JPH063521A - カラーフィルター用感放射線性組成物 - Google Patents
カラーフィルター用感放射線性組成物Info
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- JPH063521A JPH063521A JP16616592A JP16616592A JPH063521A JP H063521 A JPH063521 A JP H063521A JP 16616592 A JP16616592 A JP 16616592A JP 16616592 A JP16616592 A JP 16616592A JP H063521 A JPH063521 A JP H063521A
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Abstract
などに用いられるカラーフィルターを形成するためのカ
ラーフィルター用感放射線性組成物に関し、より詳しく
は、均一な膜厚を有するとともに平滑性に優れた塗膜表
面を有し、透明感に優れたカラーフィルターを優れた歩
留まりで製造しうるカラーフィルター用感放射線性組成
物を提供する。 【構成】 本発明に係るカラーフィルター用感放射線性
組成物は、[A]顔料、[B]バインダーポリマーおよ
び[C]感放射線化合物が、[D]有機溶剤に溶解また
は分散されてなり、前記有機溶剤[D]が、常圧におけ
る沸点が100〜200℃であり、20℃における蒸気
圧が0.05〜10.0mmHgであるエステル類、エーテ
ル類またはケトン類の少なくとも1種を、50重量%以
上の量で含んでなる溶剤であることを特徴としている。
Description
撮像管素子などに用いられるカラーフィルターを形成す
るためのカラーフィルター用感放射線性組成物に関し、
より詳しくは、平滑性に優れた塗膜表面を有して、透明
感に優れたカラーフィルターを優れた歩留まりで製造し
うるカラーフィルター用感放射線性組成物に関する。
成物を用いてカラーフィルターを製造するには、ナトリ
ウムイオンの溶出を防止するため表面にSiO2 膜など
が形成されたガラス基板上に、遮光層を所望パターン形
状に形成して、さらにその上に感放射線性組成物をスピ
ンコーターにより塗布して塗膜を形成して、この塗膜を
加熱(プレベーク)して乾燥した後、乾燥された塗膜
(以下乾燥塗膜ということがある)を露光・現像するこ
とにより各色の画素を得ている。
膜は、中心部の膜厚と周縁部の膜厚との膜厚差が0.2
μm以上あったり、ストリエーション(すじあと)が生
じることがあり、均一な膜厚を有する乾燥塗膜を得るこ
とが困難であった。さらにこの乾燥塗膜表面には、約3
00〜500Å(オングストローム)の微細な凹凸が形
成されることがあり、得られる乾燥塗膜は表面平滑性に
劣ることがあった。もしスピンコーターによって形成さ
れる塗膜に膜厚差があったり、乾燥塗膜表面に微細な凹
凸が形成されていると、該乾燥塗膜を現像して得られる
カラーフィルタは透明感に劣るようになってしまう。
形成するに際して、均一な膜厚を有するとともに極めて
平滑性に優れた表面を有する乾燥塗膜を形成しうるカラ
ーフィルター用感放射線性組成物の出現が望まれてい
る。
うな従来技術に鑑みて研究した結果、顔料、バインダー
ポリマー、感放射線化合物が、特定の有機溶剤に溶解ま
たは分散されてなるカラーフィルター用感放射線性組成
物を基板表面上にスピンコーターによって塗布し、次い
で乾燥して得られる乾燥塗膜は、中心部と周縁部との膜
厚差が小さく、しかも表面平滑性に優れていることを見
出して本発明を完成するに至った。
用感放射線性組成物は、[A]顔料、[B]バインダー
ポリマーおよび[C]感放射線化合物が、[D]有機溶
剤に溶解または分散されてなり、前記有機溶剤[D]
が、常圧における沸点(以下、単に「沸点」という)が
100〜200℃であり、20℃における蒸気圧(以
下、単に「蒸気圧」という)が0.05〜10.0mmHg
であるエステル類、エーテル類またはケトン類の少なく
とも1種を、50重量%以上の量で含んでなる溶剤であ
ることを特徴としている。
は、必要に応じて[E]添加剤を含有していてもよい。
ー用感放射線性組成物について具体的に説明する。
性組成物は、[A]顔料、[B]バインダーポリマー、
および[C]感放射線化合物が、特定の[D]有機溶剤
に、溶解または分散されてなる。
明する。[A]顔料 本発明では、顔料[A]として、有機顔料または無機顔
料が用いられる。
機溶剤に不溶性の染料または顔料が挙げられ、具体的に
は、カラーインデックスCI(The Society of Dyers a
nd Colourists 出版)でピグメント(Pigment )に分類
されている化合物が挙げられる。
錯塩などの金属化合物が挙げられ、具体的には、鉄、コ
バルト、アルミニウム、カドニウム、鉛、銅、チタン、
マグネシウム、クロム、亜鉛、アンチモンなどの金属酸
化物または複合酸化物が挙げられる。
的には、下記のようなカラーインデックスCI番号の化
合物が挙げられる。C.I.Pigment Yellow 24, C.I.Pigm
ent Yellow 31, C.I.Pigment Yellow 53,C.I.Pigment
Yellow 83, C.I.Pigment Orange 43, C.I.Pigment Re
d 105,C.I.Pigment Red 149, C.I.Pigment Red 176,
C.I.Pigment Red 177,C.I.Pigment Violet 14, C.I.Pi
gment Violet 29, C.I.Pigment Blue 15,C.I.Pigment
Blue 15:3, C.I.Pigment Blue 22, C.I.Pigment Blue
28,C.I.Pigment Green 15, C.I.Pigment Green 25,
C.I.Pigment Green 36,C.I.Pigment Brown 28, C.I.Pi
gment Black 1, C.I.Pigment Black 7など。
ーポリマー[B]100重量部に対して、10〜100
0重量部、好ましくは20〜500重量部の量で用いら
れる。
マー[B-1]と、この酸モノマーと共重合可能なコモノ
マー[B-2]との共重合体が好ましく用いられる。
成する際に用いられる酸モノマー[B-1]としては、分
子中に少なくとも1個以上のカルボン酸を有する(例え
ば、不飽和モノカルボン酸、不飽和ジカルボン酸等の)
不飽和カルボン酸、または分子中に少なくとも1個以上
のスルホン酸を有する不飽和スルホン酸が挙げられる。
不飽和カルボン酸としては、具体的に、(メタ)アクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸
などが挙げられる。
プレンスルホン酸、スチレンスルホン酸などが挙げられ
る。これらは、単独であるいは組み合わせて用いられ
る。
に、スチレン、α- メチルスチレン、ビニルトルエンな
どの芳香族ビニル化合物、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレート、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ベンジル(メタ)アクリレートなどの不飽和カルボン酸
アルキルエステル、アミノエチルアクリレートなどの不
飽和カルボン酸アミノアルキルエステル、グリシジル
(メタ)アクリレートなどの不飽和カルボン酸グリシジ
ルエステル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのカ
ルボン酸ビニルエステル、(メタ)アクリロニトリル、
α- クロルアクリロニトリルなどのシアン化ビニル化合
物、1,3-ブタジエン、2-メチル-1,3- ブタジエン、イソ
プレンなどの脂肪族共役ジエン、それぞれ末端に(メ
タ)アクリロイル基を有するポリスチレン、ポリメチル
(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレー
ト、ポリシリコーンなどのマクロモノマーなどが挙げら
れる。
いられる。バインダーポリマー[B]を形成するに際し
ては、上記のような酸モノマー[B-1]は、モノマー合
計100重量%に対して、好ましくは15重量%〜50
重量%の量で、より好ましくは20重量%〜40重量%
の量で用いられる。
ては、具体的には、ベンジルメタクリレート/メタクリ
ル酸/スチレン共重合体、メチルメタクリレート/メタ
クリル酸/スチレン共重合体、ベンジルメタクリレート
/メタクリル酸/ポリスチレンマクロモノマー共重合
体、メチルメタクリレート/メタクリル酸/ポリスチレ
ンマクロモノマー共重合体などが挙げられる。
れる構成単位を含有するバインダーポリマー[B]は、
アルカリ溶解性を示す。特に上記のような量で酸モノマ
ー[B-1]を用いて得られるバインダーポリマー[B]
は、アルカリ現像液への溶解性に優れて未溶解物を発生
しにくく、非画素部基板上に地汚れや膜残りなどを発生
しにくい。またこのバインダーポリマー[B]は、アル
カリ現像液中に過剰に溶解してしまうことがなく、基板
との密着性に優れて基板から脱落しにくい色画素を形成
することができる。
[B]は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC;THFをキャリヤーとする)で測定されるポ
リスチレン換算重量平均分子量が、好ましくは10,0
00〜500,000であり、より好ましくは20,0
00〜300,000である。
マー[B]は、現像時に色画素周辺にスカム(浮きカ
ス)を発生しにくく、シャープなパターンエッジを有す
る画素を形成しうるとともに、非画素部基板上に未溶解
物が残存しにくく、地汚れや膜残りなどを発生しにく
い。さらにこのようなバインダーポリマー[B]を用い
ると、最適条件下で現像しうる現像時間が長くなり、い
わゆる現像時間のマージンが大きくなる。
照射されると、カルベン、ナイトレンなどのラジカル
(活性分子片)を生じて反応し、バインダーポリマーに
三次元架橋構造を形成させる化合物である。通常、下記
のような2種類の反応系によって三次元架橋構造が形成
される。
とによって遊離される、カルベン、ナイトレンなどのラ
ジカルが、バインダーポリマーなどに作用して二重結合
の連鎖反応を誘起させ、三次元架橋構造を形成するも
の、(ii)感放射線化合物などの分子に放射線を照射する
ことによって遊離されたカルベン、ナイトレンなどのラ
ジカルが、バインダーポリマー中のC−C結合またはC
−H結合に挿入反応して結合し、三次元架橋構造を形成
するもの。
反応系により三次元架橋反応する際に絡め込まれるか、
あるいは(ii)の反応系により感放射線化合物[C]と反
応して架橋構造を形成して、不溶化される。
線、電子線、X線などを含む概念で用いられる。このよ
うな感放射線化合物[C]としては、具体的には、光重
合開始剤、光重合性モノマー、光重合性オリゴマー、光
架橋剤などが挙げられる。
えば、ジアセチル、ベンゾインなどのカルボニウム化合
物、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾニウム、アジ
ド化合物などのアゾ化合物またはアジド化合物、メルカ
プタンジスルフィドなどの有機硫黄化合物、エーテルパ
ーオキサイド、カルボン酸パーオキサイドなどの過酸化
物が挙げられる。
-1- フェニルプロパン-1- オン、1-(4-イソプロピルフ
ェニル)-2-ヒドロキシ-2- メチルプロパン-1- オン、4-
(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル-(2-ヒドロキシ-2-
プロピル)ケトン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン、2,2-ジメトキシ-2- フェニルアセトフェノ
ン、2-メチル(4-メチルチオフェニル)-2- モルフォリ
ノ-1- プロパン-1- オン、2-ベンジル-2- ジメチルアミ
ノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタン-1- オン、ベン
ゾフェノン、4,4'- ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェ
ノン、4,4'- ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、
2,4-ジエチルチオキサントン、3,3-ジメチル-4- メトキ
シベンゾフェノン、4-アジドベンズアルデヒド、4-アジ
ドアセトフェノン、4-アジドベンザルアセトフェノン、
アジドピレン、4-ジアゾジフェニルアミン、4-ジアゾ-
4'-メトキシ- ジフェニルアミン、4-ジアゾ-3- メトキ
シ- ジフェニルアミン、ベンジル(別称:ジベンゾイ
ル)、ベンゾインチノイソブチルエーテル、N-フェニル
- チオアクリドン、トリフェニルピリリウムパークロレ
ートなどが挙げられる。
ルアセトフェノン、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4
-モルフォリノフェニル)-ブタン-1- オン、2-メチル-(4
-メチルチオフェニル)-2-モルフォリノプロパン-1- オ
ン、2-ベンジル-2- ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノ
フェニル)-ブタン-1- オンが好ましい。
ーとしては、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリスア
クリロイルオキシエチルフォスフェート、ペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートなどの多官能アクリレート、およびこれらの
オリゴマーが挙げられる。
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレートが好ま
しい。
ルコン2,6-ビス(4'-アジドベンザル)シクロヘキサノ
ン、2,6-ビス(4'-アジドベンザル)-4-メチルシクロヘキ
サノン、1,3-ビス(4'-アジドベンザル)-2-プロパノン、
1,3-ビス(4'-アジドシンナミリデン)-2-プロパノン、4,
4'- ジアジドスチルベン、重クロム酸アンチモンなどが
挙げられる。
のような光重合開始剤、光重合性モノマー、光重合性オ
リゴマーまたは光架橋剤は単独であるいは組み合わせて
用いることができるが、特に光重合開始剤と、光重合性
モノマーまたは光重合性オリゴマーとを併用することが
好ましい。
ンダーポリマー[B]100重量部に対して、通常5〜
500重量部、好ましくは20〜200重量部の量で用
いられる。
たは光重合性オリゴマーとを併用する場合には、通常、
光重合性モノマーまたは光重合性オリゴマー100重量
部に対して、光重合開始剤が0.01〜200重量部、
好ましくは1〜120重量部の量で用いられることが望
ましい。
は、さらに上記のような光重合開始剤、光重合性モノマ
ーまたは光重合性オリゴマー、光架橋剤または増感剤と
して機能し得る官能基を主鎖または側鎖中に有する高分
子化合物を含有していてもよい。
に、4-アジドベンズアルデヒドとポリビニルアルコール
との縮合物、4-アジドベンズアルデヒドとフェノールノ
ボラック樹脂の縮合物、4-アクリロイルフェニルシンナ
モイルエステルの重合物または共重合物、1,4-ポリブタ
ジエン、1,2-ポリブタジエンなどが挙げられる。
200℃であり、蒸気圧が0.05〜10.0mmHgであ
るエステル類、エーテル類またはケトン類の少なくとも
1種を、50重量%以上の量で含有している必要があ
る。
ケトン類としては、具体的には、下記のような化合物が
挙げられる。酢酸-n- ブチル、酢酸イソブチルなどの飽
和脂肪族モノカルボン酸アルキルエステル類、乳酸メチ
ル、乳酸エチルなどの乳酸エステル類、オキシ酢酸メチ
ル、オキシ酢酸エチル、オキシ酢酸ブチルなどのオキシ
酢酸アルキルエステル類、メトキシ酢酸メチル、メトキ
シ酢酸エチル、メトキシ酢酸ブチル、エトキシ酢酸メチ
ル、エトキシ酢酸エチルなどのアルコキシ酢酸アルキル
エステル類、3-オキシプロピオン酸メチル、3-オキシプ
ロピオン酸エチルなどの3-オキシプロピオン酸アルキル
エステル類、3-メトキシプロピオン酸メチル、3-メトキ
シプロピオン酸エチル、3-エトキシプロピオン酸メチ
ル、3-エトキシプロピオン酸エチルなどの3-アルコキシ
プロピオン酸アルキルエステル類、2-オキシプロピオン
酸メチル、2-オキシプロピオン酸エチル、2-オキシプロ
ピオン酸プロピルなどの2-オキシプロピオン酸アルキル
エステル類、2-メトキシプロピオン酸メチル、2-メトキ
シプロピオン酸エチル、2-メトキシプロピオン酸プロピ
ル、2-エトキシプロピオン酸メチル、2-エトキシプロピ
オン酸エチルなどの2-アルコキシプロピオン酸アルキル
エステル類、2-オキシ-2- メチルプロピオン酸メチル、
2-オキシ-2- メチルプロピオン酸エチルなどの2-オキシ
-2- メチルプロピオン酸アルキルエステル類、2-メトキ
シ-2- メチルプロピオン酸メチル、2-エトキシ-2- メチ
ルプロピオン酸エチルなどの2-アルコキシ-2- メチルプ
ロピオン酸アルキル類などのモノオキシモノカルボン酸
アルキルエステル類、ピルビン酸エチルなどのケトン酸
エステル類、メチルセロソルブアセテート、エチルセロ
ソルブアセテート、ジエチルセロソルブアセテートなど
のセロソルブアセテート類、ジクロルエチルエーテル、
n-ブチルエーテル、ジイソアミルエーテル、メチルフェ
ニルエーテルなどのエーテル類、メチルエチルカルビト
ール、ジエチルカルビトール、ジエチレングリコールメ
チルエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテルなどの
カルビトール類、シクロヘキサノン、メチル-n- プロピ
ルケトン、メチル-n- ブチルケトン、メチル-n- アミル
ケトン、2-ヘプタノンなどのケトン類。
いられる。本発明で、有機溶剤[D]に含有されるエス
テル類、エーテル類またはケトン類は、上記のように沸
点が100〜200℃であるが、これらのうちでも沸点
が130〜190℃であることがより好ましい。
またはケトン類は、蒸気圧が0.05〜10.0mmHgで
あるが、0.1〜5.0mmHgであることがより好まし
い。これらのうちでも好ましい有機溶剤の具体例として
は、乳酸エチル、3-メトキシプロピオン酸メチル、3-エ
トキシプロピオン酸エチル、2-エトキシプロピオン酸エ
チル、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ
アセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテートなどが挙げられ
る。
記のようなエステル類、エーテル類またはケトン類の少
なくとも1種を、有機溶剤中に、50重量%以上、好ま
しくは70重量%の量で含有している。
される上記エステル類、エーテル類またはケトン類以外
の溶媒は、前記顔料[A]、バインダーポリマー[B]
および感放射線化合物[C]を溶解または分散させうる
溶媒であればよく、特に限定されない。
える溶媒を50重量%を超える量で含有していると、塗
布形成された塗膜をプレベークする際に、有機溶剤
[D]は充分に蒸発せずに乾燥塗膜内に残存し、乾燥塗
膜表面が粘着性となってスティッキングを発生すること
があり、乾燥塗膜の耐熱性が低下することがある。また
乾燥塗膜中に有機溶剤[D]が多量に残存していると、
この乾燥塗膜は現像中にガラス基板特に表面にSiO2
膜を有するガラス基板から剥離してしまうことがある。
である溶媒を50重量%を超える量で含有していると、
感放射線性組成物をムラなく均一に塗布することが困難
になり、したがって表面平滑性に優れた乾燥塗膜は得ら
れにくくなる。
は、通常バインダーポリマー[B]100重量部に対し
て100〜10000重量部、好ましくは500〜50
00重量部の量で用いられる。
性組成物は、必要に応じて添加物[E]を含有していて
もよい。この添加剤[E]としては、具体的に、充填
剤、他の高分子化合物、界面活性剤、密着促進剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、凝集防止剤、他の増感剤などが
挙げられる。
充填剤、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリ
エチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリフロロ
アルキルアクリレートなどの他の高分子化合物、ノニオ
ン系、カチオン系、アニオン系などの界面活性剤、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリス(2-メトキシエトキシ)シラン、N-(2-アミ
ノエチル)-3-アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、3-アミノプロピルトリエトキシシラン、3-グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、3-グリシドキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、2-(3,4-エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3-クロロプロ
ピルメチルジメトキシシラン、3-クロロプロピルトリメ
トキシシラン、3-メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、3-メルカプトプロピルトリメトキシシランなど
の密着促進剤、2,2-チオビス(4-メチル-6-t- ブチルフ
ェノール)、2,6-ジ-t- ブチルフェノールなどの酸化防
止剤、2-(3-t-ブチル-5- メチル-2- ヒドロキシフェニ
ル)-5-クロロベンゾトリアゾール、アルコキシベンゾフ
ェノンなどの紫外線吸収剤、ポリアクリル酸ナトリウム
などの凝集防止剤、ベンゾフェノン、4,4'- ビス(ジエ
チルアミノ)ベンゾフェノン、ニトロピレンなどの波長
200〜490nmの光を吸収する有機色素系増感剤が
挙げられる。
性組成物を形成する上記のような成分[A]、[B]、
[C]および[E]は、有機溶剤[D]に溶解または分
散されている。
ー用感放射線性組成物を用いると、プレベーク工程にお
いて有機溶剤が充分に蒸発して、得られる乾燥塗膜中に
有機溶剤が多量に残存することがない。したがって乾燥
塗膜表面は粘着性になるようなことがなく、スティッキ
ングを生じたりすることがない。また乾燥塗膜中に有機
溶剤が多量に残存していないため、乾燥塗膜は現像中に
基板から剥離したりすることがなく、耐熱性が低下した
りすることがない。
る本発明に係るカラーフィルター用感放射線性組成物を
用いると、スピンコーターによってガラス基板上にムラ
なく均一に塗布することができる。したがって本発明に
係るカラーフィルター用感放射線性組成物を用いると、
均一な膜厚を有し、かつ平滑性に優れた表面を有する乾
燥塗膜をストリエーションを発生することなく形成する
ことができ、また得られた乾燥塗膜は、基板との密着性
に優れている。
と、透明感に優れたカラーフィルターが得られる。上記
のように本発明に係るカラーフィルター用感放射線性組
成物を用いると、透明感に優れたカラーフィルターを優
れた歩留りで製造することができる。
射線性組成物を用いて画素を形成する際に、現像液とし
ては、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム等の無機アルカリ、テトラメチルアンモニウムハイド
ロオキサイド等の有機アルカリなどのアルカリ性溶液を
用いることが好ましい。
が、本発明はこれら実施例により限定されるものではな
い。
SiO2 膜が形成されたソーダガラス基板表面上に、所
望されるパターン形状の遮光層を形成し、さらに表1に
示すカラーフィルター用感放射線性組成物1をスピンコ
ーターにより所望厚さ(1.5μm)に塗布した後、得
られた塗膜を80℃で10分間プレベークして乾燥塗膜
を得た。
(TENCOR社製、alpha-step 100)で測定した結果、膜厚
は1.45〜1.50μmであり、膜厚面内ばらつき範
囲(膜圧差)が0.05μm以下であり、膜表面あらさ
(凹凸)が約100Åであった。この乾燥塗膜は透明感
に優れていた。またストリエーションの発生もなかっ
た。
て高圧水銀ランプによって400mj/cm2 の紫外線に
露光した後、0.05%炭酸ナトリウム水溶液に浸漬し
て現像し、100μm×100μmの赤色画素を得た。
したところ、表面の平滑性が高いことが認められ、カラ
ーフィルターとして好ましいものであった。
レングリコールモノエチルエーテル(沸点202℃、蒸
気圧0.13mmHg)を含む感放射線性組成物2を用いた
以外は、実施例1と同様にして乾燥塗膜を得た。
測定した結果、膜厚は1.42〜1.60μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.18μmであり、膜表面あ
らさ(凹凸)が約500Åであった。この乾燥塗膜は透
明感がなかった。
し、100μm×100μmの赤色画素を得た。形成さ
れた色画素を微分偏光顕微鏡で観察したところ、表面の
平滑性はあまり高くないことが認められ、カラーフィル
ターとして好ましいものではなかった。
エチルケトン(沸点79.6℃、蒸気圧71.2mmHg)
を含むカラーフィルター用感放射線性組成物3を用いた
以外は、実施例1と同様にして乾燥塗膜を得た。
測定した結果、膜厚は1.26〜1.61μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.35μmであり、膜表面あ
らさ(凹凸)が約600Åであった。
リエーションも発生した。また実施例1と同様にして露
光して現像し、100μm×100μmの赤色画素を得
た。
したところ、表面の平滑性はあまり高くないことが認め
られ、カラーフィルターとして好ましいものではなかっ
た。
レングリコールモノメチルエーテルアセテート(沸点1
40℃、蒸気圧3.5mmHg)を含む感放射線性組成物4
を用いた以外は、実施例1と同様にして乾燥塗膜を得
た。
測定した結果、膜厚は1.50〜1.59μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.09μm以下であり、膜表
面あらさ(凹凸)が約200Åであった。
トリエーションの発生もなかった。次いで実施例1と同
様にして該乾燥塗膜を露光した後現像し、100μm×
100μmの青色画素を得た。
したところ、表面の平滑性が高いことが認められ、カラ
ーフィルターとして好ましいものであった。
放射線性組成物1に代えてカラーフィルター用感放射線
性組成物5に代えた以外は実施例1と同様にして乾燥塗
膜を得た。
測定した結果、膜厚は1.50〜1.59μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.09μm以下であり、膜表
面あらさ(凹凸)が約200Åであった。
トリエーションの発生もなかった。次いで、実施例1と
同様にして露光した後、現像して100μm×100μ
mの赤色画素を形成した。
したところ、表面の平滑性が高いことが認められ、カラ
ーフィルターとして好ましいものであった。
放射線性組成物1に代えて表6に示すカラーフィルター
用感放射線性組成物6を用いた以外は、実施例1と同様
にして乾燥塗膜を得た。
得られた塗膜は、80℃、10分間のプレベークで十分
に乾燥できず、タック(塗膜表面のベタつき)が認めら
れた。そこで、プレベーク条件を90℃、10分間に変
更して行ない、乾燥塗膜を得た。膜厚は1.48〜1.
50μmであり、膜厚面内ばらつき範囲が0.18μm
であり、膜表面あらさ(凹凸)が約400Åであった。
エーションも発生した。また実施例1と同様にして露光
して現像し、100μm×100μmの緑色画素を形成
した。
たところ、表面の平滑性はあまり高くないことが認めら
れ、カラーフィルターとして好ましいものではなかっ
た。
放射線性組成物1に代えて表7に示すカラーフィルター
用感放射線性組成物7を用いた以外は、実施例1と同様
にして乾燥塗膜を得た。
測定した結果、膜厚は1.47〜1.53μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.06μm以下であり、膜表
面あらさ(凹凸)が約200Åであった。
リエーションの発生もなかった。次いで、実施例1と同
様にして露光した後、現像して100μm×100μm
の緑色画素を形成した。
したところ、表面の平滑性が高いことが認められ、カラ
ーフィルターとして好ましいものであった。
放射線性組成物1に代えてカラーフィルター用感放射線
性組成物8を用いた以外は、実施例1と同様にして乾燥
塗膜を得た。
測定した結果、膜厚は1.62〜1.69μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.10μm以下であり、膜表
面あらさ(凹凸)が約200Åであった。
リエーションの発生もなかった。次いで、実施例1と同
様にして該乾燥塗膜を露光した後、現像して100μm
×100μmの緑色画素を形成した。
したところ、表面の平滑性が高いことが認められ、カラ
ーフィルターとして好ましいものであった。
放射線性組成物1に代えて表9に示すカラーフィルター
用感放射線性組成物9を用いた以外は、実施例1と同様
にして乾燥塗膜を得た。
測定した結果、膜厚は1.68〜1.71μmであり、
膜厚面内ばらつき範囲が0.30μmであり、膜表面あ
らさ(凹凸)が約400Åであった。
トリエーションも発生した。また実施例1と同様にして
露光して現像し、100μm×100μmの緑色画素を
形成した。
したところ、表面の平滑性はあまり高くないことが認め
られ、カラーフィルターとして好ましいものではなかっ
た。
ィルター用感放射線性組成物を用いると、基板上にムラ
なく均一に塗布することができ、ストリエーションを発
生することなく塗膜を形成することができる。また本発
明に係るカラーフィルター用感放射線性組成物を用いる
と、塗膜中に有機溶剤を多量に残存することなく乾燥塗
膜を得ることができる。
性組成物から形成される乾燥塗膜は、均一な膜厚を有す
るとともに、平滑な表面を有しており、基板との密着性
にも優れている。
用感放射線性組成物を用いると、透明感に優れたカラー
フィルターを、優れた歩留まりで製造することができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】[A]顔料、 [B]バインダーポリマーおよび [C]感放射線化合物が、 [D]有機溶剤に溶解または分散されてなり、 前記有機溶剤[D]が、 常圧における沸点が100〜200℃であり、20℃に
おける蒸気圧が0.05〜10mmHgであるエステル類、
エーテル類またはケトン類の少なくとも1種を、50重
量%以上の量で含んでなる溶剤であることを特徴とする
カラーフィルター用感放射線性組成物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16616592A JP3099523B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | カラーフィルター用感放射線性組成物 |
| US08/036,253 US5368976A (en) | 1992-03-27 | 1993-03-24 | Pigment-dispersed color-filter composition comprising an alkali-soluble block copolymer as a binder |
| US08/778,687 USRE37033E1 (en) | 1992-03-27 | 1997-01-03 | Pigment-dispersed color-filter composition comprising an alkali-soluble block copolymer as a binder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16616592A JP3099523B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | カラーフィルター用感放射線性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063521A true JPH063521A (ja) | 1994-01-14 |
| JP3099523B2 JP3099523B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=15826284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16616592A Expired - Lifetime JP3099523B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-06-24 | カラーフィルター用感放射線性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3099523B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5266763U (ja) * | 1975-11-12 | 1977-05-17 | ||
| JP2004246340A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-09-02 | Mitsubishi Chemicals Corp | ダイコート用硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、および液晶表示装置 |
| JP2007004181A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Icf Technology Co Ltd | カラーフィルター用インク及びカラーフィルターの製造方法 |
| KR20150104976A (ko) * | 2014-03-07 | 2015-09-16 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 감광성 수지 조성물 및 이를 이용하는 컬러 필터 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP16616592A patent/JP3099523B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5266763U (ja) * | 1975-11-12 | 1977-05-17 | ||
| JP2004246340A (ja) * | 2003-01-21 | 2004-09-02 | Mitsubishi Chemicals Corp | ダイコート用硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、および液晶表示装置 |
| JP2007004181A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Icf Technology Co Ltd | カラーフィルター用インク及びカラーフィルターの製造方法 |
| KR20150104976A (ko) * | 2014-03-07 | 2015-09-16 | 동우 화인켐 주식회사 | 착색 감광성 수지 조성물 및 이를 이용하는 컬러 필터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3099523B2 (ja) | 2000-10-16 |
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