JPH0635547A - 圧力制御弁装置 - Google Patents

圧力制御弁装置

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Publication number
JPH0635547A
JPH0635547A JP21454792A JP21454792A JPH0635547A JP H0635547 A JPH0635547 A JP H0635547A JP 21454792 A JP21454792 A JP 21454792A JP 21454792 A JP21454792 A JP 21454792A JP H0635547 A JPH0635547 A JP H0635547A
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JP
Japan
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valve
pressure
valve seat
closing member
seat
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Application number
JP21454792A
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English (en)
Inventor
Osamu Tsutsui
修 筒井
Kinya Arita
欽也 有田
Yoshinobu Uchimura
好信 内村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】摺動シール機構がなく、コンパクト化が可能
で、しかも弁体に共振が発生するおそれのない、小型で
耐久性に優れた圧力制御弁装置を提供する。 【構成】圧力制御弁装置10は、ハウジング50内の流体通
路を横切って形成された環状の弁座26と、流体を弁座と
協動して制御する弁座下流の二次圧力を閉弁方向に受圧
する可動閉鎖部材28と、弁座上流の一次圧力を受圧する
べく弁座と同軸的にハウジングに配置された受圧部材56
と、弁座と同軸的に配置された弁軸32と、閉鎖部材を開
弁方向に付勢するスプリング44と、弁座とは反対方向に
閉鎖部材から延長し摺動自在にハウジングに案内された
スカート部36とを備えてなる。可動閉鎖部材28とスカー
ト部36とハウジング50とは可変容積室52を形成し、絞り
40/42;66を介して弁座下流の流体通路と連通し、可動閉
鎖部材28の振動を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、水やガスなどの流体の
圧力を制御するための圧力制御弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の典型的な減圧弁は、例えば、
実公昭57-27045号の第2図に記載されている。同図を参
照するに、一次側水路Aと二次側水路Bとの間には弁座
5が形成してあり、この弁座5は弁体6によって開閉さ
れる。この弁体6は弁棒8によってダイヤフラム11に
連結してあり、このダイヤフラム11は二次側水路Bの
圧力を受圧して弁体6を閉弁方向に付勢する。他方、ダ
イヤフラム11にはスプリング13が作用しており、こ
のスプリング13は弁体6を開弁方向に付勢するように
なっている。弁ハウジングの円筒部4にはOリング10
を備えたピストンが摺動自在に液密に嵌合してあり、弁
棒8の上下運動を許容しながらも円筒部4のところで一
次側水路Aから二次側水路Bへと流体が漏れるのを防止
するようになっている。
【0003】斯る従来技術の減圧弁の作動原理は次の通
りである。即ち、一次側水路Aの圧力により弁体6に作
用する力とOリング10付きピストンに作用する力と
は、互いに逆向きであるので、これらの力は互いに相殺
される。また、二次側水路Bの圧力により弁体6に作用
する力とピストンに作用する力も互いに逆向きであるの
で、互いに相殺される。従って、弁体6が受ける力は、
二次側水路Bの圧力によりダイヤフラム11に作用する
力と、スプリング13による力のみであり、これらの力
は逆方向に働く。二次側水路Bの圧力が低く、二次側水
路Bの圧力によりダイヤフラム11に作用する力がスプ
リング13の力よりも小さい間は、スプリング13の力
はダイヤフラム11に作用する力に打ち勝って弁体6を
開弁させるので、流体は弁座5を介して一次側水路Aか
ら二次側水路Bへと流れ、二次側水路Bの圧力が上昇す
るのを可能にする。二次側水路Bの圧力が上昇し、ダイ
ヤフラム11に作用する力がスプリング13の力に打ち
勝つと、弁体6は弁座5に係合し、二次側水路Bの圧力
が更に上昇するのを阻止する。従って、二次側水路Bの
圧力は基本的にスプリング13の力によって定まるので
あり、スプリング13の予荷重を調節することにより二
次側水路Bの圧力を設定することができる。
【0004】このような従来の減圧弁の問題点は、ピス
トンのところで流体漏れが生じるのを防止するためOリ
ング10が使用してあるので、ピストンの摺動摩擦抵抗
が大きいということである。斯る大きな摺動摩擦抵抗に
抗して弁体6を開閉運動させるためには、ダイヤフラム
11を充分に大きくしなければならないので、減圧弁全
体も大型となる。また、ピストンの摺動抵抗が大きいの
で、減圧弁のヒステリシスが大きいという不便がある。
【0005】特開昭59-206911号には、他の形式の圧力
制御弁装置が開示されている。同公報の第1図に記載さ
れた構造においては、シリンダ22に対して液密に摺動
するシール部材34が設けてあるので、実公昭57-27045
号の構造と同様に摺動摩擦抵抗が大きいという難点があ
る。
【0006】上記特開昭59-206911号の第2図に記載さ
れた構造においては、摺動シール部材34はダイヤフラ
ム76によって置換されており、摺動シールは実質的に
廃止されている。従って、この構造では、弁体のより速
やかな運動が可能になる利点があるものと考えられる。
しかしながら、摺動シールによる摺動摩擦抵抗から解放
された分だけ弁体の運動が自由になるので、弁体に振動
が発生し易いという新たな問題が生じる。このような弁
体の振動は、弁座を通過する流体によって弁体に対して
強制加振力が作用したときに弁体が共振することによっ
て発生するもので、流体の入来圧力が高い時には特に顕
著となり、圧力制御弁装置の寿命を悪化させる。
【0007】また、特開昭59-206911号の第2図の構造
では、スプリング64およびそれを収容する管体82が
上方に突出しているので、装置が大型になるという難点
がある。更に、スプリング64は弁軸30の上端に作用
するようになっているので、ピストン70と弁軸30と
弁体28との組立体が上下運動する際に弁軸30がグラ
グラし、弁座26に体する弁体28の係合が不安定にな
り、その結果、二次圧力が不安定となるという問題があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、摺動
シール機構がなく、従って、コンパクトに実現すること
が可能で、しかも弁体に共振が発生するおそれのない、
小型で耐久性に優れた圧力制御弁装置を提供することに
ある。
【0009】
【発明の構成】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の圧力
制御弁装置は、流体通路を有するハウジングと、この流
体通路を横切って形成された環状の弁座と、流体通路を
流れる流体を弁座と協動して制御するべく弁座の下流に
配置され弁座下流の二次圧力を閉弁方向に受圧する可動
閉鎖部材と、弁座上流の一次圧力を受圧するべく弁座と
同軸的にハウジングに配置された受圧部材と、弁座と同
軸的に配置され閉鎖部材と受圧部材とを作動的に連結す
る弁軸と、閉鎖部材を開弁方向に付勢するスプリング
と、弁座とは反対方向に閉鎖部材から延長し摺動自在に
ハウジングに案内されたスカート部、とを備えてなる。
可動閉鎖部材とスカート部とハウジングとは可変容積室
を形成しており、この可変容積室は絞りを介して弁座下
流の流体通路と連通している。
【0010】弁座上流の一次圧力により可動閉鎖部材に
作用する力と該一次圧力により受圧部材に作用する力と
はほぼ相殺される。閉鎖部材には、弁座下流の二次圧力
による力が閉弁方向に作用すると共に、スプリングの力
が反対方向に作用する。従って、二次圧力は基本的にス
プリングの力によって定まり、弁座は二次圧力によって
閉鎖部材に作用する力によって閉鎖される。このよう
に、受圧部材に作用する力は一次圧力により閉鎖部材に
作用する力と相殺されるので、受圧部材に作用する力は
閉鎖部材による弁座の閉め切りに関与しない。また、本
発明の圧力制御弁装置は摺動シールを必要としない。従
って、受圧部材を小さくすることができ、圧力制御弁装
置をコンパクトに形成することができる。
【0011】更に、本発明の圧力制御弁装置において
は、可動閉鎖部材とスカート部とハウジングとで可変容
積室を形成し、この可変容積室は絞りを介して弁座下流
の流体通路と連通してあるので、閉鎖部材が開閉運動を
行う際には可変容積室にはこの絞りを介して流体が出入
りする。その際、流体の流れはこの絞りにより制限され
るので、閉鎖部材の運動が緩衝される。従って、閉鎖部
材に強制加振力が作用した場合でも、閉鎖部材が共振す
るおそれがなく、圧力制御弁装置の耐久性を向上させる
ことができる。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、上
記スプリングは、閉鎖部材に対する二次圧力の作用点に
関し弁座とは反対側においてスカート部に作用するべく
配置されている。このようにすれば、閉鎖部材に対する
スプリングの作用点と二次圧力の作用点との位置関係
は、閉鎖部材がスプリングの作用点から引きずられる所
謂“トレーリング”関係となる。その結果、閉鎖部材は
安定した開閉運動を行うので、二次圧力を安定した値に
制御することができる。
【0013】本発明の上記特徴や効果、ならびに、他の
特徴や利点は、以下の実施例の記載に従い更に明らかと
なろう。
【0014】
【実施例】図1の拡大図を参照するに、圧力制御弁装置
10はケーシング12を有し、このケーシング12には
流体入口14と流体出口16を連通する流体通路18が
形成されている。図示した実施例では、この流体通路1
8は、入口14に連通する環状通路20と、この開口通
路20に連通する中央開口22と、この中央開口22と
出口16とを連通する環状通路24とを有する。流体通
路18を横切ってケーシング12の中央開口22には環
状の弁座インサート26が圧入してある。この弁座イン
サート26は、入口14および出口16の軸線にほぼ垂
直な軸線を有する。
【0015】流体通路18を流れる流体の流れは、弁座
26と協動する可動閉鎖部材28によって制御されるも
ので、この閉鎖部材28は弁座26の下流においてナッ
ト30を用いて弁軸32の下端に締結されている。閉鎖
部材28にはエラストマーからなる環状の弾性シール部
材34が設けてあり、シール部材34が弁座26に弾力
的に係合して弁座26を液密に閉め切るようになってい
る。
【0016】閉鎖部材28は一体のスカート部36を有
し、このスカート部36は、閉鎖部材28から下向きに
延長する円筒部38と、円筒部38の下端から半径方向
外側に延長するフランジ40を有する。このフランジ4
0は、弁座26と同軸的にケーシング12に形成された
ボア42によって摺動自在に支承されており、もって、
弁軸32の下端とそこに締結された閉鎖部材28を軸方
向に案内するようになっている。フランジ40の外径は
ボア42の内径に対して若干小さく設定してあり、フラ
ンジ40の外周とボア42との間に所定の半径方向クリ
アランスが介在するようになっている。この半径方向ク
リアランスの存在により、フランジ40はボア42によ
る摩擦抵抗を実質的に受けることなくボア42内で摺動
することができる。また、この半径方向クリアランスは
後述するように絞りとして作用するもので、フランジ4
0の外周とボア42との間を流体が通過するのを許容す
ると共に、通過流体の量を制限する役割を果たす。
【0017】閉鎖部材28はスプリング44によって開
弁方向に付勢されるもので、このスプリング44の上端
は弁座26の外側においてケーシング12に形成した溝
46内に支承されており、その下端はスカート部36の
フランジ40に支承されている。従って、スカート部3
6のフランジ40はばね受けとしても機能するもので、
スプリング44はフランジ40に作用する。
【0018】圧力制御弁10の組立に際しては、弁軸3
2と閉鎖部材28とスプリング44との組立体をケーシ
ング12のボア42内に挿入した後、Oリング48を介
して蓋49がケーシング12に液密にねじ止めされる。
ケーシング12と蓋49とは圧力制御弁装置10のハウ
ジング50を構成するもので、蓋49をケーシング12
に液密に固定することにより、閉鎖部材28とスカート
部36と蓋49との間には可変容積室52が形成され
る。前述したようにフランジ40の外周とボア42との
間には所定の半径方向クリアランスが設けてあり、流体
出口16における流体圧力(二次圧力)はこのクリアラ
ンスを介して可変容積室52内に導入されるので、可変
容積室52は二次圧力を受圧する受圧室としても機能
し、閉弁部材28は可変容積室52内の二次圧力を受圧
して閉弁方向に付勢される。
【0019】弁座26の上流において、ケーシング12
には弁座28と同軸的な段付きボア54が形成してあ
り、このボア54の肩部には流体入口14における一次
圧力を受圧するためのダイアフラム56がリテーナ58
により固定してある。ダイアフラム56の有効受圧面積
は弁座26の有効面積に等しくなるように設定してあ
る。従って、入口14の一次圧力によって閉鎖部材28
が受ける下向きの力は、該一次圧力によってダイアフラ
ム56が上向きに受ける力に等しい。ダイアフラム56
の中央部は弁軸32の上端に螺合されたナット60によ
って弁軸32のフランジ62に締結されている。このナ
ット60は、リテーナ58の中央ボア64に摺動自在に
案内されており、弁軸32の上端を軸方向に案内する作
用を果たすと共に、弁軸32の移動に伴いダイアフラム
56が撓む時にダイアフラム56を案内してダイアフラ
ム56の損傷を防止する役割を果たす。
【0020】主として図2を参照してこの圧力制御弁装
置10の作動原理を説明するに、図2に示したように閉
鎖部材28の弾性シール部材34が弁座26に接触して
いる時には、流体入口14における一次圧力P1はダイ
アフラム56に上向きに作用すると共に、閉鎖部材28
に下向きに作用する。前述したように、ダイアフラム5
6の受圧面積と弁座26の有効面積とは等しいので、一
次圧力P1によってダイアフラム56が受ける力と閉鎖
部材28が受ける力とは等しく、弁軸32を介して逆方
向に作用するこれらの力は互いに相殺される。
【0021】他方、流体出口16における二次圧力P2
は、フランジ40の外周とボア42との間の前述した半
径方向クリアランスを介して可変容積室52内に導入さ
れ、閉鎖部材28には、二次圧力P2が可変容積室52
から作用する。この二次圧力P2は弁座26の有効面積
について閉鎖部材28に作用し、閉鎖部材28に上向き
の力を作用させる。同時に、閉鎖部材28はスプリング
44により下向きの力を受ける。従って、一義的には、
閉鎖部材28の位置は、二次圧力P2による上向きの力
とスプリング44による下向きの力との釣り合いにより
定まる。図2に示したように閉鎖部材28の弾性シール
部材34が弁座26に丁度接触している時には、二次圧
力P2はスプリング44の付勢力のみにより定まる。二
次圧力P2がスプリング44により定まる設定値より低
い間は、スプリング44により閉鎖部材28に作用する
力は可変容積室52内の圧力により閉鎖部材28に作用
する力に打ち勝ち、閉鎖部材28を開弁方向(下向き)
に付勢するので、流体は弁座26の下流に流れ、二次圧
力P2の上昇を許容する。
【0022】この反対に、二次圧力P2がスプリング4
4により定まる設定値より高くなると、可変容積室52
内の二次圧力により閉鎖部材28に作用する力が増大
し、スプリング44の作用に打ち勝って閉鎖部材28を
より強く弁座26に押圧する。二次圧力P2が次第に高
くなるにつれて、閉鎖部材28は益々強く弁座26に押
圧され、図3に示したように弁座26はエラストマー製
シール部材34を弾性圧縮変形させながら次第に弾性シ
ール部材34に食い込むであろう。これに伴い、閉鎖部
材28は弾性シール部材34の弾性圧縮変形に応じた力
を受ける。最終的には、可変容積室52内の流体圧力に
より閉鎖部材28に作用する力が、スプリング44によ
る力とシール部材34の弾性変形による力との和に釣り
合った時点で、閉鎖部材28による弁座26の閉め切り
が行われる。このように、この圧力制御弁装置10の二
次圧力は若干のヒステリシスを示すが、弁座26の閉め
切りが行われた時には弁座26は図3に示したように十
分な力で弾性シール部材34に弾力的に食い込んでいる
ので、弁座における流体漏れを十分に防止することがで
きる。従って、この圧力制御弁装置10は、流体通路1
8を流体が流れている時の流動時圧力を制御するだけで
なく、閉鎖部材28によって弁座26の閉め切りが行わ
れた時にも、二次圧力を常に一定値に制限するべく作動
する。
【0023】以上に述べた圧力制御弁装置10の作動に
おいて、閉鎖部材28の運動に伴い、可変容積室52の
容積は増減し、流体はフランジ40の外周とボア42と
の間の前述の半径方向クリアランスを介して可変容積室
52に出入りするであろう。その際、この管理された半
径方向クリアランスは可変容積室52に出入りする流体
に対して絞りとして作用し、流体の過剰に急激な流れを
制限するので、閉鎖部材28の運動が緩和される。この
ように、可変容積室52は、ただ単に受圧室として作用
するだけでなく、半径方向クリアランスからなる前記絞
りと協動して、閉鎖部材28の運動を緩衝する。従っ
て、弁座26と閉鎖部材28との間を流れる流体の作用
により大きな強制加振力が閉鎖部材28に作用し得るよ
うな使用条件下においても、閉鎖部材28が共振するの
を効果的に防止し、振動の発生を抑制することができ
る。
【0024】なお、図示した実施例では、この絞りはフ
ランジ40の外周とボア42との間の半径方向クリアラ
ンスによって形成されるものとして説明したが、前述の
半径方向クリアランスに代えて、或いは、この半径方向
クリアランスに加えて、図1に示したようにスカート部
36の円筒部38に口径決めされたオリフィス66を設
けることにより、可変容積室52に出入りする流体を計
量し、もって、閉鎖部材28の運動の緩衝を制御するこ
ともできる。
【0025】また、図面からよく分かるように、スプリ
ング44の下端はスカート部36のフランジ40に作用
し、従って、閉鎖部材28に対するスプリング44の作
用点はフランジ40のところに位置する。他方、可変容
積室52内の二次圧力による力は、この作用点よりも弁
座26側において閉鎖部材28に作用する。従って、閉
鎖部材28は、スプリング44の前記作用点から弁座2
6側に引きずられながら、可変容積室52内の二次圧力
に応じて運動する格好になる。その結果、閉鎖部材28
は安定した開閉動作を行い、その弾性シール部材34は
円周方向に均一に弁座26に係合するので、二次圧力は
安定した値に制御される。このように、スプリング44
の下端をスカート部36のフランジ40で支承し、力の
作用点関係を所謂“トレーリング”構造にした場合に
は、かような好ましい効果が得られるが、斯る構造は本
発明の主たる目的を達成する上で不可欠ではなく、フラ
ンジ40を省略すると共にボア42を縮径し、スカート
部36の円筒部38をボア42に摺動自在に嵌合するこ
ともできる。その場合には、スプリング44は閉鎖部材
28に直接作用するように配置することができよう。
【0026】また、弁軸32の上端はリテーナ58の中
央ボア64に対して摺動するナット60によって軸方向
に案内されていると共に、弁軸32の下端はボア42に
対して摺動するフランジ40によって軸方向に案内され
ているので、一層円滑な閉鎖部材28の上下運動が確保
される。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の圧力制御
弁装置10においては、閉鎖部材28とスカート部36
とハウジング50とで可変容積室52が形成され、この
可変容積室52は絞り(フランジ40の外周とボア42
との間の半径方向クリアランス、および/又は、オリフ
ィス66)を介して弁座下流の流体通路と連通してある
ので、閉鎖部材28の運動を緩衝し、共振による閉鎖部
材28の振動を防止することができる。従って、圧力制
御弁装置10の寿命を延長させ、その信頼性を向上させ
ることができる。
【0028】同時に、本発明の圧力制御弁装置10にお
いては、一次圧力P1によりダイヤフラム56に上向き
に作用する力と該一次圧力P1により閉鎖部材28に下
向きに作用する力とは互いに相殺され、従って、一次圧
力P1によりダイヤフラム56に作用する力が閉鎖部材
28による弁座26の閉め切りに関与することがないと
共に、本発明の圧力制御弁装置10は従来技術の摺動シ
ールを必要としないので、ダイヤフラム56を極めて小
さくすることができる。また、スプリング44は流体通
路18内に配置されているので、ケーシング12から突
出することがない。これらの結果、本発明の圧力制御弁
装置10は極めてコンパクトに形成することができる。
【0029】本発明の好ましい実施態様に従い、閉鎖部
材28に対する二次圧力の作用点に関し弁座26とは反
対側において閉鎖部材28に作用するべくスプリング4
4を配置した場合には、閉鎖部材28の動作が安定し、
二次圧力を安定した値に制御することができる。
【0030】また、本発明の圧力制御弁装置10には摺
動シールがないので、ヒステリシスが小さいという利点
がある。
【0031】更に、閉鎖部材28に弾性シール部分34
を設け、二次圧力により閉鎖部材28に閉弁方向に作用
する力がスプリング44の付勢力と弾性シール部分34
の弾性変形による力との和に釣り合うことにより弁座2
6における流体の閉め切りが行われるようにした場合に
は、流体の閉め切りを完全に行うことができる。従っ
て、圧力制御弁装置10の閉弁状態においても、弁座に
おける圧力の漏れを防止し、二次圧力を一定値に制限す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の圧力制御弁装置の拡大断面図
で、その全開位置を示す。
【図2】図2は、図1同様の拡大断面図で、圧力制御弁
装置の閉鎖部材が弁座に接触したところを示す。
【図3】図3は、図1および図2に示した圧力制御弁装
置の閉鎖部材と弁座の拡大断面図である。
【符号の説明】
10: 圧力制御弁装置 18: 流体通路 26: 弁座 28: 可動閉鎖部材 36: 閉鎖部材のスカート部 40/42、66: 絞り 50: 圧力制御弁装置のハウジング 56: ダイヤフラム(受圧部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路を有するハウジングと、前記通
    路を横切って形成された環状の弁座と、前記通路を流れ
    る流体を前記弁座と協動して制御するべく弁座の下流に
    配置され弁座下流の二次圧力を閉弁方向に受圧する可動
    閉鎖部材と、弁座上流の一次圧力を受圧するべく前記弁
    座と同軸的にハウジングに配置された受圧部材と、前記
    弁座と同軸的に配置され前記閉鎖部材と受圧部材とを作
    動的に連結する弁軸と、前記閉鎖部材を開弁方向に付勢
    するスプリングと、弁座とは反対方向に前記閉鎖部材か
    ら延長し摺動自在にハウジングに案内されたスカート
    部、とを備え、前記可動閉鎖部材とスカート部とハウジ
    ングとは可変容積室を形成し、前記可変容積室は絞りを
    介して弁座下流の流体通路と連通していることを特徴と
    する圧力制御弁装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリングは、前記閉鎖部材に対す
    る二次圧力の作用点に関し弁座とは反対側において前記
    スカート部に作用するべく配置されていることを特徴と
    する請求項1に基づく圧力制御弁装置。
JP21454792A 1992-07-20 1992-07-20 圧力制御弁装置 Pending JPH0635547A (ja)

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JP21454792A JPH0635547A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 圧力制御弁装置

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