JPH06345547A - クッション性珪石モルタル - Google Patents

クッション性珪石モルタル

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JPH06345547A
JPH06345547A JP5131632A JP13163293A JPH06345547A JP H06345547 A JPH06345547 A JP H06345547A JP 5131632 A JP5131632 A JP 5131632A JP 13163293 A JP13163293 A JP 13163293A JP H06345547 A JPH06345547 A JP H06345547A
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silica
mortar
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cushioning
brick
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Teiichi Fujiwara
禎一 藤原
Hideaki Nishiyama
英昭 西山
Masayuki Nakamu
正幸 中務
Hisahiro Kakehi
寿宏 掛樋
Yoichi Nasu
洋一 那須
Hiroyuki Mori
弘之 森
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、各種窯炉の部分補修に用い
られる可縮性を有するクッション性珪石モルタルを提供
することにある。 【構成】 本発明のクッション性珪石モルタルは、珪石
れんが粉末50〜9重量%、発泡合成樹脂0.5〜1
5重量%、無機繊維0.5〜40重量%及び有機糊0.1
〜4重量%よりなる原料混合物100重量部に、水を外
掛で50〜400重量部添加、配合したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種窯炉の部分補修に
用いられるクッション性珪石モルタルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種製鉄用窯炉の中で、コークス炉は稼
働期間の極めて長い炉であり、炉の寿命は30年あるい
は35年とも言われている。しかし、炭化室などの炉壁
に部分的な損傷が発生し、拡大した場合には、温間にお
いて炉壁れんがの部分積み替え補修が行われる。この場
合、再使用時に急熱されるれんがの膨張はモルタルで吸
収させる必要がある。ところが今まで可縮性を有するモ
ルタルがないため下記の如き手法で実施されていた。
【0003】市販の珪石モルタルにノコギリ木屑を添
加したモルタルを使用する; 市販の珪石モルタルを使用して目地厚さを厚くして施
工する; セラミックファイバーのような膨張吸収材を1〜2カ
所に集中して使用する;
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、珪石モルタル
に木屑を添加した場合、モルタルの施工作業性が低下す
ると共に、昇温時木屑の炭化消失温度が高いため、加熱
初期の低温度域(100〜300℃)における珪石れんが
の膨張吸収は得難く、かつモルタル自体がポーラスにな
り、気密性並びに強度の低下を来す等の問題があった。
【0005】市販の珪石モルタルは加熱すると膨張し、
部分補修(いわゆる額縁補修)時には補修珪石れんがの膨
張吸収が不足し、れんがの破壊につながっていた。その
れんが破壊の原因は珪石れんがの熱膨張が100〜30
0℃の温度域において急激に大きくなるためである。こ
の低温度域の珪石れんがの膨張による伸びは市販の珪石
モルタルでは吸収することができず、れんがの圧壊とな
っていた。
【0006】また、セラミックファイバーで膨張吸収を
させた場合では、昇温完了後、セラミックファイバーと
れんが接触部で目地切れを起こし、炉壁構造体としての
気密性に問題が生ずることがあった。
【0007】上述のように、今まではコークス炉珪石れ
んがの温間補修を問題なく実施することは困難であっ
た。
【0008】従って、本発明の目的は、各種窯炉の部分
補修に用いられる可縮性を有するクッション性珪石モル
タルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクッション性珪
石モルタルは、珪石れんが粉末50〜90重量%、発泡
合成樹脂0.5〜15重量%、無機繊維0.5〜40重量
%及び有機糊0.1〜4重量%よりなる原料混合物10
0重量部に、水を外掛で50〜400重量部添加、配合
したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、各温度域における珪石れんがの熱膨
張が吸収できる可縮性を有するクッション性珪石モルタ
ルを作成することにある。そのため、珪石モルタルに1
00〜300℃の温度で収縮する発泡合成樹脂を添加し
たものである。
【0011】しかし、珪石れんが粉末と発泡合成樹脂に
比重差があることや、発泡合成樹脂が水になじまない等
の問題が生じ、そこで、いわゆるつなぎ材として無機繊
維と有機糊を添加し、比重差による分離の抑制と適正な
保水時間を調整することにより、目的とするクッション
性珪石モルタルを得た。
【0012】なお、つなぎ材として粘土、クレー等の可
塑性物質の添加は有効だが、粘土中のAl23が珪石モ
ルタル中のSiO2と反応し、高温度域で悪影響を及ぼ
すので、粒度構成、混合割合の工夫により粘土等を添加
せずに作業性の良好な本発明のクッション性珪石モルタ
ルを得た。
【0013】本発明のクッション性珪石モルタルは珪石
れんが粉末50〜95重量%、発泡合成樹脂0.5〜1
5重量%、無機繊維0.5〜40重量%、有機糊0.1〜
4重量%よりなる原料混合物に、常法により水を加えて
混練することにより得られる。
【0014】本発明のクッション性珪石モルタルに使用
する珪石れんが粉末は、珪石れんが製造時に発生する角
欠品等の未使用珪石れんが粉砕品、またはコークス炉及
び高炉用熱風炉等に使用された不純成分のない使用済珪
石れんがの粉砕品である。その添加量が50重量%未満
ではモルタルの強度が得られない。また、95重量%を
越えると可縮性が得られない。使用する珪石れんが粉末
の粒度は0.5mm以下で良いが、粒度が粗いと粒がつ
っぱって可縮しにくいので、0.3mm以下のものが好
ましい。
【0015】本発明のクッション性珪石モルタルに添加
する発泡合成樹脂は発泡スチロールであり、表面がなめ
らかなビーズ状あるいは粗砕したもので、粒度1〜3m
mのものが好ましい。発泡合成樹脂の添加量が0.5重
量%未満では、可縮性が十分でない。また、15重量%
を越えると強度の低下や気密性の不良が発生する。
【0016】本発明のクッション性珪石モルタルに使用
する無機繊維はセラボラ(ユニオン化成株式会社)の商品
名で市販されている珪酸質繊維または繊維径が10μm
以下で、長さ10mm以下のガラス繊維、セラミック繊
維及びロックウール繊維等を使用することができる。添
加量が0.5重量%未満では珪石れんが粉末と発泡合成
樹脂のつなぎ材としての効果がなく、混練後短時間で珪
石れんが粉末と発泡合成樹脂が分離し、施工ができなく
なる。また、40重量%を越えると高温度域における熱
間強度が低下し、軟化変形を生じ、れんが積み構造体が
維持できなくなる。
【0017】本発明のクッション性珪石モルタルに添加
する有機糊はモルタル施工時の作業性を得る目的で使用
するものである。CMC、水溶性セルロースエーテル、
メチルセルローズ、ポリビニルアルコールまたはデキス
トリン、天然ガム誘導体等が使用できる。有機糊の添加
量が0.1重量%未満では保水時間が短くなり、施工性
が悪くなる。また、4重量%を越えると保水時間が長く
なり過ぎて施工する時にヘタリが発生して施工時間が長
く掛かる等の問題が生じる。
【0018】上記常法によって得られた粉末混合物10
0重量部に対して適量の水(外掛で50〜400重量部)
を加え、常用の手段で混練して得られた本発明のクッシ
ョン性珪石モルタルは、珪石れんが粉末、発泡合成樹
脂、無機繊維との分散性が良く、適度の保水時間を有し
た作業性の良好なモルタルであり、築炉後におけるれん
がの熱膨張応力に対する応力吸収性に富むものである。
【0019】なお、本発明のクッション性珪石モルタル
をコークス炉の温間補修に基づいて説明したが、他の炉
へも使用できることは勿論である。
【0020】
【実施例】
実施例 以下の表1に本発明品のクッション性珪石モルタル並び
に比較品のモルタルの配合、品質特性及び実用テスト結
果を示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1において、可縮率は0.2MPaの荷
重下で熱膨張率を測定した場合の膨張率(+)、収縮率
(−)を示す;接着強さは2個のれんがをモルタルで接着
し、上記温度、時間で処理した後、3点曲げ試験により
測定した剥離強度を示す;実用テストは重油バーナ加熱
炉の燃焼窯中で1×1mの壁に3種のモルタルを使用
し、目地厚さ4mmで市販の珪石れんがを用いて施工
し、110℃で48時間乾燥し、次いで、1300℃で
50時間加熱した後の状況を示すもので、○印は良好、
△印は目地切れ、×はれんが一部圧壊をそれぞれ示すも
のである。
【0023】実施例2 コークス炉の炭化室壁の温間補修に本発明品No.2を
使用し、珪石れんが積を行った。補修後の昇温において
もれんがの圧壊や構造体の突き上げなどは全くなく、そ
の後3年5カ月経過し、使用中であるが問題なく使用さ
れている。
【0024】
【発明の効果】本発明のクッション性珪石モルタルは、
珪石れんがの熱膨張温度域で可縮性を有するものであ
り、コークス炉等の温間補修を好適に行うことができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクッション性珪
石モルタルは、珪石れんが粉末50〜9重量%、発泡
合成樹脂0.5〜15重量%、無機繊維0.5〜40重量
%及び有機糊0.1〜4重量%よりなる原料混合物10
0重量部に、水を外掛で50〜400重量部添加、配合
したことを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須 洋一 岡山県岡山市松新町163−13 (72)発明者 森 弘之 岡山県備前市鶴海733

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪石れんが粉末50〜90重量%、発泡
    合成樹脂0.5〜15重量%、無機繊維0.5〜40重量
    %及び有機糊0.1〜4重量%よりなる原料混合物10
    0重量部に、水を外掛で50〜400重量部添加、配合
    したことを特徴とするクッション性珪石モルタル。
JP5131632A 1993-06-02 1993-06-02 クッション性珪石モルタル Expired - Fee Related JPH0822779B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017133765A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 Jfeスチール株式会社 モルタルおよびモジュールブロック
CN108083830A (zh) * 2017-12-12 2018-05-29 陈太师 一种焦炉和热风炉专用导热硅砖及其制备方法
CN109020575A (zh) * 2018-09-05 2018-12-18 云南濮耐昆钢高温材料有限公司 一种废硅砖生产的硅质耐火泥浆
JP2020121915A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 Jfeスチール株式会社 モルタル、コークス炉上部構造体、および、コークス炉上部構造体の製造方法
CN111548171A (zh) * 2020-04-30 2020-08-18 中冶武汉冶金建筑研究院有限公司 一种高温性能优良的硅质耐火泥浆
JP2021080148A (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 黒崎播磨株式会社 耐火性モルタル、コークス炉の築炉方法及び耐火性モルタルの選定方法

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