JPH0634827U - 板材加工機における板材移動位置決め装置 - Google Patents
板材加工機における板材移動位置決め装置Info
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- JPH0634827U JPH0634827U JP7229792U JP7229792U JPH0634827U JP H0634827 U JPH0634827 U JP H0634827U JP 7229792 U JP7229792 U JP 7229792U JP 7229792 U JP7229792 U JP 7229792U JP H0634827 U JPH0634827 U JP H0634827U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、クランプ装置がデッドゾーンに進
入したときに適宜にこのデッドゾーンから退避せしめる
こと、及び板材を把持しているクランプ装置を十分な保
持力のもとで把持位置に位置せしめることを目的とす
る。 【構成】 板材加工機1の加工部9に対して接近離反す
る方向へ移動自在なキャレッジ27を設け、このキャレ
ッジ27に板材の端部を把持する複数のクランプ装置3
1を設け、いずれかのクランプ装置31がデッドゾーン
に進入したときに、このクランプ装置31をデッドゾー
ンから退避せしめるために、各クランプ装置31を把持
位置と退避位置の間を水平方向へ揺動可能に構成し、ク
ランプ装置31を水平方向へ揺動させるための駆動モー
タ53を設けてなることを特徴とする。
入したときに適宜にこのデッドゾーンから退避せしめる
こと、及び板材を把持しているクランプ装置を十分な保
持力のもとで把持位置に位置せしめることを目的とす
る。 【構成】 板材加工機1の加工部9に対して接近離反す
る方向へ移動自在なキャレッジ27を設け、このキャレ
ッジ27に板材の端部を把持する複数のクランプ装置3
1を設け、いずれかのクランプ装置31がデッドゾーン
に進入したときに、このクランプ装置31をデッドゾー
ンから退避せしめるために、各クランプ装置31を把持
位置と退避位置の間を水平方向へ揺動可能に構成し、ク
ランプ装置31を水平方向へ揺動させるための駆動モー
タ53を設けてなることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、パンチプレス、レーザ加工機、折曲げ機のごとき板材加工機におけ る、板材を移動位置決めする板材移動位置決め装置に関する。
【0002】
板材加工機の一例としてパンチプレスにおける板材移動位置決め装置について 説明すると、パンチ、ダイを備えた加工部に対して接近離反する方向(前後方向 、左右方向)へ移動自在に設けたキャレッジと、このキャレッジに設けた複数の クランプ装置とを備えている。上記クランプ装置は板材の端部を把持する作用を 有している。したがって、クランプ装置により板材を把持した後に、キャレッジ を前後方向、左右方向へ移動させることにより、板材を前後、左右方向へ移動さ せて移動位置決めを行うことができる。
【0003】
しかし、キャレッジを前後、左右方向へ移動させて板材の移動位置決めを行う 過程において、複数のクランプ装置のうち1つ(又は2つ以上)のクランプ装置 がデッドゾーンに進入する場合がある。ここで、デッドゾーンとは、例えばパン チプレス、折曲げ機においてはパンチとダイの間の領域、またレーザ加工機にお いてはレーザ加工ヘッドの下方の領域をいう。
【0004】 上記の場合には、クランプ装置を損傷させないために、デッドゾーンに進入し たクランプ装置をデッドゾーンから退避せしめる必要がある。そのために、従来 の板材移動位置決め装置においては、クランプ装置を流体圧シリンダの作動によ り把持位置と退避位置の間を水平方向へ揺動可能に構成することがある。ここで 、把持位置とは板材を把持するときの所定の位置であり、退避位置とは把持位置 よりもキャレッジ側に寄った所定の位置をいう。
【0005】 一方、クランプ装置が流体圧シリンダの作動により揺動する構成を採った場合 には、十分な保持力でクランプ装置が把持位置に位置した状態を保つことができ ない。そのために、板材に対して板材加工、特に成形加工を行うときに、積極的 に流体圧シリンダを作動させなくても、クランプ装置はキャレッジに対してわず かな量だけ揺動することがあり、板材の位置ずれが生じ、板材に対して精密な板 材加工を行うことができないといった問題があった。
【0006】 そこで、本考案は、クランプ装置がデッドゾーンに進入したときにはデッドゾ ーンから退避させることができると共に、板材に対して精密な板材加工を行うこ とができる板材移動位置決め装置を提供することを目的とする。
【0007】
前述のごとき従来の問題点を解決するために、本考案においては、板材加工機 の加工部に対して接近離反する方向へ移動自在なキャレッジを設け、このキャレ ッジに板材の端部を把持する複数のクランプ装置を設け、いずれかのクランプ装 置がデッドゾーンに進入したときに、このクランプ装置をデッドゾーンから退避 せしめるために、各クランプ装置を把持位置と退避位置の間を水平方向へ揺動可 能に構成し、クランプ装置を水平方向へ揺動させるための駆動モータを設けてな ることを特徴とする。ここで、デッドゾーンとは、例えばパンチプレス、折曲げ 機においてはパンチとダイの間の領域をいい、レーザ加工機においてはレーザ加 工ヘッドの下方の領域をいう。また、デッドゾーンとは加工部の位置する領域と 同じとは限らない。
【0008】
前記構成において、複数のクランプ装置を水平方向へ揺動させて把持位置に位 置せしめた後に、複数のクランプ装置により板材を把持する。板材を把持した後 に、キャレッジを加工部に対して接近離反する方向へ移動させることにより、板 材を加工部の所定位置に移動位置決めすることができる。
【0009】 板材の移動位置決めを行うときに、複数のクランプ装置のうちいずれかのクラ ンプ装置がデッドゾーンに進入した場合には、進入したクランプ装置の把持状態 を解除する。そして、このクランプ装置を水平方向へ揺動させて退避位置に位置 せしめることにより、このクランプ装置をデッドゾーンから退避せしめることが できる。
【0010】 板材の移動位置決めを行った後に、加工部を適宜に作動させることにより、板 材に対して所望の板材加工を行うことができる。このときに、クランプ装置は駆 動モータの駆動により揺動する構成であるために、複数の適宜のクランプ装置は 十分な保持力のもとで把持位置に位置している。
【0011】
以下、本実施例に係る考案について図面を参照して説明する。
【0012】 図4を参照するに、板材加工機の一例としてのタレットパンチプレス1は、ブ リッジ型の本体フレーム3を備えてなり、この本体フレーム3は、上下に対向し た上部フレーム5と下部フレーム7等によりなる。
【0013】 上記本体フレーム3の後部(図4において右部)には板材Wに対してパンチン グ加工を行うパンチング加工部9が設けてある。より詳細には、上部フレーム5 の後部には複数のパンチ11を備えた上部タレット13が設けてあり、下部フレ ーム7の後部に複数のダイ15を備えた下部タレット17が上部タレット13に 上下に対向して設けてある。上記上部タレット13、下部タレット17はタレッ ト用サーボモータ(図示省略)の駆動により同期して周方向へ回転可能である。 上部フレーム5における上部タレット13の上方位置にはパンチ11を打圧する ストライカ19が昇降自在に設けてある。なお、本実施例においては、上部タレ ット13と下部タレット17の間にデッドゾーンが形成される。
【0014】 上記上部フレーム7におけるパンチング加工部9の前側には板材Wを支持する 固定テーブル(図示省略)が固定して設けてあり、この固定テーブルの左右(図 4において紙面に向って裏表)両側には板材Wを支持する可動テーブル21が前 後方向へ移動自在に設けてある。この可動テーブル21は図示省略の第1ボール ねじ、第1サーボモータの駆動により前後方向へ移動させることができる。
【0015】 上記固定テーブル、可動テーブル21に支持された板材Wを前後、左右方向へ 移動位置決めする板材移動位置決め装置23が設けてある。
【0016】 上記板材移動位置決め装置23について詳細に説明すると、一対の可動テーブ ル21の前部には左右方向へ延伸したキャレッジベース25が一体的に設けてあ り、このキャレッジベース25にはキャレッジ27が左右方向へ移動自在に設け てある。上記キャレッジ25は第2サーボモータ(図示省略)、第2ボールねじ 29(図1参照)の駆動により左右方向へ移動する。
【0017】 上記キャレッジ27には板材Wの前端部を把持する複数のクランプ装置31が 設けてあり、各クランプ装置31は水平方向へ揺動可能である。
【0018】 より詳細には、図1を参照するに、キャレッジ27にはガイド溝33が左右方 向(図1において左右方向)へ延伸して設けてあり、このガイド溝33には箱形 のクランプベース35が左右方向へ位置調節自在に設けてある。各クランプベー ス35の右側にはクランプ装置31が一対の平行リンク37,39を介して前後 方向(水平方向の一例、図1において下上方向)へ揺動自在に設けてある。各ク ランプ装置31を前後方向へ揺動させるために、平行リンク37,39の一端に はウォームホィール41,43が設けてあり、対応するウォームホィール41, 43に噛合したウォーム45,47を一体的に備えたウォーム軸49がクランプ ベース35内にスラストベアリング51を介して回転自在に設けてある。そして 、上記各ウォーム軸49を回転させるために、クランプベース35には駆動モー タ53が設けてあり、この駆動モータ53の出力軸とウォーム軸49がプーリ5 5,57、タイミングベルト59を介して連動連結してある。なお、プーリ55 ,57、タイミングベルト59の代わりに、駆動ギア、従動ギアを用いて駆動モ ータ53の出力軸とウォーム軸49を連動連結しても差し支えない。
【0019】 上記構成により、各駆動モータ53の駆動によりプーリ55,57、タイミン グベルト59を介してウォーム軸49を回転させる。これによって、平行リンク 37,39がウォーム45,47、ウォームホィール41,43を介して前後方 向へ揺動し、クランプ装置25を把持位置と退避位置の間において前後方向へ揺 動させることができる。ここで、把持位置とは、板材Wを把持するときのキャレ ッジ27に対する前後方向の所定位置(図1において実線で示す位置)のことを いい、退避位置とは、把持位置よりもキャレッジ27側へ寄ったキャレッジ27 に対する前後方向の所定位置(図1において仮想線で示す位置)のことをいう。
【0020】 上記ウォーム軸49を回転させるために、図2に示すような構成を採っても差 し支えない。この構成について説明すると、キャレッジ27内には駆動モータ6 1に連動連結した駆動軸63がベアリングを介して回転自在に設けてあり、この 駆動軸63には複数の駆動ギア65が一体的に取付けてある。そして、各ウォー ム軸49の一端には電磁クラッチ67を介して従動ギア69が設けてあり、各従 動ギア69は対応する駆動ギア65に噛合してある。ここで、上記電磁クラック 67は、ウォーム軸49と従動ギア69を接続、遮断する作用を有している。
【0021】 上記構成により、適宜の電磁クラッチ67の作動により適宜のウォーム軸49 と適宜の従動ギア69を接続させる。そして、駆動モータ61の駆動により駆動 ギア65を回転させることにより、上記適宜のウォーム軸49を回転させる。こ れによって、適宜のクランプ装置31を把持位置と退避位置の間を前後方向へ揺 動させることができる。
【0022】 前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明する。
【0023】 固定テーブル、可動テーブル21に対して板材Wを支持せしめた後に、予め把 持位置に位置せしめた複数のクランプ装置31により板材Wの前端部を把持する 。このときに、板材Wの長さに対応して複数の適宜のクランプ装置31を用いて 板材Wの適宜箇所を把持することができる。例えば、図3に示すように板材Wの 長さが長い場合には複数(例えば4つ)のクランプ装置31a,31b,31c ,31dのうち2つの適宜のクランプ装置31a,31dを用い、板材Wの長さ が短い場合には、4つのクランプ装置31a,31b,31c,31dのうちで 2つの適宜のクランプ装置31a,31bを用いる。
【0024】 適宜のクランプ装置31により板材Wを把持した後に、第1サーボモータを駆 動制御して可動テーブル21を前後方向へ移動させてキャレッジ27も前後方向 へ一体的に移動させると共に、第2サーボモータを駆動制御してキャレッジ27 を左右方向へ移動させる。これによって、板材Wをパンチング加工部9における 上部タレット13と下部タレット17の間の所定位置に移動位置決めすることが できる。
【0025】 板材Wの移動位置決めを行うときに、複数の適宜のクランプ装置31のいずれ かのクランプ装置31がデッドゾーンに進入した場合には、進入したクランプ装 置31の把持状態を解除する。そして、適宜の駆動モータ53(又は駆動モータ 61及び適宜の電磁クラッチ67)を駆動させて、進入したクランプ装置31を 前方向へ揺動させて退避位置に位置せしめることにより、デッドゾーンから退避 せしめる。なお、クランプ装置31がデッドゾーンに進入したか否かの判断は、 例えば、特開昭60−170539号公報に示す技術を用いて行う。
【0026】 板材Wの移動位置決めを行う前に、予めタレット用サーボモータの駆動により 上部タレット13、下部タレット17を回転させて、所定のパンチ11、ダイ1 5をストライカー19の垂直下方位置に位置せしめる。そして、上述のごとく板 材Wの移動位置決めを行った後に、ストライカー19を下降させて所定のパンチ 11を打圧することにより、板材Wに所望のパンチング加工を行うことができる 。このときに、クランプ装置31は駆動モータ53(61)の駆動により揺動す る構成であるために、複数の適宜のクランプ装置31は十分な保持力のもとで把 持位置に位置している。
【0027】 以上のごとき本実施例によれば、クランプ装置31を把持位置と退避位置の間 を前後方向へ揺動可能に構成し、適宜のクランプ装置31を揺動させるための駆 動モータ53(61)を設けたことにより、クランプ装置31がデッドゾーンに 進入したときには適宜にこのクランプ装置31をデッドゾーンから退避せしめる ことができる。また、パンチング加工を行っているときに、板材Wを把持してい るクランプ装置31は、十分な保持力のもとで把持位置に位置しているために、 板材Wの位置ずれが生じることなく、板材Wに対して精密なパンチング加工を行 うことができる。
【0028】 なお、本考案は前述のごとき実施例の説明に限るものではなく、適宜の変更を 行うことによりその他種々の態様で実施可能である。
【0029】
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本考案によれば、クラン プ装置を把持位置と退避位置の間を水平方向へ揺動可能に構成し、クランプ装置 を水平方向へ揺動させるための駆動モータを設けたことにより、クランプ装置が デッドゾーンに進入したときには適宜にこのクランプ装置をデッドゾーンから退 避せしめることができる。また、板材の加工を行うときに板材を把持しているク ランプ装置は、十分な保持力のもとで把持位置に位置しているために、板材の位 置ずれが生じることなく、板材に対して精密な板材加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部を示す図である。
【図2】本実施例の要部を示す図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】タレットパンチプレスの側面図である。
1 タレットパンチプレス 9 パンチング加工部 23 板材移動位置決め装置 27 キャレッジ 31 クランプ装置 53 駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 板材加工機の加工部に対して接近離反す
る方向へ移動自在なキャレッジを設け、このキャレッジ
に板材の端部を把持する複数のクランプ装置を設け、い
ずれかのクランプ装置がデッドゾーンに進入したとき
に、このクランプ装置をデッドゾーンから退避せしめる
ために、各クランプ装置を把持位置と退避位置の間を水
平方向へ揺動可能に構成し、クランプ装置を水平方向へ
揺動させるための駆動モータを設けてなることを特徴と
する板材加工機における板材移動位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229792U JPH0634827U (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 板材加工機における板材移動位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229792U JPH0634827U (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 板材加工機における板材移動位置決め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634827U true JPH0634827U (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=13485195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7229792U Pending JPH0634827U (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 板材加工機における板材移動位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634827U (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP7229792U patent/JPH0634827U/ja active Pending
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