JPH0635143B2 - 輸液容器の製造方法 - Google Patents
輸液容器の製造方法Info
- Publication number
- JPH0635143B2 JPH0635143B2 JP2237988A JP23798890A JPH0635143B2 JP H0635143 B2 JPH0635143 B2 JP H0635143B2 JP 2237988 A JP2237988 A JP 2237988A JP 23798890 A JP23798890 A JP 23798890A JP H0635143 B2 JPH0635143 B2 JP H0635143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- thermoplastic synthetic
- parison
- present
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は輸液容器の製造方法に関するものである。更に
詳しくは複数の薬液を臨床で用いられる場合に適当とさ
れる一体化した容器(以下,マルチバツグという)の製
造方法に関するものである。
詳しくは複数の薬液を臨床で用いられる場合に適当とさ
れる一体化した容器(以下,マルチバツグという)の製
造方法に関するものである。
第3図は現行マルチバツグの説明図である。 一般にマルチバツグは周縁部4で袋状に仕上げられた上
下に継合する2個の液状収納部1,2にアミノ酸又は葡
萄糖などの薬液,すなわち,輸液が各々収納され,これ
を吊下部5を利用してスタンド(図示されてない)など
から患者に輸液を注入するために用いられるものであ
る。 このように使用されるマルチバツグは軟質の熱可塑性合
成樹脂で作られている。そして上下にポート3と3′
(液体を容器に充填したり,容器から排出するとき用い
られる口をポートという)を有し下方のポート3′だけ
から液体収納部1の輸液も液体収納部2の輸液と共に注
入できるように液体流通部6が設けられてある。 この液体流通部6は使用前には流体が連通してはならな
いので熱融着性フイルム7を挿入し,その部分を熱圧着
しておく方法が見受けられるようになった。その場合
は,使用にあたり液体収納部1や2を手で押し熱融着性
フイルム7を剥離させ流体を連通させて使用するもので
ある。
下に継合する2個の液状収納部1,2にアミノ酸又は葡
萄糖などの薬液,すなわち,輸液が各々収納され,これ
を吊下部5を利用してスタンド(図示されてない)など
から患者に輸液を注入するために用いられるものであ
る。 このように使用されるマルチバツグは軟質の熱可塑性合
成樹脂で作られている。そして上下にポート3と3′
(液体を容器に充填したり,容器から排出するとき用い
られる口をポートという)を有し下方のポート3′だけ
から液体収納部1の輸液も液体収納部2の輸液と共に注
入できるように液体流通部6が設けられてある。 この液体流通部6は使用前には流体が連通してはならな
いので熱融着性フイルム7を挿入し,その部分を熱圧着
しておく方法が見受けられるようになった。その場合
は,使用にあたり液体収納部1や2を手で押し熱融着性
フイルム7を剥離させ流体を連通させて使用するもので
ある。
このようなマルチバツグを作るには,フイルムを得るこ
と・バツグ用に裁断すること・製袋のための熱プレス及
び冷プレス・熱融着性フイルムの挿入・ポート投入・ポ
ート部溶着・仕上げのための最終的熱プレス及び冷プレ
ス・薬液充填・ポート部溶着という連綿たる工程を経る
ことになる。 本発明は製袋・薬液充填・ポート部溶着という簡単な工
程だけでマルチバツグを作ることを目的とする。
と・バツグ用に裁断すること・製袋のための熱プレス及
び冷プレス・熱融着性フイルムの挿入・ポート投入・ポ
ート部溶着・仕上げのための最終的熱プレス及び冷プレ
ス・薬液充填・ポート部溶着という連綿たる工程を経る
ことになる。 本発明は製袋・薬液充填・ポート部溶着という簡単な工
程だけでマルチバツグを作ることを目的とする。
本発明は、軟質の熱可塑性合成樹脂と該合成樹脂とは異
なる第2の熱可塑性合成樹脂とを共押出しして,内層の
一部に第2の熱可塑性合成樹脂が断続的に存在するよう
にパリソンを形成し,次いで該パリソンをブロー成形し
て,パリソンの軸方向に第2の熱可塑性合成樹脂の存在
部分を継合部とし,該継合部をはさんで2個の液体収納
部を直列に形成すると共に,この2個の液体収納部のそ
れぞれにポートを突設させ,前記継合部を流体が連通し
ないように熱圧着することを特徴とする輸液容器の製造
方法を要旨とする。 本発明を図面を用いて詳しく説明する。 第1図は本発明のパリソンの斜視図であり,第2図は本
発明製造方法の輸液容器の説明図である。本発明におい
て,パリソン本体11は主として軟質の熱可塑性合成樹脂
からなるが,この素材としては,100℃以上の高温での
加熱殺菌処理に耐えるもので医用に現在使用されている
軟質の熱可塑性合成樹脂を指し,ポリ塩化ビニル・ポリ
プロピレン・ポリエチレン・ポリプロピレン−ポリエチ
レンの共重合物などをあげることができる。 本発明において,2個の液体収納部1及び2を作るのは
アミノ酸又は葡萄糖などの薬液をおのおの別々に収納さ
せるためである。また、液体収納部1及び2の継合部13
に対向して,おのおのにポート3と3′を突設させるの
は薬液を投入するためと臨床で使用するときに排出する
ために当然必要とするものである。 本発明において継合部13は,2個の液体収納部1と2に
充填される2種の薬液が臨床で使用されるまでは全く混
じり合わないように,第2図の点線で示す第2の熱可塑
性合成樹脂部を介して流体が連通しないように熱圧着さ
れている。しかし,マルチバツグを臨床で使用する場
合,継合部13を連通させるために液体収納部1や2を手
でおしつけ,第2の熱可塑性合成樹脂部を継合部13の内
部で剥離させ,両薬液が混じり合って使用される。この
ようにマルチバツグの2種の薬液が臨床で使用されるま
では全く混じり合わない,臨床で使用するときに,継合
部13が連通するための接着性は,ほどよいものでなけれ
ばならない。この適度の接着性は剥離方法で評価すれば
30〜250g/cmの値が好ましい。 上記のようなマルチバツグを得るために,本発明におい
て,第2の熱可塑性合成樹脂を断続的にパリソンの内層
に存在させる。該パリソンから2個の液体収納部が上記
第2の熱可塑性合成樹脂の存在部分を継合部13としてパ
リソンの軸方向に直列にブロー成形により作られ,継合
部13を流体が連通しないように熱圧着する。この熱圧着
条件は使用する樹脂により決められるが,例えば,軟質
の熱可塑性合成樹脂をポリエチレンとし,第2の熱可塑
性合成樹脂をポリプロピレンとした場合,温度を180〜2
50℃,時間を3〜5秒が好ましい。 その第2の熱可塑性合成樹脂としては,医療用用途であ
ることを考慮してポリエチレン・ポリプロピレンのよう
なポリオレフイン系樹脂が好ましい。そして上記の適度
の接着性を得るために,本発明においてパリソンの主素
材は軟質の熱可塑性合成樹脂を主とし,それとは異種の
熱可塑性合成樹脂とからなる複合素材とするのである。 本発明のようなマルチバツグにおいて,ポート部にバリ
が生じるタイプのバツグでは第2の熱可塑性合成樹脂が
ポート3や3′をはずれてマルチバツグの液体収納部に
あると袋を形成しなくなり,袋の機能をなさなくなる。
そのため本発明では第1図に点線で示すように第2の熱
可塑性合成樹脂12をパリソンの内層に断続的に存在させ
るのが好ましく,それが無難であるといえる。 また,複合素材のパリソンにおいて第2の熱可塑性合成
樹脂12の投入量は継合部13を連通させたときの口の大き
さと関係し,少なくとも連通部の巾と連通部の長さに相
当するだけがパリソンの内層に断続的に存在する必要が
ある。この断続的に存在させるという間隔は輸液容器の
1個当たりの寸法に合わせればよい。 本発明のように,複合素材のパリソンを共押出しで作る
のは周知の方法でよい。例えば,二つのエクストルダー
を用い,軟質プラスチツクのパリソン本体の押出し中
に,一定の間隔を保って第2の熱可塑性合成樹脂を注入
すると得られる。 なお本発明のマルチバツグは2個の液体収納部を上下に
連ねたもので,これらの継合部13は臨床で使用されるま
では熱融着されたままであるが,この部分にクリツプな
どで熱融着部分の剥離を防止しておくことも好ましいこ
とである。 本発明で以上のように作られたマルチバツグは液体収納
部1と2に薬液が充填され,各ポート部の溶着がなされ
る。必要ならば念入りに継合部13にクランプを付けて使
用までの両薬液間の連通を防止しておくこともある。
なる第2の熱可塑性合成樹脂とを共押出しして,内層の
一部に第2の熱可塑性合成樹脂が断続的に存在するよう
にパリソンを形成し,次いで該パリソンをブロー成形し
て,パリソンの軸方向に第2の熱可塑性合成樹脂の存在
部分を継合部とし,該継合部をはさんで2個の液体収納
部を直列に形成すると共に,この2個の液体収納部のそ
れぞれにポートを突設させ,前記継合部を流体が連通し
ないように熱圧着することを特徴とする輸液容器の製造
方法を要旨とする。 本発明を図面を用いて詳しく説明する。 第1図は本発明のパリソンの斜視図であり,第2図は本
発明製造方法の輸液容器の説明図である。本発明におい
て,パリソン本体11は主として軟質の熱可塑性合成樹脂
からなるが,この素材としては,100℃以上の高温での
加熱殺菌処理に耐えるもので医用に現在使用されている
軟質の熱可塑性合成樹脂を指し,ポリ塩化ビニル・ポリ
プロピレン・ポリエチレン・ポリプロピレン−ポリエチ
レンの共重合物などをあげることができる。 本発明において,2個の液体収納部1及び2を作るのは
アミノ酸又は葡萄糖などの薬液をおのおの別々に収納さ
せるためである。また、液体収納部1及び2の継合部13
に対向して,おのおのにポート3と3′を突設させるの
は薬液を投入するためと臨床で使用するときに排出する
ために当然必要とするものである。 本発明において継合部13は,2個の液体収納部1と2に
充填される2種の薬液が臨床で使用されるまでは全く混
じり合わないように,第2図の点線で示す第2の熱可塑
性合成樹脂部を介して流体が連通しないように熱圧着さ
れている。しかし,マルチバツグを臨床で使用する場
合,継合部13を連通させるために液体収納部1や2を手
でおしつけ,第2の熱可塑性合成樹脂部を継合部13の内
部で剥離させ,両薬液が混じり合って使用される。この
ようにマルチバツグの2種の薬液が臨床で使用されるま
では全く混じり合わない,臨床で使用するときに,継合
部13が連通するための接着性は,ほどよいものでなけれ
ばならない。この適度の接着性は剥離方法で評価すれば
30〜250g/cmの値が好ましい。 上記のようなマルチバツグを得るために,本発明におい
て,第2の熱可塑性合成樹脂を断続的にパリソンの内層
に存在させる。該パリソンから2個の液体収納部が上記
第2の熱可塑性合成樹脂の存在部分を継合部13としてパ
リソンの軸方向に直列にブロー成形により作られ,継合
部13を流体が連通しないように熱圧着する。この熱圧着
条件は使用する樹脂により決められるが,例えば,軟質
の熱可塑性合成樹脂をポリエチレンとし,第2の熱可塑
性合成樹脂をポリプロピレンとした場合,温度を180〜2
50℃,時間を3〜5秒が好ましい。 その第2の熱可塑性合成樹脂としては,医療用用途であ
ることを考慮してポリエチレン・ポリプロピレンのよう
なポリオレフイン系樹脂が好ましい。そして上記の適度
の接着性を得るために,本発明においてパリソンの主素
材は軟質の熱可塑性合成樹脂を主とし,それとは異種の
熱可塑性合成樹脂とからなる複合素材とするのである。 本発明のようなマルチバツグにおいて,ポート部にバリ
が生じるタイプのバツグでは第2の熱可塑性合成樹脂が
ポート3や3′をはずれてマルチバツグの液体収納部に
あると袋を形成しなくなり,袋の機能をなさなくなる。
そのため本発明では第1図に点線で示すように第2の熱
可塑性合成樹脂12をパリソンの内層に断続的に存在させ
るのが好ましく,それが無難であるといえる。 また,複合素材のパリソンにおいて第2の熱可塑性合成
樹脂12の投入量は継合部13を連通させたときの口の大き
さと関係し,少なくとも連通部の巾と連通部の長さに相
当するだけがパリソンの内層に断続的に存在する必要が
ある。この断続的に存在させるという間隔は輸液容器の
1個当たりの寸法に合わせればよい。 本発明のように,複合素材のパリソンを共押出しで作る
のは周知の方法でよい。例えば,二つのエクストルダー
を用い,軟質プラスチツクのパリソン本体の押出し中
に,一定の間隔を保って第2の熱可塑性合成樹脂を注入
すると得られる。 なお本発明のマルチバツグは2個の液体収納部を上下に
連ねたもので,これらの継合部13は臨床で使用されるま
では熱融着されたままであるが,この部分にクリツプな
どで熱融着部分の剥離を防止しておくことも好ましいこ
とである。 本発明で以上のように作られたマルチバツグは液体収納
部1と2に薬液が充填され,各ポート部の溶着がなされ
る。必要ならば念入りに継合部13にクランプを付けて使
用までの両薬液間の連通を防止しておくこともある。
本発明によれば,マルチバツグの製造方法が製袋・薬液
充填・ポート部溶着だけの工程であるので,従来の製造
方法に比し簡単な工程だけでマルチバツグを作ることに
なる。
充填・ポート部溶着だけの工程であるので,従来の製造
方法に比し簡単な工程だけでマルチバツグを作ることに
なる。
第1図は本発明のパリソンの斜視図であり,第2図は本
発明で製造されるく輸液容器の説明図である。 第3図は現行マルチバツグの説明図である。 1及び2……液体収納部,3と3′……ポート,4……
周縁部,5……吊下部,6……液体流通部,7……熱融
着性フイルム,11……パリソン本体,12……第2の熱可
塑性合成樹脂,13……継合部。
発明で製造されるく輸液容器の説明図である。 第3図は現行マルチバツグの説明図である。 1及び2……液体収納部,3と3′……ポート,4……
周縁部,5……吊下部,6……液体流通部,7……熱融
着性フイルム,11……パリソン本体,12……第2の熱可
塑性合成樹脂,13……継合部。
Claims (1)
- 【請求項1】軟質の熱可塑性合成樹脂と該合成樹脂とは
異なる第2の熱可塑性合成樹脂とを共押出しして,内層
の一部に第2の熱可塑性合成樹脂が断続的に存在するよ
うにパリソンを形成し,次いで該パリソンをブロー成形
して,パリソンの軸方向に第2の熱可塑性合成樹脂の存
在部分を継合部とし,該継合部をはさんで2個の液体収
納部を直列に形成すると共に,この2個の液体収納部の
それぞれにポートを突設させ,前記継合部を流体が連通
しないように熱圧着することを特徴とする輸液容器の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2237988A JPH0635143B2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 輸液容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2237988A JPH0635143B2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 輸液容器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118215A JPH04118215A (ja) | 1992-04-20 |
| JPH0635143B2 true JPH0635143B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=17023454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2237988A Expired - Lifetime JPH0635143B2 (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 輸液容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635143B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103350484B (zh) * | 2013-07-04 | 2015-06-10 | 成都市联余精密机械有限公司 | Pp大输液吊环一体式瓶坯注塑模具 |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP2237988A patent/JPH0635143B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04118215A (ja) | 1992-04-20 |
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