JPH06346468A - 基礎用型枠 - Google Patents

基礎用型枠

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JPH06346468A
JPH06346468A JP13759793A JP13759793A JPH06346468A JP H06346468 A JPH06346468 A JP H06346468A JP 13759793 A JP13759793 A JP 13759793A JP 13759793 A JP13759793 A JP 13759793A JP H06346468 A JPH06346468 A JP H06346468A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】根切り溝の内部での建込み作業を簡素化する。 【構成】上部,下部が開放され根切り溝の底部に落込み
据え付け可能な箱形に形成され、箱形の側壁31の少な
くとも1面に連結窓孔34が開口されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基礎用型枠に関する。
さらに詳しくは、地盤に堀溝した根切り溝に構築される
建屋の基礎構造を構築するのに使用される基礎用型枠の
建込み作業に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎用型枠としては、例えば、特
開平2−248527号公報に記載のものが知られてい
る。
【0003】この従来の基礎用型枠は、根切り溝に埋殺
しとなる捨型枠からなるもので、掘溝された根切り溝の
内部でパネル,ジョイント部材,セパレータ等により組
立てる建込みが行われるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の基礎用型
枠では、狭い根切り溝の内部で面倒な建込み作業が行わ
れることから、作業性が低く施工コストが嵩み施工期間
が長くなると共に、危険性も伴うという問題点を有して
いる。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、根切り溝の内部での建込み作業を簡素化
することのできる基礎用型枠を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る基礎用型枠は、次のような手段を採用
する。
【0007】即ち、請求項1では、上部,下部が開放さ
れ根切り溝の底部に落込み据え付け可能な箱形に形成さ
れ、箱形の側壁の少なくとも1面に連結窓孔が開口され
てなる。
【0008】また、請求項2では、請求項1の基礎用型
枠において、請求項1の基礎用型枠を独立基礎に使用さ
れる独立基礎用型枠とし、根切り溝の底部に落込み据え
付け可能な有底上部開放形に形成され、独立基礎用型枠
の連結窓孔に連結可能な地中梁に使用される地中梁用型
枠を組合せたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3では、請求項2の基礎用型
枠において、土間に敷設可能な板形に形成され、独立基
礎用型枠,地中梁用型枠の上縁にその周縁を連結可能な
土間に使用される土間敷板を組合せたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、堀溝され
た根切り溝に落込むだけで据え付けることができ、建込
みのために特別な作業を要しないため、根切り溝の内部
での建込み作業を簡素化することのできる基礎用型枠を
提供するという課題が解決される。
【0011】また、請求項2では、請求項1の作用にお
いて、根切り溝の内部では多くとも独立基礎用型枠,地
中梁用型枠の連結作業のみが行われる。
【0012】また、請求項3では、請求項2の作用にお
いて、根切り溝の内部では多くとも独立基礎用型枠,地
中梁用型枠への土間敷板の連結作業のみが行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る基礎用型枠の実施例を図
面に基いて説明する。
【0014】この実施例では、一定間隔で配置された独
立基礎と独立基礎の間に配設された地中梁と独立基礎,
地中梁に囲まれた土間とからなる基礎に対応したもの
で、従来例と同様に捨型枠からなるものを示してある。
【0015】独立基礎に使用される独立基礎用型枠3
は、鋼板等で溶接組付けされたもので、上部,下部が開
放され箱形に形成されている。箱形の側壁31は、図2
に示すような長板31aまたは図3に示すような横波板
31bまたは図4に示すような縦波板31cで構成され
ている。側壁31の上縁,下縁には、L字形板材が固着
され外側へ突出したフランジ32,33が設けられてい
る。なお、このフランジ32,33のL字形板材と前記
長板31a,横波板31b,縦波板31cとは、スポッ
ト溶接により固着するのがよい。各側壁31の中央部の
上半部には、4角形に開口された連結窓孔34が設けら
れている。また、連結窓孔34の下縁には、外側へ突出
したフランジ35が設けられている。なお、側壁31の
突き合わせ角部には、長板からなる補強板36が固着さ
れている。
【0016】地中梁に使用される地中梁用型枠4は、鋼
板等で溶接組付けされたもので、上部が開放され下部が
閉塞された有底上部開放形に形成されている。側壁41
は、図5に示すように長さ方向に沿って相対する2面の
みからなるもので、独立基礎用型枠3の側壁31と同様
に長板41aの外に図示しない横波板,縦波板等で構成
されている。側壁41が設けられていない残りの2面
は、独立基礎用型枠3の連結窓孔34と合うように開放
されている。なお、側壁41の上縁,下縁には、独立基
礎用型枠3の側壁31と同様に、L字形板材が固着され
外側へ突出したフランジ42,43が設けられている。
また、側壁41の端部に設けられている補強板44は、
L字形で外側に突出したフランジ45を形成している。
さらに、前記下縁側のフランジ43には、長尺板形の底
板46が当接固着されている。
【0017】土間に使用される土間敷板30は、平板ま
たは図20に示すような波板からなる。
【0018】このような独立基礎用型枠3,地中梁用型
枠4,土間敷板30からなる実施例では、使用するに際
して、まず、地盤に独立基礎を構築するための深い独立
基礎用根切り溝1と、地中梁を構築するための浅い地中
梁用根切り溝2とを堀溝する(図6参照)。
【0019】この堀溝された独立基礎用根切り溝1,地
中梁用根切り溝2は、構築しようとする独立基礎,地中
梁の形状,大きさに略合致している。即ち、図9に示す
ように、独立基礎用根切り溝1の側壁と独立基礎用型枠
3との間隔Sが短くなっている(図面には明らかにされ
ないが、地中梁用根切り溝2の側壁と地中梁用型枠4と
の間隔も同様である)。従って、独立基礎用根切り溝
1,地中梁用根切り溝2の余掘り量が少なくなる。
【0020】続いて、独立基礎用根切り溝1の底部の全
体に割栗石5を敷設し転圧してその上に捨コンクリート
6を打設する(図7参照)。このとき、地中梁用根切り
溝2の底部には、このような割栗石5,捨コンクリート
6の施工は行わない。
【0021】而後、墨出しを行うことなく(簡単な中心
点出し等を行うことはあり得る)、独立基礎用型枠3を
クレーン等で吊下げて(図8参照)、独立基礎用根切り
溝1の上方から落込んで前記捨コンクリート6の上に据
え付ける(図9参照)。この据え付けでは、独立基礎用
型枠3の下縁側のフランジ33によって据え付け姿勢が
安定することになる。
【0022】さらに、地中梁用型枠4をクレーン等で吊
下げて(図10参照)、地中梁用根切り溝2の上方から
落込んで底部に据え付ける(図11参照)。
【0023】独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4の据え
付けが終了した後には、独立基礎用型枠3,地中梁用型
枠4をボルト締め,溶接等により連結固定する。この連
結固定では、図19に示すように、独立基礎用型枠3の
連結窓孔34のフランジ35と地中梁用型枠4の底板4
6との接合面Q、および、独立基礎用型枠3の連結窓孔
34の周囲の側壁31と地中梁用型枠4の補強板44の
フランジ45との接合面Pを利用すると、面接合を利用
して連結強度を高めることができる。なお、この連結固
定によって、独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4の建込
みが完了することになる。
【0024】このような独立基礎用型枠3,地中梁用型
枠4の建込みでは、独立基礎用根切り溝1,地中梁用根
切り溝2の内部での面倒,複雑な作業が伴わないため、
前記間隔Sが短くても何ら支障は生じない。また、地中
梁用型枠4は底板46を備えた有底形に形成されてお
り、地中梁用根切り溝2に割栗石5,捨コンクリート6
により整地を施工しなくても何ら支障は生じない。ま
た、落込み据え付け工法であるため、周囲に障害物等が
あっても確実に施工することができる。
【0025】独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4の建込
みの後には、直ちに独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4
の周囲を独立基礎用根切り溝1,地中梁用根切り溝2を
堀溝した削土7により埋戻す(図12参照)。
【0026】この埋戻しは、独立基礎用根切り溝1,地
中梁用根切り溝2の開口状態が無用に継続されて作業員
が転落等するのを防止することができ、工事の安全性の
向上に寄与する。また、独立基礎用根切り溝1,地中梁
用根切り溝2の側壁と独立基礎用型枠3,地中梁用型枠
4の側壁とを削土7で押圧して、独立基礎用根切り溝
1,地中梁用根切り溝2の内部での独立基礎用型枠3,
地中梁用型枠4の安定化に寄与する。
【0027】独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4の周囲
の埋戻しの後には、独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4
に囲まれている土間に鋼板等からなる土間敷板30を敷
設し、土間敷板12の周縁をボルト締め,溶接等により
独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4に連結固定する(図
13参照)。この連結固定では、図20に示すように、
独立基礎用型枠3の上縁側のフランジ32と地中梁用型
枠4の上縁側のフランジ42との接合面Rを利用する
と、面接合を利用して連結強度を高めることができる。
【0028】この土間敷板12の敷設は、土間における
凹凸部を被覆して平坦な土間面を形成するため、従来例
のような土間の整地作業を不要にする。従って、土間の
整地作業で施工コストが嵩んで施工期間が長くなったり
独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4等を損傷したり型崩
れさせるということがない。
【0029】土間敷板12の敷設の後には、独立基礎用
型枠3,地中梁用型枠4の外部で独立基礎用型枠3,地
中梁用型枠4の内部および土間敷板12の上部の全体に
連続するように組立てユニット化された格子骨形の鉄筋
8をクレーン等で吊下げて(図14参照)、独立基礎用
型枠3,地中梁用型枠4,土間敷板12の上方から落込
んで独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4の内部および土
間敷板12の上部に配筋する(図15,図16参照)。
【0030】このような鉄筋8の配筋では、独立基礎用
型枠3,地中梁用型枠4の内部での面倒,複雑な作業が
伴わなず、周囲に障害物等があっても確実に施工するこ
とができる。なお、図21に示すように、地中梁用型枠
4の上縁に跨ぐように設置された門形のスタンド10に
ジャッキ20を装備して鉄筋8を吊降ろすようにする
と、作業が簡単かつ正確になる。
【0031】鉄筋8の配筋の後には、独立基礎用型枠
3,地中梁用型枠4の内部および土間敷板12の上部へ
連続的にコンクリート9を打設することになる(図1
7,図18参照)。
【0032】以上、図示した実施例の外に、小規模の場
合には、独立基礎用型枠3,地中梁用型枠4を独立基礎
用根切り溝1,地中梁用根切り溝2の外部で連結固定し
た後に独立基礎用根切り溝1,地中梁用根切り溝2の内
部に建込む実施例とすることも可能である。
【0033】さらに、鉄筋8を独立基礎用型枠3,地中
梁用型枠4の内部のおよび土間敷板12の上部の個別に
組立てユニット化された格子骨形とする実施例も可能で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明に係る基礎用型枠
は、請求項1,2,3共通として、堀溝された根切り溝
に落込むだけで据え付けることができ、建込みのために
特別な作業を要しないため、根切り溝の内部での建込み
作業を簡素化することのできる効果がある。また、この
効果により、狭い根切り溝の内部での作業が解消され
て、施工コストが嵩んだり施工期間が長くなったり作業
に危険性が伴ったりすることがなくなる効果が生ずる。
【0035】さらに、請求項1,2,3共通として、根
切り溝の内部での型枠の建込み作業が簡素化されるた
め、根切り溝の余掘り量が少なくてすむ効果がある。
【0036】さらに、請求項2,3のみ共通として、各
部の連結固定により基礎を一体化して強化することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基礎用型枠の実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の要部(独立基礎用型枠)の拡大図であ
る。
【図3】図2の変形例を示す斜視図である。
【図4】図2,図3のさらに他の変形例を示す斜視図で
ある。
【図5】図1の他の要部(地中梁用型枠)の拡大図であ
る。
【図6】本発明に係る基礎用型枠の使用例を示す断面図
であり、最初の工程を示すものである。
【図7】図6に続く工程を示す断面図である。
【図8】図7に続く工程を示す断面図である。
【図9】図8に続く工程を示す断面図である。
【図10】図9に続く工程を示す断面図である。
【図11】図10に続く工程を示す断面図である。
【図12】図11に続く工程を示す断面図である。
【図13】図12と同じ工程を示す別の切断面の断面図
である。
【図14】図12,図13に続く工程を示す断面図であ
る。
【図15】図14に続く工程を示す断面図である。
【図16】図15と同じ工程を示す別の切断面の断面図
である。
【図17】図15,図16に続く工程を示す断面図であ
る。
【図18】図17と同じ工程を示す別の切断面の断面図
である。
【図19】図1の各部の連結固定構造を示す拡大断面図
である。
【図20】図19の別の連結固定構造を示す拡大断面図
である。
【図21】図14の工程の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 独立基礎用根切り溝 2 地中梁用根切り溝 3 独立基礎用型枠 4 地中梁用型枠 7 削土 8 鉄筋 9 コンクリート 30 土間敷板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部,下部が開放され根切り溝の底部に落
    込み据え付け可能な箱形に形成され、箱形の側壁の少な
    くとも1面に連結窓孔が開口されてなる基礎用型枠。
  2. 【請求項2】請求項1の基礎用型枠において、請求項1
    の基礎用型枠を独立基礎に使用される独立基礎用型枠と
    し、根切り溝の底部に落込み据え付け可能な有底上部開
    放形に形成され、独立基礎用型枠の連結窓孔に連結可能
    な地中梁に使用される地中梁用型枠を組合せたことを特
    徴とする基礎用型枠。
  3. 【請求項3】請求項2の基礎用型枠において、土間に敷
    設可能な板形に形成され、独立基礎用型枠,地中梁用型
    枠の上縁にその周縁を連結可能な土間に使用される土間
    敷板を組合せたことを特徴とする基礎用型枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105133630A (zh) * 2015-09-18 2015-12-09 中建七局(上海)有限公司 一种构建地基基础胎模的预制件

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