JPH0635207A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH0635207A
JPH0635207A JP18921992A JP18921992A JPH0635207A JP H0635207 A JPH0635207 A JP H0635207A JP 18921992 A JP18921992 A JP 18921992A JP 18921992 A JP18921992 A JP 18921992A JP H0635207 A JPH0635207 A JP H0635207A
Authority
JP
Japan
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water
developing
pipe
plate
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP18921992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Yamamoto
秀人 山本
Miyuki Endo
幸 遠藤
Yoshinori Seguchi
佳則 瀬口
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0635207A publication Critical patent/JPH0635207A/ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光材料処理装置の貯水タンクの簡略化。 【構成】 現像部14には、補助槽18内に外部水道に
接続された配管58の先端が開口されている。補助槽の
底板8Aには、配管134の一端が貫通して配管58の
開口に対向して開口されており、配管58からの水が流
れ込むようになっている。配管134は、拡径管128
を介して給水ポンプ130へ接続されており、給水ポン
プとの間に所定量の水を貯留することができるようにな
っている。給水ポンプは補充筒132に開口されてお
り、給水ポンプの作動が停止した状態では拡径管内に配
管58からの水が蓄えられるが、配管134から溢れた
水は現像水として現像部内へ流れ込み、給水ポンプの作
動によって拡径管内の水が補充筒へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料処理装置に関
するものであり、特に水によって感光性平版印刷版を現
像処理したのち染色液等の処理液を塗布する感光材料処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゴム層をインキ反撥層とする
水なし感光性平版印刷版(以下「水なし平版」と言う)
としては、特公昭44−23042号、特公昭46−1
6044号(公報)等に記載された基板上に光可溶性あ
るいは光不溶化性感光層とシリコーンゴム層を積層した
水なし平版や、特開昭48−94505号、特開昭50
−50102号(公報)に記載された、基板上に光接着
性感光層とシリコーンゴム層を積層した水なし平版が提
案されている。これらは、湿し水を用いることなく数万
枚の印刷が可能なものである。
【0003】このような水なし平版は、基板となる支持
体としてアルミニウム等が用いられ、この支持体上に感
光層とシリコーンゴム層を積層し、上面に保護フィルム
をラミネートして表面を保護している。この水なし平版
は、焼付時の露光量に応じて感光層が硬化し、感光層と
シリコーンゴム層との接着力が大きくなる。露光された
水なし平版を現像処理する場合、現像液を表面に塗布し
て未露光部分のシリコーンゴム層を剥離する(特公昭5
4−26923号公報)。
【0004】水なし平版を現像処理するための現像液と
しては、有機溶剤、界面活性剤、塩基性物質、酸性物質
等の通常の現像液に含まれている物質を含んでいない、
実質的に水からなる処理液(以下「現像水」と言う)を
使用することが提案されている。
【0005】また、この水なし平版は、未露光部分のシ
リコーンゴム層が除去されても、画像部分と非画像部分
が同一色となるため、画像部分の判別を容易にするため
にクリスタルバイオレット、アストラゾンレッド等を主
成分とする染色液が塗布される。これによって現像処理
した水なし平版の検版作業を容易にしている。
【0006】水なし平版現像装置では、現像水を貯留す
る現像部の下流側に隣接して染色液を貯留する染色部が
配置されている。この染色部の染色液は、水なし平版の
処理量に応じて染色液が減少するため、補充用の染色液
を水で薄めながら補充する。このときの水の補充量は、
約100cc/h程度の僅かな量である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現像部へ補充する現像
水は、水道配管を直接接続して常に一定量づつ補充する
ようにすることができるが、補充用の染色液を薄める水
は、補充用の染色液の量に応じて一定比率で補充する必
要がある。このため、水なし平版現像装置には、補充す
る染色液を薄めるための給水タンクを設けている。
【0008】しかしながら、補充用の染色液を薄める水
は少量でよいが、このためだけに、専用のタンクを設け
ることは、装置のコンパクト化及びコストダウンの妨げ
になっている。
【0009】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
で、省スペースで染色部へ供給する水を貯留する感光性
平版印刷版処理装置を提供することを目的として開発さ
れた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
感光材料処理装置は、感光材料を処理部にて処理液によ
り処理する装置において、前記処理液の補充液を供給す
る処理液補充部と、一端に水が供給され他端に給水量調
節手段を有し所定量の水を貯留可能な配管と、前記補充
液と水とが所定の割合で前記処理部へ供給されるように
前記処理液補充部と前記給水量調節手段とを制御する手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2に係る感光材料処理装置
は、露光された感光材料を水によって処理する水処理部
と、前記水処理部へ前記感光材料を処理するための水を
供給する給水配管と、前記水処理部で処理された前記感
光材料に処理液を供給する処理部と、前記処理部へ処理
液の補充液を補充する処理液補充部と、前記処理部へ給
水するための給水量調節手段と、一端が前記給水配管か
ら前記水処理部へ供給される水の一部を受け他端が前記
給水量調節手段に接続され所定量の水を貯留可能な配管
と、前記処理液の補充液と前記水とが所定の割合で前記
処理部へ供給されるように前記給水量調節手段と前記処
理液補充部を制御する手段と、を有することを特徴とす
る。
【0012】本発明の請求項3に係る感光材料処理装置
は、請求項2の感光材料処理装置であって、前記水貯留
可能配管の中間部を拡径して所定量の水を貯留可能とし
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に記載の感光材料処理装置
は、一端に水が供給され他端に給水量調節手段を有し所
定量の水を貯留できる配管を用いて、その水を処理液の
希釈に用いると共に、処理液の補充液と所定の割合で処
理液として補充するようにしたもので、特に希釈水用の
配管を設ける必要がない構造である。
【0014】本発明の請求項2に記載の感光材料処理装
置は,現像部等の水処理部へ常に一定量の水を供給して
いるが、染色部等の処理部へ水で希釈した処理液を補充
するとき処理部へ水を供給する配管を水処理部へ水を供
給するための給水配管と関連づけ、この処理部へ水を供
給する配管内に水処理部へ供給された水の一部を貯留す
る。
【0015】水処理部へ供給される水の一部は処理部へ
の配管へ流れ込むが、残りの水は水処理部で処理水とし
て用いられる。処理部へは給水ポンプ等の給水量調節手
段によって水を貯留可能の配管内の水が供給され、処理
液補充部から供給される処理液の補充液を希釈するのに
用いられる。これによって、処理部へ水を供給するため
の配管内に貯留される水は減少するが、その分水処理部
へ給水配管から水が補充される。
【0016】本発明の感光性平版印刷版処理装置等の感
光材料処理装置では、処理部へ水を供給する配管内に所
定量の水を貯留することができるようにし、この配管を
処理部へ水を供給するための給水タンクと兼用するよう
にしている。すなわち、処理部へ供給する水を貯留する
タンクを特別に設ける必要がなく、感光材料処理装置の
構造を簡略化することができる。
【0017】本発明の請求項3に記載の感光材料処理装
置は、水を貯留可能の配管の中間部を拡径して、配管に
所定量の水を貯留することができるようにしている。配
管の長さが一定であれば、拡径することによって管路の
容積を増すことができる。これによって、必要量の水が
常時供給可能な状態となる。
【0018】所定量の水(希釈水)を貯留するために
は、管路を長くすることも可能であるが、管路の中間部
の径を大きくするだけで、不要に管路を長くすることな
く、管路内の容積を多くすることもできる。なお、処理
部へ水を供給するための配管は、給水ポンプ側が低位と
なるように設けることが好ましく、これによって、水配
管内に空気が入り込むのを防止することができる。
【0019】
【実施例】図1及び図2は、本発明の感光材料処理装置
の一実施例として感光性平版印刷版処理装置の一つであ
る水なし平版現像装置10を示す。図1に示されるよう
に、水なし平版現像装置10には、挿入台11が設けら
れており、この挿入台11から感光性平版印刷版である
水なし平版12が略水平状態でケーシング10A内に挿
入される。また、水なし平版現像装置10には、挿入台
11と反対側の出側にストッカー11Aを配置すること
ができるようになっており、水なし平版現像装置10で
現像処理された水なし平版12がケーシング10Aから
排出されるとストックされる。なお、水なし平版現像装
置10では、挿入台11の代わりにオートフィーダ等を
取り付け、水なし平版12を自動的にケーシング10A
内に送り込むようにしてもよい。また、ストッカー11
Aと水なし平版現像装置10との間に水洗、乾燥装置等
を設け、現像処理した水なし平版12を連続して水洗、
乾燥処理して排出するようにしてもよく、ストッカー1
1Aの代わりに、水なし平版12の自動搬送装置等を設
け、現像処理した水なし平版12を、さらに連続して版
曲げ、パンチング処理を行うようにしてもよい。
【0020】図2には、水なし平版現像装置10の概略
構成が示されている。この水なし平版現像装置10は現
像部14と染色部16からなり、水なし平版12を現像
部14で現像処理した後に、検版作業を容易にするため
の染色処理を染色部16で行うようになっている。染色
部16で使用される染色液としては、クリスタルバイオ
レット、アストラゾンレッド等を含む染色液が用いられ
ている。
【0021】水なし平版現像装置10で現像処理される
水なし平版12は、例えばアルニミウムの基板上に、プ
ライマー層、感光層、シリコーンゴム層、保護フイルム
が順次積層されたものである。感光層が画像に応じて露
光された水なし平版12は、表面の保護フィルムを剥が
して水なし平版現像装置10で現像処理される。
【0022】現像部14と染色部16は、内部ケーシン
グ15によって覆われ隔壁15Aによって区画されてお
り、隔壁15Aには、水なし平版12が挿通される開口
15Bが形成されている。
【0023】現像部14の現像槽本体20は上方に向け
て開口し、底部が逆山形状に形成されて底部中央部に現
像水回収槽22が形成されている。現像水回収槽22内
には現像水が収容される。また、現像部14には、水な
し平版12の挿入側(図2の紙面左側)から現像槽本体
20の間には、補助槽18が配置されている。この補助
槽18の底板18Aは、現像槽本体20側が低くなるよ
うに傾斜され、その先端が現像水回収槽22へ向けて屈
曲されている。なお、補助槽18は、現像槽本体20に
一体として組付けたものでもよい。
【0024】現像水回収槽22に貯留される現像水は、
その成分中にアルカリ成分や有機物が含まれておらず、
水道水等の単純な水を適用することができる。また、水
に消泡剤を混ぜて循環時の泡の発生を防止したり、キレ
ート剤を入れることにより、水の硬度を調整するように
してもよい。さらに、防腐剤を入れることにより、循環
利用の使用回数を増加させてもよい。防腐剤と同等の効
果を得るものとして、オゾン発生装置を装着してもよ
い。
【0025】現像部14には、水なし平版12の挿入側
から順に搬送ローラ対24、25、26、28が配置さ
れている、搬送ローラ対24、25は、補助槽18内に
設けられ、搬送ローラ対26、28が現像槽本体20の
上部に設けられている。搬送ローラ対24、25、2
6、28は、図示しないラック側板に支持され、図示し
ない駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、水なし平版
12を図2矢印A方向へ挟持搬送するようになってい
る。また、水なし平版12には、搬送ローラ対24から
搬送ローラ対28を通過するまでの間に表面に現像水が
塗布され現像処理される。
【0026】搬送ローラ24の上側のローラには、逆流
防止ローラ27が接触して、現像水18の逆流を防止し
ている。また、搬送ローラ対24と搬送ローラ対25の
間及び搬送ローラ対25と搬送ローラ対26の間には、
ガイド板29が略水平に配置されており、挿入側から水
なし平版12が搬送ローラ対24、25、26によって
送り出されて略水平状態で搬送される。
【0027】搬送ローラ対24、25の下流側上方に
は、各々スプレーパイプ34が配置されている。これら
のスプレーパイプ34には、水なし平版12の搬送幅方
向に沿って所定間隔で設けられた吐出口(図示省略)が
ローラ対24、25の上下のローラの間に向けられてい
る。これらのスプレーパイプ34は、管路38で後述す
る現像水供給装置と連通されている。これによってスプ
レーパイプ34へは現像水が送りこまれ、搬送ローラ対
24、25で搬送される水なし平版12の表面へ現像水
が吹き付けられて均一に塗布されるようになっている。
【0028】なお、搬送ローラ対28は、現像部14内
の水なし平版12の搬送経路の最後部に配置して水なし
平版12から現像水を絞り取るスクイズローラの役目を
有している。
【0029】搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との
間にはブラシローラ30が配置されている。このブラシ
ローラ30は、搬送される水なし平版12の版面上を擦
ることによって版面上の画像部に相当するシリコーン層
を選択的に掻き取るようになっている。ブラシローラ3
0も搬送ローラ対24、25、26、28と同様に図示
しない側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が
伝達されて、回転するようになっている。
【0030】このブラシローラ30はブラシ素材をプラ
スチツク又は金属製のロールに植えつけて形成されてお
り、水なし平版12の搬送方向に対して準ずる方向(図
2の反時計方向)へ回転(正転)することで水なし平版
12の表面を擦る。このブラシローラ30の回転数は1
00〜800rpm(好ましくは200〜600rp
m)に設定されている。
【0031】またブラシローラ30は、回転すると共に
軸方向(図2紙面表裏方向)へ往復移動させることによ
って、より水なし平版12の版面上のシリコーン層を掻
き取る効果が向上する(以下、これを正転揺動とい
う)。
【0032】なお、このブラシローラ30の回転方向
と、後述する染色部16側のブラシローラ100の回転
方向との組み合わせが、以下の通りに選択可能となって
いる。 (現像部14)−−−−−(染色部16) ・正転揺動−−−−−−−−逆転揺動 ・正転揺動−−−−−−−−正転揺動 ・正転揺動−−−−−−−−正転 ・正転揺動−−−−−−−−逆転(本実施例の組み合わ
せ) これらのほか、現像部14のブラシの逆転揺動と染色部
16のブラシの正転等の組み合わせもある。
【0033】ブラシローラ30の下部にはローラ32が
配置され、ローラ32の下流側にはガイド板31が配置
されている。水なし平版12は、このローラ32とブラ
シローラ30に挟持されながら搬送され、ガイド板31
によって略水平状態で送り出される。このとき、ブラシ
ローラ30によって表面が擦られて、画像部に相当する
シリコーン層が確実に掻取られるようになっている。ま
た、ガイド板31は、水なし平版12のケラレ防止の役
目も有している。
【0034】搬送ローラ対26の上側のローラには、ブ
レード33が接触している。このブレード33は、ブラ
シローラ30によって掻取られたシリコーン層等が搬送
ローラ対26の上側ローラに付着しても上流側に持ち出
されないように除去するようになっている。
【0035】ローラ32は自由に回転可能とされている
ため、ブラシローラ30が停止されている状態で、水な
し平版12が送り込まれるとローラ32が回転するの
で、水なし平版12は、円滑にブラシローラ30とロー
ラ32との間に挿入される。このような状態は、実際の
現像処理時にはないが、ブラシローラ30のブラッシン
グ状態を検査するときになされる。すなわち、全体が露
光された水なし平版12をブラシローラ30とローラ3
2との間に挟持させた停止状態に維持してブラシローラ
30を回転させ、ブラシ圧、コスリ幅が適正か否かを判
断する。
【0036】このような、検査の場合に水なし平版12
をブラシローラ30の停止状態で自由に挿入抜取が行え
るようになっているため、露光量を少なくして、ブラシ
ローラ30によるけずり量を多くしても、挿入抜取時に
残った部分が剥がれることがなく正確なブラシ幅を得る
ことができる。
【0037】ブラシローラ30の周囲には、スプレーパ
イプ40、42が配置されている。スプレーパイプ40
はブラシローラ30と搬送ローラ対26との間に配置さ
れており、ブラシローラ30へ向けて吐出口(図示省
略)が形成されている。このスプレーパイプ40もスプ
レーパイプ34と同様に管路38から分岐している管路
で後述する現像水供給装置と連通されている。現像水供
給装置によってスプレーパイプ40に供給された現像水
がブラシローラ30へ向けて噴出される。
【0038】スプレーパイプ42は、搬送ローラ対28
の上下のローラの間に向けて吐出口(図示省略)が形成
されている。このスプレーパイプ42も管路38から分
岐している管路で後述する現像水供給装置と連通してい
る。スプレーパイプ42へ現像水が送りこまれ、搬送ロ
ーラ対28の上下のローラの間へ現像水を噴出するよう
になっている。
【0039】ブラシローラ30の上部には、断面形状が
略コ字状のブラシカバー39が配置されている。このカ
バー39はブラシローラ30が回転することにより、ブ
ラシローラ30に付着している現像水が飛散するのを防
止している。
【0040】現像水供給装置は循環ポンプ44、フイル
タ46及び循環ポンプ44と現像水回収槽22とを連通
する管路48で構成されている。
【0041】循環ポンプ44は流量可変型のポンプで、
制御装置52と接続されてその吐出流量が制御される。
循環ポンプ44の吐出口側へ管路38が連通され、吸い
込み口側には管路48の一端が連通されている。この管
路48の他端は途中にバルブ55を介して現像水回収槽
22の底部と連通されており、循環ポンプ44の作動に
よって、現像水回収槽22内の現像水が管路48から吸
い込まれ、管路38を通ってスプレーパイプ34、4
0、42へ送られる。
【0042】管路38の途中に設けられたフイルタ46
は、管路38内を通る現像水中のかす(主に水なし平版
12の表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの
現像かす)を濾過するようになっている。このフイルタ
の網目は10μ〜500μ(好ましくは100μ〜30
0μ)のものが使用されている。なお、管路38の途中
に図示しない流量センサを設け、管路38内を通過する
現像水の流量を検出し、管路38内を通過する現像水の
流量が所定流量以下になるとフイルタ46の交換時期を
告知するようにしてもよい。このときの流量センサは一
般的な流量計を用いることが出来るが装置を小型化する
ためには回転式のものが好ましい。
【0043】管路48には、バルブ55と現像水回収槽
22との間で、バルブ54によって開閉される管路56
が分岐されており、バルブ54を開放することにより、
現像水回収槽22内の現像水を図示しない排出タンク等
へ排出することができるようになっている。
【0044】また、現像水回収槽22内には、オーバー
フロー管50が設けられている。このオーバーフロー管
50は、一端が現像水の液面から所定高さに突出してお
り、他端が前記配管56に連結されている。現像水回収
槽22内の現像水の量が所定以上となり、オーバーフロ
ー管50の上端開口に達すると、最表層の現像水がオー
バーフロー管50によって排出される。このオーバーフ
ロー管50の現像水回収槽22の底部からの高さは、現
像水回収槽22に収容される現像水の最高液面に相当す
るようになっている。
【0045】この現像部14には、配管58の一端が開
口されており、この配管58の他端は、バルブ60を介
して水なし平版現像装置10の外部の水道配管に接続さ
れており、このバルブ60を開放することによって現像
水が水なし平版現像装置10の現像部14に供給可能と
なる。すなわち、前記した如く、本実施例に使用される
水なし平版現像装置10では、現像水として水道水を使
用している。現像水を供給する配管58は、現像部14
の補助槽18内に開口されており、配管58から供給さ
れる現像水は、補助槽18の底板18Aに沿って現像水
回収槽22へ流れ込むようになっている。
【0046】水道水が供給される配管58には、ソレノ
イドバルブ62及び調整弁付流量計64が配置されてお
り、これらは、制御装置52へ接続されている。このた
め、制御装置52によってソレノイドバルブ62が開放
されると水道水が水なし平版現像装置10内に供給さ
れ、制御装置52によって調整弁付流量計64が現像部
14に供給される現像水の流量を調節すると共に、制御
装置52が現像水を供給量を積算することができる。こ
の現像水の供給量が所定値となったとき、フィルタ16
の交換、現像部14内の現像水の交換等を行うようにし
てもよい。なお、このソレノイドバルブ62は、水なし
平版12の処理が開始されると開くようになっている。
なお、配管58は、ソレノイドバルブ62の入り側で分
岐され、バルブ68を介して洗浄ホース70が設けられ
ており、水なし平版現像装置10内を水道水で洗浄する
ことができるようになっている。
【0047】本実施例の水なし平版現像装置10には、
現像部14の入り側に水なし平版12の通過量すなわち
処理量(水なし平版12の面積)を検出するアルミ検出
器86が設けられ、制御装置52に接続されている。こ
のアルミ検出器86は光電管を水なし平版12の幅方向
に沿って複数個配置し、水なし平版12の幅を検出し、
がアルミ検出器86の上部を通過する時間を計測するこ
とによって長さを検出できるので、制御装置52が水な
し平版12の面積及びその積算処理量を演算できるよう
になっている。なお、アルミ検出器86は、一枚一枚の
水なし平版12の版面上の面積を検出して積算するほ
か、水なし平版12の幅方向の長さを予め装置に入力し
ておき、1個の光電管で長さを検出することによって面
積を検出しても良い。制御装置52は、この水なし平版
12の処理面積を積算し、所定量の水なし平版12を処
理した後に、前記フィルタ46及び現像部14の現像水
の交換を促すようにしてもよい。
【0048】制御装置52は、アルミ検出器86によっ
て水なし平版12の挿入を検知するとソレノイドバルブ
62を開いて配管58を介して現像部14に給水を開始
するようになっている。
【0049】なお、現像水回収槽22内の底部にはヒー
タ88が配置されている。このヒータ88は図示しない
電源と接続されて、現像水を加熱するようになってい
る。このヒータ88によって現像水の温度は15°〜6
0°C(好ましくは25°〜50°C)に設定されてい
る。また、本装置における現像時間は、10秒〜3分
(好ましくは30秒〜2分)に設定されており、染色時
間は、5秒〜1分(好ましくは10秒〜30秒)に設定
されている。
【0050】次に染色部16について説明する。染色部
16の染色槽本体90は現像槽本体20と同様に上方に
向けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底部中央部
に染色液回収槽92が形成され、現像水回収槽22に隣
接して配置されている。染色液回収槽92内には染色液
が収容される。染色液回収槽92内にはオーバーフロー
管91が配置されている。このオーバーフロー管91の
上端は染色液回収槽92内の上部で染色液の上限レベル
位置に開口されており、他端は染色液回収槽92の底部
を貫通して外方に突出して廃液タンク72内に開口して
いる。このオーバーフロー管91は、後述する染色液補
充装置による染色液の補充によって、染色液回収槽92
内の液面が上昇して、オーバーフロー管91の上端を越
えると染色液を染色液回収槽92内から廃液タンク72
へ排出するようになっている。
【0051】染色槽本体90の上部には、水なし平版1
2の搬送方向に沿って、染色槽本体90への入側から順
次搬送ローラ対94、96が配置されている。搬送ロー
ラ対94、96、は、図示しないラック側板に支持さ
れ、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、
水なし平版12を挟持搬送するようになっている。これ
らの搬送ローラ対94、96は一般的なゴム材質で成形
されており、搬送する水なし平版12の表面を傷付けな
いようになっている。
【0052】また、搬送ローラ対94の上側のローラに
は、ブレード95の先端部が接触されている。これによ
り、搬送ローラ対94に付着した現像かすがブレード9
5によってかき取られ、搬送ローラ対94の表面の円滑
性を保持している。また、このブレード95は逆流防止
の役目も有している。
【0053】染色槽本体90の、水なし平版12の搬送
方向下流側には搬送ローラ対98が配置されている。こ
の搬送ローラ対98は、ロール材質がNBRゴム(ニト
リルブタジエンラバー)又はモルトンローラ等で形成さ
れており、染色液の拭き取り性が向上されている。
【0054】搬送ローラ対94と搬送ローラ対96との
間にはブラシローラ100が配置されている。ブラシロ
ーラ100も搬送ローラ対94、96と同様に図示しな
い側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて、搬送ローラ対94、96の回転方向と逆方向
(図2の時計方向)へ回転するようになっている。この
ブラシローラ100はブラシ素材をプラスチック又は金
属製のロールに植えつけて形成されており、水なし平版
12の搬送方向に反する方向(図2の反時計方向)へ回
転することで水なし平版12の表面を擦るようになって
いる。ブラシローラ100の回転数は100〜800r
pm(好ましくは200〜600rpm)に設定されて
いる。
【0055】このブラシローラ100の下部にはブラシ
ローラ30の下部と同様にローラ32が配置され、この
ローラ32の上流側に隣接してガイド板31が設けられ
ている。このため、水なし平版12は、略水平状態でロ
ーラ32とブラシローラ100の間へ挿入され、ブラシ
ローラ100によって表面へ染色液が塗布される。この
ときガイド板31は水なし平版12ケラレ防止の役目も
有している。
【0056】ブラシローラ100の周囲には、スプレー
パイプ104、105が配設されている。ブラシローラ
100の上流側上部に配設されているスプレーパイプ1
04には、略下方でブラシローラ100の近傍に延設さ
れた整流板106が配設されている。スプレーパイプ1
04には、整流板106へ向けて吐出口(図示省略)が
ブラシローラ100の軸方向に沿って所定間隔で設けら
れている。
【0057】このスプレーパイプ104は管路110を
介して後述する染色液供給装置と連通されている。これ
によってスプレーパイプ104へは染色液が送りこま
れ、整流板106へ向けて吐出され、整流板106に案
内されてブラシローラ100へ染色液が供給される。こ
のとき染色液は整流板106の板上を流下しながら広が
り、ブラシローラ100上へ均一に供給される。
【0058】ブラシローラ100の下流側上方のスプレ
ーパイプ105には、略下方で搬送ローラ対96の上下
のローラの間へ向けて延設された整流板108が設けら
れている。このスプレーパイプ105は吐出口(図示省
略)が、整流板108に対向して軸方向に沿って適当数
設けられている。スプレーパイプ105はスプレーパイ
プ104と同様に管路110を介して後述する染色液供
給装置と連通されている。これによってスプレーパイプ
105へは染色液が送りこまれ、この染色液が整流板1
08へ向けて吐出される。整流板108へ向けて吐出さ
れた染色液は、整流板108に案内されて搬送ローラ対
96の上下のローラの間へ供給される。このとき染色液
は整流板108の板上を流下しながら広がり、搬送ロー
ラ対96によって挟持される水なし平版12の表面へ均
一に供給される。
【0059】ブラシローラ100とスプレーパイプ10
4、105の上方には断面形状が略コ字状のブラシカバ
ー107が配置されている。このブラシカバー107は
ブラシローラ100の回転及びスプレーパイプ104、
105による染色液の飛散を防止している。
【0060】染色液供給装置は循環ポンプ114と、フ
イルタ116と、循環ポンプ114と染色液回収槽92
とを連通する管路118で構成されている。循環ポンプ
114の吐出口側へ管路110が連通され、吸い込み口
側には管路118の一端が連通されている。循環ポンプ
114は制御装置52へ接続されており、制御装置52
によって循環ポンプ114が作動すると、染色液回収槽
92内の染色液が管路118を通って、循環ポンプ11
4に吸い込まれ、管路110を通ってスプレーパイプ1
04、105へ送られるようになっている。
【0061】管路118の途中にフイルタ116が配設
されており、管路118内を通る染色液中のかす(主に
現像部より持ち込まれた水なし平版12の表面から擦り
取られたシリコーン層の現像かす)を除去するようにな
っている。
【0062】染色液補充装置は、染色液が収容された染
色液タンク122と、染色液を染色液回収槽92内へ供
給するための染色液供給ポンプ124及び染色液回収槽
92へ供給する染色液を薄めるための給水ポンプ130
によって構成される。
【0063】染色液タンク122には管路126の一端
が連通されており、配管126の他端は、染色液回収槽
92に隣接して配置された補充筒132へ開口してい
る。この管路126の途中に染色液供給ポンプ124が
配設されている。また、補充筒132には、一端が現像
部14内に開口された配管134の他端が開口されてい
る。この配管134の中間部に給水ポンプ130が配設
されている。
【0064】図3に示されるように、配管134の現像
部14側の開口は、現像水を供給する配管58の開口に
対向して設けられており、配管58からの現像水が流れ
込むようになっている。この配管134の中間部には、
配管134より大口径のビニールパイプ等による拡径管
128が接続されており、所定量の容積(本実施例では
約400ccの水を貯留する)を確保している。また、配
管58から流れ出した水が配管134及び拡径管128
内に充満すると、配管134から溢れて現像部14の現
像水回収槽22に流れ込むようになっている。
【0065】ここで、本実施例では、配管58から供給
される現像水の量が1500cc/minであり、給水ポンプ
130によって染色液回収槽92へ補充される水(染色
水)の量が200cc/minとなるように設定している。こ
のため、給水ポンプ130が作動していない状態では、
1500cc/minの水を現像水として使用し、給水ポンプ
130が作動した直後では、約1300cc/minの水を現
像水として使用するようになっている。
【0066】図2に示されるように、染色液供給ポンプ
124及び給水ポンプ130は制御装置52へ接続され
ており、制御装置52によって染色液供給ポンプ124
及び給水ポンプ130が作動すると、補充用の染色液と
水が、補充筒132を介して染色液として染色液回収槽
92へ供給される。なお、染色液の補充量は、水なし平
版12の処理量に応じて成されるが、この補充量は5〜
100cc/m2(好ましくは10〜60cc/m2)に設定さ
れており、この補充量に合わせて染色液供給ポンプ12
4と給水ポンプ130が作動する。
【0067】染色液回収槽92内の底部にはヒータ88
が配設されており、図示しない電源と接続されて染色液
を加熱するようになっている。この染色液の温度は、1
5〜45℃(好ましくは20〜40℃)に設定され、制
御装置52によってコントロールされている。
【0068】また、水なし平版現像装置10には、現像
水回収槽22及び染色液回収槽92に連通し、各々の液
面を監視するための液面測定槽136、142が設けら
れている。現像水の液面測定槽136は、配管138に
よって現像水回収槽22と連通されており、液面計14
0が配設されている。また、染色液の液面測定槽142
は、配管144によって染色液回収槽92と連通されて
おり、液面計146が配設されている。
【0069】これらの液面計140、146は制御装置
52に接続されており、現像水回収槽22及び染色液回
収槽92の液面レベルを所定の範囲に保つようにすると
共に、各々の液面レベルが所定範囲を以上に外れた場合
に、警報、表示等によって作業員に告知するようになっ
ている。これによって、ヒータ88の空炊き防止及び現
像水及び染色液の各々の補充装置の作動を監視すること
ができるようになっている。
【0070】次に本実施例の作用について説明する。図
示しない画像焼付け装置で画像が焼付けられた水なし平
版12は、挿入台11から水なし平版現像装置10内に
挿入される。水なし平版現像装置10では、水なし平版
12が現像部14へ挿入される際、アルミ検出機86の
上方を通過する。これによって、制御装置52では、水
なし平版12の処理の開始及び処理面積を知ることがで
きる。現像部14内へ挿入された水なし平版12は感光
層へ光が照射された部分すなわち露光部分の感光層が硬
化してシリコーン層へ接着し、未露光部分は現像水によ
って膨潤又は溶出可能な状態となっており、表面を保護
するためにラミネートされた保護フイルムを剥離した状
態で水なし平版現像装置10内へ挿入される。
【0071】水なし平版12は、現像部14の搬送ロー
ラ対24、25に挟持搬送されながらスプレーパイプ3
4から噴出された現像水が表面へ塗布される。これによ
って水なし平版12の未露光部分(画像部分)の感光層
は膨潤してシリコーン層から剥がれ易くなる。
【0072】さらに水なし平版12は搬送ローラ対26
によって挟持搬送され、ブラシローラ30とローラ32
との間に挿入される。ブラシローラ30は水なし平版1
2の搬送方向に準ずる方向(図2の反時計方向)へ回転
し、ローラ32上を通過する水なし平版12の上面を擦
る。このブラシローラ30へも現像水が供給されてお
り、水なし平版12は現像水を塗布されながら、ブラシ
ローラ30によって表面が擦られ、現像水によって膨潤
又は溶出したシリコーンゴム層が掻き取られる。これに
よって水なし平版12には露光部分(非画像部分)に相
当するシリコーン層が残り、ポジ画像が形成される。
【0073】水なし平版12の表面へ塗布された現像水
の現像後の余剰の現像水は、現像水回収槽22内へ落下
して回収される。
【0074】さらにブラシローラ30によって未露光部
分(画像部分)のシリコーン層が掻き取られた水なし平
版12は搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
水が再度塗布されて、水なし平版12から現像水が絞り
取られる。この状態の水なし平版12は染色部16の搬
送ローラ対94間へ挿入される。この搬送ローラ対94
による挟持搬送によって、水なし平版12はブラシロー
ラ100とローラ32の間に挿入される。このブラシロ
ーラ100は、水なし平版12の搬送方向に準ずる方向
(図2の反時計方向)へ回転し、整流板106に案内さ
れて供給された染色液を水なし平版12の上面へ塗布す
る。これによって感光層すなわち未露光部(画像部)に
染色液が付着して染色される。
【0075】さらに水なし平版12は搬送ローラ対96
間に挿入され、搬送ローラ対96の上側のローラへ、整
流板106によって案内されて供給される染色液が表面
へ塗布されながら染色液が絞り取られて、スクイズされ
る。水なし平版12は、染色されることにより、画像部
と非画像部とを見分け易くなり検版作業が容易となる。
【0076】画像部が染色された水なし平版12は染色
部16から送り出された後に、搬送ローラ対98間へ挿
入され、表面に残っている染色液がぬぐい取られる。な
お、この後に水洗及び乾燥工程を設けてもよい。
【0077】次に現像部14における現像水の循環及び
現像水の補充について説明する。図2に示されるよう
に、現像水回収槽22内の現像水は、循環ポンプ44の
作動によってスプレーパイプ34、40、42へ送ら
れ、現像部14内を搬送される水なし平版12へ塗布さ
れる。水なし平版12の塗布後の余剰の現像水は落下し
て、現像水回収槽22内へ回収される。現像水回収槽2
2内へ回収された現像水中には水なし平版12の表面か
ら剥離したシリコーンゴム層等の現像かすが混ざってお
り、これらの現像かすは、比重が現像水よりも軽いの
で、現像水回収槽22内で現像水の表層部に浮遊してい
る。
【0078】現像部14には、アルミ検出器86が水な
し平版12の挿入を検出するとソレノイドバルブ62が
開放されて調整弁付流量計64を通過して一定量(本実
施例では1500cc/min)の水道水が配管58内を流
れ、現像部14へ供給される。
【0079】この水道水は、配管58から配管134へ
供給され配管134(拡径管128)内には、水道水が
充満される。配管134内に充満すると、現像水回収槽
22内へ流れ込む。これによって現像部14の現像水回
収槽22内では、表層部の現像水が現像かすと共にオー
バーフロー管50に流れ込み現像水回収槽22から排出
され、水なし平版12の現像処理時に現像水の供給と現
像かすを含んだ汚れた現像水の排出を同時に行うことが
でき、現像水回収槽22内に現像かすのをほとんど含ま
ない現像水が貯留され、この現像水によって水なし平版
12を現像処理することができる。このため、水なし平
版12は現像かすの含まない現像水によって一定品質と
なるように現像処理することができる。なお、現像水回
収槽22には、現像水から現像かすのみを分離して排出
するかす取り手段を別に設けるようにしてもよい。
【0080】次に染色部16の染色液の補充について説
明する。染色部16へ挿入される水なし平版12の表面
には現像水が付着残存しており、この状態で染色液が塗
布される。このため染色後に染色液回収槽92に回収さ
れる染色液中には現像水が持ち込まれる。また水なし平
版12の染色処理量によって、染色液は劣化する。この
ためアルミ検出器86による水なし平版12の面積の検
出結果に基づいて、制御装置52は染色液供給ポンプ1
24及び給水ポンプ130を一定比率で作動させ染色液
回収槽92内へ染色液を補充する。これによって、染色
部16では、染色液の染色能力を低下させることなく長
期に安定した染色処理が可能となる。
【0081】染色部16に供給される補充用の染色液と
染色液を薄める水は、染色液供給ポンプ124、給水ポ
ンプ130の作動によって補充筒132を介して染色液
回収槽92へ供給される。給水ポンプ130が作動する
と、配管134の拡径管128に蓄えられている水が補
充筒132へ送られる。配管134の拡径管128に
は、1回の給水ポンプ130の作動により補充筒132
へ供給される水が蓄えられる容量を持っており、また、
配管58から多量の水が補充されるため、拡径管128
内部が空となることがない。
【0082】配管58から補充される水は、1500cc
/minであり、給水ポンプ130の能力は、200cc/min
としているため、配管134内が空となることがない。
すなわち、水なし平版現像装置10内に特別に染色部1
6に水を供給するための貯水タンクを設ける必要がな
く、この貯水タンクのスペースを省くことができる。現
像部14に供給される水(現像水)は、現像水回収槽2
2に流れ込んだ後に循環されるため、一時的に水の供給
量が減少しても特に問題が生じることはなく、染色部1
6に供給される水の量を考慮して現像部14に水道水を
供給するようにすればよい。すなわち、本実施例では、
現像部14に1500cc/minの水を供給しこの一部(2
00cc/min)を染色部16に供給しているが、現像部1
4へ供給する水の量及び染色部16に供給する水の量
は、水なし平版現像装置10が最適な状態で作動するよ
うに設定すればよい。
【0083】また、配管134を拡径管128へ接続し
て給水ポンプ130までの管路を太くすることにより短
い長さで所望の水を貯留することができる。なお、拡径
部128は、ビニールホースに限らず、金属管等を適用
してもよい。
【0084】なお、本実施例では、ポジ画像を形成する
水なし平版12の処理について説明したが、水なし平版
は、ネガ型であってもよい。また色々の変形が可能であ
る。例えば、水なし平版現像装置であれば、現像部ない
し染色部を複数に分割して構成したものであってもよ
く、前記した如く、染色部16の下流側に水洗部、乾燥
部等を設けたものでもよい。
【0085】また、本発明では、現像水によってシリコ
ーンゴム層等を擦り取り、染色部で版面を画像に応じて
染色する感光性平版印刷版処理装置について適用した
が、多量に水を補充する処理槽への給水配管と少量の水
を補充する処理槽へ水を補充する感光性平版印刷版処理
装置であっても、各々の処理槽に最適な状態で水を補充
することができれば適用が可能である。
【0086】また、本発明が適用できる感光材料処理装
置は水なし平版処理装置だけでなく、他の感光性平版印
刷版を処理する感光性平版印刷版処理装置であってもよ
く、水を使用する処理と処理液を水で希釈して供給する
処理の組み合わせに対して使用できる。さらに、本発明
は、感光性平版印刷版処理装置に限られることなく、感
光材料処理装置一般にも適用可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る感光材
料処理装置は、処理部に供給する水の一部を水配管内に
蓄えることにより、供給部へ希釈水を補充するための給
水タンクが不要となる。これによって、感光材料処理装
置のコンパクト化を図ることができる優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る水なし平版現像装置の概略図で
ある。
【図2】水なし平版現像装置を示す概略構成図である。
【図3】給水配管の開口部近傍を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
10 水なし平版現像装置(感光材料処理装置) 12 水なし平版(感光材料) 14 現像部 16 染色部 22 現像水回収槽 58 配管(水配管) 92 染色液回収槽 130 給水ポンプ 134 配管(配管)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】ローラ32は自由に回転可能とされている
ため、ブラシローラ30が停止されている状態で、水な
し平版12が送り込まれるとローラ32が回転するの
で、水なし平版12は、円滑にブラシローラ30とロー
ラ32との間へ挿入される。このような状態は、実際の
現像処理時にはないが、ブラシローラ30のブラッシン
グ状態を検査するときになされる。すなわち、全体が露
光された水なし平版または未露光の水なし平版12をブ
ラシローラ30とローラ32との間に挟持させた停止状
態に維持してブラシローラ30を回転させ、ブラシ圧、
コスリ幅が適正か否かを判断する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】このような、検査の場合に水なし平版12
をブラシローラ30の停止状態で自由に挿入抜取が行え
るようになっているため、未露光または露光量を少なく
して、ブラシローラ30によるけずり量を多くしても、
挿入抜取時に残った部分が剥がれることがなく正確なブ
ラシ幅を得ることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】水道水が供給される配管58には、ソレノ
イドバルブ62及び調整弁付流量計64が配置されてお
り、これらは、制御装置52へ接続されている。このた
め、制御装置52によってソレノイドバルブ62が開放
されると水道水が水なし平版現像装置10内に供給さ
れ、制御装置52によって調整弁付流量計64が現像部
14に供給される現像水の流量を調整すると共に、制御
装置52が現像水供給量を積算することができる。こ
の現像水の供給量が所定値となったとき、フィルタ16
の交換、現像部14内の現像水の交換等を行うようにし
てもよい。なお、このソレノイドバルブ62は、水なし
平版12の処理が開始されると開くようになっている。
水の供給量は、100cc/min 〜10000cc/min 、
好ましくは200cc/min 〜5000cc/min である。
なお、配管58は、ソレノイドバルブ62の入側で分岐
され、バルブ68を介して洗浄ホース70が設けられて
おり、水なし平版現像装置10内を水道水で洗浄するこ
とができるようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】図2に示されるように、染色液供給ポンプ
124及び給水ポンプ130は制御装置52へ接続され
ており、制御装置52によって染色液供給ポンプ124
及び給水ポンプ130が作動すると、補充量の染色液と
水が、補充筒132を介して染色液として染色液回収槽
92へ供給される。なお、染色液の補充量は、水なし平
版12の処理量に応じて成されるが、この補充量は5〜
100cc/m2(好ましくは10〜60cc/m2)に設定さ
れており、この補充量に合わせて染色液供給ポンプ12
4と給水ポンプ130が作動する。また、一定時間毎の
時間補充あるいはレベル補充を行ってもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】これらの液面計140、146は制御装置
52に接続されており、現像水回収槽22及び染色液回
収槽92の液面レベルを所定の範囲に保つようにすると
共に、各々の液面レベルが所定範囲を以上に外れた場合
に、警報、表示等によって作業員に告知するようになっ
ている。これによって、ヒータ88の空焚き防止及び現
像水及び染色液の各々の補充装置の作動を監視すること
ができるようになっている。なお、液面レベルの検出に
は、フロート式の他、電気電導性端子を使用するものを
用いることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】さらに水なし平版12は搬送ローラ対26
によって挟持搬送され、ブラシローラ30とローラ32
との間へ挿入される。ブラシローラ30は水なし平版1
2の搬送方向に準ずる方向(図2の反時計方向)へ回転
し、ローラ32上を通過する水なし平版12の上面を擦
る。このブラシローラ30へも現像水が供給されてお
り、水なし平版12は現像水を塗布されながら、ブラシ
ローラ30によって表面が擦られ、現像水によって膨潤
又は溶出した未露光部分の感光層上のシリコーンゴム層
が掻き取られる。これによって水なし平版12には露光
部分(非画像部分)に相当するシリコーンゴム層が残
り、ポジ画像が形成される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】染色部16に供給される補充用の染色液と
染色液を薄める水は、染色液供給ポンプ124、給水ポ
ンプ130の作動によって補充筒132を介して染色液
回収槽92へ供給される。給水ポンプ130が作動する
と、配管134の拡径管128に蓄えられている水が補
充筒131へ送られる。配管134の拡径管128に
は、1回の給水ポンプ130の作動により補充筒132
へ供給される水が蓄えられる容量を持っており、また、
配管58から多量の水が補充されるため、拡径管128
内部が空となることがない。なお、希釈比は、染色液
「1」に対して水が「0〜9」のように変えられるよう
にしておくことが望ましい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を処理部にて処理液により処理
    する装置において、前記処理液の補充液を供給する処理
    液補充部と、一端に水が供給され他端に給水量調節手段
    を有し所定量の水を貯留可能な配管と、前記補充液と水
    とが所定の割合で前記処理部へ供給されるように前記処
    理液補充部と前記給水量調節手段とを制御する手段と、
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 露光された感光材料を水によって処理す
    る水処理部と、前記水処理部へ前記感光材料を処理する
    ための水を供給する給水配管と、前記水処理部で処理さ
    れた前記感光材料に処理液を供給する処理部と、前記処
    理部へ処理液の補充液を補充する処理液補充部と、前記
    処理部へ給水するための給水量調節手段と、一端が前記
    給水配管から前記水処理部へ供給される水の一部を受け
    他端が前記給水量調節手段に接続され所定量の水を貯留
    可能な配管と、前記処理液の補充液と前記水とが所定の
    割合で前記処理部へ供給されるように前記給水量調節手
    段と前記処理液補充部とを制御する手段と、を有するこ
    とを特徴とする感光材料処置装置。
  3. 【請求項3】 前記水貯留可能配管の中間部を拡径して
    所定量の水を貯留可能としたことを特徴とする請求項2
    の感光材料処理装置。
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