JPH0635523U - 解体装置 - Google Patents

解体装置

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JPH0635523U
JPH0635523U JP8268092U JP8268092U JPH0635523U JP H0635523 U JPH0635523 U JP H0635523U JP 8268092 U JP8268092 U JP 8268092U JP 8268092 U JP8268092 U JP 8268092U JP H0635523 U JPH0635523 U JP H0635523U
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JP8268092U
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直人 岩本
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オカダアイヨン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車解体作業において、自動車を押え込む
ための作業車両の移動と押え具の姿勢制御の作業行程を
不要にし、かつ専用作業車を用いることなく一般の各メ
ーカーの作業車に共用使用できる解体装置を提供する。 【構成】 回動アーム1に枢支されたフレーム3と、上
記フレーム3に枢支され被解体物15を掴みまたは切断
する一対の解体アーム4a、4bとを有する解体機2の
上記フレーム3側に、押え具用油圧シリンダ16を設け
る。この押え具用油圧シリンダ16の伸縮駆動によって
上記被解体物15を押圧可能とする押え具5を上記押え
具用油圧シリンダ16に連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバックホーなどの自走式作業台車に取付けて使用し、自動車等の車 両の解体を行う解体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の解体装置としては、例えば実公昭59−1701号公報に記載のものを 挙げることができる。この解体装置は、下部走行体と上部旋回体とを有する油圧 作業車両であって、下部走行体の前端部にフォーク状の押え具を、油圧シリンダ で上下に回動可能に取付けると共に、上部旋回体に回動自在に取付けられたアー ムの先端に切断機付き掴み装置を取付けたものである。そして上記押え具で被解 体物である廃棄自動車等を押えると共に、切断機付き掴み装置に設けた解体アー ムを操作して引きちぎり作業や切断作業を行い、廃棄自動車等を解体するように なっている。
【0003】 上記解体装置における解体作業は具体的には次のようになる。まず油圧作業車 両を解体しようとする廃棄自動車の近傍に移動させて、上記押え具を操作して廃 棄自動車を押える。次にアームを操作し、アーム先端の切断機付き掴み装置の解 体アームを廃棄自動車の分離しようとする箇所に押し当て、解体アームを噛み合 わせて切断作業を行うか、または解体アームで分離箇所を掴み上げることで引き ちぎり作業を行うのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記解体装置においては、押え具は下部走行体に、また切断機付 き掴み装置は上部旋回体にそれぞれ設けられており、両者が別体となっているた め、上記解体作業では切断箇所を変更する毎に油圧作業車両を移動させる必要が ある。また押え具で押える場合は、切断箇所を考慮して押え具を正確に位置決め する必要があるので、油圧作業車両自体の正確な位置決めも必要となる。この位 置決めには油圧作業車両のわずかな移動を頻繁に繰り返すことになり、その作業 に時間を要し、作業者に余分な負担を強いることになる。また押え具を下部走行 体に装備した専用の油圧作業車両を使用しなければならず、そのため汎用されて いる油圧作業車両が使用できないという欠点もある。
【0005】 この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的 は、汎用されている油圧作業車両が使用できて、解体作業の作業性を向上できる 解体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1の解体装置は、自走式作業台車に回動可能に取付けられたアー ム1を備え、さらにこのアーム1の先端部1aに枢支されるフレーム3と、この フレーム3に少なくとも一方が回動自在に取付けられ被解体物15を掴みまたは 切断する一対の解体アーム4a、4bとから成る解体機2を有する解体装置にお いて、上記解体機2のフレーム3側に、油圧シリンダ16と、この油圧シリンダ 16によって被解体物15を押圧可能とする押え具5とを設けたことを特徴とし ている。
【0007】 また請求項2の解体装置は、上記押え具5をフレーム3側に枢支すると共に、 上記油圧シリンダ16の伸縮によって回動可能にし、その押え具5の先端部で被 解体物15を押圧できるようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記請求項1の解体装置において、被解体物15を切断する場合は次のように 実施する。まずアーム1を操作することによって解体機2を被解体物15の上方 に移動させ、この解体機2の解体アーム4a、4bを開く。次に解体アーム4a 、4bを切断箇所に当接した後、油圧シリンダ16を伸長駆動して押え具5で被 解体物15の切断箇所の近傍を押圧固定し、被解体物15の動きを規制する。そ して解体アーム4a、4bを閉じることにより被解体物15を切断する。その後 アーム1を操作して新たな切断箇所に切断機2を移動し、上記切断動作を繰り返 して解体作業を進めることになる。
【0009】 また被解体物15を引きちぎる場合は、解体アーム4a、4bを該当箇所に当 接すると共に、解体アーム4a、4bを閉じて被解体物15を掴み、アーム1を 操作して被解体物15を持ち上げる。そしてこの状態で油圧シリンダ16を伸長 し、押え具5でもって被解体物15を押圧し、この押圧力でもって引きちぎり作 業を行う。そしてアーム1を回動させることによって被解体物15を搬送した後 、新たな箇所に切断機2を移動させ、上記引きちぎり操作を繰り返して解体作業 を進める。
【0010】
【実施例】
次にこの考案の解体装置の具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に 説明する。図1はこの考案の第1実施例の解体装置を示す正面図であり、図2は その底面図である。
【0011】 図1において、1は回動アームであり、2は解体機である。この回動アーム1 は、図示しないが、自走式の油圧作業台車に支持されたブームの先端部に装着さ れるものである。また解体機2は、主としてフレーム3と、一対の解体アーム4 a、4bと、押え具5とから成っている。
【0012】 まず上記フレーム3は、ブラケット6と旋回ベアリング7とを有している。こ のブラケット6は、一端側が上記回動アーム1の先端部1aにピン8a、8bに よって回動自在に枢着される一方、他端側は上記旋回ベアリング7に固定されて いる。さらにこの旋回ベアリング7は上記フレーム3の一端側に固定されており 、上記フレーム3は回動アーム1に対して回動自在であると共に、旋回自在とな されている。
【0013】 上記解体アーム4a、4bは、上記フレーム3に回動自在に支持された一方の 解体アーム4bと、この一方の解体アーム4bと相対向して固定された他方の解 体アーム4aとから成っており、この両解体アーム4a、4bの先端部9a、9 bが上記ブラケット6の位置とは逆方向に延びるように配置されている。上記一 方の解体アーム4bの中央部10は、上記フレーム3に枢着されると共に、その 後端部11は油圧シリンダ12のピストンに枢着され、この油圧シリンダ12の シリンダチューブが上記フレーム3に枢着されている。また上記一対の解体アー ム4a、4bには、相対向するようにそれぞれカッター刃13a、13bとその 先端に突起14a、14bが設けられているので、上記油圧シリンダ12を伸縮 駆動すれば上記一方の解体アーム4bは回動可能となり、フレーム3と一体とな っている他方の解体アーム4aと共働して被解体物15の上記カッター刃13a 、13bによる切断作業、または上記突起14a、14bによる掴み作業が可能 となる。
【0014】 そして上記押え具5は、図2にその形状を示すように、上記一対の解体アーム 4a、4bによって掴まれる被解体物15の三方側を押圧できるように略U字状 になっており、この押え具5の中央部が、押え具用油圧シリンダ16のピストン の先端部に取付けられている。またこの油圧シリンダ16は、その伸縮方向が上 記解体アーム4a、4bの先端方向に向くように上記フレーム3に固定されてい る。この油圧シリンダ16を伸長すれば、押え具5の前方に位置する切断または 掴み取り箇所の両側を効果的に押圧することが可能となり、引きちぎり作業を効 果的に実施できる。
【0015】 上記構成の解体装置において、被解体物の引きちぎり作業を行う場合の一連の 動作を図3に基づいて説明する。
【0016】 まず図3(a)に示すように、開いた状態の解体アーム4a、4bを所定の場 所に移動させ、この状態で油圧シリンダ12を伸長して解体アーム4a、4bを 閉じることにより被解体物15を掴むと共に、アーム1を操作して被解体物15 の全体を少しだけ持ち上げる。
【0017】 次に図3(b)に示すように、押え具用油圧シリンダ16を伸長し、押え具5 でもって被解体物15を下方へと押圧し、この押圧力でもって所定箇所の引きち ぎり作業を行う。
【0018】 そして図3(c)に示すように、押え具用油圧シリンダ16を収縮駆動させて 押え具5を引き戻すと共に、回動アーム1を操作して引きちぎった被解体物15 を所定の位置に搬送し、さらに新たな箇所に解体機2を移動させる。
【0019】 また切断の場合は、解体アーム4a、4bの位置決めを行った後、被解体物1 5の切断箇所の近傍を押え具5で押圧固定して、その動きを規制し、この状態で 油圧シリンダ12を伸長駆動して解体アーム4a、4bを閉じることによって切 断を行う。またこの場合、被解体物15を押え具5で押圧固定しないこともある 。
【0020】 なお上記引きちぎり作業に際しては、解体アーム4a、4bの位置を合わせる 動作、押え具5で被解体物15を地面に押付ける動作、解体アーム4a、4bで 被解体物15を掴む動作、アーム1によって被解体物15を引上げる動作という 動作順序を採用することもでき、この場合には、アーム1の引上げ時に、押え具 5から被解体物15に作用する押圧力でもって引きちぎり作業が行われることに なる。
【0021】 以上にこの考案の第1実施例について説明したが、第2実施例の解体機2を図 4に、第3実施例の解体機2を図5にそれぞれ示す。
【0022】 図4において、(a)では押え具用油圧シリンダ16を収縮させ、(b)では 伸長させている状態をそれぞれ示している。この解体機2にはフレーム3の両側 にそれぞれ押え具用油圧シリンダ16が設けられると共に、その押え具用油圧シ リンダ16の先端部に、それぞれ押え具5が取付けられているので、押え具5は 個々に往復動可能である。したがって被解体物15の両側の押圧部が平坦でない 場合においても安定した押圧動作が可能となり、引きちぎり作業や切断時の被解 体物15の押圧固定に有効である。
【0023】 図5においては、図4と同様に(a)では押え具用油圧シリンダ16を収縮さ せた状態を、(b)では伸長させている状態をそれぞれ示している。同図におい ては、押え具5はV字状であり、その中央部がフレーム3に枢着され、その後端 部が押え具用油圧シリンダ16の先端部に枢着されている。したがって押え具用 油圧シリンダ16を伸縮させれば押え具5の先端部5aが回動して被解体物を押 圧することが可能である。
【0024】 以上の説明のように上記実施例における解体装置においては、回動アーム1の 先端部1aに枢着されている解体機2に往復動又は回動可能な押え具5を設けて いるので、切断または引きちぎり箇所を変更する場合でも、下部走行体に回動自 在な押え具を設けている従来の装置のように頻繁に作業車両自体を移動させる必 要がなく、回動アーム1を操作することにより解体機2を移動させればよいだけ であるので、解体作業の作業性の向上を図れ、また作業者への負担も軽減できる 。
【0025】 また上記押え具5は、回動アーム1の先端部1aに取付けられた解体機2に一 体的に取付けられているので、従来のように作業車両の下部走行体に押え具を装 備した特殊な構造の車両を使用する必要がない。したがって押え具5を有する解 体機2を交換取付けするのみで、汎用の作業車両が使用可能となり、作業車両の 利用効率の向上を図ることができる。
【0026】
【考案の効果】
以上のように請求項1の解体装置においては、従来のように解体機と押え具を 別体とせず、アームの先端部に枢支される解体機に押え具を設けたので、切断ま たは引きちぎり箇所を変更する場合でも、従来のように作業車両自体を移動させ て押え具の位置合わせを行う必要がなくなり、解体作業の作業性を向上できる。
【0027】 また従来のように走行車両の下部走行体に押え具を装備したような特殊な構造 の車両を使用せず、汎用の作業車両を使用できるので、作業車両の利用効率の向 上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の解体装置の第1実施例を示す正面図
である。
【図2】上記実施例の底面図である。
【図3】この考案の解体装置の解体機による解体動作を
示す説明図であって、(a)は被解体物を解体機で掴ん
だ状態を示す図、(b)は油圧シリンダを駆動させて押
え具を押し出すと共に、解体機を上方に引上げて被解体
物を引きちぎった状態を示す図、(c)は引きちぎった
被解体物を掴み上げ、搬出しようとする状態を示す図で
ある。
【図4】この考案の解体装置の第2実施例を示す正面図
であって、(a)は押え具用油圧シリンダを収縮させて
いる状態を示す図、(b)は押え具用油圧シリンダを伸
長させて押え具を押し出した状態を示す図である。
【図5】この考案の解体装置の第3実施例を示す正面図
であって、(a)は押え具用油圧シリンダを収縮させて
いる状態を示す図、(b)は押え具用油圧シリンダを伸
長させて押え具の先端部を押し出した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アーム 1a アーム先端部 2 解体機 3 フレーム 4a 一方の解体アーム 4b 他方の解体アーム 5 押え具 15 被解体物 16 押え具用油圧シリンダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式作業台車に回動可能に取付けられ
    たアーム(1)を備え、さらにこのアーム(1)の先端
    部(1a)に枢支されるフレーム(3)と、このフレー
    ム(3)に少なくとも一方が回動自在に取付けられ被解
    体物(15)を掴みまたは切断する一対の解体アーム
    (4a)(4b)とから成る解体機(2)を有する解体
    装置において、上記解体機(2)のフレーム(3)側
    に、油圧シリンダ(16)と、この油圧シリンダ(1
    6)によって被解体物(15)を押圧可能とする押え具
    (5)とを設けたことを特徴とする解体装置。
  2. 【請求項2】 上記押え具(5)をフレーム(3)側に
    枢支すると共に、上記油圧シリンダ(16)の伸縮によ
    って回動可能にし、その押え具(5)の先端部で被解体
    物(15)を押圧できるようにしたことを特徴とする請
    求項1の解体装置。
JP8268092U 1992-10-16 1992-10-16 解体装置 Expired - Lifetime JPH0738569Y2 (ja)

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JPH0738569Y2 JPH0738569Y2 (ja) 1995-09-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062317A (ja) * 1999-06-23 2001-03-13 Sango Juki Kk 木材破砕機
JP2020200744A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 隆 正木 把持腕付きバケット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062317A (ja) * 1999-06-23 2001-03-13 Sango Juki Kk 木材破砕機
JP2020200744A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 隆 正木 把持腕付きバケット

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