JPH0634997Y2 - 瓦 - Google Patents
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- JPH0634997Y2 JPH0634997Y2 JP10332688U JP10332688U JPH0634997Y2 JP H0634997 Y2 JPH0634997 Y2 JP H0634997Y2 JP 10332688 U JP10332688 U JP 10332688U JP 10332688 U JP10332688 U JP 10332688U JP H0634997 Y2 JPH0634997 Y2 JP H0634997Y2
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- JP
- Japan
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- spacer
- hook
- protrusion
- roof tile
- hooks
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、キルンカー等に積み込まれて焼成処理され
るに際しフック付スペーサーで間隔を保持されることを
前提とする瓦に係り、さらに云えば、フック付スペーサ
ーのフックが引掛かる突起部を有する瓦に関する。
るに際しフック付スペーサーで間隔を保持されることを
前提とする瓦に係り、さらに云えば、フック付スペーサ
ーのフックが引掛かる突起部を有する瓦に関する。
従来の技術 従来、瓦の焼成用間隔保持具としてのフック付スペーサ
ー及びそのフックが引掛かる突起部を有する瓦は、それ
ぞれ公知に属する(例えば実公昭58-32157号公報の記載
参照)。
ー及びそのフックが引掛かる突起部を有する瓦は、それ
ぞれ公知に属する(例えば実公昭58-32157号公報の記載
参照)。
一例として、第8図に示したのし瓦1は、その下面(谷
面)の中央部端寄り位置に、フック付スペーサー2の差
し込み方向(矢印A方向)に片傾斜の鉤形をなす突起部
3を設けると共に、該突起部3の周囲にはフック付スペ
ーサー2の差し込み操作を容易ならしめる縦、横方向の
凹溝部4,5を付設した構成とされている。
面)の中央部端寄り位置に、フック付スペーサー2の差
し込み方向(矢印A方向)に片傾斜の鉤形をなす突起部
3を設けると共に、該突起部3の周囲にはフック付スペ
ーサー2の差し込み操作を容易ならしめる縦、横方向の
凹溝部4,5を付設した構成とされている。
一方、フック付スペーサー2は、その長手方向に一定の
ピッチで先細形状の櫛歯2a…を突設していると共に各櫛
歯2a…の先端部に横向きに鉤形をなすフック部2bを形成
し、隣り合う二つの櫛歯2a,2aの腹部2cと背部2dとの間
に瓦1の突起部3を挟み間隔を保持する構成とされてい
る(第9図)。即ち、フック付スペーサー2は、瓦1の
突起部3に隣接する縦方向の凹溝部4の位置へ差し込
み、最深部まで差し込んだ時点で前記差し込み方向(第
8図の矢印A方向)と略直角な方向(矢印B方向)へ横
移動させることにより、第)図のように隣り合う二つの
櫛歯2a,2aの腹部2cと背部2dとで瓦1の突起部3の前後
面を挟んで保持する。そして、フック2bは突起部3の下
顎部へ確実に引掛かる状態となる。したがって、瓦1を
積んだキルンカー等が走行中に振動し、あるいは進んだ
り停まったりの動作をくり返しその都度ショックや揺れ
を生じても、フック付スペーサー2が瓦1から離脱する
おそれはなく、瓦1…が倒れたり崩落する事故の心配は
ないのである。
ピッチで先細形状の櫛歯2a…を突設していると共に各櫛
歯2a…の先端部に横向きに鉤形をなすフック部2bを形成
し、隣り合う二つの櫛歯2a,2aの腹部2cと背部2dとの間
に瓦1の突起部3を挟み間隔を保持する構成とされてい
る(第9図)。即ち、フック付スペーサー2は、瓦1の
突起部3に隣接する縦方向の凹溝部4の位置へ差し込
み、最深部まで差し込んだ時点で前記差し込み方向(第
8図の矢印A方向)と略直角な方向(矢印B方向)へ横
移動させることにより、第)図のように隣り合う二つの
櫛歯2a,2aの腹部2cと背部2dとで瓦1の突起部3の前後
面を挟んで保持する。そして、フック2bは突起部3の下
顎部へ確実に引掛かる状態となる。したがって、瓦1を
積んだキルンカー等が走行中に振動し、あるいは進んだ
り停まったりの動作をくり返しその都度ショックや揺れ
を生じても、フック付スペーサー2が瓦1から離脱する
おそれはなく、瓦1…が倒れたり崩落する事故の心配は
ないのである。
本考案が解決しようとする課題 (1)フック付スペーサー2は通常耐熱鋼で製作されて
いる。しかし、1000℃を超える瓦の焼成工程にくり返し
使用されると、酸化減量によってだんだん痩せ細る。通
常は3年ぐらい使用すると第9図に点線で図示したよう
に、見た目にもはっきりと痩せる。その結果、櫛歯2aの
腹部2cと背部2dとの間隔が拡がり、瓦1の支持にガタを
生ずるようになる。と同時にフック2bも痩せてその突出
量が減退するので、突起部3との引掛り量も漸次小さく
なり、遂には零以下にさえなる。その結果、フック付ス
ペーサー2はその本来の離脱防止機能を奏し得なくな
り、キルンカー等が走行する際の振動や進んだり停まっ
たりする際のショックや揺れでだんだんと上方へ抜けて
ゆき、遂には離脱してしまうことがある。かくしてフッ
ク付スペーサー2による拘束が解かれた瓦1は、たちま
ち傾いたり倒れたり崩落し、瓦の歩留りが低下するほ
か、場合によっては傾いたり倒れた瓦同士がお互いに釉
薬によって接着し、瓦の生産工程の回復に多大な手間と
時間がかかる大事故の原因となることもある。よって、
こうしたフック付スペーサーの離脱事故は早急に解決す
べき重要課題となっている。
いる。しかし、1000℃を超える瓦の焼成工程にくり返し
使用されると、酸化減量によってだんだん痩せ細る。通
常は3年ぐらい使用すると第9図に点線で図示したよう
に、見た目にもはっきりと痩せる。その結果、櫛歯2aの
腹部2cと背部2dとの間隔が拡がり、瓦1の支持にガタを
生ずるようになる。と同時にフック2bも痩せてその突出
量が減退するので、突起部3との引掛り量も漸次小さく
なり、遂には零以下にさえなる。その結果、フック付ス
ペーサー2はその本来の離脱防止機能を奏し得なくな
り、キルンカー等が走行する際の振動や進んだり停まっ
たりする際のショックや揺れでだんだんと上方へ抜けて
ゆき、遂には離脱してしまうことがある。かくしてフッ
ク付スペーサー2による拘束が解かれた瓦1は、たちま
ち傾いたり倒れたり崩落し、瓦の歩留りが低下するほ
か、場合によっては傾いたり倒れた瓦同士がお互いに釉
薬によって接着し、瓦の生産工程の回復に多大な手間と
時間がかかる大事故の原因となることもある。よって、
こうしたフック付スペーサーの離脱事故は早急に解決す
べき重要課題となっている。
(2)なお、フック付スペーサー2が瓦1の突起部3か
ら外れる事故の原因は、同フック付スペーサー2の痩せ
細り現象だけに限らず、瓦1の成形上、突起部3が設計
通りの大きさに成形されない場合のあることも一因とな
っている。特に、瓦1の成形上、突起部3は凹溝部4、
5のために余った粘度を寄せ集めた形で無理矢理膨らま
せたものに等しく、成形時の粘度の移動(流れ)に無理
がある上に、瓦成形用金型における突起部3の部分は最
深の凹部であるが故に空気の最終的な逃げ場となり、こ
の空気の存在がじゃまをして突起部3が予定通りの大き
さ、形状に成形されないことがある。
ら外れる事故の原因は、同フック付スペーサー2の痩せ
細り現象だけに限らず、瓦1の成形上、突起部3が設計
通りの大きさに成形されない場合のあることも一因とな
っている。特に、瓦1の成形上、突起部3は凹溝部4、
5のために余った粘度を寄せ集めた形で無理矢理膨らま
せたものに等しく、成形時の粘度の移動(流れ)に無理
がある上に、瓦成形用金型における突起部3の部分は最
深の凹部であるが故に空気の最終的な逃げ場となり、こ
の空気の存在がじゃまをして突起部3が予定通りの大き
さ、形状に成形されないことがある。
また、最近は瓦の軽量化、粘土の使用量節減が図られて
おり、こうして粘土使用量が少なくなった分だけ突起部
3の成形が設計通りの大きさ、形状になり難いという事
情もある。
おり、こうして粘土使用量が少なくなった分だけ突起部
3の成形が設計通りの大きさ、形状になり難いという事
情もある。
(3)従来、上記(1)のような事故の発生が時々ある
ため、その一対策としてフック付スペーサー2の耐用年
数はおよそ3年ぐらいと予定し、それ以上に長くは使用
しないということを行なっている。したがって、一見し
てまだまだ使えそうなフック付スペーサーが不経済に廃
棄処分となっているので、この点も解決すべき課題とな
っている。
ため、その一対策としてフック付スペーサー2の耐用年
数はおよそ3年ぐらいと予定し、それ以上に長くは使用
しないということを行なっている。したがって、一見し
てまだまだ使えそうなフック付スペーサーが不経済に廃
棄処分となっているので、この点も解決すべき課題とな
っている。
(4)したがって、本考案の目的は、上記の各課題を一
挙に解決するべく突起部の形状を改良した瓦を提供する
ことにある。
挙に解決するべく突起部の形状を改良した瓦を提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段として、この
考案に係る瓦は、図面の第1図〜第7図に好適な実施例
を示したとおり、 フック付スペーサー2のフック2bが引掛かる突起部3を
有する瓦1において、 突起部3は、フック付スペーサー2の差し込み方向(矢
印A方向)と略直角な方向(矢印B方向)に傾斜させて
同方向の突起部高さを変化させた形状であることを特徴
とする。
考案に係る瓦は、図面の第1図〜第7図に好適な実施例
を示したとおり、 フック付スペーサー2のフック2bが引掛かる突起部3を
有する瓦1において、 突起部3は、フック付スペーサー2の差し込み方向(矢
印A方向)と略直角な方向(矢印B方向)に傾斜させて
同方向の突起部高さを変化させた形状であることを特徴
とする。
作用 フック付スペーサー2を瓦1の突起部3の高さが低い側
の縦方向の凹溝部4の位置へ差し込み、最深部に至った
時点で突起部3の突出量が高い側へ向って略直角な方向
(B矢印方向)へ横移動させると、その過程で隣り合う
二つの櫛歯2a,2aの腹部2cと背部2dとが瓦1の突起部3
の前後面に当接して止まる位置がある。その位置へその
ままフック付スペーサーを差しておくと、同フック付ス
ペーサー2の痩せ細りとか、突起部3の成形不良とかに
一切左右されることなく、フック付スペーサー2はその
フック2bが突起部3の下顎部へ引掛かって抜けない状態
で瓦1を保持し、かつ瓦同士の間隔を保持する。
の縦方向の凹溝部4の位置へ差し込み、最深部に至った
時点で突起部3の突出量が高い側へ向って略直角な方向
(B矢印方向)へ横移動させると、その過程で隣り合う
二つの櫛歯2a,2aの腹部2cと背部2dとが瓦1の突起部3
の前後面に当接して止まる位置がある。その位置へその
ままフック付スペーサーを差しておくと、同フック付ス
ペーサー2の痩せ細りとか、突起部3の成形不良とかに
一切左右されることなく、フック付スペーサー2はその
フック2bが突起部3の下顎部へ引掛かって抜けない状態
で瓦1を保持し、かつ瓦同士の間隔を保持する。
即ち、フック付スペーサー2の痩せ細りは、第3図又は
第9図に点線で図示したようにフック2bも腹部2c、背部
2dも等しくほぼ一様に痩せるから、腹部2cと背部2dとで
突起部3の前後面に当接して挟む状態になれば、フック
2bも確実に突起部3に引掛かるのである(第3図)。同
様に、瓦1の突起部3に多少の成形不良ないし歪がある
としても、それが全くの欠陥品でないかぎり、前記のよ
うにフック付スペーサー2の腹部2cと背部2dが突起部3
の前後面に当接して挟む状態となれば、フック2bは突起
部3の下顎部へ確実に引掛かり離脱はしないのである。
第9図に点線で図示したようにフック2bも腹部2c、背部
2dも等しくほぼ一様に痩せるから、腹部2cと背部2dとで
突起部3の前後面に当接して挟む状態になれば、フック
2bも確実に突起部3に引掛かるのである(第3図)。同
様に、瓦1の突起部3に多少の成形不良ないし歪がある
としても、それが全くの欠陥品でないかぎり、前記のよ
うにフック付スペーサー2の腹部2cと背部2dが突起部3
の前後面に当接して挟む状態となれば、フック2bは突起
部3の下顎部へ確実に引掛かり離脱はしないのである。
実施例 次に、図面に示した本考案の実施例を説明する。
まず第1図に示した瓦1は、やはりその下面(谷面)の
中央端部の位置に、フック付スペーサー2の差し込み方
向(矢印A方向)に漸次高さが大となるように傾斜され
(第3図参照)、かつ前記差し込み方向とは略直角な方
向(矢印B方向)にも漸次高さが大となるように傾斜さ
れ(第2図参照)、云わば2軸方向に傾斜をもつ突起部
3が設けられている。また、突起部3の周囲、即ち左右
両側及び下辺側には、フック付スペーサー2の差し込み
操作を容易ならしめる縦、横方向の凹溝部4,5が設けら
れている。
中央端部の位置に、フック付スペーサー2の差し込み方
向(矢印A方向)に漸次高さが大となるように傾斜され
(第3図参照)、かつ前記差し込み方向とは略直角な方
向(矢印B方向)にも漸次高さが大となるように傾斜さ
れ(第2図参照)、云わば2軸方向に傾斜をもつ突起部
3が設けられている。また、突起部3の周囲、即ち左右
両側及び下辺側には、フック付スペーサー2の差し込み
操作を容易ならしめる縦、横方向の凹溝部4,5が設けら
れている。
ちなみに、第1図に示した突起部3は、その横幅(X寸
法)が20mm、長さ(Y寸法)が24mm位、凹溝部4,5の溝
幅は15mm位の大きさである。また、突起部3の高さ寸法
は、矢印B方向の高さの変化(第2図の傾斜角θ)を全
体で1〜3mm位の高さ変化とし、しかも第2図のように
フック付スペーサー2の差し込み位置が突起部3の中央
位置よりもやや右寄り(傾斜角θの低い側寄り=およそ
第2図のフック付スペーサー2の位置)が従来一般の突
起部の平均的高さの位置となる仕様で突起部3が成形さ
れている。
法)が20mm、長さ(Y寸法)が24mm位、凹溝部4,5の溝
幅は15mm位の大きさである。また、突起部3の高さ寸法
は、矢印B方向の高さの変化(第2図の傾斜角θ)を全
体で1〜3mm位の高さ変化とし、しかも第2図のように
フック付スペーサー2の差し込み位置が突起部3の中央
位置よりもやや右寄り(傾斜角θの低い側寄り=およそ
第2図のフック付スペーサー2の位置)が従来一般の突
起部の平均的高さの位置となる仕様で突起部3が成形さ
れている。
したがって、フック付スペーサー2を瓦1の突起部3の
傾斜角θが低い側(第2図の右側)の凹溝部4の位置へ
差し込み、それが最深部に到達した時点でB矢印方向へ
横移動させた場合、同フック付スペーサー2が新品同様
だと、第3図のように櫛歯2aの腹部2cと背部2dが突起部
3の前後面に当接して止まる位置は大体第2図に示した
フック付スペーサー2の位置となる。そして、フック付
スペーサー2がくり返し焼成工程に使用されて痩せ細っ
た場合でも、同フック付スペーサー2による瓦1の保持
位置を第2図の矢印B方向へ段々移動させることできっ
ちり対処でき、痩せ細りの弊害は一切生じない。よっ
て、フック付スペーサー2の離脱防止機能は十分に発揮
され、瓦1の傾きや倒れ、崩落事故などの心配はない。
のみならず、フック付スペーサー2の耐用寿命は、寿命
の3年ぐらいから5年ないし6年ぐらいまで機能障害の
心配もなく楽に延長することができ、もってその経済性
を高めることができる。また、突起部3の成形状態に多
少の不良ないし欠陥があったとしても、そうした事情に
はあまり左右されることなく、フック付スペーサー2の
離脱防止機能を良く発揮せしめ得るのである。
傾斜角θが低い側(第2図の右側)の凹溝部4の位置へ
差し込み、それが最深部に到達した時点でB矢印方向へ
横移動させた場合、同フック付スペーサー2が新品同様
だと、第3図のように櫛歯2aの腹部2cと背部2dが突起部
3の前後面に当接して止まる位置は大体第2図に示した
フック付スペーサー2の位置となる。そして、フック付
スペーサー2がくり返し焼成工程に使用されて痩せ細っ
た場合でも、同フック付スペーサー2による瓦1の保持
位置を第2図の矢印B方向へ段々移動させることできっ
ちり対処でき、痩せ細りの弊害は一切生じない。よっ
て、フック付スペーサー2の離脱防止機能は十分に発揮
され、瓦1の傾きや倒れ、崩落事故などの心配はない。
のみならず、フック付スペーサー2の耐用寿命は、寿命
の3年ぐらいから5年ないし6年ぐらいまで機能障害の
心配もなく楽に延長することができ、もってその経済性
を高めることができる。また、突起部3の成形状態に多
少の不良ないし欠陥があったとしても、そうした事情に
はあまり左右されることなく、フック付スペーサー2の
離脱防止機能を良く発揮せしめ得るのである。
その他の実施例 (その1)第4図に示した瓦1は、突起部3及び凹溝部
4、5の形状の大部分が上記第1図の実施例と共通す
る。但し、突起部3における特にフック付スペーサーの
差し込み方向と略直角な方向における傾斜角θが低い側
(図中右側)の段部を、凹溝部4の溝底面へつながる斜
面6によって解消した構成を特徴とするものである。し
たがって、同凹溝部4に沿って差し込んだフック付スペ
ーサー2を、次に略直角なB方向へ横移動させる際、第
1図の実施例の構成だと突起部3の段部に櫛歯2aが突っ
かかる不都合は、本実施例の構成により解決されてい
る。したがって、斜面6の傾斜角は、フック付スペーサ
ー2の横移動を円滑ならしめる大きさとされている。
4、5の形状の大部分が上記第1図の実施例と共通す
る。但し、突起部3における特にフック付スペーサーの
差し込み方向と略直角な方向における傾斜角θが低い側
(図中右側)の段部を、凹溝部4の溝底面へつながる斜
面6によって解消した構成を特徴とするものである。し
たがって、同凹溝部4に沿って差し込んだフック付スペ
ーサー2を、次に略直角なB方向へ横移動させる際、第
1図の実施例の構成だと突起部3の段部に櫛歯2aが突っ
かかる不都合は、本実施例の構成により解決されてい
る。したがって、斜面6の傾斜角は、フック付スペーサ
ー2の横移動を円滑ならしめる大きさとされている。
(その2)第5図に示した瓦1は、フック付スペーサー
2の差し込み方向と略直角なB矢印方向の傾斜角θが高
い側(図中左側)の凹溝部4をなくし、いきなり突起部
3が突き出た形状とされている。
2の差し込み方向と略直角なB矢印方向の傾斜角θが高
い側(図中左側)の凹溝部4をなくし、いきなり突起部
3が突き出た形状とされている。
(その3)第7図の瓦1は、突起部3の周囲に凹溝部が
一切なく、突起部3は瓦の下面(谷面)からいきなり突
設されている。該突設部3はまた、フック付スペーサー
2の差し込み方向(矢印A方向)に傾きを一切もたず、
差し込み方向と略直角な方向(矢印B方向)にのみフッ
ク付スペーサー2の痩せ細りに対処する傾斜角θで傾斜
せしめ同方向の高さが変化さられている。また、傾斜角
θが低い側の段部は斜面6に形成し、フック付スペーサ
ー2の横移動を円滑にする構成とされている。ちなみに
本実施例の突設部3は、例えば実公昭58-32157号公報の
第3図に記載されているように、瓦の周辺部に突条が一
体成形され、この突条をフック付スペーサー2のフック
2bが引掛かる突設部として利用するような場合に好適に
実施可能である。
一切なく、突起部3は瓦の下面(谷面)からいきなり突
設されている。該突設部3はまた、フック付スペーサー
2の差し込み方向(矢印A方向)に傾きを一切もたず、
差し込み方向と略直角な方向(矢印B方向)にのみフッ
ク付スペーサー2の痩せ細りに対処する傾斜角θで傾斜
せしめ同方向の高さが変化さられている。また、傾斜角
θが低い側の段部は斜面6に形成し、フック付スペーサ
ー2の横移動を円滑にする構成とされている。ちなみに
本実施例の突設部3は、例えば実公昭58-32157号公報の
第3図に記載されているように、瓦の周辺部に突条が一
体成形され、この突条をフック付スペーサー2のフック
2bが引掛かる突設部として利用するような場合に好適に
実施可能である。
(その4)第6図は、桟瓦3(但し、桟瓦の限りではな
い)の表側面の差込み側縁部から尻側縁部にかけて形成
された水返し7のうち、尻側縁部のほぼ中央部位に内側
の水返し8へつながる屈曲部9,9を一連に形成し、これ
らの水返し7,8及び屈曲部9,9により迂回された外側部位
に突起部3を第7図の例と同様に形成した構成を特徴と
している。したがって、瓦3の水返し機能に一切支障の
ない突起部3が形成されている。
い)の表側面の差込み側縁部から尻側縁部にかけて形成
された水返し7のうち、尻側縁部のほぼ中央部位に内側
の水返し8へつながる屈曲部9,9を一連に形成し、これ
らの水返し7,8及び屈曲部9,9により迂回された外側部位
に突起部3を第7図の例と同様に形成した構成を特徴と
している。したがって、瓦3の水返し機能に一切支障の
ない突起部3が形成されている。
本考案が奏する効果 この考案に係る瓦によれば、くり返し焼成工程に使用さ
れて痩せ細ったフック付スペーサー2でも、その櫛歯2a
の腹部2cと背部2dとが突起部3の前後面に当接する状態
にまで横移動させることにより、フック2bは突起部3の
下顎部へ確実に引掛かり離脱する心配はないので、同フ
ック付スペーサー2により保持された瓦1は傾いたり倒
れたり崩落するような事故の心配は決してなく、歩留り
と生産性の大幅な向上が図れる。
れて痩せ細ったフック付スペーサー2でも、その櫛歯2a
の腹部2cと背部2dとが突起部3の前後面に当接する状態
にまで横移動させることにより、フック2bは突起部3の
下顎部へ確実に引掛かり離脱する心配はないので、同フ
ック付スペーサー2により保持された瓦1は傾いたり倒
れたり崩落するような事故の心配は決してなく、歩留り
と生産性の大幅な向上が図れる。
また、フック付スペーサー2は、前記のようにその櫛歯
2aの腹部2cと背部2dとが突起部3の前後面に当接する限
りはその耐用寿命があるものとして使用でき、耐用年数
を大きく延長して経済性を高められ、ひいては瓦の生産
コスト低減にも寄与する。
2aの腹部2cと背部2dとが突起部3の前後面に当接する限
りはその耐用寿命があるものとして使用でき、耐用年数
を大きく延長して経済性を高められ、ひいては瓦の生産
コスト低減にも寄与する。
しかも、瓦1の成形時における特に突起部3の成形状態
の良否は、フック付スペーサー2の使用上あまり問題と
ならず、成形作業の容易化と能率及び歩留りの向上に寄
与する。
の良否は、フック付スペーサー2の使用上あまり問題と
ならず、成形作業の容易化と能率及び歩留りの向上に寄
与する。
第1図はこの考案に係る瓦の主要部を示した斜視図、第
2図と第3図は第1図のII−II及びIII−III矢視で、か
つフック付スペーサーの使用状態を付記した断面図、第
4図と第5図及び第6図、第7図はこの考案の他の実施
例を第2図と同じ視点で示した断面図及び斜視図であ
る。第8図は従来の瓦をフック付スペーサーと共に示し
た斜視図、第9図は従来の瓦にフック付スペーサーの使
用状態を示した断面図である。 2……フック付スペーサー、2b……フック 3……突起部、1……瓦 A矢印……フック付スペーサーの差し込み方向 B矢印……フック付スペーサーの差し込みと略直角な方
向
2図と第3図は第1図のII−II及びIII−III矢視で、か
つフック付スペーサーの使用状態を付記した断面図、第
4図と第5図及び第6図、第7図はこの考案の他の実施
例を第2図と同じ視点で示した断面図及び斜視図であ
る。第8図は従来の瓦をフック付スペーサーと共に示し
た斜視図、第9図は従来の瓦にフック付スペーサーの使
用状態を示した断面図である。 2……フック付スペーサー、2b……フック 3……突起部、1……瓦 A矢印……フック付スペーサーの差し込み方向 B矢印……フック付スペーサーの差し込みと略直角な方
向
Claims (1)
- 【請求項1】フック付スペーサーのフックが引掛かる突
起部を有する瓦において、 突起部は、フック付スペーサーの差し込み方向と略直角
な方向に傾斜させて同方向の突起部高さを変化せしめた
形状であることを特徴とする瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10332688U JPH0634997Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10332688U JPH0634997Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 瓦 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0225624U JPH0225624U (ja) | 1990-02-20 |
| JPH0634997Y2 true JPH0634997Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31334053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10332688U Expired - Lifetime JPH0634997Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634997Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP10332688U patent/JPH0634997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225624U (ja) | 1990-02-20 |
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