JPH072833Y2 - 合成床板構造 - Google Patents
合成床板構造Info
- Publication number
- JPH072833Y2 JPH072833Y2 JP5825090U JP5825090U JPH072833Y2 JP H072833 Y2 JPH072833 Y2 JP H072833Y2 JP 5825090 U JP5825090 U JP 5825090U JP 5825090 U JP5825090 U JP 5825090U JP H072833 Y2 JPH072833 Y2 JP H072833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- steel net
- net material
- cast
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は合成床板構造に関する。
[従来技術] 従来、合成床板構造としては、特公昭62-6061号公報等
に記載のものが知られている。
に記載のものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 特公昭62-6061号公報には、上面に複数の凹型のシャー
コッターを有するPC板を用いることにより、PC板と該PC
板上面に打設する場所打コンクリートとの一体性を高め
て両者の界面に働く水平剪断力を伝達し易くした技術が
記載されている。
コッターを有するPC板を用いることにより、PC板と該PC
板上面に打設する場所打コンクリートとの一体性を高め
て両者の界面に働く水平剪断力を伝達し易くした技術が
記載されている。
しかしこの技術では、十分な一体性をもたせるためにシ
ャーコッターを大きく且つ深く形成すると、PC板自体の
強度が低下してしまうという欠点を有している。
ャーコッターを大きく且つ深く形成すると、PC板自体の
強度が低下してしまうという欠点を有している。
また、シャーコッターを形成した場合、PC板表面の欠け
等の損傷が生じ易くなるため、施工場所への搬入・敷設
時に欠けた部分が下方に落下する等、危険であるという
欠点を有している。
等の損傷が生じ易くなるため、施工場所への搬入・敷設
時に欠けた部分が下方に落下する等、危険であるという
欠点を有している。
さらに、PC板上面のシャーコッターを形成するに当って
は、PC板製造時に硬化具合を見計らってタイミングよく
形成しなければならず、その製造に手間がかかりコスト
高になるという欠点を有している。
は、PC板製造時に硬化具合を見計らってタイミングよく
形成しなければならず、その製造に手間がかかりコスト
高になるという欠点を有している。
[考案の目的] そこで本考案の目的は、強度を低下させることなく、且
つ低コストでPC板と場所打コンクリートとの一体性をも
たせることができ、しかもPC板を施工場所へ安全に搬入
・敷設することができる合成床板構造を提供することに
ある。
つ低コストでPC板と場所打コンクリートとの一体性をも
たせることができ、しかもPC板を施工場所へ安全に搬入
・敷設することができる合成床板構造を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案者は上記目的を達成するため、鋭意検討を重ねた
結果、本考案に至ったものである。
結果、本考案に至ったものである。
即ち、本考案に係る合成床板構造は、周囲を梁に支持さ
れた状態に敷設された一体構造のPC板と、該PC板を型枠
としてその上面に打設された場所打コンクリートとを有
してなる合成床板構造において、前記PC板として、前記
梁に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材が取り付けら
れ、前記周辺部に囲まれる上面中央部が略平坦であるも
のを用いたことを特徴とする。
れた状態に敷設された一体構造のPC板と、該PC板を型枠
としてその上面に打設された場所打コンクリートとを有
してなる合成床板構造において、前記PC板として、前記
梁に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材が取り付けら
れ、前記周辺部に囲まれる上面中央部が略平坦であるも
のを用いたことを特徴とする。
また、本考案に係る合成床板構造の好ましい実施態様
は、鋼製ネット材の一部がPC板に埋設されていることで
ある。
は、鋼製ネット材の一部がPC板に埋設されていることで
ある。
[作用] 本考案によれば、合成床板の下部を構成するPC板とし
て、梁に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材を取り付け
たものを用いたことにより、PC板の強度を低下させるこ
となしに該PC板の上面に打設する場所打コンクリートと
の一体性をもたせることができ、両者の界面に働く水平
剪断力が確実に伝達される。
て、梁に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材を取り付け
たものを用いたことにより、PC板の強度を低下させるこ
となしに該PC板の上面に打設する場所打コンクリートと
の一体性をもたせることができ、両者の界面に働く水平
剪断力が確実に伝達される。
鋼製ネット材の一部をPC板に埋設して取り付けるように
すれば、PC板の強度をより一層高めることができる。
すれば、PC板の強度をより一層高めることができる。
水平剪断力の小さいPC板の中央部を平坦とすることによ
り、PC板上でのその後の作業が行い易く、さらには該平
坦部は断面欠損を生じていないので、PC板上での施工荷
重を大きく負担できる。
り、PC板上でのその後の作業が行い易く、さらには該平
坦部は断面欠損を生じていないので、PC板上での施工荷
重を大きく負担できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について添付図面に基き説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る合成床板構造の一実施例を示す一
部切欠平面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3
図は鋼製ネット材のネット構造の一例を示す平面図であ
る。
部切欠平面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3
図は鋼製ネット材のネット構造の一例を示す平面図であ
る。
第1図及び第2図において、1は建方の終った梁、2は
周囲を梁1に支持された状態に敷設された一体構造のPC
板、3は該PC板上面にPC板を型枠として打設される場所
打コンクリートである。なお、8は前記PC板2を敷設す
る際に使用される吊フックである。
周囲を梁1に支持された状態に敷設された一体構造のPC
板、3は該PC板上面にPC板を型枠として打設される場所
打コンクリートである。なお、8は前記PC板2を敷設す
る際に使用される吊フックである。
PC板2は、1グリッド当り一枚の一体構造のものであ
り、前記梁1に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材4が
取り付けられており、該周辺部に囲まれる上面中央は略
平坦に形成されている。鋼製ネット材4としては、エキ
スパンデッドメタル、エキスパンデッドラス、金網、パ
ンチングメタル等が用いられ、ネット目が波形や第3図
に示すようなヘリンボーン(杉綾)模様に形成されてい
る。ネット目のサイズは、第3図に示すヘリンボーン模
様のものを例にすると、1パターンの水平方向の幅Xは
約75mm、xは約16mm、Yは約10mm弱であり、垂直方向の
厚みは約5〜10mm程度であるが、これらの数値は単なる
目安であり、種々施工条件によって変化することは勿論
である。
り、前記梁1に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材4が
取り付けられており、該周辺部に囲まれる上面中央は略
平坦に形成されている。鋼製ネット材4としては、エキ
スパンデッドメタル、エキスパンデッドラス、金網、パ
ンチングメタル等が用いられ、ネット目が波形や第3図
に示すようなヘリンボーン(杉綾)模様に形成されてい
る。ネット目のサイズは、第3図に示すヘリンボーン模
様のものを例にすると、1パターンの水平方向の幅Xは
約75mm、xは約16mm、Yは約10mm弱であり、垂直方向の
厚みは約5〜10mm程度であるが、これらの数値は単なる
目安であり、種々施工条件によって変化することは勿論
である。
PC板2に鋼製ネット材4を取り付けるには、種々の手段
を採ることができ、例えば、PC板2の製造過程におい
て、鋼製ネット材4をその一部を埋設した状態に保持
(例えば、PC板2の筋5に取付ける)して取付けたり、
PC板2に予めインサートを埋設しておき、該インサート
にボルト、ネジ或いは釘等を打ち込むことにより取付け
たり、コンクリートアンカーを打ち込むことにより取付
けたりすることができるが、最も好ましいのは、製造過
程において一部を埋設した状態で取付けることである。
を採ることができ、例えば、PC板2の製造過程におい
て、鋼製ネット材4をその一部を埋設した状態に保持
(例えば、PC板2の筋5に取付ける)して取付けたり、
PC板2に予めインサートを埋設しておき、該インサート
にボルト、ネジ或いは釘等を打ち込むことにより取付け
たり、コンクリートアンカーを打ち込むことにより取付
けたりすることができるが、最も好ましいのは、製造過
程において一部を埋設した状態で取付けることである。
なお、本実施例では、PC板2の形状が略四角形状である
が、複数本の梁1に囲まれるグリッドの形状に応じて種
々の形状を採り得ることは言うまでもない。
が、複数本の梁1に囲まれるグリッドの形状に応じて種
々の形状を採り得ることは言うまでもない。
PC板2の敷設後、該PC板上面にPC板2を型枠として場所
打コンクリート3を打設する。場所打コンクリート3と
PC板2との界面に作用する水平剪断力は、PC板2に取付
けられ両者の界面に介在する鋼製ネット材4によって伝
達性が増加するので、高強度な合成床板構造となる。な
お、6は前記鋼製ネット材4に固着されてPC板2と場所
打コンクリート3との剪断伝達をより向上させることが
できる補助筋であり、7は場所打コンクリート3の筋で
ある。
打コンクリート3を打設する。場所打コンクリート3と
PC板2との界面に作用する水平剪断力は、PC板2に取付
けられ両者の界面に介在する鋼製ネット材4によって伝
達性が増加するので、高強度な合成床板構造となる。な
お、6は前記鋼製ネット材4に固着されてPC板2と場所
打コンクリート3との剪断伝達をより向上させることが
できる補助筋であり、7は場所打コンクリート3の筋で
ある。
[効果] 本考案によれば、合成床板の下部を構成するPC板とし
て、梁に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材を取り付け
たものを用いたことにより、PC板上面にシャーコッター
を有するものに比して、高強度且つ低コストな合成床板
構造を得ることができる。
て、梁に沿う上面周辺部のみに鋼製ネット材を取り付け
たものを用いたことにより、PC板上面にシャーコッター
を有するものに比して、高強度且つ低コストな合成床板
構造を得ることができる。
また、シャーコッターを形成した場合に生じ易い欠け等
の損傷がないので、施工場所へ安全に搬入・敷設するこ
とができる。
の損傷がないので、施工場所へ安全に搬入・敷設するこ
とができる。
第1図は本考案に係る合成床板構造の一実施例を示す一
部切欠平面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3
図は鋼製ネット材のネット構造の一例を示す平面図であ
る。 1:梁 2:PC板 3:場所打コンクリート 4:鋼性ネット材 5:PC板の筋 6:補助筋 7:場所打コンクリートの筋 8:吊フック
部切欠平面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3
図は鋼製ネット材のネット構造の一例を示す平面図であ
る。 1:梁 2:PC板 3:場所打コンクリート 4:鋼性ネット材 5:PC板の筋 6:補助筋 7:場所打コンクリートの筋 8:吊フック
Claims (2)
- 【請求項1】周囲を梁に支持された状態に敷設された一
体構造のPC板と、該PC板を型枠としてその上面に打設さ
れた場所打コンクリートとを有してなる合成床板構造に
おいて、前記PC板として、前記梁に沿う上面周辺部のみ
に鋼製ネット材が取り付けられ、前記周辺部に囲まれる
上面中央部が略平坦であるものを用いたことを特徴とす
る合成床板構造。 - 【請求項2】鋼製ネット材の一部がPC板に埋設されてい
ることを特徴とする請求項1記載の合成床板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5825090U JPH072833Y2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 合成床板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5825090U JPH072833Y2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 合成床板構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0416209U JPH0416209U (ja) | 1992-02-10 |
| JPH072833Y2 true JPH072833Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31583690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5825090U Expired - Lifetime JPH072833Y2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 合成床板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072833Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP5825090U patent/JPH072833Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0416209U (ja) | 1992-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |