aの表面のエッジ近傍に互いに対向する第1の抵抗体
1および第2の抵抗体33を設け、このダイアフラム膜
2Aの裏面のエッジ近傍に互いに対向する上記抵抗体3
1,33の位置とはほぼ90度回転した位置に第3の抵抗
体32および第4の抵抗体34を設け、これらの抵抗体3
1,32,33,34を配線パターン4によりブリッジ接続
させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力の変化を抵抗値の
変化に変換する抵抗式圧力センサ素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の抵抗式圧力センサ素子の
構成を示す平面図である。同図において、1は(10
0)面のシリコン基板、2はこのシリコン基板1の表面
に薄膜状に形成されたダイアフラム部、31,32
3,34はこのダイアフラム部2の表面エッジに形成さ
れた抵抗体であり、これらの抵抗体31,32,33,34
はダイアフラム部2のエッジに対する向きが交互に90
度づつずれて形成配置されている。また、4はこれらの
各抵抗体31,32,33,34間をそれぞれ電気的に接続
する配線パターン、51,52は入力端子、53,54は出
力端子であり、これらの抵抗体31,32,33,34はそ
れぞれ抵抗値R1,R2,R3,R4を有し、図4に示すよ
うなブリッジ回路を形成するように配線されている。
【0003】このような構成において、ダイアフラム部
2に圧力が加えられると、各抵抗体31,32,33,34
の位置では等しい応力(歪)が生じる。また、各抵抗体
1,32,33,34のダイアフラム部2のエッジに対す
る向きは、交互に90度づつずれているため、抵抗のピ
エゾ係数と応力(歪)とから決まる抵抗値の変化は、抵
抗値R1,R3が増加する場合、抵抗値R2,R4が減少す
る(また、この逆の場合もある)。また、このように構
成される抵抗式圧力センサ素子は、ダイアフラム部2に
温度変化などによって応力(歪)が発生する場合にも、
各抵抗体31,32,33,34の位置では等しい応力
(歪)が生じ、圧力が加わった場合と同様な出力が発生
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の抵抗式圧力センサ素子は、ダイアフラム部2に測
定対象としての圧力が加わった場合と、誤差要因となる
温度変化が生じた場合とで同一現象となり、これによっ
て出力が発生していたので、圧力の変化に対応して得ら
れる検出出力はS/N比が悪いという問題があった。
【0005】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、温
度変化などに影響されることなく、ダイアフラム部に加
わる圧力のみを高S/N比で検出可能とした抵抗式圧力
センサ素子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、貫通穴および一方の面内に窪みの少
なくとも一方を設けた基板部と、この記基板部の一方の
面に形成されたダイアフラム部と、このダイアフラム部
表面のエッジ近傍に互いに対向して形成された第1の抵
抗体および第2の抵抗体と、このダイアフラム部裏面の
エッジ近傍に第1の抵抗体および第2の抵抗体の位置と
はほぼ90度回転した位置に互いに対向して形成された
第3の抵抗体および第4の抵抗体と、この第1の抵抗
体,第2の抵抗体,第3の抵抗体および第4の抵抗体を
ブリッジ接続させる配線パターンと、を有して構成され
ている。
【0007】
【作用】本発明においては、圧力印加時には各抵抗体の
形成位置で大きさがほぼ等しい圧縮と引っ張りの応力と
が交互に発生し、温度変化時には各抵抗体形成位置で大
きさがほぼ等しい圧縮もしくは引っ張りの統一された応
力が発生する。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明による抵抗式圧力センサ素子の
一実施例による構成を示す平面図で図2は図1の一部破
断斜視図であり、前述の図と同一部分には同一符号を付
してある。同図において、シリコン基板1Aにはその中
央部に断面がほぼ台形状となる貫通穴1aが形成され、
このシリコン基板1Aの表面には貫通穴1aの開口を覆
うように複数のSi34膜の積層膜からなる矩形状のダ
イアフラム膜2Aが形成されてダイアフラム部が構成さ
れている。なお、1bはシリコン基板1の厚肉部であ
る。
【0009】また、このダイアフラム膜2Aの表面側に
はそのエッジ近傍に互いに対向する表面抵抗としての第
1の抵抗体31および第2の抵抗体33が形成配置され、
さらにこのダイアフラム膜2Aの裏面上にはそのエッジ
近傍に互いに対向する上記第1の抵抗体31および第2
の抵抗体33の位置とはほぼ90度回転した位置に裏面
抵抗としての第3の抵抗体32および第4の抵抗体34
形成配置されている。
【0010】つまり互いに対向配置される1対の抵抗体
1,33はダイアフラム膜2Aの表面側に形成され、こ
れらの抵抗体31,33と対応する互いに対向配置される
他の一対の抵抗体32,34はダイアフラム膜2Aの裏面
側に形成配置され、しかも1対の抵抗体31,33と他の
1対の抵抗体32,34とはSi34膜を介して90度回
転した位置に配設される構成となっている。
【0011】そしてこれらの抵抗体31,32,33,34
はこのダイアフラム膜2Aを構成するSi34膜積層間
および表裏面において図4に示すようなブリッジ回路を
形成するように図示しない電極取り出し穴に埋め込まれ
た金属電極および配線パターン4により電気的に接続さ
れている。
【0012】このような構成において、ダイアフラム膜
2Aへの圧力印加時には、各抵抗体31,32,33,34
の形成位置で大きさがほぼ等しい圧縮と引っ張りの応力
とが交互に発生し、温度変化時には各抵抗体31,32
3,34の形成位置で大きさがほぼ等しい圧縮もしくは
引っ張りの統一された応力が発生するため、圧力印加時
には、出力が発生し、温度変化時にはほぼ出力が発生し
ない。これによってS/N比を大幅に向上させることが
できた。
【0013】次にこのように構成される抵抗式圧力セン
サ素子の製造方法について説明する。まず、シリコン基
板1Aの表面に例えばCVD法によりSi34を約0.
05〜0.3μmの厚さで第1のSi34膜を成膜す
る。次にこの第1のSi34膜の表面側の所定位置に裏
面抵抗としての抵抗体32 ,34 を例えばCVD法によ
り多結晶シリコンを膜厚約0.05〜0.4μmの厚さ
で形成した後、各抵抗体32,34を公知の写刻技術によ
り形成する。
【0014】次にこの第1のSi34膜上にダイアフラ
ム部の母体となる第2のSi34膜を上記同様の方法で
膜厚約0.5〜5μmの厚さに成膜する。次にこの第2
のSi34膜上に多結晶シリコンにより表面抵抗として
の抵抗体31,33を上記同様の方法で約0.05〜0.
4μmの厚さに上記同様に形成する。次にこの第2のS
34膜上に上記第1のSi34膜と同一の膜厚で第3
のSi34膜を成膜する。
【0015】次に各抵抗体31,32,33,34の端部に
達するように第2のSi34膜および第3のSi34
もしくは第3のSi34膜を貫通する電極取り出し穴を
形成する。次にこれらの電極取り出し穴を金属電極で埋
め込んで電気的接続を行った後、抵抗体31,32
3,34がブリッジ回路を形成するように配線パターン
4を例えば蒸着法によりアルミニウムを約0.02〜2
μmの厚さに成膜する。次にシリコン基板1Aの裏面か
ら貫通穴1aをエッチングにより形成して抵抗式圧力セ
ンサ素子として完成させる。
【0016】なお、前述した実施例において、ダイアフ
ラム膜2Aに形成配置される4つの抵抗体31,32,3
3,34は、ダイアフラム膜2Aの表裏面において、抵抗
体31,33と抵抗体32,34とがその長手方向がダイア
フラム中心部を向くように配置した場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、4つの
抵抗体31,32,33,34を全て同一方向に配置した場
合でも前述と同様の効果が得られる。
【0017】また、前述した実施例においては、基板部
としてシリコン基板を用い、ダイアフラム部としてSi
34膜を用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、バルク材と直接接合技術の
組み合わせた構成を用いても前述と同様の効果が得られ
る。
【0018】また、前述した実施例においては、ダイア
フラム部の形状を矩形状とした場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば円
形状または多角形状に形成しても前述と同様の効果が得
られることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
圧力に対する出力と、温度変化およびパッケージからの
影響による出力変化とを分離したことにより、ダイアフ
ラム部に加わる圧力のみを検出することができるので、
温度変化およびパッケージからの影響による出力変化な
どに影響されることなく、S/N比の高い検出出力が得
られるなど極めて優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による抵抗式圧力センサ素子の一実施例
による構成を説明する平面図である。
【図2】図1の一部破断斜視図である。
【図3】従来の抵抗式圧力センサ素子の構成を説明する
平面図である。
【図4】図3の等価回路を示す図である。
【符号の説明】
1A シリコン基板 2A ダイアフラム膜 31 第1の抵抗体 32 第3の抵抗体 33 第2の抵抗体 34 第4の抵抗体 4 配線パターン 51 入力端子 52 入力端子 53 出力端子 54 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴および一方の面内に窪みの少な
    くとも一方を設けた基板部と、 前記基板部の一方の面に形成されたダイアフラム部と、 前記ダイアフラム部表面のエッジ近傍に互いに対向して
    形成された第1の抵抗体および第2の抵抗体と、 前記ダイアフラム部裏面のエッジ近傍に前記第1の抵抗
    体および第2の抵抗体の位置とはほぼ90度回転した位
    置に互いに対向して形成された第3の抵抗体および第4
    の抵抗体と、 前記第1の抵抗体,第2の抵抗体,第3の抵抗体および
    第4の抵抗体をブリッジ接続させる配線パターンと、を
    備えたことを特徴とする抵抗式圧力センサ素子。
JP4210696A 1992-07-16 1992-07-16 抵抗式圧力センサ素子 Expired - Lifetime JP2748074B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170830A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Fujikura Ltd 半導体圧力センサ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007170830A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Fujikura Ltd 半導体圧力センサ及びその製造方法

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