JPH0635618U - 保持具 - Google Patents
保持具Info
- Publication number
- JPH0635618U JPH0635618U JP7777492U JP7777492U JPH0635618U JP H0635618 U JPH0635618 U JP H0635618U JP 7777492 U JP7777492 U JP 7777492U JP 7777492 U JP7777492 U JP 7777492U JP H0635618 U JPH0635618 U JP H0635618U
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- Japan
- Prior art keywords
- locking step
- claw pieces
- locking
- positions
- shaft portion
- Prior art date
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装着対象物をがたつきなく固定することがで
きるようにする。 【構成】 装着対象物1に差し込まれる係着具2の軸部
3には係止段部7を所定ピッチ毎に複数段、刻設し、保
持具本体8には係止段部7に対して選択的に係合可能な
爪片14a〜14gを形成する。爪片は3本以上を設け
て係止段部7への係止位置を高さを異にして配置し、さ
らに各係止位置を係止段部7のピッチ内での位相も分散
して設定する。これにより、係着具2の軸部3は爪片に
よって少なくとも3点により支持されるため、係着具2
全体の倒れを規制する。また、3カ所以上で位相をずら
して係止するようにしため、係着具2のピッチ分のがた
つきを緩和できる。
きるようにする。 【構成】 装着対象物1に差し込まれる係着具2の軸部
3には係止段部7を所定ピッチ毎に複数段、刻設し、保
持具本体8には係止段部7に対して選択的に係合可能な
爪片14a〜14gを形成する。爪片は3本以上を設け
て係止段部7への係止位置を高さを異にして配置し、さ
らに各係止位置を係止段部7のピッチ内での位相も分散
して設定する。これにより、係着具2の軸部3は爪片に
よって少なくとも3点により支持されるため、係着具2
全体の倒れを規制する。また、3カ所以上で位相をずら
して係止するようにしため、係着具2のピッチ分のがた
つきを緩和できる。
Description
【0001】
この考案は保持具に係り、特に装着対象物の取り付け高さのばらつきを吸収可 能なものに関する。
【0002】
例えば、自動車のフロントガラスの下縁にはワイパーで拭き取られた雨水を両 側へ案内するためのデッキガーニッシュと呼ばれる部品が取り付けられている。 従来、その固定には図5に示すような合成樹脂製の保持具HOが使用されてきた 。この場合、デッキガーニッシュ(以下、装着対象物1という。)はフロントガ ラスの縁に沿ってかつそのほぼ全幅にわたって設けられる長尺物であるため、ボ ディ側との間隔が均一になりにくい。したがって、装着対象物の固定に際しては このような高さ方向のばらつきを吸収しないと一部に浮き上がり等の問題を生じ てしまうことになる。このため、保持具は装着対象物の取り付け高さを任意に調 整できるような構造となっていることが要求される。
【0003】 すなわち、図5に示すように、保持具HOは保持具本体20と装着対象物1を 押さえ付けるための係着具21とからなっており、保持具本体20はその下面に ボディBへの固定のための抜け止め部22を有している。また、上部側には共に 撓み変形可能な左右一対の爪片23a,bが設けられている。一方、係着具21 の軸部24には高さ方向に沿って複数の係止段部25が一定ピッチ毎に刻設され ており、装着対象物1の高さがばらついても保持具本体20の爪片23a,bが いずれかの係止段部25と係合できるようになっている。しかしながら、係止段 部25はそのピッチ毎に形成されているため、両爪片23a,bの先端の高さ位 置を揃えて形成していたのでは、高さ方向に関するピッチ分のがたつきを吸収し 得ず、結果的に装着対象物1に高さ方向のがたつきを生じさせる。
【0004】 そこで、従来より両爪片23a,bの先端の高さ位置は上下方向において僅か にずらして配置してあり、具体的には係止段部25のピッチの約1/2のずれを 設定していた。
【0005】
しかし、両爪片23a,bの先端の位置を高さ方向にずらした配置とした結果 、両爪片23a,bから軸部24が受ける係着力(弾性力)は上下に異なった位 置に作用することになり、これが原因で、係着具21全体が傾むくことがあり、 装着対象物1にがたつきを生じさせていた。
【0006】 本考案はこのような状況に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とする ところは装着対象物を良好な状態に固定できる保持具を提供することである。
【0007】
上記の目的を達成するための本考案の構成は、装着対象物の上面を押さえる頭 部と、装着対象物の差し込み孔へ挿通可能に形成されかつ高さ方向に沿って複数 段の係止段部が所定ピッチ毎に刻設された軸部を有してなる係着具と、ボディ側 への固定手段及び前記軸部を受け入れ可能な凹部を有し、この凹部内には前記係 着具の係止段部に対して選択的に係合可能な爪片が形成された保持具本体とから なる保持具において、前記保持具本体には3本以上の爪片が形成されて、前記係 止段部に対する高さの異なる係止位置が3点以上配置されるとともに、各係止位 置は前記係止段部のピッチ内での位相が異にしてあることを特徴とするものであ る。
【0008】
装着対象物をボディに固定する前に、まず保持具本体は固定手段によってボデ ィ側に固定され、係着具は軸部が装着対象物の差し込み孔へ挿通される。この状 態で、係着具の軸部を保持具本体の凹部へ適合させて、装着対象物がボディに接 するまで差し込んでやると、各爪片は対応する係止段部にそれぞれ係合する。こ の場合、各爪片は係着具の軸部に対して少なくとも3段階の高さ位置で係着力を 作用させることになる。つまり、軸部は高さの異なる少なくとも3点によって支 持されるため、係着具全体は傾斜することなく直立姿勢に保持される。これと同 時に、少なくとも3カ所の係止位置は係止段部のピッチ内で位相を異にしている ため、ピッチ分のがたつきも従来に比較して緩和できる。
【0009】
【0010】 本考案の効果は次のようである。係着具の軸部を少なくとも3点によって支持 するようにしたため、係着具の傾きを規制して正規の姿勢で装着対象物を固定す ることができる。また、各係止位置は位相の異なる箇所に分散させたため、ピッ チ分のがたつきを緩和して、この点からも装着対象物のがたつきを抑制できる。
以下、本考案を具体化した実施例を図面にしたがって詳細に説明する。図1に おいて、1は自動車のデッキガーニッシュ(装着対象物)であり、所定位置には 係着具2の軸部3を挿通可能な差し込み孔4が貫通しており、その周囲は係着具 2の頭部5を装着対象物1と面一で収めるための座ぐり6が円形状に凹設されて いる。
【0011】 係着具2は装着対象物1を押さえ付けるための頭部5と軸部3とからなり、こ の実施例では合成樹脂材により一体に成形されている。このうち、軸部3には係 止段部7が高さ方向に沿って複数段、刻設されている。各係止段部7はテーパー 状の稜線を有する山部とその間の谷部とからなっており、これらは一定のピッチ (P)毎に連続して形成されている。
【0012】 上記した係着具2と共に保持具Hを構成する保持具本体8も、係着具2同様、 合成樹脂材により一体に成形されており、基板9の下面の中央部にはボディBの 取り付け孔10へ弾性的に係合可能な抜け止め部11(固定手段)が垂下形成さ れている。この抜け止め部11の構造は従来より周知のものであり、本例では水 平断面が略S字状をなしたものを示したが、ボディBに対して固定可能なもので あればその形式は問わない。一方、基板9の両側には全幅にわたって一対の側片 12a,bが対向するようにして起立している。両側片12a,bは内外方向へ 容易には撓まないような所定の剛性が付与されており、また両側片12a,bは 両間に係着具2の軸部3を受け入れるための凹部13を保有して対向している。 そして、ここには軸部3の各係止段部7に対して選択的に係合可能な計3本の爪 片14a〜14cが以下のようにして備えられている。
【0013】 すなわち、両側片12a,bのうち一方側12a(図2における右側)には上 縁部寄りの位置から1本の爪片14aが、他方側12b(図2における左側)に は上縁およびここからやや下がった位置に上下2本の爪片14b,cがそれぞれ 全幅にわたって設けられている。また、各爪片14a〜14cの先端の高さ位置 はそれぞれ異にしており、左右で互い違いとなるようにしてある。より具体的に は、図3に示すように、先端が最下位にある爪片14cと中位にある爪片14a との高さ間隔は、係止段部7のピッチをPとした場合に、P/3となっている。 また、中位にある爪片14aと最上位にある爪片14bとの高さ間隔はP+P/ 3としてある。つまり、各爪片14a〜14cの係止段部7に対する係止位置は 、係止段部7における位相がほぼ等間隔でずれていることになる。
【0014】 本実施例の保持具Hは上記のように構成されたものであり、装着対象物1をボ ディBに固定するにあたり、まず保持具本体8の抜け止め部11をボディBの取 り付け孔10へ押し込んで係合させ、保持具本体8の先付けを行っておく。一方 、装着対象物1に対しては各差し込み孔4へ係着具2の軸部3を遊挿しておき、 この状態で軸部3を保持具本体8の凹部13に適合させて押し込むと、軸部3は 各爪片14a〜14cを撓ませながら押し込まれてゆく。この場合、各爪片14 a〜14cの先端の高さは異なった位置に設定されているため、装着対象物1と ボディBとの高さがばらついても各爪片14a〜14cは各係止段部7の中から 対応する位置のものが選択されて係合する。また、各爪片14a〜14cの係止 段部7に対する係止位置は位相がほぼ等間隔でずらしてあるため、上下方向への ピッチ分のがたつきは従来に比較して緩和される。さらに、爪片14a〜14c は軸部3を3点により支持するため係着具2の傾きが規制され直立姿勢に保持さ れる。これらにより、装着対象物1はがたつきが抑制され、確実に固定がなされ る。
【0015】 上記した実施例は爪片14a〜14cを3本設けたものを示したが、図4に示 すように、4本あるいはそれ以上の数を設けることも可能である。図4のものの 爪片14d〜14gでは、左右の爪片で対をなしたものを上下に2組配置してお り、各組の中での爪片同士の高さは共に1/4Pとしてあり、上下の組の間の間 隔は図に示すように2P+1/4Pとしてある。
【0016】 このように構成されたものでは係着具2を4点支持するため、係着具2全体の 倒れを防止できるのは勿論のこと、係止段部7の1ピッチ内における爪片の係止 位置を既述した実施例に比較してより細やかであるため、より上下方向のがたを 抑制できる。
【0017】 なお、係着具の係止段部についてはねじ軸に代えてもよく、また爪片について は左右に対向させる場合の他、保持具本体を円筒状にしてその内壁から等角度毎 の放射位置に各爪片を配置するようにしてもよい。
【図1】装着対象物の取り付けを示す分解斜視図
【図2】取り付け状態を示す断面図
【図3】爪片と係止軸との係合状況を示す拡大図
【図4】他例による爪片と係止軸との係合状況を示す拡
大図
大図
【図5】従来の保持具による取り付け状態を示す断面図
【図6】従来の問題点を示す断面図
1…装着対象物 2…係着具 7…係止段部 8…保持具本体 10…取り付け孔 11…抜け止め部(固定手段) 13…凹部 14a〜14g…爪片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 康正 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 装着対象物の上面を押さえる頭部と、装
着対象物の差し込み孔へ挿通可能に形成されかつ高さ方
向に沿って複数段の係止段部が所定ピッチ毎に刻設され
た軸部を有してなる係着具と、 ボディ側への固定手段及び前記軸部を受け入れ可能な凹
部を有し、この凹部内には前記係着具の係止段部に対し
て選択的に係合可能な爪片が形成された保持具本体とか
らなる保持具において、 前記保持具本体には3本以上の爪片が形成されて、前記
係止段部に対する高さの異なる係止位置が3点以上配置
されるとともに、各係止位置は前記係止段部のピッチ内
での位相が異にしてあることを特徴とする保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992077774U JP2578353Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992077774U JP2578353Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 保持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635618U true JPH0635618U (ja) | 1994-05-13 |
| JP2578353Y2 JP2578353Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=13643308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992077774U Expired - Fee Related JP2578353Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578353Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100427395B1 (ko) * | 2000-05-22 | 2004-04-27 | 가부시키가이샤 니프코 | 클립 |
| WO2015015857A1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
| JP5719485B1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-05-20 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP1992077774U patent/JP2578353Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100427395B1 (ko) * | 2000-05-22 | 2004-04-27 | 가부시키가이샤 니프코 | 클립 |
| WO2015015857A1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
| WO2015015603A1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
| JP5719485B1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-05-20 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
| CN105431642A (zh) * | 2013-07-31 | 2016-03-23 | 株式会社白井产业 | 部件的接合构造以及具有该部件的接合构造的组装构造物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578353Y2 (ja) | 1998-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980421 |
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