JPH06348281A - 吸音板ならびにその製造方法 - Google Patents

吸音板ならびにその製造方法

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JPH06348281A
JPH06348281A JP5157942A JP15794293A JPH06348281A JP H06348281 A JPH06348281 A JP H06348281A JP 5157942 A JP5157942 A JP 5157942A JP 15794293 A JP15794293 A JP 15794293A JP H06348281 A JPH06348281 A JP H06348281A
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JP
Japan
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sound absorbing
plate
shape
hole parts
planar material
Prior art date
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Pending
Application number
JP5157942A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Wakiyama
裕夫 脇山
Hiroto Kosuge
弘人 小菅
Hideyo Miyata
英世 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NDC Co Ltd
Nippon Dia Clevite Co Ltd
Original Assignee
NDC Co Ltd
Nippon Dia Clevite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 吸音部がデザイン化することができ、建築用
吸音板として好適な吸音板ならびにその製造方法の提
供。 [構成] 貫通する複数個の開口穴部を板状材11の所
定位置に設けると共に、この開口穴部と同一形状の金属
多孔質吸音材を板状材の開口穴部に押圧固着一体化し、
板状材の表面が平面状および/または突起状からなる吸
音板14ならびに板状材の開口穴部にこの開口穴部と同
一形状の金属多孔質吸音材を自由状態で挿入した後、プ
レスして押圧固着一体化して製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸音板ならびにその製造
方法に係り、詳しくは、吸音部がデザイン化することが
出来、建築用に好適な吸音板ならびにその製造方法に係
る。
【0002】
【従来の技術】吸音板は一般的にグラスウ−ル材が代表
的なものとして知られている。例えば、建築用として
は、図11に示すように表面に有孔部2を有する表面化
粧板1、グラスウ−ル材3、遮音板4を組合せたものが
使用されている。その為、表面化粧板1の有孔部2を大
きくすると吸音板のグラスウ−ル材3が外部から見える
状態となるので、目かくし状態とするため、一般的に細
い孔を多数設ける様にし、表面化粧板1の有孔部2は目
立たないデザインとする他、クロスを下地にする等の工
夫をして使用されている。しかしながら、このような従
来の吸音材は表面化粧板1のデザインの自由度が少なく
一様であり、吸音効果としては実用性は高いがデザイン
上での難点があった。
【0003】又、デザイン性の高い成形岩綿吸音板は、
多孔質が独立しており、グラスウ−ルのような吸音効果
は望めない欠点があった。
【0004】一方、金属多孔質吸音板は例えばアルミニ
ウムを素材として種々の方法で製造したものが知られて
いるが、中でも焼結法によって製造したものは多孔部が
連通した多孔質体から成り、吸音効果はグラスウ−ルと
同様な性能を有し、金属粉末を焼結したその自然色は表
面化粧板としての機能も備えているが、デザイン上にお
ける自由度は今一歩の改善が望まれていた。
【0005】そこで、表面化粧板のデザインの自由度を
高める方法としては板状材の開口穴部(以下穴部とい
う)に金属多孔質材を埋没し、これらを一体化させれば
よいが、この技術思想は実公昭63−31117号公報
に開示されている。しかし、その技術思想は穴部にアル
ミニウム粉末原料を散布し、冶金的等の手段により一体
化して成るものであり、その最大の欠点は原料粉末5を
穴部に散布する事が必須要件であるので散布時に余分な
粉末を例えば図12に示すようにカッタ−6等で除くよ
うにするが、完全な除去が困難で表面材として使えず、
また、逆面を表面にする発想も振動や板状材がわずかな
台板8との移動によって原料粉末5が穴部以外にも廻り
込み(矢印方向)穴部のみに金属多孔質吸音材を板状材
とを一体化する事が困難であり、化粧性も重要視される
建築用吸音板として問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決することを目的とし、具体的には、焼結等によって製
造された金属多孔質吸音材のデザインの自由度を改善
し、広範囲な用途を開発するという課題を解決した吸音
材ならびにその製造方法を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、貫通する複数
個の開口穴部を板状材の所定位置に設けると共に、開口
穴部と同一形状の金属多孔質吸音材を板状材の開口穴部
に押圧固着一体化したものからなり、しかも、板状材の
表面が平面状および/または突起状に構成されたもので
あることを特徴とし、また、板状材の開口穴部にこの開
口穴部と同一形状の金属多孔質吸音材を自由状態で挿入
した後、プレスして押圧固着することを特徴とする。
【0008】以下本発明の手段たる構成ならびにその作
用について図面により詳しく説明する。
【0009】図1は本発明を実施する際に用いられる装
置の一例を示す縦断面図であり、図2は図1と異なる他
の装置の一例を示す縦断面図であり、図3は図1ならび
に図2の吸音板に用いられる金属多孔質吸音材の斜視図
であり、図4は図1の吸音材に用いられる形抜材の一例
を示す斜視図であり、図5は図2の吸音板に用いられる
他の形抜材の一例を示す斜視図であり、図6は本発明の
吸音板を使用した吸音構造の一例を示す縦断面図であ
り、図7は図6の他の一例を示す縦断面図であり、図8
は本発明の吸音板の一例を示す斜視図であり、図9は本
発明の吸音板の使用例を示す斜視図であり、図10は本
発明の吸音板による天井構造の一例を示す斜視図であ
り、図11は従来例の吸音構造体の構造の分解した状態
を示す斜視図であり、図12は従来例の金属多孔質吸音
材の問題点を説明する斜視図である。
【0010】まず、図3に示す金属多孔質吸音材13を
例えば図4ならびに図5に示す形状にプレス装置により
打ち抜き吸音材10に形抜し、これらと予め同形状に打
ち抜きした図1ならびに図2に示すように板状材11の
穴部に一定のクリアランスを設け自由状態で挿入する。
【0011】次に、プレス装置のパンチ9により押圧し
て、板状材11と打ち抜き吸音材10とを固着し、一体
化して製造し、プレス装置のダイ12の方を吸音板の表
として使用する。
【0012】上記製法の作用について説明する。
【0013】金属多孔質吸音材13は実用性の高い吸音
率を期待するには40〜50%の多孔率のものが望まし
く、その空孔部は殆ど連通して存在する。そのため、圧
下に対する伸びは期待出来ないものと考えられていた。
しかも40〜50%の多孔率を期待するには圧下率を高
める事は出来ないので、圧下率は吸音率に影響しない圧
下率が良く、望ましくは3〜5%の圧下率で打ち抜き
し、吸音材10をプレス押圧して板状材11と固着させ
る必要がある。そこで、発明者らは4方が拘束された図
2の状態において、圧縮時、打ち抜き吸音材10の空孔
部内の空気が膨脹することで、自由状態での圧下による
伸び以上の膨脹拡大作用(矢印)による伸びを予測して
実験によって検証したところ、実用性のある固着状態が
得られた。
【0014】実験はまず自由状態での伸びについて測
定した。測定結果は500mmに対し最大2.4mmで
あった。 条件:アルミニウム多孔質焼結材 巾500×500m
m、厚さ3.0mm、多孔率46%の素材をロ−ル間を
通し、厚さが5%小さくなるよう圧延を数回くり返し伸
びを求めた所、圧延方向に対し最大2.4mmの伸びが
得られた。この値は鋳造したアルミニウム板の約1/1
0に相当し、空孔部に圧縮変形部が吸収され伸びの小さ
い事を確認した。
【0015】次に、上記アルミニウム多孔質焼結材よ
り直径14.0mmの円板に形抜きし、直径15.0m
mの形抜きしたアルミニウム板にクリアランス0.5m
mの空間のある自由状態で挿入し、厚さが5%圧下され
る条件でプレス圧下した所、板状アルミニウム板に固着
した状態が得られ、更に、その抜き力を測定した所、3
0〜50kgの圧縮力によって抜ける固着力があり、多
孔体内部の空気が圧下時に膨脹して伸びが拡大する作用
のある事を確認出来た。更に、その作用について考察す
ると、上記焼結材を形抜きする際、せん断力で側面の多
孔部の多くは空孔が塞がった状態になっている事も空気
漏れを防ぎ、伸びの拡大に寄与して作用しているものと
考えられる。
【0016】次に、本発明の方法によって製造した吸音
板の実施例について説明する。
【0017】実施例1.アルミニウム多孔質焼結材を図
5の形状に打ち抜いたものをアルミニウムの板状材穴部
に自由状態で挿入し、その後、押圧固着して吸音板とし
て図8に示すデザインの吸音板を2種作り、1方は表面
の化粧面が板状材11と打ち抜き吸音材10とが平行の
もの(図6)と打ち抜き吸音材10が板状材11の表面
より突起しているもの(図7)を作り、基本的に図6な
らびに図7の吸音構造によって図9ならびに図10に示
すように壁面および天井面に実験施工した。
【0018】実施例2.アルミニウム多孔質焼結材を図
4の形状に打ち抜いたものを制振鋼板の板状材穴部に自
由状態で挿入し、その後押圧固着して1枚の吸音板とし
た。本発明品は騒音と共に振動音を伴う場所への応用が
出来る。例示すればドア−、回転ドラムである。
【0019】いずれの実施例においても、プレスによっ
て押圧固着した吸音板を例示したが、押圧固着に際し、
接着剤を併用し、大量の生産におけるより確実に押圧固
着させる手法として実施することも出来る。
【0020】
【発明の効果】以上詳しく説明してきたように、本発明
の吸音材は貫通する複数個の開口穴部を板状材の所定位
置に設けると共に、開口穴部と同一形状の金属多孔質吸
音材を板状材の開口穴部に押圧固着一体化したものから
なり、しかも、板状材の表面が平面状および/または突
起状に構成されたものであることを特徴とし、また、板
状材の開口穴部にこの開口穴部と同一形状の金属多孔質
吸音材を自由状態で挿入した後、プレスして押圧固着す
ることを特徴とする。
【0021】穴部を有する板状材に穴部と同形状の金属
多孔質吸音材を押圧固着し一体化した吸音材としたた
め、板状材に金属を選択する以外に各種の化粧木板、石
膏ボ−ド等と組合せ、金属多孔質吸音材を丸、角等の立
体的形状も含みデザイン化出来るので従来にない意匠性
が期待出来る。
【0022】吸音効果は金属多孔質吸音材の使用面積を
20%にした場合においても中心周波数が残響室法吸音
率測定法で1600Hzから630Hzに移動するが、
吸音率のピ−クは同じであり、又、一般的な騒音周波数
成分である1000Hzについては同レベルの値が得ら
れ、吸音材としての実用性を十分保持している。又、板
状材を制振の材料とすることで応用範囲の拡大が図れ
る。
【0023】金属多孔質吸音材の製法は原料の点で高価
であるが、高価な材料を全面使用する必要はなく、しか
も、吸音材の機械的強度も板状材の選択によって向上す
ることが出来、単一吸音材料よりも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する際に用いられる装置の一例を
示す縦断面図である。
【図2】図1と異なる他の装置の一例を示す縦断面図で
ある。
【図3】図1ならびに図2の吸音板に用いられる金属多
孔質吸音材の斜視図である。
【図4】図1の吸音材に用いられる形抜材の一例を示す
斜視図である。
【図5】図2の吸音板に用いられる他の形抜材の一例を
示す斜視図である。
【図6】本発明の吸音板を使用した吸音構造の一例を示
す縦断面図である。
【図7】図6の他の一例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の吸音板の一例を示す斜視図である。
【図9】本発明の吸音板の使用例を示す斜視図である。
【図10】本発明の吸音板による天井構造の一例を示す
斜視図である。
【図11】従来例の吸音構造体の構造の分解した状態を
示す斜視図である。
【図12】従来例の金属多孔質吸音材の問題点を説明す
る斜視図である。
【符号の説明】
1 表面化粧板 2 有孔部 3 グラスウ−ル材 4 遮音板 5 原料粉末 6 カッタ− 7 補強材 8 台板 9 パンチ 10 打ち抜き吸音材 11 板状材 12 ダイ 13 金属多孔質吸音材 14 吸音板 15 支持材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通する複数個の開口穴部を板状材の所
    定位置に設けると共に、前記開口穴部と同一形状の金属
    多孔質吸音材を前記板状材の前記開口穴部に押圧固着一
    体化したものからなり、しかも、前記板状材の表面が平
    面状および/または突起状に構成されたものであること
    を特徴とする吸音板。
  2. 【請求項2】 前記開口穴部を有する板状材が制振構造
    板であることを特徴とする請求項1記載の吸音板。
  3. 【請求項3】 板状材の開口穴部にこの開口穴部と同一
    形状の金属多孔質吸音材を自由状態で挿入した後、プレ
    スして押圧固着することを特徴とする吸音板の製造方
    法。
JP5157942A 1993-06-03 1993-06-03 吸音板ならびにその製造方法 Pending JPH06348281A (ja)

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JP5157942A JPH06348281A (ja) 1993-06-03 1993-06-03 吸音板ならびにその製造方法

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JP (1) JPH06348281A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600609B2 (en) 2006-03-31 2009-10-13 Yamaha Corporation Sound-absorbing panel and production method of the same
US20150225943A1 (en) * 2012-09-25 2015-08-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Noise reduction in printers
JP2018537604A (ja) * 2015-12-21 2018-12-20 クナーフ ギプス カーゲーKnauf Gips Kg 防音乾式壁パネル

Cited By (5)

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