JPH0635558A - 定電流源回路 - Google Patents
定電流源回路Info
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- JPH0635558A JPH0635558A JP18782292A JP18782292A JPH0635558A JP H0635558 A JPH0635558 A JP H0635558A JP 18782292 A JP18782292 A JP 18782292A JP 18782292 A JP18782292 A JP 18782292A JP H0635558 A JPH0635558 A JP H0635558A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造のばらつきによる特性のばらつきを小さ
くし得る定電流源ICを提供する。 【構成】 第1の定電流回路と第2の定電流回路があ
り、第1の定電流回路と直列に接続された第1の抵抗器
がバンドギャップ電圧Vaを発生する。第1の定電流回
路と第2の定電流回路とはカレントミラー回路に構成さ
れ、第2の定電流回路と直列に接続された第2の抵抗器
R2に流れる規定電流の一部の電流を定電流源として出力
Iout する。上記の構成を有する定電流源ICは、第1
の抵抗器R1と第2の抵抗器R2とは、この第1および第2
の抵抗器の線幅が製造時等において実質的に同一の値だ
け変化した場合、第1の抵抗器の抵抗値の変化によって
生じる第2の定電流値の変化分が第2の抵抗値の変化に
よって生じる変化分により相殺される関係となる線幅の
比率を持って構成される。この処置によって製作のばら
つきによる定電流出力の誤差を小さくする補償作用の効
果が生じる。
くし得る定電流源ICを提供する。 【構成】 第1の定電流回路と第2の定電流回路があ
り、第1の定電流回路と直列に接続された第1の抵抗器
がバンドギャップ電圧Vaを発生する。第1の定電流回
路と第2の定電流回路とはカレントミラー回路に構成さ
れ、第2の定電流回路と直列に接続された第2の抵抗器
R2に流れる規定電流の一部の電流を定電流源として出力
Iout する。上記の構成を有する定電流源ICは、第1
の抵抗器R1と第2の抵抗器R2とは、この第1および第2
の抵抗器の線幅が製造時等において実質的に同一の値だ
け変化した場合、第1の抵抗器の抵抗値の変化によって
生じる第2の定電流値の変化分が第2の抵抗値の変化に
よって生じる変化分により相殺される関係となる線幅の
比率を持って構成される。この処置によって製作のばら
つきによる定電流出力の誤差を小さくする補償作用の効
果が生じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定電流源回路に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】図1には、従来から用いられている代表
的なバンドギャップ型定電流源回路と微小定電流源回路
が示されている。
的なバンドギャップ型定電流源回路と微小定電流源回路
が示されている。
【0003】図1において、Q1〜Q10 はトランジスタ、
R1〜R3は抵抗器である。トランジスタQ1とトランジスタ
Q2とは同一規格であり、トランジスタQ1はn個の並列接
続によって構成されており、バンドギャップ電圧を発生
させる。またトランジスタQ4〜Q8によってカレンミラー
定電流回路が構成されている。この回路において次式が
成り立つ。
R1〜R3は抵抗器である。トランジスタQ1とトランジスタ
Q2とは同一規格であり、トランジスタQ1はn個の並列接
続によって構成されており、バンドギャップ電圧を発生
させる。またトランジスタQ4〜Q8によってカレンミラー
定電流回路が構成されている。この回路において次式が
成り立つ。
【0004】 VBE(Q2)−VBE(Q1)=I(Q1)×R1 VT ln (I(Q2)/Is )−VT ln (I(Q1)/n・Is )=I(Q1)×R1 VT +ln (I(Q2)・n/I(Q1)) =I(Q1)×R1 なお、VBE( ) は( ) 内の符号で示されるトランジスタ
のベース・エミッタ間電圧,I( ) は( ) 内の符号で示
されるトランジスタのエミッタにおける電流値,R1は
抵抗器R1の抵抗値を表す。また、VT = kT/q (k:
ボルツマン定数、q:素電荷、T:絶対温度)、Is は
そのトランジスタの逆方向飽和電流を表している。
のベース・エミッタ間電圧,I( ) は( ) 内の符号で示
されるトランジスタのエミッタにおける電流値,R1は
抵抗器R1の抵抗値を表す。また、VT = kT/q (k:
ボルツマン定数、q:素電荷、T:絶対温度)、Is は
そのトランジスタの逆方向飽和電流を表している。
【0005】ここでトランジスタQ4,Q5のカレントミラ
ー回路によって実質的にI(Q4)=I(Q5)でありI(Q1)
I(Q2)であり、 ∴I(Q1)=VT lnn/R1 ……(1) となる。
ー回路によって実質的にI(Q4)=I(Q5)でありI(Q1)
I(Q2)であり、 ∴I(Q1)=VT lnn/R1 ……(1) となる。
【0006】ここで、たとえば、R1=6KΩ,n=1
0とすると、I(Q1)及びI(Q4)は次の関係式となる。
0とすると、I(Q1)及びI(Q4)は次の関係式となる。
【0007】I(Q4) I(Q1)=10μAトランジスタQ7
〜Q10 、抵抗値R1は上記カレントミラー電流I(Q4)の
電流値より1桁〜2桁小さい定電流Iout を発生させる
定電流源回路を構成している。この回路において、次式
が成り立つ。
〜Q10 、抵抗値R1は上記カレントミラー電流I(Q4)の
電流値より1桁〜2桁小さい定電流Iout を発生させる
定電流源回路を構成している。この回路において、次式
が成り立つ。
【0008】 VBE(Q7)−VBE(Q8)=I(Q10) ×R2 VT ln (I(Q7)/Is )−VT ln (I(Q8)/Is )=I(Q10) ×R2 VT ln (I(Q7)/I(Q8)) =I(Q10) ×R2 I(Q7)/I(Q8)= exp(I(Q10) ×R2/VT ) ∴Iout =I(Q8)=I(Q7)/exp (I(Q10) ×R2)/VT ) ……(2) ただし上式は条件、Iout <<I(Q10) としている。
【0009】ここで、I(Q4)=10μA ,m=1、R2
=12KΩとすると、 I(Q10) /m=I(Q7)=I(Q4)=10μA Iout 10μA /exp(120mV/26mV) 10μA /100 =0.1μA となる。
=12KΩとすると、 I(Q10) /m=I(Q7)=I(Q4)=10μA Iout 10μA /exp(120mV/26mV) 10μA /100 =0.1μA となる。
【0010】このように、温度や電源電圧の変動に対し
て比較的安定な定電流を提供することができるバンドギ
ャップ型定電流源回路を基に微小定電流を供給する回路
を構成することができる。
て比較的安定な定電流を提供することができるバンドギ
ャップ型定電流源回路を基に微小定電流を供給する回路
を構成することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】IC(集積回路)では
電流源としてバンドギャップ型の定電流回路を用いる場
合が多い、これは電流値の比較的小さな定電流回路を、
抵抗値R1が数KΩの比較的抵抗値の小さい抵抗器R1を
用いることで形成できるためであり、また1桁〜2桁小
さい定電流源回路を上記の回路構成等により数KΩ〜数
十KΩの抵抗器を用いて実現することができる。これら
の定電流は、繰り返しパターンでトランジスタを形成す
ることによりVBEに因らず、またhFEの影響は回路構成
により小さく押えることができる。しかし上記の式(1)
からわかるように抵抗器R1の抵抗値R1により定電流の
電流値が決まるため、IC(集積回路)生産時のプロセ
スばらつきにより抵抗値が設計値からずれると定電流の
電流値もずれてしまう欠点を有している。
電流源としてバンドギャップ型の定電流回路を用いる場
合が多い、これは電流値の比較的小さな定電流回路を、
抵抗値R1が数KΩの比較的抵抗値の小さい抵抗器R1を
用いることで形成できるためであり、また1桁〜2桁小
さい定電流源回路を上記の回路構成等により数KΩ〜数
十KΩの抵抗器を用いて実現することができる。これら
の定電流は、繰り返しパターンでトランジスタを形成す
ることによりVBEに因らず、またhFEの影響は回路構成
により小さく押えることができる。しかし上記の式(1)
からわかるように抵抗器R1の抵抗値R1により定電流の
電流値が決まるため、IC(集積回路)生産時のプロセ
スばらつきにより抵抗値が設計値からずれると定電流の
電流値もずれてしまう欠点を有している。
【0012】IC(集積回路)のプロセスばらつきには
大きく分けて2種類ある。1つは相対ばらつきと一般に
言われるICチップ内の個々の素子のばらつきであり、
もう1つは絶対ばらつきと言われる個々のICチップ内
の素子が全体的にある特性方向にシフトし、そのシフト
量がチップ(あるいはウェハ)によってばらつくもので
ある。相対ばらつきは回路動作上特性の整合性が必要な
素子を出来る限り近くに形成することによりほぼ解決す
ることができる。絶対ばらつきについては、バンドギャ
ップ型定電流源回路により発生させた定電流を抵抗器R1
と同形状の抵抗器を負荷としてそこに発生する電圧Vou
t を次段に使用または外部に出力する場合には、抵抗値
が同じ割合でばらつくため互いに打ち消し合い抵抗値の
絶対ばらつきの影響は殆どないが、電流Iout を定電流
として使用または出力する場合には抵抗値のシフト量に
応じて電流値がばらついてしまう。
大きく分けて2種類ある。1つは相対ばらつきと一般に
言われるICチップ内の個々の素子のばらつきであり、
もう1つは絶対ばらつきと言われる個々のICチップ内
の素子が全体的にある特性方向にシフトし、そのシフト
量がチップ(あるいはウェハ)によってばらつくもので
ある。相対ばらつきは回路動作上特性の整合性が必要な
素子を出来る限り近くに形成することによりほぼ解決す
ることができる。絶対ばらつきについては、バンドギャ
ップ型定電流源回路により発生させた定電流を抵抗器R1
と同形状の抵抗器を負荷としてそこに発生する電圧Vou
t を次段に使用または外部に出力する場合には、抵抗値
が同じ割合でばらつくため互いに打ち消し合い抵抗値の
絶対ばらつきの影響は殆どないが、電流Iout を定電流
として使用または出力する場合には抵抗値のシフト量に
応じて電流値がばらついてしまう。
【0013】上記微小定電流の出力回路においてもバン
ドギャップ型定電流源回路により発生させた電流を基に
形成しているため同様に抵抗値の絶対ばらつきに応じて
電流Iout がばらついてしまう。
ドギャップ型定電流源回路により発生させた電流を基に
形成しているため同様に抵抗値の絶対ばらつきに応じて
電流Iout がばらついてしまう。
【0014】本発明は上記の各種の欠点を解消した定電
流源回路の提供を目的とする。
流源回路の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の定電流源回路は
バンドギャップ電圧を発生させる第1の抵抗器を有して
おり、第1の定電流を発生する第1の定電流回路および
第1の定電流が流れる第2の抵抗器を有しておりこの第
2の抵抗器に発生する電圧に応じた第2の定電流を発生
する第2の定電流回路を有する定電流源回路であって、
第1の抵抗器と第2の抵抗器とは、この第1および第2
の抵抗器の線幅が実質的に同一の値だけ変化した場合、
第1の抵抗器の抵抗値の変化によって生じる第2の定電
流値の変化分が第2の抵抗値の変化によって生じる変化
分により相殺される関係となる線幅の比率を有している
ことを特徴とする。
バンドギャップ電圧を発生させる第1の抵抗器を有して
おり、第1の定電流を発生する第1の定電流回路および
第1の定電流が流れる第2の抵抗器を有しておりこの第
2の抵抗器に発生する電圧に応じた第2の定電流を発生
する第2の定電流回路を有する定電流源回路であって、
第1の抵抗器と第2の抵抗器とは、この第1および第2
の抵抗器の線幅が実質的に同一の値だけ変化した場合、
第1の抵抗器の抵抗値の変化によって生じる第2の定電
流値の変化分が第2の抵抗値の変化によって生じる変化
分により相殺される関係となる線幅の比率を有している
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記の関係を有する定電流源回路は、制作時の
抵抗器の線幅ばらつきが定電流出力値に影響するのを防
止し、定電流出力値のばらつきの発生をキャンセルする
補償作用を生じる。
抵抗器の線幅ばらつきが定電流出力値に影響するのを防
止し、定電流出力値のばらつきの発生をキャンセルする
補償作用を生じる。
【0017】
【実施例】本発明の実施回路例を図1に示す。図1の回
路はバンドギャップ型定電流源回路を表しており、本発
明と従来技術の相違点は回路図上には現れず、その特徴
は集積回路の形成上において現れる。しかし発明の内容
は回路図に基づいた方が解り易いため、以下にその詳細
を説明する。
路はバンドギャップ型定電流源回路を表しており、本発
明と従来技術の相違点は回路図上には現れず、その特徴
は集積回路の形成上において現れる。しかし発明の内容
は回路図に基づいた方が解り易いため、以下にその詳細
を説明する。
【0018】図1のバンドギャップ型定電流源回路はN
PN型トランジスタQ1、Q2、Q3、Q9、Q10 、PNP型ト
ランジスタQ4〜Q8および抵抗器R1〜R3により構成されて
いる。トランジスタQ1は、トランジスタQ2と同一特性を
有するように設計されており、n個並列接続されてい
る。トランジスタQ9はトランジスタQ10 と同様の関係を
有しており、m個並列接続されている。
PN型トランジスタQ1、Q2、Q3、Q9、Q10 、PNP型ト
ランジスタQ4〜Q8および抵抗器R1〜R3により構成されて
いる。トランジスタQ1は、トランジスタQ2と同一特性を
有するように設計されており、n個並列接続されてい
る。トランジスタQ9はトランジスタQ10 と同様の関係を
有しており、m個並列接続されている。
【0019】上記のバンドギャップ型定電流源回路にお
いて、集積回路上の抵抗器R1およびR2を形成する線幅を
以下のように設定することにより、微小定電流Iout の
電流を、抵抗器R1およびR2の線幅のばらつきに因らず一
定にすることができる。
いて、集積回路上の抵抗器R1およびR2を形成する線幅を
以下のように設定することにより、微小定電流Iout の
電流を、抵抗器R1およびR2の線幅のばらつきに因らず一
定にすることができる。
【0020】この回路において「従来の技術」で記した
ように以下の関係が成り立つ。
ように以下の関係が成り立つ。
【0021】 Ia=I(Q1)=Va /R1 ……(3) (ただしVa =VT lnn) Vb =R2×Ib ……(4) (ただしIout<< Ib とする) Ib =Ia/m ……(5) Iout =Ia/exp (Vb /VT ) ……(6) ここで例えばR1=6KΩ、n=10、R2=12K
Ω、m=1とすると、 Ia Ib 10μA Vb 120mV Iout 0.1μA となる (3)(4)(5) 式より Vb =R2×Va / (R1×m) ∴R2×Va =Vb × (R1×m) この関係式から製造過程の抵抗器の線幅ばらつきによる
変化率だけを考えると以下のようになる。
Ω、m=1とすると、 Ia Ib 10μA Vb 120mV Iout 0.1μA となる (3)(4)(5) 式より Vb =R2×Va / (R1×m) ∴R2×Va =Vb × (R1×m) この関係式から製造過程の抵抗器の線幅ばらつきによる
変化率だけを考えると以下のようになる。
【0022】 (R2+ΔR2)/R2={(R1+ΔR1)/R1} ×{(Vb +ΔVb)/ Vb} 抵抗値の変化率を抵抗器の線幅の変化率に置き換えると
以下のようになる。
以下のようになる。
【0023】 r2/(r2+Δr2) ={r1/(r1+Δr1)}×{(Vb +ΔVb)/ Vb} ∴(r2+Δr2)/r2={(r1+Δr1)/r1} × {Vb/( Vb +ΔVb)} ……(7) r1,r2 は抵抗器R1,R2の線幅を表しΔr1, Δr2はそのば
らつき又はシフト幅を表す。ここでΔVb は抵抗器R1,R
2 の線幅ばらつきによって抵抗器R2にかかる電圧Vb の
変化量を表す。
らつき又はシフト幅を表す。ここでΔVb は抵抗器R1,R
2 の線幅ばらつきによって抵抗器R2にかかる電圧Vb の
変化量を表す。
【0024】もしここで抵抗器R1とR2が同じ線幅(r1=
r2) であると仮定すると、抵抗器の線幅のシフト量は同
じ(Δr1=Δr2) であり、ΔVb =0となり電圧Vb は
変化しない。
r2) であると仮定すると、抵抗器の線幅のシフト量は同
じ(Δr1=Δr2) であり、ΔVb =0となり電圧Vb は
変化しない。
【0025】次に電流IOUT が抵抗器の線幅ばらつきに
係わらず一定であるための必要条件は、抵抗器R2にかか
る電圧Vb の変化量ΔVb が以下の関係式を満たすこと
である。
係わらず一定であるための必要条件は、抵抗器R2にかか
る電圧Vb の変化量ΔVb が以下の関係式を満たすこと
である。
【0026】 ΔVb = kT/q ln((r1+Δr1) /r1) ……(8) 具体的な事例において考察を加える。ここでICチップ
の抵抗器R1が10μm幅であり、抵抗器の線幅のシフト
量が+1μm である場合について考えると、 ΔVb = kT/q ln((10+1))/10) 2.645mV 抵抗器の線幅が+1μm シフトしたとき、電圧Vb がこ
の電圧値ΔVb だけ増加すればIout の電流を一定にす
ることができる。
の抵抗器R1が10μm幅であり、抵抗器の線幅のシフト
量が+1μm である場合について考えると、 ΔVb = kT/q ln((10+1))/10) 2.645mV 抵抗器の線幅が+1μm シフトしたとき、電圧Vb がこ
の電圧値ΔVb だけ増加すればIout の電流を一定にす
ることができる。
【0027】r1=10μm,Vb =120mV, ΔVb =
2.645mV, Δr1=+1μm を(7)式に入力すると、 1+Δr2/r2=(11/10)×(120/122.645) =1.076277 r2=Δr2/0.076277 ……(9) IC製造において抵抗器の線幅のシフト量は個々の抵抗
器の線幅に因らず実質的に一定であるので、抵抗器R2の
線幅シフト量Δr2は、抵抗器R1の線幅シフト量Δr1と同
じであり、 Δr2=Δr1=1μm であり、これを(9) 式に入力すると、 r2 13.11μm となる。
2.645mV, Δr1=+1μm を(7)式に入力すると、 1+Δr2/r2=(11/10)×(120/122.645) =1.076277 r2=Δr2/0.076277 ……(9) IC製造において抵抗器の線幅のシフト量は個々の抵抗
器の線幅に因らず実質的に一定であるので、抵抗器R2の
線幅シフト量Δr2は、抵抗器R1の線幅シフト量Δr1と同
じであり、 Δr2=Δr1=1μm であり、これを(9) 式に入力すると、 r2 13.11μm となる。
【0028】R1=6KΩ(10μm 巾),R2=12
KΩ(13.11μm 巾),n=10, m=1として、
抵抗の線幅+2μm シフトした時について考える。
KΩ(13.11μm 巾),n=10, m=1として、
抵抗の線幅+2μm シフトした時について考える。
【0029】 R1=(10/12)×6KΩ=5KΩ Ia =60/5=12μA R2=(13.11/15.11)×12KΩ 10/41KΩ となるため、 Vb =12μA ×10.41KΩ=124.9mVとな
る。
る。
【0030】このVb とIa を(6) 式に代入すると Iout =12μA /exp(124.9mV/26mV) 0.099μA となる。
【0031】この得られた数値0.099μA は、シフ
トの無い場合の数値0.1μA に対し理論誤差が約−
0.001μA となる。
トの無い場合の数値0.1μA に対し理論誤差が約−
0.001μA となる。
【0032】また、抵抗の線幅が−2μm シフトした時
について考える。
について考える。
【0033】 R1=(10/8)×6KΩ=7.5KΩ Ia =60/7.5=8μA R2=(13.11/11.11)×12KΩ 14.16KΩ となるため、 Vb =8μA ×14.16KΩ=113.28mV となる。このVb とIa を(6) 式に代入すると Iout =8μA /exp(113.3mV/26mV) 0.102μA となる。同様に理論誤差が約0.002μA となる。
【0034】従来の回路ではバンドギャップ定電流源回
路の基準抵抗器R1の線幅が±20%(10μm ±2μm
)シフトすると定電流Iout も±20%(0.1μA
±0.02μA )シフトするのに対し、実施例のシフト
量は1/20および1/10である。本発明における抵
抗器R1、R2の線幅を変える手法によって上述のようにほ
ぼ打ち消すことができる。
路の基準抵抗器R1の線幅が±20%(10μm ±2μm
)シフトすると定電流Iout も±20%(0.1μA
±0.02μA )シフトするのに対し、実施例のシフト
量は1/20および1/10である。本発明における抵
抗器R1、R2の線幅を変える手法によって上述のようにほ
ぼ打ち消すことができる。
【0035】なおカレントミラー回路に於けるアーリー
効果等による定電流の変化を押さえるために図2に示す
回路構成等が考えられる。このような回路構成において
も抵抗器R1,R2 の線幅を図1の回路例の時と同様に設定
することにより定電流Ioutの抵抗器の線幅ばらつきに
よる影響をキャンセルすることができる。
効果等による定電流の変化を押さえるために図2に示す
回路構成等が考えられる。このような回路構成において
も抵抗器R1,R2 の線幅を図1の回路例の時と同様に設定
することにより定電流Ioutの抵抗器の線幅ばらつきに
よる影響をキャンセルすることができる。
【0036】また実施例ではPNPトランジスタの電流
源で説明したが、それぞれ逆の極性のトランジスタによ
ってNPNトランジスタの電流源でも構成できる。
源で説明したが、それぞれ逆の極性のトランジスタによ
ってNPNトランジスタの電流源でも構成できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、抵
抗器1本の線幅のみを変更することにより、抵抗器の線
幅ばらつきによる影響を補償した定電流源回路を実現す
ることができる。
抗器1本の線幅のみを変更することにより、抵抗器の線
幅ばらつきによる影響を補償した定電流源回路を実現す
ることができる。
【図1】定電流源回路の第一の実施例を示す図である。
【図2】定電流源回路の第二の実施例を示す図である。
Q1、Q2、Q3、Q9、Q10 NPN型トランジスタ Q4〜Q8 PNP型トランジスタ R1〜R3 抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】 バンドギャップ電圧を発生させる第1の
抵抗器を有しており、第1の定電流を発生する第1の定
電流回路および前記第1の定電流が流れる第2の抵抗器
を有しており該第2の抵抗器に発生する電圧に応じた第
2の定電流を発生する第2の定電流回路を有する定電流
源回路であって、前記第1の抵抗器と前記第2の抵抗器
とは、該第1および第2の抵抗器の線幅が実質的に同一
の値だけ変化した場合、前記第1の抵抗器の抵抗値の変
化によって生じる前記第2の定電流値の変化分が前記第
2の抵抗値の変化によって生じる変化分により相殺され
る関係となる線幅の比率を有していることを特徴とする
定電流源回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18782292A JP3194625B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 定電流源回路 |
| US08/076,971 US5381083A (en) | 1992-07-15 | 1993-06-16 | Constant-current power-supply circuit formed on an IC |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18782292A JP3194625B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 定電流源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635558A true JPH0635558A (ja) | 1994-02-10 |
| JP3194625B2 JP3194625B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=16212846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18782292A Expired - Fee Related JP3194625B2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 定電流源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3194625B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100323721B1 (ko) * | 2000-02-29 | 2002-02-19 | 박종섭 | 커런트 트리밍 장치 |
| KR100330094B1 (ko) * | 1995-05-17 | 2002-08-08 | 삼성전자 주식회사 | 밴드캡레퍼런스를이용한바이어스회로 |
| EP0583008B1 (en) * | 1992-08-11 | 2003-07-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit device and method of manufacturing the same |
| JP2008176702A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 定電流源 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18782292A patent/JP3194625B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0583008B1 (en) * | 1992-08-11 | 2003-07-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit device and method of manufacturing the same |
| KR100330094B1 (ko) * | 1995-05-17 | 2002-08-08 | 삼성전자 주식회사 | 밴드캡레퍼런스를이용한바이어스회로 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3194625B2 (ja) | 2001-07-30 |
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