JPH0634490Y2 - 構造物の床板 - Google Patents
構造物の床板Info
- Publication number
- JPH0634490Y2 JPH0634490Y2 JP16910687U JP16910687U JPH0634490Y2 JP H0634490 Y2 JPH0634490 Y2 JP H0634490Y2 JP 16910687 U JP16910687 U JP 16910687U JP 16910687 U JP16910687 U JP 16910687U JP H0634490 Y2 JPH0634490 Y2 JP H0634490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- shear
- cotter
- cotters
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、構造物の床板、特に上面にシャーコッターが
形成されたPC板上にコンクリートを打設することによっ
て形成される床板に関するものである。
形成されたPC板上にコンクリートを打設することによっ
て形成される床板に関するものである。
建築物の床を構成する床板として、PC板と、そのPC板を
型枠として用いてそのPC板上に打設されて形成されたコ
ンクリート層とからなる複合構造の床板が従来より広く
採用されている。
型枠として用いてそのPC板上に打設されて形成されたコ
ンクリート層とからなる複合構造の床板が従来より広く
採用されている。
このようなPC板とコンクリート層とから構成される床板
にあっては、コンクリート層との界面に働く水平剪断力
を相互に充分伝達できるように構造上の一体性をもたせ
なければならず、そのため、従来よりPC板の上面に凹型
のシャーコッターを予め形成しておくことが行なわれて
いる。
にあっては、コンクリート層との界面に働く水平剪断力
を相互に充分伝達できるように構造上の一体性をもたせ
なければならず、そのため、従来よりPC板の上面に凹型
のシャーコッターを予め形成しておくことが行なわれて
いる。
第5図,第6図はそのようなシャーコッターが形成され
ているPC板を用いて構築された床板を示すもので、(特
公昭62−6061号)、図中符号1は梁、2はその梁1に支
持されたPC板、3はそのPC板2の上部に打設されて形成
されたコンクリート層、4はコンクリート層3の中に埋
設された鉄筋である。
ているPC板を用いて構築された床板を示すもので、(特
公昭62−6061号)、図中符号1は梁、2はその梁1に支
持されたPC板、3はそのPC板2の上部に打設されて形成
されたコンクリート層、4はコンクリート層3の中に埋
設された鉄筋である。
上記のPC板2の上面周辺部には、梁1に沿って複数列
(第5図,第6図に示す例では3列)をなすように多数
のシャーコッター5が形成されており、PC板の中央部は
平坦面となっている。これらのシャーコッターは第7
図,第8図に示すように一般に辺aの大きさが80mm程度
の大きさの正方形をなすもので、その深さdは4〜8mm
程度とされ、シャーコッター5どうしの間の寸法bはシ
ャーコッター自身の寸法と同じく80mm程度(ピッチCで
は穴の中心間隔で160mm程度)とされている。
(第5図,第6図に示す例では3列)をなすように多数
のシャーコッター5が形成されており、PC板の中央部は
平坦面となっている。これらのシャーコッターは第7
図,第8図に示すように一般に辺aの大きさが80mm程度
の大きさの正方形をなすもので、その深さdは4〜8mm
程度とされ、シャーコッター5どうしの間の寸法bはシ
ャーコッター自身の寸法と同じく80mm程度(ピッチCで
は穴の中心間隔で160mm程度)とされている。
また、シャーコッター5の向きは、各辺が周囲の梁1と
平行になるように設けられており、かつ梁1寄りの内壁
面5a(支圧面)は略垂直となるように形成されている。
これにより支圧力を大きく保つことができ、予測される
シャーコッターの破壊パターンを剪断破壊型から支圧破
壊型になり、その結果、脆性破壊が避けられ、粘りのあ
る構造体をつくることが可能となっている。
平行になるように設けられており、かつ梁1寄りの内壁
面5a(支圧面)は略垂直となるように形成されている。
これにより支圧力を大きく保つことができ、予測される
シャーコッターの破壊パターンを剪断破壊型から支圧破
壊型になり、その結果、脆性破壊が避けられ、粘りのあ
る構造体をつくることが可能となっている。
なお、PC板2の全面にわたってシャーコッターを設けず
に周辺部のみにシャーコッター5を設けるようにしたの
は、PC板2とコンクリート層3との界面に生じる水平剪
断力が周辺部で大きく、中央部で小さいことから周辺部
に設けることのみで充分だからであり、また、大きな曲
げモーメントの生じるPC板中央部にシャーコッター5を
設けることは、無用な断面欠損となってPC板の曲げ体力
が低下してしまうからである。したがって、このPC板2
では、コンクリート層との一体化を充分に実現できるば
かりでなく、全面にわたってシャーコッターを設ける場
合に比してPC板の製作コストを削減でき、しかもPC板中
央部にはシャーコッターが設置されていないことから作
業員がつまづく恐れも少なくなって作業性が改善される
といった利点がある。
に周辺部のみにシャーコッター5を設けるようにしたの
は、PC板2とコンクリート層3との界面に生じる水平剪
断力が周辺部で大きく、中央部で小さいことから周辺部
に設けることのみで充分だからであり、また、大きな曲
げモーメントの生じるPC板中央部にシャーコッター5を
設けることは、無用な断面欠損となってPC板の曲げ体力
が低下してしまうからである。したがって、このPC板2
では、コンクリート層との一体化を充分に実現できるば
かりでなく、全面にわたってシャーコッターを設ける場
合に比してPC板の製作コストを削減でき、しかもPC板中
央部にはシャーコッターが設置されていないことから作
業員がつまづく恐れも少なくなって作業性が改善される
といった利点がある。
しかしながら、上記従来のPC板にあっては、上述したよ
うな利点はあるものの、いまだにシャーコッターの所要
個数は極めて多く、このため、シャーコッターをPC板の
周辺部に多数列をなすように設けることになって、結果
的にPC板の中央部に充分な広さの平坦面を確保すること
が困難な場合があった。このため、PC板の製作コストを
充分に削減できないとともに、PC板上における作業性の
改善も必ずしも充分ではなかった。
うな利点はあるものの、いまだにシャーコッターの所要
個数は極めて多く、このため、シャーコッターをPC板の
周辺部に多数列をなすように設けることになって、結果
的にPC板の中央部に充分な広さの平坦面を確保すること
が困難な場合があった。このため、PC板の製作コストを
充分に削減できないとともに、PC板上における作業性の
改善も必ずしも充分ではなかった。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、PC板と
コンクリート層との一体化を充分に図ることができ、し
かもPC板に設けるシャーコッターの所要個数をさらに低
減してコスト削減を充分に図ることができるとともに、
PC板中央部に広い平坦面を設けることのできる床板を提
供することを目的としている。
コンクリート層との一体化を充分に図ることができ、し
かもPC板に設けるシャーコッターの所要個数をさらに低
減してコスト削減を充分に図ることができるとともに、
PC板中央部に広い平坦面を設けることのできる床板を提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、周囲を梁によって支持される矩形状のPC板
と、このPC板上に打設されて形成されたコンクリート層
とから構成され、かつ、前記PC板の上表面には前記コン
クリート層との一体化を高めるための多数のシャーコッ
ターが形成されている構造物の床板において、前記シャ
ーコッターは穴形シャーコッターと溝形シャーコッター
とからなり、穴形シャーコッターは前記PC板の四隅近く
に集中する形態で設けられ、溝形シャーコッターは前記
PC板の周辺部にそのPC板の隣り合う四隅間を結ぶ方向に
互いに平行に延在する形態で設けられていることを特徴
としている。
と、このPC板上に打設されて形成されたコンクリート層
とから構成され、かつ、前記PC板の上表面には前記コン
クリート層との一体化を高めるための多数のシャーコッ
ターが形成されている構造物の床板において、前記シャ
ーコッターは穴形シャーコッターと溝形シャーコッター
とからなり、穴形シャーコッターは前記PC板の四隅近く
に集中する形態で設けられ、溝形シャーコッターは前記
PC板の周辺部にそのPC板の隣り合う四隅間を結ぶ方向に
互いに平行に延在する形態で設けられていることを特徴
としている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図はこの実施例の床板におけるPC板10を示す平面図で
ある。このPC板10は、上述した従来のPC板2と同様に梁
1に支持されて型枠として用いられるとともに、床板の
下部を構成するものである。
1図はこの実施例の床板におけるPC板10を示す平面図で
ある。このPC板10は、上述した従来のPC板2と同様に梁
1に支持されて型枠として用いられるとともに、床板の
下部を構成するものである。
このPC板10の上表面には穴形シャーコッター11と溝形シ
ャーコッター12が形成されている。穴形シャーコッター
11は第1図に示すようにPC板の四隅近くに集中する形態
で(第1図に示す例では縦横7列をなして)設けられて
いる。これらの穴形シャーコッター11のそれぞれの形状
や寸法ならびに相互の間隔は従来のPC板2におけるシャ
ーコッター5と全く同様とされており、第2図に示すよ
うに各穴形シャーコッター11の梁1寄りの内壁面(支圧
面)11aは略垂直となっている。
ャーコッター12が形成されている。穴形シャーコッター
11は第1図に示すようにPC板の四隅近くに集中する形態
で(第1図に示す例では縦横7列をなして)設けられて
いる。これらの穴形シャーコッター11のそれぞれの形状
や寸法ならびに相互の間隔は従来のPC板2におけるシャ
ーコッター5と全く同様とされており、第2図に示すよ
うに各穴形シャーコッター11の梁1寄りの内壁面(支圧
面)11aは略垂直となっている。
また、溝形シャーコッター12はPC板10の隣り合う四隅間
を結ぶ方向で梁1に平行にかつ互いに平行に延在する形
態で複数列(第1図に示す例では4列)設けられてい
る。これら溝形シャーコッター12の溝幅および深さは前
記穴形シャーコッター11の一辺の大きさおよび深さと同
等とされており、第3図に示すように各溝形シャーコッ
ター12の梁1寄りの内壁面(支圧面)は穴形シャーコッ
ター11と同様に略垂直となっている。
を結ぶ方向で梁1に平行にかつ互いに平行に延在する形
態で複数列(第1図に示す例では4列)設けられてい
る。これら溝形シャーコッター12の溝幅および深さは前
記穴形シャーコッター11の一辺の大きさおよび深さと同
等とされており、第3図に示すように各溝形シャーコッ
ター12の梁1寄りの内壁面(支圧面)は穴形シャーコッ
ター11と同様に略垂直となっている。
これらの溝形シャーコッター12はいわば穴形シャーコッ
ターが連続して形成されたものであり、したがって、こ
れらの溝形シャーコッター12ではその長さ方向に平行な
方向の水平剪断力に対する支圧面は有していないが、幅
方向(長さ方向に直交する方向)の水平剪断力に対する
支圧面12aの大きさは列をなして形成されている穴形シ
ャーコッター11のそれぞれの支圧面11aを合計した面積
よりも大きなものとなっている。たとえば、1辺の長さ
がaとされ、それらの相互間隔bがaと等しくされた状
態で列をなしている穴形のシャーコッターとそれら各シ
ャーコッターを連続させた形態に設けられた溝形シャー
コッターとでは、支圧面積が2倍になる。これは換言す
れば半分の列数で同一支圧面積を確保できることにな
る。
ターが連続して形成されたものであり、したがって、こ
れらの溝形シャーコッター12ではその長さ方向に平行な
方向の水平剪断力に対する支圧面は有していないが、幅
方向(長さ方向に直交する方向)の水平剪断力に対する
支圧面12aの大きさは列をなして形成されている穴形シ
ャーコッター11のそれぞれの支圧面11aを合計した面積
よりも大きなものとなっている。たとえば、1辺の長さ
がaとされ、それらの相互間隔bがaと等しくされた状
態で列をなしている穴形のシャーコッターとそれら各シ
ャーコッターを連続させた形態に設けられた溝形シャー
コッターとでは、支圧面積が2倍になる。これは換言す
れば半分の列数で同一支圧面積を確保できることにな
る。
上記のPC板10上に従来の床板の場合と同様にして、コン
クリートが打設されてコンクリート層3が形成される
と、第4図に示すようにコンクリートが各穴形のシャー
コッター11と溝形シャーコッター12内に入り込んでPC板
10とコンクリート層3は一体化し、PC板10とコンクリー
ト層3との界面に生じる水平剪断力に対して第4図中の
A部の剪断耐力、B部の剪断耐力、C部,C′部の支圧耐
力でもって抵抗することになる。
クリートが打設されてコンクリート層3が形成される
と、第4図に示すようにコンクリートが各穴形のシャー
コッター11と溝形シャーコッター12内に入り込んでPC板
10とコンクリート層3は一体化し、PC板10とコンクリー
ト層3との界面に生じる水平剪断力に対して第4図中の
A部の剪断耐力、B部の剪断耐力、C部,C′部の支圧耐
力でもって抵抗することになる。
そして、このPC板10にあっては、四隅近くに穴形シャー
コッター11を集中して設け、かつ、周辺部には溝形シャ
ーコッター12を設けたことから、PC板10とコンクリート
層3との界面に生じる水平剪断力を確実に伝達すること
ができ、充分な強度を確保できるものである。すなわ
ち、この実施例の床板に鉛直荷重が作用すると、PC板10
とコンクリート層3との界面には水平剪断力が生じ、そ
の水平剪断力は上述したようにPC板10の周辺部で大きく
中央部では小さいものとなるが、ここでPC板10の周辺部
に生じる水平剪断力の向きについてさらに検討してみる
と、PC板10の四隅部での剪断力は第1図中の(イ)方向
および(ロ)方向の両方向で大きなものとなるが、四隅
部を除く周辺中央部ではそれぞれ梁に直交する方向にの
み大きな剪断力が生じ、梁に平行な方向の剪断力は小さ
なものとなる。つまり、PC板10の四隅部では両方向に対
して充分な剪断耐力が必要であるが、PC板10の周辺中央
部では梁に直交する方向に対してのみ充分な剪断耐力を
有していれば良いことになる。
コッター11を集中して設け、かつ、周辺部には溝形シャ
ーコッター12を設けたことから、PC板10とコンクリート
層3との界面に生じる水平剪断力を確実に伝達すること
ができ、充分な強度を確保できるものである。すなわ
ち、この実施例の床板に鉛直荷重が作用すると、PC板10
とコンクリート層3との界面には水平剪断力が生じ、そ
の水平剪断力は上述したようにPC板10の周辺部で大きく
中央部では小さいものとなるが、ここでPC板10の周辺部
に生じる水平剪断力の向きについてさらに検討してみる
と、PC板10の四隅部での剪断力は第1図中の(イ)方向
および(ロ)方向の両方向で大きなものとなるが、四隅
部を除く周辺中央部ではそれぞれ梁に直交する方向にの
み大きな剪断力が生じ、梁に平行な方向の剪断力は小さ
なものとなる。つまり、PC板10の四隅部では両方向に対
して充分な剪断耐力が必要であるが、PC板10の周辺中央
部では梁に直交する方向に対してのみ充分な剪断耐力を
有していれば良いことになる。
この実施例の床板は以上のことをふまえて穴形シャーコ
ッター11および溝形シャーコッター12が形成されたもの
であって、剪断力が両方向で大きくなる四隅部では両方
向に対する支圧面を有する穴形シャーコッター11が、ま
た、剪断力が梁に直交する方向でのみ大きくなる周辺中
央部では上述したようにその方向に対する支圧面を大き
く確保した溝形シャーコッター12がそれぞれ水平剪断を
分担して受持ち、充分な耐力を発揮できることになる。
ッター11および溝形シャーコッター12が形成されたもの
であって、剪断力が両方向で大きくなる四隅部では両方
向に対する支圧面を有する穴形シャーコッター11が、ま
た、剪断力が梁に直交する方向でのみ大きくなる周辺中
央部では上述したようにその方向に対する支圧面を大き
く確保した溝形シャーコッター12がそれぞれ水平剪断を
分担して受持ち、充分な耐力を発揮できることになる。
以上で説明したように、この実施例の床板では、従来の
穴形シャーコッター5のみを設ける場合に比して、同等
の剪断耐力(すなわち同等の支圧面積)を確保しながら
シャーコッターの所要個数を大幅に削減することができ
る。従って、PC板10の中央部の平坦面をより広く確保す
ることができ、作業性が改善されるとともにPC板10の曲
げモーメントに対する強度も確保でき、そのうえ、PC板
10の製作がより容易となって製作コストを削減すること
ができる。
穴形シャーコッター5のみを設ける場合に比して、同等
の剪断耐力(すなわち同等の支圧面積)を確保しながら
シャーコッターの所要個数を大幅に削減することができ
る。従って、PC板10の中央部の平坦面をより広く確保す
ることができ、作業性が改善されるとともにPC板10の曲
げモーメントに対する強度も確保でき、そのうえ、PC板
10の製作がより容易となって製作コストを削減すること
ができる。
なお、穴形シャーコッター11、溝形シャーコッター12の
断面形状は上記に限定されず、梁1寄りの内壁面(支圧
面)支圧力は多少低下するが略垂直の状態から少し傾き
をもたせる等の変形をしてもよい。また、各穴形シャー
コッター11,各溝形シャーコッター12の大きさや設置数
も設計上の要求に応じて適宜変更してよいことは言うま
でもない。
断面形状は上記に限定されず、梁1寄りの内壁面(支圧
面)支圧力は多少低下するが略垂直の状態から少し傾き
をもたせる等の変形をしてもよい。また、各穴形シャー
コッター11,各溝形シャーコッター12の大きさや設置数
も設計上の要求に応じて適宜変更してよいことは言うま
でもない。
以上詳述したように、本考案の構造物の床板はPC板の四
隅に集中する形態で穴形シャーコッターを設けるととも
に、PC板の周辺部にそのPC板の隣り合う四隅間を結ぶ方
向に互いに延在する形態で溝形シャーコッターを設けた
ので、従来の穴形シャーコッターの列数を半分程度にま
で削減することができる。したがって、PC板中央部の平
坦面を充分に広く確保することができ、このため、PC板
上での施工作業がやりやすくなり、作業員がつまづく危
険も少なくなって安全に作業を行なうことができる。ま
た、PC板の中央部のより広範囲にわたり、断面欠損を生
じるシャーコッターがないことは、PC板上での施工荷重
をより大きく負担できることになる。さらに、PC板の構
造が簡単になり、しかも力学的に合理的であり、PC板の
製作コストも安くでき、工費全体の低減も図れる等優れ
た効果がある。
隅に集中する形態で穴形シャーコッターを設けるととも
に、PC板の周辺部にそのPC板の隣り合う四隅間を結ぶ方
向に互いに延在する形態で溝形シャーコッターを設けた
ので、従来の穴形シャーコッターの列数を半分程度にま
で削減することができる。したがって、PC板中央部の平
坦面を充分に広く確保することができ、このため、PC板
上での施工作業がやりやすくなり、作業員がつまづく危
険も少なくなって安全に作業を行なうことができる。ま
た、PC板の中央部のより広範囲にわたり、断面欠損を生
じるシャーコッターがないことは、PC板上での施工荷重
をより大きく負担できることになる。さらに、PC板の構
造が簡単になり、しかも力学的に合理的であり、PC板の
製作コストも安くでき、工費全体の低減も図れる等優れ
た効果がある。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図はPC板の敷設状態を示す平面図、第2図は第1図
のII−II線に沿う穴形シャーコッターの拡大断面図、第
3図は第1図のIII−III線に沿う溝形シャーコッターの
拡大断面図、第4図は床板における水平剪断力と溝形シ
ャーコッターの関係を説明するための図である。第5図
ないし第8図は従来例を示すもので、第5図は構造物床
板の斜視図、第6図はPC板の敷設状態を示す平面図、第
7図は第6図のA部の拡大図、第8図は第7図VIII−VI
IIに沿う拡大断面図である。 1……梁、10……PC板、3……PC板上のコンクリート
層、11……穴形シャーコッター、12……溝形シャーコッ
ター。
第1図はPC板の敷設状態を示す平面図、第2図は第1図
のII−II線に沿う穴形シャーコッターの拡大断面図、第
3図は第1図のIII−III線に沿う溝形シャーコッターの
拡大断面図、第4図は床板における水平剪断力と溝形シ
ャーコッターの関係を説明するための図である。第5図
ないし第8図は従来例を示すもので、第5図は構造物床
板の斜視図、第6図はPC板の敷設状態を示す平面図、第
7図は第6図のA部の拡大図、第8図は第7図VIII−VI
IIに沿う拡大断面図である。 1……梁、10……PC板、3……PC板上のコンクリート
層、11……穴形シャーコッター、12……溝形シャーコッ
ター。
Claims (1)
- 【請求項1】周囲を梁によって支持される矩形状のPC板
と、このPC板上に打設されて形成されたコンクリート層
とから構成され、かつ、前記PC板の上表面には前記コン
クリート層との一体化を高めるための多数のシャーコッ
ターが形成されている構造物の床板において、前記シャ
ーコッターは穴形シャーコッターと溝形シャーコッター
とからなり、穴形シャーコッターは前記PC板の四隅近く
に集中する形態で設けられ、溝形シャーコッターは前記
PC板の周辺部にそのPC板の隣り合う四隅間を結ぶ方向に
互いに平行に延在する形態で設けられていることを特徴
とする構造物の床板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16910687U JPH0634490Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 構造物の床板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16910687U JPH0634490Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 構造物の床板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173210U JPH0173210U (ja) | 1989-05-17 |
| JPH0634490Y2 true JPH0634490Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31458874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16910687U Expired - Lifetime JPH0634490Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 構造物の床板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634490Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4713782B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2011-06-29 | 木内建設株式会社 | 合成床板用プレキャストコンクリ−ト |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP16910687U patent/JPH0634490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173210U (ja) | 1989-05-17 |
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