JPH06348013A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPH06348013A
JPH06348013A JP13218893A JP13218893A JPH06348013A JP H06348013 A JPH06348013 A JP H06348013A JP 13218893 A JP13218893 A JP 13218893A JP 13218893 A JP13218893 A JP 13218893A JP H06348013 A JPH06348013 A JP H06348013A
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JP
Japan
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photosensitive resin
resin composition
weight
amount
photopolymerization initiator
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Application number
JP13218893A
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English (en)
Inventor
Eiichi Ogawa
栄一 小川
Hiroshi Komano
博司 駒野
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィラーの添加量を増しても十分に光硬化可
能な高感度の感光性樹脂組成物を提供する。 【構成】 ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ルセルロース(平均分子量約6万)1
00重量部、ヘ゜ンタエリスリトールトリアクリレート100重量部、2,4,6
-トリメチルヘ゛ンソ゛イルシ゛フェニルホスフィンオキシト゛5重量部、メチルヒト゛ロキノン
0.5重量部、(Zn,Cd)S:Ag(蛍光体粉)51
0重量部及び3-メチル-3-メトキシフ゛タノール300重量部からなる
感光性樹脂組成物を混練して蛍光体ペーストを調製し
た。このペーストをスクリーンを介して蛍光表示管用の
ガラス基板上に全面塗布した後に乾燥した。次いでマス
クを介して超高圧水銀灯によって100mJ/cm2
紫外線を照射し、水現像後、530℃で焼成して蛍光体
層を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光表示体、プラズマ
ディスプレイパネル等の電子表示装置に設ける絶縁層、
導体パターン、蛍光表示体表示素子等を形成するための
感光性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子表示装置に設ける微細な蛍光
表示体表示素子等を形成するためには、例えば特開平4
−116558号公報に記載されるように有機高分子結
合体、光重合性単量体、光重合開始剤、蛍光体粉及び有
機溶剤を混練してペースト組成物を調製し、この組成物
を基体に塗布した後にリソグラフィー法によりパターニ
ングしていた。
【0003】また、上記光重合開始剤として2−ベンジ
ル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニ
ル)−ブタン−1−オンを使用することによって、感光
性樹脂の感度を高め、蛍光体粉の混入を原因とする紫外
線透過率の低下を補っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の光重合
開始剤では、フィラーである蛍光体粉等の添加量を余り
増やすと紫外線の透過量が低下して感光性樹脂が硬化不
良をおこすため、たとえば赤色蛍光体粉を多量に添加し
て表示素子の発光輝度を高め、鮮やかな赤を表示するこ
と等は不可能であった。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、フィラーの添加量を増して
も十分に光硬化可能な高感度の感光性樹脂組成物を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明においては、光重合開始剤として下記の一般式化2
(但し、R1は炭素数1乃至5の低級アルキル基であり
この置換基の数lは1乃至3である。また、R2及びR3
は互いに異なっていてもよく、水素原子、炭素数1乃至
5の低級アルキル基又はアルコキシ基を表わし、この置
換基の数m及びnは1乃至3である。)に示す置換ベンゾ
イルジフェニルホスフィンオキシドを使用する。
【化2】
【0007】本発明者等は、前記目的を達成するために
鋭意研究を行った結果、一般式化2に示す化合物群の光
重合開始剤を使用した場合にのみ顕著な効果を挙げるこ
とができることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】上記一般式化2に示す光重合開始剤のう
ち、特に好ましいものは2,4,6−トリメチルベンゾ
イルジフェニルホスフィンオキシドであり、例えばBA
SF社から「Lucirin TPO」の商品名で販売されてい
る。
【0009】本発明に基づく前記光重合開始剤に加え
て、他の公知の光重合開始剤を併用してもよい。このよ
うな光重合開始剤としては分解型、水素移動型等が使用
できる。具体例としては、エチルアントラキノン、ベン
ズアントラキノン、ジアミノアントラキノン、1−クロ
ロアントラキノン等のアントラキノン類、ベンゾフェノ
ン、N,N−ジメチルアミノベンゾフェノン、3,3−
ジメチル−4−メトキシ−ベンゾフェノン等のベンゾフ
ェノン類、1,1−ジクロロアセトフェノン、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセトフ
ェノン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインエチルエーテル、イソブチルベンゾインエーテ
ル、イソプロピルベンゾインエーテル等のベンゾイン
類、ジメチルチオキサントン、ジエチルチオキサント
ン、イソプロピルチオキサントン、1−クロロチオキサ
ントン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキ
サントン等のチオキサントン類、1−ヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチル
アミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1
−オン、ミヒラーズケトン、2,4,6−(トリハロメ
チル)トリアジン、2−(o−クロロフェニル)−4,
5−ジフェニルイミダゾリル二量体、9−フェニルアク
リジン、1,7−ビス(9−アクリジニル)ヘプタン、
1,5−ビス(9−アクリジニル)ペンタン、1,3−
ビス(9−アクリジニル)プロパン、及びこれらの混合
物等が挙げられる。
【0010】2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェ
ニルホスフィンオキシドに代表される本発明の一般式化
2の光重合開始剤は架橋効率が高いため、従来の、例え
ば特開平4−116558号公報に記載の2−ベンジル
−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニ
ル)−ブタン−1−オンに比較して、同量使用した場合
には感光性樹脂組成物硬化時の露光時間を1/2から1
/3に短縮することができる。また、露光時間を同じと
した場合には添加量を低減できるため、フィラー量を増
してその充填密度を高め、蛍光表示素子であれば発光輝
度を上げて鮮やかな色を示し、絶縁層であれば絶縁効果
を、また導体パターンであれば導電性を一層高めること
ができる。
【0011】本発明に係るフィラーは、本発明の感光性
樹脂組成物の用途によって様々なものを使用することが
できる。例えば、蛍光表示体の表示素子を形成するに
は、ZnS、CdS、AgCl、(Zn,Cd)S:Ag、Zn
O:Zn、ZnS:Cu、Al、ZnS:Ag、Y22S:E
u、ZnS:Zn、(Y,Cd)BO3:Eu、Zn2SiO4
Mn、BaMgAl1223:Eu等の蛍光体粉を使用するこ
とができる。
【0012】また、電子表示装置の絶縁層を形成するに
は硬質ガラス粉、セラミックス粉等を使用することがで
き、遮光性能を有する黒色の絶縁層を形成するには、耐
熱性の顔料である例えばFe23、Cr23、CuO、Mn
2等を適宜混合したものを使用することができる。
【0013】さらに、電子表示装置の導体パターンを形
成するには、導電性を有する例えばAg、Au、Cu、W
等の微粉末を使用することができる。なお、これらフィ
ラーの導電性が低下しない0.1〜10重量%程度の中
低融点ガラスを使用することにより微粉末の接着性を高
めることができる。
【0014】上記低融点ガラスは公知のものを使用でき
るが、その例として下記組成を挙げることができる。 SiO2…… 52〜67 重量% RO ……13.3〜23.3 〃 R23…… 7.7〜12.7 〃 R2O …… 11〜13 〃 但し、上記ROはPbO、CaO等を表わし、R23はB
23、Al23等を、またR2OはNa2O等を表わす。
【0015】本発明に係る有機高分子化合物としては、
従来の感光性樹脂に用いられているものが使用でき、例
えば水現像可能な高分子化合物としてはメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
メチルプロピルセルロース等のセルロース類、アクリロ
イルモルホリン、アクリルアミド、ジメチルアクリルア
ミド等の単量体の単独重合体、これら単量体とアクリル
酸、メタクリル酸等との共重合体、具体的にはポリアク
リロイルモルホリン、アクリロイルモルホリン及びβ−
ヒドロキシエチルアクリレートの共重合体、アクリロイ
ルモルホリン及びβ−ヒドロキシプロピルアクリレート
の共重合体、ポリアクリルアミド、ポリジメチルアクリ
ルアミド、メチルアクリルアミド及びアクリル酸の共重
合体等のアクリル系重合体、並びにこれら高分子化合物
の混合物が挙げられる。
【0016】本発明に係る光重合性単量体は光重合開始
剤の存在下で活性光源により光重合し、現像液に対して
不溶性となるものであって、その例としてはアクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、n−ブチルア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルア
クリレート、イソブチルメタクリレート、ベンジルアク
リレート、ベンジルメタクリレート、フェノキシアクリ
レート、フェノキシメタクリレート、イソボルニルアク
リレート、イソボルニルメタクリレート、ジエチレング
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、
トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチ
レングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコ
ールジメタクリレート、プロピレングリコールジアクリ
レート、プロピレングリコールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールジ
アクリレート、ペンタエリスリトールジメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリメタクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメ
タクリレート、2,2’−ジメチルプロパンジアクリレ
ート、2,2’−ジメチルプロパンジメタクリレート、
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタメタクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサメタクリレート、カルドエポキシジアクリレー
ト、およびこれらの混合物等が挙げられる。
【0017】また本発明の感光性樹脂組成物は、その他
の成分として重合禁止剤、可塑剤、染料等従来公知のも
のを必要に応じて適宜使用することができる。
【0018】本発明の感光性樹脂組成物には、この組成
物の粘度を調整してペースト状とし、塗布性能を向上さ
せるために有機溶剤を用いることが好ましい。このよう
な有機溶剤の例としては、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリ
コールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール、
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エ
チレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールモノブチルエーテルアセテート、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、1,1,1
−トリクロロエタン、トリクロロエチレン、3−メチル
−3−メトキシブタノール、メトキシブチルアセテー
ト、テレピネオール、及びこれらの混合物等を挙げるこ
とができる。
【0019】以下に本発明の感光性樹脂組成物の各成分
の好ましい配合割合を述べるが、この配合割合は各成分
の種類、組成物の使用目的等によって異なるためあくま
でも目安であり本発明の範囲を限定するものではない。
【0020】光重合性単量体の添加量は有機高分子化合
物100重量部に対して30〜200重量部、さらに好
ましくは30〜120重量部である。また、光重合開始
剤の添加量は有色フィラーの添加量に左右されるため一
概には決められないが、有機溶剤を除く全組成物100
重量部に対して0.01〜25重量部、さらに好ましく
は0.1〜15重量部である。この光重合開始剤中、前
記一般式化2に示す置換ベンゾイルジフェニルホスフィ
ンオキシドは少なくとも50重量%を占めることが好ま
しい。また、フィラーの添加量は、同じく有機溶剤を除
く全組成物100重量部に対して10〜300重量部、
さらに好ましくは20〜200重量部である。
【0021】前記光重合性単量体が30重量部未満では
光硬化不足となり現像時に画像部が溶出して画像が形成
できないことがあり、また、蛍光表示体の場合は発光特
性が低下することがある。一方、200重量部を超える
と微細な画像の解像性が低下し、スティッキングが起こ
りやすくなるので好ましくない。
【0022】また、前記光重合開始剤の添加量が0.0
1重量部未満では通常の露光量での光硬化が不十分とな
るため、現像時に画像部が溶出して画像が形成できない
ことがあり、一方、25重量部を超えると相対的に前記
フィラーの量が減少するため形成される絶縁層、導体パ
ターン、蛍光表示体表示素子等の性能が低下することが
ある。さらに、光重合開始剤中に含有される一般式化2
の置換ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドが50
重量%に満たない場合にも、光硬化が不十分となること
がある。
【0023】また、前記フィラーの添加量が10重量部
未満では形成される絶縁層、導体パターン、蛍光表示体
表示素子等の性能が低下することがある。このフィラー
の添加量は多いほど好ましいが、300重量部を超える
と露光用紫外線の透過率が極端に低下するため硬化不良
となることがある。
【0024】なお、前記有機溶剤は、本発明の感光性樹
脂組成物をペースト状とするために、25℃における粘
度が好ましくは5〜400Pa・S、さらに好ましくは
200〜200Pa・Sとなるように適宜添加すること
ができる。
【0025】次に、本発明の感光性樹脂組成物を蛍光表
示体表示素子の形成に使用する場合の一例を示す。まず
フィラーとして蛍光体粉を含有する本発明の感光性樹脂
組成物を、有機溶剤による粘度調整によって適度な粘度
のペーストとし、このペーストを乾燥後の膜厚が10〜
60μmとなるようにスクリーン印刷法によってガラス
基板の全面に塗布し、75〜80℃の雰囲気下で15〜
20分間乾燥する。次にこのガラス基板上に所望のパタ
ーンを有するマスクを介して紫外線等の活性光線を選択
的に照射する。この照射量は、たとえば超高圧水銀灯の
場合は5〜200mJ/cm2が好ましい。次にスプレ
ー法、浸漬法等によって水性あるいは油性の現像液で現
像して未硬化部分を除去し、ドライヤー等で乾燥後に焼
成炉で焼成する。このときの焼成温度は使用した蛍光体
粉の種類によって異なるが、おおよその最高温度の目安
は500〜550℃である。焼成して得られる蛍光表示
体表示素子の膜厚は約10〜40μmである。
【0026】また、本発明の感光性樹脂組成物を電子表
示装置の絶縁層の形成に使用する場合も、フィラー成分
として黒色顔料、セラミックス粉等と低融点ガラスとの
組み合わせを含む感光性樹脂組成物を使用する以外は上
記蛍光表示体表示素子の場合と同様である。さらに、導
体パターンの形成に使用する場合も、フィラー成分とし
て金属粉等の導電体微粉末と低融点ガラスとの組み合わ
せを含む感光性樹脂組成物を使用する以外は上記蛍光表
示体表示素子の場合とほぼ同様であるが、焼成温度は最
高1000℃程度までとし、また、焼成後の膜厚は1〜
10μmとなるように塗布量を調整する。
【0027】
【作用】本発明は、紫外線等の透過を妨げる蛍光体粉、
セラミック粉、導電体粉等が含有されているため光硬化
が困難である感光性樹脂を、高感度の光重合開始剤を配
合することによって硬化可能とする。
【0028】
【実施例】以下に本発明に基づく実施例を説明する。実施例1 下記組成の感光性樹脂組成物を三本ロールミルで混練し
て蛍光体ペーストを調製した。感光性樹脂組成物 ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ルセルロース(平均分子量約6万) 100 重量部 ヘ゜ンタエリスリトールトリアクリレート 100 〃 2,4,6-トリメチルヘ゛ンソ゛イルシ゛フェニルホスフィンオキシト゛ 5 〃 メチルヒト゛ロキノン 0.5 〃 (Zn,Cd)S:Ag,Cl(蛍光体粉) 510 〃 3-メチル-3-メトキシフ゛タノール 300 〃
【0029】このペーストの粘度は25℃において90
Pa・Sであった(B型回転粘度計により測定した)。
次にこのペーストを150メッシュのスクリーンを介し
て蛍光表示管用のガラス基板上に全面塗布し、10分間
放置後、80℃で20分間乾燥し室温になるまで放置し
た。次いで所定のパターンを備えたマスクを介して3K
Wの超高圧水銀灯を用いて100mJ/cm2の紫外線
を選択的に照射し、水で1分間現像後、これを530℃
で10分間焼成し、80μm角のドットパターンを有す
る膜厚20μmの蛍光体層を形成した。このようにして
得られた蛍光体層を蛍光表示管として発光特性を調べた
ところ、輝度の高い鮮やかな赤色の発光が得られた。
【0030】実施例2 実施例1の光重合開始剤である2,4,6−トリメチル
ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシト゛5重量部に
代えて、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
ホスフィンオキシト゛3.5重量部及び2,4−ジエチ
ルチオキサントン1.5重量部の組み合わせとした以外
は実施例1と同様にして蛍光体層を形成した。この蛍光
体層も実施例1と同様に輝度の高い鮮やかな赤色の発光
を示した。
【0031】比較例1 実施例1の2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニ
ルホスフィンオキシト゛5重量部に代えて、2−ベンジ
ル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニ
ル)−ブタン−1−オンを同量(5重量部)使用した以
外は実施例1と同様にして蛍光体層を形成しようとし
た。しかし、感度不足による硬化不良のため膜減りがひ
どく正確なパターン寸法を有する蛍光体層を得ることは
できなかった。
【0032】実施例3 下記組成の感光性樹脂組成物を三本ロールミルで混練し
て絶縁層用ペーストを調製した。感光性樹脂組成物 ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ルセルロース(平均分子量約6万) 100 重量部 ヘ゜ンタエリスリトールトリアクリレート 100 〃 2,4,6-トリメチルヘ゛ンソ゛イルシ゛フェニルホスフィンオキシト゛ 5 〃 メチルヒト゛ロキノン 0.5 〃 消泡剤 0.2 〃 低融点ガラス(PbO・B23・SiO2) 675 〃 黒色顔料(岩城硝子(株)製 黒色顔料#560) 75 〃 3-メチル-3-メトキシフ゛タノール 300 〃
【0033】このペーストの粘度は25℃において95
Pa・Sであった(B型回転粘度計により測定した)。
次にこのペーストを150メッシュのステンレススクリ
ーンを介して膜厚が40μmとなるようにガラス基板上
に全面塗布し、これを80℃の温風乾燥機中で20分間
乾燥した後、室温になるまで放置した。次に所定のパタ
ーンを備えたマスクを介して照度10mW/cm2の超
高圧水銀灯で100mJ/cm2の紫外線を照射し、水
で30秒間スプレー現像した。残留部の膜厚は40μm
であった。これを1時間かけて最高温度550℃で焼成
し、100μmラインパターンを有する厚さ20μmの
ガラス絶縁薄層を得た。
【0034】実施例4 下記組成の感光性樹脂組成物を三本ロールミルで混練し
て導体パターン用ペーストを調製した。 感光性樹脂組成物 ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ルセルロース(平均分子量約6万) 100 重量部 ヘ゜ンタエリスリトールトリアクリレート 100 〃 2,4,6-トリメチルヘ゛ンソ゛イルシ゛フェニルホスフィンオキシト゛ 40 〃 メチルヒト゛ロキノン 0.5 〃 消泡剤 0.2 〃 低融点ガラス(PbO・B23・SiO2) 5 〃 銀微粉末(平均粒径1μm) 400 〃 3-メチル-3-メトキシフ゛タノール 300 〃
【0035】このペーストの粘度は25℃において65
Pa・sであった。次にこのペーストを250メッシュ
のステンレススクリーンを介して膜厚が10μmとなる
ようにガラス基板上に全面塗布し、これを80℃の温風
乾燥機中で20分間乾燥した後、室温になるまで放置し
た。次に所定のパターンを備えたマスクを介して照度1
0mW/cm2の超高圧水銀灯で500mJ/cm2の紫
外線を照射し、水で30秒間スプレー現像した。残留部
の膜厚は8μmであった。これを1時間かけて最高温度
580℃で焼成し、150μmラインパターンを有する
厚さ3μmの銀配線を得た。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の感光性樹
脂組成物は、光重合開始剤として前記一般式化2に示す
置換ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドを使用し
ているため高感度であり、フィラーの添加量を増しても
十分に光硬化することができる。従って、良好な電子表
示装置に設ける絶縁層、導体パターン、蛍光表示体表示
素子等を形成することが可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機高分子化合物、光重合性単量体、光
    重合開始剤及びフィラーを含有する感光性樹脂組成物に
    おいて、この組成物は前記光重合開始剤として下記の一
    般式化1(但し、R1は炭素数1乃至5の低級アルキル
    基でありこの置換基の数lは1乃至3である。また、R2
    及びR3は互いに異なっていてもよく、水素原子、炭素
    数1乃至5の低級アルキル基又はアルコキシ基を表わ
    し、この置換基の数m及びnは1乃至3である。)に示す
    置換ベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドを使用し
    たことを特徴とする感光性樹脂組成物。 【化1】
JP13218893A 1993-06-02 1993-06-02 感光性樹脂組成物 Pending JPH06348013A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0990631A (ja) * 1995-09-21 1997-04-04 Toyo Gosei Kogyo Kk ネガ型レジスト組成物及びパターン形成方法
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