JPH0634794B2 - 歯科用磁石 - Google Patents

歯科用磁石

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JPH0634794B2
JPH0634794B2 JP60155925A JP15592585A JPH0634794B2 JP H0634794 B2 JPH0634794 B2 JP H0634794B2 JP 60155925 A JP60155925 A JP 60155925A JP 15592585 A JP15592585 A JP 15592585A JP H0634794 B2 JPH0634794 B2 JP H0634794B2
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健 宮崎
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Hitachi Metals Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、希土類磁石合金を用いた歯科用磁石に関する
ものである。
従来の技術 近年、歯科用補綴技術の分野において、希土類磁石同士
もしくは希土類磁石と歯科用磁性合金の間の吸引力を利
用して義歯の維持力とする技術が開発され実用化の域に
達しようとしている。これは古くからある発想である
が、最近極めて強力な希土類磁石、例えばサマリウム−
コバルト磁石,ネオジウム−鉄−ボロン磁石等の出現に
より極めて小型の磁石で義歯の維持を行えるようになっ
たことによる。
上述の磁石はいずれも金属間化合物という種類の金属で
硬くて脆い性質がある。また耐食性に劣り口腔内に磁石
を露出するような使い方をするとたちまち黒変し、磁力
も次第に低下してしまう。
通常、耐食性に劣る金属に耐食性を付与する方法として
は一般にメッキが行われている。しかし、この種の磁石
は粉末冶金法によって製作されるので、どうしても僅か
に空孔が存在しメッキ性がよくない。また、メッキを施
しても地金そのものが脆弱であるため、衝撃で角部がメ
ッキもろともかけ落ちることもある。従って、人体に使
用するものとしては絶対確実安全でなければならぬとい
う点での信頼性が十分とはいえない。
また、もう一方、磁石の性能を最大限に引き出すもので
あってそれを弱めるようなものであってはならない。
すなわち、場合によっては歯牙内に挿入して使用される
ことを考えると、なるべく小型で強い必要があり、磁力
を弱めるようなことがあってはならないのは当然であ
る。
キャップ状に形成された軟磁性合金の内部にセメントに
より希土類磁石の側面が固着されると共に、キャップの
端縁及び前記磁石の他面によって凹部が形成された外冠
と、該外冠の凹部に嵌合する凸部を有した軟磁石合金よ
りなる内冠とからなる義歯の安全保持装置が特開昭58
−36542号として知られている。
このものは、内冠を残存歯の根面板に装填し、外冠は義
歯の内部に接着させて固定し、外冠を内冠に嵌合するこ
とにより、希土類磁石を起磁力源とする閉磁路が形成さ
れ、垂直方向に対しては希土類磁石と軟磁性合金との吸
着力によって、また、側方方向に対しては円錐状の内冠
とこれに嵌合する凹状の外冠との摩擦力ないしは嵌合力
によってそれぞれ義歯の動揺の抑え維持・安定を計るも
のである。
また、特開昭54−16891号の第8頁左上欄第8行
〜同頁左下欄第3行には、互いに反対の磁極の端面を有
する希土類磁石よりなる2つの磁石要素を備え、外側の
管状形状部分に対して間隙をもって内側の円柱状部分と
が逆向きであって、それらのそれぞれの端において反対
磁極をもち、一方の端面を円板状の一体的なキャップに
よって橋絡され、他方の端面を円板状の一体的な強磁性
のステンレス鋼よりなる保持要素を備えた義歯保持装置
が開示され、磁石要素および磁石保持要素の露出磁極面
は、5〜10μの厚さをもちかつ薄いステンレス鋼ある
いは白金めっきされた金製のはさみ金(シム)によっ
て、覆われていてもよいことが記載されている。
このものは、保持要素を歯根側に固着し、保持要素に義
歯を固定した磁石要素を磁力により合致させるものであ
る。
発明が解決しようとする課題 本発明は、製造が容易であると共に、小型で磁力が強
く、衝撃で希土類磁石の角部がかけ落ちることがない、
確実安全な歯科用磁石を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の歯科用磁石は、希土類磁石の一方の磁極面を除
いて他方の磁極面及び外周部を磁性合金で密着して被覆
し、前記磁石の一方の磁極面と前記磁性合金の面とを同
一面とすると共に、これらの面に非磁性合金よりなる平
面板を密着して設けたことを特徴とする。
作 用 磁石の一方の面を除いて他方の磁極面及び外周部に密着
して設けられた磁性合金は磁気回路を閉磁路化する継鉄
としての作用をなし、一方の磁極と前記磁性合金の同一
面に密着して設けられた非磁性合金は、その表面より磁
束が漏洩されることにより吸引力を増加させる作用をな
し、また、磁性合金と非磁性合金とで内部の磁石を保護
する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は、本発明の基本構造図である。図は、円柱状磁石の
例であるが、角柱あるいは異形の柱状のものであっても
よい。
第1図において、磁石1は、磁石1の一方の磁極の面を
除いて他方の磁極面及び外周部に密着して磁性合金2に
よって被覆されると共に、磁石1の一方の磁極の面と磁
性合金2の面とが同一面に形成され、該同一面に非磁性
合金3よりなる平面板が密着して設けられている。
磁石1としては希土類磁石を用い、最大エネルギー積を
20MGOe 以上とする(BH)max と吸引力との関係
を示す第5図より、吸引力は約100g 以上必要であ
る。
また、磁性合金2は磁気回路を閉磁路化する継鉄の役目
をしており、吸引力の増加をもたらす。従って、当然十
分な透磁率と飽和磁束密度が必要であり、特に、飽和磁
束密度は重要で500G以上ないと十分な吸引力が得ら
れない。十分な吸引力とは200〜300g で、少なく
とも100g 以上はほしい。磁束密度と吸引力の関係を
第3図に示す。
磁性合金2の肉厚t1はまた吸引力特性と大きな関係を
もつ。実験の結果、第4図に示すように0.5mm付近で
吸引力が最大になり、厚くても薄くても吸引力は低下す
る。また、この最適肉厚は磁性合金2の飽和磁束密度に
よって変化し、飽和磁束密度が大きくなると薄い方に移
動することがわかった。
また、肉厚は吸引力および磁石構造体と被吸引磁性体と
の距離(d)に関係があり、その関係を第2図に示す。
Aは磁石単体の場合であり、Bは本発明の場合である。
Bの方がdが小さときの吸引力はAに比べはるかに高
い。図からも明らかなように、磁性合金2の継鉄として
の作用は、dが小さいときの吸引力は増すが、dが大き
くなるとAと同じように減少する。AとBの交点は磁性
合金2の飽和磁束密度,透磁率によっても変るが、材質
が同一であれば肉厚t1で大きく変る。歯科用に使う場
合、dは症例等によってやや大きくなってもあまり吸引
力が低下しないようにしたい場合もある。従って、肉圧
を少し薄くしてA,Bの交点をdの大きい方にもってい
くこともある。磁性合金2の一番大きい役目は磁石の保
護であるからその観点からはdは実用上0.2mmは必要
であり、また、肉厚t1については先に述べたように最
適値約0.5mmがあるので最大でも0.7mm以下に限定
する必要がある。0.7mmを越えるか0.2mm未満にな
ると第4図より吸引力が100g を切る。
次に、非磁性合金3につてであるが、当然なことながら
透磁率はなるべく低い方がよい。しかも保護の役目のた
めには肉厚t2は最低の厚み10μは必要で、また、厚
いと第2図からもわかるように吸引力が有効に使えな
い。従って100μを限度とする。なお、透磁率は低い
方がよいが、実用上20までは許される。
磁石1の一方の面を除いて他方の磁極面及び外周部に密
着して設けられた磁性合金2は磁気回路を閉磁路化する
継鉄としての作用をなし、一方の磁極と磁性合金2の同
一面に密着して設けられた非磁性合金3は、その表面よ
り磁性合金2によって開束された磁束が漏洩され、漏洩
磁束の存在により吸引力を増加させ、図示していない歯
根側に設けられた磁石または磁性合金との間で強い吸引
力を発生させる作用をなすと共に、磁性合金2と非磁性
合金3とで内部の磁石1を保護する。
発明の効果 以上述べたように、本発明は希土類磁石の一方の磁極面
を除いて他方の磁極面及び外周部を磁性合金で密着して
被覆し、前記磁石の一方の磁極面と前記磁性合金の面と
を同一面とすると共に、これらの面に非磁性合金を密着
して設けたものであり、磁石の一方の面を除いて他方の
磁極面及び外周部に密着して設けられた磁性合金は最短
の磁気回路となって磁気損失がなく、一方の磁極と磁性
合金の同一面に密着して設けられた非磁性合金は、単一
平面に形成できて製造が容易であると共に、その全表面
より希土類磁石及び磁性合金からの磁束が共に漏洩さ
れ、希土類磁石及び磁性合金からの漏洩磁束により吸引
力を増加させ、歯根側に設けられた磁石または磁性合金
との間で強い吸引力を発生させると共に、磁性合金と非
磁性合金とで内部の希土類磁石の全面を覆ってこれを保
護するため、小型で磁力が強く、希土類磁石が衝撃でか
け落ちることがなく、人体に使用して確実安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成図、第2図は第1図の磁石構
造体の非磁性合金3に直角方向に十分大きい厚み面積,
磁性をもった磁性体を置いた場合の吸引力と距離dとの
関係を示す曲線で、Aは外径を同じにした磁石単体、B
は第1図の構造のものである。なお、この場合非磁性体
の厚みは0としている。第3図は、磁性合金2の飽和磁
束密度と吸引力との関係を示す曲線、第4図は、磁性合
金2の厚みtと吸引力との関係を示す曲線、第5図は
(BH)max と吸引力との関係を示す曲線である。 1……磁石、2……磁性合金、3……非磁性合金。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】希土類磁石の一方の磁極面を除いて他方の
    磁極面及び外周部を磁性合金で密着して被覆し、前記磁
    石の一方の磁極面と前記磁性合金の面とを同一面とする
    と共に、これらの面に非磁性合金よりなる平面板を密着
    して設けたことを特徴とする歯科用磁石。
  2. 【請求項2】希土類磁石が最大エネルギー積で20MG
    Oe 以上のものである特許請求の範囲第1項記載の歯科
    用磁石。
  3. 【請求項3】磁性合金が飽和磁束密度5000G以上、
    透磁率100以上でかつ被覆の肉厚を0.2〜0.7mm
    とされた特許請求の範囲第1項記載の歯科用磁石。
  4. 【請求項4】非磁性合金が透磁率20以下の実質的非磁
    性合金で、かつその肉厚が10μ以上100μ以下とさ
    れた特許請求の範囲第1項記載の歯科用磁石。
JP60155925A 1985-07-17 1985-07-17 歯科用磁石 Expired - Lifetime JPH0634794B2 (ja)

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WO1989011835A1 (fr) * 1988-06-01 1989-12-14 Aichi Steel Works, Limited Fixation de dent artificielle
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