JPH0635737U - 軸の真空シール構造 - Google Patents
軸の真空シール構造Info
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- JPH0635737U JPH0635737U JP7720292U JP7720292U JPH0635737U JP H0635737 U JPH0635737 U JP H0635737U JP 7720292 U JP7720292 U JP 7720292U JP 7720292 U JP7720292 U JP 7720292U JP H0635737 U JPH0635737 U JP H0635737U
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- 239000004519 grease Substances 0.000 claims abstract description 26
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空シール用のパッキンの長寿命化を図ると
共に、高い真空シール効果が得られるようにした軸の真
空シール構造を提供する。 【構成】 回転駆動および往復直線駆動される軸2が貫
通するパッキンホルダ20を真空容器4に取り付け、こ
のパッキンホルダ20の内周部にパッキン22a〜22
cを収納している。このパッキンホルダ20の内周部で
あってパッキン22aと22b間に、リング状のグリー
ス溜め26を設けてそこに真空用グリース28を満たし
ている。かつ、パッキンホルダ20の内周部であってパ
ッキン22bと22c間に、真空に排気されるリング状
の真空排気溝30を設けている。
共に、高い真空シール効果が得られるようにした軸の真
空シール構造を提供する。 【構成】 回転駆動および往復直線駆動される軸2が貫
通するパッキンホルダ20を真空容器4に取り付け、こ
のパッキンホルダ20の内周部にパッキン22a〜22
cを収納している。このパッキンホルダ20の内周部で
あってパッキン22aと22b間に、リング状のグリー
ス溜め26を設けてそこに真空用グリース28を満たし
ている。かつ、パッキンホルダ20の内周部であってパ
ッキン22bと22c間に、真空に排気されるリング状
の真空排気溝30を設けている。
Description
【0001】
この考案は、例えばイオン注入装置、薄膜形成装置等の真空装置において、真 空容器内へ大気圧側から動力を伝達すること等に用いられる軸が真空容器を貫通 する部分の真空シール構造に関する。
【0002】
この種の真空シール構造の従来例を図2に示す。図示しない真空排気装置によ って真空に排気される真空容器4を軸2が貫通している。この軸2は、この例で は大気圧側から真空容器4内へ動力を伝達するためのものであり、大気圧側端部 に駆動源6が連結されており、真空容器4内側端部にこの例ではウェーハ9を搬 送する搬送アーム8が取り付けられている。軸2は駆動源6によって、例えば矢 印Aのように往復回転駆動および矢印Bのように軸方向に往復直線駆動され、そ れによって搬送アーム8が真空容器4内で旋回および上下動させられる。
【0003】 軸2が真空容器4を貫通する部分の真空シール構造は、次のようになっている 。即ち、軸2が貫通するパッキンホルダ10を真空容器4に取り付け、このパッ キンホルダ10の内周部にこの例では二つのパッキン12を収納し、これによっ て軸2の真空シールを行っている。パッキンホルダ10と真空容器4との間はパ ッキン14によって真空シールを行っている。これらのパッキン12、14は例 えばOリングから成る。
【0004】
軸2が上記のように駆動されるため、上記パッキン12には真空用グリース( 真空中でも蒸発しにくいグリース)を塗布して潤滑を図っているが、パッキン1 2に真空用グリースを単に塗布するだけであるからグリース塗布量が十分にとれ ず、そのためパッキン12と軸2との間の潤滑が十分に行われないためにパッキ ン12が摩耗して真空漏れを起こしやすく、パッキン12の寿命が短いという問 題がある。
【0005】 しかも上記構造では、大気圧側で軸2に付着した水分子等が軸2の上記のよう な往復直線運動に伴って二つのパッキン12を順に越えて真空容器4内へ入りや すく、そのため高い真空シール効果が得られないという問題もある。
【0006】 そこでこの考案は、真空シール用のパッキンの長寿命化を図ると共に、高い真 空シール効果が得られるようにした軸の真空シール構造を提供することを主たる 目的とする。
【0007】
上記目的を達成するため、この考案の真空シール構造は、回転駆動および往復 直線駆動される軸が真空容器を貫通する部分の真空シールをする構造において、 パッキンを保持するものであって前記軸が貫通するパッキンホルダを前記真空容 器に取り付け、このパッキンホルダの内周部に真空容器内側から数えて第1、第 2および第3のパッキンを収納し、同パッキンホルダの内周部であって第1と第 2のパッキン間にリング状のグリース溜めを設けてそこに真空用グリースを満た しており、かつ同パッキンホルダの内周部であって第2と第3のパッキン間に真 空に排気されるリング状の真空排気溝を設けていることを特徴とする。
【0008】
上記構造によれば、グリース溜めに真空用グリースを満たしており、しかもこ の真空用グリースは軸の往復直線運動に伴って第1ないし第3のパッキンの部分 にまで拡がるので、この真空用グリースによって軸と第1ないし第3のパッキン 間の潤滑が十分に行われる。その結果、各パッキンの摩耗が少なくなり、その長 寿命化を図ることが可能になる。
【0009】 しかも、真空排気溝は真空に排気されるので、軸に付着した水分子等が大気圧 側から第3のパッキンを越えて入って来ても、当該水分子等を真空排気溝から外 部へ排出してそれが真空容器内へ入るのを阻止することができる。その結果、高 い真空シール効果を得ることができる。
【0010】
図1は、この考案の一実施例に係る真空シール構造を示す断面図である。図2 の従来例と同一または相当する部分には同一符号を付し、以下においては当該従 来例との相違点を主に説明する。
【0011】 この実施例においては、前述したような軸2が貫通するパッキンホルダ20を 前述したような真空容器4に取り付け、このパッキンホルダ20の内周部に真空 容器4内側から数えて第1、第2および第3のパッキン22a、22bおよび2 2cを収納し、このパッキン22a〜22cによって軸2の真空シールを行うよ うにしている。パッキンホルダ20と真空容器4との間はパッキン24によって 真空シールを行っている。これらのパッキン22a〜22cおよび24は例えば Oリングから成る。
【0012】 また、このパッキンホルダ20の内周部であって第1と第2のパッキン22a 、22b間に、リング状のグリース溜め26を設け、そこに真空用グリース28 を満たしている。この真空用グリース28は、真空中でも蒸発しにくいグリース であり、このようなものの一例としてフォンブリングリース(商品名)がある。
【0013】 更に、パッキンホルダ20の内周部であって第2と第3のパッキン22b、2 2c間に、真空に排気されるリング状の真空排気溝30を設けている。この真空 排気溝30は、この実施例では、パッキンホルダ20内の連通孔32、パッキン ホルダ20に取り付けたコネクタ34および配管36を経由して、図示しない真 空排気装置によって真空に排気される。この真空排気溝30は、真空容器4内の 真空度(例えば1×10-7〜1×10-8Torr程度)ほど高く真空排気する必 要はなく、それよりも低い例えば10-1Torr程度に真空排気すれば良い。
【0014】 上記構造によれば、グリース溜め26に真空用グリース28を満たしており、 しかもこの真空用グリース28は軸2の前述した矢印Bのような往復直線運動に 伴ってパッキン22a〜22cの部分にまで拡がるので、この真空用グリース2 8によって軸2と各パッキン22a〜22c間の潤滑が十分に行われる。その結 果、各パッキン22a〜22cの摩耗が少なくなり、その長寿命化を図ることが 可能になる。
【0015】 しかも、真空排気溝30は真空に排気されるので、軸2に付着した水分子等が 大気圧側からパッキン22cを越えて入って来ても、当該水分子等を真空排気溝 30から外部へ排出してそれが真空容器4内へ入るのを阻止することができる。 また、機械的組立誤差等によるパッキン22cからの微小真空漏れが仮にあって も、その影響が真空容器4内に及ぶのを真空排気溝30によって防止することも できる。その結果この真空シール構造によれば、高い真空シール効果を得ること ができる。従って例えば、高真空に排気される真空容器4内の高真空度を保持す ることも容易となる。
【0016】 なお、パッキンホルダ20には、必要に応じて上記第1〜第3のパッキン22 a〜22c以外のパッキンを更に設けても良い。
【0017】 また、軸2は必ずしも上記例のように往復回転駆動されるものである必要はな く、一方向に回転駆動されるものでも良い。
【0018】 また、軸2に連結されるものは、必ずしも上記例のような駆動源6および搬送 アーム8である必要はなく、他のものでも良い。
【0019】
以上のようにこの考案によれば、グリース溜めに満たした真空用グリースによ って、軸と各パッキン間の潤滑が十分に行われるので、各パッキンの摩耗が少な くなり、その長寿命化を図ることが可能になる。
【0020】 しかも、真空排気溝によって、大気圧側から入って来る水分子等を外部へ排出 してそれが真空容器内へ入るのを阻止することができるので、高い真空シール効 果を得ることができる。
【図1】この考案の一実施例に係る真空シール構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】従来の真空シール構造の一例を示す断面図であ
る。
る。
2 軸 4 真空容器 20 パッキンホルダ 22a 第1のパッキン 22b 第2のパッキン 22c 第3のパッキン 26 グリース溜め 28 真空用グリース 30 真空排気溝
Claims (1)
- 【請求項1】 回転駆動および往復直線駆動される軸が
真空容器を貫通する部分の真空シールをする構造におい
て、パッキンを保持するものであって前記軸が貫通する
パッキンホルダを前記真空容器に取り付け、このパッキ
ンホルダの内周部に真空容器内側から数えて第1、第2
および第3のパッキンを収納し、同パッキンホルダの内
周部であって第1と第2のパッキン間にリング状のグリ
ース溜めを設けてそこに真空用グリースを満たしてお
り、かつ同パッキンホルダの内周部であって第2と第3
のパッキン間に真空に排気されるリング状の真空排気溝
を設けていることを特徴とする軸の真空シール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7720292U JPH0635737U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 軸の真空シール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7720292U JPH0635737U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 軸の真空シール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635737U true JPH0635737U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13627248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7720292U Pending JPH0635737U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 軸の真空シール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635737U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012066289A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Toyota Motor Corp | 減圧鋳造装置のシール構造 |
| JP2012195083A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 粒子加速器 |
| TWI394909B (zh) * | 2008-10-03 | 2013-05-01 | Smc Corp | 高真空閥 |
| JP2021158326A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 搬送装置 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP7720292U patent/JPH0635737U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI394909B (zh) * | 2008-10-03 | 2013-05-01 | Smc Corp | 高真空閥 |
| JP2012066289A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Toyota Motor Corp | 減圧鋳造装置のシール構造 |
| JP2012195083A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 粒子加速器 |
| JP2021158326A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 搬送装置 |
| US11335586B2 (en) | 2020-03-30 | 2022-05-17 | Tokyo Electron Limited | Transfer device |
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