JPH06347182A - 熱伝達装置およびその製造方法 - Google Patents

熱伝達装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH06347182A
JPH06347182A JP13330893A JP13330893A JPH06347182A JP H06347182 A JPH06347182 A JP H06347182A JP 13330893 A JP13330893 A JP 13330893A JP 13330893 A JP13330893 A JP 13330893A JP H06347182 A JPH06347182 A JP H06347182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
tube
hole
evaporation
transfer block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13330893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2768212B2 (ja
Inventor
Hisaaki Yamakage
久明 山蔭
Kenji Kataoka
憲二 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5133308A priority Critical patent/JP2768212B2/ja
Publication of JPH06347182A publication Critical patent/JPH06347182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2768212B2 publication Critical patent/JP2768212B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0275Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば寒冷地等における道路の路面などの融
雪、除氷、凍結防止を行うものに関し、経済性に優れ、
性能的に優れた熱伝達装置およびその製造方法を得る。 【構成】 伝熱ブロック37に形成した貫通孔38に蒸
発管体39を挿着する。U字状から成る凝縮管体40の
一方側40aを蒸発管体39の一方側と連結し、蒸発管
体39内と連通させる。液戻り管体41の一方側41a
を凝縮管体40の他方側40bと連結し、液戻り管体4
1の他方側41bを蒸発管体39の他方側と連結する。
これら蒸発管体39、凝縮管体40、液戻り管体41に
よりループ状管体42を構成する。伝熱ブロック37の
蒸発管体39近傍に伝熱体43を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば寒冷地等におけ
る道路の路面などの融雪、除氷、凍結防止などを行う熱
伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図45および図46は例えば実公昭58
−38005号公報に示された従来の熱伝達装置を例え
ば道路の舗装体に施工した状態を示す平面図および断面
図であり、これら各図において、1は被加熱体である例
えば道路の舗装体、2は舗装体1の路面、3は道路の側
部に設けられた温水4が流通する側溝、5は熱伝達装置
を構成するヒートパイプであり、一方側5aは側溝3内
を流通する温水4中に浸漬されて配設され、他方側5b
は舗装体1中に埋設され、内部にアンモニア、水等の作
動流体が封入されている。
【0003】次に動作について説明する。舗装体1の路
面2上に雪が堆積したりあるいは気温が下がると、ヒー
トパイプ5内の作動流体の蒸気の温度も下がるが、蒸気
温度が側溝3内を流通する温水4の温度以下になるとヒ
ートパイプ5の一方側5aは温水4の持つ熱により加熱
されるので、ヒートパイプ5中の作動流体は温水4より
蒸発熱を奪って蒸発し、ヒートパイプ5の一方側5aと
他方側5bとのわずかな蒸気圧差により一方側5aから
他方側5bに向かって流れ、舗装体1の温度の方が温水
4の温度より低いため凝縮、液化して舗装体1に凝縮熱
を放出する。液化した作動流体はヒートパイプ5内を他
方側5bから一方側5aへと還流する。以上の動作が自
然的に順次繰り返されることにより、側溝3内を流通す
る温水4の熱が舗装体1中に熱輸送されるため舗装体1
は加熱され、道路の路面2上の除氷や水の凍結を防止す
ると共に道路の路面2上に堆積する雪を融かすことがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来装置では、道路の側部に側溝3を形成する必要があ
ると共にその側溝3内に温水4を流通させる必要があ
り、さらに側溝3上部に蓋を設けて安全性の確保が必要
とする場合もあり、これらのための工事費が高くなると
いう問題があった。また、舗装体1の路面2からの放熱
能力は温水4に依存した形となり、温水4の温度、流量
により制約されると共に、迅速な負荷応答性を持たせる
ことには限界があった。さらに、側溝3内に高温の温水
4を流通させたとしても、周囲の気温が低いとその温水
4が冷却される形となり温水4の温度が下がるため、ヒ
ートパイプ5の一方側5aを加熱する熱量が低下するの
で、舗装体1の路面2からの放熱能力が低下し、融雪、
除氷、凍結防止などに長時間を要してしまうという問題
がある。また、温水源のない寒冷地などの道路の融雪、
除氷、凍結防止には適用することができなかった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、経済性に優れ、性能的に優れ
た熱伝達装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱伝達装
置は、伝熱ブロックと、この伝熱ブロックに形成された
貫通孔と、一方側が伝熱ブロックに形成された貫通孔に
貫通して挿着され、他方側が被熱伝達体近傍に延在し、
内部に作動流体が封入されるヒートパイプと、伝熱ブロ
ックのヒートパイプの一方側近傍に配設された電熱体と
を設けたものである。
【0007】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、伝熱ブロックに形成された貫通
孔に貫通して挿着された大径の蒸発管体と、蒸発管体と
連通され被熱伝達体近傍に延在し、かつ蒸発管体より小
径の凝縮管体と、蒸発管体と凝縮管体とからなる管体の
内部に封入される作動流体と、蒸発管体と凝縮管体との
管径差により蒸発管体に形成される作動流体の液溜部
と、伝熱ブロックの蒸発管体近傍に配設された電熱体と
を設けたものである。
【0008】また、伝熱ブロックと、伝熱ブロックの一
方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発孔体
と、蒸発孔体の一方側と連通され被熱伝達体近傍に延在
する凝縮管体と、蒸発孔体と凝縮管体とからなる連通す
る内部に封入される作動流体と、伝熱ブロックの蒸発孔
体近傍に配設された電熱体とを設けたものである。
【0009】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
の一方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された大径
の蒸発孔体と、蒸発孔体の一方側と連結体を介して連通
され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、蒸発孔体と
凝縮管体とからなる連通する内部に封入される作動流体
と、蒸発孔体と凝縮管体との径差により蒸発孔体に形成
される作動流体の液溜部と、伝熱ブロックの蒸発孔体近
傍に配設された電熱体とを設けたものである。
【0010】また、伝熱ブロックに一方側が開口し他方
側が閉塞するよう構成された蒸発孔を形成する工程と、
蒸発孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一方側を
蒸発孔の他方側の閉塞部近傍まで挿通する工程と、管体
を拡管手段によりほぼ同一径に拡管し、管体の一方側を
伝熱ブロックに形成された蒸発孔と圧着する工程と、管
体の他方側の開口端を蓋体により閉塞する工程と、管体
の内部に作動流体を封入する工程と、伝熱ブロックの蒸
発孔近傍に電熱体を配設する工程とを設けたものであ
る。
【0011】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一
方側を貫通孔に挿通する工程と、管体の一方側を拡管手
段により管体の他方側より大径に拡管し、管体の一方側
を伝熱ブロックに形成された貫通孔と圧着する工程と、
管体の一方側の開口端を第1蓋体により閉塞する工程
と、管体の他方側の開口端を第2蓋体により閉塞する工
程と、管体の内部に作動流体を封入する工程と、伝熱ブ
ロックの貫通孔近傍に電熱体を配設する工程とを設けた
ものである。
【0012】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、貫通孔に挿着された蒸発管体
と、U字状を成し一方側が蒸発管体に連通され被熱伝達
体近傍に延在する凝縮管体と、凝縮管体の他方側と蒸発
管体とに連通された液戻り管体と、これら蒸発管体、凝
縮管体、液戻り管体とにより構成され、内部に作動流体
が封入されるループ状管体と、伝熱ブロックのループ状
管体の蒸発管体近傍に配設された電熱体とを設けたもの
である。
【0013】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、この貫通孔に挿着された大径の
蒸発管体と、U字状を成し一方側が蒸発管体に連通され
被熱伝達体近傍に延在し、かつ蒸発管体より小径の凝縮
管体と、凝縮管体の他方側と蒸発管体とに連通された液
戻り管体と、これら蒸発管体、凝縮管体、液戻り管体と
により構成され、内部に作動流体が封入されるループ状
管体と、蒸発管体と凝縮管体との管径差により蒸発管体
に形成される作動流体の液溜部と、伝熱ブロックのルー
プ状管体の蒸発管体近傍に配設された電熱体とを設けた
ものである。
【0014】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、U字状を成し一方側が貫通孔に
連通され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、凝縮管
体の他方側と貫通孔とに連通された液戻り管体と、これ
ら貫通孔、凝縮管体、液戻り管体とにより構成され、内
部に作動流体が封入されるループ状管体と、伝熱ブロッ
クのループ状管体の貫通孔近傍に配設された電熱体とを
設けたものである。
【0015】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された大径の貫通孔と、U字状を成し一方側が貫
通孔に連通され被熱伝達体近傍に延在しかつ貫通孔の孔
径より小径の凝縮管体と、凝縮管体の他方側と貫通孔と
に連通された液戻り管体と、これら貫通孔、凝縮管体、
液戻り管体とにより構成され、内部に作動流体が封入さ
れるループ状管体と、貫通孔と凝縮管体との径差により
貫通孔に形成される作動流体の液溜部と、伝熱ブロック
のループ状管体の貫通孔近傍に配設された電熱体とを設
けたものである。
【0016】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有する蒸発管体
を貫通孔に挿通する工程と、蒸発管体を拡管手段により
大径に拡管し、蒸発管体を伝熱ブロックに形成された貫
通孔と圧着する工程と、U字状を成し蒸発管体の拡管部
径より小径の凝縮管体の一方側を蒸発管体の一方側と連
結させる工程と、凝縮管体の他方側と蒸発管体の他方側
とを液戻り管体により連結する工程と、これら工程によ
りループ状管体を伝熱ブロックに配設し、内部に作動流
体を封入する工程と、伝熱ブロックの蒸発管体近傍に電
熱体を配設する工程とを設けたものである。
【0017】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有するU字状を
成す凝縮管体の一方側を貫通孔に挿通する工程と、凝縮
管体の一方側を拡管手段により大径に拡管し凝縮管体の
一方側を伝熱ブロックに形成された貫通孔と圧着する工
程と、凝縮管体の他方側と凝縮管体の一方側とを液戻り
管体により連結する工程と、これら工程によりループ状
管体を伝熱ブロックに配設し、内部に作動流体を封入す
る工程とを設けたものである。
【0018】また、ループ状管体の液戻り管体に配設さ
れ、伝熱ブロック内のループ状管体で発生する作動流体
の蒸気の液戻り管体側への流入を阻止すると共にループ
状管体の凝縮管体で凝縮液化した作動流体の液を液戻り
管体を通じて伝熱ブロック内のループ状管体内に還流さ
せる仕切体を設けたものである。
【0019】また、ループ状管体の液戻り管体と蒸発管
体との連結部を離間しそれら開口端をそれぞれ閉塞にす
る蓋体と、各蓋体を貫通して配設され、液戻り管体内と
蒸発管体内とを連通し、蒸発管体で発生する作動流体の
蒸気の液戻り管体側への流入を阻止すると共に液戻り管
体内の作動流体の液を蒸発管体内に還流させる連通管と
を設けたものである。
【0020】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
の一方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発
孔体と、U字状を成し一方側が蒸発孔体の一方側と連結
され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、一方側が凝
縮管体の他方側と連結され、他方側が伝熱ブロックの蒸
発孔体の閉塞側近傍に位置する液戻り管体と、液戻り管
体内と蒸発孔体内とを連通し、液戻り管体内の作動流体
の液を蒸発管体内に還流させる連通管と、伝熱ブロック
の蒸発孔体近傍に配設された電熱体とを設けたものであ
る。
【0021】また、伝熱ブロックに位置するループ状管
体の蒸発管体または貫通孔の位置をループ状管体の凝縮
管体の水平位置より下方に配設し、ループ状管体の蒸発
管体または貫通孔全体を作動流体の液溜部としたもので
ある。
【0022】また、伝熱ブロックの外周面を覆いその伝
熱ブロックから外部への放熱を阻止する放熱阻止体を設
けたものである。
【0023】
【作用】この発明における熱伝達装置は、電熱体に通電
することにより伝熱ブロックが加熱されて昇温し、伝熱
ブロックによりヒートパイプの一方側が加熱され、ヒー
トパイプの一方側に封入された作動流体が蒸発して蒸気
となり、ヒートパイプの他方側に移動し、ヒートパイプ
の他方側に移動した作動流体の蒸気はヒートパイプの他
方側で凝縮液化して被熱伝達体に凝縮潜熱を放出し、凝
縮液化した作動流体の液はヒートパイプの一方側に還流
し、これら自然的な動作の繰り返しにより電熱体の熱量
をヒートパイプによって被熱伝達体に熱輸送する。
【0024】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックにより大径の
蒸発管体が加熱され、大径の蒸発管体に封入された作動
流体が蒸発して蒸気となり、蒸発管体より小径の凝縮管
体に移動し、凝縮管体に移動した作動流体の蒸気は凝縮
管体で凝縮液化して被熱伝達体に凝縮潜熱を放出し、凝
縮液化した作動流体の液は蒸発管体の液溜部に還流し、
これら自然的な動作の繰り返しにより電熱体の熱量を蒸
発管体と凝縮管体とからなる管体によって被熱伝達体に
熱輸送する。
【0025】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックにより蒸発孔
体内の作動流体が直接的に加熱され蒸発して蒸気とな
り、凝縮管体に移動し、凝縮管体に移動した作動流体の
蒸気は凝縮管体で凝縮液化して被熱伝達体に凝縮潜熱を
放出し、凝縮液化した作動流体の液は蒸発孔体内に還流
し、これら自然的な動作の繰り返しにより電熱体の熱量
を蒸発孔体と凝縮管体とによって被熱伝達体に熱輸送す
る。
【0026】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックにより大径の
蒸発孔体内の作動流体が直接的に加熱され蒸発して蒸気
となり、凝縮管体に移動し、蒸発孔体より小径の凝縮管
体に移動した作動流体の蒸気は凝縮管体で凝縮液化して
被熱伝達体に凝縮潜熱を放出し、凝縮液化した作動流体
の液は蒸発孔体内の液溜部に還流し、これら自然的な動
作の繰り返しにより電熱体の熱量を蒸発孔体と凝縮管体
とによって被熱伝達体に熱輸送する。
【0027】また、伝熱ブロックに一方側が開口し、他
方側が閉塞するよう構成された蒸発孔を形成する工程
と、、蒸発孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一
方側を蒸発孔の他方側の閉塞部近傍まで挿通する工程
と、管体を拡管手段によりほぼ同一径に拡管し、管体の
一方側を伝熱ブロックに形成された蒸発孔と圧着する工
程と、管体の他方側の開口端を蓋体により閉塞する工程
と、管体の内部に作動流体を封入する工程と、伝熱ブロ
ックの蒸発孔近傍に電熱体を配設する工程とを設けたも
のであり、伝熱ブロックの蒸発孔内周面と管体外周面と
の密着度を高め熱抵抗を減じている。
【0028】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一
方側を貫通孔に挿通する工程と、管体の一方側を拡管手
段により管体の他方側より大径に拡管し、管体の一方側
を伝熱ブロックに形成された貫通孔と圧着する工程と、
管体の一方側の開口端を第1蓋体により閉塞する工程
と、管体の他方側の開口端を第2蓋体により閉塞する工
程と、管体の内部に作動流体を封入する工程と、伝熱ブ
ロックの貫通孔近傍に電熱体を配設する工程とを設けた
ものであり、伝熱ブロックの蒸発孔内周面と管体外周面
との密着度を高め熱抵抗を減じていると共に、管体の一
方側下方に作動流体の液溜部が形成され作動流体の液枯
れを防止している。
【0029】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックによりループ
状管体の蒸発管体が加熱され、蒸発管体に封入された作
動流体が蒸発して蒸気となり、蒸発管体よりU字状の凝
縮管体に移動し、凝縮管体に移動した作動流体の蒸気は
凝縮管体で凝縮液化して被熱伝達体に凝縮潜熱を放出
し、凝縮液化した作動流体の液は液戻り管体を経て蒸発
管体内に還流し、これら自然的な動作の繰り返しにより
電熱体の熱量を蒸発管体、U字状の凝縮管体、液戻り管
体からなるループ状管体によって被熱伝達体に熱輸送す
る。
【0030】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックによりループ
状管体の大径の蒸発管体が加熱され、この蒸発管体に封
入された作動流体が蒸発して蒸気となり、蒸発管体より
小径でU字状の凝縮管体に移動し、凝縮管体に移動した
作動流体の蒸気は凝縮管体で凝縮液化して被熱伝達体に
凝縮潜熱を放出し、凝縮液化した作動流体の液は液戻り
管体を経て蒸発管体内の液溜部に還流し、これら自然的
な動作の繰り返しにより電熱体の熱量を蒸発管体、U字
状の凝縮管体、液戻り管体からなるループ状管体によっ
て被熱伝達体に熱輸送する。
【0031】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックによりループ
状管体の貫通孔内の作動流体が直接的に加熱され蒸発し
て蒸気となり、U字状の凝縮管体に移動し、凝縮管体に
移動した作動流体の蒸気は凝縮管体で凝縮液化して被熱
伝達体に凝縮潜熱を放出し、凝縮液化した作動流体の液
は液戻り管体を経てループ状管体の貫通孔内に還流し、
これら自然的な動作の繰り返しにより電熱体の熱量を貫
通孔、U字状の凝縮管体、液戻り管体からなるループ状
管体によって被熱伝達体に熱輸送する。
【0032】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックによりループ
状管体の大径の貫通孔内の作動流体が直接的に加熱され
蒸発して蒸気となり、U字状の凝縮管体に移動し、凝縮
管体に移動した作動流体の蒸気は凝縮管体で凝縮液化し
て被熱伝達体に凝縮潜熱を放出し、凝縮液化した作動流
体の液は液戻り管体を経てループ状管体の貫通孔内の液
溜部に還流し、これら自然的な動作の繰り返しにより電
熱体の熱量を貫通孔、U字状の凝縮管体、液戻り管体か
らなるループ状管体によって被熱伝達体に熱輸送する。
【0033】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有する蒸発管体
を貫通孔に挿通する工程と、蒸発管体を拡管手段により
大径に拡管し、蒸発管体を伝熱ブロックに形成された貫
通孔と圧着する工程と、U字状を成し蒸発管体の拡管部
径より小径の凝縮管体の一方側を蒸発管体の一方側と連
結させる工程と、凝縮管体の他方側と蒸発管体の他方側
とを液戻り管体により連結する工程と、これら工程によ
りループ状管体を伝熱ブロックに配設し、内部に作動流
体を封入する工程と、伝熱ブロックの蒸発管体近傍に電
熱体を配設する工程とを設けたものであり、伝熱ブロッ
クの貫通孔内周面と蒸発管体外周面との密着度を高め熱
抵抗を減じていると共に、蒸発管体の一方側下方に作動
流体の液溜部が形成され作動流体の液枯れを防止してい
る。
【0034】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有するU字状を
成す凝縮管体の一方側を貫通孔に挿通する工程と、凝縮
管体の一方側を拡管手段により大径に拡管し凝縮管体の
一方側を伝熱ブロックに形成された貫通孔と圧着する工
程と、凝縮管体の他方側と凝縮管体の一方側とを液戻り
管体により連結する工程と、これら工程によりループ状
管体を伝熱ブロックに配設し、内部に作動流体を封入す
る工程とを設けたものであり、伝熱ブロックの貫通孔内
周面と蒸発管体外周面との密着度を高め熱抵抗を減じて
いると共に、凝縮管体の一方側下方に作動流体の液溜部
が形成され作動流体の液枯れを防止している。
【0035】また、ループ状管体の液戻り管体に配設さ
れた仕切体により、伝熱ブロック内のループ状管体で発
生する作動流体の蒸気の液戻り管体側への流入を阻止す
ると共にループ状管体の凝縮体管体で凝縮液化した作動
流体の液を液戻り管体を通じて伝熱ブロック内の上記ル
ープ状管体内に還流させる。
【0036】また、ループ状管体の液戻り管体と蒸発管
体との連結部を離間しそれら開口端を蓋体によりそれぞ
れ閉塞し、各蓋体を貫通して配設された連通管により、
液戻り管体内と蒸発管体内とを連通し、蒸発管体で発生
する作動流体の蒸気の液戻り管体側への流入を阻止する
と共に液戻り管体内の作動流体の液を蒸発管体内に還流
させる。
【0037】また、電熱体に通電することにより伝熱ブ
ロックが加熱されて昇温し、伝熱ブロックにより蒸発孔
体が加熱され、蒸発孔体に封入された作動流体が蒸発し
て蒸気となり、蒸発孔体よりU字状の凝縮管体に移動
し、凝縮管体に移動した作動流体の蒸気は凝縮管体で凝
縮液化して被熱伝達体に凝縮潜熱を放出し、凝縮液化し
た作動流体の液は液戻り管体を経て連通管を通って蒸発
孔体内に還流し、これら自然的な動作の繰り返しにより
電熱体の熱量を蒸発孔体、U字状の凝縮管体、液戻り管
体、連通管によって被熱伝達体に熱輸送する。
【0038】また、伝熱ブロックに位置するループ状管
体の蒸発管体または貫通孔の位置をループ状管体の凝縮
管体の水平位置より下方に配設したことにより、ループ
状管体の蒸発管体または貫通孔全体を作動流体の液溜部
としている。
【0039】また、伝熱ブロックの外周面を放熱阻止体
覆いその伝熱ブロックから外部への放熱を阻止する。
【0040】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1および図2
に基づいて説明する。図1は熱伝達装置の全体を示す斜
視図、図2は熱伝達装置を被熱伝達体である例えば道路
の舗装体に施工された状態を示す断面図である。これら
各図において、1は被熱伝達体である例えば道路の舗装
体、2は舗装体1の路面、6は例えば鉄などの金属材な
どから成る伝熱ブロック、7は伝熱ブロック6に形成さ
れた貫通孔、8は一方側8aが伝熱ブロック6に形成さ
れた貫通孔7に貫通して貫挿され、他方側8bが被熱伝
達体である例えば道路の舗装体1近傍に延在、すなわち
舗装体1の答弁書路横から反道路横側へ延在し、内部に
例えば水、アンモニアなどの作動流体9が封入された例
えば銅材などから成るヒートパイプであり、他方側8b
は舗装体1の路面2近傍に位置している。10は伝熱ブ
ロック6のヒートパイプ8の一方側8a近傍、例えばヒ
ートパイプ8の一方側8aの下方の伝熱ブロック6に配
設された例えばシーズ線発熱体、電気ヒータ等から成る
電熱体、11はこの電熱体10を伝熱ブロック6に配設
するためにその伝熱ブロック6に形成された孔である。
なお、矢印Aは作動流体9の蒸気の流れ、矢印Bは作動
流体9の凝縮液化した液の流れをそれぞれ示す。なお、
ヒートパイプ8は水平方向に対し水平に配置してもよい
が、熱輸送能力をさらに高めるために、ヒートパイプ8
の他方側8bを一方側8aより水平方向に対し高くなる
ように傾斜配置するようにしてもよい。
【0041】次に動作について説明する。伝熱ブロック
6の貫通孔7に挿着されたヒートパイプ8は内部を真空
排気した後、所定量の作動流体9が封入されている。伝
熱ブロック6のヒートパイプ8の一方側8a近傍には電
熱体10が配設されている。このように構成された熱伝
達装置は図2に示すように被熱伝達体である例えば道路
の舗装体1に埋設され、舗装体1の路面2の融雪、除
氷、並びに凍結防止などが行われる。すなわち、電熱体
10に通電すると、その電熱体10により伝熱ブロック
6が加熱されて昇温する。伝熱ブロック6が昇温する
と、ヒートパイプ8の一方側8aが伝熱ブロック6によ
り加熱され、ヒートパイプ8の一方側8a内の作動流体
9は電熱体10の熱を蒸発潜熱として奪い蒸発して蒸気
となり、矢印Aに示すようにヒートパイプ8の他方側8
b側に向かって移動する。ヒートパイプ8の他方側8b
に移動した作動流体9の蒸気は、舗装体1の温度の方が
電熱体10の温度より低いため、凝縮液化して舗装体1
に凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体9の液は矢印
Bに示すようにヒートパイプ8の管壁を伝ってヒートパ
イプ8の一方側8aに還流する。以上の動作が自然的に
順次繰り返されることにより、電熱体10の熱量がヒー
トパイプ8により被熱伝達体である舗装体1に熱輸送さ
れ、舗装体1の路面2を加熱し、その路面2上の除氷や
凍結防止を行うと共に、道路の路面2上に堆積する雪を
融雪することができる。
【0042】以上のように、熱伝達装置全体を被熱伝達
体である舗装体1に埋設するので、上述した従来装置の
ように、温水4を流通される側溝3を道路横に施工する
必要がなくなり、工事費の大幅な低減を図ることができ
る。また、加熱源としては電熱体10を使用しているの
で、温水源を必要とせず寒冷地全般の道路の融雪、除
氷、並びに凍結防止に適用することができ、汎用性に優
れた装置を得ることができる。さらに、上述した従来装
置では温水4を利用していたため、迅速な負荷応答性を
持たせることに限界があると共に周囲の気温により温水
4の熱量が低減され効率の低いものとなっていたが、こ
の実施例1においては、電熱体10を使用しているの
で、放熱能力が高くなると共に電熱体10の通電量を調
整することにより、迅速で優れた負荷応答性を得ること
ができると共に周囲の気温に何等影響されることのない
安定性の良い装置を得ることができる。
【0043】実施例2.この発明の実施例2を図3に基
づいて説明する。図3において、6は伝熱ブロック、1
0は電熱体、11は孔、12は伝熱ブロック6に形成さ
れた貫通孔であり、上述した実施例1における貫通孔7
より大径に形成されている。13は伝熱ブロック6に形
成された大径の貫通孔12に貫通して挿着された大径の
蒸発管体であり、例えば銅材などから成っており、一方
側に開口部13aを有している。14は一方側の開口端
14aが蒸発管体13の開口部13aと連結されて蒸発
管体13内と連通され、被熱伝達体である例えば道路の
舗装体近傍に延在し、かつ蒸発管体13の管径より小径
の凝縮管体であり、例えば銅材などから成っており蒸発
管体13と同心状に配設されている。15は蒸発管体1
3と凝縮管体14とから成る管体内を真空排気した後、
所定量封入された作動流体であり例えば水、アンモニア
などから成る。16は蒸発管体13と凝縮管体14との
管径差により蒸発管体13の下方部に形成される作動流
体15の液溜部である。なお、蒸発管体13、凝縮管体
14は、水平方向に対し水平に配置してもよいが、熱輸
送能力をさらに高めるために、凝縮管体14を蒸発管体
13より水平方向に対し高くなるよう傾斜配置するよう
にしてもよい。
【0044】次に動作について説明する。電熱体10に
通電すると、その電熱体10により伝熱ブロック6が加
熱されて昇温する。伝熱ブロック6が昇温すると、蒸発
管体13が伝熱ブロック6により加熱され、蒸発管体1
3内の液溜部16に溜っている作動流体15は電熱体1
0の熱を蒸発潜熱として奪い蒸発して蒸気となる。作動
流体15の蒸気は、蒸発管体13の開口部13a側から
凝縮管体14の開口端14aを通って舗装体近傍に延在
する凝縮管体14内に移動する。凝縮管体14に移動し
た作動流体15の蒸気は、舗装体の温度の方が電熱体1
0の温度より低いため、凝縮液化して舗装体に凝縮潜熱
を放出する。液化した作動流体15の液は凝縮管体14
の管壁を伝って開口端14aを経て蒸発管体13内の液
溜部16に還流する。以上の動作が自然的に順次繰り返
されることにより、電熱体10の熱量が蒸発管体13、
凝縮管体14により被熱伝達体である舗装体に熱輸送さ
れ舗装体の路面を加熱し、その路面上の除氷や凍結防止
を行うと共に、道路の路面上に堆積する雪を融雪するこ
とができる。
【0045】以上のように、この実施例2においても上
述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこと
である。この実施例2においては、凝縮管体14の管径
より蒸発管体13の管径を大径としており、蒸発管体1
3の加熱長さを長くすることなく加熱面積を増大させる
ことができ、大量の熱輸送を行わせることができる。ま
た、蒸発管体13と凝縮管体14との管径差により蒸発
管体13の下方部に作動流体15の液溜部16を形成す
ることができ、作動流体15の液枯れを防止でき安定し
た熱輸送動作を行わせることができ、上述した実施例1
では得られない特有の効果を奏する。
【0046】実施例3.この発明の実施例3を図4に基
づいて説明する。この実施例3においては、上述した実
施例2のように凝縮管体14を蒸発管体13と同心状に
配設するのではなく、凝縮管体14を蒸発管体13の上
方位置と合わせて配置し、蒸発管体13の下方部に作動
流体15を確実にほぼ全てを溜める液溜部17を形成し
たものである。すなわち、蒸発管体13の下方部が作動
流体15の液溜部17、蒸発管体13の上方部が凝縮管
体14と連通する蒸気の気相部として構成するようにし
たものである。
【0047】このように構成することにより、作動流体
15を液溜部17にほぼ全て溜めることができ、作動流
体15の液枯れを招く恐れの全く無くより一層安定した
熱輸送動作を行わせることができる。また、上述した実
施例2において、蒸発管体13の上方部で作動流体15
の蒸気の一部が凝縮管体14側に移動しないで滞留して
電熱体10の熱量を全て有効に利用できない面がある
が、この実施例3によれば、蒸発管体13の上方部には
作動流体15の蒸気が滞留する部分が何等なくなり、全
て凝縮管体14側に移動するので、電熱体10の熱量を
全て有効に利用することができ、上述した実施例2では
得られない特有の効果を奏する。
【0048】実施例4.この発明の実施例4を図5に基
づいて説明する。図5において、6は伝熱ブロック、6
aは伝熱ブロック6の一方側、6bは伝熱ブロック6の
他方側、10は電熱体、11は孔、18は伝熱ブロック
6に形成され、伝熱ブロック6の一方側6aが開口し伝
熱ブロック6の他方側6bが閉塞するよう構成された蒸
発孔体、19は一方側の開口端19aが蒸発孔体18の
開口部と連結されてその蒸発孔体18内と連通され、被
熱伝達体である例えば道路の舗装体近傍に延在し、例え
ば銅材などから成る凝縮管体であり、図は一例として一
方側の開口端19aは蒸発孔体18内に挿着されてい
る。20は蒸発孔体18と凝縮管体19とから成る連通
する内部を真空排気した後、所定量封入された作動流体
であり、例えば水、アンモニアなどから成る。なお、蒸
発孔体18、凝縮管体19は、水平方向に対し水平に配
置してもよいが、熱輸送能力をさらに高めるために、凝
縮管体19を蒸発孔体18より水平方向に対し高くなる
よう傾斜配置するようにしてもよい。
【0049】次に動作について説明する。電熱体10に
通電すると、その電熱体10により伝熱ブロック6が加
熱されて昇温する。伝熱ブロック6が昇温すると、蒸発
孔体18内の作動流体20が伝熱ブロック6により直接
的に加熱され、電熱体10の熱を蒸発潜熱として奪い蒸
発して蒸気となる。作動流体20の蒸気は、蒸発孔体1
8の開口部側から凝縮管体19の開口端19aを通って
舗装体近傍に延在する凝縮管体19内に移動する。凝縮
管体19に移動した作動流体20の蒸気は、舗装体の温
度の方が電熱体10の温度より低いため、凝縮液化して
舗装体に凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体20の
液は凝縮管体19の管壁を伝って開口端19aを経て蒸
発孔体18内に還流する。以上の動作が自然的に順次繰
り返されることにより、電熱体10の熱量が蒸発孔体1
8、凝縮管体19により被熱伝達体である舗装体に熱輸
送され舗装体の路面を加熱し、その路面上の除氷や凍結
防止を行うと共に、道路の路面上に堆積する雪を融雪す
ることができる。
【0050】以上のように、この実施例4においても上
述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこと
である。この実施例4においては、伝熱ブロック6に形
成した蒸発孔体18内に作動流体20が封入され、伝熱
ブロック6に作動流体20が直接的に加熱されるので、
上述した各実施例のように、伝熱ブロック6からヒート
パイプ8の一方側8a管壁部あるいは蒸発管体13の管
壁部を介して作動流体9,15が間接的に加熱されるも
のと比し、ヒートパイプ8の一方側8aあるいは蒸発管
体13と伝熱ブロック6との熱伝達ロスによる温度降下
を無くすことができ、効率のよい熱輸送を行わせること
ができ、融雪、除氷並びに凍結防止を極めて効率的に行
うことができ、上述した各実施例では得られない特有の
効果を奏する。
【0051】実施例5.この発明の実施例5を図6に基
づいて説明する。この実施例5においては、凝縮管体1
9の一方側の開口端19aが伝熱ブロック6に形成され
た蒸発孔体18の開口面部に当接して溶接等で連結され
た場合を示し、上述した実施例4と同様の効果を奏す
る。
【0052】実施例6.この発明の実施例6を図7に基
づいて説明する。図7において、6は伝熱ブロック、6
aは伝熱ブロック6の一方側、6bは伝熱ブロック6の
他方側、10は電熱体、11は孔、21は伝熱ブロック
6に形成され、伝熱ブロック6の一方側6aが開口し伝
熱ブロック6の他方側6bが閉塞するよう構成された蒸
発孔体であり、上述した実施例4,5における蒸発孔体
18より大径に形成されている。22は一方側の開口端
22aが連結体23により蒸発孔体21の開口部と連結
されてその蒸発孔体21内と連通され、被熱伝達体であ
る例えば道路の舗装体近傍に延在し、例えば銅材などか
ら成っており蒸発孔体21より小径の凝縮管体であり、
蒸発孔体21と同心状に配設されている。24は蒸発孔
体21と凝縮管体22とから成る連通する内部を真空排
気した後、所定量封入された作動流体であり例えば水、
アンモニアなどから成る。25は蒸発孔体21と凝縮管
体22との管径差により蒸発孔体21の下方部に形成さ
れた作動流体20の液溜部である。なお、蒸発孔体2
1、凝縮管体22は、水平方向に対し水平に配置しても
よいが、熱輸送能力をさらに高めるために、凝縮管体2
2を蒸発孔体21より水平方向に対し高くなるよう傾斜
配置するようにしてもよい。
【0053】次に動作について説明する。電熱体10に
通電すると、その電熱体10により伝熱ブロック6が加
熱されて昇温する。伝熱ブロック6が昇温すると、蒸発
孔体21内の液溜部25に溜っている作動流体24が伝
熱ブロック6により直接的に加熱され、電熱体10の熱
を蒸発潜熱として奪い蒸発して蒸気となる。作動流体2
4の蒸気は、蒸発孔体21の開口部側から凝縮管体22
の開口端22aを通って舗装体近傍に延在する凝縮管体
22内に移動する。凝縮管体22に移動した作動流体2
4の蒸気は、舗装体の温度の方が電熱体10の温度より
低いため、凝縮液化して舗装体に凝縮潜熱を放出する。
液化した作動流体24の液は凝縮管体22の管壁を伝っ
て開口端22aを経て蒸発孔体21内の液溜部25に還
流する。以上の動作が自然的に順次繰り返されることに
より、電熱体10の熱量が蒸発孔体21、凝縮管体22
により被熱伝達体である舗装体に熱輸送され舗装体の路
面を加熱し、その路面上の除氷や凍結防止を行うと共
に、道路の路面上に堆積する雪を融雪することができ
る。
【0054】以上のように、この実施例6においても上
述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこと
である。この実施例6においては、凝縮管体22の管径
より蒸発孔体21の径を大径としており、蒸発孔体21
の加熱長さを長くすることなく加熱面積を増大させるこ
とができ、上述した実施例4,5と比し、大量の熱輸送
を行わせることができる。また、蒸発孔体21と凝縮管
体22との径差により蒸発孔体21の下方部に作動流体
24の液溜部25を形成することができ、上述した実施
例4,5と比し、作動流体24の液枯れを防止でき安定
した熱輸送動作を行わせることができ、上述した実施例
4,5では得られない特有の効果を奏する。
【0055】実施例7.この発明の実施例7を図8に基
づいて説明する。この実施例7においては、上述した実
施例6のように凝縮管体22を蒸発孔体21と同心状に
配設するのではなく、凝縮管体22を蒸発孔体21の上
方位置と合わせて配置し、蒸発孔体21の下方部に作動
流体24を確実にほぼ全てを溜める液溜部26を形成し
たものである。すなわち、蒸発孔体21の下方部が作動
流体24の液溜部26、蒸発孔体21の上方部が凝縮管
体22と連通する蒸気の気相部として構成するようにし
たものである。なお、蒸発孔体21、凝縮管体22は、
水平方向に対し水平に配置してもよいが、熱輸送能力を
さらに高めるために、凝縮管体22を蒸発孔体21より
水平方向に対し高くなるよう傾斜配置するようにしても
よい。
【0056】このように構成することにより、作動流体
24を液溜部26にほぼ全て溜めることができ、上述し
た実施例6と比し、作動流体24の液枯れを招く恐れの
全く無くより一層安定した熱輸送動作を行わせることが
できる。また、上述した実施例6において、蒸発孔体2
1の上方部で作動流体24の蒸気の一部が凝縮管体22
側に移動しないで滞留して電熱体10の熱量を全て有効
に利用できない面があるが、この実施例7によれば、蒸
発孔体21の上方部には作動流体24の蒸気が滞留する
部分が何等なくなり、全て凝縮管体22側に移動するの
で、電熱体10の熱量を全て有効に利用することがで
き、上述した実施例6では得られない特有の効果を奏す
る。
【0057】実施例8.この発明の実施例8を図9に基
づいて説明する。この実施例8は熱伝達装置の製造方法
に関するものであり、伝熱ブロック6の一方側6aに一
方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発孔2
7を形成する工程と、、蒸発孔27の孔径より小径で開
口端を有する管体28の一方側28aを蒸発孔27の他
方側の閉塞部近傍まで挿通する工程と、管体28を拡管
工具あるいは水圧拡管等の拡管手段(図示せず)により
ほぼ同一径に拡管し、管体28の一方側28aを伝熱ブ
ロック6に形成された蒸発孔27と圧着する工程と、管
体28の他方側28bの開口端を蓋体29により閉塞す
る工程と、管体28の内部に作動流体30を封入する工
程と、伝熱ブロック6の蒸発孔27近傍に電熱体10を
配設する工程とを設けたものである。
【0058】上記のような各工程を実施することにより
熱伝達装置が製造されるが、この実施例8における製造
方法によって得られる効果について説明する。蒸発孔2
7の孔径より少し小径で開口端を有する管体28の一方
側28aをその蒸発孔27の他方側の閉塞部近傍まで挿
通し、例えば管体28の他方側28bの開口端から拡管
工具から成る拡管手段(図示せず)を圧入し、管体28
全体をほぼ同一径に拡管し、管体28の一方側28a外
周面全面を伝熱ブロック6に形成された蒸発孔27内周
面全面に圧着して密着固定するので、伝熱ブロック6の
蒸発孔27内周面と管体28の一方側28a外周面との
密着度を高め熱伝達抵抗を著しく減じ、管体28の一方
側28aと伝熱ブロック6との温度降下を少なくし、効
率良く熱輸送を行わせることができ、熱輸送能力の増大
を図ることができる。なお、管体28全体をほぼ同一径
に拡管する拡管手段としては、拡管工具による拡管でな
くてもよく、水圧拡管などの液圧拡管等による拡管とし
てもよく、上記実施例8と同様の効果を奏する。また、
電熱体10の伝熱ブロック6の蒸発孔27近傍への配設
は、管体28の拡管前あるいは拡管後の何れであっても
よい。
【0059】実施例9.この発明の実施例9を図10に
基づいて説明する。この実施例9は熱伝達装置の製造方
法に関するものであり、伝熱ブロック6に管体32の管
径より大径の貫通孔31を形成する工程と、貫通孔31
の孔径より小径で開口端を有する管体32の一方側32
aを貫通孔31に挿通する工程と、管体32の一方側3
2aを拡管工具あるいは水圧拡管等の拡管手段(図示せ
ず)により管体32の他方側32bより大径に拡管し、
管体32の一方側32aを伝熱ブロック6に形成された
貫通孔31と圧着する工程と、管体32の一方側32a
の開口端を第1蓋体33により閉塞する工程と、管体3
2の他方側32bの開口端を第2蓋体34により閉塞す
る工程と、管体32の内部に作動流体36を封入する工
程と、伝熱ブロック6の貫通孔31近傍に電熱体10を
配設する工程とを設けたものである。
【0060】上記のような各工程を実施することにより
熱伝達装置が製造されるが、この実施例9における製造
方法によって得られる効果について説明する。貫通孔3
1の孔径より少し小径で開口端を有する管体32の一方
側32aをその貫通孔31に挿通し、例えば管体32の
一方側32aの開口端から拡管工具から成る拡管手段
(図示せず)を圧入し、管体32の一方側32aを管体
32の他方側32bより大径に拡管し、管体32の一方
側32a外周面全面を伝熱ブロック6に形成された貫通
孔31内周面全面に圧着して密着固定するので、伝熱ブ
ロック6の貫通孔31内周面と管体32の一方側32a
外周面との密着度を高め熱伝達抵抗を著しく減じ、管体
32の一方側32aと伝熱ブロック6との温度降下を少
なくし、効率良く熱輸送を行わせることができ、熱輸送
能力の増大を図ることができる。さらに、この実施例9
においては、管体32の一方側32a下方に作動流体3
5の液溜部36が形成されるので、作動流体35の液枯
れを防止でき安定した熱輸送動作を行わせることがで
き、上述した実施例8では得られない特有の効果を奏す
る。なお、管体32の一方側32aを管体32の他方側
32bより大径に拡管する拡管手段としては、拡管工具
による拡管でなくてもよく、水圧拡管などの液圧拡管等
による拡管としてもよく、上記実施例9と同様の効果を
奏する。また、電熱体10の伝熱ブロック6の貫通孔3
1近傍への配設は、管体32の拡管前あるいは拡管後の
何れであってもよい。
【0061】実施例10.この発明の実施例10を図1
1に基づいて説明する。図11において、37は例えば
鉄などの金属材などから成る伝熱ブロック、38は伝熱
ブロック37に形成された貫通孔、39は貫通孔38に
挿着された例えば銅材などから成る蒸発管体、40はU
字状を成し一方側40aが蒸発管体39に連通され被熱
伝達体である例えば道路の舗装体近傍に延在する例えば
銅材などから成る凝縮管体、41は一方側41aが凝縮
管体40の他方側40b、他方側41bが蒸発管体39
とに連通された例えば銅材などから成る液戻り管体、4
2はこれらの蒸発管体39、凝縮管体40、液戻り管体
41とにより構成され、内部に作動流体(図示せず)が
封入されるループ状管体、43は伝熱ブロック37のル
ープ状管体42の蒸発管体39近傍、例えば蒸発管体3
9の下方の伝熱ブロック37に配設された例えばシーズ
線発熱体、電気ヒータ等から成る電熱体、44はこの電
熱体43を伝熱ブロック37に配設するためにその伝熱
ブロック37に形成された孔である。なお、蒸発管体3
9、凝縮管体40、液戻り管体41とにより構成される
ループ状管体42は、水平方向に対し水平に配置しても
よいが、熱輸送能力をさらに高めるために、ループ状管
体42の凝縮管体40を蒸発管体39、液戻り管体41
より水平方向に対し高くなるよう傾斜配置するようにし
てもよい。
【0062】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
蒸発管体39が伝熱ブロック37により加熱され、蒸発
管体39内の作動流体は電熱体43の熱を蒸発潜熱とし
て奪い蒸発して蒸気となり、矢印Cに示すようにU字状
の凝縮管体40に向かって移動する。U字状の凝縮管体
40に移動した作動流体の蒸気は、舗装体の温度の方が
電熱体43の温度より低いため、凝縮液化して舗装体に
凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体の液は液戻り管
体41を矢印Dに示すように通って蒸発管体39内に還
流する。以上の動作が自然的に順次繰り返されることに
より、電熱体43の熱量が蒸発管体39、凝縮管体4
0、液戻り管体41とにより構成されるループ状管体4
2により被熱伝達体である舗装体に熱輸送され、舗装体
の路面を加熱し、その路面上の除氷や凍結防止を行うと
共に道路の路面上に堆積する雪を融雪することができ
る。
【0063】以上のように、この実施例10においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。上述した各実施例のヒートパイプや蒸発管体
と凝縮管体、蒸発孔体と凝縮管体などのようないわゆる
単一管構造では、作動流体の蒸気と液とが相互に逆方向
において接触し作動流体の液の還流を阻害する恐れがあ
るが、この実施例10においては、蒸発管体39、凝縮
管体40、液戻り管体41とにより構成されるループ状
管体42としているので、作動流体の蒸気、液は矢印
C、Dに示すように流れ方向を同一方向とすることがで
き、作動流体の蒸気と液とが相互に逆方向において接触
することがなくなり、作動流体の液の還流を阻害するこ
とがなくなり熱媒循環特性を極めて良好なものとするこ
とができ、大量の熱輸送を行うことができる。また、伝
熱ブロック37と、蒸発管体39、凝縮管体40、液戻
り管体41とにより構成されるループ状管体42、並び
に電熱体43の舗装体への設置個数を上述した各実施例
の単一管構造の場合に比べて半減することができ、製作
費用の大幅な低減を図ることができる。また、熱媒体循
環特性が優れているので、装置の長大化も実現できる。
【0064】実施例11.この発明の実施例11を図1
2に基づいて説明する。図12において、37は伝熱ブ
ロック、43は電熱体、44は孔、45は伝熱ブロック
37に形成された貫通孔であり、上述した実施例10に
おける貫通孔38より大径に形成されている。46は大
径の貫通孔45に挿着された例えば銅材などから成る大
径の蒸発管体、47はU字状を成し一方側が蒸発管体4
6の一方側に連通され被熱伝達体である例えば道路の舗
装体近傍に延在し、かつ蒸発管体46の管径より小径の
凝縮管体であり、例えば銅材などから成っており蒸発管
体46と同心状に配設されている。48は一方側が凝縮
管体47の他方側、他方側が蒸発管体46の他方側とに
連通された例えば銅材などから成る液戻り管体、49は
これら蒸発管体46、凝縮管体47、液戻り管体48と
により構成され、内部に作動流体50が封入されるルー
プ状管体、51は蒸発管体46と凝縮管体47並びに液
戻り管体48との管径差により、蒸発管体46の下方部
に形成される作動流体50の液溜部である。なお、蒸発
管体46、凝縮管体47、液戻り管体48とにより構成
されるループ状管体49は、水平方向に対し水平に配置
してもよいが、熱輸送能力をさらに高めるために、ルー
プ状管体49の凝縮管体47を蒸発管体46、液戻り管
体48より水平方向に対し高くなるよう傾斜配置するよ
うにしてもよい。
【0065】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
大径の蒸発管体46が伝熱ブロック37により加熱さ
れ、蒸発管体46内の液溜部51の作動流体50は電熱
体43の熱を蒸発潜熱として奪い蒸発して蒸気となり、
U字状の凝縮管体47に向かって移動する。U字状の凝
縮管体47に移動した作動流体の蒸気は、舗装体の温度
の方が電熱体43の温度より低いため、凝縮液化して舗
装体に凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体の液は液
戻り管体48を通って蒸発管体46内の液溜部51に還
流する。以上の動作が自然的に順次繰り返されることに
より、電熱体43の熱量が蒸発管体46、凝縮管体4
7、液戻り管体48とにより構成されるループ状管体4
9により被熱伝達体である舗装体に熱輸送され、舗装体
の路面を加熱し、その路面上の除氷や凍結防止を行うと
共に道路の路面上に堆積する雪を融雪することができ
る。
【0066】以上のように、この実施例11においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。この実施例11においては、U字状の凝縮管
体47の管径より蒸発管体46の管径を大径としてお
り、蒸発管体46の加熱長さを長くすることなく加熱面
積を増大させることができ、大量の熱輸送を行わせるこ
とができる。また、蒸発管体46と凝縮管体47との管
径差により蒸発管体46の下方部に作動流体50の液溜
部51を形成することができ、作動流体50の液枯れを
防止でき安定した熱輸送動作を行わせることができ、上
述した実施例10では得られない特有の効果を奏する。
なお、この実施例11においては、液戻り管体48が蒸
発管体46と同心状に配設された場合について述べた
が、必ずしも同心状でなくてもよく、液戻り管体48を
蒸発管体46内の液溜部51と連通させるようにしても
よい。
【0067】実施例12.この発明の実施例12を図1
3に基づいて説明する。この実施例12においては、上
述した実施例11のように凝縮管体47を蒸発管体46
と同心状に配設するのではなく、凝縮管体47を蒸発管
体46の上方位置と合わせて配置し、蒸発管体46の下
方部に作動流体50を確実にほぼ全てを溜める液溜部5
2を形成したものである。すなわち、蒸発管体46の下
方部が作動流体50の液溜部51、蒸発管体46の上方
部が凝縮管体47と連通する蒸気の気相部として構成す
るようにしたものである。
【0068】このように構成することにより、作動流体
50を液溜部52にほぼ全て溜めることができ、作動流
体50の液枯れを招く恐れの全く無くより一層安定した
熱輸送動作を行わせることができる。また、上述した実
施例11において、蒸発管体46の上方部で作動流体5
0の蒸気の一部が凝縮管体47側に移動しないで滞留し
て電熱体43の熱量を全て有効に利用できない面がある
が、この実施例12によれば、蒸発管体46の上方部に
は作動流体50の蒸気が滞留する部分が何等なくなり、
全て凝縮管体47側に移動するので、電熱体43の熱量
を全て有効に利用することができ、上述した実施例11
では得られない特有の効果を奏する。なお、この実施例
12においては、液戻り管体48が蒸発管体46の上方
部に配設された場合について述べたが、必ずしも蒸発管
体46の上方部でなくてもよく、液戻り管体48を蒸発
管体46内の液溜部52と連通させるようにしてもよ
い。
【0069】実施例13.この発明の実施例13を図1
4に基づいて説明する。図14において、37は伝熱ブ
ロック、43は電熱体、44は孔、53は伝熱ブロック
37に形成された貫通孔、54はU字状を成し一方側が
貫通孔53の一方側開口部の入口近傍に挿着されてその
貫通孔53に連通され被熱伝達体である例えば道路の舗
装体近傍に延在する凝縮管体であり、例えば銅材などか
ら成る。55は一方側が凝縮管体54の他方側、他方側
が貫通孔53の他方側開口部の入口近傍に挿着されてそ
の貫通孔53に連通された例えば銅材などから成る液戻
り管体、56はこれらの貫通孔53、凝縮管体54、液
戻り管体55とにより構成され、内部に作動流体57が
封入されるループ状管体である。なお、貫通孔53、凝
縮管体54、液戻り管体55とにより構成されるループ
状管体56は、水平方向に対し水平に配置してもよい
が、熱輸送能力をさらに高めるために、ループ状管体5
6の凝縮管体54を貫通孔53、液戻り管体55より水
平方向に対し高くなるよう傾斜配置するようにしてもよ
い。
【0070】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
貫通孔53内の作動流体57が伝熱ブロック37により
直接的に加熱され、電熱体43の熱を蒸発潜熱として奪
い蒸発して蒸気となる。作動流体57の蒸気は、U字状
の凝縮管体54に向かって移動する。U字状の凝縮管体
54に移動した作動流体57の蒸気は、舗装体の温度の
方が電熱体43の温度より低いため、凝縮液化して舗装
体に凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体の液は液戻
り管体55を通って貫通孔53内に還流する。以上の動
作が自然的に順次繰り返されることにより、電熱体43
の熱量が貫通孔53、凝縮管体54、液戻り管体55と
により構成されるループ状管体56により被熱伝達体で
ある舗装体に熱輸送され、舗装体の路面を加熱し、その
路面上の除氷や凍結防止を行うと共に道路の路面上に堆
積する雪を融雪することができる。
【0071】以上のように、この実施例13においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。この実施例13においては、伝熱ブロック3
7に形成した貫通孔53内に作動流体57が封入され、
伝熱ブロック37により作動流体57が直接的に加熱さ
れるので、上述した実施例10〜12のように、伝熱ブ
ロック37から蒸発管体39,46の管壁部を介して作
動流体が間接的に加熱されるものと比べて、蒸発管体3
9,46と伝熱ブロック37との熱伝達ロスによる温度
降下を無くすことができ、効率のよい熱輸送を行わせる
ことができ、融雪、除氷並びに凍結防止を極めて効率的
に行うことができ、上述した実施例10〜12では得ら
れない特有の効果を奏する。
【0072】実施例14.この発明の実施例14を図1
5に基づいて説明する。この実施例14においては、凝
縮管体54の一方側の開口端および液戻り管体55の他
方側の開口端がそれぞれ伝熱ブロック37に形成された
貫通孔53の開口面部に当接して溶接等で連結された場
合を示し、上述した実施例13と同様の効果を奏する。
【0073】実施例15.この発明の実施例15を図1
6に基づいて説明する。図16において、37は伝熱ブ
ロック、43は電熱体、44は孔、58は伝熱ブロック
37に形成された貫通孔であり、上述した実施例13,
14における貫通孔53より大径に形成されている。5
9はU字状を成し一方側が大径の貫通孔58の一方側開
口部に連結体60を介して装着されてその大径の貫通孔
58に連通され被熱伝達体である例えば道路の舗装体近
傍に延在し、かつ貫通孔58より小径の凝縮管体であ
り、例えば銅材などから成り、貫通孔58と同心状に配
設されている。61は一方側が凝縮管体59の他方側、
他方側が貫通孔58の他方側開口部に連結体62を介し
て装着されてその貫通孔58に連通された例えば銅材な
どから成る液戻り管体、63はこれらの貫通孔58、凝
縮管体59、液戻り管体61とにより構成され、内部に
作動流体64が封入されるループ状管体、65は貫通孔
58と凝縮管体59並びに液戻り管体61との管径差に
より、貫通孔58の下方部に形成される作動流体64の
液溜部である。なお、貫通孔58、凝縮管体59、液戻
り管体61とにより構成されるループ状管体63は、水
平方向に対し水平に配置してもよいが、熱輸送能力をさ
らに高めるために、ループ状管体63の凝縮管体59を
貫通孔58、液戻り管体61より水平方向に対し高くな
るよう傾斜配置するようにしてもよい。
【0074】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
貫通孔58内の作動流体64が伝熱ブロック37により
直接的に加熱され、電熱体43の熱を蒸発潜熱として奪
い蒸発して蒸気となる。作動流体64の蒸気は、U字状
の凝縮管体59に向かって移動する。U字状の凝縮管体
59に移動した作動流体64の蒸気は、舗装体の温度の
方が電熱体43の温度より低いため、凝縮液化して舗装
体に凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体の液は液戻
り管体61を通って貫通孔58内の液溜部65に還流す
る。以上の動作が自然的に順次繰り返されることによ
り、電熱体43の熱量が貫通孔58、凝縮管体59、液
戻り管体61とにより構成されるループ状管体63によ
り被熱伝達体である舗装体に熱輸送され、舗装体の路面
を加熱し、その路面上の除氷や凍結防止を行うと共に道
路の路面上に堆積する雪を融雪することができる。
【0075】以上のように、この実施例15においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。この実施例15においては、凝縮管体59の
管径より貫通孔58の径を大径としており、ループ状管
体63の蒸発部の加熱長さを長くすることなく加熱面積
を増大させることができ、上述した実施例13,14と
比し、大量の熱輸送を行わせることができる。また、貫
通孔58と凝縮管体59並びに液戻り管体61との径差
により貫通孔58の下方部に作動流体64の液溜部65
を形成することができ、上述した実施例13,14と比
し、作動流体64の液枯れを防止でき安定した熱輸送動
作を行わせることができ、上述した実施例13,14で
は得られない特有の効果を奏する。なお、この実施例1
5においては、液戻り管体61が貫通管58と同心状に
配設された場合について述べたが、必ずしも同心状でな
くてもよく、液戻り管体61を貫通管58内の液溜部6
5と連通させるようにしてもよい。
【0076】実施例16.この発明の実施例16を図1
7に基づいて説明する。この実施例16においては、上
述した実施例15のように凝縮管体59を貫通孔58と
同心状に配設するのではなく、凝縮管体59並びに液戻
り管体61を貫通孔58の上方位置と合わせて配置し、
貫通孔58の下方部に作動流体64を確実にほぼ全てを
溜める液溜部66を形成したものである。すなわち、貫
通孔58の下方部が作動流体64の液溜部66、貫通孔
58の上方部が凝縮管体59と連通する蒸気の気相部と
して構成するようにしたものである。なお、貫通孔5
8、凝縮管体59、液戻り管体61とにより構成される
ループ状管体63は、水平方向に対し水平に配置しても
よいが、熱輸送能力をさらに高めるために、ループ状管
体63の凝縮管体59を貫通孔58、液戻り管体61よ
り水平方向に対し高くなるよう傾斜配置するようにして
もよい。
【0077】このように構成することにより、作動流体
64を液溜部66にほぼ全て溜めることができ、上述し
た実施例15と比し、作動流体64の液枯れを招く恐れ
の全く無くより一層安定した熱輸送動作を行わせること
ができる。また、上述した実施例15において、貫通孔
58の上方部で作動流体64の蒸気の一部が凝縮管体5
9側に移動しないで滞留して電熱体43の熱量を全て有
効に利用できない面があるが、この実施例16によれ
ば、貫通孔58の上方部には作動流体64の蒸気が滞留
する部分が何等なくなり、全て凝縮管体59側に移動す
るので、電熱体43の熱量を全て有効に利用することが
でき、上述した実施例15では得られない特有の効果を
奏する。なお、この実施例16においては、液戻り管体
61が貫通孔58の上方部に配設された場合について述
べたが、必ずしも貫通孔58の上方部でなくてもよく、
液戻り管体61を貫通孔58内の液溜部66と連通させ
るようにしてもよい。
【0078】実施例17.この発明の実施例17を図1
8に基づいて説明する。この実施例17は熱伝達装置の
製造方法に関するものであり、伝熱ブロック37に凝縮
管体69、液戻り管体70の管径より大径の貫通孔67
を形成する工程と、貫通孔67の孔径より小径で開口端
を有する蒸発管体68を貫通孔67に挿通する工程と、
蒸発管体68を拡管工具あるいは水圧拡管等の拡管手段
(図示せず)により例えば貫通孔67の全長に対応した
蒸発管体68を大径に拡管し、蒸発管体68を伝熱ブロ
ック37に形成された貫通孔68と圧着する工程と、U
字状を成し蒸発管体68の拡管部径より小径の凝縮管体
69の一方側を蒸発管体68の一方側と連結させる工程
と、凝縮管体69の他方側と蒸発管体68の他方側とを
液戻り管体70により連結する工程と、これら工程によ
りループ状管体71を伝熱ブロック37に配設し、内部
に作動流体72を封入する工程と、伝熱ブロック37の
蒸発管体68近傍に電熱体43を配設する工程とを設け
たものである。
【0079】上記のような各工程を実施することにより
熱伝達装置が製造されるが、この実施例17における製
造方法によって得られる効果について説明する。貫通孔
67の孔径より小径で開口端を有する蒸発管体68を貫
通孔67に挿通し、例えば蒸発管体68の両端部を封止
して水圧拡管などの液圧拡管等による拡管手段(図示せ
ず)により、例えば貫通孔67の全長に対応した蒸発管
体68を大径に拡管し蒸発管体68外周面全面を伝熱ブ
ロック37に形成された貫通孔67内周面全面に圧着し
て密着固定するので、伝熱ブロック37の貫通孔67内
周面と蒸発管体68外周面との密着度を高め熱伝達抵抗
を著しく減じ、蒸発管体68と伝熱ブロック37との温
度降下を少なくし、効率良く熱輸送を行わせることがで
き、熱輸送能力の増大を図ることができ、さらに、蒸発
管体68の貫通孔67に位置する下方に作動流体72の
液溜部73が形成されるので、作動流体73の液枯れを
防止でき安定した熱輸送動作を行わせることができ
上記実施例10〜12では得られない特有の効果を奏す
る。なお、蒸発管体68を大径に拡管する拡管手段とし
ては、水圧拡管などの液圧拡管等による拡管でなくても
よく、拡管工具による拡管としてもよく、上記実施例1
7と同様の効果を奏する。また、電熱体43の伝熱ブロ
ック37の貫通孔67近傍への配設は、蒸発管体68の
拡管前あるいは拡管後の何れであってもよい。
【0080】実施例18.この発明の実施例18を図1
9に基づいて説明する。この実施例18は熱伝達装置の
製造方法に関するものであり、伝熱ブロック37に凝縮
管体74、液戻り管体75の管径より大径の貫通孔67
を形成する工程と、貫通孔67の孔径より小径で開口端
を有するU字状を成す凝縮管体74の一方側74aを貫
通孔67に挿通する工程と、凝縮管体74の一方側74
aを拡管工具あるいは水圧拡管等の拡管手段(図示せ
ず)により大径に拡管し凝縮管体74の一方側74aを
伝熱ブロック37に形成された貫通孔67と圧着する工
程と、凝縮管体74の他方側74bと凝縮管体74の一
方側74aとを液戻り管体75により連結する工程と、
これら工程によりループ状管体76を伝熱ブロック37
に配設し、内部に作動流体(図示せず)を封入する工程
とを設けたものである。
【0081】上記のような各工程を実施することにより
熱伝達装置が製造されるが、この実施例18における製
造方法によって得られる効果について説明する。貫通孔
67の孔径より小径で開口端を有するU字状を成す凝縮
管体74の一方側74aを貫通孔67に挿通し、例えば
凝縮管体74の一方側74aの伝熱ブロック37両出口
部近傍を封止して水圧拡管などの液圧拡管等による拡管
手段(図示せず)により、例えば貫通孔67の全長に対
応した凝縮管体74の一方側74aを大径に拡管し凝縮
管体74の一方側74a外周面全面を伝熱ブロック37
に形成された貫通孔67内周面全面に圧着して密着固定
するので、伝熱ブロック37の貫通孔67内周面と凝縮
管体74の一方側74a外周面との密着度を高め熱伝達
抵抗を著しく減じ、凝縮管体74の一方側74aと伝熱
ブロック37との温度降下を少なくし、効率良く熱輸送
を行わせることができ、熱輸送能力の増大を図ることが
でき、さらに、凝縮管体74の一方側74aの貫通孔6
7に位置する下方に作動流体の液溜部が形成されるの
で、作動流体の液枯れを防止でき安定した熱輸送動作を
行わせることができ上記実施例17と同様の効果を奏す
る。また、この実施例18においては、上述した実施例
17における蒸発管体68とU字状の凝縮管体69の2
個の構成体をU字状の凝縮管体74の1個の構成体とし
ており、上述した実施例17では得られない製作面での
容易性が得られるという特有の効果を奏する。なお、凝
縮管体74の一方側74aを大径に拡管する拡管手段と
しては、水圧拡管などの液圧拡管等による拡管でなくて
もよく、拡管工具による拡管としてもよく、上記実施例
18と同様の効果を奏する。
【0082】実施例19.この発明の実施例19を図2
0および図21に基づいて説明する。これら各図におい
て、37は伝熱ブロック、38は貫通孔、39は蒸発管
体、40はU字状の凝縮管体、40aは凝縮管体40の
一方側、40bは凝縮管体40の他方側、41は液戻り
管体、41aは液戻り管体41の一方側、41bは液戻
り管体41の他方側、42はこれら蒸発管体39、凝縮
管体40、液戻り管体41とにより構成され、内部に作
動流体(図示せず)が封入されるループ状管体、43は
電熱体、77はループ状管体42の液戻り管体41の伝
熱ブロック37部近傍に配設され、伝熱ブロック37内
のループ状管体42で発生する作動流体の蒸気の液戻り
管体41側への流入を阻止すると共にループ状管体42
の凝縮管体40で凝縮液化した作動流体の液を液戻り管
体41を通じて伝熱ブロック37内のループ状管体42
内に還流させる仕切体であり、液戻り管体41の作動流
体還流部分の断面内を略上半部を塞ぐように配設されて
いる。なお、蒸発管体39、凝縮管体40、液戻り管体
41とにより構成されるループ状管体42は水平方向に
対し水平に配置してもよいが、熱輸送能力をさらに高め
るために、ループ状管体42の凝縮管体40を蒸発管体
39、液戻り管体41より水平方向に対し高くなるよう
傾斜配置するようにしてもよい。
【0083】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
蒸発管体39が伝熱ブロック37により加熱され、蒸発
管体39内の作動流体は電熱体43の熱を蒸発潜熱とし
て奪い蒸発して蒸気となり、矢印Cに示すようにU字状
の凝縮管体40に向かって移動する。U字状の凝縮管体
40に移動した作動流体の蒸気は、舗装体の温度の方が
電熱体43の温度より低いため、凝縮液化して舗装体に
凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体の液は液戻り管
体41を矢印Dに示すように通り、仕切体77の下方を
矢印Eに示すように通って蒸発管体39内に還流する。
以上の動作が自然的に順次繰り返されることにより、電
熱体43の熱量が蒸発管体39、凝縮管体40、液戻り
管体41とにより構成されるループ状管体42により被
熱伝達体である舗装体に熱輸送され、舗装体の路面を加
熱し、その路面上の除氷や凍結防止を行うと共に道路の
路面上に堆積する雪を融雪することができる。
【0084】以上のように、この実施例19においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。上述した実施例10における熱伝達装置にお
いては、舗装体への埋設の仕方によつて、すなわち凝縮
管体40が蒸発管体39、液戻り管体41より水平方向
に対し少し下方に位置した場合、蒸発管体39内の作動
流体の蒸気が液戻り管体41側に流動し熱循環特性に支
障を来し、強いては蒸発管体39内の作動流体が液枯れ
を起こし熱輸送不能となる恐れがあるが、仕切体77に
よりその流動を阻止し、作動流体の蒸気、液は矢印C、
Dに示すように流れ方向を確実に同一方向とすることが
でき、作動流体の液のみを仕切体77の下方を矢印Eに
示すように通して蒸発管体39内に還流させるので、蒸
発管体39内の作動流体が液枯れを起こすことがなく熱
輸送不能を招くことの全くない安定性に優れた熱伝達装
置を得ることができる。このように上記実施例10では
得られない特有の効果を奏する。
【0085】実施例20.この発明の実施例20を図2
2に基づいて説明する。この実施例20においては、上
述した実施例17の構成の液戻り管体70に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0086】実施例21.この発明の実施例21を図2
3に基づいて説明する。この実施例21においては、上
述した実施例11の構成の液戻り管体48に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0087】実施例22.この発明の実施例22を図2
4に基づいて説明する。この実施例22においては、上
述した実施例12の構成の液戻り管体48に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0088】実施例23.この発明の実施例23を図2
5に基づいて説明する。この実施例23においては、上
述した実施例13の構成の液戻り管体55に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0089】実施例24.この発明の実施例24を図2
6に基づいて説明する。この実施例24においては、上
述した実施例14の構成の液戻り管体55に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0090】実施例25.この発明の実施例25を図2
7に基づいて説明する。この実施例25においては、上
述した実施例15の構成の液戻り管体61に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0091】実施例26.この発明の実施例26を図2
8に基づいて説明する。この実施例26においては、上
述した実施例16の構成の液戻り管体61に仕切体77
を設けたものであり、上述した実施例19と同様の効果
を奏する。
【0092】実施例27.この発明の実施例27を図2
9および図30に基づいて説明する。これら各図におい
て、37は伝熱ブロック、38は貫通孔、39は蒸発管
体、40はU字状の凝縮管体、40aは凝縮管体40の
一方側、40bは凝縮管体40の他方側、41は液戻り
管体、41aは液戻り管体41の一方側、41bは液戻
り管体41の他方側である。42はこれら蒸発管体3
9、凝縮管体40、液戻り管体41、御述する連通管8
0とにより構成され、内部に作動流体(図示せず)が封
入されるループ状管体、43は電熱体である。この実施
例27においては、液戻り管体41の他方側41bと蒸
発管体39との連結部が離間されている。78,79は
液戻り管体41の他方側41bと蒸発管体39との連結
部が離間されたそれら開口端をそれぞれ閉塞する蓋体、
80は各蓋体78,79を貫通して配設され、液戻り管
体41内と蒸発管体39内とを連通し、蒸発管体39内
で発生する作動流体の蒸気の液戻り管体41側への流入
を阻止すると共に液戻り管体41内の作動流体の液を蒸
発管体39内に還流させる連通管であり、液戻り管体4
1内の作動流体の液のみを蒸発管体39内に還流させる
ように連通管80は液戻り管体41の下方部と蒸発管体
39の下方部とに連通されている。なお、蒸発管体3
9、凝縮管体40、液戻り管体41、連通管80とによ
り構成されるループ状管体42は水平方向に対し水平に
配置してもよいが、熱輸送能力をさらに高めるために、
ループ状管体42の凝縮管体40を蒸発管体39、液戻
り管体41より水平方向に対し高くなるよう傾斜配置す
るようにしてもよい。
【0093】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
蒸発管体39が伝熱ブロック37により加熱され、蒸発
管体39内の作動流体は電熱体43の熱を蒸発潜熱とし
て奪い蒸発して蒸気となり、矢印Cに示すようにU字状
の凝縮管体40に向かって移動する。U字状の凝縮管体
40に移動した作動流体の蒸気は、舗装体の温度の方が
電熱体43の温度より低いため、凝縮液化して舗装体に
凝縮潜熱を放出する。液化した作動流体の液は液戻り管
体41を矢印Dに示すように通り、連通管80を矢印F
に示すように通って蒸発管体39内に還流する。以上の
動作が自然的に順次繰り返されることにより、電熱体4
3の熱量が蒸発管体39、凝縮管体40、液戻り管体4
1、連通管80とにより構成されるループ状管体42に
より被熱伝達体である舗装体に熱輸送され、舗装体の路
面を加熱し、その路面上の除氷や凍結防止を行うと共に
道路の路面上に堆積する雪を融雪することができる。
【0094】以上のように、この実施例27においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。上述した実施例10における熱伝達装置にお
いては、舗装体への埋設の仕方によつて、すなわち凝縮
管体40が蒸発管体39、液戻り管体41より水平方向
に対し少し下方に位置した場合、蒸発管体39内の作動
流体の蒸気が液戻り管体41側に流動し熱循環特性に支
障を来し、強いては蒸発管体39内の作動流体が液枯れ
を起こし熱輸送不能となる恐れがあるが、連通管80に
よりその流動を阻止し、作動流体の蒸気、液は矢印C、
Dに示すように流れ方向を確実に同一方向とすることが
でき、作動流体の液のみを連通管80を矢印Fに示すよ
うに通して蒸発管体39内に還流させるので、蒸発管体
39内の作動流体が液枯れを起こすことがなく熱輸送不
能を招くことの全くない安定性に優れた熱伝達装置を得
ることができる。このように上記実施例10では得られ
ない特有の効果を奏する。また、上述した実施例19〜
26における仕切体77に比し、作動流体の液のみを確
実に蒸発管体39内に還流させることができると共に製
作面でも容易となる。
【0095】実施例28.この発明の実施例28を図3
1に基づいて説明する。この実施例28においては、上
述した実施例11の構成の液戻り管体48と蒸発管体4
6内の液溜部51とを連通管80で連通したものであ
り、上述した実施例27と同様の効果を奏する。
【0096】実施例29.この発明の実施例29を図3
2に基づいて説明する。この実施例29においては、上
述した実施例12の構成の液戻り管体48と蒸発管体4
6内の液溜部52とを連通管80で連通したものであ
り、上述した実施例27と同様の効果を奏する。
【0097】実施例30.この発明の実施例30を図3
3に基づいて説明する。この実施例30においては、上
述した実施例17の構成の液戻り管体70と蒸発管体6
8内の液溜部73とを連通管80で連通したものであ
り、上述した実施例27と同様の効果を奏する。また、
上述した実施例18についてもみの実施例30と同様に
連通管80により液戻り管体75と凝縮管体74の一方
側74aの液溜部とを連通するようにしてもよい。
【0098】実施例31.この発明の実施例31を図3
4に基づいて説明する。図34において、37は伝熱ブ
ロック、43は電熱体、44は孔、81は伝熱ブロック
37の一方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された
蒸発孔体、82はU字状を成し一方側82aが蒸発孔体
81の一方側の開口入口部近傍と連結され、被熱伝達体
近傍に延在する凝縮管体、83は一方側が凝縮管体82
の他方側と連結され、他方側83aが伝熱ブロック37
の蒸発孔体81の閉塞側近傍に位置する液戻り管体、8
4は伝熱ブロック37の蒸発孔体81の閉塞部−貫通し
て液戻り管体83内と蒸発孔体81内とを連通し、液戻
り管体83内の作動流体の液を蒸発管体81内に還流さ
せる連通管である。
【0099】次に動作について説明する。電熱体43に
通電すると、その電熱体43により伝熱ブロック37が
加熱されて昇温する。伝熱ブロック37が昇温すると、
蒸発孔体81が伝熱ブロック37により加熱され、蒸発
孔体81内の作動流体は電熱体43の熱を蒸発潜熱とし
て奪い蒸発して蒸気となり、U字状の凝縮管体82に向
かって移動する。U字状の凝縮管体82に移動した作動
流体の蒸気は、舗装体の温度の方が電熱体43の温度よ
り低いため、凝縮液化して舗装体に凝縮潜熱を放出す
る。液化した作動流体の液は液戻り管体83を通り、連
通管84を矢印Gに示すように通って蒸発孔体81内に
還流する。以上の動作が自然的に順次繰り返されること
により、電熱体43の熱量が蒸発管体39、凝縮管体4
0、液戻り管体41、連通管80とにより構成されるル
ープ状管体42により被熱伝達体である舗装体に熱輸送
され、舗装体の路面を加熱し、その路面上の除氷や凍結
防止を行うと共に道路の路面上に堆積する雪を融雪する
ことができる。
【0100】以上のように、この実施例31においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。上述した実施例10における熱伝達装置にお
いては、舗装体への埋設の仕方によつて、すなわち凝縮
管体40が蒸発管体39、液戻り管体41より水平方向
に対し少し下方に位置した場合、蒸発管体39内の作動
流体の蒸気が液戻り管体41側に流動し熱循環特性に支
障を来し、強いては蒸発管体39内の作動流体が液枯れ
を起こし熱輸送不能となる恐れがあるが、連通管84に
よりその流動を阻止し、作動流体の蒸気、液は流れ方向
を確実に同一方向とすることができ、作動流体の液のみ
を連通管84を矢印Gに示すように通して蒸発孔体81
内に還流させるので、蒸発孔体81内の作動流体が液枯
れを起こすことがなく熱輸送不能を招くことの全くない
安定性に優れた熱伝達装置を得ることができる。このよ
うに上記実施例10では得られない特有の効果を奏す
る。また、蒸発孔体81内の作動流体が伝熱ブロック3
7により直接的に加熱されるので、熱伝達ロスがなくな
り温度降下を阻止でき、上述した実施例27〜30では
得られない特有の効果を奏する。
【0101】実施例32.この発明の実施例32を図3
5に基づいて説明する。この実施例32においては、上
述した実施例31における凝縮管体82の一方側82a
の開口端が伝熱ブロック37に形成された蒸発孔体81
の開口面部に当接して溶接等で連結された場合を示し、
上述した実施例31と同様の効果を奏する。
【0102】実施例33.この発明の実施例33を図3
6に基づいて説明する。この実施例33においては、上
述した実施例32における蒸発孔体81を凝縮管体82
の管径より大径の蒸発孔体85とし、この蒸発孔体85
と同心状に凝縮管体82の一方側82aを配置とて連結
体86で連結したものであり、上述した実施例31と同
様の効果を奏し、蒸発孔体85の下方に作動流体の液溜
部87が形成され、作動流体の液枯れも防止されてい
る。
【0103】実施例34.この発明の実施例34を図3
7に基づいて説明する。この実施例34においては、上
述した実施例33における凝縮管体82の一方側82a
を蒸発孔体81の上方部に合わせて配置して連結体86
で連結したものであり、上述した実施例31と同様の効
果を奏し、蒸発孔体85の下方に作動流体の液溜部88
が形成され作動流体の液枯れも防止されている。
【0104】実施例35.この発明の実施例35を図3
8に基づいて説明する。図38において、37は伝熱ブ
ロック、89は伝熱ブロック37の一方側が開口し他方
側が閉塞するよう構成された蒸発孔体、90はU字状を
成し一方側90aが蒸発孔体89の閉塞部近傍まで挿通
され、例えば水圧拡管なとの液圧拡管等から成る拡管手
段(図示せず)により一方側90a外周面が蒸発孔体8
9内周面に圧着され、被熱伝達体近傍に延在する凝縮管
体、91は一方側が凝縮管体90の他方側と連結され他
方側91aが伝熱ブロック37の蒸発孔体89の閉塞側
近傍に位置する液戻り管体、92は伝熱ブロック37の
蒸発孔体89の閉塞部を貫通して液戻り管体91内と蒸
発孔体89内とを連通し、液戻り管体91内の作動流体
の液を蒸発管体89内に還流させる連通管である。この
実施例34においても上述した実施例31と同様の効果
を奏し、凝縮管体90の一方側90a外周面と蒸発孔体
89内周面とが拡管手段により強固に密着されるので、
熱伝達ロスの低減が図れる。
【0105】実施例36.この発明の実施例36を図3
9に基づいて説明する。この実施例36においては、蒸
発孔体93を凝縮管体94の管径より大径とし、U字状
を成し凝縮管体94の一方側94aを蒸発孔体93の閉
塞部近傍まで挿通し、例えば水圧拡管なとの液圧拡管等
から成る拡管手段(図示せず)により凝縮管体94の一
方側94a外周面が蒸発孔体89内周面に圧着して大径
の凝縮管体94の一方側94aを形成し、一方側が凝縮
管体94の他方側と連結され他方側95aが伝熱ブロッ
ク37の蒸発孔体93の閉塞側近傍に位置する液戻り管
体94を設け、伝熱ブロック37の蒸発孔体93の閉塞
部を貫通して液戻り管体95内と蒸発孔体93内とを連
通し、液戻り管体95内の作動流体の液を蒸発孔体93
内に還流させる連通管96を設けたものであり、上述し
た実施例31と同様の効果を奏し、凝縮管体94の一方
側94aの下方に作動流体の液溜部97が形成され作動
流体の液枯れも防止されている。
【0106】実施例37.上述した実施例31〜36で
は、伝熱ブロック37に形成された各蒸発孔体が一方側
が開口し他方側が閉塞するいわゆる止まり孔から成る場
合について述べたが、伝熱ブロック37に貫通孔を形成
し、他方側を蓋体等で閉塞して止まり孔と同様の機能を
持たせた蒸発孔体としてもよい。
【0107】実施例38.この発明の実施例38を図4
0および図41に基づいて説明する。これら各図におい
て、98は例えば鉄などの金属材などから成る伝熱ブロ
ック、99は伝熱ブロック98に形成された貫通孔、1
00は貫通孔99に挿着された例えば銅材などから成る
蒸発管体、101はU字状を成し一方側101aが下方
に屈曲されて蒸発管体100に連通され被熱伝達体であ
る例えば道路の舗装体近傍に延在する例えば銅材などか
ら成る凝縮管体であり、一方側101aを屈曲させたこ
とによりU字状を成す凝縮管体101が蒸発管体100
より水平方向に対して高い位置に配置される。102は
一方側102aが凝縮管体101の他方側101b、他
方側102bが下方に屈曲されて蒸発管体100とに連
通された例えば銅材などから成る液戻り管体、103は
これらの蒸発管体100、凝縮管体101、液戻り管体
102とにより構成され、内部に作動流体(図示せず)
が封入されるループ状管体、104は伝熱ブロック98
のループ状管体103の蒸発管体100近傍、例えば蒸
発管体100の下方の伝熱ブロック98に配設された例
えばシーズ線発熱体、電気ヒータ等から成る電熱体、1
05はこの電熱体104を伝熱ブロック98に配設する
ためにその伝熱ブロック98に形成された孔である。
【0108】次に動作について説明する。電熱体104
に通電すると、その電熱体104により伝熱ブロック9
8が加熱されて昇温する。伝熱ブロック98が昇温する
と、蒸発管体100が伝熱ブロック98により加熱さ
れ、蒸発管体100内の作動流体は電熱体104の熱を
蒸発潜熱として奪い蒸発して蒸気となり、矢印Hに示す
ように蒸発管体100からU字状の凝縮管体101の一
方側101aを上方向に向かって移動し、さらに矢印I
に示すように舗装体近傍に延在するU字状の凝縮管体1
01に移動する。U字状の凝縮管体101に移動した作
動流体の蒸気は、舗装体の温度の方が電熱体104の温
度より低いため、凝縮液化して舗装体に凝縮潜熱を放出
する。液化した作動流体の液は液戻り管体102を矢印
Jに示すように通り、さらに矢印Kに示すように液戻り
管体102の他方側102bを下方向に向かって移動し
て蒸発管体100内に還流する。以上の動作が自然的に
順次繰り返されることにより、電熱体104の熱量が蒸
発管体100、凝縮管体101、液戻り管体102とに
より構成されるループ状管体103により被熱伝達体で
ある舗装体に熱輸送され、舗装体の路面を加熱し、その
路面上の除氷や凍結防止を行うと共に道路の路面上に堆
積する雪を融雪することができる。
【0109】以上のように、この実施例38においても
上述した実施例1と同様の効果を奏することは勿論のこ
とである。この実施例38においては、U字状の凝縮管
体101の一方側101a、液戻り管体102の他方側
102bをそれぞれ下方向に屈曲させたことにより、伝
熱ブロック98に位置するループ状管体103の蒸発管
体100の位置をループ状管体103の凝縮管体101
の水平位置より下方に配設し、ループ状管体103の蒸
発管体100全体を作動流体の液溜部とすることがで
き、熱伝達装置の埋設状態に多少不具合が生じたとして
も、蒸発管体100内に作動流体が常に確実に保持さ
れ、大量の入熱時も蒸発管体100内の作動流体が何等
液枯れすることなく安定的に熱輸送動作をさせることが
でき、上述した各実施例では得られない高安定性でかつ
高信頼性の熱伝達装置が得られるという特有の効果を奏
する。
【0110】実施例39.この発明の実施例39を図4
2に基づいて説明する。図42において、98は伝熱ブ
ロック、104は電熱体、105は孔、106は伝熱ブ
ロック98に形成された貫通孔、107はU字状を成し
一方側107aが下方に屈曲されて貫通孔106の一方
側開口入口部近傍に挿着されその貫通孔106に連通さ
れ被熱伝達体である例えば道路の舗装体近傍に延在する
例えば銅材などから成る凝縮管体であり、一方側107
aを屈曲させたことによりU字状を成す凝縮管体107
が貫通孔106より水平方向に対して高い位置に配置さ
れる。108は一方側108aが凝縮管体107の他方
側107b、他方側108bが下方に屈曲されて貫通孔
106とに連通された例えば銅材などから成る液戻り管
体、109はこれらの貫通孔106、凝縮管体107、
液戻り管体108とにより構成され、内部に作動流体
(図示せず)が封入されるループ状管体である。この発
明の実施例39においても、上述した実施例38と同様
の効果を奏し、貫通孔106内の作動流体が伝熱ブロッ
ク98により直接的に加熱され熱輸送能力が増大する。
【0111】実施例40.この発明の実施例40を図4
3に基づいて説明する。この実施例40においては、凝
縮管体107の一方側107aの開口端および液戻り管
体108の他方側108bの開口端がそれぞれ伝熱ブロ
ック98に形成された貫通孔106の開口面部に当接し
て溶接等で連結された場合を示し、上述した実施例39
と同様の効果を奏する。また、上述した実施例15〜1
8についても上述した実施例38の発明を適用し得るこ
とができ、同様の効果を奏する。
【0112】実施例41.この発明の実施例41を図4
4に基づいて説明する。図44において、6は伝熱ブロ
ック、7は貫通孔、8はヒートパイプ、8aはヒートパ
イプ8の一方側、8bはヒートパイプ8の他方側、10
は電熱体、11は孔、110は伝熱ブロック6の外周面
を覆いその伝熱ブロック6から外部の舗装体への無駄な
放熱を阻止する断熱材などから成る放熱阻止体である。
【0113】次に動作について説明する。この発明の実
施例41においては、上述した実施例1の構成に放熱阻
止体110を設けたものであり、この放熱阻止体110
により、電熱体10により加熱されて昇温した伝熱ブロ
ック6の熱を外部の舗装体への無駄な放熱を阻止し、そ
の熱量全てをヒートパイプ8の一方側8aに伝達し、ヒ
ートパイプ8の作用により電熱体10の熱量全てを被熱
伝達体である道路の舗装体に熱輸送することができ、極
めて効率的にかつ経済性に優れた熱伝達装置を得ること
ができ、上述した各実施例では得られない特有の効果を
奏する。
【0114】実施例42.なお、上述した実施例41で
は上述した実施例1を対象とした場合について述べた
が、上述した実施例41の発明を上述した実施例2〜4
0にも適用することができ、同様の効果を奏する。
【0115】実施例43.また、上述した各実施例にお
けるヒートパイプの他方側あるいは各凝縮管体に放熱フ
ィンを設ければ、熱伝達体である道路の舗装体への放熱
能力が増大し、舗装体の路面などの融雪、除氷、並びに
凍結防止をさらに効果的に行うことができる。
【0116】実施例44.さらに、上述した各実施例に
おいて、気象状況を図示しないセンサ等で検出しそれら
センサの出力に応じて電熱体への通電量を制御すること
により、気象状況に応じた最適な熱伝達装置を得ること
ができる。
【0117】実施例45.ところで、上記説明では、寒
冷地等における道路の舗装体の路面などの融雪、除氷、
並びに凍結防止を行う場合について述べたが、これに限
定されるものではなく、被熱伝達体に熱を伝達したい用
途に適用し得ることができることは、勿論のことであ
る。
【0118】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、伝熱ブ
ロックと、伝熱ブロックに形成された貫通孔と、一方側
が伝熱ブロックに形成された貫通孔に貫通して挿着さ
れ、他方側が被熱伝達体近傍に延在し、内部に作動流体
が封入されるヒートパイプと、伝熱ブロックのヒートパ
イプの一方側近傍に配設された電熱体とを設けたことに
より、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優れた熱
伝達装置を得ることができる。
【0119】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、伝熱ブロックに形成された貫通
孔に貫通して挿着された大径の蒸発管体と、蒸発管体と
連通され被熱伝達体近傍に延在し、かつ蒸発管体より小
径の凝縮管体と、蒸発管体と凝縮管体とからなる管体の
内部に封入される作動流体と、蒸発管体と凝縮管体との
管径差により蒸発管体に形成される作動流体の液溜部
と、伝熱ブロックの蒸発管体近傍に配設された電熱体と
を設けたことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性
能的に優れ、作動流体の液枯れのない安定した熱伝達装
置を得ることができる。
【0120】また、伝熱ブロックと、伝熱ブロックの一
方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発孔体
と、蒸発孔体の一方側と連通され被熱伝達体近傍に延在
する凝縮管体と、蒸発孔体と凝縮管体とからなる連通す
る内部に封入される作動流体と、伝熱ブロックの蒸発孔
体近傍に配設された電熱体とを設けたことにより、経済
性に優れ、放熱能力が高く性能的に優れ、温度降下のな
い安定した熱伝達装置を得ることができる。
【0121】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
の一方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された大径
の蒸発孔体と、蒸発孔体の一方側と連結体を介して連通
され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、蒸発孔体と
凝縮管体とからなる連通する内部に封入される作動流体
と、蒸発孔体と凝縮管体との径差により蒸発孔体に形成
される作動流体の液溜部と、伝熱ブロックの蒸発孔体近
傍に配設された電熱体とを設けたことにより、経済性に
優れ、放熱能力が高く性能的に優れ、温度降下のないか
つ作動流体の液枯れのない安定した熱伝達装置を得るこ
とができる。
【0122】また、伝熱ブロックに一方側が開口し他方
側が閉塞するよう構成された蒸発孔を形成する工程と、
蒸発孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一方側を
蒸発孔の他方側の閉塞部近傍まで挿通する工程と、管体
を拡管手段によりほぼ同一径に拡管し、管体の一方側を
伝熱ブロックに形成された蒸発孔と圧着する工程と、管
体の他方側の開口端を蓋体により閉塞する工程と、管体
の内部に作動流体を封入する工程と、伝熱ブロックの蒸
発孔近傍に電熱体を配設する工程とを設けたことによ
り、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優れ、熱伝
達抵抗を著しく減じ温度降下の少ない安定した熱伝達装
置の製造方法を得ることができる。
【0123】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一
方側を貫通孔に挿通する工程と、管体の一方側を拡管手
段により管体の他方側より大径に拡管し、管体の一方側
を伝熱ブロックに形成された貫通孔と圧着する工程と、
管体の一方側の開口端を第1蓋体により閉塞する工程
と、管体の他方側の開口端を第2蓋体により閉塞する工
程と、管体の内部に作動流体を封入する工程と、伝熱ブ
ロックの貫通孔近傍に電熱体を配設する工程とを設けた
ことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優
れ、熱伝達抵抗を著しく減じ温度降下が少なくかつ作動
流体の液枯れのない安定した熱伝達装置の製造方法を得
ることができる。
【0124】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、貫通孔に挿着された蒸発管体
と、U字状を成し一方側が蒸発管体に連通され被熱伝達
体近傍に延在する凝縮管体と、凝縮管体の他方側と蒸発
管体とに連通された液戻り管体と、これら蒸発管体、凝
縮管体、液戻り管体とにより構成され、内部に作動流体
が封入されるループ状管体と、伝熱ブロックのループ状
管体の蒸発管体近傍に配設された電熱体とを設けたこと
により、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優れ、
製作費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環特性の優れた
熱伝達装置を得ることができる。
【0125】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、この貫通孔に挿着された大径の
蒸発管体と、U字状を成し一方側が蒸発管体に連通され
被熱伝達体近傍に延在し、かつ蒸発管体より小径の凝縮
管体と、凝縮管体の他方側と蒸発管体とに連通された液
戻り管体と、これら蒸発管体、凝縮管体、液戻り管体と
により構成され、内部に作動流体が封入されるループ状
管体と、蒸発管体と凝縮管体との管径差により蒸発管体
に形成される作動流体の液溜部と、伝熱ブロックのルー
プ状管体の蒸発管体近傍に配設された電熱体とを設けた
ことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優
れ、製作費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環特性の優
れかつ作動流体の液枯れのない安定した熱伝達装置を得
ることができる。
【0126】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された貫通孔と、U字状を成し一方側が貫通孔に
連通され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、凝縮管
体の他方側と貫通孔とに連通された液戻り管体と、これ
ら貫通孔、凝縮管体、液戻り管体とにより構成され、内
部に作動流体が封入されるループ状管体と、伝熱ブロッ
クのループ状管体の貫通孔近傍に配設された電熱体とを
設けたことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性能
的に優れ、製作費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環特
性に優れ、温度降下のない安定した熱伝達装置を得るこ
とができる。
【0127】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
に形成された大径の貫通孔と、U字状を成し一方側が貫
通孔に連通され被熱伝達体近傍に延在しかつ貫通孔の孔
径より小径の凝縮管体と、凝縮管体の他方側と貫通孔と
に連通された液戻り管体と、これら貫通孔、凝縮管体、
液戻り管体とにより構成され、内部に作動流体が封入さ
れるループ状管体と、貫通孔と凝縮管体との径差により
貫通孔に形成される作動流体の液溜部と、伝熱ブロック
のループ状管体の貫通孔近傍に配設された電熱体とを設
けたことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的
に優れ、製作費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環特性
に優れ、温度降下がなくかつ作動流体の液枯れのない安
定した熱伝達装置を得ることができる。
【0128】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有する蒸発管体
を貫通孔に挿通する工程と、蒸発管体を拡管手段により
大径に拡管し、蒸発管体を伝熱ブロックに形成された貫
通孔と圧着する工程と、U字状を成し蒸発管体の拡管部
径より小径の凝縮管体の一方側を蒸発管体の一方側と連
結させる工程と、凝縮管体の他方側と蒸発管体の他方側
とを液戻り管体により連結する工程と、これら工程によ
りループ状管体を伝熱ブロックに配設し、内部に作動流
体を封入する工程と、伝熱ブロックの蒸発管体近傍に電
熱体を配設する工程とを設けたことにより、経済性に優
れ、放熱能力が高く性能的に優れ、製作費用の大幅な低
減が図れ、熱媒体循環特性に優れ、熱伝達抵抗を著しく
減じ温度降下が少なくかつ作動流体の液枯れのない安定
した熱伝達装置の製造方法を得ることができる。
【0129】また、伝熱ブロックに貫通孔を形成する工
程と、貫通孔の孔径より小径で開口端を有するU字状を
成す凝縮管体の一方側を貫通孔に挿通する工程と、凝縮
管体の一方側を拡管手段により大径に拡管し凝縮管体の
一方側を伝熱ブロックに形成された貫通孔と圧着する工
程と、凝縮管体の他方側と凝縮管体の一方側とを液戻り
管体により連結する工程と、これら工程によりループ状
管体を伝熱ブロックに配設し、内部に作動流体を封入す
る工程とを設けたことにより、経済性に優れ、放熱能力
が高く性能的に優れ、製作費用の大幅な低減が図れ、熱
媒体循環特性に優れ、熱伝達抵抗を著しく減じ温度降下
が少なくかつ作動流体の液枯れのない安定した熱伝達装
置の製造方法を得ることができる。
【0130】また、ループ状管体の液戻り管体に配設さ
れ、伝熱ブロック内のループ状管体で発生する作動流体
の蒸気の液戻り管体側への流入を阻止すると共にループ
状管体の凝縮管体で凝縮液化した作動流体の液を液戻り
管体を通じて伝熱ブロック内のループ状管体内に還流さ
せる仕切体を設けたことにより、経済性に優れ、放熱能
力が高く性能的に優れ、製作費用の大幅な低減が図れ、
熱媒体循環特性に優れ安定性に優れた熱伝達装置を得る
ことができる。
【0131】また、ループ状管体の液戻り管体と蒸発管
体との連結部を離間しそれら開口端をそれぞれ閉塞にす
る蓋体と、各蓋体を貫通して配設され、液戻り管体内と
蒸発管体内とを連通し、蒸発管体で発生する作動流体の
蒸気の液戻り管体側への流入を阻止すると共に液戻り管
体内の作動流体の液を蒸発管体内に還流させる連通管と
を設けたことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性
能的に優れ、製作費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環
特性に優れ安定性に優れた熱伝達装置を得ることができ
る。
【0132】また、伝熱ブロックと、この伝熱ブロック
の一方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発
孔体と、U字状を成し一方側が蒸発孔体の一方側と連結
され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、一方側が凝
縮管体の他方側と連結され、他方側が伝熱ブロックの蒸
発孔体の閉塞側近傍に位置する液戻り管体と、液戻り管
体内と蒸発孔体内とを連通し、液戻り管体内の作動流体
の液を蒸発管体内に還流させる連通管と、伝熱ブロック
の蒸発孔体近傍に配設された電熱体とを設けたことによ
り、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優れ、製作
費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環特性に優れ、熱伝
達ロスがなく温度降下を阻止でき安定性に優れた熱伝達
装置を得ることができる。
【0133】また、伝熱ブロックに位置するループ状管
体の蒸発管体または貫通孔の位置をループ状管体の凝縮
管体の水平位置より下方に配設し、ループ状管体の蒸発
管体または貫通孔全体を作動流体の液溜部としたことに
より、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的に優れ、製
作費用の大幅な低減が図れ、熱媒体循環特性に優れ、高
安定性でかつ高信頼性の熱伝達装置を得ることができ
る。
【0134】また、伝熱ブロックの外周面を覆いその伝
熱ブロックから外部への放熱を阻止する放熱阻止体を設
けたことにより、経済性に優れ、放熱能力が高く性能的
に優れ、効率的な熱伝達装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図4】この発明の実施例3を示す断面図である。
【図5】この発明の実施例4を示す断面図である。
【図6】この発明の実施例5を示す断面図である。
【図7】この発明の実施例6を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例7を示す断面図である。
【図9】この発明の実施例8を示す断面図である。
【図10】この発明の実施例9を示す断面図である。
【図11】この発明の実施例10を示す斜視図である。
【図12】この発明の実施例11を示す断面図である。
【図13】この発明の実施例12を示す断面図である。
【図14】この発明の実施例13を示す断面図である。
【図15】この発明の実施例14を示す断面図である。
【図16】この発明の実施例15を示す断面図である。
【図17】この発明の実施例16を示す断面図である。
【図18】この発明の実施例17を示す断面図である。
【図19】この発明の実施例18を示す断面図である。
【図20】この発明の実施例19を示す斜視図である。
【図21】この発明の実施例19を示す断面図である。
【図22】この発明の実施例20を示す断面図である。
【図23】この発明の実施例21を示す断面図である。
【図24】この発明の実施例22を示す断面図である。
【図25】この発明の実施例23を示す断面図である。
【図26】この発明の実施例24を示す断面図である。
【図27】この発明の実施例25を示す断面図である。
【図28】この発明の実施例26を示す断面図である。
【図29】この発明の実施例27を示す斜視図である。
【図30】この発明の実施例27を示す断面図である。
【図31】この発明の実施例28を示す断面図である。
【図32】この発明の実施例29を示す断面図である。
【図33】この発明の実施例30を示す断面図である。
【図34】この発明の実施例31を示す断面図である。
【図35】この発明の実施例32を示す断面図である。
【図36】この発明の実施例33を示す断面図である。
【図37】この発明の実施例34を示す断面図である。
【図38】この発明の実施例35を示す断面図である。
【図39】この発明の実施例36を示す断面図である。
【図40】この発明の実施例38を示す斜視図である。
【図41】この発明の実施例38を示す断面図である。
【図42】この発明の実施例39を示す断面図である。
【図43】この発明の実施例40を示す断面図である。
【図44】この発明の実施例41を示す断面図である。
【図45】従来の熱伝達装置を示す平面図である。
【図46】従来の熱伝達装置を示す断面図である。
【符号の説明】
6 伝熱ブロック 7 貫通孔 8 ヒートパイプ 8a 一方側 8b 他方側 9 作動流体 10 電熱体 12 貫通孔 13 蒸発管体 14 凝縮管体 15 作動流体 16 液溜部 17 液溜部 18 蒸発孔体 19 凝縮管体 20 作動流体 21 蒸発孔体 22 凝縮管体 23 連結体 24 作動流体 25 液溜部 26 液溜部 27 蒸発孔 28 管体 29 蓋体 30 作動流体 31 貫通孔 32 管体 33 第1蓋体 34 第2蓋体 35 作動流体 36 液溜部 37 伝熱ブロック 38 貫通孔 39 蒸発管体 40 凝縮管体 41 液戻り管体 42 ループ状管体 43 電熱体 45 貫通孔 46 蒸発管体 47 凝縮管体 48 液戻り管体 49 ループ状管体 50 作動流体 51 液溜部 52 液溜部 53 貫通孔 54 凝縮管体 55 液戻り管体 56 ループ状管体 57 作動流体 58 貫通孔 59 凝縮管体 61 液戻り管体 63 ループ状管体 64 作動流体 65 液溜部 66 液溜部 67 貫通孔 68 蒸発管体 69 凝縮管体 70 液戻り管体 71 ループ状管体 72 作動流体 73 液溜部 74 凝縮管体 75 液戻り管体 76 ループ状管体 77 仕切体 78 蓋体 79 蓋体 80 連通管 81 蒸発孔体 82 凝縮管体 83 液戻り管体 84 連通管 98 伝熱ブロック 100 蒸発管体 101 凝縮管体 102 液戻り管体 103 ループ状管体 104 電熱体 110 放熱阻止体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックに形
    成された貫通孔と、一方側が上記伝熱ブロックに形成さ
    れた貫通孔に貫通して挿着され、他方側が被熱伝達体近
    傍に延在し、内部に作動流体が封入されるヒートパイプ
    と、上記伝熱ブロックの上記ヒートパイプの一方側近傍
    に配設された電熱体とを備えたことを特徴とする熱伝達
    装置。
  2. 【請求項2】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックに形
    成された貫通孔と、上記伝熱ブロックに形成された貫通
    孔に貫通して挿着された大径の蒸発管体と、上記蒸発管
    体と連通され被熱伝達体近傍に延在し、かつ上記蒸発管
    体より小径の凝縮管体と、上記蒸発管体と凝縮管体とか
    らなる管体の内部に封入される作動流体と、上記蒸発管
    体と凝縮管体との管径差により上記蒸発管体に形成され
    る上記作動流体の液溜部と、上記伝熱ブロックの上記蒸
    発管体近傍に配設された電熱体とを備えたことを特徴と
    する熱伝達装置。
  3. 【請求項3】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックの一
    方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発孔体
    と、上記蒸発孔体の一方側と連通され被熱伝達体近傍に
    延在する凝縮管体と、上記蒸発孔体と凝縮管体とからな
    る連通する内部に封入される作動流体と、上記伝熱ブロ
    ックの上記蒸発孔体近傍に配設された電熱体とを備えた
    ことを特徴とする熱伝達装置。
  4. 【請求項4】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックの一
    方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された大径の蒸
    発孔体と、上記蒸発孔体の一方側と連結体を介して連通
    され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、上記蒸発孔
    体と凝縮管体とからなる連通する内部に封入される作動
    流体と、上記蒸発孔体と凝縮管体との径差により上記蒸
    発孔体に形成される上記作動流体の液溜部と、上記伝熱
    ブロックの上記蒸発孔体近傍に配設された電熱体とを備
    えたことを特徴とする熱伝達装置。
  5. 【請求項5】 伝熱ブロックに一方側が開口し他方側が
    閉塞するよう構成された蒸発孔を形成する工程と、上記
    蒸発孔の孔径より小径で開口端を有する管体の一方側を
    上記蒸発孔の他方側の閉塞部近傍まで挿通する工程と、
    上記管体を拡管手段によりほぼ同一径に拡管し、上記管
    体の一方側を上記伝熱ブロックに形成された上記蒸発孔
    と圧着する工程と、上記管体の他方側の開口端を蓋体に
    より閉塞する工程と、上記管体の内部に作動流体を封入
    する工程と、上記伝熱ブロックの上記蒸発孔近傍に電熱
    体を配設する工程とを備えたことを特徴とする熱伝達装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 伝熱ブロックに貫通孔を形成する工程
    と、上記貫通孔の孔径より小径で開口端を有する管体の
    一方側を上記貫通孔に挿通する工程と、上記管体の一方
    側を拡管手段により上記管体の他方側より大径に拡管
    し、上記管体の一方側を上記伝熱ブロックに形成された
    上記貫通孔と圧着する工程と、上記管体の一方側の開口
    端を第1蓋体により閉塞する工程と、上記管体の他方側
    の開口端を第2蓋体により閉塞する工程と、上記管体の
    内部に作動流体を封入する工程と、上記伝熱ブロックの
    上記貫通孔近傍に電熱体を配設する工程とを備えたこと
    を特徴とする熱伝達装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックに形
    成された貫通孔と、上記貫通孔に挿着された蒸発管体
    と、U字状を成し一方側が上記蒸発管体に連通され被熱
    伝達体近傍に延在する凝縮管体と、上記凝縮管体の他方
    側と上記蒸発管体とに連通された液戻り管体と、これら
    蒸発管体、凝縮管体、液戻り管体とにより構成され、内
    部に作動流体が封入されるループ状管体と、上記伝熱ブ
    ロックの上記ループ状管体の蒸発管体近傍に配設された
    電熱体とを備えたことを特徴とする熱伝達装置。
  8. 【請求項8】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックに形
    成された貫通孔と、上記貫通孔に挿着された大径の蒸発
    管体と、U字状を成し一方側が上記蒸発管体に連通され
    被熱伝達体近傍に延在し、かつ上記蒸発管体より小径の
    凝縮管体と、上記凝縮管体の他方側と上記蒸発管体とに
    連通された液戻り管体と、これら蒸発管体、凝縮管体、
    液戻り管体とにより構成され、内部に作動流体が封入さ
    れるループ状管体と、上記蒸発管体と凝縮管体との管径
    差により上記蒸発管体に形成される上記作動流体の液溜
    部と、上記伝熱ブロックの上記ループ状管体の蒸発管体
    近傍に配設された電熱体とを備えたことを特徴とする熱
    伝達装置。
  9. 【請求項9】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックに形
    成された貫通孔と、U字状を成し一方側が上記貫通孔に
    連通され被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、上記凝
    縮管体の他方側と上記貫通孔とに連通された液戻り管体
    と、これら貫通孔、凝縮管体、液戻り管体とにより構成
    され、内部に作動流体が封入されるループ状管体と、上
    記伝熱ブロックの上記ループ状管体の貫通孔近傍に配設
    された電熱体とを備えたことを特徴とする熱伝達装置。
  10. 【請求項10】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックに
    形成された大径の貫通孔と、U字状を成し一方側が上記
    貫通孔に連通され被熱伝達体近傍に延在し、かつ上記貫
    通孔の孔径より小径の凝縮管体と、上記凝縮管体の他方
    側と上記貫通孔とに連通された液戻り管体と、これら貫
    通孔、凝縮管体、液戻り管体とにより構成され、内部に
    作動流体が封入されるループ状管体と、上記貫通孔と凝
    縮管体との径差により上記貫通孔に形成される上記作動
    流体の液溜部と、上記伝熱ブロックの上記ループ状管体
    の貫通孔近傍に配設された電熱体とを備えたことを特徴
    とする熱伝達装置。
  11. 【請求項11】 伝熱ブロックに貫通孔を形成する工程
    と、上記貫通孔の孔径より小径で開口端を有する蒸発管
    体を上記貫通孔に挿通する工程と、上記蒸発管体を拡管
    手段により大径に拡管し、上記蒸発管体を上記伝熱ブロ
    ックに形成された上記貫通孔と圧着する工程と、U字状
    を成し上記蒸発管体の拡管部径より小径の凝縮管体の一
    方側を上記蒸発管体の一方側と連結させる工程と、上記
    凝縮管体の他方側と上記蒸発管体の他方側とを液戻り管
    体により連結する工程と、これら工程によりループ状管
    体を上記伝熱ブロックに配設し、内部に作動流体を封入
    する工程と、上記伝熱ブロックの上記蒸発管体近傍に電
    熱体を配設する工程とを備えたことを特徴とする熱伝達
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 伝熱ブロックに貫通孔を形成する工程
    と、上記貫通孔の孔径より小径で開口端を有するU字状
    を成す凝縮管体の一方側を上記貫通孔に挿通する工程
    と、上記凝縮管体の一方側を拡管手段により大径に拡管
    し上記凝縮管体の一方側を上記伝熱ブロックに形成され
    た上記貫通孔と圧着する工程と、上記凝縮管体の他方側
    と上記凝縮管体の一方側とを液戻り管体により連結する
    工程と、これら工程によりループ状管体を上記伝熱ブロ
    ックに配設し、内部に作動流体を封入する工程とを備え
    たことを特徴とする熱伝達装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項7〜10において、ループ状管
    体の液戻り管体に配設され、伝熱ブロック内の上記ルー
    プ状管体で発生する作動流体の蒸気の上記液戻り管体側
    への流入を阻止すると共に上記ループ状管体の凝縮体管
    体で凝縮液化した作動流体の液を上記液戻り管体を通じ
    て上記伝熱ブロック内の上記ループ状管体内に還流させ
    る仕切体を備えたことを特徴とする熱伝達装置。
  14. 【請求項14】 請求項7〜10において、ループ状管
    体の液戻り管体と蒸発管体との連結部を離間しそれら開
    口端をそれぞれ閉塞にする蓋体と、上記各蓋体を貫通し
    て配設され、上記液戻り管体内と上記蒸発管体内とを連
    通し、上記蒸発管体で発生する作動流体の蒸気の上記液
    戻り管体側への流入を阻止すると共に上記液戻り管体内
    の作動流体の液を上記蒸発管体内に還流させる連通管と
    を備えたことを特徴とする熱伝達装置。
  15. 【請求項15】 伝熱ブロックと、上記伝熱ブロックの
    一方側が開口し他方側が閉塞するよう構成された蒸発孔
    体と、U字状を成し一方側が上記蒸発孔体の一方側と連
    結され、被熱伝達体近傍に延在する凝縮管体と、一方側
    が上記凝縮管体の他方側と連結され、他方側が上記伝熱
    ブロックの蒸発孔体の閉塞側近傍に位置する液戻り管体
    と、上記液戻り管体内と上記蒸発孔体内とを連通し、上
    記液戻り管体内の作動流体の液を上記蒸発管体内に還流
    させる連通管と、上記伝熱ブロックの上記蒸発孔体近傍
    に配設された電熱体とを備えたことを特徴とする熱伝達
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項7〜10において、伝熱ブロッ
    クに位置するループ状管体の蒸発管体または貫通孔の位
    置を上記ループ状管体の凝縮管体の水平位置より下方に
    配設し、上記ループ状管体の蒸発管体または貫通孔全体
    を作動流体の液溜部としたことを特徴とする熱伝達装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜4,7〜10,13〜16
    において、伝熱ブロックの外周面を覆いその伝熱ブロッ
    クから外部への放熱を阻止する放熱阻止体を備えたこと
    を特徴とする熱伝達装置。
JP5133308A 1993-06-03 1993-06-03 熱伝達装置およびその製造方法 Expired - Lifetime JP2768212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5133308A JP2768212B2 (ja) 1993-06-03 1993-06-03 熱伝達装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5133308A JP2768212B2 (ja) 1993-06-03 1993-06-03 熱伝達装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06347182A true JPH06347182A (ja) 1994-12-20
JP2768212B2 JP2768212B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=15101638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5133308A Expired - Lifetime JP2768212B2 (ja) 1993-06-03 1993-06-03 熱伝達装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2768212B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241862A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Egawa Kogyo Kk ヒートパイプ式融雪装置
WO2007083441A1 (ja) * 2006-01-19 2007-07-26 Sharp Kabushiki Kaisha 冷却庫及びサーモサイフォン
WO2016036867A1 (en) * 2014-09-02 2016-03-10 Aavid Thermalloy, Llc Evaporator and condenser section structure for thermosiphon
US10655920B2 (en) 2014-09-15 2020-05-19 Aavid Thermalloy, Llc Thermosiphon with bent tube section

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102622913B1 (ko) 2022-12-23 2024-01-10 한국건설기술연구원 도로 포장체의 계간 지중 축열 및 방열 장치 및 이를 이용한 도로 융설 시스템

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05204117A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料処理装置用熱伝達装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05204117A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料処理装置用熱伝達装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241862A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Egawa Kogyo Kk ヒートパイプ式融雪装置
WO2007083441A1 (ja) * 2006-01-19 2007-07-26 Sharp Kabushiki Kaisha 冷却庫及びサーモサイフォン
WO2016036867A1 (en) * 2014-09-02 2016-03-10 Aavid Thermalloy, Llc Evaporator and condenser section structure for thermosiphon
US10655920B2 (en) 2014-09-15 2020-05-19 Aavid Thermalloy, Llc Thermosiphon with bent tube section

Also Published As

Publication number Publication date
JP2768212B2 (ja) 1998-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1120029A (en) Heat pipe bag system
US6745830B2 (en) Heat pipe loop with pump assistance
US5275232A (en) Dual manifold heat pipe evaporator
JP2886110B2 (ja) ヒートパイプ式融雪装置
JPH06347182A (ja) 熱伝達装置およびその製造方法
JPH07198278A (ja) 棒状ループ型ヒートパイプ
JPH0835786A (ja) 棒状ループ型ヒートパイプ
JPH05272106A (ja) 太陽熱蓄熱型路面融雪装置
JP2003148884A (ja) ループヒートパイプ
JP2856246B2 (ja) 熱回収・供給装置
JP2599516Y2 (ja) 地熱熱源ヒートパイプ式融雪装置
JPS62123291A (ja) 大口径長尺垂直サ−モサイホン
JP2562484Y2 (ja) 地熱を利用した融雪システム
JPH0415889Y2 (ja)
JPS60233205A (ja) 連設可能な道路融雪用等のヒ−トパイプ
JPH04261978A (ja) 融解処理装置
JPH04261979A (ja) 融解処理装置
JPH09126671A (ja) ヒートパイプおよびヒートパイプの埋設方法
JPS608275Y2 (ja) 太陽熱コレクタ用集熱装置
JPH03290511A (ja) 融解処理装置
JPH0343402B2 (ja)
JPH04261976A (ja) 融解処理装置
JPH0510951U (ja) 太陽熱蓄熱型融雪システム
JPH0545614Y2 (ja)
JPH03290572A (ja) 融解処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080410

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090410

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110410

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

EXPY Cancellation because of completion of term