JPH0634899B2 - 水蒸気選択透過膜 - Google Patents
水蒸気選択透過膜Info
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- JPH0634899B2 JPH0634899B2 JP63142347A JP14234788A JPH0634899B2 JP H0634899 B2 JPH0634899 B2 JP H0634899B2 JP 63142347 A JP63142347 A JP 63142347A JP 14234788 A JP14234788 A JP 14234788A JP H0634899 B2 JPH0634899 B2 JP H0634899B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、除湿装置等において空気中から水分を分離す
る際に用いられる水蒸気選択透過膜に関するものであ
る。
る際に用いられる水蒸気選択透過膜に関するものであ
る。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) 一般に、空気調和機における室外機において、低温環境
下での暖房運転時にある程度以上の湿度を含む空気が供
給される場合には、室外機の空気熱交換器へ着霜が生じ
ることとなり、該着霜の除去のための除霜運転が必要と
なる。その結果、空調能力の低減を免れ難いという不具
合があり、室外機へ供給される空気の湿度が低い程望ま
しいとされている。
下での暖房運転時にある程度以上の湿度を含む空気が供
給される場合には、室外機の空気熱交換器へ着霜が生じ
ることとなり、該着霜の除去のための除霜運転が必要と
なる。その結果、空調能力の低減を免れ難いという不具
合があり、室外機へ供給される空気の湿度が低い程望ま
しいとされている。
一方、空気の除湿法としては、冷却装置を用いて空気を
露点以下に冷却して除湿する方法、あるいはシリカゲル
の如き吸湿剤を用いる方法等が一般的であるが、これら
は空気の冷却や吸湿剤の再生のための加熱などが必要
で、上記の如き用途には使いにくいという問題が存して
いた。また、特開昭62−117613号公報に開示さ
れているように、気体分離膜を用いて除湿する方法も既
に提案されているが、高い加圧条件下での水分透過によ
るため、加圧のための大きな動力を必要とするという問
題がある。
露点以下に冷却して除湿する方法、あるいはシリカゲル
の如き吸湿剤を用いる方法等が一般的であるが、これら
は空気の冷却や吸湿剤の再生のための加熱などが必要
で、上記の如き用途には使いにくいという問題が存して
いた。また、特開昭62−117613号公報に開示さ
れているように、気体分離膜を用いて除湿する方法も既
に提案されているが、高い加圧条件下での水分透過によ
るため、加圧のための大きな動力を必要とするという問
題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、比較的低
い加圧レベルにおいて、空気中から効果的に水分を分離
除去し得るような水蒸気選択透過膜を提供せんとしたも
のである。
い加圧レベルにおいて、空気中から効果的に水分を分離
除去し得るような水蒸気選択透過膜を提供せんとしたも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上記課題を解決するための手段として、第
1図に示すように、空気中に混在する水分を選択的に吸
着し且つ吸着した水と結合しない吸水性多孔質膜材料か
らなる第1層膜部材11と、H2O/N2およびH2O/
O2の透過係数比が大きく且つH2Oの透過係数の絶対値
が大きい膜材料からなる第2層膜部材12とを積層し、
該第2層膜部材12に対して更に導電性多孔質材料から
なる第3層膜部材13を積層せしめている。なお、前記
第3層膜部材13に代えて、あるいは第3層膜部材13
に対して高い物理的強度を持つ補強部材14を積層する
場合もある。
1図に示すように、空気中に混在する水分を選択的に吸
着し且つ吸着した水と結合しない吸水性多孔質膜材料か
らなる第1層膜部材11と、H2O/N2およびH2O/
O2の透過係数比が大きく且つH2Oの透過係数の絶対値
が大きい膜材料からなる第2層膜部材12とを積層し、
該第2層膜部材12に対して更に導電性多孔質材料から
なる第3層膜部材13を積層せしめている。なお、前記
第3層膜部材13に代えて、あるいは第3層膜部材13
に対して高い物理的強度を持つ補強部材14を積層する
場合もある。
(作 用) 本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
る。
即ち、第1層膜部材11側に高湿度空気F1を大気圧よ
り少し高い圧力を保ちながら流通させると、高湿度空気
F1に含まれる水分が第1層膜部材11に吸着され、第
1層膜部材11の水分濃度が高くなる。かくして、第2
層膜部材12の第1層膜部材11側表面での水分濃度が
高くなると、第2層膜部材12の両側の水分濃度が大き
くなり、少ない圧力差でも第2層膜部材12を透過する
透過水分量を十分大きくすることが可能となるのであ
る。また、第2層膜部材12に対して導電性多孔質材料
からなる第3層膜部材13を積層せしめるようにしてい
るため、高湿度空気F1の温度が低く、第1層膜部材1
1および第2層膜部材12において水分が凍結を起こす
おそれのある場合に、前記第3層膜部材13に通電する
ことにより生じる熱により膜温度を氷点以上とすること
ができ、水蒸気を確保できるのである。さらに、前記第
3層膜部材13に代えて、あるいは第3層膜部材13に
対して高い物理的強度を持つ補強部材14を積層するよ
うにすれば、水蒸気選択透過膜の剛性強化が図れること
となり、適用範囲が大幅に拡大することとなる。
り少し高い圧力を保ちながら流通させると、高湿度空気
F1に含まれる水分が第1層膜部材11に吸着され、第
1層膜部材11の水分濃度が高くなる。かくして、第2
層膜部材12の第1層膜部材11側表面での水分濃度が
高くなると、第2層膜部材12の両側の水分濃度が大き
くなり、少ない圧力差でも第2層膜部材12を透過する
透過水分量を十分大きくすることが可能となるのであ
る。また、第2層膜部材12に対して導電性多孔質材料
からなる第3層膜部材13を積層せしめるようにしてい
るため、高湿度空気F1の温度が低く、第1層膜部材1
1および第2層膜部材12において水分が凍結を起こす
おそれのある場合に、前記第3層膜部材13に通電する
ことにより生じる熱により膜温度を氷点以上とすること
ができ、水蒸気を確保できるのである。さらに、前記第
3層膜部材13に代えて、あるいは第3層膜部材13に
対して高い物理的強度を持つ補強部材14を積層するよ
うにすれば、水蒸気選択透過膜の剛性強化が図れること
となり、適用範囲が大幅に拡大することとなる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
本実施例の水蒸気選択透過膜1は、空気中に混在する水
分を選択的に吸着させる吸水性多孔質膜材料からなる第
1層膜部材11と、H2O/N2およびH2O/O2の透過
係数比が大きく且つH2Oの透過係数の絶対値が大きい
膜材料からなる第2層膜部材12と、導電性多孔質材料
からなる第3層膜部材13と、多孔質材料からなる強度
保持用の補強部材14とを積層せしめて構成されてい
る。
分を選択的に吸着させる吸水性多孔質膜材料からなる第
1層膜部材11と、H2O/N2およびH2O/O2の透過
係数比が大きく且つH2Oの透過係数の絶対値が大きい
膜材料からなる第2層膜部材12と、導電性多孔質材料
からなる第3層膜部材13と、多孔質材料からなる強度
保持用の補強部材14とを積層せしめて構成されてい
る。
前記第1層膜部材11としては、空気中に混在する水分
(即ち、水蒸気)を選択的に吸着する作用を有する素材
(即ち、親水基をもつ高分子等)であって、膜の厚さ方向
(即ち、第2層膜部材12と接している方)の奥まで水蒸
気分子が十分に浸み込み得るように、水蒸気分子の自由
行程(即ち、0.5μm)よりも大きな径(例えば、1.0μm
〜0.5mm)の連通孔をもつ多孔質構造の膜が望ましい。具
体的に例を上げれば、ポリビニールアルコールの多孔質
体からなる膜、親水基を付与したアクリロニトリル共重
合体を多孔質化した膜、ゲルセロハンの多孔質体からな
る膜、吸水ゲルを保持した不織布などである。また、第
1層膜部材11の厚さとしては、0.1〜数拾μmの範囲
内で適当に選択するのが望ましい。なお、水の吸着力は
強くても、吸着した水と結合して水が離れにくくなるよ
うな材質(例えば、シリカゲルのシート等)は不適当であ
る。
(即ち、水蒸気)を選択的に吸着する作用を有する素材
(即ち、親水基をもつ高分子等)であって、膜の厚さ方向
(即ち、第2層膜部材12と接している方)の奥まで水蒸
気分子が十分に浸み込み得るように、水蒸気分子の自由
行程(即ち、0.5μm)よりも大きな径(例えば、1.0μm
〜0.5mm)の連通孔をもつ多孔質構造の膜が望ましい。具
体的に例を上げれば、ポリビニールアルコールの多孔質
体からなる膜、親水基を付与したアクリロニトリル共重
合体を多孔質化した膜、ゲルセロハンの多孔質体からな
る膜、吸水ゲルを保持した不織布などである。また、第
1層膜部材11の厚さとしては、0.1〜数拾μmの範囲
内で適当に選択するのが望ましい。なお、水の吸着力は
強くても、吸着した水と結合して水が離れにくくなるよ
うな材質(例えば、シリカゲルのシート等)は不適当であ
る。
前記第2層膜部材12としては、前述したように空気中
の窒素N2および酸素O2の透過係数に対する水H2Oの
透過係数の比(即ち、透過係数比)が大きく、水H2の透
過係数の絶対値が大きい膜材料が好ましく、具体的に例
を上げれば、酢酸セルロース膜、3酢酸セルロース膜、
ポリブタジエンとアクリロニトリルの共重合体からなる
膜、エチルセルロール膜などである。
の窒素N2および酸素O2の透過係数に対する水H2Oの
透過係数の比(即ち、透過係数比)が大きく、水H2の透
過係数の絶対値が大きい膜材料が好ましく、具体的に例
を上げれば、酢酸セルロース膜、3酢酸セルロース膜、
ポリブタジエンとアクリロニトリルの共重合体からなる
膜、エチルセルロール膜などである。
上記の如き素材選択を行う理由は、次の事実による。
即ち、空気の組成の98%は、N2とO2とされているた
め、H2O/N2およびH2O/O2の透過係数比の大きな
選択透過膜を使用すれば、N2,O2の透過は少なく、H2
Oが透過し易くなるが、たとへ、H2O/N2およびH2
O/O2の透過係数比が大きくても、H2Oの透過係数の
絶対値が小さいと、H2Oが膜を透過する際の抵抗が大
きくなり、膜面積を大きくしなければならなくなるから
である。ちなみに、酢酸セルロースの場合、H2O/N2
の透過係数比≒17000、H2O/O2の透過係数比≒850
0、H2Oの透過係数≒6800×10-10cm3・cm/cm2・sec・cmH
gであり、同様にポリブタジエン・アクリロニトリル共
重合体の場合、H2O/N2の透過係数比≒58000、H2O
/O2の透過係数比≒15000、H2Oの透過係数≒24600×
10-10cm3・cm/cm2・sec・cmHgと望ましい特性をもってい
る。なお、その他の素材の場合も同様の特性を有してい
ることは勿論である。
め、H2O/N2およびH2O/O2の透過係数比の大きな
選択透過膜を使用すれば、N2,O2の透過は少なく、H2
Oが透過し易くなるが、たとへ、H2O/N2およびH2
O/O2の透過係数比が大きくても、H2Oの透過係数の
絶対値が小さいと、H2Oが膜を透過する際の抵抗が大
きくなり、膜面積を大きくしなければならなくなるから
である。ちなみに、酢酸セルロースの場合、H2O/N2
の透過係数比≒17000、H2O/O2の透過係数比≒850
0、H2Oの透過係数≒6800×10-10cm3・cm/cm2・sec・cmH
gであり、同様にポリブタジエン・アクリロニトリル共
重合体の場合、H2O/N2の透過係数比≒58000、H2O
/O2の透過係数比≒15000、H2Oの透過係数≒24600×
10-10cm3・cm/cm2・sec・cmHgと望ましい特性をもってい
る。なお、その他の素材の場合も同様の特性を有してい
ることは勿論である。
前記第3層膜部材13としては、水の浸透を許容する多
孔質膜材料に導電性部材を埋設して構成されたものが採
用され、前記導電性部材への通電により発熱体として作
用し得るように構成されている。つまり、本実施例にか
かる水蒸気選択透過膜が使用される環境が低温(即ち、
氷点以下)となる場合に、前記導電性部材への通電によ
り第3層膜部材13を発熱体として作用させて、透過水
の凍結を防止する如く作用せしめるようになっているの
である。なお、第2膜層部材12を透過した水蒸気を第
3層膜部材13および補強部材14を圧力損失少なく透
過させる必要から、第3層膜部材13および補強部材1
4は、孔径5μm以上の連通孔を有する多孔質とされ
る。また、前記補強部材14としては、水の浸透を許容
し且つある程度の強度を保持する多孔質材料であれば各
種のもの(例えば、金属、セラミックス、高分子、紙な
ど)が採用される。
孔質膜材料に導電性部材を埋設して構成されたものが採
用され、前記導電性部材への通電により発熱体として作
用し得るように構成されている。つまり、本実施例にか
かる水蒸気選択透過膜が使用される環境が低温(即ち、
氷点以下)となる場合に、前記導電性部材への通電によ
り第3層膜部材13を発熱体として作用させて、透過水
の凍結を防止する如く作用せしめるようになっているの
である。なお、第2膜層部材12を透過した水蒸気を第
3層膜部材13および補強部材14を圧力損失少なく透
過させる必要から、第3層膜部材13および補強部材1
4は、孔径5μm以上の連通孔を有する多孔質とされ
る。また、前記補強部材14としては、水の浸透を許容
し且つある程度の強度を保持する多孔質材料であれば各
種のもの(例えば、金属、セラミックス、高分子、紙な
ど)が採用される。
さらに、使用環境等によっては、前記第3層膜部材13
に代えて補強部材14を第2層膜部材12に対して積層
する場合もあり、第3層膜部材13および補強部材14
を省略する場合もある。
に代えて補強部材14を第2層膜部材12に対して積層
する場合もあり、第3層膜部材13および補強部材14
を省略する場合もある。
上記構成の水蒸気選択透過膜は、次のように作用する。
この水蒸気選択透過膜1の第1層膜部材11側に大気圧
より10〜100mmH2Oだけ高い圧力をもつ高湿度空気F1
を流通させる一方、水蒸気選択透過膜1の補強部材14
側に大気F2を流通させると、高湿度空気F1中に含まれ
る水分(即ち、水蒸気)が第1層膜部材11に選択的に吸
着され、第2層膜部材12表面の水蒸気濃度が高められ
ることとなる。このため、水蒸気選択透過膜1両面の圧
力差をあまり高くしなくとも、第2層膜部材12を介し
ての水分の選択透過が迅速に行なわれることとなる。従
って、第1層膜部材11側を流通する高湿度空気F1は
除湿されて乾燥空気に近づく一方、補強部材14側を流
通する大気F2は湿度が高められた空気となる。
より10〜100mmH2Oだけ高い圧力をもつ高湿度空気F1
を流通させる一方、水蒸気選択透過膜1の補強部材14
側に大気F2を流通させると、高湿度空気F1中に含まれ
る水分(即ち、水蒸気)が第1層膜部材11に選択的に吸
着され、第2層膜部材12表面の水蒸気濃度が高められ
ることとなる。このため、水蒸気選択透過膜1両面の圧
力差をあまり高くしなくとも、第2層膜部材12を介し
ての水分の選択透過が迅速に行なわれることとなる。従
って、第1層膜部材11側を流通する高湿度空気F1は
除湿されて乾燥空気に近づく一方、補強部材14側を流
通する大気F2は湿度が高められた空気となる。
なお、高湿度空気F1が氷点以下の低温である場合に
は、第1および第2層膜部材11,12において水蒸気
の凍結がおこるおそれがあるが、その場合には、第3層
膜部材13に通電して、これを発熱体として作用させる
ことにより得られる熱によって水蒸気温度を氷点以上に
保つようにされる。
は、第1および第2層膜部材11,12において水蒸気
の凍結がおこるおそれがあるが、その場合には、第3層
膜部材13に通電して、これを発熱体として作用させる
ことにより得られる熱によって水蒸気温度を氷点以上に
保つようにされる。
次に、本実施例にかかる水蒸気選択透過膜1を使用した
除湿装置の具体例を、第2図および第3図を参照して説
明する。
除湿装置の具体例を、第2図および第3図を参照して説
明する。
本実施例の除湿装置Aは、第3図図示の冷媒回路図で示
される空気調和機に適用されるものである。
される空気調和機に適用されるものである。
この空気調和機の冷媒回路は、圧縮機21、四路切換弁
22、室外熱交換器23、膨張機構24および室内熱交
換器25を順次接続して構成され、四路切換弁22の切
換作動により冷媒を実線矢印あるいは点線矢印方向に可
逆循環させることにより、冷房あるいは暖房運転される
ようになっている。そして、前記室外熱交換器23に供
給される外気の除湿を行うべく、水蒸気を放出する側の
空気F1が流通する第1外気流通路26内に前記除湿装
置Aが設置されている。符号27は湿度(換言すれば、
水蒸気)を受け取る側の空気F2が流通する第2外気流通
路、28は室外ファン、29は室内ファンである。
22、室外熱交換器23、膨張機構24および室内熱交
換器25を順次接続して構成され、四路切換弁22の切
換作動により冷媒を実線矢印あるいは点線矢印方向に可
逆循環させることにより、冷房あるいは暖房運転される
ようになっている。そして、前記室外熱交換器23に供
給される外気の除湿を行うべく、水蒸気を放出する側の
空気F1が流通する第1外気流通路26内に前記除湿装
置Aが設置されている。符号27は湿度(換言すれば、
水蒸気)を受け取る側の空気F2が流通する第2外気流通
路、28は室外ファン、29は室内ファンである。
前記除湿装置Aは、第2図図示の如く、複数枚の水蒸気
選択透過膜1,1・・と鋸歯状波形の断面を有する複数
枚の間隔板2,2・・とを交互に積層して構成されてお
り、該間隔板2,2・・は、水蒸気選択透過膜1,1・・
間にその波形の成形方向を交互に90゜違えて挟持せしめ
られている。しかして、水蒸気選択透過膜1,1・・と
間隔板2,2・・との間には、水蒸気選択透過膜1,1・
・を挟んで互いに直交する一次通気路3,3・・および
二次通気路4,4・・が形成されている。符号5は除湿
装置Aの上面および下面を閉塞する蓋板である。
選択透過膜1,1・・と鋸歯状波形の断面を有する複数
枚の間隔板2,2・・とを交互に積層して構成されてお
り、該間隔板2,2・・は、水蒸気選択透過膜1,1・・
間にその波形の成形方向を交互に90゜違えて挟持せしめ
られている。しかして、水蒸気選択透過膜1,1・・と
間隔板2,2・・との間には、水蒸気選択透過膜1,1・
・を挟んで互いに直交する一次通気路3,3・・および
二次通気路4,4・・が形成されている。符号5は除湿
装置Aの上面および下面を閉塞する蓋板である。
この除湿装置Aは、一次通気路3,3・・が第1外気流
通路26に臨み、二次通気路4,4・・が第2外気流通
路27に臨む如くして設置される。なお、水蒸気選択透
過膜1は、第1層膜部材11側が一次通気路3,3・・
側となるように設置される。
通路26に臨み、二次通気路4,4・・が第2外気流通
路27に臨む如くして設置される。なお、水蒸気選択透
過膜1は、第1層膜部材11側が一次通気路3,3・・
側となるように設置される。
上記構成の除湿装置は、次のように作用する。
第1外気流通路26を流通する室外からの外気(即ち、
高湿度空気)F1は、該外気F1中に含まれる水分が一次
通気路3,3・・を通過する間に水蒸気選択透過膜1,1
・・を介して二次通気路4,4・・側へ透過されること
により除湿され、除湿空気F3となって室外熱交換器2
3へ供給されるのである。一方、第2外気流通路27を
流通せしめられる空気F2は、二次通気路4,4・・を通
過する間に一次通気路3,3・・側から透過せしめられ
る水蒸気を得て高湿度の排出空気F4となって排出され
る。従って、暖房運転時に蒸発器として作用せしめられ
ている室外熱交換器23へ供給される空気は、湿度レベ
ルが所定値以下の乾燥状態とされることとなるところか
ら、低温状態での空気調和機運転に際しても、着霜が生
じるおそれがなくなり、実質的なノーフロスト運転が可
能となるのである。
高湿度空気)F1は、該外気F1中に含まれる水分が一次
通気路3,3・・を通過する間に水蒸気選択透過膜1,1
・・を介して二次通気路4,4・・側へ透過されること
により除湿され、除湿空気F3となって室外熱交換器2
3へ供給されるのである。一方、第2外気流通路27を
流通せしめられる空気F2は、二次通気路4,4・・を通
過する間に一次通気路3,3・・側から透過せしめられ
る水蒸気を得て高湿度の排出空気F4となって排出され
る。従って、暖房運転時に蒸発器として作用せしめられ
ている室外熱交換器23へ供給される空気は、湿度レベ
ルが所定値以下の乾燥状態とされることとなるところか
ら、低温状態での空気調和機運転に際しても、着霜が生
じるおそれがなくなり、実質的なノーフロスト運転が可
能となるのである。
(発明の効果) 本発明は、叙上の如く、空気中に混在する水分を選択的
に吸着し且つ吸着した水と結合しない吸水性多孔質膜材
料からなる第1層膜部材11と、H2O/N2およびH2
O/O2の透過係数比が大きく且つH2Oの透過係数の絶
対値が大きい膜材料からなる第2層膜部材12とを積層
せしめて水蒸気選択透過膜を構成するようにしたので、
第1層膜部材11側に高湿度空気F1を流通させる一
方、第2層膜部材12側に水蒸気を受け取るべき空気F
2を流通させると、高湿度空気F1に含まれる水分が第1
層膜部材11に吸着されることによって、第2層膜部材
12表面での水分濃度が大きくなるため、高湿度空気F
1と空気F2との間の圧力差をあまり高くしなくとも、第
2層膜部材12を透過する透過水分量を十分多くするこ
とが可能となるという優れた効果がある。
に吸着し且つ吸着した水と結合しない吸水性多孔質膜材
料からなる第1層膜部材11と、H2O/N2およびH2
O/O2の透過係数比が大きく且つH2Oの透過係数の絶
対値が大きい膜材料からなる第2層膜部材12とを積層
せしめて水蒸気選択透過膜を構成するようにしたので、
第1層膜部材11側に高湿度空気F1を流通させる一
方、第2層膜部材12側に水蒸気を受け取るべき空気F
2を流通させると、高湿度空気F1に含まれる水分が第1
層膜部材11に吸着されることによって、第2層膜部材
12表面での水分濃度が大きくなるため、高湿度空気F
1と空気F2との間の圧力差をあまり高くしなくとも、第
2層膜部材12を透過する透過水分量を十分多くするこ
とが可能となるという優れた効果がある。
また、本発明によれば、第2層膜部材12に対して導電
性多孔質材料からなる第3層膜部材13を積層するよう
にしているので、高湿度空気F1の温度が低く、第1層
膜部材11および第2層膜部材12において水分が凍結
を起こすおそれのある場合でも、前記第3層膜部材13
に通電することにより生じる熱により膜温度を氷点以上
とすることができ、水蒸気を確保できるという効果が得
られる。
性多孔質材料からなる第3層膜部材13を積層するよう
にしているので、高湿度空気F1の温度が低く、第1層
膜部材11および第2層膜部材12において水分が凍結
を起こすおそれのある場合でも、前記第3層膜部材13
に通電することにより生じる熱により膜温度を氷点以上
とすることができ、水蒸気を確保できるという効果が得
られる。
さらに、請求項2,3における如く、前記第3層膜部材
13に代えて、あるいは第3層膜部材13に対して高い
物理的強度を持つ補強部材14を積層するようにすれ
ば、水蒸気選択透過膜の剛性強化が図れることにより、
適用範囲が大幅に拡大できるという効果が得られる。
13に代えて、あるいは第3層膜部材13に対して高い
物理的強度を持つ補強部材14を積層するようにすれ
ば、水蒸気選択透過膜の剛性強化が図れることにより、
適用範囲が大幅に拡大できるという効果が得られる。
第1図は本発明の実施例にかかる水蒸気選択透過膜の断
面図、第2図は本発明の実施例にかかる水蒸気選択透過
膜を使用した除湿装置を示す斜視図、第3図は第2図図
示の除湿装置の使用例である空気調和機の冷媒回路図で
ある。 1……水蒸気選択透過膜 11……第1層膜部材 12……第2層膜部材 13……第3層膜部材 14……補強部材
面図、第2図は本発明の実施例にかかる水蒸気選択透過
膜を使用した除湿装置を示す斜視図、第3図は第2図図
示の除湿装置の使用例である空気調和機の冷媒回路図で
ある。 1……水蒸気選択透過膜 11……第1層膜部材 12……第2層膜部材 13……第3層膜部材 14……補強部材
Claims (3)
- 【請求項1】空気中に混在する水分を選択的に吸着させ
る吸水性多孔質膜材料からなる第1層膜部材(11)と、
H2O/N2およびH2O/O2の透過係数比が大きく且つ
H2Oの透過係数の絶対値が大きい膜材料からなる第2
層膜部材(12)とを積層し、該第2層膜部材(12)に対
して更に導電性多孔質材料からなる第3層膜部材(13)
を積層したことを特徴とする水蒸気選択透過膜。 - 【請求項2】空気中に混在する水分を選択的に吸着させ
る吸水性多孔質膜材料からなる第1層膜部材(11)と、
H2O/N2およびH2O/O2の透過係数比が大きく且つ
H2Oの透過係数の絶対値が大きい膜材料からなる第2
層膜部材(12)とを積層し、該第2層膜部材(12)に対
して更に高い物理的強度を持つ多孔質材料からなる補強
部材(14)を積層したことを特徴とする水蒸気選択透過
膜。 - 【請求項3】前記第3層膜部材(13)に対して高い物理
的強度を持つ多孔質材料からなる補強部材(14)を更に
積層したことを特徴とする前記請求項1記載の水蒸気選
択透過膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142347A JPH0634899B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 水蒸気選択透過膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142347A JPH0634899B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 水蒸気選択透過膜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH022859A JPH022859A (ja) | 1990-01-08 |
| JPH0634899B2 true JPH0634899B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=15313253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63142347A Expired - Lifetime JPH0634899B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 水蒸気選択透過膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634899B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5611843A (en) * | 1995-07-07 | 1997-03-18 | Exxon Research And Engineering Company | Membranes comprising salts of aminoacids in hydrophilic polymers |
| JP5184847B2 (ja) | 2007-08-29 | 2013-04-17 | マニー株式会社 | 医療用縫合針の曲げ加工装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01199625A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-11 | Asahi Glass Co Ltd | 改良された除湿膜 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63142347A patent/JPH0634899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH022859A (ja) | 1990-01-08 |
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