JPH0635643U - 軸受とハウジングとの組合せ - Google Patents
軸受とハウジングとの組合せInfo
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Landscapes
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- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴム弾性体等からなるアウターブッシュと該
アウターブッシュ内に挿入されたインナーブッシュとで
構成され、相手軸の軸方向もしくは回転を支承する軸受
とハウジングとの組合わせを提供する。 【構成】 アウターブッシュは端部外周面の全周に径方
向外方に突出する環状突条部を具備しており、ハウジン
グは金属製パイプからなると共にその円周方向に複数個
の貫通孔を具備しており、内周面にインナーブッシュを
保持したアウターブッシュとからなる軸受を該ハウジン
グ内に挿入したさい、アウターブッシュの環状突条部は
その内周面側がハウジング内面に押圧され、その一部が
弾性変形してインナーブッシュの端部に膨出してインナ
ーブッシュをアウターブッシュ内に保持させると共にそ
の外周面側はハウジングの貫通孔内に膨出し、該軸受は
ハウジングに対しその円周方向への回り止および軸方向
への抜け止が形成されている。
アウターブッシュ内に挿入されたインナーブッシュとで
構成され、相手軸の軸方向もしくは回転を支承する軸受
とハウジングとの組合わせを提供する。 【構成】 アウターブッシュは端部外周面の全周に径方
向外方に突出する環状突条部を具備しており、ハウジン
グは金属製パイプからなると共にその円周方向に複数個
の貫通孔を具備しており、内周面にインナーブッシュを
保持したアウターブッシュとからなる軸受を該ハウジン
グ内に挿入したさい、アウターブッシュの環状突条部は
その内周面側がハウジング内面に押圧され、その一部が
弾性変形してインナーブッシュの端部に膨出してインナ
ーブッシュをアウターブッシュ内に保持させると共にそ
の外周面側はハウジングの貫通孔内に膨出し、該軸受は
ハウジングに対しその円周方向への回り止および軸方向
への抜け止が形成されている。
Description
【0001】
本考案は、ゴム弾性体あるいは弾性を有する合成樹脂からなるアウターブッシ ュと該アウターブッシュ内に挿入され少なくともその内周面に自己潤滑すべり面 を有するインナーブッシュとで構成され、相手軸の軸方向移動もしくは回転を支 承する軸受とハウジングとの組合せに関するものである。
【0002】
従来より、自動車のコラムシャフトを支承するコラムブッシュのような、振動 入力のある部分に仕様される軸受には、ゴム弾性体からなるアウターブッシュと 該アウターブッシュ内に挿入されたインナーブッシュとで構成された軸受が振動 吸収性などの面から使用されている。 しかしながら、従来の軸受においてはアウターブッシュ内へのインナーブッシ ュの固定は接着剤による接着あるいは圧入などの方法で行われている。 上記接着による固定方法においては、接着剤の塗布工程および乾燥工程など煩 雑な工程があるばかりでなく、インナーブッシュの内径面、すなわち摺動面に接 着剤が付着し、とくにインナーブッシュとして巻きブッシュを使用した場合には 、その合わせ目から接着剤が摺動面に侵入し軸受としての性能を著しく損なうと いう問題がある。 一方、圧入による固定においても、アウターブッシュの応力緩和、振動、相手 軸の軸方向移動などにより、インナーブッシュの抜けが発生するという問題があ る。
【0003】 上記問題点に鑑み、本考案者は先に実願昭61−174184号(実公平3− 42256号)において、上記問題点を解決するべく軸受とハウジングとの組合 せを提案した。 これを図4乃至図6において説明すると、ゴム弾性体からなるアウターブッシ ュ2にはその一端部内周面の一部にインナーブッシュ3の内径より大きく外径よ り小さい径を持つ係止部2aと該係止部2aを形成した端部と反対側の端部外周面の 一部に径方向に突出するアウターリップ2bが形成されており、該アウターブッシ ュ2とインナーブッシュ3とからなる軸受1をハウジング4内に圧入した際、該 アウターブッシュ2のアウターリップ2bは該ハウジング4内面に押圧され、内周 側に弾性変形してインナーブッシュ3の端部に膨出し、該インナーブッシュ3を アウターブッシュ2内に保持させてなる軸受とハウジングとの組合せである。 上記軸受とハウジングとの組合せは、前記従来技術における接着による固定の ような煩雑な工程を必要とせず、接着剤の軸受摺動面への付着・侵入により軸受 性能を著しい損なうなどの問題、またインナーブッシュのアウターブッシュから 抜け出し、振動入力による打音の発生などの問題を解決するものであった。
【0004】
しかしながら、上記軸受とハウジングとの組合せにおいては、軸受を構成する アウターブッシュ2とハウジング4とは単なる圧入による固定方法であるため、 該アウターブッシュ2の応力緩和、クリープなどにより該アウターブッシュ2と ハウジング4との固着力に変化を来し、該アウターブッシュ2、換言すれば軸受 1がハウジング4に対しその円周方向に回転したり、軸方向へ抜け出したりなど の不具合を生ずるといった問題が新たに見出された。 本考案は、上記実願昭61−174184号における利点はそのまま有効に利 用すると共に軸受のハウジングに対する円周方向への回り止および軸方向への抜 け止手段を具備した軸受とハウジングとの組合せを得ることを目的とするもので ある。
【0005】
上記目的を達成するべく、本考案はつぎの技術的手段(構成)を採る。 すなわち、ゴム弾性体あるいは弾性を有する合成樹脂からなるアウターブッシ ュと、該アウターブッシュ内に挿入され少なくともその内周面に自己潤滑すべり 面を有するインナーブッシュとで構成された軸受とハウジングとの組合せにおい て、該アウターブッシュはその一端部内周面の一部もしくは全周に該インナーブ ッシュの内径より大きく外径より小さい直径をもった係止部と該係止部と反対側 の端部外周面の全周に径方向外方に突出する環状突条部を具備しており、ハウジ ングは金属製パイプから形成されていると共にその円周方向に複数個の貫通孔を 具備しており、前記アウターブッシュと該アウターブッシュの内周面に挿入され たインナーブッシュとからなる軸受を前記ハウジング内に圧入した際、該アウタ ーブッシュの環状突条部はその内周面側が該ハウジングの内面に押圧され、その 一部が弾性変形してインナーブッシュの端部に膨出して該インナーブッシュをア ウターブッシュ内に保持させると共にその外周面側が前記ハウジングの貫通孔内 に膨出し、該軸受はハウジングに対しその円周方向への回り止および軸方向への 抜け止が形成されてなる軸受とハウジングとの組合せである。
【0006】 上記構成において、インナーブッシュとしては薄鋼板からなる裏金と該裏金の 表面に一体に接合された焼結合金層と該合金層に充填被覆された合成樹脂層から なる板状軸受材を円筒状に捲回して形成した、所謂巻きブッシュが使用される。
【0007】
アウターブッシュ内に該アウターブッシュの一端部内周面に形成された係止部 に一方の端部を当接させてインナーブッシュを挿入して軸受を構成し、該軸受を 金属製パイプからなるハウジング内に圧入する。 この軸受をハウジング内に圧入した際、該アウターブッシュの環状突条部はハ ウジングの内面に押圧され、その内周側は径方向内側に弾性変形して一端が係止 部に当接して挿入されたインナーブッシュの端部に膨出し、一端が係止部に当接 したインナーブッシュをアウターブッシュ内に強固に保持すると同時に該環状突 条部の外周側は該ハウジングに形成された円周方向の貫通孔内に膨出して両者の 間に機械的な結合が形成され、該アウターブッシュ、換言すれば軸受はハウジン グに対し円周方向の回り止および軸方向の抜け止が形成されて該ハウジングに強 固に組合わされる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案をその実施例を示す添付図面の図1乃至図3により詳細に説明す る。 図において、軸受10はゴム弾性体あるいは弾性を有する合成樹脂、例えばポリ エステルエラストマー、ポリウレタンエラストマーなど、からなるアウターブッ シュ11と該アウターブッシュ11内に挿入され少なくともその内周面に自己潤滑す べり面を具備したインナーブッシュ12とで構成されている。 このインナーブッシュ12としては、薄鋼板からなる裏金と該裏金の表面に一体 に接合された焼結合金層と該合金層に充填被覆された合成樹脂層、例えばポリテ トラフルオロエチレン樹脂、ポリアセタール樹脂など、からなる板状軸受材を円 筒状に捲回して形成した、所謂巻きブッシュが使用される。
【0009】 該アウターブッシュ11にはその一端部内周面に該インナーブッシュ12の内径よ り大きく外径より小さい直径をもつ係止部11aが円周方向に複数個形成されてい る。 該アウターブッシュ11の該係止部11aが形成された端部と反対側の端部外周面 には、その全周にわたって径方向外方に突出する環状突条部11bが形成されてい る。
【0010】 該インナーブッシュ12はその一端をアウターブッシュ11の端部内周面に形成さ れた係止部11aに当接させて該アウターブッシュ11内に挿入され、軸受10が構成 される。図1中、12aはインナーブッシュ12を構成する巻きブッシュの突き合わ せ部である。
【0011】 ハウジング20は金属製のパイプからなり、該ハウジング20にはその円周方向に 複数個の貫通孔20aが形成されている。
【0012】 前記アウターブッシュ11と該アウターブッシュ11内に挿入されたインナーブッ シュ12とからなる軸受10を該ハウジング20内に圧入した際、該アウターブッシュ 11の環状突条部11bは該ハウジング20の内面に押圧され、その内周側は径方向内 側に弾性変形して一端がアウターブッシュ11の係止部11aに当接して挿入された インナーブッシュ12の他端に膨出し、該インナーブッシュ12はアウターブッシュ 11内に強固に保持される。 一方、アウターブッシュ11の環状突条部11bの外周側は前記ハウジング20に形 成された貫通孔20a内に膨出して両者間に機械的な結合が形成され、これにより 該アウターブッシュ11、換言すれば軸受10はハウジング20に対しその円周方向の 回り止および軸方向への抜け止が形成される。
【0013】 上記実施例においては、アウターブッシュ11の一端部内周面に複数個の係止部 11aを形成した例を示したが、この係止部11aをアウターブッシュ11の一端部内 周面の全周にわたって形成してもよい。
【0014】
本考案は上述した構成により、つぎの効果を奏する。 アウターブッシュと該アウターブッシュ内に挿入されたインナーブッシュとか らなる軸受とハウジングとの組合せにおいて、該軸受をハウジング内に圧入した 際、該アウターブッシュの環状突条部はハウジングの内面に押圧され、その内周 側は径方向内側に弾性変形して一端がアウターブッシュの係止部に当接して挿入 されたインナーブッシュの他端に膨出し、一端が係止部に当接したインナーブッ シュをアウターブッシュ内に強固に保持させることができる。 また、アウターブッシュの環状突条部の外周側は前記ハウジングに形成された 貫通孔内に膨出して両者間に機械的な結合が形成され、これにより該アウターブ ッシュ、換言すれば軸受はハウジングに対しその円周方向の回り止および軸方向 への抜け止が形成されるので、該アウターブッシュの応力緩和に起因する該軸受 がハウジングから抜け出したり、ハウジングの円周方向に回転するなどの不具合 は防止される。
【図1】本考案における軸受を示す縦断面図である。
【図2】図1のイ−イ矢視図である。
【図3】本考案の軸受とハウジングとの組合わせを示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】従来技術における軸受を示す縦断面図である。
【図5】図4のロ−ロ矢視図である。
【図6】従来技術の軸受とハウジングとの組合せを示す
縦断面図である。
縦断面図である。
10・・・軸受 11・・・アウターブッシュ 11a・
・・係止部 11b・・・環状突条部 12・・・インナーブッシュ
20・・・ハウジング 20a・・・貫通孔
・・係止部 11b・・・環状突条部 12・・・インナーブッシュ
20・・・ハウジング 20a・・・貫通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案における軸受を示す縦断面図である。
【図2】 図1のイ−イ矢視図である。
【図3】 本考案におけるハウジングを示す縦断面図で
ある。
ある。
【図4】 本考案の軸受とハウジングとの組合せを示す
縦断面図である 。
縦断面図である 。
【図5】 従来技術における軸受を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】 図5のロ−ロ矢視図である。
【図7】 従来技術の軸受とハウジングとの組合せを示
す縦断面図であ る。
す縦断面図であ る。
【符号の説明】 10 軸受 11 アウターブッシュ 11a 係止部 11b 環状突条部 12 インナーブッシュ 20 ハウジング 20a 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム弾性体あるいは弾性を有する合成樹
脂からなるアウターブッシュと、該アウターブッシュ内
に挿入され少なくともその内周面に自己潤滑すべり面を
有するインナーブッシュとで構成された軸受とハウジン
グとの組合せにおいて、該アウターブッシュはその一端
部内周面の一部もしくは全周に該インナーブッシュの内
径より大きく外径より小さい直径をもった係止部と該係
止部と反対側の端部外周面の全周に径方向外方に突出す
る環状突条部を具備しており、ハウジングは金属製パイ
プから形成されていると共にその円周方向に複数個の貫
通孔を具備しており、前記アウターブッシュと該アウタ
ーブッシュの内周面に挿入されたインナーブッシュとか
らなる軸受を前記ハウジング内に圧入した際、該アウタ
ーブッシュの環状突条部はその内周面側が該ハウジング
の内面に押圧され、その一部が弾性変形してインナーブ
ッシュの端部に膨出して該インナーブッシュをアウター
ブッシュ内に保持させると共にその外周面側が前記ハウ
ジングの貫通孔内に膨出し、該軸受はハウジングに対し
その円周方向への回り止および軸方向への抜け止が形成
されていることを特徴とする軸受とハウジングとの組合
せ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992046130U JP2578943Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 軸受とハウジングとの組合せ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992046130U JP2578943Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 軸受とハウジングとの組合せ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635643U true JPH0635643U (ja) | 1994-05-13 |
| JP2578943Y2 JP2578943Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12738406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992046130U Expired - Lifetime JP2578943Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 軸受とハウジングとの組合せ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578943Y2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5265743U (ja) * | 1975-11-11 | 1977-05-16 | ||
| JPH0342256U (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-22 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP1992046130U patent/JP2578943Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0342256U (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-22 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578943Y2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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