JPH0634945A - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネルInfo
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- JPH0634945A JPH0634945A JP21374892A JP21374892A JPH0634945A JP H0634945 A JPH0634945 A JP H0634945A JP 21374892 A JP21374892 A JP 21374892A JP 21374892 A JP21374892 A JP 21374892A JP H0634945 A JPH0634945 A JP H0634945A
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- display panel
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 液晶組成物1を電極付き基板2,3で挾持し
てなる液晶表示パネルの裏面側に、電気伝導性と伝熱性
の少なくとも一方を有する自己温度調整機能を備えた反
射板又は支持板5を配置し、かつ、液晶表示パネルの表
面側に、電気伝導性を伝熱性の少なくとも一方を有する
保護板4を配置した構成とする。 【効果】 安価で、複雑な制御を必要とすることもなく
液晶表示パネルの温度を一定に保持することができる。
これによって、使用環境に左右されることなく常に優れ
た表示性能を得ることができる。
てなる液晶表示パネルの裏面側に、電気伝導性と伝熱性
の少なくとも一方を有する自己温度調整機能を備えた反
射板又は支持板5を配置し、かつ、液晶表示パネルの表
面側に、電気伝導性を伝熱性の少なくとも一方を有する
保護板4を配置した構成とする。 【効果】 安価で、複雑な制御を必要とすることもなく
液晶表示パネルの温度を一定に保持することができる。
これによって、使用環境に左右されることなく常に優れ
た表示性能を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の温度を保つこと
が可能な液晶表示パネルに関する。
が可能な液晶表示パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルは、使用環境(例えば、
周囲温度)によって応答時間等の表示性能が大きく変化
する。すなわち、0A機器の表示部のように比較的使用
環境の良いところで用いられる場合にはそれほど問題は
ないものの、自動車の表示部や各種計器の表示部等に使
用する場合には、使用環境が悪かったり、大きく変化す
ることがあるため、使用環境の表示性能に与える影響は
大きい。
周囲温度)によって応答時間等の表示性能が大きく変化
する。すなわち、0A機器の表示部のように比較的使用
環境の良いところで用いられる場合にはそれほど問題は
ないものの、自動車の表示部や各種計器の表示部等に使
用する場合には、使用環境が悪かったり、大きく変化す
ることがあるため、使用環境の表示性能に与える影響は
大きい。
【0003】このため、応答時間等の表示性能を良くす
るための技術が提案されている。そのうち、駆動条件側
で対応する技術としては、表示部を構成する液晶パネル
の温度を検出して、例えば駆動電圧や周波数の駆動条件
を調整するいわゆる温度補償を行なう技術がある。しか
し、この技術は、装置が大型化するとともに、補償機能
の追加によるコストの増大という問題がある。
るための技術が提案されている。そのうち、駆動条件側
で対応する技術としては、表示部を構成する液晶パネル
の温度を検出して、例えば駆動電圧や周波数の駆動条件
を調整するいわゆる温度補償を行なう技術がある。しか
し、この技術は、装置が大型化するとともに、補償機能
の追加によるコストの増大という問題がある。
【0004】また、他の技術として、液晶表示パネルの
温度を一定に保持する技術があり、例えば、特開昭57
−27237号に一例が示されている。この特開昭57
−27237号における液晶表示セルは、液晶表示セル
を構成する一方又は両方の基板の両面に透明電極(導電
膜)を形成し、このうち片面に形成した透明電極を発熱
用として利用した構成となっている。
温度を一定に保持する技術があり、例えば、特開昭57
−27237号に一例が示されている。この特開昭57
−27237号における液晶表示セルは、液晶表示セル
を構成する一方又は両方の基板の両面に透明電極(導電
膜)を形成し、このうち片面に形成した透明電極を発熱
用として利用した構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、透明電極とし
て通常用いられるITOやNESA等は高価なものであ
るため、特開昭57−27237号におけるもののよう
に、液晶表示セルを構成する基板の両面に透明電極を形
成するとなると合計四面の透明電極が必要となり、液晶
表示セルが非常に高価になるという問題がある。
て通常用いられるITOやNESA等は高価なものであ
るため、特開昭57−27237号におけるもののよう
に、液晶表示セルを構成する基板の両面に透明電極を形
成するとなると合計四面の透明電極が必要となり、液晶
表示セルが非常に高価になるという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点にかんがみなされた
もので、液晶表示パネルの裏面側に、自己温度調整機能
を備えた面状発熱体を配置することによって、安価でし
かも複雑な制御を必要とすることなく温度を一定に保持
できる液晶表示パネルの提供を目的とする。
もので、液晶表示パネルの裏面側に、自己温度調整機能
を備えた面状発熱体を配置することによって、安価でし
かも複雑な制御を必要とすることなく温度を一定に保持
できる液晶表示パネルの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液晶表示パネルは、液晶組成物を電極付き
基板で挾持してなる液晶表示パネルの裏面側に、電気伝
導性と伝熱性の少なくとも一方を有する面状発熱体を配
置した構成としてあり、必要に応じ、上記面状発熱体が
自己温度調整機能を有し、また、支持板,反射板,保護
板等を面状発熱体と兼用する構成としてある。
め、本発明の液晶表示パネルは、液晶組成物を電極付き
基板で挾持してなる液晶表示パネルの裏面側に、電気伝
導性と伝熱性の少なくとも一方を有する面状発熱体を配
置した構成としてあり、必要に応じ、上記面状発熱体が
自己温度調整機能を有し、また、支持板,反射板,保護
板等を面状発熱体と兼用する構成としてある。
【0008】次に、本発明の具体例を図1にもとづいて
説明する。この具体例においては、液晶組成物1を一対
の電極付き基板2,3で挾持し、さらに基板の表面側に
は保護板4を配置し、裏面側には反射板又は支持板5を
配置した構成としてある。
説明する。この具体例においては、液晶組成物1を一対
の電極付き基板2,3で挾持し、さらに基板の表面側に
は保護板4を配置し、裏面側には反射板又は支持板5を
配置した構成としてある。
【0009】ここで、液晶組成物としては、、強誘電性
液晶組成物のほか、ネマチック液晶組成物等を利用する
こともできる。強誘電性液晶組成物としては、強誘電性
低分子液晶、強誘電性高分子液晶、又はこれらの混合物
などが挙げられる。強誘電性低分子液晶としては、例え
ば、一種又は二種以上の強誘電性低分子液晶、一種又は
二種以上の強誘電性低分子液晶と他の低分子液晶等の混
合物からなる強誘電性低分子液晶などを挙げることがで
きる。また、強誘電性高分子液晶としては、例えば、一
種又は二種以上の強誘電性高分子液晶、一種又は二種以
上の強誘電性低分子液晶と一種又は二種以上の強誘電性
高分子液晶からなる強誘電性高分子液晶、一種又は二種
以上の強誘電性低分子液晶と一種又は二種以上の他の高
分子液晶等からなる強誘電性高分子液晶などを挙げるこ
とができる。すなわち、前記強誘電性高分子液晶として
は、ポリマー分子自体が強誘電性の液晶特性を示す強誘
電性高分子液晶(ホモポリマーまたはコポリマーまたは
それらの混合物)、強誘電性高分子液晶と他の高分子液
晶及び/又は通常のポリマーとの混合物、強誘電性高分
子液晶と強誘電性低分子液晶との混合物、強誘電性高分
子液晶と強誘電性低分子液晶と高分子液晶及び/又は通
常のポリマーとの混合物、あるいは、これらと通常の低
分子液晶との混合物などの、すべての強誘電性を示す高
分子液晶を使用することができる。前記強誘電性高分子
液晶の中でも、例えば、カイラルスメクチックC相をと
る側鎖型強誘電性高分子液晶が好適に使用される。
液晶組成物のほか、ネマチック液晶組成物等を利用する
こともできる。強誘電性液晶組成物としては、強誘電性
低分子液晶、強誘電性高分子液晶、又はこれらの混合物
などが挙げられる。強誘電性低分子液晶としては、例え
ば、一種又は二種以上の強誘電性低分子液晶、一種又は
二種以上の強誘電性低分子液晶と他の低分子液晶等の混
合物からなる強誘電性低分子液晶などを挙げることがで
きる。また、強誘電性高分子液晶としては、例えば、一
種又は二種以上の強誘電性高分子液晶、一種又は二種以
上の強誘電性低分子液晶と一種又は二種以上の強誘電性
高分子液晶からなる強誘電性高分子液晶、一種又は二種
以上の強誘電性低分子液晶と一種又は二種以上の他の高
分子液晶等からなる強誘電性高分子液晶などを挙げるこ
とができる。すなわち、前記強誘電性高分子液晶として
は、ポリマー分子自体が強誘電性の液晶特性を示す強誘
電性高分子液晶(ホモポリマーまたはコポリマーまたは
それらの混合物)、強誘電性高分子液晶と他の高分子液
晶及び/又は通常のポリマーとの混合物、強誘電性高分
子液晶と強誘電性低分子液晶との混合物、強誘電性高分
子液晶と強誘電性低分子液晶と高分子液晶及び/又は通
常のポリマーとの混合物、あるいは、これらと通常の低
分子液晶との混合物などの、すべての強誘電性を示す高
分子液晶を使用することができる。前記強誘電性高分子
液晶の中でも、例えば、カイラルスメクチックC相をと
る側鎖型強誘電性高分子液晶が好適に使用される。
【0010】強誘電性液晶化合物の例としては、デシロ
キシベンジリデン−P’−アミノ−2−メチルブチルシ
ンナメート(DOBAMBC)、ヘキシルオキシベンジ
リデン−P’−アミノ−2−クロロプロピルシンナメー
ト(HOBACPC)および4−o−(2−メチル)−
ブチルレゾルシリデン−4’−オクチルアニリン(MB
RA8)等が挙げられる。これらの材料を用いて、素子
を構成する場合、液晶化合物が、SmC* 相又はSmH
* 相となるような温度状態で使用する。I相,J相,G
相やK相で現われる強誘電性液晶を用いることも可能で
ある。さらに、強誘電性液晶組成物には、必要に応じ
て、接着剤,減粘剤,非液晶カイラル化合物,色素等が
含まれる。
キシベンジリデン−P’−アミノ−2−メチルブチルシ
ンナメート(DOBAMBC)、ヘキシルオキシベンジ
リデン−P’−アミノ−2−クロロプロピルシンナメー
ト(HOBACPC)および4−o−(2−メチル)−
ブチルレゾルシリデン−4’−オクチルアニリン(MB
RA8)等が挙げられる。これらの材料を用いて、素子
を構成する場合、液晶化合物が、SmC* 相又はSmH
* 相となるような温度状態で使用する。I相,J相,G
相やK相で現われる強誘電性液晶を用いることも可能で
ある。さらに、強誘電性液晶組成物には、必要に応じ
て、接着剤,減粘剤,非液晶カイラル化合物,色素等が
含まれる。
【0011】電極付き可撓性電極基板としては、例え
ば、一軸又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートなど
の結晶性ポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ンなどの非結晶性ポリマー、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン、ポリカーボネット、ナイロ
ンなどのポリアミド等を挙げることができる。これらの
中でも、特に一軸又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエーテルスルホンなどが好ましい。本発明に
おいて、前記二枚の基板は、互いに同じ材質のものであ
ってもよく、又は相違する材質のものであってもよい
が、通常、上記の二枚の基板のうち少なくとも一方の基
板を光学的に透明なものとし、透明な電極を設けて使用
する。
ば、一軸又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートなど
の結晶性ポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ンなどの非結晶性ポリマー、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン、ポリカーボネット、ナイロ
ンなどのポリアミド等を挙げることができる。これらの
中でも、特に一軸又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエーテルスルホンなどが好ましい。本発明に
おいて、前記二枚の基板は、互いに同じ材質のものであ
ってもよく、又は相違する材質のものであってもよい
が、通常、上記の二枚の基板のうち少なくとも一方の基
板を光学的に透明なものとし、透明な電極を設けて使用
する。
【0012】可撓性基板上に形成される液晶駆動用電極
群の形成材料としては、導電性を有する材料であれば特
に制限されないが、少なくとも一方の電極には、導電性
及び透明性の両性質を有する材料を用いることが好まし
い。具体的には、例えば、酸化インジウム又は酸化イン
ジウムと酸化錫との混合物からなるITO ( IndiumTin
Oxide ) 膜あるいはNESA膜等の透明電極が好適に
使用される。可撓性基板上に液晶駆動用電極を形成する
方法は特に制限されず、従来より公知の蒸着、スパッタ
リング等の方法によって形成される。強誘電性液晶材料
の挟持方法は、特に限定されない。また、ネマチック液
晶材料の場合も挟持方法は特に制限されない。通常のT
N,STNセルやポリマー分散型としてもよい。
群の形成材料としては、導電性を有する材料であれば特
に制限されないが、少なくとも一方の電極には、導電性
及び透明性の両性質を有する材料を用いることが好まし
い。具体的には、例えば、酸化インジウム又は酸化イン
ジウムと酸化錫との混合物からなるITO ( IndiumTin
Oxide ) 膜あるいはNESA膜等の透明電極が好適に
使用される。可撓性基板上に液晶駆動用電極を形成する
方法は特に制限されず、従来より公知の蒸着、スパッタ
リング等の方法によって形成される。強誘電性液晶材料
の挟持方法は、特に限定されない。また、ネマチック液
晶材料の場合も挟持方法は特に制限されない。通常のT
N,STNセルやポリマー分散型としてもよい。
【0013】基板2の表面側に配置する保護板4として
は、通常のITO,NESAあるいは多金属膜など電気
伝導性と伝熱性の少なくとも一方の性質を有する材料を
用いる。なお、偏光板を有する場合、偏光板の位置は、
保護板4の上面又は下面のいずれでもよく、また、液晶
表示パネル側に配置することもできる。
は、通常のITO,NESAあるいは多金属膜など電気
伝導性と伝熱性の少なくとも一方の性質を有する材料を
用いる。なお、偏光板を有する場合、偏光板の位置は、
保護板4の上面又は下面のいずれでもよく、また、液晶
表示パネル側に配置することもできる。
【0014】基板3の裏面側に配置する反射板又は支持
板4としては、電気伝導性と伝熱性の少なくとも一方の
性質を有する面状発熱体を用いる。面状発熱体に電気伝
導性及び/又は伝熱性をもたせる方法としては、Alを
用いたり、めっきを行なったり、導電性塗料を用いたり
する方法がある。Alを用いる方法の場合には、Al蒸
着,Al箔の積層などによって面状発熱体を形成する
が、Alを用いることによって反射板との兼用が可能と
なる。めっきによる方法の場合は、化学めっきあるいは
化学めっきと電気めっきの併用によって、CuNiめっ
きあるいはCrめっきなどを行なう。
板4としては、電気伝導性と伝熱性の少なくとも一方の
性質を有する面状発熱体を用いる。面状発熱体に電気伝
導性及び/又は伝熱性をもたせる方法としては、Alを
用いたり、めっきを行なったり、導電性塗料を用いたり
する方法がある。Alを用いる方法の場合には、Al蒸
着,Al箔の積層などによって面状発熱体を形成する
が、Alを用いることによって反射板との兼用が可能と
なる。めっきによる方法の場合は、化学めっきあるいは
化学めっきと電気めっきの併用によって、CuNiめっ
きあるいはCrめっきなどを行なう。
【0015】導電性塗料を用いる方法の場合、塗料とし
ては導電性フィラーを分散したものを用いる。ここで、
導電性フィラーとしては、金属,非金属,金属酸化物,
高分子の無機系フィラー、無機−無機,無機−有機の化
合物からなる複合系フィラー、界面活性剤,高分子電解
質,導電性高分子,有機導電体の有機系フィラーを用い
る。また、導電性フィラーとしてカーボンを利用し、こ
のカーボンフィラーをゴム(プラスチック)に含有して
なる導電性ゴム(プラスチック)を用いることもでき
る。このようにすると、比抵抗4Ω・cm前後のものに
通電すると40℃程度は容易に得ることができ、自分で
発熱を行なう面状発熱体を形成することができる。
ては導電性フィラーを分散したものを用いる。ここで、
導電性フィラーとしては、金属,非金属,金属酸化物,
高分子の無機系フィラー、無機−無機,無機−有機の化
合物からなる複合系フィラー、界面活性剤,高分子電解
質,導電性高分子,有機導電体の有機系フィラーを用い
る。また、導電性フィラーとしてカーボンを利用し、こ
のカーボンフィラーをゴム(プラスチック)に含有して
なる導電性ゴム(プラスチック)を用いることもでき
る。このようにすると、比抵抗4Ω・cm前後のものに
通電すると40℃程度は容易に得ることができ、自分で
発熱を行なう面状発熱体を形成することができる。
【0016】次に、自己温度調整機能を有する面状発熱
体の一例について説明する。上述した導電性ゴム(プラ
スチック)で形成した面状発熱体は、非導電時、ゴム
(プラスチック)中に含有されているカーボンフィラー
が互いに接触して、通電経路を形成している。したがっ
て、通電するとジュール熱が発生して導電性ゴムは発熱
体として機能する。しかし、発熱とともに導電性ゴムは
昇温して膨張するため、ある温度以上になると含有され
ているカーボンフィラー間の接触が解かれ通電経路は切
断された状態となる。これにより、導電性ゴムは発熱が
止まり降温して収縮するため、ある温度以下になると、
再びカーボンフィラー間が接触する。導電性ゴムは、上
述のようにしてスイッチング動作を繰返すことによって
温度を一定に保持する。すなわち、導電性ゴム(プラス
チック)からなる面状発熱体は、自己温度調整機能を有
することになる。このような面状発熱体を液晶表示パネ
ルの裏面に配置することにより、液晶表示パネルの温度
を一定に保つことが可能となる。スイッチング温度、す
なわち液晶表示パネルの温度は、ゴム(プラスチック)
中における導電性フィラーの量やマトリックス高分子の
重合度等によって任意に調節することができる。また、
このような導電性ゴムに、上述したAl箔を積層した
り、導電性塗料を塗布して金属的光沢をもたせると、反
射板としても利用できる。
体の一例について説明する。上述した導電性ゴム(プラ
スチック)で形成した面状発熱体は、非導電時、ゴム
(プラスチック)中に含有されているカーボンフィラー
が互いに接触して、通電経路を形成している。したがっ
て、通電するとジュール熱が発生して導電性ゴムは発熱
体として機能する。しかし、発熱とともに導電性ゴムは
昇温して膨張するため、ある温度以上になると含有され
ているカーボンフィラー間の接触が解かれ通電経路は切
断された状態となる。これにより、導電性ゴムは発熱が
止まり降温して収縮するため、ある温度以下になると、
再びカーボンフィラー間が接触する。導電性ゴムは、上
述のようにしてスイッチング動作を繰返すことによって
温度を一定に保持する。すなわち、導電性ゴム(プラス
チック)からなる面状発熱体は、自己温度調整機能を有
することになる。このような面状発熱体を液晶表示パネ
ルの裏面に配置することにより、液晶表示パネルの温度
を一定に保つことが可能となる。スイッチング温度、す
なわち液晶表示パネルの温度は、ゴム(プラスチック)
中における導電性フィラーの量やマトリックス高分子の
重合度等によって任意に調節することができる。また、
このような導電性ゴムに、上述したAl箔を積層した
り、導電性塗料を塗布して金属的光沢をもたせると、反
射板としても利用できる。
【0017】なお、面状発熱体としては、ゴム,プラス
チックをマトリックスとするもののほか、伝熱管,電熱
箔,電熱線,電熱繊維(導電性金属繊維,金属複合繊
維,金属コーティング繊維)からなる金属製品系のも
の、電熱粉体成形品,電熱繊維(複合繊維,コーティン
グ繊維)からなる無機製品系のもの、電熱塗料,電熱シ
ート(導電性プラスチックシート,複合プラスチックシ
ート),電熱繊維(導電性プラスチック繊維,導電フィ
ラー複合プラスチック繊維,金属練交織プラスチック繊
維)からなる高分子製品系のものを用いることができ
る。
チックをマトリックスとするもののほか、伝熱管,電熱
箔,電熱線,電熱繊維(導電性金属繊維,金属複合繊
維,金属コーティング繊維)からなる金属製品系のも
の、電熱粉体成形品,電熱繊維(複合繊維,コーティン
グ繊維)からなる無機製品系のもの、電熱塗料,電熱シ
ート(導電性プラスチックシート,複合プラスチックシ
ート),電熱繊維(導電性プラスチック繊維,導電フィ
ラー複合プラスチック繊維,金属練交織プラスチック繊
維)からなる高分子製品系のものを用いることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明液晶表示パネルを、実施例によ
ってさらに詳細に説明するが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。 実施例
ってさらに詳細に説明するが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。 実施例
【0019】
【化1】
【0020】上記液晶組成物を、25重量%のジクロル
メタン溶液としてストライプ状にパターニングされたI
TO電極付きポリエーテルスルホン(PES)基板の電
極面にマイクログラビアコーターを用いて塗布製膜し、
溶媒蒸発後何も塗布していない同種の基板とラミネート
してドットマトリクス型液晶表示パネルを作製した。液
晶表示パネルは、5.08mmピッチ(電極幅4.88
mm、ギャップ0.20mm)のドットマトリックス型
であり、走査線数24本、信号電極数72本とした。液
晶表示パネルの大きさは約150mm×400mmであ
る。本液晶素子の測定温度(℃)に対する応答時間t
10-90 を測定したところ、下記表1に示す結果が得られ
た。 〔表1〕 ───────────────────────────────── 測定温度(℃) 10 20 30 40 ───────────────────────────────── 応答時間 t10-90 12ms 3.1ms 700μs 280μs ───────────────────────────────── この表1の結果に示すように、その温度依存性は大きな
ものである。なお、応答時間t10-90 は液晶素子をクロ
スニコル下に配置し、駆動電圧の±10Vを印加したと
きに、光透過率の変化量が10%から90%へ変化する
までに要した時間として定義した。
メタン溶液としてストライプ状にパターニングされたI
TO電極付きポリエーテルスルホン(PES)基板の電
極面にマイクログラビアコーターを用いて塗布製膜し、
溶媒蒸発後何も塗布していない同種の基板とラミネート
してドットマトリクス型液晶表示パネルを作製した。液
晶表示パネルは、5.08mmピッチ(電極幅4.88
mm、ギャップ0.20mm)のドットマトリックス型
であり、走査線数24本、信号電極数72本とした。液
晶表示パネルの大きさは約150mm×400mmであ
る。本液晶素子の測定温度(℃)に対する応答時間t
10-90 を測定したところ、下記表1に示す結果が得られ
た。 〔表1〕 ───────────────────────────────── 測定温度(℃) 10 20 30 40 ───────────────────────────────── 応答時間 t10-90 12ms 3.1ms 700μs 280μs ───────────────────────────────── この表1の結果に示すように、その温度依存性は大きな
ものである。なお、応答時間t10-90 は液晶素子をクロ
スニコル下に配置し、駆動電圧の±10Vを印加したと
きに、光透過率の変化量が10%から90%へ変化する
までに要した時間として定義した。
【0021】面状発熱体は以下のようにして製作した。
エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA樹脂,
日本ユニカー社製,(商品名:DPDS6182)65
重量%に、カーボンブラック(三菱化成工業社製,商品
名:ダイヤブラックE,平均粒径48nm)25重量%
を、加圧ニーダー((株)森山製作所製,3リットル
容)を用いて125℃の温度で20分間混練した後、
0.5mm厚さのシートに形成し、15cm×100c
mに切り出した。このシートの長辺の両端に、錫引平型
銅網組線(0.5mm2 )の電極兼リード線を取り付
け、その両面にPET粘着フィルム(シリコン系粘着剤
を片面のみ塗布)をラミネートして、面状発熱体(素
子)を製造した。また、この面状発熱体の一方の面に9
μmAl箔を貼付して反射板の機能を持たせた 通電時
の初期抵抗値は50Ωであった。
エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA樹脂,
日本ユニカー社製,(商品名:DPDS6182)65
重量%に、カーボンブラック(三菱化成工業社製,商品
名:ダイヤブラックE,平均粒径48nm)25重量%
を、加圧ニーダー((株)森山製作所製,3リットル
容)を用いて125℃の温度で20分間混練した後、
0.5mm厚さのシートに形成し、15cm×100c
mに切り出した。このシートの長辺の両端に、錫引平型
銅網組線(0.5mm2 )の電極兼リード線を取り付
け、その両面にPET粘着フィルム(シリコン系粘着剤
を片面のみ塗布)をラミネートして、面状発熱体(素
子)を製造した。また、この面状発熱体の一方の面に9
μmAl箔を貼付して反射板の機能を持たせた 通電時
の初期抵抗値は50Ωであった。
【0022】ドットマトリックスパネルに、この面状発
熱体を積層して所望の液晶表示パネルとした。このよう
に構成した液晶表示パネルを室内で使用したときには3
00μsの応答が得られた。外気温が0℃の場合でも6
00μaの応答が得られた。コントラストはそれぞれ1
1と10であった。
熱体を積層して所望の液晶表示パネルとした。このよう
に構成した液晶表示パネルを室内で使用したときには3
00μsの応答が得られた。外気温が0℃の場合でも6
00μaの応答が得られた。コントラストはそれぞれ1
1と10であった。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価で複
雑な制御を必要とすることもなく液晶表示パネルの温度
を一定に保持することができる。これによって、使用環
境に左右されることなく常に優れた表示性能を得ること
ができる。
雑な制御を必要とすることもなく液晶表示パネルの温度
を一定に保持することができる。これによって、使用環
境に左右されることなく常に優れた表示性能を得ること
ができる。
【図1】本発明にかかる液晶表示パネルの一実施例の一
部拡大断面図を示す。
部拡大断面図を示す。
1…液晶組成物 2,3…電極付き基板 4…保護板 5…反射板又は支持板
Claims (5)
- 【請求項1】 液晶組成物を電極付き基板で挾持してな
る液晶表示パネルの裏面側に、電気伝導性と伝熱性の少
なくとも一方を有する面状発熱体を配置したことを特徴
とする液晶表示パネル。 - 【請求項2】 液晶組成物を電極付き基板で挾持してな
る液晶表示パネルの表面側に、電気伝導性と伝熱性の少
なくとも一方を有する保護板を配置した請求項1記載の
液晶表示パネル。 - 【請求項3】 液晶表示パネルの裏面側に配置した面状
発熱体が、自己温度調整機能を有する請求項1又は2記
載の液晶表示パネル。 - 【請求項4】 上記面状発熱体として、支持板,反射板
又は保護板等を用いた請求項1,2,又は3記載の液晶
表示パネル。 - 【請求項5】 液晶組成物が強誘電性液晶組成物である
請求項1,2,3又は4記載の液晶表示パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21374892A JPH0634945A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21374892A JPH0634945A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 液晶表示パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634945A true JPH0634945A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16644373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21374892A Pending JPH0634945A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 液晶表示パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006024500A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Gunze Ltd | 透明面状発熱体及びその製造方法 |
| JP2006024501A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Gunze Ltd | 透明面状発熱体及びその製造方法 |
| JP2006119418A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Gunze Ltd | 透明面状発熱体及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP21374892A patent/JPH0634945A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006024500A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Gunze Ltd | 透明面状発熱体及びその製造方法 |
| JP2006024501A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Gunze Ltd | 透明面状発熱体及びその製造方法 |
| JP2006119418A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Gunze Ltd | 透明面状発熱体及びその製造方法 |
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