JPH0634615A - 標識化合物等の精製装置 - Google Patents

標識化合物等の精製装置

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JPH0634615A
JPH0634615A JP4190764A JP19076492A JPH0634615A JP H0634615 A JPH0634615 A JP H0634615A JP 4190764 A JP4190764 A JP 4190764A JP 19076492 A JP19076492 A JP 19076492A JP H0634615 A JPH0634615 A JP H0634615A
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JP
Japan
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liquid
intermediate container
reaction solution
synthetic reaction
column
Prior art date
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Pending
Application number
JP4190764A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yamazaki
茂樹 山崎
Kenichiro Mizuno
健一郎 水野
Hideyuki Nakagawa
英之 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被曝の問題がなく、液量のバラツキに係わりな
く常に合成反応液を全量あるいはそれに近い量を気泡の
混入の問題なしに液体クロマトグラフィーのカラムに送
入して精製を行うことができる標識化合物等の精製装置
を提供することである。 【構成】合成された標識化合物あるいはその他の少量化
合物の合成反応液あるいは少量の不純物を含む化合物の
混合液を受ける中間容器と、精製ラインの途中に設けら
れ該中間容器から取り出された合成反応液を受けるサン
プル受け部と、該中間容器からサンプル受け部に合成反
応液を送液するシリンジと、該合成反応液を展開分離す
る液体クロマトグラフィーのカラムと、該カラムの展開
溶媒を送液する機構と、該サンプル受け部の接続を中間
容器から合成反応液を受ける側と前記カラムに送液して
液体クロマトグラフィーを行う側との間で切り替えるバ
ルブよりなる精製装置において、前記中間容器の下部に
液面検知センサーを設けるとともに液抜き出し管を該中
間容器の底部に接続したことを特徴とする標識化合物等
の精製装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポジトロン断層撮影
(PET)システム用に使用される標識化合物等の精製
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PET(Positron Emission Tomograph
y)システムは、患者の体内に陽電子放射性同位元素を
投入し、この同位元素から放出される陽電子が発生する
γ線を測定して各断層における放射性同位元素の分布を
求め、これによって患部を診断する方法として利用され
ている。
【0003】PETに用いられる核種は11C、13N、15
O、18F等の短寿命のものであり、放射線照射による核
反応あるいはさらにこれに通常の化学反応を組み合わせ
11CH3I(特開平4−49254号公報)、13NH3(特
開平1−160923号公報)、ピルビン酸−1−11C(特開
平1−294639号公報)、H2 15O等を合成してこれをP
ETシステムに利用している。この合成反応液を液体ク
ロマトグラフィーで精製する場合には、従来は図2又は
図3に示される装置を用いて行っていた。
【0004】図2の装置においては、合成装置1で得ら
れた合成反応液をバイアル12に受け、バイアル12からシ
リンジ13で合成反応液を吸引して図2に右側に示されて
いる装置に注入する。この装置はシリンジ13から注入さ
れた合成反応液を受けるサンプルループ7、サンプルル
ープ7から流出する合成反応液を展開分離する高速液体
クロマトグラフィー(HPLC)分離カラム11、この分
離カラム11に供給する展開溶媒を入れておく展開溶媒溜
9よりなり、これらのラインを切替える6方バルブ3を
有している。この装置において6方バルブ3を図2の実
線の状態でシリンジ13を押し込むと合成反応液はサンプ
ルループ7に移動していく。次いで、6方バルブ3を図
2の点線の位置に切替えて送液ポンプ10を作動させ、展
開溶媒をHPLC分離カラムに流し、反応液成分を展開
分離して目的成分を集める。
【0005】図3の装置は合成反応液を受けるバイアル
14とそこから合成反応液を吸引するシリンジ15が固定さ
れており、バイアル14からシリンジ15への合成反応液の
吸引と該シリンジ15からサンプルループ7への注入を3
方バルブ16の切替えによって行うようにしたほかは図2
の装置と同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2の装置において
は、作業者が自らの手でシリンジを扱って合成反応液を
サンプルループ7に注入しなければならず、作業者がそ
の際合成反応液から放出されている強い放射線に被曝す
る問題がある。図3の装置は、この作業を自動化するこ
とによって被曝の問題は解消できる。しかし、合成反応
液量は合成ごとに、例えば0.5〜3mlと大きくバラツキ
を生じ、液量が多いときには注入残液量が多量になり、
一方少ないときは気泡を吸引してしまう問題があった。
合成反応液量が多い時には、気泡は混入しないが、未注
入の注入残液量が多くなり、PET診断時に充分な放射
能を確保することが困難になる。一方、液量が少なくて
気泡を吸引してしまうと、これがクロマトグラフィーの
カラムに送入されて分離ピークが明確に分かれなくなる
などの分離性能の悪化をもたらす。これらはPET用の
標識化合物に限られるものではなく、他の高価なあるい
は希少な試料の合成においても同様の問題を生ずる。
【0007】本発明の目的は、被曝の問題がなく、液量
のバラツキに係わりなく常に合成反応液を全量あるいは
それに近い量を気泡の混入の問題なしに液体クロマトグ
ラフィーのカラムに送入して精製を行うことができる標
識化合物等の精製装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的の達成
された標識化合物等の精製装置を提供するものであり、
合成された標識化合物あるいはその他の少量化合物の合
成反応液あるいは少量の不純物を含む化合物の混合液を
受ける中間容器と、精密ラインの途中に設けられ該中間
容器から取り出された合成反応液を受けるサンプル受け
部と、該中間容器からサンプル受け部に合成反応液を送
液するシリンジと、該合成反応液を展開分離する液体ク
ロマトグラフィーのカラムと、該カラムの展開溶媒を送
液する機構と、該サンプル受け部の接続を中間容器から
合成反応液を受ける側と前記カラムに送液して液体クロ
マトグラフィーを行う側との間で切り替えるバルブより
なる精製装置において、前記中間容器の下部に液面検知
センサーを設けるとともに液抜き出し管を該中間容器の
底部に接続したことを特徴としている。
【0009】中間容器は開放型で下部が細径に形成され
ているものが適当である。この細径部は上部の胴部から
段差をもって細径にされていてもよく、底部までロート
状に徐々に細径になっていてもよい。底面は液を全量抜
き出しうるように擂鉢状に形成するのが好ましい。段差
部も同様である。細径部の形成に当たっては空の中間容
器に新たに合成反応液を投入したときに細径部から気泡
が離脱上昇しうる径及び形状にする。中間容器の容積は
通常3〜20ml程度である。
【0010】中間容器の下部、細径部を形成した場合に
は、そこに液面検知センサーを設ける。液面検知センサ
ーは公知の如何なるものであってもよいが、光センサー
が好ましい。液面検知センサーの位置は液面を検知後シ
リンジのピストンを所定長さ動かして停止させる余裕が
得られる範囲でなるべく下方に設けるのがよく、例え
ば、残液量が最初の5〜15%になったところが適当であ
る。
【0011】サンプル受け部は気密構造すなわち誤作動
を除いて空気が入られない構造にする。サンプル受け部
の径は液流が層流になるようなるべく小径にするのがよ
く、例えば螺旋コイル状に形成する。
【0012】本発明の装置はすべて自動的に作動しうる
ようにしておくのがよく、そのため中間容器からサンプ
ル受け部に送液するシリンジには、パルスモータ等のピ
ストンの移動距離を設定できる駆動機構を取り付ける。
切替バルブもアクチュエーター付のものを用い、展開溶
媒を送液する機構にも送液ポンプ等を用いる。そして、
さらにコンピューター、シークエンサー等を取り付けて
これらを自動的に操作しうるようにしておく。
【0013】
【作用】本発明の装置においては、中間容器の下部に液
面検知センサーを設け、そこから切替バルブまでの容積
を予め測定しておくことによって液面検知後の必要送液
量がわかり、シリンジの必要作動量を設定することがで
きる。これによって合成反応液量のバラツキに係わりな
く、合成反応液をサンプル受け部に送液し、かつ過作動
による気泡の送り込みを防止している。液抜き出し管を
中間容器の底部に接続することによって液全量の抜き出
しを可能にしている。中間容器の下部を細径にすれば液
面検知センサー部での液面の移動率を大きくして残液量
を検知する精度を高めることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例であるインジェクターの構
成を図1に示す。この装置は、PETシステムに用いる
標識化合物を製造する際に使用されるものであり、合成
装置1で得られた合成反応液を受ける中間容器2、中間
容器2からこの反応液を吸引して取り出すシリンジ5、
中間容器2から取出された合成反応液を受けるサンプル
ループ7、サンプルループ7から流出する合成反応液を
展開分離する高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
分離カラム11、この分離カラム11に供給する展開溶媒を
入れておく展開溶媒溜9からなり、これらのラインを切
替える6方バルブ3を有している。中間容器2は容積が
10mlで上部が開放されるとともに下部が内径2mm、外径
3mmの細径に形成されている。底部下端には液抜出し管
が接続され、そこに溜まった液を全量抜き出せるように
なっている。この細径部には液面を検知する光センサー
6が設けられている。展開溶媒溜9と6方バルブとの間
の配管には送液ポンプ10が設けられている。上記シリン
ジ5にはパルスモータが取り付けられ、また、6方バル
ブ3にはアクチュエーターが取り付けられており、これ
らと送液ポンプ10はコンピュータによって予め設定され
たプログラムに基づいて作動するようになっている。
【0015】このような装置を用いて標識化合物を製造
する方法としては、まず合成装置1で得られた合成反応
液1ml〜1.5mlを中間容器2に受ける。その際、6方バ
ルブ3は図1の4で示される実線の位置にしておく。次
いで、シリンジ5を作動させて中間容器2内の合成反応
液を吸引し、液面を光センサー6の位置まで下げ、この
液面を検知後予め測定してある光センサー6の位置から
6方バルブ6の間のデッドボリューム分だけさらにシリ
ンジ5を作動させて吸引する。その結果、合成反応液の
90%以上がサンプルループ7内に移動する。そこで、6
方バルブ3を図1の8で示される点線の位置に切替えて
送液ポンプ10を作動させ、HPLC展開溶媒をHPLC
分離カラム11に流し、反応液成分を展開分離して目的成
分を集める。
【0016】本発明のインジェクターによるサンプル注
入実験結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば放射線
を放出する化合物であっても作業者が被曝することなく
分離精製することができ、しかも、合成反応液量が変動
してもその大部分を分離精製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である精製装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来の精製装置の一例の使用手順を示す説明図
である。
【図3】従来の精製装置の他の例の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1…合成装置 2…中間容器 3…6方バルブ(切替バルブ) 5…シリンジ 6…光センサー(液面検知センサー) 7…サンプルループ(サンプル受け部) 9…展開溶媒溜 10…送液ポンプ 11…HPLC分離カラム(液体クロマトグラフィーのカ
ラム)
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21G 4/08 Z 9117−2G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成された標識化合物あるいはその他の
    少量化合物の合成反応液あるいは少量の不純物を含む化
    合物の混合液を受ける中間容器と、精製ラインの途中に
    設けられ該中間容器から取り出された合成反応液を受け
    るサンプル受け部と、該中間容器からサンプル受け部に
    合成反応液を送液するシリンジと、該合成反応液を展開
    分離する液体クロマトグラフィーのカラムと、該カラム
    の展開溶媒を送液する機構と、該サンプル受け部の接続
    を中間容器から合成反応液を受ける側と前記カラムに送
    液して液体クロマトグラフィーを行う側との間で切り替
    えるバルブよりなる精製装置において、前記中間容器の
    下部に液面検知センサーを設けるとともに液抜き出し管
    を該中間容器の底部に接続したことを特徴とする標識化
    合物等の精製装置
  2. 【請求項2】 合成された標識化合物がポジトロン断層
    撮影用の標識化合物として使用されるものである請求項
    1記載の精製装置
JP4190764A 1992-07-17 1992-07-17 標識化合物等の精製装置 Pending JPH0634615A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129581A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Canon Inc インクジエツト記録装置
JPH03134560A (ja) * 1989-10-20 1991-06-07 Hitachi Ltd 液体クロマトグラフ分析計およびプレラベル反応処理方法
JPH03252555A (ja) * 1990-03-02 1991-11-11 Hitachi Ltd 生体試料の分析方法および分析装置

Patent Citations (3)

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