JPH0635192Y2 - ムーブメントの締結構造 - Google Patents

ムーブメントの締結構造

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JPH0635192Y2
JPH0635192Y2 JP4287088U JP4287088U JPH0635192Y2 JP H0635192 Y2 JPH0635192 Y2 JP H0635192Y2 JP 4287088 U JP4287088 U JP 4287088U JP 4287088 U JP4287088 U JP 4287088U JP H0635192 Y2 JPH0635192 Y2 JP H0635192Y2
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JP
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boss
engaging
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movement
press
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JP4287088U
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伊藤  幸男
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は時計のムーブメントの部品締結構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕 時計の低価格化に伴い、デジタル表示式時計のみならず
指針表示式時計においてもその構成部品の削減や、構成
部品のプラスチック化が図られている。又、構成部品を
載置し収納する地板及び輪列受等のベース部品もプラス
チック化がはかられている。そのベース部品を締結しム
ーブメントを完成させる従来の締結構造として第5図に
断面図で示すネジ締メ固定構造が一般に用いられてい
る。
すなわち、プラスチック材料より成る地板21に一体成形
により突設されたボス22には構成部品30や輪列受27を係
合させる係合部23を有し、その係合部23に構成部品30を
係合載置した後、輪列受27を積層させて構成部品30を挾
持しネジ31を地板21のボス22の挿入穴部24にネジ締メ固
定する事によりムーブメントの締結を行う構造である。
又、従来の他の構造としてネジの代りに、抜け止めピン
を挿入してムーブメントの締結を行うスナップフィット
固定構造も知られている。例えば特開昭53−32266号公
報に見られるスナップフィットの抜け止め装置もその一
例であり、第6図にその構成を断面図にて示す。ボス22
には地板21を係合する係合部23と、中空状の挿入穴部24
と、凸部26と、図示していないが軸方向の割り溝が形成
されている。ボス22の係合部23に地板21を嵌合後、抜け
止めピン32を挿入穴部24に挿入することにより地板21の
固定を行う構造である。
さらに従来の別の方法としては、第7図に断面図にて示
すカシメによるムーブメントの締結構造も知られてい
る。すなわち、プラスチック材料より成る地板21の突設
部であるボス22には構成部品30を係合する係合部23を有
している。その係合部23に構成部品30を係合させた後、
輪列受27を積層させて構成部品30を挾持し、プラスチッ
クで形成されているボス22の頭部を加熱等によりカシメ
形状25に熱カシメしてムーブメントの締結を行う構造で
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図に示すネジ締メ固定構造では金属のネジが複数個
必要となり、ネジのコストのみならず供給、搬送、ネジ
締メと云う組立工数が必要となり、又、部品のバラツキ
等によるネジ締メトルクのバラツキが大きく、部品の浮
き、ネジ締メ時の切粉発生による品質トラブルも多いと
云う欠点があった。又第6図に示すスナップフィット固
定構造も金属の抜け止めピンが必要となり、部品コス
ト、組立コストが上り、又地板等のボス形状も凸凹の多
い複雑な形状となりプラスチック成形型を複雑にするば
かりでなくその成形性を阻害する欠点があった。更に第
7図に示す熱カシメ固定構造では部品点数を増加させる
事はないが、熱カシメによる部品の浮きが必ず発生して
しまう事と、固定力が弱いため衝撃等で締結部分の破壊
が簡単に発生してしまう事、又熱変形のため時間がかゝ
り組立工程の合理化を阻害する欠点があった。
本考案の目的は、部品点数を増やす事なく、又簡単な方
式でムーブメントを確実に締結する構造を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
プラスチック材料より成る地板の突設部であるボスによ
りムーブメントを締結する構造において前記ボスにはム
ーブメントを構成する部品を係合する係合部と、中空状
の挿入穴部と、その挿入穴部に圧入され抜け防止を行う
抜け止め軸部を一体に構成してなり、前記係合部に部品
を係合させて前記ボスの頭部である抜け止め軸部を押圧
することによりその一部を破壊し、前記ボスの中空状の
挿入穴部にクサビ状に圧入され、前記係合部を押し広げ
ることにより前記部品の固着を行う様に構成された事を
特徴とする。
又、プラスチック材料より成る地板の突設部であるボス
と、プラスチック材料より成る輪列受によりムーブメン
トを締結する構造において、前記地板のボスにはムーブ
メントを構成する部品を係合する係合部と、上端を開口
された挿入穴部を構成し、前記輪列受には前記地板のボ
スの係合部に係合する係合穴部と、挿入穴部に圧入され
抜け防止を行う抜け止め部を一体に構成してなり、前記
地板のボスの係合部に部品を係合させて、前記輪列受の
係合穴部を係合させ、その輪列受の抜け止め軸部を押圧
する事により、その一部を破壊しながら前記地板のボス
の挿入穴部にクサビ状に圧入され、その係合部を押し広
げることにより前記部品の固着と、前記輪列受の固着を
行う様に構成された事を特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は本考案の第1実施例を示す断面図である。
第2図は本考案の第1実施例のムーブメント締結状態を
示す断面図である。第1図によれば、プラスチック材料
よりなる地板1に突設されたボス2には部品10や輪列受
7が係合するための係合部3と、中空状の挿入穴部4
と、その挿入穴部4に圧入され抜け防止を行う抜け止め
軸部5を切断部6を介して一体に構成されている。抜け
止め軸部5の軸径は挿入穴部4の穴径よりも太くして抜
け止め軸部5が挿入穴部4に圧入嵌合されるように設定
されている。又切断部6は抜け止め軸部5を挿入穴部4
に圧入する力以下で切断する様に肉厚を設定している。
地板1のボスはそれぞれの部品10に合わせ複数個用意さ
れており、その係合部3に部品10を係合させ収納してか
ら輪列受7を積層することで全体のムーブメントを構成
する。その後ボス2の頭部に突出されている抜け止め軸
部5を地板1に向って強く押圧する事により薄肉となっ
ている切断部6が切断され、抜け止め軸部5は挿入穴部
4にクサビ状に圧入された軸部5aを形成し、第2図に示
す様に軸部5aは挿入穴部4を押し広げ、ボス2の係合部
3を押し広げ、係合されている部品10や輪列受7に押し
付ける事で部品10や輪列受7を固着しムーブメントを締
結する構成となっている。又、輪列受7がない、地板1
と部品10だけの構成においても、本考案の固着構造によ
り前述と同様に地板1と部品10を締結する事は可能であ
る。
第3図は本考案の第2実施例を示す断面図である。又第
4図は本考案の第2実施例のムーブメント締結状態を示
す断面図であく。第3図によればプラスチック材料より
なる地板11に突設されたボス12は部品20や輪列受17を係
合するための係合部13と、中空状の挿入穴部14が設けら
れている、17はプラスチック材料よりなる輪列受であり
薄肉の切断部19を介して地板11のボス12の挿入穴部14に
圧入され抜け防止を行う抜け止め軸部18を一体に構成し
ている。その抜け止め軸部18の軸径は、地板11のボス12
の挿入穴部14の穴径よりも太く形成されて抜け止め軸部
18が挿入穴部14に圧入嵌合できるように設定されてい
る。又切断部19は抜け止め軸部18を挿入穴部14に圧入す
る力以下で切断できる様に肉厚が設定されている。
地板11のボス12は、それぞれの部品20に合わせて複数個
用意されており、その係合部13に部品20を係合して収納
してから輪列受17を積層することで全体のムーブメント
を構成する。その後輪列受17に一体に構成されている抜
け止め軸部18の頭部を地板11に向かって強く押圧する事
により薄肉となっている切断部19が切断され、抜け止め
軸部18は挿入穴部14にクサビ状に圧入された軸部18aを
形成し、第4図に示す様に抜け止め軸部18aは地板11の
ボス12の係合部13を押し広げる事で係合されている部品
20や輪列受17を地板11に固着しムーブメントを締結する
構成となっている。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば部品の点
数を増やす事なくムーブメントの締結を行えるばかりで
なく地板や輪列受に一体に抜け止め軸を構成する事で整
列や搬送と云う組立工程上の装置も不溶となり組立工程
の簡略化が可能となる。又圧入による固定である事より
組立のスピードアップが可能であり、部品の浮きによる
導通不良等の品質トラブルもなく、衝撃にも強いと云う
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例のムーブメントの締結構造
を示す断面図、第2図は本考案の第1実施例のムーブメ
ント締結状態を示す断面図、第3図は本考案の第2実施
例を示す断面図、第4図は本考案の第2実施例のムーブ
メント締結状態を示す断面図、第5図は従来のネジ締メ
固定構造を示す断面図、第6図は従来のスナップフィッ
ト固定構造を示す断面図、第7図は従来の熱カシメ固定
構造を示す断面図。 1、11……地板、 2、12……ボス、 3、13……係合部、 4、14……挿入穴部、 5、5a、18、18a……抜け止め軸部、 6、19……切断部、 7、17……輪列受、 10、20……部品。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック材料よりなる基板の突設部で
    あるボスによりムーブメントを締結する構造において、
    前記ボスにはムーブメントを構成する部品を係合する係
    合部と、中空状の挿入穴部と、その挿入穴部に圧入され
    抜け防止を行う抜け止め軸部を一体に構成してなり、前
    記係合部に部品を係合させて前記ボスの頭部である抜け
    止め軸部を押圧することによりその一部を破壊し、前記
    ボスの中空状の挿入穴部にクサビ状に圧入され、前記係
    合部を押し広げることにより前記部品の固着を行う様に
    構成された事を特徴とするムーブメントの締結構造。
  2. 【請求項2】プラスチック材料よりなる基板の突設部で
    あるボスと、プラスチック材料よりなる補助基板により
    ムーブメントを締結する構造において、前記基板のボス
    にはムーブメントを構成する部品を係合する係合部と、
    上端を開口された挿入穴部を構成し、前記補助基板には
    前記基板のボスの係合部に係合する係合穴部と、前記挿
    入穴部に圧入され抜け防止を行なう抜け止め部を一体に
    構成してなり、前記基板のボスの係合部に部品を係合さ
    せて、前記補助基板の係合穴部を係合させ、その補助基
    板の抜け止め軸部を押圧する事によりその一部を破壊し
    ながら前記基板のボスの挿入穴部にクサビ状に圧入さ
    れ、その係合部を押し広げることにより前記部品の固着
    と、前記補助基板の固着を行う様に構成された事を特徴
    とするムーブメントの締結構造。
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